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April 20, 2014

レイモンド・メリマン 週間コメント4/21【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2014年4月21日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の * は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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お知らせ
こんな星回りの時ですが、来週4月28日付けのメリマン・コラムは一応月イチのお休みさせていただく予定でいます。 m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

        世界の殆どの株式指数は、前週に描いた急落の軌跡を突如ひるがえし、先週は上昇した。プライマリー・サイクルの新安値に落ち込んではっきりと弱気シグナルを示した日本の日経さえも、ダブルボトムが成立するあたりが支持線となり、見事に反騰した。金融市場が一方向にこれほど明確なシグナルを出しながらその後突然反転する時、それは何を意味するだろう? 通常は次の三つのうち一つを意味する。すわなわち、水星、または火星が逆行している、あるいは強力な天王星のシグナルが近傍に存在するかだ。3月29日〜4月25日、火星は逆行しており、そしていくつかの強力な天王星のシグナルが発効中だ。

        ダウ工業平均など世界の多くの株式市場は、MMAのウィークリー及びマンスリー・レポートの中で示されたジオコズミックな重要変化日である4月2日にトップアウトした。株価は4月11日〜14日のジオコズミック重要変化ゾーンに向けて急落した。そして今、これらは3月29日〜4月25日という、惑星群が集う全期間中で3番目にあたる重要変化日に向かい、強力な反騰をみせている。それは4月21日から+/−3取引日に期日を迎える。潜在的に非常に重要な変化日がこれほど短期間の内に3回みられるというのは稀なことだ。だがこれまでのところ、そのどれもが非常に上手く機能している。

        これらのジオコズミックな重要変化日は、金市場においてもっと正確に示現している。金はちょうど4月1日の重要変化日にピタリと底をつけ、4月14日の重要変化日にきっかりとトップアウト、そして現在4月21日の変化日に向けて下落中だ。それに加え、銀は先週1922まで下落してプライマリー・サイクルの現局面における新安値をつけたが、その一方金は4月1日につけた直近の安値1277を上回っており、これが異市場間強気ダイバージェンスの潜在的な可能性を示すと共に、銀については強気オシレーターダイバージェンスとなっている。これらのシグナルを確認し得る条件については、今週のMMAサイクルズ・レポートの中で述べるつもりだ。

また、4月14日月曜に金が直近の高値1331をつけたケースでは、その動きがウクライナとロシア間に高まりつつある緊張に関する報道を受けてのものだったことを頭に置いておくのも興味深く有益だ。その後ウクライナがロシア兵に対する軍事行動を取り、これにより緊張が高まるにつれて、金価格は下がり、話の筋立ては中国の金購入の勢いが鈍化するだろうという予測にすり替わっていった。これは最近のニュースについて、いったい何が真実なのかという疑問を抱かせるものだ。何が正しく何を根拠として信頼出来るのか? ファイナンシャル・アストロロジャーから見れば、天王星が絡む昨今の強力なアスペクトの下では何事も見た通りとはいかない。これが現実だ、信頼に足ると言って押し通される物事は、信用ならない。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        15もの重要なジオコズミック・サインから成る、3月29日〜4月25日という時間帯は今週で終わる。その中間点は4月11日金曜〜14日月曜で、これはまさに株式、貴金属、国債、そしていくつかの穀物など多くの市場に起きた、急激なリバーサルと同期した。しかし色々な意味において、この惑星群集合の期間はまるで花火の祝祭のようだ。そしてその最も強烈な打ち上げが末尾を飾るかもしれない。この場合、時間帯の末尾とは4月20日〜23日、数多くのジオコズミック・サインがひしめく中で形成される、強力なカーディナル・グランドクロスが起きる時を指す。これは単なるハードアスペクトではない。いくつかの非常に長い惑星サイクルを含んでいる。それは例えば木星・天王星スクエア、木星・冥王星オポジション、火星・天王星オポジション、そして火星から木星・冥王星両方へのスクエアであり、その大ボスが天王星・冥王星スクエアだ。今週、これらは寸分のオーブも無い正確なアスペクトを結んでいく。

        以前にも述べたように、天王星・冥王星スクエアは、両惑星の逆行運動に起因して、2012年6月〜2015年3月に都合7回起きる。私達の人生において、これに匹敵するようなエネルギーは今もこれからも無いだろう。特に今回 ー 7回の内の5回目 ー は、最も重要な意味をもつかもしれない。何故なら、オポジション(180°)というアスペクトにおいては、より遅い方の惑星が、集合体の心理において最も支配的な役割を果たすからだ(これは私自身が観測結果を基に最近開発したセオリーで、このコラムでも論じている)。

したがって現在、火星が天王星にオポジションとなることから、天王星が支配的なエネルギーを持つ。しかしながら、木星もまた冥王星に対してオポジションを形成し、冥王星に支配的な力を与えている。つまり、今現在そして今週、天王星と冥王星は共にその最も精力的な状態にあるということだ。これは必ずしも今週何かが起きるということではない(とはいえその可能性はあるかもしれない。地震、テロ行為、精神に障害を抱え銃器を携帯した者による暴発的な暴力行為などは皆、このアスペクトが象徴するものだ)。ただ基本的に、心理的プレッシャーが今週ピークを迎え、そしてその後徐々に減衰し始めるということだ。だが緊張がそれほど緩むことはないだろう。この後、5月中旬には、牡羊座に入った金星がこの同じジオコズミック・サインに参入し引火していくからだ。

市場に関して言えば、私達は火星、木星、そして天王星が皆含まれることに注目している。通常、このコンビネーションは多くの市場、特に原油において非常に急激な価格変動とリバーサルの可能性を意味する。今週、それが示現するかどうか見てみよう。


≪ 長期的考察 ≫

        “前回 世界通貨の切り下げ競争が起きた時、それは第二次世界大戦へと行き着くべくして辿り着いた。”
ー ジルマ・ルセフ, ブラジル大統領 
 ウォールストリートジャーナル2010年秋の記事より(日付け不明)


あと1週間だ。

        そうだ。1年かおそらく10年の内で、いやほぼ間違いなく全生涯を通じて最も強烈な4週間の時間帯が、あと1週間で終わる。それは逆行の火星、木星、天王星そして冥王星の全てがカーディナルサインの13°に在泊し、ウラジミール・プーチンの出生図の太陽と、米国建国図(1776年7月4日)の太陽・土星スクエアにコンジャンクトするカーディナル・グランドスクエアだ。

この稀な惑星配置と世界の出来事との間で最も顕著な一致がみられるのは、ロシアと米国間の緊張であり、それは… まぁおそらく、1960年代中盤に天王星・冥王星サイクルが始まって間もない時期である1968年以来の最高潮に達している。現在、私達はこのサイクルの最初の1/4局面に在るが、これはコンジャンクションの時期に持ち上がっていた物事が再び浮上し、サイクル開始時に解決されることの無かった問題の困難さを皆が認識する、典型的な局面だ。20世紀の冷戦は理論的には1988年〜89年に終わりを告げたかもしれないが、ソ連の崩壊や、あるいは米国の世界一の軍事大国化に抵抗した多くの人々にとって、感情的なしこりが解けることはなかった。こうした地位の変化が現在、困難な挑戦の対象となっており、それはこの33カ月間にわたる天王星・冥王星ワクシングスクエアの中間部で、なおかつ122年〜147年の天王星・冥王星サイクルの初回1/4局面と同時に起きている。

世界の指導者達は、地球上最も強力な国同士に起きる、この武力衝突の可能性という問題にどう対応するのだろうか? 私には確信がない。何故なら米国では誰もこれについて何かするどころか、考えることさえしたがらないからだ( 現在私達が中間選挙に向かって進んでいるせいか、人々は人種問題や性差別の問題とその主張により多くの関心を持っているように見える)。国際関係の緊張は、選挙のある年向きの台本には書かれていないのだ。敵対する政党以外に “悪い奴” が居てもらっては非常に困る。

ヨーロッパもまた同様に、ロシアとウクライナ間、そしてまもなく他の地域にも拡がるかもしれない軍事衝突の可能性に対し、どんな対処をするかにあたって麻痺状態にある。それでも今は天王星が非常に目立っていることから、まだまだ予測し得ない驚愕事や大胆な行動を… 誰かが起こしそうだ。火星が絡む時、性急な行動への衝動が起きる。冥王星が絡む時、もしそこに何らかの合意が無い場合は、軽はずみな決定が強力で持続する結果をもたらす。天王星、火星、冥王星の持つ性質を考えれば、今が世界にとって平和か戦争か(冷戦であろうと何であろうと)を分ける深刻なジレンマの時だという言い方は控えめな表現だ。

今は復活祭と過越祭のホリデイ・シーズンであり、刷新と再生の時。これは冥王星が象徴することでもある。ひょっとすると、指導者達は今が “平和に機会を/Give Peace a Chance” 与える時だということに賛同するかもしれない。この惑星上に生きる殆ど全ての人々がそれを望んでいる。そして、前大統領ジミー・カーターが以前言ったように、世界平和への願いに対するたった一つの障害は、世界の指導者達なのだ。この人生で最も強力な惑星集会のただ中にある今という時は、世界の指導者達にとって、一段進歩し、真に繋がった世界の一部として互いに協働する機会だ。私達全てにとって、今 “譲れない一線” がある。私達がこの十字路をどのように渡るとしても、その方向が、これから先40年以上の進路になると私は考えている。平和かそれとも戦争か? 個が力を持つのか、それとも中央集権的な指導者による最終的な権力の把握となるのだろうか?







訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:55│Comments(2)TrackBack(0)金融アストロロジー 

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この記事へのコメント

1. Posted by サラ   April 20, 2014 23:07
hiyokaさん、

こんばんは。
メリマンさんの記事アップありがとうございます。

このハードアスペクト・・やっぱ強烈、。
細心の注意を払っても払っても、記憶がフっと、どこかへ飛んで行ってしまったり、真逆のことを、ほぼ同時に口にしたり。。

周囲見渡せば・・妙にハイテンションな人がいたり、大音響でキレてしまう人もいたりと。 なんかヘトヘト・・。

このエネルギーの真っ只中、ガッツリ トレードできてる方って凄いと思います。
私は・・チャートを眺めてるだけですゎ。

>全生涯を通じて最も強烈な4週間の時間帯が、あと1週間で終わる。

とりあえず、もうひと踏ん張り、、ってとこでしょうか。

次回のコラムはお休みなのですね。どうかゆるりとなさってくださいませ。
2. Posted by hiyoka   April 21, 2014 00:00

サラさん、こんばんは。

本当に強烈ですよね。今カーディナルサインの13°か、少なくともその前後5°〜6°くらいに個人惑星を持つひとにとっては、脳に極度の負荷がかかった状態ではないかと思います。こういう時には何をするにしても、絶対一番のこと以外は自分の中のキャッシュメモリに任せてしまうのが一番かもしれませんね(^_^;

全体的には今週1週間で一番キツイエネルギーは終わる・・・それは確か。でも、この交差点をどう渡るかが次の方向を決めるというのは重い言葉だと思いました。こんなエネルギー状況で重い責任を負ったひと達が何をどう決断するのか・・・。エネルギーの方が絶対的に強力だから、個人としては自分の中心を保ちながらもエナジーフローに乗っていくしかないかな。もう今はジタバタしても仕方ないし。(最強のエネルギーのときより、その後の方が色んな意味でじわわ〜〜〜っと来る可能性はありますが・・・)

とはいえ、とりあえず、もうひと踏ん張りですね☆

来週・・・一応特に変わりなければ、この辺でひと休みした方がいいかもと思っています。ただカーディナルクロスの直後なので、何があるか。。もし気になることが書いてあったら、わたしのことだから抄訳するのかも・・・などと今から自分を疑っていますw。まぁまた日蝕とも前後するので、そっちで手一杯になるかも?ですが(^_^;

サラさんもストレスかかりがちな毎日かと思います。惑星達の交差点、自在に渡りつつご自愛くださいね☆
 

 

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