October 30, 2016

○10/31の新月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

メリマン・コラムのメモはひとつ下の記事です。
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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  10月31日 02:57前後、北海道周辺で  03:03前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は02:38前後、沖縄周辺では02:07前後に蠍座 07°43’で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマ 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 蠍座7°~8°ー 発効期:10/31~11/28 】
    "Deep-sea divers"
『深海の潜水夫』

    "The moon shining across a lake"
『湖面に輝き渡る月』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★秘密の露呈、または名誉に関わるような状況
→★自分が真に信頼出来るひと、もの、事は何かをよく確かめる必要
→★現状維持のために耳をふさぎ目を閉じることで窒息する危険
→★どんな手段を取ってでも上手く切り抜けようとする心理に潜む罠
→★馴染みのない状況や不自然な環境で発見する自分にとっての命綱
→★行動する前にもう一度目の前の物事をじっくり見極める必要
→★この人生で自分を動かしてきた深い動機について熟考する
→★物事やことば/情報が持つ純粋さ、意図の純度を確かめる必要
→★社会や世間の主流から放り出される、または自ら外れていく感覚
→★失われた過去の光景がふとした記憶と共によみがえる体験
→★「時」が至るまでしっかりとブレずにいるために必要な時間稼ぎの戦略
→★物事の表面的な乱反射に目がくらんで思考停止する危険
→★一部に真実を含んだ巧妙な話法を見抜くことの大切さ
→★現実感の薄さが大胆な行動を呼ぶことの危険と効用
→★荒唐無稽な「嘘」を「作り話」として楽しめる健全な不真面目さ
→★物事や語られることばが含む暗喩、ダブル・ミーニングに注意
→★時代の先を行く発想、または法や社会的行動規範を超えた行為
→★何かを迂回し遅らせると見せて実はもっと大事な物事を育てる賢さ
→★機転を利かせることで摩擦を和らげ、その場をスムーズに動かす力
→★不確実性を新たな創造性に変換していくことで見出すもうひとつの道・・・→

エネルギーのポイント:『見て・見つめて・見極める』

161031NM


        10月最後の日に起きる新月。秋も深まってきたけれど、気のせいかな? 今年は何となくスッキリした秋晴れって少ないような気がします。気温は相変わらず寒くなったり暖かくなったり。福岡では桜の開花が見られたというニュースも聞こえてきました。世の中は相変わらず落ち着かないまま。 天王星・エリスとコンジャンクトで起きた前回の満月からも、沢山の「うーん..いったいこの世はどうなってるんだろう?」的なことが起きているような気がします。

何というか、今日も昨日と変わらない日常が続いているし、たぶん明日もそうなんだけど…それでもふと気付くと夢の世界と現実の境界が薄くなっているような、妙な感覚になると言えばいいでしょうか。 たとえば夢を見ているときは、どんなに変な状況でも当たり前に思っている自分がいる。でも覚めてみると実はとんでもなくおかしな世界だったことがわかる。そんなふうに。。何かがヘンだよね。でもいったい何が? そんなふうに感じるひと、いるかな?


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  カーディナル・クライマックスの黎明期から、すでに何年もの年月が経ちました。その間に、世界にもひとのこころにも大きな変化が起き、それは今、目の前の現実となって絶賛進行中です。 天王星・冥王星ワクシングスクエアで何やら孵化期に入った世界は、過去の尻尾を切り落としていく痛みの時期とオーバーラップしながらも、確実に何か新しい流れを生み出しつつあると思います。 火と水と爆発と分裂の胎内成長過程を経て、いったいどんなクリーチャーが生まれてくるのかな…? まぁそれはわたし達自身の姿でもあるわけで。。(^_^;。

        惑星達の祝宴はまだ入れ替わり立ち替わり、余韻を残しながら続いていきます。 そんな中で今回迎える10月2回目の新月は、目には見えないハロウィーン・ムーン。 この月には夢見る海王星と月のサウス・ノードがトライン、そしてリアルな結果を突き付ける冥界の渡し守オルクスとノース・ノード組がセクスタイル。この引力がどう働くかはひとそれぞれだけど、いずれにしても、わたし達のこころは蠍座のディープな深淵に降り立とうとしています。 歓び、哀しみ、怒り。あるいは希望や絶望、無関心。。めまぐるしく移ろいゆくこころ模様の中でふと感じる、生きるということの不思議さ。。 みそか月の暗闇の中、新しく生まれる月の前兆を感じながら..さあ手探りで、行ってみましょうか。


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★10月新月(2nd)のサビアン・シンボル

        前回のエネルギー・ポイントは『マインドからハートへ:手探りながら踏み出す一歩』そして『解放と変容へのいざない』でした。心身ともに、目に見えない様々な呪縛や自縄自縛を解くためのエネルギー・ショックを受けたひと、いるかな?  何ともいえない悩ましさという形をとってそれを体験したひともいるかもしれません。または「こころの奥でずっと気にしてはいたけれど何となく放っておいた何か」に再び直面しているひととか。 過ぎゆく時間に追われながらも、自分というテリトリーの何処かから立ち上ってくる、不可思議な呼び声…とも言えないような何か。そんなエネルギーにいざなわれ、モヤモヤとした「謎」の前で立ち尽くしているひともいるかもしれません。この新月は、そんなエネルギーが一層の深まりを見せてきそうです。

        まず、太陽と月がベースとして取っていくシンボルは『深海の潜水夫』。うーん、いかにも蠍座らしいシンボルですよね。 水深100m〜500m、700m、1000mなんて深い深い海の底は、通常のダイビングのように気軽な装備で訪れることのできる領域ではありません。深海は、わたし達人間が知っている世界とは全く違う世界、異なる宇宙。そこで経験する膨大な水圧は、無防備な人間をたちまち破壊してしまいます。なので、まるでロボット・スーツみたいな一人乗り潜水艦(?)など、様々な装置や技術が開発された現代でも、深海はなお多くの謎が残される危険な領域だと言われます。 それでも人類にとって海底という未知の領域は、太古から怖れ、憧れ、興味、そして欲望の対象となってきました。すでに紀元前4世紀には、ギリシャの哲学者アリストテレスによってある種の釣鐘形潜水器(潜水鐘/ダイビングベル)のアイデアが記録されているそうです。


Tritonia_Lusitania


  じゃ、危険を冒してまで深い海を探査する目的って何だろう?  科学研究、水産資源や鉱物資源の発掘、そして難破船の調査や引き上げ…それは知識を得、新たな富と名誉を手にし、あるいは死せるものとの再会を果たすこと…いえ、もしかしたらその全てを含めて、わたし達人間を太古から動かしてきた根源的な本能、「大きく拡がっていく力そのものになりたい」という純粋な欲望なのかもしれません。このシンボルに出て来るのは、おそらく1920年代ころの深海潜水夫達。彼らは、何のために、どんな気持ちで深淵にダイブしていったのでしょう?


        上の画像は、第一次大戦中の1915年にドイツ軍の潜水艦によって無警告で撃沈された英国の客船ルシタニア号の残骸探査を1935年に試みた米国人、ジム・ジャレットと仲間の潜水夫達だそうです。(残念ながらこの時は記録に残るような成果は得られなかったようですが…) 1200人にもなる犠牲者の中には、128人の米国人が含まれていました。この事件は米国中に大きなショックと怒りを巻き起こし、その当時はまだ戦争に参加していなかった米国が大戦に参戦するきっかけとなったそうです。おそらくこれは現代の9.11に匹敵するインパクトを持った事件だったのではないでしょうか。。


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  その真相には多くの謎が残され、陰謀論もひそかに囁かれたと言われるルシタニア号事件。その後も米国では映画や小説、ドキュメンタリーなど多くの作品が世に出され、語り継がれたそうです。 深海潜水夫のシンボルが降ろされたのは、この事件から数えて10年後でした。 なのでもしかしたら、チャネル役を務めたエルシィのこころの深淵にも、人生の旅の途上で訳もなく命を奪われ深い海の底に沈んでいった、128人の同国人達のことがあったかもしれない…そんなことを、ふと思うのでした。


        深海。それはわたし達の深い深いこころの奥底をも象徴しています。それはわたし達の内部にありながら、普段の「わたし」にとってはある種の「異界」です。 深い海の底では、わたし達が通常使っているようなマインドは役に立ちません。 内なる深海を探索していくには、過去・現在・未来が密度高く溶け合う無意識という水圧に負けないだけの、しっかりした潜水装備、そして切れることのない命綱が必要です。そして信頼に足るクルー達も。。


  このシンボルは一般に、不慣れな環境に置かれたり良く知らない領域に触れていくときに、念入りな準備と態勢固めが必要なこと、そして行く手にはまだ未知の要素が潜んでいて、それに対応していくには何よりも「真実」のみを指針として進む必要があることを示唆しています。対象となる何かに対して少しでも誤魔化しや軽視する気持ちがあれば、深海潜水夫にとってはそれがソク命取りになるかもしれません。 それでも、進みたい気持ちは止みがたく湧いてくるかも? ならばダイブ!です。出会うもの全てをキチンと正面から受け止めつつ、自分の息継ぎにも注意しつつ。命綱、きちんと結ばれてるかな? 確認したら さぁ! 手探りの冒険に出発です。


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  またその一方で、日常生活の中ではあまり触れることのないような「異界」としての自分の内奥に触れていくような機会を示唆するケースもあります。特に今回の新月は水星とコンジャンクトし、海王星と月のサウス・ノードにトラインを形成中。また月のノース・ノードとオルクスにもセクスタイルになります。なので、この新月のエネルギーをダイレクトに受けるひとの中には、「自己という謎」に深く分け入っていくような感受性の高まりを経験するひともいそうです。 もしそんなタイミングが訪れているなら、瞑想の中でこのエネルギーに波長を合わせてみるのも良いかもしれません。そんなときは、次元境界のごみ溜まりにうっかり足を取られないよう、慎重に下降していきましょう。 

ひとつ覚えておきたいのは、そこで見る景色はあくまでも潜水服越しの光景かもしれないということです。 それはこの次元に軸足を置くわたし達の意識に向けて翻訳された、何か。。 でも、その光景を借りて顕れた何かが 自分の深い深い部分を揺さぶってくるとき、わたし達はそれが異次元に今も生きる真実の一部だと知ります。それがどんな光景であれ(美しいものでも恐ろしげなものであっても)、わたし達の意識という海の底に眠っていた難破船に出逢えることは素晴らしい体験だと思います。怖れずに、鎮魂と祝福を。きっとそれは、この世で一番の、自分だけの本物のアートです。もしかしたら、これから先も沢山の力と指針を与えてくれる素敵なリソースになるかもしれません。


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        おっと、ベースとなるシンボルが長くなっちゃった(^_^; では新月が次に取っていくメインのシンボルに行きましょう。『湖面に輝き渡る月』です。 おぉ、これはロマンティックで美しいですよね。煌々と冴え渡る月が湖に照り映えて…湖面には月の下まで続く、輝きの道が創られています。 恋人同士でうっとりと眺めるには最適かも? それとも、ひとりで詩人になってみるのもいいかな?

けど、そこは何につけてもチョイとヒネリの入る蠍座。意外なことにロマンティックな雰囲気ばかりでもないんです、このシンボル…(^_^;。 B.ボヴィはこのシンボルを、『忘れ去られたもの、使われることのない「宝」にまつわる狡猾さのイメージ』という、なにやら謎のようなことばで表現しています。

彼は『<地上で失われた全てのものは月に貯えられている>という伝説がある』と言っていました。このことばはイタリア16世紀の詩人ルドヴィーコ・アリオストの『狂えるオルランド』という物語詩に聖ヨハネのことばとして出て来ます。また、ミルトンの『失楽園』にも全く同じ一節がほんの少しことばを変えて出て来るようです。


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  この地球上で失われた全てのもの ― 無駄に費やした時間、お金や買ったもの、破られた約束、叶えられなかった願いや欲望、実を結ばず流された涙。。。 え、それがみんな月の宝として貯えられてるの? そんなバカな…って、まぁ現代人なら思うところですが。。 だけどロマンティックで詩的なイメージですよね。 けれど一方で、たとえば "moonshine"という単語は「荒唐無稽」を意味することばでもあります。また、1979年の007映画のタイトルにもなった "moonraker" ということばには、本来の海事用語の他に、英国圏の俗語として「ばか」とか「アホ」という意味もあります。これはその昔、湖に沈めて隠した密造酒を熊手で引き上げる途中で役人に見とがめられた人々が 「いやそのぉ、湖に落ちた月をかき集めてるところでして、へい!」 と言い訳したという故事から来ているそうで、「愚かな狡猾さ」を表すのだそうですw。そして "The moon is made of green cheese" 「月は生チーズで出来ている」という言い方は、おバカなひとをからかうような文脈で使われます。あらら。。



        月の光は美しくて磁力があります。けど、うっとりみつめ過ぎた者を狂わせるとも言われます。狼男だって満月の夜に変身するし。。 サビアン・シンボルはマーク・エドモンド・ジョーンズが度数を表す数字をランダムに読み上げ、チャネル役のエルシィの脳裡に即座に浮かんだイメージを矢継ぎ早に降ろしていくという手順を経て顕現したものですが、その結果として、太陽がこのシンボルの位置に来る日がハロウィーンと合致することにはあらためて驚かされます。


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        月が湖面に輝き渡るとき。その光は、月本来が持つ輝きではありません。あくまで太陽の光を受けた結果の反映です。そして、湖面に輝いてわたし達を誘う、光の道。それは反射光が湖面に当たって照り返す、反射の反射、実態の無い投影です。 そのあやかしの像にこころを奪われ目が眩むとき、わたし達は水面深く存在する湖の実体を見てはいません。

水面に輝く月の道をみつめながら囁かれる愛のことばは、一夜かぎりの夢に過ぎないかもしれません。揺れ動く湖面の光が放つ えも言われぬ美しさは…この世の実体を持たないあちら側の世界のもの。 夢から覚めたわたし達が目にするのは、ハロウィーンの翌朝、路上に残されたゴミの山かもしれません。それでも。 一瞬かいま見た美しい光は、わたし達に束の間の感動と高揚を与えてくれました。その情動を、わたし達はこれからどう使っていくでしょう?

感情をこれでもかと刺激してくる記憶があります。いてもたってもいられないような衝動を喚起する光景があります。でも、それはただ湖面に輝く月かもしれないのです。 見たもの、聞いたことばに感情を通して即座の意味を与えているのは、わたし達自身です。 けれど、それは現実でも真実でもない、全く別の何かかもしれません。 あるいは、実体を持たないその「何か」は、「潜在的な可能性」に過ぎないのかもしれません。 ならば、時を待つ。 真夏のスノーボードや橇が、やがてやって来る雪の季節をじっと待つように。 けれどそれは、ただ目を閉じて動かず「今のまま」をじっと護るのとは違います。


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  たとえあやかしの光であろうと、こころ動かされたなら そこには何かが存在します。そしてその何かは、自分自身の内側に底深く眠っています。時間とともにあれやこれやと思いを馳せるうちに、その何かが孵化し、はっきりと見えて来るときがあるかもしれません。まるでアミダ籤のように、人生に起きる沢山の物事を繋ぎ、自分という物語を紡いできたこころの網の目が、ぼぉっと見えて来ることだってあるかもしれません。

失ってしまったもの。無駄に費やした時間。お金や買ったもの。破られた約束。叶えられなかった願いや欲望。実を結ばず流された涙。。 いつか、その全てを、こころに輝くもうひとつの月 ― 本物の光の中で取り戻せる日が来るかもしれない。そしてそれを…全てのエネルギーを、これからの人生を創るために使える時が来る。 

だから。はかない月の光を はかないからこそ激しく愛することはあっても、きっと騙されることはない。 しっかりと身を護り、時さえも味方につける美しい狡猾さを命綱として 深海に降りていく潜水夫。彼の許に月光が届くことはないのだから。 必要なのは、ただどこまでも真実を求めてやまないこころだけ。。


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        このシンボルは、一般に様々なシーンで見聞きする上辺だけの話や空騒ぎ、願望や憎しみの投影に過ぎないイメージの数々、多様なバージョンの「真実」が渦巻く中で、いつのまにか感情を煽られ、一時的に愚かな行動に走る危険を示唆しているように思えます。そして、耳を塞いだり目を閉じたりせずに自分本来の立ち位置をしっかり保ち、タイミングを計ることの大切さも暗示しているのではないでしょうか。

また、たとえ空騒ぎであっても、そうと知った上でそれを楽しめる寛容さや知性、そして見せかけの愚かさの裏にひそむしたたかさを見抜く洞察力を磨いていくことの重要さも示唆しているのだと思います。識別力、判断力、本当に信頼出来る相手を察知する力。強力な蠍座の第一ディーカンで起きる新月が今、わたし達に与えようとしているエネルギーはそういった類のものだと思います。

わたし達はまだ自分の顔さえも、湖に映った月の光として見ているのかもしれません。世界、あるいは「ワタシ」という胎内宇宙に響き渡る、存在そのものが発し続ける本物の声を聞く。そんなときがやがて来るのを待ちながら... ひとときハロウィーンの空騒ぎを離れ、輝く月光のかけ橋に遊んでみるのも悪くないかもしれませんね(^_^。


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★10月新月(2nd)の星模様

        この新月は火星がアウトオブバウンズの旅を終え、代わりに金星が12月3日までアウトオブバウンズに入ります。トランシットのOOB、それも金星のみではネイタルほどの影響力を持つことは無いと思います。けれどもしかすると、これまで一般常識で受け入れられるとは思えなかったような個性的な愛のあり方や価値観、トランスジェンダーのように境界を超える存在、またはどこか型破りな感性がひととき輝きを放ち、話題になることがあるのかもしれません。

また、新月図を小惑星的パースペクティブで見ていくと、とても興味深い「隠し味」がひそんでいるのが見て取れます。いろんな影響をランダムに挙げてみたけれど、サビアン・シンボルの流れとオーバーラップしてくるエネルギーを使って自分なりに掘り下げてみてね。また、この瞬間の自分にスッと入って来る(または抵抗を感じる)要素があれば、それは大切なことかもしれません。

        まぁ、最初に挙げたシンボルのキーワードだけでも今回は沢山あって、「こんなにいろいろあったらどれか当たるでしょ」的な声も聞こえてきそう(^_^;。 でも今回特に言いたいなと思ったのは、当たるとか当たらない以前に 「どんな瞬間にも実は本当に無数の星々からの声がわたし達に届けられている」 という事実です。そしてそれらのエネルギーをどう選択するかの自由も責任も、わたし達の意識の側にあるということ。だからこそ、うっかりネガティブな使い方して転んだとしても、起き上がるチャンスはどの瞬間にだってある。あとはただ、知ろうとすること。知覚して、選び、使っていこうとする勇気。そしてもしかしたら、覚悟。 

あるいは何もわからなくてさえ、常に思いも寄らない機会は巡って来ることをこころに留めておくことかな。。


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蠍座7°台の太陽・月(そして9°台の水星)に対して
 形成される小惑星のグランドスクエア


    ・蠍座6°〜8°台にカーリー、ヘーベ、アドメトス
    ・獅子座7°〜8°台にゴールドフィンガー、メディア
    ・牡牛座7°台にフォトグラフィカ(6°台にメモリア)
    ・水瓶座7°台にディヴァイン

 考えられる影響:
 鋭くなる感受性やオーラ境界が薄くなる現象。熱愛と憎しみの絡み合い。
 自他の区別がつかなくなるほどのめり込む傾向。復讐心と懲罰。強烈な欲望。
 ピーターパンシンドロームやロリータ趣味。ダークファンタジー。共依存。拘束。
 美をひたすら求めてやまない精神。何が何でも突き進もうという精神。
 全ての波立ちを俯瞰する視点に立つ。記憶すべき出来事の体験。ドラマ。

 集合的な気分や雰囲気の風向きは変わりやすいかも。重厚長大なものに取り組むよりは「風」を鋭く掴んで流れに乗っていくのがいいかも。芸術的な表現に使うにはとても良さそう。音楽の小品、短めの詩、短歌、俳句。またはスケッチ的な表現など。

金星・土星・グレートアトラクターのコンジャンクションと
 アスボルスのオポジション


 この金星はサバイバー。OOBに入ったばかりのタイミングで土星の一撃を受け、あらゆる潜在的な可能性を虎視眈々と睨みつつ、あれこれ風を読んでいるような感じ。金星は突出した女性を示唆することから、メリマンさんが指摘していたようにヒラリー・クリントン氏、そして韓国の朴大統領にもその傾向が顕れていると思われる。日本の政界でも女性議員でこの影響を受けているひとはいそう。 色んな意味で「突出した女性」達は少しの間注意が必要。ただ意外なところに強力な援護者が存在するケースも。
 
 考えられる影響:
 見てみないふりの罪。信頼を得るために必要なタイミング・センス。
 言葉のアヤを使うことの功罪。幻惑の危険。騙されないための識別力の発揮。
 繰り返し浮上する物事のシャドウサイドを見る。
 「ダブル・アイデンティティ」を駆使する。声の大きな方に傾く傾向。
 どうとでも取れるようなことば、はぐらかし、または常識を超えた話法による説得。

天王星・エリス(とセレス)に火星とリヴァイアサンがスクエア
 イクシオン・イカルスのコンジャンクションとカオスがオポジション


 考えられる影響:
 力の感覚に対する妄想。ジェラシー。事故、闘争。自然災害。
 メディアやネットによる情報の選り分け。若さによる挫折と成長。
 ネットとテクノロジーによって形成されるアイデンティティ
 浮き世 ― 世間の雑事を離れて高い塔に籠もり世界を見下す願望。
 いわれの無い特権意識がモンスターを生み出す。
 何からも逃げられないと知った上で人生全体を受け入れていく精神。

新月が月のノード軸(乙女・魚11°台)と
 そして海王星・オルクスのオポジションを調停


 考えられる影響:
 盛り上がれば良いという雰囲気。競争。
 目覚める。
 または地に足が着かないまま無意識に侵入するエネルギーに動かされる。
 盲信による愛、盲信による憎しみ。幻惑。誘惑。
 強烈な夢見または啓示。重要な情報の開示。
 全てのシャドウを見据える厳格な視線。責任を負う、負わせる。
 視野を拡げる。熟考する。跳躍への準備的な心構えと行動。
 非常に重要な人生の岐路にあるという気付き。


        うーん...さすがにもうこれくらいにしておきますね(^_^;。


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        ハロウィーン前日の週末。冷え込んできた部屋のソファでふと背筋をのばし、周囲を見渡してみたら。そう広くない部屋がなんだか深海の洞窟みたいに思えてきましたw。TVをつけたら、ちょうどイヴの渋谷に集まった沢山のひと達が映っています。うふふ。この瞬間を楽しんでいるひと達の笑顔は素敵。ハレの刻は、はかないからこそ輝いてるんだな。そして画面に映るひとりひとりのひと達が、その内奥にもうひとつの月を抱えているのかもしれない。この祝祭が歓びのうちに終わりを迎えますように。そしたら過ぎ去った刻はその月に貯えられ、いつか再び燃えて輝くのかもしれない。たとえそのひとがその記憶を忘れ去ってしまったとしても…。



have a great trek!!!★



hiyoka(^_^
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この記事へのコメント

1. Posted by Green^_−☆   October 31, 2016 06:54
5
おはようございます、hiyokaさん。

Greenのほうの、10/22の公演は
事前の不安をよそに、おおいに
お客様が、笑い、泣き、楽しんでくれて

役者陣としても、嬉しさひとしおな
土曜日となりました。コメディっていうのは
流れとテンポ、間が大事なんですけれど

天空のヘレニズムの支援もきっと
あったはずです。^_−☆


こんかいの月のサウスノード
コンジャクト海王星、

Greenの場合は
月のノースノード、コンジャクトN金星
でもありました。

蠍座新月と水星が、調停していたんですね。


もともと、N乙女座金星、N山羊座火星
N牡牛座土星が、オーブながら
グランドトラインだと、わかっていたので

T魚座海王星、月のS-N軸は、ズバリ
カイトを形成する格好。

人生の勝負のとき、決心のときだな
とは、感じて。

、、決行したことが、あります。


T蠍座新月、水星のフォースもあるとすれば
かなり、重大な人生の岐路にある

んだな、と。こんかいの記事で。

蟹座の6°〜9°くらいに
なにかしら、小惑星でもあれば

およそ60°間隔でネイタルやトランシットが
配置される格好。

いつか、hiyokaさんが言っていた
これからは、自分個人のスケールでなく

もっと、大きなうねりのなかの
存在としてチカラを発揮してゆく
だろう、、それが

やっと、解りかけてきました。

父祖先からの願い、信託されたことかも
しれないし、自分本来の願望で
あるかもしれない世界
地に足の着いたものへ。


♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪Green
2. Posted by hiyoka   November 01, 2016 03:58


Greenさん、こんばんは。
公演は大成功に終わり、舞台に立つ醍醐味を十分に味わえたんですね☆
おめでとうございます!^^

蟹座6〜9°あたり。小惑星は動きが速いですが、わたしの知る限りの範囲では少し前からこの新月あたりまで、そこを小惑星ゴダイヴァが逆行で通っていました。

ゴダイヴァには「徹底的な行動」「自分が信じたことのためならどんな事でも手間を惜しまずにやろうする意志、その結果を身に引き受けようという覚悟」・・・そんな意味があります。逆行なので、深い内的な想いへの刺激として考えられるかもしれません。

満月ごろにはアトロポスが逆行で9°あたりに入って来ますね。これは「鋏」です。今まで続いてきた何かの終わりを告げるような感じ。何かが終わらないと何かが始まらない感じ。これもおそらく内的な刺激じゃないかな。そして順行でヘラクレスも入って来ます。ヘラクレスは動きが速いので、影響があるとすればピンポイントかも。

ヘラクレスは自分から何かに向かって行くところがあります。苦闘や競い合いとか。なので狙った結果を得るために支払うそれ相応の犠牲…という含みも。元気はくれるんだけど、"勇み足" も誘うのでちと要注意なヤツでもあります(^_^;。

Greenさんの見出しつつある道が
より深く より輝きを増しながら
沢山の発見とその歓びに満たされますように...。

Great trek!!!☆
 
 

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