○5/7の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)レイモンド・メリマン 週間コメント5/16【金融アストロロジー】

May 08, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント5/9【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年5月9日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

        “「もし大統領になったらまず十中八九FRB議長ジャネット・イエレンの首をすげ替えるだろう」ドナルド・トランプは火曜にそう語った。”

ー David Harrison
  “Trump: I’d likely Seek New Fed Chief,”
  ウォールストリートジャーナル 2016年5月6日付


        “ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプの争いがひどいことになると思うなら、彼がジャネット・イエレンを非難するまで待ってから判断するといいでしょう。なにしろ彼女のネイタルチャートの満月は、彼のアセンダント上の火星とオポジションですからね。”

ー レイモンド・メリマン
  YouTubeインタビュー
  “The Incredible Spring Lineup of Geocosmic Signatures Part2”



        先週、世界の株式市場は4月20日〜21日、すなわちMAA★★★重要変化日にして金星が天王星・冥王星スクエアをトランスレートした日につけた2016の高値から下落し続けた。5月6日金曜の新月には、株は2週間前の高値以来の最安値まで落ち込んだ。

        たとえばダウ工業平均は4月20日につけた高値18,167から、5月6日金曜発表の雇用者数変化が予測の200,000人に届かずたった160,000人に留まったの受けて17,580の安値まで下げた。私達のYouTubeビデオ “The Incredible Spring Lineup of Geocosmic Signatures Part1” で示唆した通り、市場は以前のトレンドラインのまさに延長線上まで下落した。そして予測を下回る雇用数は、実際には株価を押し上げた。何故なら1)新規雇用は依然として増えている 2)予測を下回る雇用増は、金利引き上げを年4回から2回に削減したFRBの直近の発表をよそに、もう早々には引き上げを行わないだろうことを暗示している。

これもYouTubeビデオで述べたことだが、ひょっとすると選挙が終わるまで金利引き上げは無いかもしれない。中央銀行はトランプの勝利を望んでいない。彼はかつてのアンドリュー・ジャクソンのように、中央銀行の独立性を脅かす存在だからだ。しかしながら、これもYouTubeインタビューで言及したように、株式市場に関する限り、金利引き上げを行わないことは、経済が弱いというトランプによる政治宣伝の優位性を奪うに十分なほど経済と株価を推進し押し上げるかもしれない。

        他の市場では、金と銀が5月2日に数ヶ月ぶりの高値をつけ、木曜〜金曜にかけて下落した。その後金は再び反騰し、金曜中に1300ドルを試した。これは最初にサイクル新高値をつけ、そしてその日の支持線まで下げた後に再び反騰するという、典型的な水星逆行下(4月28日〜5月22日)の動きに沿ったものだ。水星逆行下では、モメンタムのシフトが1日〜4日ごとに起こり、最初に強気シグナルが、そして弱気シグナルと続き、結局のところ騙しに終わるということが起きる。通貨もまた似たようなコズミック・ダンスを踊った。先週初めにサイクル新高値まで舞い上がった後、週の終わりに向けてかなりの急落を見せている。トリックスターたる水星は、これまた6月29日まで逆行中の火星から余剰エネルギーを貰ったようだ。国債は先週を通して強く、一方原油は3ドルあたりのレンジで取引されていた。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

        先週のコラムで私は次のように述べた。“… 来週は太陽と金星(牡牛座)から木星(乙女座)と冥王星(山羊座)に対して調和的なグランドトラインが形成される。これは地性のグランドトラインであり、通常は「お金」を意味する。この好ましい惑星配置は5月3日に始まり、5月13日まで続く… 株式市場に対してあまりに弱気の姿勢をとるのは賢明ではない、という理由の一つがこれだ。確かに、水星がニューヨーク証券取引所の設立図(1792年5月17日, 通称バトンウッドチャート)にハードアスペクトを形成する牡牛座23°を逆行中であることを考慮すれば、株式市場はこの時期に向かって下落する可能性がある。だがもし株価がこの時期に入ってからも下がり続けるなら、それはその後に力強い反騰が見られることを示唆するものだ。”

        株式市場に一時的な騰勢を与える木星からの調和的なアスペクトの他に、まだ注目すべきジオコズミック・サインが現在展開中だ。この月曜には水星による日面通過が起きるが、これは1世紀に13回しか見られない珍しい現象だ。空を見上げれば、太陽の前を6〜7時間にわたって黒い点が横切るように見えるだろう。もしこれを見るのなら、目を保護するために適切な望遠鏡を使わねばならない。私にはこの現象自体が金融市場に影響を及ぼすかどうかの確信は無いが、5月10日には何かあるかもしれない。何故ならこの日は水星逆行の中間日であり、これは水星が逆行に転じた4月28日±1日の内に反転しなかった市場のリバーサルとは歴史的に強い相関関係を持つからだ。

        今週は重要なコズミック・ファクターがもう一つある。ヘリオセントリックの水星が5月13日〜24日、11日間にわたる射手座の旅を開始するのだ。これはなかなか面白い。何故ならこの取り合わせは通常、金属と通貨に急激な価格変動をもたらすのだが(一般的には上昇)、今回はこれが普通なら金融市場にとってあまりボラタイルとは言えない水星逆行の終わり付近で起きるのだ。どちらの特質が支配的になるだろう? あるいは、両方共に示現するのだろうか?



≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー ≫

        “月曜に発表されたECBの調査報告書によれば、主要株および国債先物の値動きは米国の重要な経済情報が公開以前の段階でリークされてきた可能性を示している。また同報告書は、相場動向に影響を与える21回の発表の内7回にわたり、その正式リリース前にいわゆるインサイダー取引が行われた証拠が見られたとしている。値動きは各データが公開される30分前から監視され、S&P500先物および10年国債先物の価格推移が追跡調査された。この調査は2008年1月から2014年3月にわたって行われ、21種類の測定指標が使われた。”

ー Steve Goldstein
  “U.S. Data is Being Leaked, ECB Study Suggests”
  Market Watch, 2016年5月2日


        “以前述べたように海王星は、コソコソと振る舞い、虚偽を拡散する時は、まるで周囲の環境の一部と化したかのように、ほとんど不可視なほど影に潜んでいる。隠された道筋を巧みに創り上げ、他者には見えず容易に発見することも出来ないような筋立てを上手く運ぶ。そして、そのための繊細な神経と慎重さを最も重視するのだ。海王星のひそやかさは、まるでステルス機のようだ。こうした振る舞いを金融市場(または宝飾品や芸術品市場、金融ポートフォリオetc.)に当てはめれば、窃盗、着服、でっち上げ、そして不正な一攫千金のための操作といった行為が浮かび上がる。これらは金融市場における相場操縦として顕現するかもしれない。最近になってインサイダー取引容疑で告発された事件がいくつかあるが、これは大企業、さらには政府さえも絡む、実際の相場操縦が新ラウンドを迎える兆しかもしれない。” 

ー 『フォーキャスト2016』より 
  レイモンド・メリマン 2015年11月



        36年ぶりの土星・海王星ウェイニングスクエア・サイクルを通過しつつある時、人生は… とても奇妙だ。とりわけそれが2012年〜2015年の天王星・冥王星ワクシングスクエアに続いて起きているならば。過ぎ越して来たこの数年、そしてなおも続く今を俯瞰しようとする時、ただただその並外れた異様さに圧倒されるようだ。その全体性を把握するのは困難だ。何故なら私達はそのただ中を生きているのだから。渦中にある時、その体験を客観的に捉えるのは難しい。まるで、それがどれほど深刻なものだったかを理解するにはその体験から一定の時間と距離を置く必要があるとでもいうように。この時期が訪れる以前に、誰かがISISの台頭を予測したろう? あるいは、ヒラリー・クリントンやドナルド・トランプのように、共に最高の不支持率を競う二人の大統領候補者が立つような米国選挙を誰が予期したろう? 

ハードアスペクトを形成する土星・海王星の下では、しっかりと舵をとるべき心理学的問題の核となるのは「信頼VS不信」だ。あなたは誰を信頼出来るのか? この選挙は人格と信頼が問われるものになるはずだった。だがそれは、大多数の米国人が不信感を抱く二つの人格同士で争われるコンテストになってしまった。

        その上、今や私達はずっと疑われ続けてきた事実:金融市場は政府のデータが公表される直前にそれを手に入れるべくお金を払い、直後の市場価格に急激な影響を与える者によって操縦 ー 利用 ー されている可能性が高いということを知っている。この不誠実な振る舞い(土星・海王星スクエア)に手を染めることによって、彼らは他者に対する不公正な優位性を手に入れている。それは窃盗に等しい行為だ(そしてこれもまた土星・海王星スクエアの持つ象意だ)。

        このような情報を買うのは誰なのか? それを渡すことに同意しているのは誰なのか? おそらく土星・海王星スクエアが発効している間(9月10日まで)は、私達がそれを知ることはないだろう。海王星は盗みの現場から人々の気を逸らし、何が行われているかを隠す行為にかけては達人だ。

        ありがたいことに、こうしたトランシットもやがては終わり、ついには真実が明るみに出る。冥王星は2024年までずっと山羊座に在泊することから、腐敗の暴露は表面化し続けるだろう。そして大衆は説明責任とけじめを要求し続ける。今現在は、海王星が追求をかわし、責任と結果への直面を回避する能力を発揮しているため、こうした秘密の行為はきっと発見されにくい状態に留まるだろう。

        しかしながら、2020年を眺めるなら、私達は木星、土星、冥王星が揃って土星の支配する星座宮、山羊座に集結することに気付く。不信感の中で蔓延する不誠実な風潮は、徐々に誠実さと信頼を基盤とした新たな気運に道を譲り始め、その結果として4年後の選挙戦のムードは今とは大きくかけ離れたものになるだろう。人々は民主・共和の両党が自滅の淵に立っており、もう二度と昔のようには戻らないと考えている。

だが私はそうは思わない。おそらく2020年には、両党ともかつてのようなより高い水準に戻るだろう。山羊座のステリウム(惑星集合)の下で、振り子はかつて「偉大なアメリカ」を創造する基となった統合精神と基本的価値観へとラディカルに振れ戻る可能性がある。それが山羊座の行動原理だ。そしてそれが、木星(と冥王星)と同調して働く土星の行動原理なのだ。その時に立つのがエリザベス・ウォーレンであれ、ポール・ライアンであれ、2020年の選挙は、たとえばフランクリン・ルーズベルトやロナルド・レーガンのような、米国史において偉大とされる大統領と肩を並べる存在を生み出すのではないかと私は考えている。

        2016年の選挙はそのシフトを促進する触媒だ。またそれは、1965年〜1966年の天王星・冥王星コンジャンクションから始まった人類社会の長期サイクルのターニングポイントでもある。当時の世界は社会的にも、政治的にも、金融面でも爆発的な様相を呈しており、それは1968年の選挙シーズンのさなか、暴力の嵐が吹き荒れる抵抗運動となって現象化した。そして2012年〜2015年、天王星・冥王星の1/4サイクルが展開していく中で、世界は以前と似たようなすさまじい暴力の渦へと突入し、これは天王星・冥王星のハードアスペクト(またもや)の直後、2016年の選挙戦における暴力的抗議行動へと繋がって行った。米国と世界は、終末が近付いているという陰々滅々たる予言の数々にもかかわらず、その時期を何とか切り抜けてきた。だから今回の広範な社会的変革の嵐も過ぎ越していくだろう… と、私は思う。

太陽を山羊座に持つ人間の一人として、私はいつも歴史は繰り返すと信じている。だが、それと同時にいつも懸念していることがある。ドイツの偉大な哲学者、フリードリヒ・ヘーゲルは正しいのかもしれないと… 。彼はこう書いている。『人類の歴史と経験が我々に教えてきたのはこういうことだ。すなわち、 大衆も政府も、歴史から何ひとつ学んだ試しはない。』







訳文ここまで
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