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November 15, 2015

レイモンド・メリマン 週間コメント11/16【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2015年11月16日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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来週23日付けのメリマン・コラムは月イチのお休みとさせていただきます。
m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

    この原稿をまさに送ろうとしたその時、パリの同時多発テロ事件のニュースが流れた。今回の長期的考察を書き終えた直後に起きたこの事件は... 悲劇的であり、また自分にとっては皮肉な巡り合わせにも感じた。


    ここ2ヶ月で最初の修正安が始まった。中国とアルゼンチンを除き、先週世界の株式指数は下落、その内米国など一部は急落した。前週の良好な雇用統計によって多くの株式指数が8月終盤につけた安値以来の最高値水準に達した後、12月にFRBが利上げするとの懸念が投資家に重くのしかかった。

    より高い金利への懸念はまたより高いドルをも支持し、代わりに商品相場を押し下げた。原油は再び1バレルあたり40ドル以下に落ちる恐怖を味わっている。金は5.5年ぶりの安値1073に再び下落したが、この動きは2015年7月24日にも示現していた。銀は直近の★★★重要変化日8月26日につけた6年ぶりの安値13.91の下値をキープした。もしこれが15以上に戻るようなら、異市場間強気ダイバージェンスの展開中と見ることが出来る。

    先週のジオコズミック・サインのラインナップには特別注目に値するものは無かったが、11月8日と12日の順で金星と火星が共に天秤座入りしたことはその例外だった。このシフトは国債と通貨のトレンド転換に相関する可能性があるとして読者の皆さんに注意喚起してきたものだ。この期間中、それぞれが新安値をつけたが、これがプライマリー・サイクルの安値かどうかを確認し得るだけの反騰をまだ見せていない。今週からは、より重要なリバーサル・ゾーンがスタートする。



≪短期ジオコズミクス≫

    ★★★クラスの重要変化日を迎えてからもうしばらくの時が経った。最後の一つは8月26日±3取引日だった。これは世界の殆どの株式指数の大きな下落、銀の安値、そして通貨と中期国債の高値と同期した。

    次の★★★重要変化日がやって来ようとしている。実際、その影響力のオーブは海王星が順行し(11月18日)、金星が天王星・冥王星スクエアとTスクエアを形成(11月20日〜23日)する今週から発効する。これは金星よる外惑星への強力なトランスレーションで、株式などの金融市場においてしばしば短期トレンドを終わらせ、突然で急激なトレンド転換を起こすシグナルだ。

    この、重要なジオコズミック・サインの時間帯は、土星・海王星ウェイニングスクエアが起きる11月26日を含む次週へと続いていく。皆さんはすでにそれを感じつつあるのではないだろうか(長期的考察を参照してほしい)。市場もまたこれに呼応しており、特に海王星が副支配している原油が顕著だ。今現在、価格は生産調整が行われていないため(何故だろう?)抑えられている(土星)。エネルギー関連企業が利益を出せずに倒れ始めると共に、まもなく供給の抑制(やはり土星)によってその状況は変化するだろう。



≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー ≫

    『フォーキャスト2016』の執筆が終わるまではコラムのこのパートは休載するつもりでいた。だが「民衆の力」― 学生の抗議活動 ― による差別反対運動が ミズーリ大学の学長を辞任に追い込んだというニュースを目にした途端、この一文を書かずにはいられなくなった。この出来事は、天王星・冥王星スクエアから差し込む影だ。困難はいまだ去っていない。そんな訳で、皆さんと少しばかり考えを分かち合いたいと思う。

    私には人生について気付き始めたことが一つある。現在私達は、今まで現実だと思ってきたことが変容していく天王星・冥王星スクエアの3〜4年間を過ぎ越しつつある。そしてそれと共に、また異なる現実が頭をもたげ始めている。この異なる現実とは、土星(射手座)・海王星(魚座)のスクエアだ。もしあなたがアストロロジャーなら、魚座の海王星が「異なる現実」を支配することをよく知っているはずだ。だが、今回の魚座の海王星について私が確信するのは、これが牡羊座の天王星・山羊座の冥王星スクエアとは全く様相を異にするということだ。様相はどうとでも変わるのだ。特に魚座の海王星の影響は大きい。あなたが目にしている物事は、あなたがそう思っている物事とは違っている。

    それでも、私にとってこれは個人的に非常に興味深い。何故なら私自身が両方の原型に関連を持つからなのだ。私は現在冥王星が在泊する山羊座の生まれであり、現在魚座に在る海王星は、私のチャートの上昇惑星、天秤座の海王星と結び付く。さて、ここに述べる異質の現実がどう共に働くか ― あるいは衝突するか ― について、知っていて当然の人物がいるとすれば、それは強力な土星/山羊座タイプ(つまり私だが)、そして強力な海王星タイプ(これも私だ)の人間だ。

    そこで私の土星/山羊座がこう聞く。『現実とは何なのだ?』 この天王星・冥王星スクエアという宇宙の破壊競争を過ぎ越し、世の中には単に自分達と異なる世界観や信条を持つというだけで他者を斬首するような人々が存在することを私達が理解した今、もはや何が現実と言えるのか?と。 

だが海王星はこう聞く。『あなたの兄弟姉妹や友達の頭を切り落とすなんて一体どんな現実なの? 彼らは本当にあなたを傷つけ脅かしたの? この人達を、この残酷で、がさつで、野蛮な行為に走らせるものは何? まるで魂を持たないゾンビのように、殺しと破壊をプログラムされるなんて、それはいったいどんな名の下に? あなたが実際に牡羊座の天王星(頭)・山羊座の冥王星(切り落とす)スクエアが命じるままに敵対する、その相手のことを学んだり繋がろうとすることは、もう無理なの? 格好わるいことなの? あなたが知りもしない人の首を切り落とす、その動機の源って ….何? 彼らのルックス? 彼らが信じてること? それともあなたが信じてやまないことを理解してくれないから?』

    天王星・冥王星スクエアは、このように人間が差別に基づいて相手を殺す行為へと導く、完璧な魔界と人間性からの乖離として示現し得るのだ。そのエネルギーは苛酷だ。他者など気にかけない。それは暴力的で自己中心的だ。人間性に対する宇宙的慈愛の欠如があなたに強いストレスをかけ、参らせる。これは天王星と冥王星が互いにスクエアを形成する時のダークサイドだ。

    現在私達はそこを離れ、土星・海王星スクエアの領域に入ろうとしている。それは教師 ― 土星 ― が天王星と冥王星(攻撃と暴力)の学習を断念し、これから海王星(平和、静穏)の世界へと転任していくようなものだ。新たな学習が始まる。もう牡羊座の天王星・山羊座の冥王星スクエアの学習は無いだろう。暴力性はは徐々に減少していくが、それでも来年1月終盤までは、牡羊座の天王星と山羊座の冥王星がスクエアのオーブ圏内に在る。だからある程度の暴力と卑劣さは続いていくだろう...。

    しかしながら、天王星・冥王星スクエアから学ぶことはまだあるのだ。何故ならこれから先は、これら全ての憎悪の後遺症それ自体が、射手座の土星・魚座の海王星スクエアが示す現実に向かって方向転換しようとしているからだ。それは行動のための目的と、それを正当化する理由を探している。それが射手座にとって通常のセオリーだからだ。また土星がそこに在る時は、拠って立つべき原理となるモラルを必要とするかに見える。であれば、射手座的モラルの原理からひとつ「要求」を出してみると良いのではないか。例えば「無償教育*」などはその一つに挙がるだろう。

    現状は1965年〜1966年に天王星・冥王星がコンジャンクトした後の2年間と非常によく似ている。当時も学生達は活動家であった。彼ら(私達)もまた権力に対して抗議し、法外な要求を突き付けた。それは徹頭徹尾、反体制運動であり、大学生活とそこでの経験を完全にひっくり返した。高等教育はもはや以前と同じではなく、政治もまたそうだった。その過程において市民権運動が勢いを増し、ベトナム戦争がついに終わった。けれども街に、キャンパスに、ワシントンD.C.や世界各国の首都に、そして後に流血の日と呼ばれることになった1968年シカゴ民主党大会**など、あらゆる所に暴力がはびこった。これは天王星・冥王星コンジャンクション後2年以内の出来事だ。

そして今、再び私達はここに居る。これら同じ2惑星による最初の1/4局面となるスクエアがもたらした後遺症のただ中で、私達は再び暴力、抗議活動、大学教育の崩壊、警察力に対する攻撃、そして近いうちに出現する連邦政府と直面している。私は 当時の自分達が 親達の世代にもたらした恐怖について、しばしば熟考することがある。今や私自身、新たな活動家達にとっては彼らの親の世代になっている。二極分化の反対側の立場に立った今、私達のジェネレーションは、どうこの状況に対応するだろうか。 私達の親の世代と同じようにふるまうのか? あるいは、過去の私達と同じようにしかるべき理由を持った反逆者達に、理解をもって対応するのか?


    さて、無償教育というのは考慮するにあたってそう悪くはないと思う。とりわけ私達が相互に関わり合って創り上げたこの社会の中で、教育費は一生を通じて大きな負債を負う覚悟をしない限り、大方の人々にとって手の届かないほど高額化している。とはいえ、そこで疑問が生じる。「無償にするならいったい誰がその費用を負担するのか?」 まぁ、私はダブル山羊座(太陽と月が在泊)なので、"実行可能" な解決策や、少なくとも "有効なディスカッション" をスタートさせることでこうした問題を解く、という試みを楽しいと思うようなタイプなのだ。

そこでもし..... 連邦政府が授業料無料の大学や短大を各州に一校設立するか、または提供するとしたらどうなるだろう? 学生ローンを負った各大学の卒業生は皆、昼間の仕事の他にこの無料大学において、互いに各自納得の上のレートで各期ごとに1〜2コースを教える仕事を請け負う。そしてそれによって負債を減額することが出来る。またこの無料大学が受け入れる学生達は、週に5〜10時間ほど大学運営の仕事に携わることにしてはどうだろう? 全ての州(または連邦政府)が医療/レクリエーション用の大麻を合法化し、そこから得られる税金を全てこの無料大学の支援に回す。無料大学の理念を支持し寄付を通して支援する個人や企業はその分の免税措置(連邦と州)を受けられるというのは?

    もし...... ならどうだろう? これが土星・海王星スクエアの新しいリアリティだ。そのエネルギーは、立ちこめる霧を晴らす努力をするにあたり、適切な答を聞いてくる。単に誰かが自分とは異なる信条や肌の色を持っているからといって、いきなり首を切り落としたりはしない。

さて、土星・海王星スクエアの新たな現実世界へようこそ。ここではクリアな回答など何処を探しても無い。その代わりに沢山の質問が待っている。もしあなたが質問のための時間を取らないなら、代わりに多くの誤解が待つだろう。



    もし..... なら? 海王星が土星と繫がり合う時、それは悪夢 ― 未知への恐怖 ― となって拡がる可能性がある。あるいは、夢を現実にするための努力をスタートさせる時となるかもしれない。 もし....ならば......。





* 無償教育:現在、支持率においてヒラリー・クリントン氏に迫る勢いを持つと言われる民主党大統領候補・左翼系無所属の上院議員、バーニー・サンダース氏が掲げるスローガンの一つ。学生達の支持を得ているが、保守系からは「社会主義者の極端なバラ捲き政策」として批判を浴びている。(訳者の推察:おそらくメリマン氏はこうした極論と批判が飛び交う現況を意識して、米国人ならハハァーン...と感じるだろうことを期待しつつ本論の "What...if " に繋げているのではないかと思われる。)

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1968年シカゴ民主党大会:1968年8月、大統領候補選定のために開かれた民主党大会当時、ベトナム戦争反対運動デモは最高潮に達していた。当初は何千もの人々がサインや旗、絞り染めのTシャツを着て音楽を奏で、踊り、詩の朗読を行ったという。豚のキャラクター「Pigasus the Immortal」が大統領候補として街に持ち込まれもした。初めはカーニバルのような雰囲気だったが、群衆の内何人かが警官隊に投石を始めたことから暴力化していった。苛立った警官が催涙ガスで応戦しバトンで殴りかかるなどデモは暴動と化し、人々が逮捕された。8人の活動家(内一人はブラックパンサー党)と8人の警官が起訴されたが、その法廷は反体制派と大衆の注目を浴びた。活動家は体制の出先機関である法廷を揶揄するように自ら法衣を着たり、裁判官をファシストと罵ったりキスを交わすなど様々なふるまいで反抗を示した。また左翼やカウンターカルチャーのアーティスト・著名人が多く出廷して証言するなど、派手な反体制的パフォーマンスが繰り広げられた。後に被告となった7人はシカゴ・セブンと呼ばれるようになる。(参考:wikipedia)

この年は世界各地で学生運動が盛んになり、パリでは五月革命が起きた。日本では反戦、反体制、反安保の流れを背景として、大学の自治権侵害や金権体質に怒った学生達による東大安田講堂占拠や日大封鎖事件が起き、翌年へと続いていった。やがてその一部は過激化し、武力闘争による革命を目指す赤軍派に発展していったが、時が経つと共に内部闘争が激化し、結局は自壊していった。




訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:52│Comments(0)TrackBack(0)│ │金融アストロロジー 

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