レイモンド・メリマン 週間コメント2/15【金融アストロロジー】●2/23の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

February 21, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント2/22【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年2月22日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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今週のコラムは ≪短期ジオコズミクス≫ のみの抄訳とさせていただきます。

なお、≪長期的考察≫ については、引用文のみ翻訳しました。また、内容的に23日の満月のテーマとも呼応する部分があったため、久々に後記的なメモ(私見)を入れています。


≪先週をふり返って≫

今回は先週の各市場の動きに軽く触れている程度ですが、続いている強力な反騰が今までのところはまだ弱気トレンドにおける修正高以上のものとは確認出来ないことから、先週のコラムで述べられたように、2つの長期惑星サイクルがそのピークに達する3月〜6月への懸念は続くとしています。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        先週、ヘリオセントリックの水星が射手座入りして(2月15日〜26日)金と銀の価格は急落、株価は舞い上がった。金は1263.90から1191.50まで急激に下落する一方、ダウ平均は2月11日につけた安値から1000ポイント上昇する過程にある。

先週このコラムで述べたように、
『これは非常に大幅な価格変動としばしば同期するコンビネーションの一つで、その影響は特に貴金属と通貨に顕著だ。もし先週の重要変化日が2月11日木曜の株式、国債、そして貴金属におけるリバーサルに関連しなかったとするなら、これらの爆発的な動きはなおのこと増幅することになるかもしれない。射手座は誇張を象徴する星座宮だ。射手座は限界を知らない、あるいは少なくとも限界や境界に対する敬意を持たない。どんな限界をも超えていこうとする衝動に駆られる。金融市場においてその限界とは支持帯や抵抗帯だ』。

このコンビネーションが今週終わりまで続くことから、大規模な価格変動の可能性はまだ消えていない。とりわけ月曜〜火曜(日本時間23日火曜午前3:19)にミュータブル・サインの満月が起きることを考慮するなら、その可能性はある。

        今、私達にとってこのミュータブル・サイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)は特別の警戒を要する。何故なら木星、土星、海王星がミュータブル・サインに在泊し、3月〜6月の強力なTスクエアに向けて運行中なのだ。前回、私は youtubeチャンネルにスペシャル・インタビューがアップロードされると発表した。これは3月23日〜6月29日に展開していく驚くべき惑星ラインナップについて、ドイツのジャーナリスト/アストロロジャー、アントニア・ラングスドルフに語ったものだ。しかしながらこのインタビュー映像は音声に技術的な問題が見つかったことから、掲載は3月初めの週に延期することになった。したがって、閲覧可能になった段階で再度皆さんにお知らせするつもりだ。

        今週の満月に加え、太陽は迫りつつある木星・土星・海王星Tスクエアのトランスレーションを2月29日にスタートし、これが3月8日まで続く。拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing, Vol 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles』で述べた通り、太陽・海王星と太陽・木星のアスペクトはレベル1のジオコズミック・サインだ。レベル1のサインはプライマリー・サイクルまたはより長期のサイクルに対して最高度の相関関係を持っている。そしてこれは、3月4日に発表される米国雇用統計のタイミングと重なっており、これがFRBの金利引き上げ計画続行の如何に影響するだろうと予測される。木星(誇張)と海王星(非合理的な活気、またはヒステリー状態)の原理を基盤として、私達はこの雇用統計に起因する大規模価格変動を予期している。
(以上、原文太字表記)


≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー….. ≫

        “ 議論とは知識を互いにやり取りすることを言う。だが口論は無知のやり取りにすぎない”
ー Robert Quillen(ジャーナリスト),
 2月15日付 アリゾナ・リパブリック紙

        “意見とは、私達が何の情報も持たなくても特定の決定が出来ると考える際に役立つ、人間の意志の実践に他ならない”
ー John Erskine(作家/教育専門家)
 2月18日付 アリゾナ・リパブリック紙

        “何処であろうとそこに壁を建てることしか考えないような人、橋を架けることを考えない人はキリスト教の信仰者ではありません....”
ー ローマ教皇フランシスコ1世, 先週の言葉より

        “トランプ氏は自分の信仰がこんな風に疑問視されることを「屈辱的」だと述べた.... そして、もしバチカンがISILに攻撃されたら、法王はきっとトランプが大統領だったならと願い、祈るだろうと言い返した。”
ー “The Pope and the Presbyterian”
 2月19日付 ウォールストリートジャーナル




訳文ここまで
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長期的考察をざっと読んでみて
(以下は訳者の私的メモ/私見であり、訳文ではありません)

  上記の引用文は、先週発効していた木星・土星、土星・海王星スクエアが米国の政界にどういう現象をもたらしたかの一例として挙げられたもの。木星と海王星は両方とも宗教を支配するが、射手座も同様であり、そこに政府を示唆する土星が今後22ヶ月間在泊する。

これは国と宗教(または特定の信条)が対立する際の古典的な組み合わせで、政治的な信条や信仰を同じくする様々な党派やグループが、自らの誤った活動(誤解や印象操作、捏造を元にする批難や告発、煽り行為など)によって失敗(ドジを踏む的なニュアンス)していく動きが示唆されている。

宗教的とは言い難い日本に住んでいるわたし達には、これが想像以上にセンセーショナルである点がわかりにくいけれど、今、こうして口論状態のように扱われ米国メディアを賑わせているフランシスコ教皇VSトランプというトピックは、米国の大統領選にローマ法王が影響を与える可能性という点でも非常に奇妙な成り行きかもしれない。Vox誌ジェフ・ステインの記事によれば、トランプ氏はフランシスコ教皇を「(宗教家というより)政治的な人間だ」と評し、教皇は「政治家とは嬉しい呼称だ。アリストテレスは人間を政治的動物だと定義している。ならば少なくとも私は人間というわけだ」などと言い返しているという。

メリマン氏は「法王は失言した。方やドナルドは失言するよう生まれついているようだが、気にもしていない」と結んでいる。

        ただし、これはローマ法王VSトランプというメディアが喜ぶ政治エンターテインメントに留まるわけではないらしい。米国の大統領選は日本の選挙と異なり、論敵に対する苛酷な舌戦やネガティブ・キャンぺーンはかなり自由に行われる。しかし、今回はその「ゲスさ」においてこれまでとは一線を画するところまで来ている模様。

  先日、米国最高裁判事で保守派のアントニン・スカリア氏が亡くなったが、米国では誰が後任を決定するかで民主党・共和党が大いに揉めているという。全くポジションの違う2つのグループ(または2人の人間)が、互いに相手を「不誠実」だとなじる。これはスクエアというアスペクトが顕現する時の特徴であり、同時に土星・海王星スクエアのダークサイドを形容するのにピッタリの言葉だとメリマン氏は書いている。

        その他にも、共和党大統領候補のテッド・クルーズ氏の陣営が対立候補マルコ・ルビオ氏とオバマ大統領の握手写真(八方美人の裏切り者のイメージ)をフォトショップで捏造し、共和党支持者にバラ撒いたり、同じく対立候補のベン・カーソン氏が立候補を断念し自分の票をクルーズ氏に投票するよう支持者に呼びかけているというデマを流したりという行状が報じられているという。

また、共和党に限らず民主党でも、対立候補クリントン氏のメール疑惑に固執して「信頼に値しない人物」という一点に絞って責め続け、自らの理想を描いた政治公約の具体的な施策や方法論にはまったく触れようとしないバーニー・サンダース氏にも言及。乙女座生まれのサンダース氏は木星の恩恵を受けてクリントン氏を凌駕しているが、その恩恵は6月には変化する。もし本当に当選したいなら、それまでに現実的な路線を考えておくべきだと示唆している。

ここでメリマン氏は
“こうした一連の出来事はミーム(遺伝子によるのではなく、模倣を通して人から人へと伝播していく行動)となって拡がり、選挙キャンペーンの様相を定義していく” というウォールストリートジャーナル紙の社説の一節を挙げて警告としている。そして、ある個人の「キャラクター」を "暗殺" しようと謀ること、倫理的侵害の申し立て、この2つは土星・海王星スクエアのテーマであり、個人的な評判を地に落とす元になる行為だともしている。

        最後にメリマン氏は、これは興味深い選挙戦であり、これまでのところ殆どの米国人にとって、エンターテインメントとして非常に楽しめる展開となっているとしながらも、短期ジオコズミクスでも触れていた3月27日〜6月27日のミュータブルTスクエアがもたらす宇宙の猛火に突入するにつれて、よりシリアスさが増していくだろうとも述べている。

けれどそれでも、侮辱的な物言い、捏造、印象操作、誇張、屈辱などが減るわけではない。おそらくそれらは強烈さを増していくと予測している。9月前に第三、第四の政党から立候補する者が出ても驚くにはあたらないと。

こうして今回の長期的考察を読んでいくと、米国で政治分野のみならず社会的に展開する状況は、当然ながら日本も似たような傾向を帯びている気がする。政治・社会の仕組みや国民性の違いもあり、その顕現のしかたは異なっていても、政治、メディア、ネット、社会全般そして個人生活の領域でも、今回解説されていたような現象が色濃く出ているように思う。

その意味では23日の満月の海王星は要注意で、わたし達の心理に今までに増してドラッグやアルコールで酔ったような効果を与えてくる可能性を持つ。

何かに狂うことはそれ自体悪いことではないけれど、自分自身に向けられるべき土星(責任)と海王星(信頼)のスクエアをひとたび他者に向けるなら、魚座の海王星がもたらす理想や夢は、土星(不信の壁)と海王星(依存と罪悪感)の表層をまとったルサンチマン(海王星の最悪の顕現のひとつ)という怪物へといつのまにか化けていく可能性がある。

他者の言動を見て「愚かだ」「間違っている」と断定したときは、その断定を裏付ける確かな情報をはたしてどれほど掴んでいるのか、自分自身を怪しむ必要があるのかもしれない。

「真実」を知るには努力が要るし、ときには対価を払ったり身を切る覚悟が要ることもある。そして、それでも失敗することは多々ある。けれど、タダで努力もなく手に入る情報を好みに合うからといってすぐに信じ込み拡散するなら、それは自分が巨大なミームの媒介者として無意識的に組み込まれていくということに他ならない。そこに自主性は微塵も存在しない。そしてわたし達は時代を創るのではなく、単に時代に操られる群衆としての顔しか持てなくなっていく。政治家もビジネスリーダーも宗教指導者も、カウンセラーやアストロロジャーでさえも。

今は自分の信条的限界(射手座の土星)をよく識り、その限界を知った上で自分の基盤を見定め、たとえ徒手空拳であったとしても、2本の足でしっかりと立つときではないだろうか。

誰かから与えてもらうこと、自ら与え得ること(海王星)に関しても、その現実的な境界線をしっかり見極めておくことが今年を過ぎ越すための重要な鍵のひとつではないかと思う。2月8日新月の記事に書いたように、6月の天王星・エリスのコンジャンクションもまた、あらゆる種類の「内なる叫び」を現象化させる可能性をはらむアスペクトなのだから。



hiyoka 記


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