レイモンド・メリマン 週間コメント1/12【金融アストロロジー】○1/20の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

January 18, 2015

レイモンド・メリマン 週間コメント1/19【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2015年1月19日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
--------------------------------------------------------------------------

【告知】
 今週末にスイスのチューリヒで行う講演とワークショップのため、今週のコラムは短縮版となる。これは金曜の市場が引ける大分前に書いていることをお断りしておく。


≪ 先週をふり返って/今後の見通し ≫

        年に一度の講演を金曜と土曜に控え、私は水曜夕刻にスイスのチューリヒに到着した。この時間帯、居るべき場所、どちらを見てもこれ以上の選択は出来なかったろう。正しい場所に正しいタイミングで存在することにかけては、私は生来恵まれているようだ。

        米国人は “All hell broke loose(地獄絵図が拡がる)” という言い回しをよく使うが、私が先週木曜の朝に目覚めた時はまさにそんな展開だった。スイス国立銀行が彼らの通貨をユーロに対してデペッグ*すると発表したのだ。米国人はこんな時よくこう言う。“Something is rotten in Denmark(これは何だか怪しい…)”。この場合、鍵となるのはギリシャだ。だが、宇宙におけるサイクルと人間活動のサイクルを研究している私達にとってみれば、真の鍵はもっと大きい。それは地球だ。地球は今やまさにキリキリと締まりつつある宇宙の万力のど真ん中に挟まれており、そこでは既知の太陽系の中で最も遠い惑星達の4つ(土星、天王星、海王星、冥王星)が手を取り合って、我らが地球に対して正確な数学的関係性を結んでいる。

*デペッグ:ペッグ制は自国の通貨と特定の通貨の為替レートを一定に保つ制度を言う。今回のスイスフランのデペッグとは、スイスがそれまで自国通貨の上昇を抑えるために市場介入し、ユーロに対して定めていたスイスフランの上限を護ることから撤退したことを指す。それによってスイスフランは急騰した。

ファイナンシャル・アストロロジャーはこれを “ハードアスペクト・フォーメーション” と呼んでいる。それは空間的に見て、4つの惑星全てが相互にハーモニック1/8の関係性を持つということだ。これが前回いつ頃起きたかを私は知らない。具体的に言えば、土星は2014年11月27日に冥王星との45°(セミスクエア)形成過程に入り、それは2015年8月まで続く。また土星は2014年12月2日から天王星との135°(セスキスクエア/セスキコードレート)形成過程に入り、それが2015年10月まで続く。

そして勿論、天王星は冥王星に対してタイトな90°(スクエア)形成中で、これは2015年3月16日〜17日まで続く。それに加えて今、土星は海王星に対する正確な90°(スクエア)に3°以内というところに迫っている。これは “影響を及ぼす” には十分な近さだ。とりわけ先週は、火星もまた海王星とのコンジャンクションの途上にあった。つまりこれはは引き金だ。いや、1月15日木曜の出来事を考えれば、金融界に堆積する爆薬に対する起爆剤と言った方が適切だろう。1月21日水曜に水星が逆行に転じることを考慮するなら、今後数日の間に他国の中央銀行からこれに対する反応がもっと出てくるかもしれない。きっとそれは、まるで十代の思春期に入った若者が吹き出るニキビにバンドエイドを貼って何とかしようとするようなものだ。

さて、土星が天王星、海王星、冥王星にハードアスペクトを形成しているという事実(そして忘れてならないのが天王星・冥王星のタイトなスクエア)に加えて、拡がっていくこの宇宙津波がもたらす次の重要ポイントがある。1月21日水曜、水星が風性の星座宮、水瓶座で逆行に転じるのだ。この水星逆行は重要だ。何故なら2月10日の順行時も水星は水瓶座に在泊するからだ。太陽もまた、これら両方の期日には水瓶座(風性)を運行中であることから、太陽と水星で4つ巴の風性的現象、すなわち「風」の気質が世の中を席巻する現象を創り上げる。

前回これが起きたのは2008年で、金融危機が進行するさなかだった。当時は水瓶座、双子座、天秤座でこれが各1回ずつ、3回起きている。2008年1月末の1回目は、FRBによる一度の引き下げ幅としては24年ぶりとなった0.75ポイントもの主要金利引き下げと同期した。それは必要な処置だった。何故なら、ヨーロッパにおいて危機が拡がりつつあり、それは元をただせば “サブプライム住宅市場危機” として知られる、米国生まれの怪しげな金融取引業務に端を発するものだったからだ。

当時一般に知られていた以上に、ヨーロッパはこの米国製のいわば混成種である金融派生商品の浸透に曝されていた。世界は壊れ始めようとしていた。それを受けてFRBは、一連の大幅な金利引き下げを開始したが、これはその後4カ月にわたって切り下げの一途を辿り ー 2008年5月〜6月に起きた、次の風性星座宮における太陽と水星逆行の組み合わせ、すなわち4つ巴の風の特質が世の中を席巻する時期まで続いた。また3回目にして最後の風性四つ巴現象 ー 風のコラージュは、2008年9月末〜10月に起きた。経済崩壊はなおも進行し、アナリストや評論家達はその見通しの中で、資本主義、民主主義、安全な公社債投信、そして…通貨そのものの終焉さえも予測したのだった。

それは恐怖の時だった。それはまた、7年にわたるカーディナル・クライマックスの始まりでもあった。そして今、カーディナル・クライマックスの終焉を迎えるにあたり、ちょうど始まった時のように現象化しつつある。すなわち、土星、天王星、冥王星間のハードアスペクト然り、そして風性の星座宮における太陽ー水星の4つ巴強調現象のパターン然りだ。

ユーロからのスイスフランのデペッグは、終焉にまつわる現象の鳥羽口に過ぎない。だとすれば中国はスイスの後を追って米ドルから元をデペッグするのだろうか? だがそれよりも、全ての通貨が最終的には国際基軸通貨としての米ドルからデペッグすることになるかもしれない。現況、ロシアは崩壊しつつあるルーブルを支えるために、それをやりそうな立場にある。原油価格もまた崩壊しているからだ。原油、ルーブル、ユーロ…… ドミノ倒しが始まろうとしている。

この “天空の映画” は、2008年に上映されたものと非常によく似ている。これは続編であり、同じ役者(惑星)が似たような粗筋(ハードアスペクト)を演じている。つまり、「いかにしてギリシャを救うか? いかにしてEUを救うか? 我々のお金を、銀行や政治家達からどうやって護るか? 彼らは相変わらずお金を刷り続け、その後それ以上に支出し続ける。彼らはこうした地球規模のカオスの原因となるほどの記念碑的決定を下す、大きな支配力を持っている」といった筋立てだ。

さぁ、これは怖ろしく見える。だが実際のところは、そうでもないかもしれない。これはカーディナル・クライマックスの終わりであり、始まりではない。またこれは土星・冥王星サイクルの最終局面(バルザミック・フェーズ、最後の1/8局面)だ。不確定性と疑念は弛んだ自己満足から切迫感への急変を生み出すかもしれないが、そんな不確実な時に誰が、何が、利益を得るかは誰もが知っている。すなわち金、米国債、そして今やスイス・フランがそうだ。

先週の出来事は、私達が米国人が言うところの “food for thought(思考の糧)” を与えてくれた…。ふふん。米国には聞こえの良い格言が沢山有るが、実際は何の解決にもならず、単に経験した物事を気の利いた言い回しに変えただけだ。だがそれを思えば、ヨーロッパも同じような言い換えをしている。きっと私達は、全ての文化において同じ事をしている筈だ。そして突き詰めてみれば、それは良い事だ。それが意味するのは、私達が普遍的で集合的な数多くの経験を分かち合うに至るまで、長い時を経て存在してきたということなのだ。

私達人類は、生きながらえるために創造されたのだ。1980年代と1990年代初期のルネサンスは、今や再興の準備が出来ている。それにはあともう5年を要するかもしれないが、“the tide is turning(潮目は変わりつつある)” と米国では… おっと、何を言いたいかはおわかりだろう。 これは単に、タイタニック号を操る私達の目前に政治・金融という名の氷山が立ちはだかっており、その周囲を何とか上手く航行しようとするようなものだ。私達の計器は行く先の危険を告げている。だが私達は、自分達の船がどんな障害物にも耐えられるほど頑丈だと信じ、波を掻き分けながら進み続けてきた。だが最終的に、私達は自分達がそう思いたかったほどには不屈でも無敵でもないかもしれない。

これらの転換点は、私達が2月21日のウェビナーにおいて、また来週のMMAサイクルズ・リポートにおいて論ずべき何か重要な物事を示唆している。私達は株式指数と金について多くの事を語ることになるだろう。現在、私達は終焉が近付いていることを理解しており、同時に何か新しい物事もまた近付きつつあるのを感じ始めている ー 例えば金融市場に生まれる沢山の新たなトレンドといったものだ。

今週、水星が(風性の星座宮で)逆行に転じる。これは自分と向かい合い熟考するには良い時だ。そして何か新しい考えを得るには良い時だ。但し、 “ducks are in a row”  、つまりすっかり何かのお膳立てを整えてしまう前に、しっかりと合意を取り付けておくよう注意しなければならない(意味があったり無かったりする格言をなぜか使うのを止められない)。とにもかくにも、今はスイスはチューリヒのクリーンな山の空気が全てだ。そして、今日私が払うだろうスイス・フランの価値が、水曜のそれよりはるかに高くなっているという事実もまた然りだ。








訳文ここまで
-----------------------------------------------------------------

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
レイモンド・メリマン 週間コメント1/12【金融アストロロジー】○1/20の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)