●1/24の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)レイモンド・メリマン 週間コメント2/8【金融アストロロジー】

January 24, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント1/25【金融アストロロジー】

満月の星読みは1つ下の記事になります。

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年1月25日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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※お知らせ
 今週のメリマン・コラムは ≪ 短期ジオコズミクス ≫ 以外は抄訳になります。また来週2月1日付のメリマン・コラムはお休みさせていただきます。2月はもしかしたらずっと抄訳になるかもしれません。
m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

         先週は世界の株式市場にとって、いまだかつて無いほど不可思議な時間帯だった。週が終わりに近付くほどに、世界中の株式市場が暴落するという強力かつ不吉な予感が覆っていったのだ。実際それは顕現した。1月20日水曜までに、世界の多くの指数が年初来安値をつけ、その内のいくつかは20%ラインの下まで落ち込んだ。これは弱気相場の特定に使われていた定義だ(実際は全く使えない定義だが)。その様相は1月3日〜18日まで発効していたジオコズミック・サインとあまりにも合致しており、またテクニカル指標と経済報告のどちらもが信頼性を欠く水星逆行期(1月5日〜25日)のことでもあった。つまり、先週の株式市場に首尾一貫するものは何も無かったということになる。その代わりに、世界中を異市場間ダイバージェンスの津波が襲ったのだ。


※この後、世界の各市場の動きを追う記述が続きます。


        現在、誰もが首をかしげている。『これは株式市場下落の終わりなのか? 株はまた強気に戻るのか?』 9月まで土星・海王星スクエアが続き、5月に木星・土星スクエアが待ち受ける下で、私はそこまでの期待はしない。

しかしながら、先週半ばまでの崩落の損失からまずは健全な反騰があったとしても驚きはしないだろう。ここでの反騰が単なる「デッド・キャット・バウンス/跳ね返り」とは思わない。私達は水瓶座の季節に入っており、これは新たに太陽が入居した風性の星座宮だ。この跳ね返りはある程度は続く可能性がある。もしそうならないなら、これまで私達が登ってきた山にはまだここから下へと深い谷が続いている。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        先週水曜、1月20日につけた株式市場の安値は、ジオコズミックな時間帯が交差する非常に興味深いポイントで示現した。水星逆行期中間点から2取引日を過ぎ、水星順行日(1月25日月曜)の3取引日手前だったのだ。またそれは、太陽が水瓶座入りするまさにその当日でもあった。先週のコラムで来たるべき日々に臨み述べたように『もし株式市場が反騰しようとするなら、タイミング的には良い時だ。まだに誰もが先を争って船から飛び降りている。水星逆行中間期のリバーサル・エネルギーか、あるいは土星・海王星スクエアがもたらす恐怖、すなわち船は真っ直ぐ氷山に向かい、タイタニック号はもう衝突を避けるために進路を変えることは出来ないと人々が信じる力か、どちらの力が支配的かを観察するのは興味深い。しかしながら、今私達が注視しているのはS&P500が8月24日の安値を割ったのに対し、ダウ平均がいまだに尾辻の安値より600ポイント上にあるという点だ。ターニング・ポイントとしての水星逆行中間地点は、ギリギリではあるが、まだ無視するには早いと考えられる』。   

        ファイナンシャル・アストロロジーの観点から見れば、月が双子座を運行中に株式市場がボトムをつけ、その後月が木曜〜金曜に蟹座に入ったあたりで反騰したのは有望な材料だ。蟹座の月は通常、株にとっては弱気なのだが、新たなプライマリー・サイクルがスタートする時は強気であり、月と星座宮のどんな組み合わせの象意よりもずっと強力だ。したがって、こうした研究から見れば、これは強気を示す展開だといえる。

        これから先、ジオコズミックな活動は2月5日〜6日に金星が天王星・冥王星の乖離していくスクエアのトランスレーションを開始するまでは邪魔が入らない可能性がある。2月5日はまた次の非農業部門雇用者数が発表される日だ。

        一方、1月23日(24日)土曜は満月で、同日金星が星座宮を移る(これは「イングレス」と呼ばれている)。この満月は、現在米国北東部を襲っているブリザードのような厳しい気象条件との関連性を持っている。また金融市場における価格変動の振幅(ボラティリティ)は、お金と愛の惑星、金星が増幅の原理を持つ射手座から収縮がテーマである山羊座に移行するにつれて減少しやすい。1月25日月曜、水星がまた一つ注目に値することとなったこの逆行期を終える。市場の注意が次のビッグイベントに再び集中するまでにはあと数日かかるだろう。それは、米国なら2月5日の雇用統計、そして2月9日にアイオワとニューハンプシャーで開かれる大統領予備選だ。



≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー ≫

※冒頭は原油価格と経済の関係について、前FRB議長アラン・ビンダー氏の言葉など以前のコラムからいくつかの引用文が添えられています。


    1月10日に開催したウェビナーの時、原油は数年ぶりの安値33.16で週を終えていた。その時、こんな質問があった。『あなたはここで原油を買いますか?』 私は『原油が30以下になるまで待つだろう。理想的には次の2週間の間に期近の27.56周辺をつければ買うだろう』と答えた。そして先週は32.19で終わっている。悪くはない。だが友人で同僚でもあるデューク・オニールならこう言うだろう。『レイ、しくじったじゃないか。君は6セント外してるぞ』。

        ダブル山羊座*の人間として言うなら、この種の仕事で尊敬を勝ち取るのは容易なことではない。しかし真面目な話、アストロロジーを分析ツールの一つとして使う職業はどんなものであろうと、敬意を得られないという事実がついてまわる。あなたには選択肢がある。真実(知識)か、または社会からの敬意かだ。昔、私は真実と知識の方が自分にとって重要だという選択をした。社会からどう見られるかなどくそくらえだと。まぁそんなわけで、全て承知の上でその選択を行った以上、私は敬意の喪失について文句は言えない。
* ダブル山羊座:メリマン氏の出生図では太陽と月が共に山羊座にある

だが私は自分が可能だと考えていた以上の敬意を、私と同じように真実に高い価値を置く人々から受け取れる専門分野を創り上げることが出来た。それは非常に報われることでもあり、また謙虚な気持ちにもさせられる。この職業に対して敬意に欠ける態度を取るのは、宇宙のサイクルと人間活動のサイクルへの経験や理解が全く無い人々のみだ。別の言い方をすれば、それは自分の意見をあたかも事実であるように信じている人々だ。そういう人々には引力の法則で有名なアイザック・ニュートンの言葉を借りてこう答えよう。『サー, 私はこの問題を研究してきたのです。だがあなたはそうではない』と。

        土星・海王星の36年サイクルについて、あなたが頼りに出来る指針を一つ挙げるならこれだ。真実と事実に対して敬意を払うこと。これは人を裁いたり批難したりすることに躍起になったり、当てこすりやバイアス、偏狭な思い込みによって誰かの評判を傷つける行為のはるか先を行く地点にあなたを置くだろう。

今年は魔女狩り、裏切り、そして集合的・集団的な愚かさが発動しやすい。個人的な説明責任の所在よりも、上手く行かない物事や鬱憤に対するスケープゴート探しが流行するだろう。だからこそ、正しく事実を把握し、または伝えようと誰もが努力する必要がある。間違った思い込みや誤解に基づいて人を裁くようなことがあってはならない。その努力を払わなければ、後に厳しい結果が待つだろう。他者から見聞きした物事をそのまま信じることは出来ない。あなた自身の良識こそが鍵だ。今のように集合意識が傷つきやすく、土星・海王星スクエアの影響でヒステリーさえ起きかねない環境にある時、それは難しいかもしれない。だが、不可能ではない。

土星と海王星がアスペクトする時は「信頼」が全てだ。そして、何かを伝達する役割を果たす者が真実と正確さの持つ大きな価値によって導かれる時、信頼はいともたやすく向こうからやって来るのだ。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:55│Comments(3)TrackBack(0)金融アストロロジー 

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この記事へのコメント

3. Posted by Green★彡   February 05, 2016 00:08
5

相場も、これは、もう、風邪ひきではなく
長期サイクルにおける谷間形成に
動いているようです。理屈に合わない
株式の価値は、いままでの積もり積もった
反作用のよう。。

ヨーロッパが、手の施しようのない
ガラガラガラガラ。中国上海は仕手相場に
似ているけど、政策の手立ては
いくつか持ち駒がまだ、ちゃんとある。

アメリカも、全力で、相場立て直しのため
原油相場、為替相場ともに介入中かも。
三月利上げの見込みがほぼ無くなったと
みなされてか?円高に怒涛。ほかの通貨でも
全面ドル安。黒田サプライズで
121円になったのは僅か三日天下だったと
いう。。。

これらは、プロフェッショナルや相場巧者にも
アット、驚く、為五郎!
ジーザス(; ̄ェ ̄)クライスト!
だったはず。日経先物17700円台を大量に
安心して買っていた機関は、エライことに。

つまり、ヘッジファンド大暴れの2016
でしょう。巨額の資金を武器に
やりたい放題。パワープレー。
じっくりホールドして、果実を待つ
個別株投資は難しそう。

フォーキャスト2016によれば
そんな年にも、いちおうオアシスな時は
あるらしい。きょう再び再読。
ラインマーカー、書き込み、サインペン
などなど、メリマンストーリーを
感じています。

全般に2016年はウミダシの年に
なりそうです、ね。オバマ大統領の在任中に
世界の懸念を全て噴出、露呈させて
新アメリカ大統領誕生のときこそ、
それらをドラマチックに再生、新生させる
ハリウッドストーリー、英雄大統領伝説を
予定しているが、ごとし。

Greenは、難局の、いま大部分キャッシュ化
hiyokaさんが言っていたように上下に
極端な変動がありそうなので余力戦法です。
藪から棒になにがくるかわからない〜!!
4. Posted by Green★彡★彡   February 05, 2016 00:11
5 (´・_・`)

駅改札でも、サラリーマン同士がドスンドスン
と、衝突、踏切でもトラックと乗用車事故。
バイパスでも事故。人身事故、遅延、他。
人心も殺伐と荒涼としてきているような。
車内で喚いているサラリーマン。
ぶつかりあって疲弊しているひとが多そう。

そう

落ち着くための、ジャスミン茶ホット。
Greenもいただきます( ^ ^ )/□。だね。

おやすみん、hiyokaさん^_−☆

5. Posted by hiyoka   February 06, 2016 05:54

Greenさん、おはようございます。

相場は風邪引きどころじゃなく、世界はあちこちで衝突やら分裂やら。
(そんな中、わたしも風邪引きですがw)

だけどこうして、しんとしていられる幸せ。息をしていることの奇蹟。なんとはなしに笑えることの、とてつもない巡り合わせ…そんなことを感じたりしています。

地震があったり噴火したり、次の新月も賑やかなエネルギーになりそうですが、あちこちと忙しい中にも、ただ何かを、外と内を、見つめ続けることの幸せを感じていられるならそれが一番かも?なんてw。

相場をはっているひとは、きっと疲れる時間帯だろうなと思います。Greenさんも、どうかご自分のリズムに沿って、出来るときはなるべくこころと体を休めてくださいね。^^

Good luck!!!

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