レイモンド・メリマン 週間コメント12/8【金融アストロロジー】○12/22の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

December 14, 2014

レイモンド・メリマン 週間コメント12/15【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2014年12月15日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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【お知らせ】

  来週12月22日付けのメリマン・コラムはお休みさせていただきます。
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≪ 先週をふり返って ≫

        天王星よ、過去3週間というもの、君は何処に隠れていたのか? ついに君の存在を感じさせるまでにこうも長くかかるとは、一体何をしていたのだろう?

        澄み渡った青空に突然放たれる稲妻のように、今後の天気予報でも完璧な晴天と報じられる中、世界の金融の大地に嵐を予感させる雲が突如として湧いて来た。ちょうど1週間前の12月5日、米国とヨーロッパの株式市場は数年ぶりの高値、あるいは史上新高値をつけ、日本の日経はそれを追って12月8日に7年ぶりの最高値をつけていた。12月9日火曜、中国の上海指数は2010年11月以来の高値を記録した。そして、天王星の一撃があった。底が抜けた。突然湧き起こった嵐雲は、急激な悪天候を予感させる雲行きとなった。お気付きと思うが、これは天候で言えばカリフォルニアを襲った今年最悪の嵐と同期した。だが、株式指数においてもまるで竜巻のような顕れ方をしたのだった。


        私達がそれを予測していなかったとは言わない。11月半ばからずっとこれを予測していたのだ。火星が冥王星とコンジャンクトし、天王星にスクエアとなった11月10日〜17日に、私達は嵐が襲うのではないかと考えていた。何故ならそれは、天王星・冥王星ワクシングスクエアの都合7回の内、最後の2回に対する引き金となるからだった。株式市場がその時下落しなかったということは、12月15日に起きる6回目の天王星・冥王星スクエアの前に、12月4日〜14日の重層的な木星のトランシットによって高値が示現することを示唆していた。そして高値はその時確かに示現した ー 米国では12月5日、ヨーロッパとロシアでは12月4日〜5日、そして日本と中国では12月8日〜9日だった。だが示唆された通りの展開だったとしても、その素早さと凄まじさは、やはり驚きだった。週の終わりには殆ど全世界の指数がヒステリーに見舞われ、木星と天王星のエネルギーがまさにネガティブに顕れる結末となった。

        株式の苦悶に寄り添い、また同時に株式市場が急落する大きな原因の一つともなったのが、下がり続ける原油価格だった。これは木星をその副支配星とするものだ。12月13日金曜、原油は2009年5月以来の安値水準である57.34をつけた。たった3週間前、原油が75近辺で取引されていた時に執筆していた『フォーキャスト2015』だが、その中で示した私達の目標価格あたりまで、ついに近付いてきたのだ。嵐がある意味完璧な日付けに襲うなら、その効果は非常に素早く顕れる。金融市場に身を置く誰もが今や台本を書き換えている。以前の予測は役に立たなくなり、それを見た天王星はニヤッと笑っている。彼は群衆と共に行動するなど真っ平ご免だ。彼はピクニックを滅茶苦茶にする突然の嵐の方を好む。天王星にとっては大自然の威力の爆発こそが美であり、母なる自然が放電するハイ・ボルテージの火花を鑑賞することこそが歓びなのだ。

        金と銀は中期国債(10年国債)と並んで、落ち行く株式を横目に見ながら上昇した。先週の金融市場の展開は、FRBが迅速に金利を上げるといった論調をストップさせるだろう。これも天王星が好む展開だ。プランの変更は、過度の自己満足と頭の固さから人類を遠ざける。天王星は誰に対しても、何に対しても、化石のように固まって欲しくないのだ。


≪ 短期ジオコズミクス ≫


        先週のコラムでこう述べた。“…..これが12月4日~14日を "木星ゾーン" と考える理由だ。この場合、木星は軽さと楽観だ。この期間はちょうど金曜の雇用統計のように、良いニュースで満たされる。株式市場はこのような木星の時間帯には通常、芳しい反応を示す。しかしながら、これらは重要な天井とも相関する可能性があり、その場合、後に価格の落ち込みが始まる。今回は何が起きるか、見てみるのは興味深い。何故なら12月15日に天王星・冥王星スクエアが起きるからだ。また12月21日には天王星が方向転換する。そしてその後1月3日には太陽が冥王星にコンジャンクトし、天王星にスクエアを形成する。これは19日間にわたる、天王星エネルギーに充ち満ちた時間帯だ。前述したように、天王星は抵抗帯または支持帯を破る爆発的なブレークアウトか、あるいは突然のトレンド反転のどちらかになる可能性を持つ。”

        こうして私達は、新しい週を、33カ月の長期にわたる天王星・冥王星ワクシングスクエアの最終ステージの始まりである6回目の形成と共に迎える。私達は花火が上がると約束したが、これらは現在爆発しつつある。だから次の事だけは覚えておこう。天王星が関わる時は、トレンド反転か、あるいは抵抗帯や支持帯を破る強力なブレークアウトが見られる。それはオプション取引をする人々が驚喜する ー そして投資家が憎む ー 相場だ。何故なら短期トレーダー(オプション取引のような)の金科玉条は「取引最短・利益は最大」だからだ。だがこのホリデー・シーズンには、これは私達全てにとって悪くない作戦かもしれない。先週示唆したように、「大胆に行動し、かつ安全を保て」に尽きる。


≪ 長期的考察 ≫

        “権力は闘うこと無くしては何も認めようとしない。しかし… 国家の良心は、ある種の不都合によって喚起されるというのもまた真実だ。(これが)平和的な反対運動や抗議活動の価値である。”
ーバラク・オバマ大統領, 2014年12月8日

        “もし我々が過去の世紀から何かを学んできたとするなら、それはこういう事だ。「政治的な理由によって是認された暴徒が、政治的正義の名の下に小売店主の店を襲って彼らのショーウィンドウを破壊する時、それは社会があるべき軌道から逸れていくことの兆候である。」”
ーダニエル・ヘニンガー “Mobs of New York,”
 2014年12月11日付 ウォールストリートジャーナル

        天王星・冥王星スクエアに付随する悪徳の力が強まってきたような気がしないだろうか? 今週12月15日には、2015年3月に終わるまで全33カ月にわたるスクエア形成期間の内、最後の2回シリーズが始まる。これはまず間違いなく、この時代、いやおそらく全人生において、最も強力かつ危険なアスペクトだ。良いニュースはこれがもうすぐ終わろうとしていること、そして私達がこれを通して重要なレッスンを学んできたことだ。そしてもう一つ、集合体としての意味合いで高い可能性を持つ事柄がある。それは、次に何が起きてくるかについて、私達には何の手掛かりも無いということだ。

USA Today紙は12月12日金曜に次のような見出しの記事を掲載している。“Poll: This Year Was Bad. Next year? Maybe Worse(世論調査結果:今年は悪かった。来年?もっと悪くなるだろう)” 小見出しはこうだ。“Americans don’t trust that anybody has their back(米国人は自分達を護る者は誰もいないと信じている)”  記事は、世論調査によると71%のアメリカ人が米国で起きている事に不満を感じており、2015年はもっと良くなるだろうと予想する者は50%に満たないと報じている。次の年への楽観論が50%を割ったのは実に24年ぶりのことだ。

では2015年は2014年より物事が悪化するのだろうか? 私はそうは思わない。非常に良い年になるかどうかについては確信が無いが、もうすぐ刊行される『フォーキャスト2015』で論じたように、“より不幸ではない” 年にはなるだろうと思う。世界中の政治指導者が自らの闘争性を和らげ、もっと大人の態度を取るようになるにつれて、集合的なムードも変わってくる筈だ。政治指導者達は、自分の立場と遺すべき手柄のみに固執する代わりに、より長期の国家的展望について考え始める。そうでない者達は、2015年晩秋〜2016年にかけて、射手座初期度数に在泊する土星が魚座の海王星にスクエアを形成する時、大きな問題に直面するだろう。

        だが長期的な状況を理解するにあたり、もっと重要なのは土星・冥王星のサイクルだ。2014年11月27日、土星は冥王星に対するサイクルの “バルサミック・フェーズ” すなわち全サイクル32年〜37年の内、最後の1/8局面に入った。バルサミック・フェーズとは、どのサイクルにおいても「ダーク・フェーズ」であり、そのサイクルに関わる物事が破壊され、新たな基礎が築かれる局面だ。そして土星・冥王星サイクルは非常に重要な経済と政治のサイクルなのだ。

現行の土星・冥王星サイクルは、1982年11月に両惑星のコンジャンクションと共に始まった。これが終わるのは *2020年1月12日だ。2020年までの4〜5年は、サイクルにおける最終1/8局面であり、土星と冥王星が互いにセミスクエア(360°の内の45°)を形成する時期だ。経済モデルの実験の時は終わる。何故なら目的を完了したか、あるいは失敗したと見なされるからだ。この後は新たなモデルが施行されるようになるが、それは、独創的な思考と時の試練に耐えてきた政策とを組み合わせたものになるだろう。

土星・冥王星サイクルの前回のバルサミック・フェーズ(1978年〜1982年)はインフレが問題になった時期で、それが解決されたのは、金融緩和政策を終えて非常に高い金利が適用された後だった。それは厳しい痛みを伴った。世界経済は当時のバルサミック・フェーズの中で大変な苦しみを味わった。だが苦い薬を飲み込んだ後、経済は再び成長し始めた。実際、世界の自由市場経済は、2000年まで続いた大好況期に入ったのだった。

それ以前のバルサミック・フェーズもまた同じように印象的だ。それは1942年〜1947年のことだった。ちょうど第二次世界大戦が終わって多くの国々が戦費による巨大な負債を抱えていた。しかしながら、戦争が終わった後、人々と国々は共に再建に励んだ。そして膨大な負債の苦痛から経済史上またもう一つの脚本が生まれ、その流れは1966年まで続いた。

        これが私の見るところの今後4〜5年だ。2008年〜2015年の金融緩和策はまもなく終わるだろう。今現在、怖れられているのはデフレであり、中央銀行は世界経済をインフレに導きたいと欲している。彼らは今後2年の内に、彼らが考えているより早くそのタスクを完了させることに成功するだろうと私は考えている。だが彼らはそれが十分に進展し切る時まで、起きつつある事を理解しないだろう。実際、世界の株式市場が史上最高値や数年ぶりの高値に沸き、通貨価値が下がっていく状況に顕れているように、彼らはすでに主要な資産インフレを完了している。この土星・冥王星バルサミック・フェーズの中間部に達するまでに、その流れは覆りそうだ。今水面下で起きつつあるのはそういう事だ。

        一旦土星・冥王星サイクルが終われば(そしてほんの少し時が過ぎれば)、その後の未来、つまり2020年1月以降の新しいサイクルの始まりに対する私の観点は楽観的だ。だが、そこに至るまでの道程について、私は懸念を抱いている。




*土星・冥王星サイクルの終了と新サイクルの始まり:
日本時間では2020年1月13日明け方。この時、太陽・水星・土星・冥王星・セレスの5惑星が揃って山羊座22°台でコンジャンクションとなる。現憲法衆院通過の戦後始原図では、11室山羊座のフォルス(長く水面下に蓄積してきた物事の爆発etc.)とタイトにコンジャンクト、8室天秤座のカイロン(トラウマ、疎外)とはスクエアを形成、トランシットのエリス(浮上する不和)と共にTスクエアを形成する。また、サンフランシスコ条約発効・戦後主権回復図では、4室牡羊座の金星・トランシットのエリスのコンジャンクションに対して1室からタイトなスクエアを形成。MC/IC軸に対してはTスクエアとなる。
ちなみにこの時、米国始原図では4室に在泊する月・冥王星のコンジャンクションの上でこれが起き、中国の2種類の始原図では12室木星の上で起きる。また、そこに至るまでのバルサミック・フェーズでは、各国それぞれの形で大きな変化、または不安定さを示す象意が顕れている。





訳文ここまで
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