レイモンド・メリマン 週間コメント2/9【金融アストロロジー】○2/19の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

February 15, 2015

レイモンド・メリマン 週間コメント2/16【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2015年2月16日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【ご報告】
以前お知らせしたメリマンさんの『マンデーン・アストロロジー版 フォーキャスト2015』キンドル版e-ブックは、風の水星逆行のせいか少し遅れ気味ながら進行しています。価格は1860円の予定だそうです。正式な発売日が決まりましたらまたお知らせしますので、よろしくお願いします。m(_"_)m
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告知1:米国市場は2月16日月曜がプレジデント・デーの祝日で休場となる。

告知2
:カーディナル・クライマックス及び天王星・冥王星スクエアの終了に伴うワールドワイド・ウェビナー “金融市場の状況” の講座準備のため、来週のコラムは休載させて頂く。詳しくはMMAサイトまで。


≪ 先週をふり返って ≫

        読者の皆さん全てに、ハッピー・バレンタインデー! そして米国在住の方々にはハッピー・プレジデントデー!

        ロシアとウクライナからヨーロッパまで、突然革命が起きて米国海兵隊が武力解除を命じられたイエメンから、第二次世界大戦中の戦争犯罪の補償金を(またもや)ドイツに要求したギリシャから、ISILによるテロの脅威が続くシリアとイラクに加えて今やエジプトとアラビア半島まで、またイスラエルにとって脅威となる次期核開発を止めるための包括合意期限が後4週間と迫りながら難航する交渉を続行中のイランと米国まで、はたまたフランスの法廷においてセックス・パーティに自分が長年にわたって参加してきた理由は「私が激務に追われていたからで、こういったパーティはレジャー目的の集まりであり、ちょうど圧抜きのデコンプレッション・バルブのようなものだった」と証言した前IMF(国際通貨基金)専務理事 *ドミニク・ストロスカーン(2月11日付ウォールストリートジャーナル)まで…… 世界を巻き込みつつある全ての厄介事にもかかわらず、先週の市場はホリデー気分だったように見える。
*ドミニク・ストロスカーン:フランスの経済学者、法律家、政治家で国際通貨基金(IMF)の元専務理事。一時はフランスの有力大統領候補とされていたが、2011年5月訪問先のニューヨークで性的暴行容疑で逮捕・訴追された。その後起訴は取り下げられたが、現在フランスで売春斡旋疑惑の裁判が行われている。政治家にピューリタン的な清廉潔白さを求める米国と異なり、元来大人同士の性的関係に関しては奧の深い扱いをするフランスにあって、この事件は内外の政敵による罠説も含めて様々な受け取り方をされている。

そうだ。私達は皆、この目まぐるしい天王星・冥王星の日々がもたらすストレスと付き合うために、このデコンプレッション・バルブを使うことが出来る。

        世界を悩ませるこれら全ての厄介事と “懸念の壁” をよそに、先週は殆どの株式指数が調子良く、いくつかの指数は数年ぶりの新高値を記録したり試したりした。

        ヨーロッパでは、金曜にドイツのDAXが11,000の壁を初めて越え、新たな史上新高値まで舞い上がった。オランダのAEXは2008年6月以来の最高値水準406.06に跳ね上がった。ロンドンのFTSEは6887まで反騰、これは2014年9月3日につけた15年ぶりの高値にはあと少しで届かなかった。後れを取ったのはチューリヒのSMIで、8665まで反騰したが、これはスイス国立銀行はユーロ通貨からスイスフランをデペッグする直前の1月13日につけた9292には遠く及ばなかった。ロシアのMICEXもまた非常に調子良く1839まで騰がったが、これは2014年1月につけた長期サイクルの底1182からは58%の値上がりとなる。しかしそれでも、2007年12月に示現した史上最高値1970には少し足りない。西側の経済沈滞を示す全ての危機をよそに、多くの資産運用会社がロシアを投資に適すると考えているのは明らかだ。こういった事象は、彼の地で ー いや此処で ー 本当は一体何が起きているのか?という疑問を生じさせる。

        極東と環太平洋地域では、オーストラリアのASXが金曜に5850まで舞い上がった。これは2008年5月以来の最高値水準だ。日本の日経は2月12日木曜に瞬間的に18,000の大台を越え、2014年12月に記録した7年ぶりの高値18,030を試した。中国、香港、そしてインドの株式指数は先週後半の4日間反騰し続けたが、どれも史上最高値には未だに遠い。特に香港が一番弱かった。

    南米では、ブラジルのボベスパとアルゼンチンのメルバルの両指数が共に騰がったが、年初来高値にはほど遠い。米国ではナスダック総合が2000年3月につけた史上最高値以来初の最高値水準まで舞い昇った。S&Pは史上新高値を記録したが、ダウ工業平均はわずかに足らず、異市場間弱気ダイバージェンスの可能性を示した。

        先週の金と銀は、金が2月11日に1216.50まで下落したものの、銀は前週の安値1654を割らずに推移し、異市場間強気ダイバージェンスを示唆した。金曜には、銀が1743まで騰がり、金は1235を試したが、引けには1230に下落して終わった。原油は2週間前の1月29日に記録した安値43.58ドルから20%近く騰がった所に控える53~55ドルの抵抗帯を前に、50ドル/バレルのラインで行きつ戻りつだった。

        押しなべて、今年初の風の星座宮で起きた水星逆行の終わりを見た週としては悪くなかった。こうして私達は、2月22日〜3月16日に起きる今年最大の注目すべきジオコズミック・サインの集合に備えることが出来る。また3月16日(日本時間17日)は、2012年6月24日から発効してきた厳粛な天王星・冥王星ワクシングスクエアのの終焉でもある。翻ってこれはまた、2007年1月から発効し続けてきたカーディナル・クライマックスの基幹部の終わりをも意味するのだ。私達はこの事に “ハレルヤ!” と言おう。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        水星は2月11日をもって逆行運動を終了した。金融市場に関して大きな意味を持つジオコズミック・サインの次の時間帯は2月22日〜3月16日だ。今週注目すべきは、2月19日と20日、金星と火星が両方共に牡羊座入りし、2月22日のコンジャンクションに向かうことだ。火星は牡羊座を支配する。だから自己主張が強い人、さらには攻撃的な人までもがエネルギー充填という恩恵に浴するかもしれない。これは新たな戦闘、新たな軍事行動を示唆する可能性がある。

しかし、金星は牡羊座ではあまり居心地が良くない。何故なら金星は平和、愛、そして合意を好むからだ。火星と牡羊座はむしろ闘争の方を選び、自らの剛胆さや勇気を表現する機会を好む。これらが共に働く時は、平和への合意については幸先良いとは言えないのだが、軍事的に優位に立つ者にとっては都合が良い。このエネルギーは感覚としてこう言っているようなものだ。“私は私自身が望んだように行動するという合意に我々が達することを望む”。もしそうならなければ、今週末に巨大な宇宙フォースが生成される時間帯に突入すると共に、こうした態度はより攻撃的かつ戦闘的になるかもしれない。

その一方で、このアスペクトは情熱と、“デコンプレッション” すなわち “圧力の減少” や “復元” といった類いの経験については良い感じに働く。さしずめドミニク・ストロスカーンならこちらを選ぶだろう。考えてみれば、誰が圧力からの解放を嫌うだろう? 金星と火星の下で、私達は更に多くの “デコンプレッション” 的現象を目撃するだろうと私は考えている。



≪ 長期的考察 ≫

       “自らの理想主義の炎がいかにして5歳という年少期に点火されたかについて、アクセルロッド氏は語った。彼は当時ニューヨークで行われたジョンF.ケネ ディの選挙集会に連れて行かれ、そこで語られた「我々の未来の主は我々自身であり、政治はそれを形作るための道具である」というメッセージを何らかの形で 自分の中に取り込んだと言う。ー *デヴィッド・アクセルロッド, Believer : My Forty Years in Politics”
ー 書評 “The Handmaid’s Tale” より, ダニエル・ヘニンガー, ウォールストリートジャーナル Bookshelfコラム, 2015年2月10日
*デヴィッド・アクセルロッド:米国の政治コンサルタント。2004年の上院議員選挙以来バラク・オバマ氏の主席政治アドバイザーとして知られ、2008年米国大統領選では選挙対策主任として活動した。オバマ政権の大統領上級顧問を務めた。オバマ政権を実質支配する4人組の一員として政権イメージ悪化の一因となっていると批判されることがある。(wikipediaより) 「Change」という戦略標語もアクセルロッド氏の考案・演出とされる。批判とはオバマ政権の理想主義・社会主義的一面とそれを実行するための強権的な手法への批判を指していると思われる)


        “*ロナルド・レーガンはそれを理解していた。彼は「国民は政府が制限されない限り自由ではないという事を、人々にもう一度気付いてもらいたいと願う。世の中にはまるで物理法則のように整理され、予測可能で明解な因果の法則が存在 する。すなわち政府が大きくなれば、自由は収縮するのだ」 と述べた。”
ー スコット・カウフマン, ミズーリ州カンサスシティ “ケインズ時代の終焉”より, ウォールストリートジャーナル投稿コーナー, 2015年2月12日
* ロナルド・レーガン:共和党議員で米国第40代大統領。米国では民主党(リベラル)が手厚い保護と社会福祉、中央政府の権限増大による規制と税収という「大きな政府」志向、一方の共和党は政府より民間に権限を委ね、個の自由競争と自己責任の下に税金は軽くという「小さな政府」志向とされるが、彼の採った経済政策「レーガノミクス」は ●軍事支出及び社会保障支出の拡大によって経済を発展させ、強いアメリカを復活させる  ●減税により、労働意欲の向上と貯蓄の増加を促し投資を促進する  ● 規制を緩和し投資を促進する  ● 金融政策によりマネーサプライの伸びを抑制して「通貨高」を誘導し、インフレ率を低下させる…というものだった。(反ケインズ主義を標榜しながら減税、規制緩和と支出拡大のセットによって結果的にケインズ主義的な経済政策となったとも評される場合も)。減税と軍事支出の増大は結果として多大な財政赤字を生み出すことになったが、一方で1990年代の米国経済繁栄の基礎をもたらしたとも評価されている。昨今は米国民の間で「レーガン時代が一番良かった」という声をよく聞くとも報じられている。(wikipedia他,news siteより)

        あらゆるレベルの視線を通して見ても、現在の私達は壮大な過渡期に在る。ファイナンシャル及びマンデーン・アストロロジャーの観点から言えば、太陽系とその一員である地球の位置からしても、それは確固たる真実だ。2008年1月から2015年3月16(17)日にかけて土星、天王星、冥王星の全てが互いにハードアスペクトを形成し、その殆どがカーディナル・サイン同士である、いわゆる “カーディナル・クライマックス” が展開している。これが前回起きたのは1928年〜1934年のことだ。したがって「七年間の艱難」(実際は7年と2カ月だが)は、あと1カ月で終焉を迎える。

        この惑星トリオが33カ月に及ぶ長期のワクシングスクエアを完了する時、それは終わる。2012年6月24日〜2015年3月16日(日本時間17日)まで続く、牡羊座の天王星と山羊座の冥王星とのスクエアがその締めだ。この鉄人舞踏会の終了が7年にわたるカーディナル・クライマックスの終焉と同期するのだ。まもなく、私達はこの2つの宇宙嵐を “過ぎ越して” いく。私達は生き残った ー だが今や私達はそれぞれに、この集合的なイニシエーション/参入儀式を通過する以前とは異なる者になっている。

        しかしながら、もう一つ宇宙からの高圧力が私達を前にして発効し始めている。現在、土星が冥王星に対して315°のセミスクエアを形成し、天王星に対して225°のセスキコードレート形成圏に在るのだ。言葉を換えれば、2014年11月27日〜2015年の大半にかけて、土星、天王星そして冥王星が今再び互いにハードアスペクトを形成することになる。また、3月16日に天王星・冥王星の正確なスクエアが終わるとしても、2015年末までは、両惑星とも互いに1°のオーブ圏内に在泊し続ける。これは何を意味するだろう? それは、私達が、2010年夏から2011年中盤にかけて経験したのと同じタイプの多くの惑星力学に再び曝されるという事なのだ。

こうした力学がもたらした現象には、EUの存在基盤を揺るがす脅威となった最初のギリシャ救済措置、誰もが終了しつつあると思っていた時に為された量的緩和策(QE2)のリセットと、それに伴って各国が自国通貨を最安値にしようと競う、通貨戦争のスタートが含まれる。またそれは、中流階層の貯蓄者達が経済困窮に陥り、それが彼らを投機的な株投資へと追いやって *ETF(Exchange Traded Funds/上場投資信託)を全体に押し上げる現象の始まりでもあった。今や投資は高度な技術を要し、突如として取引スピードが ー全くもってー 投資家の命運を左右する事となった。
* ETF : 上場投信。受益証券が取引所に上場され、株式と同じように売買される。例えば株価指数(東証株価指数、日経平均株価や海外の株価指数など)に連動した値動きをすることを旨としたシステムになっている。このため、個別の株を売買する必要が無く、文中にあるような不慣れな投資者にも取り組みやすいとされている。
        誰もが米国の経済は強く、しかも上向いていると考える一方で、ヨーロッパ、中国そしてロシアは弱まり、これが続いていくだろうと考えている。インフレーションを生み出すという各国中央銀行の誓いにもかかわらず、デフレーションが世界を支配すると誰もが考えている。中央銀行がこのゴールに到達出来ないと考える理由は何だろう? 彼らは望む物は何でも手に入れる。もしインフレを望むなら、彼らはそれが手に入るまで止まろうとはしない。

しかし、土星(損失)が射手座(自由)を運行する下で、彼らは自分達が望む時にそれを止められるのか? 止まる事は止まるかもしれない。だが、彼らが “望んだ時” にそれが止まるとは思わない。一旦 “力” が働いてしまえば、何か新しい規則が支配的になるまで、それを止めるのは困難だ。そして、新しいルールが大衆(集合体)の振る舞いに変化をもたらすには時間を要する。もっと衝撃的な事は、誰もが予測する以上のスピードで政府(土星)が大きくなる(射手座)につれて進行する自由(射手座)の浸蝕(土星)かもしれない。それに加え、2015年中盤までに、木星(増大)が土星(収縮)に対し困難なスクエアを形成し、こうした原理をダブルで強調していく。もうおわかりのように、これは生易しい事ではない。

        では経済の現状に戻ろう。2008年〜2014年にかけての政府の大型化にもかかわらず、金利が低いままだったことから、株式市場は反騰した。だが経済政策もまた今、移行期に入っている。FRBは月例のQE国債購入プログラムを停止した。そしてそのZIRP(ゼロ金利政策)は終了しようとしていると一般に信じられている(果たして本当か? 私はまだ信じていない)。米国でこれが起きると共に、ヨーロッパと日本は彼ら自身の経済高揚のために、新たな大規模緩和策に乗り出した。この新しいトレンドがスタートするにつれて、米ドルは強さを増し、もう危険なほど弱いとは見なされなくなっている。一方ユーロ、円、ルーブルは通貨安への流れを引き継ぎ、その方向へと急速に向かっている。これら全ては2015年に展開する変遷の一部であり、この地球と相互に然るべき角度を形成する惑星群の織りなすシンボリズムを反映しているのだ。

        今は宇宙からの力が強烈な時だ。特に今現在から3月いっぱいまでは強力だ。だが今年中、そして土星が海王星にスクエアを形成する2016年も、ある程度その強烈さは続いていく。その話は… 次回、次の週2015年2月21日のウェビナーで解説するつもりだ。






訳文ここまで
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