レイモンド・メリマン 週間コメント6/2【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント6/16【金融アストロロジー】

June 12, 2014

●6/13の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのか を、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで6月13日13:30前後、北海道周辺で13:36前後、関西方面は13:11頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で12:41前後に射手座22°05’49”で満月となります。

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。

------------------------¨°☆¤☆„¸○¸„☆¤☆°¨--------------------------

サビアン・シンボルによる【満月のテーマ】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 射手座22°~23° + 太陽 双子座22°~23° ― 6/13~6/26】
"A Chinese laundry" +
"A barn dance"
「中国人の洗濯屋」 +
 「バーンダンス」(田舎の賑やかな集いのダンス)

"Immigrants entering " +
"Three fledglings in a nest high in a tree"
「入国する移民達」 +
 「高い梢の巣にいる3羽のヒナ鳥」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★全体の中で自分の守備範囲を的確に捉える必要
→★"その場のルール"への無理解がもたらす混乱
→★尾ひれやデマによる感情への刺激、思い込みの危険
→★「清」と「濁」の社会的な基準にひそむ欺瞞に気付く
→★妥協と歩み寄りを通して「物の見方」の違いを乗り越える
→★慣れない状況がもたらす疎外感と向き合い受け入れる
→★毒を受け取り、それを美に昇華して空間に放つ訓練
→★手放すことへの不安と新しい境地への期待感
→★焦りを克服し、忍耐力をもって積極的な行動をとる
→★新しい状況への反動としての安全願望
→★目の前にあるようでまだ手の届かない物事にはやる心理
→★自分が属する血統や集合体への帰属意識の高まり
→★血統、性別、グループ、民族などを超えたアイデンティティを心に留める
→★それぞれの"自由"に向かって一歩踏み出す・・・→

エネルギーのポイント:『 シフト:新たな旅立ちへの準備 』 

140613FM


        さぁあともう少しで、射手座の満月がやってきます。大雨やら横殴りの霧雨やらで水っ気たっぷりの日々が続く中、みんな元気かな?(^_^ .

...ちょうどひと月ほど前...カーディナル・グランドクロスが終わった直後の満月時、ブログの冒頭にこう書きました。 『この間、世界が震撼するような超大事が起きたようには見えないけれど、そして今のところ生活も取り立てて変化は無いのだけれど、何かが…はっきりとは目に見えない領域で…完全に変化してしまったような…とても不思議な気がしています。どこかで密やかにシフトが起き、それがこれからじわじわと表面化してくるのでしょうか。それとも、変化したのは自分の意識だけなのでしょうか。それはどちらとも言えません。ただ今回のグランドクロス期に点火されたこの世界のエネルギーは、良いにつけ悪いにつけ、何か大きなものの種子を孕んだのだな、という気がしています』。 

そして今、その感覚はどんどん深まっているような…。 惑星が進行方向を変えるとき、その惑星が放つエネルギーはとても原初的で濃密になります。なので、水星の逆行でひととき時間の鎖がゆるみ、海王星の逆行で空間がとめどなく拡がると共に、わたし自身の感覚も…少なくとも今は…少し違う層のエネルギーを拾っているのかもしれません。(^_^;

clouds


        ではでは、早速サビアン・シンボルを見てみましょう。 新月期のエネルギーポイントは 『黒白二元を超えた第三の道をイメージする』 でした。ではそのテーマをベースに、この満月ではどんな花が開くでしょう?

まずベースとしてとっていく月のシンボルは 『中国人の洗濯屋』 。以前からこのブログに来て下さっているひとは、もしかしたら何となく覚えがあるかもしれません。このシンボルが出てきたのはこれで2度目です。 初回は今から1年半前、2012年12月13日の新月でした。 この時は2回目〜3回目の天王星・冥王星スクエアに挟まれた新月期でしたが、その後の世界に大きな影響を与えた事件が沢山起きています。たとえば 翌日には米国でサンディフック小学校銃乱射事件がありました。(余談だけれど・・さっきネットを見たら、ハフィントンポストにこの事件の記事が昨日付けでUPされていました。記事によると、このサンディフック事件以来、今までに 「アメリカの学校では銃撃事件が週に1件のペースで起きている」 のだそうです。この6月だけでも国際ニュースになった銃乱射事件は4件起きています。) 
また3日後の16日、日本では衆院選の投開票が行われ、自民党が再び政権交代を果たし、第二次安倍内閣がスタートしました。(19日には韓国で大統領選が行われ、現在の朴大統領が選出されました。)  また同じ日、インドのニューデリーでは医学実習生が婚約者と乗ったバスで集団レイプ被害にあい、その後暴行を受けた女性が亡くなっています。そして1週間後の12月21日は、世界中に「この世界が終わる」というデマが飛び交い、シェルターを用意したり絶望のあまり自殺する人が出た地域もあったという 『マヤ暦の終わり』 とされる日でした。 メリマンさんのフォーキャスト本にも書かれていた通り、これは実際は単に長い暦の一つの区切りに過ぎなかったけれど、終末論を絡めた噂やそれを利用する動きもあって、一部では大騒動になったようです。。 その他、中国の軍事利用を視野に入れた自前GPSの運用や北朝鮮のロケット発射なども話題になりました。

それにしても、あれからまだ1年半しか経っていないなんて…。 何だかはるか昔のような気さえしてしまいます。 周囲を見渡しても表面上はそれほど変わっていないように見えるけど、それでも当時の自分が何だかとても遠く思えます。 わたし達はそれだけ濃密な時間を過ぎ越して来たのでしょうか。 みんな2012年の12月、どうしていたかな? 何を考えていたかな?(^_^

太陽と月は天空の黄道12宮を巡り、毎年・毎月少しずつ位置をずらしながら新月・満月を形成していきます。月の軌道はいびつなので、そのズレ方は決して一定ではありません。 けれど、たまに今回のように以前の新月や満月と同じ度数のテーマが示されることがあります。 そしてそんな時は、長い時間を経て再び前回の課題を復習するような星回りになっているんですね。 だからこの満月は、 前回5月29日の新月と2012年12月13日の新月と、二つの新月のテーマが交差しあって何らかの結実を見る…またはやり残してきた物事を仕上げるように促される…何らかの解答を出さねばならない…そんな重層的な意味を持っているのではないかと思います。

earth20140425_0_1


        さて、その『中国人の洗濯屋』ですが、このシンボルの背景には米国の移民の歴史が色濃く影を落としています。 その大まかな背景とシンボルが示唆する原理については、一年半前の記事に書いたものと重複するので今回は割愛しますね。もし出来れば、過去記事(2012.12.13)の射手座22°の解説部分(水晶の写真の下)を読み返してもらえると嬉しいです(^_^;。

一方、この満月にエネルギーを与える太陽のシンボルは 『バーン・ダンス』。 直訳すると「納屋の踊り」、つまり日本だと盆踊りみたいなものかな。 西部開拓史の時代から、人々は何かの折節に納屋に集まり、ヨーロッパから持ち込まれたカドリールという集合ダンスやスクエアダンスを楽しんでいたそうです。 それはまだまだ生きることに皆がせいいっぱいの時代に、人々が必要とした「ハレの日」だったのかもしれません。 一張羅を着込んでおめかしして…そこにはきっと素敵な出会いもあったでしょう。でも、一番の目的は近隣の結束を強め、自分達が属する集団の絆を確かめることにあったのではないでしょうか。 バーン・ダンスではパートナーが入れ替わり、いわゆる総当たりになります。あらかじめ決められたステップを踏み、決められたルールで踊るのですが、あらためて見てみるとけっこう複雑そう。。 誰かが手順を間違えたら、ミスの連鎖が起こってぶち壊しです。 なのでコーラーと呼ばれる歌い手兼音頭取りのひとがいて、「ハイ、次2人ずつ正面に進んで!」なんてかけ声をかけたのだとか。 コミュニティに受け入れられ、馴染んでいくには、コーラーのかけ声をよく理解し、男性女性の役割に沿ってなめらかに動けるようになる必要があります。 バーン・ダンスはその地域地域で踊り方は微妙に異なっていたようです。つまり、その踊りを上手に踊れることは、取りも直さずそのコミュニティの一員であることの証明だったのではないでしょうか。

今は米国でも皆と等しく踊らなければならないバーン・ダンスの様式はすっかり廃れ、その伝統は地方の高齢者コミュニティによって細々と守られているのだそうです。。


youtube動画が表示されない時は画面をリロードしてみてください。


        さて、人々が開拓の苦労をしばし忘れてダンスに打ち興じるその一方では…19世紀中盤〜20世紀初頭、当時荒廃した中国から活路を求めてはるばる移民としてやって来た人々がいました。あからさまな人種差別が普通に行われていた当時、同じ国の言語、同じ文化で結ばれ、異国の地で生きるために最下層の仕事に励んだ人々。 金鉱山を追われて都市部に流れた人々の、路地裏の狭い洗濯工場は家族経営だったのでしょうか。そこでは老若男女がそれぞれに洗うひと、干すひと、アイロンがけをするひとに分かれて汗まみれで立ち働いていたことでしょう。 沢山の汚れ物を素早く綺麗に仕上げなければ、食べていくことは出来ません。次から次へと運ばれてくる汚れ物。暑く狭い工場内には中国語が飛び交い、アイロン台の上には見知らぬ白いひと達がハレの日のダンスに着た綺麗な衣装が広げられていたかもしれません。 彼らは暗く狭く蒸気のこもる部屋の中を器用に動き回り、効率良く自分の役割を果たしていきます。きっといつか自分達に陽が当たることを夢見ながら...。こうした日々の営みを積み重ね、それを過ぎ越していったその先に、今アジア系で最大の勢力を持つと言われる中国系米国人社会の姿があるのかもしれません。そしてもしかしたら、今米国と肩を並べる大国となった中国という国家の姿も...。

        新しい状況、新しい土地、新しい出会い。その中でわたし達は自分の居場所を求め、受け入れてもらいたいと望みます。 なぜなら、安全と安心を手に入れたいから…それを手に入れて初めて、夢を追うことが出来るから。そして何よりも、何処かに帰属することが自分の存在理由となり、それがアイデンティティにもなるから……。けれど、ひとの集まるところには様々な矛盾があふれ、誤解が生まれ、疎外や激しい差別さえ生じます。それでも、わたし達はそんな現実に向き合っていかねばなりません。 それがこの世界に "生きること" の赤裸々な第一歩だからです。 生きることの意味、それはもしかしたら、汚れたものを綺麗に洗って送り返すこと…そんな小さな行為の積み重ねの中にあるのかもしれません。

fullmoon


        そして、エネルギーは射手座23°『入国する移民達』に向かっていきます。 一つ前の度数では、すでに米国内で働いているひと達が出てきたのですが、このシンボルではまだ入国手続きは終わっていないようです。 大きな移民船から自由の女神を見上げた人々。 彼らはこれから新しい大地で築いていく暮らしに夢や希望を持っていたことでしょう。 祖国を捨てて新天地に賭けたのです。不安や緊張はあったとしても、目の前には自由の大地が開けている… 今までとは全く違う人生が待っているかもしれない。いえ少なくとも、それを自分の手と器量でつかみ取っていく可能性がここにはあります。下船を待って列を作る彼らのこころは逸ります。早く船を降りて、自分の足を新しい大地に着けたい! 港では当座の仕事や宿を世話するブローカーが屈強な働き手を物色しています。真っ先に降り立つことが出来れば、それだけ有利なチャンスにありつけるかもしれません。。

移民としてやってきた人々は、所定の手続きを終え、住む場所をみつけ、仕事を手に入れるまでは大きな忍耐を要求されます。知らない土地には未知の危険が待っています。だから最初の内は、まだか!とはやる心を抑え、慎重に行かなくてはなりません。けれどそれと同時に、慣れない土地で自分の人生を切り拓いていくには、強烈に燃える炎のようなエネルギーも必要だったはずです。 彼らはそれぞれにこの新天地に降りたって、やがてここで第二の故郷を見出すでしょう。けれどその時が来るまで彼らの内なる炎を支えたものがあったとしたら…もしかしたらそれは…捨ててきた筈の故郷、自分が最後に拠り所とする 「私は誰か?」という問いへの答 ー 自らのアイデンティティだったかもしれません。

このシンボルの対向、双子座23°の太陽のテーマは『高い梢の巣にいる3羽のヒナ鳥』 です。 ヒナ達はまだ飛ぶことは出来ません。 高い木の上に造られた安全な巣の中で、羽根が十分に強く成長するその時を待っているのでしょう。小鳥達にはそれぞれの種特有のさえずり方があります。 そのさえずりは彼らの縄張りを主張し、種の継続を高らかに歌い上げます。もちろん、餌を求めて鳴くヒナ鳥達にもその片鱗は伺えます。 3羽はそれぞれに、自分が一番先に食べ物にありつこうと必死です。 一日も早く大きくなって、力を付け、巣から飛び立たなくちゃ! 羽根をいっぱいに広げて! まだ見ぬ森へ、草原へ、高く……。それはヒナ達に備わった本能なのかもしれません。内側から自然に湧き起こる何かに押され、ヒナ達はもうすぐ巣を後にすることでしょう。。

woods


        ヒナ鳥達にも、移民達にも、まもなく新しい門出のときが訪れます。 馴染みの無い世界でひとり立ちするときが、すぐそこに、待っています。これから先のことは誰にもわかりません。ただ、この先にはくぐるべき門があり、それが目の前に迫ってきていることだけを、皆が知っているのです。 はやるこころを抑え、不安を抱えながら、移民達は何を携えて新たな関門に入っていくでしょうか? 家族の写真? 聖書? 必死で貯めてきた、当座用のお金?… それとも、身一つで入国し、新しい故郷と共に全てを造り上げていくのでしょうか…?  

このシンボルは、わたし達にとっても今、可視/不可視のゲートが迫っていることを暗示しているように思えます。もうまもなく、何かが変わる。何かが始まる。そのとき、わたし達はいったい何を携えて進んで行くでしょうか?  過去と未来の狭間に立って、あらゆる可能性の渦に直面したとき、わたし達それぞれにとって真の拠り所となるのは何でしょう?  新たな旅立ちへの準備をするには、いったん過去から背負ってきた荷物を降ろし、整理することが必要になります。 わたし達は天王星・冥王星スクエアの下で、今までもそれをやって来ました。 けれど、本当に最後の最後に自分の中に残るものは何なのか? そこまではまだ見ていないのかもしれません。 

これから先のわたし達に、未知の冒険が実際に訪れるにせよ、単に心理的な体験となるにせよ、最初の一歩を踏み出すためにわたし達がしなければならないことは、自分を "魂の移民" になぞらえて考えてみることなのかもしれません。

highway



アスペクトから...       

        6月7日には水星が逆行し、10日には海王星も逆行に転じました。 今、天空では冥王星、海王星、土星、そして水星が逆行し、来週20日の夜にはカイロンもまた逆行を開始します。 動きの遅い外惑星達は一年の半分近く逆行するものもあり、一般にあまりその変化がわたし達の意識に上ることはないと思います。けれど、ここ半年間の逆行のオンパレードは、世界を見渡してもかなりの影響力があったのではないでしょうか。 

去年の冬至に始まった金星逆行~水星逆行。そして3月からの火星と土星の逆行…それに加えて4月15日の満月には冥王星の逆行。 直後のカーディナル・グランドクロスでは逆行の火星が狂言回し役をつとめ、そのシャドウフェーズも抜けないうちに再び水星と海王星の逆行です。 この、個人的な意識を司る惑星を交えての連続逆行シリーズをふり返ってみると、やはりこれも天王星・冥王星スクエアと共振しているように思えます。それは、わたし達に大きな意識のシフトを促す天空システムの一部かもしれません。 逆行運動がわたし達に促してくるのは、各惑星の持つ原理にしたがい、全てを再考し再構築していくこと。社会や外部との共犯関係からひととき外れ、自分自身を再構築していくこと。 気付こうと気付くまいと、わたし達はすでに何か大きな新しい流れの中に入っているのだと思います。

        さて、今回の満月図には気になるアスペクトが沢山あります。ざっと挙げるとこんな感じかな。
東の地平の火星、天底の冥王星がタイトなスクエア(西の地平の天王星ともTスクエアの範囲内)
月がイクシオン、フォルスとコンジャンクト
金星(&グリーヴ)と逆行の土星がオポジション(エケクルスとTスクエア)、逆行間近のカイロンが調停の位置
金星とカイロンのセクスタイルからヴェスタ・ヘカテ・セレスにYOD
木星・BMリリスとエリスがスクエア
木星とセクスタイルのセドナから月・イクシオン・フォルスにYOD
逆行の海王星とパラスがオポジション
逆行の水星とネッソスがトライン

flame


        全体をざっと眺めた感じでは、何か社会的なコンセンサスと自分の内面との乖離を意識させられるようなフォーメーションかも。内側にフツフツと湧き起こるエネルギーがあって、それが苛立ちや疎外感に結びつけば、心理的にはとても不安定になりがちです。。けれど、それは同時にとてもデリケートで捉えにくい側面を持っているかもしれません。外に向かって爆発したり、何もかも放ってしまいたくなるような気持ちが生まれる反面、深く深く内向して何かを感じ取ろうとする意識の動きも働いていて、とても複雑です。

特に水星が蟹座を逆行するこの時期は、ともするとあまり重要でないことに感情的になり、結果的に目的から外れて回り道をしてしまう、なんてことがあるかもしれません。「あれ?どうしよう。。あんなこと言うつもりじゃなかったのに...」なんて。。 いずれにしても外側から聞こえてくる情報はあまりアテにならないと思った方が良さそうです。 うっかり乗らないこと。焦らないこと。 無意識のままでいると、小さなことが思いも寄らない結果を生みそうな危うさを秘めているから…。 なので、伝えられるニュースや人の評判や誰かのことばを気にしてあれこれ反応するより、今はいったん全てを呑み込んで、そして全てをはぁ~っと大きく吐き出して。そうやって綺麗に流し、今自分が立っている場所にもう一度目を向けましょう。今は大切なシフトのとき。自分が歩いてきた道、これから向かおうとする方向性を再確認しておく時期なのだと思います。 

        新月のエネルギーポイントは『黒白二元を超えた第三の道をイメージする』でした。 今年後半に向けて、その第三の道はわたし達の目の前に、まだボンヤリとだけど…開けつつあります。だから個人にとっても、集合体としても、今降り注ぐエネルギーを使って日々丁寧に小さな選択や検討をしてみるのって、とても大切な気がします。 今再考すべきこと。 それって普段は当たり前に見過ごしているようなことの中に、いろいろあるんじゃないかな?  

たとえば…満月図のアスペクトを元におおざっぱに例をあげるなら
(集合体としても個人としても)

…身近な関係の中で自分のアイデンティティをきちんと保てているか?  今という過渡期の社会の中で、男性であること、女性であることの価値とは何なのか? 性的な側面も含めて、「男性らしさ」 「女性らしさ」という社会通念と本来の自分との間にギャップは無いか? そのギャップにまつわる怒りや罪悪感を抱いていないか?  お金や物とは自分にとっていったい何なのか? 自分の中に常に抱いてきた「人生はこうあるべきだ」…という観念は、本当に本来の自分の内側から生まれたものなのか? 環境や教育の賜物なのか? 自分を動かしている思いや考え方の正体は何であり、それは本当はどこから来たのか?  何故完全でないものを裁きたいのか? 何故犠牲になったと感じるのか?……などなど。もちろん、ひとそれぞれに沢山のバリエーションがあるでしょう。ただ、どれも何か根本的な価値観への問いかけが含まれているように感じられます。


hydrangea2

        海王星が生み出す霧のストームは、全てをひっそりと包み込み、わたし達の視界を曇らせます。それでも無理をして窓の外をクリアに見ようと欲したら、彼は微笑みながら、その欲望に見合った光景を見せてくれるかもしれません。 けれどその真偽のほどは、やっぱり霧の中。思考のフォーカスを効かせる水星も逆行中とあって、どこまでいっても答はみつからないでしょう。 けれど自分の内側に目を向けるとき、見える光景は変わってくるかもしれません。 逆行の冥王星は、わたし達の芯の部分に陣取って「何か違う…」とつぶやいています。今の彼には、「自分のやり方」を通すことが必要です。それが彼にとっての安心感であり、安全感覚となっています。 彼は本来の自分が真に求めているものを見出そうとしています。

けれど彼はそれと同時に、自分らならではのやり方をもっと追求したいこころと、安全や安心、慣れ親しんだ秩序を求めるこころとの絶え間ない葛藤を味わっているかもしれません。 もしその安全感覚が何かの刺激によって脅かされたなら、そして、もし無意識の爆発力に屈してしまえば、冥王星の力はエリスや木星を呼び覚まし、外の世界の不和を増幅します。 もしかしたら、それはひっそりと他者を操るような形を取るかもしれません。 または、自分を脅かす相手や思い通りにならない物事を、いえ、もしかすると自分自身を、厳しく裁くような言動になって顕れるかもしれません。これは「外から来た力」による "犠牲者"である自分を創り出し、そこに "居場所" を求めるようなこころの動きです。

        また、月とコンジャンクションのフォルスは、長年にわたって積み重ねられてきた小さな物事がふいに表面化するという暗示的な側面を持っています。 それは、大きくは民族や血統、遠い祖先や家族から受け継がれてきた"何か"かもしれないし、個人的にこの人生の中で積み重ねてきたクセのようなものかもしれません。もしそこに何かしらの問題や向き合うべき意味があれば、フォルスはそれにハイライトを当ててきます。正面から向き合い、再考し、解決するために。 あるいは、その経験をもとに、新たなビジョンを創っていくために。 

一方、フォルスは大きなインスピレーションを与える星とも言われています。 チャネリングや未来予知とも関連すると言われています。ただし、わたし達にはその源を知ることは出来ません。まるで「何か」がどんどん「押してくる」ような感じ。そして、抗うことなど殆ど出来ないまま、あるいは無意識に、ひとはそれを行動に移します。

その結果、わたし達は往々にしてピンチに陥ります。 特に、その無意識に働く力を自分本位に解釈してエゴイスティックに使えばなおさら…。けれどケンタウルス族の星達はみな、犠牲を通して最後には癒やしをもたらす者達です。なのでもしこの星回りで危機を体験するとしたら、それは自分の手で長年のトラウマを解決出来る、そんなチャンスの訪れかもしれません。 起きてきたことを自分の力で克服出来たとき、少なくともそこから逃げずに向き合ったとき、それはこれから先、未知の人生を切り拓くにあたって大きな自信となるのではないでしょうか。 

staircase


        フォルスとつき合うときのたった一つの注意点は、たとえ抗うことが難しいエネルギーであっても、ある種の衝動に突き動かされたとしても、それを行動に移すなら、自分の中に潜む「動機」だけはよく見ておくことだと思います。 正体不明の源から押してくるエネルギーをどう使い、どう表現し、どんな結果を創り出すかはわたし達の内面次第。 おそらくフォルスのエネルギーは、意識して使うことさえ出来るなら、計り知れない力を秘めています。

ただ、今回もうひとり月に寄り添うイクシオン。彼はちょっと要注意かな?  イクシオンは射手座のネガティブな側面をそっくり受け継いだような性質を持っています。彼はいわゆるモラルに重きを置かないし、世の中なんだってアリ。偽善よりいっそ犯罪者の方が清々しいぜ…くらいの精神の持ち主です。自分本位なものの見方をしがちなので、水星と海王星の逆行と連動して、一種の視座のゆがみを創り出す可能性があります。なのでここでも、大切になのは自分の内側の "動機" かな。 彼が関与するとき、タカをくくって遊び半分に物事を扱うのは危険です。報復的なこころに囚われるのも危機の元です。自分の言動には常に責任を持ってかかりましょう。 そうすればひょっとしたら…イクシオンが生来持っている、常識にとらわれず大胆に本質を突いていくような、冴えたエネルギーを使えるかもしれませんから!

フォルスとイクシオンは発見されてからそれほど年月が経っていないため、他の惑星達のようにクリアな解釈が固まっている訳ではありません。なので、まだまだ新しい意味が発見される余地はあります。 ただ時期的に、カーディナル・スクエアと連動するような形でコンジャンクションが起きていることは、注目に値すると思います。 

今回のコンジャンクションが新月や満月、他の惑星とのアスペクトによってハイライトされた時期を観察してみると、マンデーン的には集団的な大規模殺戮や大量殺人と関わることが多いようです。個人が起こす事件の場合は、ある特定の恨みが原因というよりも、何かしらわたし達人間の根本に巣くってきた "ゆがみ"がうっそりと顔を覗かせて不特定の人々を犠牲にするような…そんな不気味さを感じます。何だかこのごろイヤな事件が多いな。。自分には理解出来ないし、そんなの早く忘れてしまいたい。。。楽しいことだけにフォーカスしていったほうがいいよ! …確かにそうかも。。。 でも、少なくとも今だけは。 社会と個人が密接に交差せざるをえない カーディナル・スクエア期だけは…… もしかしたら、世の中に起きてくるネガティブな出来事のひとつひとつの中にさえ、わたし達ひとりひとりの「今」を反映する何かが見えてくるのかもしれません。

        水星は6月17日の夜に蟹座から双子座に戻ってきます。ここで少し雰囲気は変わり、テーマは感情の再発見から、不必要な情報を整理し、二元的な思考をもう一度見直していく行程に入ってきます。このへんのガタンというギャップ、感じるひとは感じるかも? この逆行の中間日は20日です。通常なら逆行がもたらす危うさ(事故、あらゆるミスや誤解、機器類の故障etc…)はそろそろ落ち着いてくる頃。けれどこの前後数日間は、満月の火星・冥王星スクエアを皮切りに火星が天王星とのオポジションへと向かう行程と連動しています。なので心理的なプレッシャーを受けるひとも出て来るかな? また、世の中的にもあらゆる衝突、事故、噴火や地震、殺傷事件などが起こりやすくなるので、注意が必要かもしれません。とりあえず、いまだシャドウフェーズにある火星のエネルギーを慎重に扱いながら、前進していきましょう(^_^。

starbursts


        2012年12月13日、そして2014年5月29日。 まるで二つの新月に応えるかのような満月。そういえば、サッカーのワールドカップは満月でスタートするんですね。。 荒れたりせずに、沢山の素晴らしい試合やふれ合いが起きますように!!

この満月期、そして今年の後半、社会に、わたし達のこころに、何がもたらされるかはわからないけれど。。 けど、その全てがこの世界にとって、みんなにとって、新しい旅立ちに繋がっていくはず。 そのことひとつを、あらためて胸に刻んでおこう... 満月前夜、雨上がりに煌々と照る月を眺めながら。今、そんなふうに思っています。






have a great trek!!!★



hiyoka(^_^)ノ


トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
レイモンド・メリマン 週間コメント6/2【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント6/16【金融アストロロジー】