○4/29の新月・日食―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)レイモンド・メリマン 週間コメント5/5【金融アストロロジー】

May 02, 2014

レイモンド・メリマン 週間コメント4/28(マンデーン部分)

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2014年4月28日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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この4月28日付けのコラムはお休みさせていただきましたが、カーディナル・グランドスクエア(とクライマックス)を手短にふり返るパートや今後の展望、そしてアストロロジーへの無理解に対する反論など、マンデーン的、アストロロジー的に興味深い記事だと思ったので、関連部分のみを翻訳してUPします。


≪ 先週をふり返って ≫(マンデーン部分のみ)

        通常、カーディナル・グランドクロスのように大規模で強力な惑星配置は、その正確な形成時に特定の出来事を引き起こすことは無い。だが先週、カーディナル・グランドクロスが正確に形成された時間と非常に近い時間帯に重要な出来事が起こった。木曜夕刻の東ウクライナにおいて、ウクライナ軍が親ロシア派勢力(ロシア兵だとされる)と衝突し、銃撃の末幾人かを死に至らしめたのだ(米国市場はクローズ中)。ロシアは直ちに国境沿いに配備した多数の部隊の軍事演習を開始した。

        さて、マンデーン・アストロロジャーであり世界の出来事の観察者である者として私達は、これが何を意味し、未来に対しどんな前兆となるかを組み立てることが出来る。ロシアは身を引いてこの衝突を無視するのか。いや、そうはなりそうもない。何といっても火星(攻撃性と自己主張)がカーディナル・グランドスクエアの一部を成し、そのグランドスクエアがウラジーミル・プーチン(*1952年10月7日09:30AM, St.Petersburg, Russia)の出生図の太陽の上で形成されるのだから。十中八九、彼は最近の成功と母国での高い人気に勢い付いている。だからこのウクライナによる軍事行動を受け入れて立ち去るとは思えない。では、もしロシアがこの衝突に直接的な力を及ぼした場合、米国 と/または ヨーロッパは、ウクライナ防衛に立ち上がるだろうか? いや、それも同じくらい起こりそうにないことだ。ならば、ロシアがウクライナ在住でロシア語を話す親ロシア派の住民を保護するという大義名分の下に領土を奪おうと侵攻し、ウクライナがそれを阻止しようとする場合、次に何が来るだろう? さて、それはおそらく、火星・天王星にTスクエアとなる冥王星のダークサイドの示現となるだろう。これは残忍で醜悪な展開となり得る。
*プーチン氏の出生データに関しては、これとは別に幾人かのロシアのアストロロジャー達が唱える 1950年10月7日05:40AM, Kaspi, Georgia という説があり、エリック・フランシス等はこれを使用している。なお、ロシアのアストロロジャー(おそらく古典派)の中にはプーチン氏が今年中に生命の危険に曝されるという予測を立てている人も存在するという。
となれば、考え得る全ての可能性において、私達が現在知っているウクライナという形態の終焉は近い。私達がこれについてポジティブな面を見つけ出そうと試みることは可能だし、再翻訳して最終的に建設的な結果を見出そうとすることも出来る。しかし、火星・冥王星の組み合わせはウィン・ウィンの結果を導き出すにはあまり有効ではない。この取り合わせにおいては、誰かが勝利し、誰かが敗北を喫する ー それも手ひどく負けるのだ。火星・冥王星・天王星の三つ組みに捉えられた時、そこに慈悲が入り込む余地など全く無い。

この事は以下の疑問に私達を導く。次はどうなるのだ? プーチンが何度となく言ってきたように、ここで終わるのか? それともエスカレートしていくのか? 私なりの考察は次の通りだ。この件はこれで終わりはしない。何故なら、カーディナル・グランドクロスは "ターニングポイント" なのであり、決して休止点や偶発的事件を意味するものではないからだ。そこで真の困難が次に起きるとすれば、私が思うに、それは *NATO(北大西洋条約機構)だ。NATOはこの問題に適切に関わっているのか? メンバー国は自分達が信奉する主義、すなわち加盟国の国体への脅威に対し、互いに防衛しあうという主旨のために戦うのか? この衝突の深刻化を止められなかった米国とヨーロッパによる欺瞞と機能不全の外交の果てに、もし何かポジティブで希望を持てる要素を探すとするなら、それは次のような事だろう。すなわち、その事自体がNATOに力を与え、ついに一つにまとまって、本来この世界で果たすよう計画された姿 ー 危機の時に互いを護り合う、独立した国々によって構成された家族的組織 ー になることだ。

だが失敗は許されない。マンデーン・アストロロジャーの誰もが言うように、そしておそらくはもう随分前から言い続けてきたように、今は危機の時だ。外交が効力を発揮するのならそれに越したことはない。しかし、機能していないのは明白だ。これが現実なのだ。外交官達の口から出る言葉だけの偽の希望と共に、そして特に、脅すだけ脅してその後自分達の脅しの文言に沿った行動を取らない者達が何か言うごとに、軍靴の音は高まりこそすれ、衰えてはいない。

私の見解では、今という時はNATO加盟国の指導者達にとって、要人が集うサミットを開き、共に集まって互いの深い関与を確認しあい、そして今後の "段階的措置" について、良く考え抜かれた計画を立案すべき特別な時だ。それが第三次世界大戦へと向かう進軍マーチとしての "段階的措置" である必要は無い。結局のところ、現在の緊張状態は火星の逆行から始まっている。そして最終的には、攻撃を仕掛けた側が負けることになりやすい ー それも徹底的な形で。人道に関わる喫緊かつ第一義の希望は、世界的な紛争へと導くこの行進を止めることだ。何故なら、もしこれが続けば、世界は激しく分裂する ー それは今日私達が目撃している状況よりはるかに激しい分裂だ。NATO事務総長、アナス・フォー・ラスムセンは**4月15日、次のように述べることで、彼が事態を正しく理解していることを示した。

『 我々はより頻繁に集い、共に軍事演習と訓練を行う必要がある。例えばNRF/北大西洋条約機構即応部隊 と EUBG/欧州連合戦闘群 だ。これによって我々は、将来何が起きようとも常に備えが出来た状態となる。』

*以前訳注でも触れたように、今回のカーディナル・グランドスクエアはNATO設立図の牡羊座の太陽(14°)、天秤座の海王星とイクシオンのコンジャンクション(13°と14°)をヒットした。この影響は来年3月の最後の天王星・冥王星スクエア(15°台)が完全に終わるまで続く。
 
**ロシア・ウクライナ問題は日本にとっても遠い外国の紛争というわけには行きそうにない。日本は4月29日、ロシアに対する追加制裁として23人のビザ発給停止を発表、ロシアがこれに対して対抗措置を取る方針を表明。翌30日、中国は5月末に東シナ海においてロシアとの合同海上軍事演習を行うと発表した。なお、去年の4月15日には来日中のNATO事務総長が安倍首相を表敬訪問、日・NATO共同政治宣言への署名後に共同記者会見を開いている。現在、そしてこれから先は、日本にとっても否応のない外的プレッシャーが徐々に目に見える形で現実のものとなってくるかもしれない。

2013年4月15日 ラスムセン事務総長記者会見



≪ 長期的考察 ≫

        "世の中において真摯な無知と誠実な愚かさほど危険なものは無い"
 ー マーティン・ルーサー・キングJr.

        特定の物事について学び、その対象を理解している者にとって、最もフラストレーションを引き起こす経験の一つは、その対象について全く知らず、あまつさえみじんも学ぶつもりが無いにもかかわらず、それに対して強硬な意見を持ち、自分をあたかも専門家のように思い込んでいる相手とその事について議論することだ。彼らが言い立てる "事実" は彼らが信じたいと思う事柄に他ならず、思い違いや見せかけの知識を支えるような研究や経験に裏打ちされたものではない。彼らは単に、自分が何も知らないということ自体を知らないのだ。それに加えて私が推量するには、彼らは "知らない" という事に怯えている。何故ならそれは、物事が自分のコントロールの及ばない領域から起きてくることを暗示するからであり ー おそらくその理由は自分に対する自信が無いか、霊的な道程に不可欠の信頼を持たないことにあるのだろう。アストロロジーを研究し理解する者達にとって、こうした現実はわかり過ぎるくらいわかっていることだ。

        アストロロジーの何たるかを理解しておられる読者の方々に、上記の代表的な例を挙げて質問してみたい。即ち:先週水曜までに "カーディナル・グランドクロス" が戦争を引き起こしたり金融市場の崩壊を招かなかったことに関し、アストロロジーの有効性を疑うような挑発を受けた人はどのくらい居るだろう? また、4月20日〜23日という、カーディナル・グランドクロスのまさに当該期間中に戦争かあるいは大金融崩壊が起きると実際に "予言" した人はどのくらい居るだろう? もし皆さんがアストロロジーの原理を熟知したプロのアストロロジャーや研究者であるなら、そんな類いのことは誰もしていないだろうと推察する。

そしてこの問題はもう一つ重要なポイントを浮上させる。それは何かというと、対象について何も知らない人は、ある事実について、自分が抱く幻想に基づいた予測を立てがちだ。彼らの観点からすれば、カーディナル・グランドスクエアの期間中には何も起きなかった。何故なら彼らの目には何も映らなかったからだ。これは、次の疑問を呼び起こす。つまり、彼らはいったい何を見たかったのか? 破壊的な大地震か? まさにスクエア当日に戦争が勃発することだったのか? それとも株式市場の暴落や経済パニックがその日に起きることを期待していたのだろうか? アストロロジーの、というより宇宙エネルギーの仕組みは、そのように働くものではない。だが無知な人々は予測という行為がそのように実現するのだと考える。しかしながら、アストロロジーは宿命論でもなければ占いでもない。アストロロジーの研究者は霊能者でもなければ預言者でもない。だが知識に欠けた人はそういった願望をアストロロジャーに対して投影しがちだ。

        そこで、アストロロジーとは何か、どのように機能するのかについて手短に総括してみよう。但しこれは真のアストロロジーについてであり、新聞や雑誌その他、いくつかのインターネット・サイトに見られるような "太陽占星術" はそれら独自の機能(エンターテインメント)を持つことから、除外する。

例えば今回のカーディナル・グランドクロスのような長期にわたる惑星配置が展開する場合、必ずしもそれが外部の事象として示現するわけではない。もちろんその可能性はあるし、時折はそのまま現実化することがあるとしてもだ。それが本来意味するのは、「惑星配置に含まれる惑星と位置する星座宮が持つ、それぞれに異質な心理学的及び行動上の力学が頂点に達する」ということで、それらが「互いに混ざり合おうとする状況」だ。時にこれは、発効当時から時を経るまで気付かれぬまま、長期にわたって影響をもたらすような決断として示現する。また、既存の対立の強化に関連することもある。また時には、長い時を経て積み重ねられてきた物事の結末として立ち現れることもある。だがアスペクト形成時の特定の時期にのみ関連するような、孤立した決定や出来事と関わるのは非常に稀だ。言葉を換えれば、この特定の宇宙イベントが起きる以前にその根底をなす力学はすでに増大してきており、アスペクト形成で頂点に達した後に、その結果が、これらのジオコズミックな力学と関わりながら驚くような出来事として継続的に展開していく可能性があるのだ。

2014年4月20日〜23日のカーディナル・グランドクロスは、2013年8月に始まった木星、天王星、冥王星の強大なTスクエアの頂点であった。そのTスクエアの中心となるのは、2015年3月まで続く(そして2012年6月に始まった)天王星・冥王星ワクシングスクエアだ。さて今、皆さんのアストロロジーに対する信条はとりあえず脇に置いて、自問自答してみてほしい。これら主要なジオコズミック・パターン中の、カーディナル・グランドクロスに先週到達した私達にとって、ここ数年来世界に見られた対立や抑圧はエスカレートしたか、それとも減少しただろうか? ウクライナの成り行きは大して重要ではなく、世界史の未来に影響を及ぼすような問題ではないという印象を受けたろうか?

        先週のカーディナル・グランドクロスは、2008年〜2015年にわたる、より長期のカーディナル・クライマックスの内、2回目のピークだった。最初のピークは2010年7月〜8月初頭のことだ。その時に何が起きたかをここでふり返るのは、マンデーン及びファイナンシャル・アストロロジャーにとって ー そして本当のところ、アストロロジーがどう働くかについて自分なりの意見を持っている誰にとっても ー 有益なことではないかと思う。当時、木星と天王星が牡羊座入りし、時を同じくして天秤座入りした火星と土星に正確なオポジションを形成しつつ、その全てが山羊座初期度数に在泊した冥王星にスクエアを形成するという強大なカーディナル・Tスクエアを前に、アストロロジャー達の心は今と同じように魅了された。その時、数多くの重要な決断が下されたが、怖ろしい出来事は特に起こらなかったため(プロのアストロロジャーは誰一人として確実にそういった事が起きるとは言明しなかった)、何も知らない人々はアストロロジーなど役に立たないと言い募った。だが、彼らは何も見ていなかった。

        この期間にFRBは最初の量的緩和策を止めないこと、止める代わりにもっと積極的なQE2を敢行することを決定し、ひいてはそれが、今日見られる世界規模の通貨戦争の口火を切った。その上さらに金融市場に介入し、短期金利が0〜0.25%に留まるよう無制限に操作するというFRBの決断は、銀行は救ったが、退職者や中流階層を壊滅させた。この事は世界中の金融システムの全基盤をドラマチックに様変わりさせた。またこの時、米国において "金融規制改革法" が成立したが、これはそれまでの銀行経営法をがらりと変えることになり、現在に至っている。当時このコラムで述べたように、『いつの日か私達はふり返ってこう言うだろう。"あぁ!あれがこの、何もかも変えてしまった法律を私達が通した時だったのか " と。それは統治者の時代の始まりなのだ』。

        ふり返ってみて、今述べてきたことが重要な決断で、あの当時が重要な時期だったとは感じないだろうか? そして今起きていることは、まさにそれと同じように重い意味を持つ事象なのだ。私達は今 直ちにその全貌を理解することは出来ないかもしれない。だが、もしあなたがファイナンシャル、またはマンデーン・アストロロジャーであるのなら、その胸の内にあるのは疑いもなく、今私達が経験している物事が人類の行く末にとって途轍もなく重要だという事実がいつの日か理解されるだろう、という想いの筈だ。恒星や惑星、そして私達が棲むこの驚くべき大宇宙の全構造は、単に美学的鑑賞や科学的理解のために存在するのではない。

ここで質問がある。この世界における生命は、今日の科学者がみなすように、実際あの大宇宙で起きた出来事から始まったのだろうか? 何故そう聞くかといえば、アストロロジャーから見れば、この世界の生命(人間活動)サイクルが、非常に多くの宇宙サイクル(惑星公転周期)と合致しているからだ。科学に、宗教に、信条に、哲学に、論理学にさえ、それは全的に繋がっている。ひとり無知な者だけがこれを理解しない。何故なら…そのような人々は、自分が知らないということを知らないからだ。畢竟、*無知とは至福なりだ。

*日本語で "知らぬが仏" にあたる諺




訳文ここまで
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