レイモンド・メリマン 週間コメント4/4【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント4/18【金融アストロロジー】

April 07, 2016

○4/7の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  4月7日 20:42前後、北海道周辺で  20:49前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は 20:24 前後、沖縄周辺では 19:53前後に牡羊座 18°04’25”で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマ 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています


【太陽・月 牡羊座18°~19°ー4/7~5/6 】
  "An empty hammock"
『空っぽのハンモック』

  "The magic carpet"
『魔法の絨毯』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★やるべきこと、やらねばならない事を前に一時的な真空地帯に入る
→★抱きしめてきた物事や考えを疑い再吟味していく必要
→★決断の重圧が前進のエネルギーを奪うことへの気付き
→★肩に力を入れず、相容れない物事の中間地点を探る
→★目に見えにくい疲労の蓄積が逃避願望となって顕れる
→★自分を縛るルールや立場からの絶対的解放を求める
→★渦中を一度出て外側から物事を眺めることで開ける新たな視野…
→★...または当事者を顧みずに発する無意識の上から目線の言動
→★...あるいは止まらない自分語りの中にかいま見える欠乏感
→★「これが自分の旗印だ!」と宣言したい気持ちの高まり
→★行き詰まりを誤魔化すためのレッテル貼りや断定的な物言いに注意
→★虚しい争いから抜けて上手に着地するタイミングを掴む知恵
→★殻を破って羽ばたきたい思いを成就するために必要な忍耐と誠実さ
→★超法規的な行為やあらゆる規則を逸脱した存在に本能的に惹かれる
→★衝動的な逃避願望を創造的な迂回路に変えるという挑戦
→★思うようにいかない状況に焦らず情熱を内なる飛翔に向ける必要
→★ぐっとアクセルを踏みたい気持ちと先送りにしたい気持ちとの葛藤
→★「生きている実感を感じる」「自分が何者かを知る」ための賭けに出る
→★...または、自分らしくあり続けるためにあえて気配を消す
→★緊急のとき、必要なエネルギーがやってくることへの信頼
→★単なる反撥心を超えて包括的で自由な精神を目指す・・・→

エネルギーのポイント:『真の自立への歩み』 

160407NM


        日食と月食を過ぎ越し、本格的な春。関東はこのところぐずついたお天気だけど、桜はもう満開です。前回の新月〜満月期は心身の調子を崩したひとも多かったようですが、ピークは過ぎ去ったでしょうか? まだまだ世界は不安定なエネルギーに覆われています。けれど頑張っているひとも、今ひとつ調子が出ないひとも、この新月期は何らかのキックが入るかもしれません。 どーんと自分を解放し、もっともっとまっすぐ打ちだしていきたい思いが湧いてきそう。また、外界からの締め付けやプレッシャーに「もう沢山!これからは自分らしい道を行く!」という声も聞こえてきそうです。

このところ、メリマン・コラムでも「今は見るもの、聞くもの、読むもの、全てをそのまま信じてはならない時節だ…」と書かれていますね。新月のチャートからも、「あれも違う、これも違う…信じられるのは自分の内側の声だけ。。」 という強い想いのエネルギーが感じられます。


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  それと呼応するように、世界には何か未解決の問題が明るみに出たり、古くからの「ねじれ」が浮上して波紋を拡げるようなことがあるかもしれません。天王星は、電気ショックにも似た効果をこの新月に与えるのではないかと思います。また天王星の接近を待つエリスは、フタをして誰もが見ないふりをしてきた歪みや不和にハイライトを当ててくるかもしれません。世の中にはリニューアルが必要な物事が沢山溜まっているようです。 また個人レベルでは、前に進もうとする力と後ろに引っ張る力の両方のプレッシャーを受けてひととき立ち止まるひと、根深い現実とこれから進む道に思いを馳せて、不安に思うひともいるかもしれません。

巷では世の中に起きている出来事を良くも悪くも面白おかしく眺める風潮が強まりそうだし、一種の自己表現として、蚊帳の外から出来事の表層を論じるような流れも目立ちそうです。みんなそれぞれに「何かがおかしい?」と感じながら。魚座の支配力が強かった昨今(それは今でも続いていますが)、みんなが無意識に感じる足許の不安定さがそうした流れを何とはなしに加速させているのかも?

けれど、世界が迎えた新しい旅路の途上で物事が本当に動いてくるのは多分、これから。 それがわたし達ひとりひとりにとってどんな道になるかはまだ見えていません。 ならば今は、このダイナミックな新月から湧いてくる自己探求のエネルギーを思う存分に使い、今の自分が立っている場所で、今しか体験出来ない出来事を通し、これまでの物の見方、とらえ方を再構築していくこと。 そこに重点を置いてみる。これが結局はこの先の鍵になりそうな気がします。


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  この新月で太陽と月がとっていくシンボルは「魔法の絨毯」です。ふわりと浮かぶマジック・カーペット ー イメージの翼に乗って、空高く舞い上るわたし達。 自分が住んでいた場所がどんどん小さくなり、段々と広大な世界が視野に拡がってきます。視点が拡がるってことは、「自分」というアイデンティティもまた拡がっていくということ。 きっと美しい花園も見えれば、凄惨な戦いの現場だって目に入るかもしれません。 魔法の絨毯は、異次元の世界から魔術によって一時的にわたし達の世界にやってきた何か ー 「常ならざるもの」です。わたし達のちっぽけな自我でコントロール出来るものではありません。だからきっと、見たくないものの上を飛ぶときだってあるでしょう。 けれど魔法とつき合うときは、その力を自分の力と混同してはいけない…これは鉄則。 何故ならそれは、必要なときに天(あるいは何かとてつもなく壮大なシステム)からわたし達に与えられる、イマジネーションのツールだからです。ならば問題は、空飛ぶ絨毯の上 ー 今までとは異なる視点から見えるものをつぶさに見て、そして無事にこの現実に着地すること... そして、その後です。 たった今味わった経験、かいま見た光景をどう消化し、どこまで精神を拡げていけるのか? いやでもその前に、わたし達、何が起きてもずっと目を見開いていられるのかな?(^_^;


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  今夜は、たとえば滑空する絨毯の上から 「わたしはココにいるよ!」 と大声で叫んでみるのもヨシ。その前に「空っぽのハンモック」を前にひとり立ち止まり、靄の中に響く内なる声に耳を澄ませてもヨシ。 

今回の新月は、わたし達のマインドとスピリットに大きな飛翔のエネルギーを与えてくれます。だからきっと、よぉし!と一歩踏み出すひともいるでしょう。 けれど、ただやみくもに強いエネルギーに押されて賭けに出ても、今はあまり報われないかもしれません。何故なら、おそらくこの先には大小様々な変化が待っているからです。 その変化はわたし達を高みに押し上げてくれるビッグウェーブになるかもしれないし、産みの苦しみの中で成長を促す見えない激流となるかもしれません。 いえ、もしかしたら、その両方を兼ねているのかも? (惑星の力はいつだってそんなふうに働きます。けどそれは、わたし達自身が二つの方向に引き裂かれた存在だからかもしれません)

また、変化の流れに乗って成長していこうというとき、一番避けたいのは「自縄自縛」になることです。勇気を持って、よし!と踏み出す戦士さんは、自分の言動が後になって強い自縄自縛を招かないよう気をつけてね。 …と言っても当然これは、あらかじめ逃げ道をつくるとか、責任を追及されないように伏線をはっておくという意味じゃありません(今の星回りの下で、それはかえって自滅の元になりそう…)。

ただ、自分で決めたはずのことが、後になって(いつのまにか)より良い変化の可能性を自ら妨げる手枷足枷になるかもしれない。そんな可能性があるということ。それにいち早く気付けるよう、柔軟なこころを持ち続けよう…ということなんです。 牡羊座のこの領域は、縛られるのが大嫌いです。でも自分を一番強く縛り付けているのは、他の誰より自分自身だったりすることって、とても多いのではないでしょうか。 過去の成功体験からも軽々と自由になっていく。これもまた、この先のエネルギーに備えるには必要な精神ではないでしょうか。


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         …というわけでこの新月期は、太陽と月の贈り物「魔法の絨毯」のエネルギーに乗って、空から景色を眺めてみるのも良さそうです。 高く飛ぶなんてちょっと…と思うなら、ささやかな飛翔体験はどうでしょう。…イメージの中で1mくらい浮かび上がり、自分が誰と何をして、何を話しているのか、聞き耳を立て、観察してみる。今、惑星エネルギーは複雑に絡みあって、感情を刺激してくるかもしれません。でも、1m浮かび上がって見ているもうひとりの「わたし」は、そんなこころ模様に縛られることなく気配を消した観察者 ー 魔法使いの弟子です。

それとも....こんな感じはどうかな。ここまで辿り着いたわたし達の目前に今、2本の異なる木を支柱とし、その間に吊された「空っぽのハンモック」があります。 その2本の支柱は、わたし達の内奥で常に闘っている二元の世界 ー「行くべきか? 戻るべきか?」「YesかNoか?」という葛藤を象徴しているのかもしれません。 その二元の支柱にゆったりとぶら下がり、わたし達を誘うハンモック。 ん、春の風を受けてかすかに揺れてるような。。。 じゃ、まずはそこにゆったり寝そべってそっと目を閉じ、魔法の絨毯がやって来るのを待ちましょうか?

力を抜いて、リラックス。目を閉じて深い呼吸をしてみる。 やがて闇の彼方から、一片の空飛ぶ四角い領域が立ち現れる。。 もしかしたら、そこにはガイド役の魔法使いが乗っているかも? (ぁ、そういえば魔術師アレイスター・クロウリーはこの度数の対向でペアを組む、天秤座19°に太陽を持っていましたっけ…) 彼/彼女の顔は朧気でよく見えないけれど…何故だか親しみを感じる。。 そして目の前に拡がったエネルギーの絨毯。大丈夫、惑星達から贈られたこのチャンスを使って、思考を自由に飛ばしてみよう…! そう感じ、絨毯に包まれるわたし達。体はここに居ながら、鋭くなった第二の視線を通して様々な景色、情報が脳裡に飛び込んでくる。そう、たとえ目を閉じていたとしても。。

...浮かぶ思い、湧き出ることば。つぶさに味わい、調べてみる。見るもの聞くもの、眺める景色、全てに自分の姿が反映していることを知りながら。 一時的に魔法のエネルギーに包まれた、無邪気な "アウトサイダー" の視点を使い、全てをただ、見てみる。。 今は性別も年齢もステイタスも血統も体制も反体制も関係ありません。もしかしたら、わたし達は初めて地球を訪れた宇宙からの観光客……。「美しくて、しかも不思議なところだね、地球って。健気で、ちょっぴり哀しくて、でも面白いね、人類って」 そして.....けっこう笑えるよね、「自分」っていう存在。。。


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  この新月期から先は、新しいアイデンティティの確認を経て、再び周囲の人々との協調へと探求のテーマが変わっていきます。その流れに乗っていくには、自分らしさを大切にしながら、しっかりと二本の足で立つことが必要になるでしょう。 牡羊座の第二ディーカンは何より縛られることを嫌う領域だと言いました。その一方で、本物の自由と自立の獲得には、ことばと行動への責任が伴います。それを引き受けるこころを持って。リラックスしつつ、あとはちょこっと腹筋に力を入れてw。この、何者かになろう!なろう!と燃え立ってやまない内なる火のエネルギーを、あえて楽しみながら使っていきたいと思います。何故なら、これからピークを迎える惑星逆行の季節を乗り超えるためにも、そんなこころの在りようがきっと一番の訓練になるから...。


        天王星とコンジャンクトし、冥王星とはスクエアとなるこの新月は、天・冥スクエアの残照を色濃く受けています。そして土星とはトライン。また、やがて天王星とコンジャンクトするエリスもオーブの効力圏内に。火星・海王星はスクエアを形成し、木星・土星スクエアもまた、いまだにオーブ圏内にあります。 前回、満月のエネルギーポイントは『脱皮のとき』でした。新しい季節、新しいアイデンティティを求め、気付こうと気付くまいと、またひとつ上の螺旋回路を歩み始めたわたし達。複雑に絡みあうエネルギーの下で本当の脱皮を果たし、新しい自分を見出す挑戦の本番は、これからかもしれません。

(そんなこともあって、今回はキーワードがいつもより多めになりました。あまり沢山ありすぎてもまとまりを欠くかな…とは思ったのだけど^_^;)。


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        さて、3月25日から始まった土星の逆行。これは8月13日まで続きます。木星はすでに1月から逆行中で、5月9日夜に順行になります。そして4月17日夜からは火星が逆行を開始し、6月30日まで続きます。 それぞれの逆行について、最後に少し触れてみますね。

水星の逆行
(シャドウ入り4月15日〜4月29日逆行5月10日中間日5月22日順行〜6月7日シャドウ(エコー)抜け)→同日、天王星・エリスのコンジャンクション

水星逆行、シャドウ期とその原理について、初めての方は過去記事 『2014年の3惑星逆行―カーディナルクライマックスの序章として』を参照してください。(火星の逆行が持つ原理についても触れています) なお、今回は4月15日03:10ごろからシャドウ期に入ります。


火星の逆行
(シャドウ入り2月19日〜4月17日夜逆行5月27日夜蠍座入り6月30日朝順行〜8月3日早朝射手座入り〜8月23日シャドウ抜け[24日に火星・土星コンジャンクション])

        物事を進めていくための原動力である火星は、考えるより先に動くといった性急な行動を促してくる力。逆行と順行の前後、いわゆるストーム・フェーズは、火星が持つ好戦的で積極的な特質が強調されやすく、ケンカ、口論、紛争の要注意期です。また、推進エネルギーがいったん内向きになるため、すでに進行中だった物事はこの時期に低迷したり、壁にぶつかりやすくなります。この時期に新しい計画を実行に移すのは可能なら避けた方が良いでしょう。また、過去の問題やスキャンダルが蘇ってブレーキとなったり、争いが再燃することも。。 こうして滞ったエネルギーは凝縮され、何かのキッカケで暴発することがあります。怒りにまかせた暴挙、紛争、焦りによる事故や事件にまきこまれないよう、十分に注意しましょう。緊急でなければ手術も避けた方が良いと言われています。

一方ではその同じ凝縮のエネルギーが莫大な集中力として使われるケースもあります。問題を解決するための調査や研究、モチベーションや情熱の見直し、問題箇所の整理・修復にエネルギーを集約させていくことが出来るなら、現行のプロジェクトを維持し、改善することが出来るかもしれません。一般に、何か(機械のような)を修理する仕事は忙しくなると言われています。

今回、射手座を逆行して蠍座に入り、また射手座に戻る火星。 射手座は宗教やイデオロギー、法律や学問、遠方への旅、そして現象学的な世界観を支配する星座宮です。また蠍座は生と死、セックス、魔術、力の獲得、魂レベルの融合、他者のお金、負債などを支配します。 イデオロギーや信条に基づく紛争、テロや権力闘争、軍事衝突、抑圧されていると感じるひとびとの抗議、経済や財政に関わる問題の浮上、事件、事故や力の解放としてのなんらかの爆発など、考えられることは沢山あります。この時期は天に描かれた危険期として、無謀な冒険は避けた方が良さそうです。

(『マンデーン2016』では射手座〜蠍座へと戻る火星逆行の原理、現象的にどんなことが起きやすいかなどについてかなり詳しく解説されています。本をお持ちの方は、そちらを参照してください。)


木星の逆行(1月8日〜5月9日夜)
(木星以降の惑星は速度も遅く逆行している期間も長いため、シャドウ期は考慮に入れません。また、アストロロジャーによっては地球より内側を公転する水星と金星のみにシャドウ期を考慮するケースもあります)

        木星の逆行時は、外へ外へと拡大し膨張し成長していこうとする精神が逆転し、内へ内へと向いていく運動性を象徴します。それは精神の回路を過去へと辿るとき。たとえばふと記憶が蘇り、「あの頃は良かったな…」と感じる。ではいったい何が良かったのか? 何がどうであれば自分は幸福を感じるのか? そんな疑問にあらてめて目を向け、絶え間ない変化の中に生きる自分という存在の本質を掘り下げていくときだと言えるかもしれません。いわば傷付いた「世界観」の修復のとき。 そして自分の一番純粋な部分に光をあて、それを大切にするとき。そこから出発して、現実的で具体的な「何か」を修復していくとき。過去に霊的な至福を体験したひとなら、そこに常に還っていくことを自分の核として生きる…そんな時間帯。無条件の内的信頼を回復するためのときです。 また、過去に何らかの事情で離れてしまった学問を学び直したり、学校に入り直すにも良い時期だと言われます。

木星は寛大さと楽観主義を司る惑星ですが、そのエネルギーが内向きになるときは、物質面での大きな発展はあまり望めないかもしれません。なので、火星とはまた別の意味で新しいビジネスやプロジェクトの立ち上げに向いているとは言えません。ヒーリングや人道的な意義を持つビジネス、チャリティのプロデュースには良いと言われていますが、いずれにしてもきちんと締めるところは締めてかからないと、寛大さや楽観主義が裏目に出て経費が多大にかさんだり、思わぬトラブルに遭遇する…なんてことにもなりかねません。これは政治や地政学的状況にも言えることです。


土星の逆行(3月25日〜8月13日)

        おおまかに言って、今人生の基盤となっている構造(暮らしの立て方、日々の過ごし方、健康、栄養状態、人間関係などすべての基本的な物事)を徹底的に、抜本的に見直し、不具合があれば基礎から構築し直す時期と言えるでしょう。ほころびがあれば浮上しやすい時期なので、自分が護ってきたルール、人と人との間の社会的な境界線、依存的な人間関係、負っている責任範囲の再吟味にも適した時期です。過去からの関係も、切るべきものは切り、修復すべきものは修復する。理不尽な物事、身の丈に合わない責任は軽減出来るよう再交渉してみる。 過去から続いている問題に決着がつかない限りは、新しい責任を引き受けるのは出来るだけ避けた方が良さそうです。また、自縄自縛の大元になっている信条が無いかもチェックしてみるといいでしょう。この時期は順行時に比べ、出来るだけ休養を多く取った方が良いと言われます。そうすることで人生全般を顧みる余裕が生まれ、今後の人生のために「弱い部分」(体も含めて)をみつけて早めに対処することが出来るからです。


冥王星の逆行(4月18日〜9月27日)

        深い無意識レベル(あるいは魂レベル)の浄化作用やデトックスが行われる期間。霊的なエネルギーが外側に向かおうとせず、精神の内面に向かい渦巻くとき、深奥に溜まった澱が表層に浮かんできます。冥王星は徹底的な破壊とその後の再生を支配しますが、無意識レベル、魂レベルで定期的に行われるその解毒作用は、ひそやかな混乱と名状しがたい孤独感をわたし達に与えてきます。その感覚が自我を通して翻訳されるとき、「現状」に決して満足することのない精神として顕れるかもしれません。 それは現実がどうだから、とかこれがこうなったから…という理屈では説明出来ない感覚です。そして、折りに触れてフッと射してくる不安や怒り、哀しみは、その都度自分自身に立ち帰り、幾度も内面を探っていくような行為に誘ってきます。そして「わたし」という存在のコアとも呼べる暗黒に閉じ込められ、見ることさえ拒否してきた力を解き放つよう働きかけてきます。 それは強烈な力ではあるけれど、その全てを理性で把握できるようなものではありません。なので善悪の判断をはるかに超えた力と考えて良いでしょう。 

無意識レベル、または魂レベルに働く強烈な力が現実世界に影響するとき、そこに魔術的なねじれが生じることがあります。霊的な破壊と再生の力を、それと知らずに密度の粗い意識で使うとき、人間関係には支配権をめぐる争いが起き、社会的な権力闘争や力の抗争、破壊的な現象が増加すると言われています。そして、その灰の中から再び新たな生命が生み出されていきます。

遠い惑星は、一年の半分かそれ以上を逆行状態で過ごす星が殆どです。過去記事にも書きましたが、出生図にそうした惑星の逆行を持つ人々は沢山います。おそらくトランシットの冥王星が逆行するとき、そのプレッシャーを感知しやすいのはそういうひと達かもしれません。 こころの奥底で、一般社会の現状に満足することのないひと達。そして、そのひと達の存在が、人類の次の進化への起爆剤として集合的に働く。故ジェフリー・ウルフ・グリーンはそう指摘しています。


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        さて、こうしてみると、惑星逆行が重なる4月〜5月〜6月あたりはわたし達の上にかなり強いプレッシャーがかかりそう。。。「こういう事はなるべく避けた方がいいとか言われたってなぁ。仕事で避けられない場合もあるし、そんなの無理…!」 って、思いますよね。。

でも、どう考え直しても、何をしても避けられないときは、それを受け入れて進んでみるのも一つの手だと思います。わたし達ひとりひとりのホロスコープが異なるのは、それぞれのテーマが違うからです。どんなに努力を払っても避けられない事態が出て来たときは、その出来事がわたし達の課題やテーマに沿った物事だからかもしれません。それに挑戦し、克服していくことで、何か大きく得るものがあるのかもしれません。 ならば、そこにはきっと意味がある。 各逆行の注意点を吟味し、よく理解した上で、挑戦してみてはどうでしょう? 眼を見開いて、そして無条件の信頼を胸に。注意深く、慎重さをもって。 

物事って、それが何を意味するかを知った上で行動するときと そうでないときとでは、結果に大きな違いが出ます。吉も凶も、結局は自分が意味を与え、様々な視点を通して創り出していくもの。そしてその意味と「何故?」を知り、それぞれの人生を引き受けていく。そのための類い稀なツール。そのことこそが、アストロロジーの持つ一番の価値なのだと思います。


あ!そろそろ新月の朝です。。。

火と勇気のマジカルなエネルギーが、今夜 皆に沢山降り注ぎますように…!



have a great trek!!!★


hiyoka(^_^



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この記事へのコメント

1. Posted by Green★彡   April 08, 2016 08:40
5 おはようございます( ^ ^ )/□hiyokaさん。

水星、火星、木星、土星、冥王星
それぞれの逆行スケジュールと
留意点、示唆、解説、すごく
タメになってます。カレンダーに
シャドウ入り、抜け、中間日なども
書き込み早速。

そして、ふかく、おもうこと。

今回の、南ドイツ新聞経由での
パナマペーパー流出。

世界のお金の9割以上を数パーセントの
富裕層が占有している、
ピケティ型21世紀の資本論。

たとえば、このようなありさまに
得も言われぬ不条理をかんじた

ネイタル冥王星逆行のひとが
トランジット冥王星逆行開始に伴い
もうすぐ続々とゲリラ的に展開してゆく
とすると、

パナマペーパーを1年間寝かせて
読み込んで置いて

このいまの、タイミングで放出したことは
アストロロジー的必然のような。

これから、たぶん富裕層は
積極的に、株取引やオフショア口座を
使わなくなるでしょう。

パナマペーパーは単に、ひとつめのペーパー
2.6テラバイトに過ぎない、かも、しれない。
まだまだ、要人や社会的地位ある富裕層を
強請る、地雷は満載で、

大いに節税対策した、資産隠し、した富裕層や
ブラックマネー集団には、その累積の記録の

清算が来た時のようにも、とれる。
違法ではないが、アイスランド首相は辞任。
火山と温泉の国。アイスランド。火と水。爆発

わすれたころに、やってくる。
これから、ハプンしてゆくこと、、は

水星逆行にも、火星逆行にも、
木星逆行のなかにも、土星逆行のなかにも
言い当てられていることが、数多。
だとおもう。
2. Posted by Green(^。^)   April 08, 2016 08:46
5

安倍総理はパナマペーパーの存在を
以前から、関知していたので

余計、消費税増税再延期が、
何のポジネタでもないことが、見通せたのかも

マイナンバーを印された有権者からの
オフショアは違法ではないょ、への反感
無理解。

パナマペーパーのニュース。
その次のヘッドラインは、
吉野家豚丼300円復活、サラリーマン歓喜

だった。


真の自立の新月の夜は
ちょうど、祖父の十三回忌の夜中。
戦前の新米教員時代と戦後のパラダイムシフト
での、教員生活と。祖父の晩年
『Green、テロって、なんかしら目的
さしがねがあっての操り人形なのかね?』
と、よく聞かれた。
生きていれば103歳。


あらゆるひとに、真に自立の新月
スタート、だと、

まさしく。

ありがとう、hiyokaさん(=^ェ^=)


感謝

★彡Green




3. Posted by hiyoka   April 10, 2016 19:34

Greenさん、こんにちは。

今週はメリマン・コラムをお休みさせていただきますが、やはりパナマ文書についての言及がありました。今後もっと驚くようなことがあるだろうというニュアンスでしたね。この件はとても根が深い長期の問題だと思いますが、全体に倫理的な問題への情緒的反応と、水面下に潜む本当の違法性に関わる問題をどこまで土星的に切り分けていけるのだろう?などと考えています。

土星・海王星のテーマはスケープゴートや魔女狩りの側面が強いですが、公人や企業の倫理的な問題の追求は当然としても、派手なニュースの影に本来の魔が隠されているのかも。でも、そういう爆発の数々が煽動する形になってこそ世界は動いていくのでしょうね。わたし達ひとりひとりが世界という集合体を形成しているのなら、自らの内にひそむ魔をつぶさに見ない限り、外側の魔を殲滅することは出来ないでしょう。それでも天王星が煽動し、冥王星は浮上した歪みを灰にし、そこから新しい時代が芽吹いていく。古代から連綿と続いてきた螺旋が繰り返されるのかな。少しずつその質を上げて行きながら(希望!)

新月がお祖父様の十三回忌だったのですか。木星の逆行中は昔の良い思い出が蘇ったり、その記憶がもたらすエネルギーに支えられることが多くあるといいます。激動の時代を生き抜いた方は、今を見て何を思われるのでしょう。現象は異なっても、再び激動の時代、そのとば口にある今...。わたしの父も生きていればお祖父様と同世代です。彼はジャーナリストだったので戦場にも行っているのですが、残念ながらわたし自身がそんな話のできる年頃になったころにはもうこの世のひとではありませんでした。なので思い出というのは特に無いけれど、やはり木星が逆行してからは、ふと彼なら今の世界をどんなふうに捉えるだろう?と思うことがあります。(^_^

真の自立はなかなかに難しいけど、がんばっていきたいですね☆
 

4. Posted by Green★彡   April 11, 2016 03:55

こんばんは、hiyokaさん★彡

すこしまえ、元国税庁の方が
フランス革命の遠因を、
戦費の膨大な王室累積債務と
諸侯たちのありえないくらいな租税回避
そして、民衆たちへの度重なる重税

という観点から、書かれた記事が。

あるとき
王室財政を立て直すため、財務大臣が
荒療治で
王室の収支の実態を、広く公にした
そうです。

そのとき、民衆は、明らかに、自分たちが
いかに重負担を負い

諸侯貴族たちが、いかに、まるっきり
税を負担していないことが
わかったそうです。

お金の恨みです。こわいですよ。

それまで、王室に敬意を抱いていた
民衆は、憤怒のおもいで、各地で一揆
それがエスカレートして

フランス革命へと、繋がった、
という、記事でした。

税金のプロフェッショナルからみた
国家体制の破綻と、革命、新しい時代への
パラダイムシフトというもの。

今回のパナマペーパーなど
ブラックアングラマネーの
収支の実態がわかったとき、

日本人は相変わらず、淡白でおとなしいと
しても

中国、ヨーロッパ、その他世界各地で
一向一揆の動乱が起こっても
おかしくない。

1789年が示唆すること、
メリマンさんの予兆は、
そんなことなのかな、と

めずらしく、夜中に覚醒の
Green、でした★彡


5. Posted by hiyoka   April 12, 2016 20:29


Greenさん、こんばんは。

そうですね。フランス革命、そして歴史を遡って(「マンデーン2016」で紹介したメリマンさんの記事)ルネサンス期とメディチ銀行の崩壊......チョキンッ.....第二次世界大戦の終わりと日本の敗戦.......バブル期とその終わり.....そして今。時代の変わり目全てに遅い惑星達のサイクルが関わっています。人類の歴史って本当に螺旋運動ですね。そしてそれは、善悪という二元を超越した試練です。

あらゆる格差への大衆の「憤怒と怨恨」が時代を動かす。なら、その影には「持てる者への欲望」をかき立て煽動する人々も存在するでしょう。なので、きっと次に頂点に立つ存在も前の世代と本質的には変わらない手段による支配を試みるのではないでしょうか。たとえ資本主義経済が崩壊して次の経済モデルが台頭したとしても、常に抜け道は用意されますから(実際人間が人間である以上、善のためにもゆるみや穴が必要になると思います)。違法ではないけど倫理的に問題のある「節税」とは違い、おそらく真の暗黒マネーや世界に危機を招くマネーロンダリングの問題はその存在が囁かれたとしても、表には出にくいかも。また内容も複雑で難解で、大事だったとしても大衆が肌で感じにくいとエネルギーには変換されないかもしれませんね。「魔女狩り」は、わかりやすいことが絶対条件。誰かが斃れてもその「魔法」は生き残ったり…。

細部は異なっても、歴史的にはデジャヴ。魔女の存在など信じない現代人が、やり玉に上がった人々を違う形の炎で焼きつくす。そして時代は変わり、灰の中から再び似たような双葉が萌え出す。そんな繰り返しはもういいんじゃないかなー・・・とも思いつつ。
 
Good Luck!☆
 
 


6. Posted by Green^_−☆   April 21, 2016 17:47
5
こんにちは、hiyokaさん。

個人個人の集まり、社会、そして経済
までかんがえる
真の自立への歩み、なら

欧米での8年間〜という金融緩和
日本での3年越えの異次元緩和
という、お金を増やしてもらうアシストを
得ての企業業績改善、発展から
株価上昇からの

真の自立への歩み、と読めるような。

アメリカは昨年末に利上げをやりましたが
まだ、利上げあわよくば立ち消えを期待
していて、企業や社会のイノベーション
による、自律的成長軌道を描けてません。

小泉元首相や細川元首相たちは
原発産業から足を洗うことで

新しい産業イノベーションが
活発にみるみると期待できる、と
言っている。そうだろうな、と
Greenもおもう。

どうやら、三本目の矢がいつまで経っても
放たれないのは、既得権益産業の温存
つまりは、小手先の構造改革に終始して
いるからであって

原発を止めます、というだけで
ドミノ倒しのように構造改革は
進展するだろうな、と。

原発企業の既得権益にこだわった結果の
TOSHIBA。なんだかんだ理屈を
つけては原発産業維持を啓蒙する
メディアのスポンサーたち。

新しい発電の在り方、それを創意工夫
するだけで、どんなにか、叡智は集結され
おもってもない成果が産まれるとおもう。
7. Posted by Green^_−☆   April 21, 2016 17:50
5

原発にかんしては、核燃料廃棄物処理や
低レベル放射能廃棄物処理を、ふくめた
グランドトータルコストからみると

ちっともまったく経済的ではない。
莫大な負の遺産を後々に遺してゆく。

原発を止めると、ウラン鉱石などを
産出、供給する外資が先細りとなる。

日本の構造改革を阻むのは、日本人だけ
でなく、巨大な外資の既得権益たちも

絡んでいるようだ。

とても、厄介だとおもう。

欲しくないのに、供給されてくる
原発の電力で、同じ穴のムジナにされる
不条理。

真の自立への歩み、は、立ち消え
となるのか、塗りつぶされるのか。

これからも原発なら、無限に
アメリカ利上げはナシと同意、かも。

Green^_−☆
8. Posted by hiyoka   April 22, 2016 23:06


Greenさん、こんばんは。

共同体・国単位、世界単位で眺めれば、真の自立はまだまだ・・・もうちょっと先のことになりそうですね。パナマ文書にしても原発問題にしても、隠れた上部構造が変わるだけでは結局覇権の握り手が変わるだけで問題の本質は変わらないと思っています。もちろん、より安全なエネルギーに移行することは必要だしそうすべきでしょう。けれど言うはやすしで急には止められない。既得権益で莫大な利益を得ている企業や政治家その他の人々のみが目立つけれど、わたし達一般大衆もまたその既得権益という土壌の上で成り立つ暮らしを当たり前に享受し、慣れています。一時的にでもそれを捨てる覚悟は無いし、最初は双手を挙げて賛成するひとも、時が経てば不平不満の嵐になるかも? 皆が「夢」を本当に共有出来れば何とかなるかもしれません。けれど、今の日本には本当に信頼の置ける、土星・海王星の最高の顕現としての「夢」を提示する知性と力を持つリーダーはいないのではないでしょうか? (世界もかな)口先の論は別として。また、日本だけが脱皮すれば済むという問題でもないし、そうはさせてもらえないでしょう。それを根底から覆す必要があるとしても、60年代のような反対・抵抗運動の焼き直しでは失敗すると思います。

当時と似たような挑戦の星回りが来ていますが今はまだ何が芽吹いてくるかわかりません。このままじゃダメだ・・・とみんなうすうす感じていても。ひとりひとりが根底から覆るからこそ、社会も国も世界も覆るわけで、それは良い方向にも悪い方向にも可能性があります。自然災害、戦争、どれもいつか来た道だけれど。。。

これから先は「これが正しい、というものなど何ひとつ無い」というトンネルを皆がくぐり抜け、それぞれに脱皮と自立を図ることが先決かもしれない。それぞれの人生において。・・・そんなふうに考えています。なんとなく(^_^。

Good Luck!!☆

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