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March 01, 2015

レイモンド・メリマン 週間コメント3/2【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2015年3月2日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪先週をふり返って≫


“Money for nothing and chicks for free”
– Dire Straits, “Money for Nothing”

“あぶく銭 稼いで ヤリ放題だぜ”
ー ダイアーストレイツ『マネーフォーナッシング』より


英国のロックバンド、ダイアーストレイツが1985年に発表した曲。
その歌詞は労働者階級の男が当時隆盛を極めつつあったMTV
の世界で荒稼ぎするミュージシャンをテレビで眺めながら
呟く言葉を題材にしている。グラミー賞最優秀楽曲賞を取っている。



        さぁ蛇口全開だぜ! というわけでドイツでは、5年、7年物国債の利回りがゼロを下回った。そうだ。ドイツは今や、自国政府の7年間の借金を、歴史上初めて *逆イールドで売ることになったのだ。皮肉なことに、ヨーロッパ中央銀行(ECB)は月に何百億ユーロもの国債を新たに購入する独自の量的緩和策に乗り出しており、その買入に十分なだけの国債を見つけることが困難になるかもしれない(ウォールストリートジャーナル紙『ECBの量的緩和、買い入れ対象の国債の確保が課題に』2015年 2月26日付)。
*逆イールド:長期金利が短期金利を下回る状態。償還期間が長くなるにつれて金利が上がる状態を順イールド、下がる状態を逆イールドという。国債の利回り低下は売買価格の上昇を意味する。
うむ、ダイアーストレイツよ、君達は半分正しい。私達は現在 “あぶく銭” な状景を目の当たりにしている。あるいはウォールストリートジャーナルが報じるように “この逆イールドは、ドイツがその負債を維持するために投資家が効率良く金を払っていることを意味する”。 以前、私達はこう言わなかったろうか? この最後の天王星・冥王星スクエア期には、金融と負債に関わる領域に奇妙で “前代未聞” の出来事が起こりそうだと?

        このニュースに加えて他にも束になって伝えられた投資家を奮い立たせるニュースを受けて、先週は世界の多くの株式指数が新たな史上最高値や数年ぶりの高値まで舞い上がった。ヨーロッパでは、ドイツのDAXが2月27日金曜に高値の新記録11,401まで跳ね上がった。ロンドンのFTSEもまた、6967に上昇した。オランダのAEXは483.93まで反騰し、2008年5月以来の高値をつけた。チューリヒのSMIも週の全般にわたって急上昇し、9014で引けたが、いまだに1月13日、スイス中央銀行がユーロからのスイスフランのデペッグを発表して世界を驚かせた日につけた数年ぶりの高値9292を下回っている。先週下落した唯一の市場はモスクワのMICEXだった。

        オーストラリアと極東地域でも、株式市場は強気だった。オーストラリアのASXは金曜に2008年5月以来の高値水準である5917に達した。東京では日経がもっと印象的なシーンを演じた。金曜、日経は2000年4月以来見られることの無かった水準である19,865に触れたのだ。中国の上海指数と香港のハンセン、そしてインドのセンセックスはどれも数ヶ月ぶりの高値までそう遠くないところまで来た。

        米国では、ダウ工業平均とS&Pが続伸して2月25日水曜に史上新高値をつけ、ナスダック総合もそれに近付いた。だがその後、金曜に興味深い事が起こった。世界の他の株式指数が舞い上がる中で、ダウ平均とS&Pはたるみ始めた。これはリバーサルの開始なのか? 南米では、アルゼンチンのメルバルとブラジルのボベスパが良い調子だったが、それでも年初来高値をかなり下回っている。

        要するに、中央銀行がインフレを取り戻そうとする時、そして彼らが新しく刷ったお金を市場に溢れさせる時、これらのお金は駐留する場所を求めるという事だ。逆イールドとなった国債は投資先としては望ましくない。株こそがふさわしい。そしてこの世界的な株価の急上昇は、今後2週間は止まらないかもしれない。何故なら年金口座を抱えた個人と企業が合法的な繰延税金資産として今にも莫大なドルを再び注ぎ込もうとしているからだ。そして世界の株式市場という野獣は、今後少しの間は丸々と肥え太るかもしれない。にもかかわらず、これら繰延税金資産が世界中の株の神々を喜ばすために膨らんだとしても、米国政府は今年、税収高の新記録を打ち立てるだろう ー そして政治家達は、これらがもたらした棚ぼた式の記録的税収を上回りさえする支出の道を見つけ出すことだろう。

        それは本当に... 簡単なことに見える。だが気を付けなければならない。これら世界の株式市場は、直近の反騰においてチャートが放物線を描きつつある(少なくとも野獣が最も手厚く餌付けされているヨーロッパと日本においては)。皆さんはこれが何を意味するか知っている筈だ。それが反転する時は、反騰時と同様の(もっと強くはなかったとしても)力を伴って下落していくだろう。たった一つの疑問は、それがいつになるか?だ。

        これはジオコズミックな要因が関連してくる問題だ。ジオコズミックな活動が最も強烈になる時間帯は、私達のすぐ目の前に来ている。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

        “もし判事達が(オバマケアの)連邦による補助金を違法とするなら、彼らは何百万人もの米国人を保険に入らせてきたこの医療保険法の大部分を潰すことになるかもしれない。”

ー http://www.politico.com 『最高裁判決ーオバマケア政策転覆の可能性』
 デイビッド・ネーザー , ジェニファー・ハバーコーン 2015年2月26日


        “オバマ大統領の選挙運動に2度携わったリベラル派の民主党員として、一部の民主党議員が3月3日に予定されているイスラエルの首相ベンジャミン・ネタニヤフ氏の両院合同会議における議会演説をボイコットしようと図っていることに私は戦慄を覚える… 議会総員に喫緊の外交政策決定についての情報を伝えるために同盟国の首相を招くことは、三権分立および抑制と均衡のシステムという、我々の民主主義制度における最高の伝統の一つなのだ。”

ーアラン M. ダーショウィッツ, 『最悪の議論ーネタニヤフのボイコット』
 ウォールストリートジャーナル紙 2015年2月24日


        この、天王星・冥王星最後のスクエアが今にも変容しようとしている  *“アイ・オブ・ザ・タイガー(虎の眼)” に私達が入っていくにつれて、今週は何とまあ出来事満載の週になることだろうか。これは潜在する混乱、危険、そして混沌のアスペクトだ。それでもなお、世界の株式市場は世界の中央銀行が創り出す資産の洪水のただ中で舞い上がり続けている。


*Eye of The Tiger:1982年、ロックバンド Survivor(サバイバー)の
大ヒットとなった曲。映画「ロッキー3」のテーマ曲にもなった。
サバイバル的な状況やそこで生き抜くハングリー精神を主題にした曲と言われる。



地政学的観点で言えば、米国の指導層は今週手一杯となるだろう。多くの人々がインターネット規制の新しい法案が覆されることを期待している筈だ(“ネット中立性” ー 天王星はインターネットを支配し、冥王星は規制または転覆への衝動を支配する)。

        3月3日火曜、議会は両院合同会議で一堂に会し、イスラエルの首相ベンジャミン・ネタニヤフの演説を聴く。だが彼は、大統領バラク・オバマにも副大統領ジョー・バイデンにも歓迎されないだろう。 ダーショウィッツによれば、“大統領が異議を唱えているのはネタニヤフ氏が議会演説を行う事ではなく、彼が言おうとしている内容についてだ(彼はイランとの制裁緩和交渉がイスラエルの存亡に関わる脅威だと信じており、それについて語るだろう)。これは、議会権限と憲法で定められた三権分立の法則に対する直接的な侵入行為となる”。 と言うより、この件は天王星・冥王星スクエアそのものと言えそうだ ー 「核爆弾の危険が無数の人々、特にイスラエルという存在を脅威に曝す」。天王星はまた、同盟国や友人をも支配する。冥王星は拒絶という脅迫を意味する。
カーディナル・クライマックスの終焉にようこそ!ネタニヤフ首相。

        3月4日水曜、最高裁は “登録申請窓口としてHealthcare.gov を使用する34の州で連邦補助金を廃止するかもしれない… ” 件を審理する。これはオバマケアの下で保険に加入した大勢の米国人の間にカオスを創り出す怖れがある。彼らは無保険で放り出されるかもしれないのだ。これもさらに天王星・冥王星タイプの混乱だと言える。 
カーディナル・クライマックスの終焉にようこそ!最高裁判事の皆さん。そしてもしオバマケアが幕切れとなればショック(天王星)に見舞われるであろう、無数の米国の人々よ。

        また他にも国土安全保障(これもさらに天王星・冥王星に似つかわしい)関連の予算が削減になるかどうか、またはそれについての決定が *3週間延長されるかどうかの脅威も存在し、この期間はゆうに天王星・冥王星スクエアのオーブ圏内だ。
政治家(ホワイトハウスと議会)の皆さん、カーディナル・クライマックスの終焉、そしてその中であなた方が演じる、9.11以来最大のテロ攻撃の脅威のさなかに自国の防備をより手薄にするという役割に、ようこそ!
*米国議会は2月27日夜、国土安全保障省の予算を1週間延長する法案を可決した。
        そして最後に、金曜には米国労働省が月次の雇用統計を発表する。金融市場の週末は常にワイルドな価格変動の可能性に満ちている。今回は木曜のミュータブル・サインでの満月の直後というのもあり、特にボラタイルな様相となるかもしれない。

        今週はボラタイルなミュータブル・フルムーンのみならず、木星・天王星による2回目のトライン形成も控えている。これは前後8取引日をもって、米国株式市場のプライマリー・サイクルの完了とは最も強力で一貫性のある相関関係を持つジオコズミック・サインだ。これが前回起きたのは9月25日だった。それより3取引日前、米国株式市場は史上最高値をつけた。そしてその後、翌月は一年の内で最も急激な下落に見舞われた。再びこれが起きる可能性があるだろうか? もちろんだ。1928年以来、このジオコズミック・サインが展開した13回の内11回(85%)において、確実にこれが起きている。つまり、プライマリー・サイクルの高値または安値が示現し、その後数週間にわたるリバーサルが起きる。現在のように3回シリーズのアスペクト形成では、2/3の割合で天井からのリバーサルが起きている。では今回はどんな目が出るか、あなたはサイコロを振ってみたいと思うだろうか?

        だがこれでもまだ十分ではないかもしれない。3月3日の天王星・冥王星トラインと*3月5日の満月の間に3月4日水曜という日が存在する。この日は、金星が天王星にコンジャンクトし、その天王星は冥王星にスクエアで木星にトラインを形成しているという日だ。今週はジオコズミック・エネルギーの殺到についての話に尽きる! これらのシグナルは、政界の混乱や崩壊と金融世界に起きるリバーサルに同期するのみならず、母なる大自然の体内をめぐる消化器官の爆発・噴火を呼び起こすに足るほど不穏な要素を秘めている。私達の足下の大地を含めて、確実で安定したものなど何も無い。この期間±1週間ほどは、竜巻や強風、そして乗り物の運転にとって危険を及ぼす状況には十分注意を要する。
* 満月:日本時間 3月6日 03:05ごろ   

        さぁ、はるか天空はワイルドな雲行きだ。そんなわけで、私はヘリオセントリックの水星が2月28日土曜から12日間にわたる射手座の旅を開始したことさえ、まだ話していなかった。これは単体でも、金融市場 ー 特に金属と通貨において大規模な価格変動と同期するシグナルだ。今は何事も、不必要なリスクを負う場面ではない。

この時期は、あなた自身の創造性を深く掘り下げ、人類にとって恩恵となるような革新的で未来的な思索やアイデアを抱けるかどうか、考えてみるべき時だ。そう、大いなるオリジナリティの時なのだ。本能的で衝動的かつ未成熟で、結果を熟考せずに下される決定に伴う衝撃と畏怖ではく、自分本来の独創性を追い求めて奮闘しようではないか。







訳文ここまで
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