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June 27, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント6/27【金融アストロロジー】

お知らせ
来週7月3日付のメリマン・コラムは訳者の都合によりお休みさせていただきます。
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http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年6月27日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

        “元FRB議長は『英国問題のルーツは考えられている以上に幅広く蔓延している』と語った。彼はこの国民投票の結果が「ほとんど確実に」スコットランド国民党による「スコットランドの独立を取り戻そう」という動きに繋がるだろうと話す。グリーンスパンは『ユーロ通貨自体が喫緊の問題をはらむ』としている。ユーロとユーロ圏はヨーロッパの政治的統合に向けての大きなステップだったが、彼は『失敗だ』と語った。『Brexitは一連の問題の終点ではない。私はユーロの始まり以来、常にそう考えて来た。何故ならユーロ圏南部は北部のECBによって資金援助されており、ここにユーロの構造そのものが非常に深刻な問題だという理由があるからだ』と。”

ー Christine Wang
  “This is the Worst” Greenspan Says of the British Break from EU
  CNBC News 2016年6月24日


        『春の驚くべきジオコズミック・サインのラインナップ』が、その時間帯の終焉を前に、またもや的を射る結果となった ― そして今回はハードヒットだ。それは爆発音、それも非常に大きな爆発音と共に噴出したが、そのとどろきは英国ばかりでなく、またEUのみならず、世界中に響き渡った。4編にわたって3月〜6月の強力なジオコズミック・サインについて語った私達のYoutubeビデオ、中でも6月13日〜29日に重点を置いた1編をもしまだ見ていないなら、今見ても遅くないだろう。もうすでに見ているなら、もう一度見たいと思うかもしれない。また、6月5日に開催した「年央の世界的イベントと金融市場」に関するウェビナーの録画を見ていないなら、これもまたお薦めしたい。これら全てのプレゼンテーションにおいて、この春(そして特に過去2週間)世界の政治、金融政策、そして金融市場に起き得ると提示した問題は、ほとんど文字通りに現象化している。

たとえば6月5日のウェビナーにおいて、1つ質問されたのは金融市場をゆるがす「ブラック・スワン(極端な結果をもたらす予測不能な出来事)」の可能性だった。私は、6月中はそれが起きる可能性が通常より高まると答えた。たとえば、暗殺が起きたり暗殺の企てが明るみに出てそれが選挙の結果に影響を及ぼすこともあり得る。あるいはBrexitの国民投票そのものが「ブラック・スワン」的事件となって、6月29日(日本時間30日朝)の火星順行に向けて金融市場を揺るがすこともあると。

そして何が起きたか? 1週間と少し前、ある報道によれば世論調査では「離脱」票はおよそ10ポイントほど「残留」票を上回っていた。そしてその週の終盤に労働党のメンバーだったジョー・コックス議員が暗殺され(6月16日)、Brexitに関する世論調査には彼女が情熱を賭けて戦った「残留」へとドラマチックなシフトが見られた。このシフトが投票日(6月23日、アジアでは24日朝)が迫る中あまりにも劇的だったため、全ての株式指数が急騰し、貴金属は急落した。だがその後 ― 全衝撃中の衝撃として ― またもや世論調査、メディア、ヘッジファンドが間違っていたことが明らかになった(あなたなら火星逆行中に何を期待するだろうか?)。

木曜深夜(米国では23日、ヨーロッパとアジアでは24日朝)に英国がEUからの離脱に票を投じたことが判明した途端、そこここで大混乱が始まった。ダウ先物は700ポイント以上も急落した。金は1トロイオンスあたり100ドル以上も急騰した。ユーロは.0500も下落した(これは大きい)。英国ポンドは叩きに叩かれ、1.5009の高値から1.3246まで売られた(これはもっと強烈だ)。

そして英国首相デヴィッド・キャメロンは辞任した。金融界は大混乱に陥った。当然ながら政界も同様で、ヨーロッパ(他のメンバー国も追随して離脱への国民投票が行われるのではないかという怖れがある)も米国も騒然となった。米国では以前オバマ大統領が英国に対し、もしEUを離れるようなら彼らは『…貿易交渉では最後尾に並ばされるだろう』と警告していたことで、再び彼自身の予測技術の欠如を証明する結果となった。

本当か? 私達の一番の同盟国として常にそこに存在し、米国が必要とする時に背後を見守ってきた国を扱う、それが私達のやり方だというのか? 私はそうは思わない。

もし英国がこの独立を意図する投票結果によって深刻な経済困難に陥るなら、誰が大統領になるのであろうと米国次期政府によって支援が提供されるだろうと私は考えている。もし必要な状況が来れば、米英の連合も将来あり得なくはないとも思う。これは少し拡大解釈が過ぎるとは思うが、もし両国の通貨が深刻な脅威に曝されるような事態があれば、英国ポンドと米ドルの通貨統合さえも視野に入ると考えている。そして、2010年代の終わりまでに、両方または一方の通貨がちょうど今後のユーロと同様の深刻な状況に陥る怖れがあると見ており、それが好機となり得るとも考えている。

これは2012年〜2015年に展開した天王星・冥王星スクエア ― その結果 ― として起きることだ。こんなにも長期にわたり、通貨戦争に明け暮れてきたその結果だ。それは革新的であり、型破りであり、そして時代の人気を集める策だった。だが成功の裏付けとなる実績を持たず、数多くのリスクをはらんでもいた。そして私達は社会的に、政治的に、そして今や金融面で、その予想外の結果のいくつかを目の当たりにしつつある。天王星が示唆してきたように私達は今、カオスの中だ。そして冥王星の下で、これらの種子が孵化期を過ぎてうっそりと頭をもたげる。それは単に時間の問題に過ぎない(冥王星はその監視下でなされた決断と共に孵化期に入り、その後まもなくその激しい全容を露わにする)。

政治に話を移せば、これはヒラリー・クリントンにとっては良くない兆しで、ドナルド・トランプにとっては良い兆しだ。何故ならドルが上昇している。『フォーキャスト』シリーズの本やウェビナーで論じてきたように、もし米ドルが2017年1月前後6ヶ月の間にピークアウトするなら、共和党の候補者が大統領に選ばれるには良い状況となる。そして現在、Brexitの国民投票後、金融資産にとって全ての安全な避難先(米ドル、金、米国債など)は騰がっている。

しかしながら、私は米ドルが強いままでいるとは思わない。何故ならFRBは、金融政策と金融市場の操作をこなすには今や超過勤務状態 ― そしておそらくはやり過ぎ ― だからだ。彼らは金利を上げないだろう(ゼロ金利政策への帰還)。彼らはさらなる緩和策の実行さえするかもしれない(おそらく量的緩和策への回帰)。彼らは金利を抑え続けるためたなら手の内の力を使って何でもするだろう。こうした理由から、ドルの急騰は短命だと私は考える。だが金と米国債の騰勢は、少なくとも大統領選挙日までは続くと見ている。

        今ふり返ってみれば、Youtubeビデオ『春の驚くべきジオコズミック・サインのラインナップ』と最近の『年央の見通し』ウェビナーで述べたように… この2週間は、まったくもって荒れた日々の連続だった。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        直近の主要なジオコズミックの原動力は、6月29日蠍座23°で起きる火星の順行だ。先週のコラムで述べたように、“ 賭けの胴元が発表した賭け率(そしてヘッジファンドのマネージャー達の意見)は残留派が勝つだろうと言っていた。しかしながら、火星は逆行から滞留へと移り、6月29日(日本時間30日朝)には蠍座23°から順行しようとしている。火星は蠍座を支配する。蠍座は終焉、すなわち物事の終わりを支配する星座宮だ ”。

また、火星逆行がこの時期に特定の市場、たとえば株式市場にどう関わるかについても論じた。先週そしてそれ以前にも、ファイナンシャル・アストロロジーのルールをこう説明してきた。『火星逆行の前後10取引日の内に高値または安値をつけた市場はどれも順行日±10取引日の内に反転しやすい…』。現在私達はこのゾーンに入っており、6月29日の火星順行開始に近付くにつれて、世界中の多くの株式指数 ー ダウ平均、ドイツのDAX、オランダのAEX、そして日本の日経など ー が、ここ2ヶ月以上におけるそれぞれの最安値をつけているのを目の当たりにしている。特に後の3指数は4月20日〜25日、火星が逆行に転じてからまもない時点でつけた高値から最安値水準へと落ち込み、ダウ平均もまた当時から見ての最安値に近付きつつある。

        良いニュースはジオコズミック・サイン(火星が逆行を終えつつあること)がこの下落 ー この暴落、この「ブラック・スワン」ー がまもなく終わり、印象的な反騰が続いて起きると示唆していることだ。私達の研究によれば、以前のコラムでも述べたように、蠍座23°の火星はニューヨーク証券取引所設立図(通称バトンウッド・チャート, 1792年5月17日)の水星・冥王星スクエアに対してもTスクエアを形成する。火星は6月18日〜7月11日まで蠍座23°に在泊する。この時間帯のどこかで現在の急落は終わるとこの研究は告げているのだ。ボトムをつけるタイミングの1つの可能性としては、6月30日〜7月7日、トランシットの金星が天王星・冥王星にTスクエアを形成する期間中だろう。お金の面でも個人の人生においても、この米国のホリデー期間は要注意だ。


≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー ≫

“『ある程度は金融政策で何とか出来るところはある。だが我々が抱えるのは根本的に財政問題なのだ。』彼はそう言った後でこう続けた。『これは米国と同様にヨーロッパの主要国にもあてはまる真実だ』”

ー アラン・グリーンスパン
  “This is the Worst” Greenspan Says of the British Break from EU”
  story by Christine Wang
  CNBC News, 2016年6月24日付


“我々に真実を語れ。さもなくば消え去れ”

ー ヘキサゴン・マガジン “Saturn in Sagittarius”
  Sebastopol, CA 2016年春号より


        グリーンスパンへのインタビュー記事中、上記に挙げた部分は非常に言い得ており、しかも多くの人々が理解していない点だ。私達が今経験している問題は中央銀行による金融政策とはほとんど関係がない。彼らはただより大きくもっと厄介な現実、すなわち世界の主要国政府、とりわけヨーロッパと米国が抱える制御不能な財政政策に反応して行動しているだけだ。自分達が取った財政政策 ー 実のところ支出政策 ー が将来の世代にもたらす結果よりは、個人的な政治遺産作りの方に関心があるように見える政府指導者達によって、2008年〜2015年のカーディナル・クライマックス期に積み上げられた非常に疑わしい世界の負債は、今やほとんど確実に再燃しようとしている。だがこれが無ければ中央銀行(FRBのような)による異常なほど緩和的な金融政策が実施される必要もなかったのだ。

カーディナル・クライマックスの基幹部が過ぎ去ったとはいえ、2020年±1年の内には2番目のピークが立ちはだかっている。木星、土星、冥王星が山羊座で結合するのだ。先週起きたことは、単に次の負債増大への第一歩に過ぎない。これは世界の多くの政府による新たな散財と増税に急速に導く要因となる怖れがある。そしてより多くの支出とより多くの借入を可能にするために、再び中央銀行に低金利政策競争の続行を強いて、通貨戦争の火に油を注ぐ結果となる。これは新たな国々を破産へと導く怖れがある。

良いニュースは無いかって? 人々は、自分達の代表として選んだ人物が選挙期間中の公約の実現に失敗した場合、彼らに対して行使する力を増しつつある。すなわち「大衆の力」の時だ(山羊座の冥王星)。そして人々の力は、彼らのリーダーに対してより大きな説明責任と行動責任を強制し、要求するだろう。従わなければ英国の首相デヴィッド・キャメロンのように、退陣を強いられる。

これが山羊座の冥王星だ。すなわち『我々に真実を語れ。さもなくば消え去れ!』






訳文ここまで
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