October 23, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント10/24【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年10月24日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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※お知らせ
来週10月31日付けのメリマン・コラムは都合によりお休みか、または重要と思われる情報があればメモ程度の抄訳とさせていただきます。
m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

“もちろん独り言は言うさ。たまに(自分という)エキスパートの助言が必要な時にね”

  ― Scorpioquotes.com.より


“もちろん選挙結果は受け入れるさ ― もし勝てばね”

  ― ドナルド・トランプ
    水曜に開催されたヒラリー・クリントンとのディベート後の発言


        先週、投資家マインドの内に存在したのは米国大統領選ばかりではなかった。太陽が天秤座の旅を終え、蠍座の魔術的な季節が始まろうとしている現在、世界中を覆っている市場の不確実性について簡潔に表現するなら、この季節は思考が非常にダークな色彩を帯び、ひどく陰謀論的になる可能性を持つということに尽きる。世界の株式市場を見ると、一部の市場は先週終わりに史上新高値をつけたが、一方で他の市場は月間の新安値に沈んでいる。

以下3ブロック分の抄訳です。

ヨーロッパ各市場に見られた株価の動きから複数の異市場間弱気ダイバージェンスへのシグナルが出ていることへの警戒を示唆。

環太平洋地域では日経や上海市場は良かったもののハンセンやNifty、MICEXはふるわず。他には殆ど動かなかった市場もあった。

アメリカ大陸では二都物語ならぬ二大陸物語。北米ではダウの苦闘に比べてS&Pは堅調で異市場間強気ダイバージェンスを示したものの、シグナルとしては8月に見られたほど強いものではない。ナスダックは弱気のダブルトップをつけるなどもっとパターンを外れた動きだった。一方南米ではアルゼンチンのメルヴァルが史上最高値をつけ、ブラジルのボベスパは2012年4月以来の高値を記録した。


        世界のどの株式指数が魅力的でどれがそうでないかを投資家達が把握しようと試みている一方で、通貨市場には重要な動きが続いている。米ドルは大統領選に近付くにつれて数ヶ月ぶりの新高値へとブレークアウトし、ユーロは数ヶ月ぶりの新安値に落ち込んでいる。これは歴史的に見て共和党がホワイトハウスを奪還するシグナルだ(16年サイクルの高値は1900年の1例を除いて全て共和党の勝利に合致してきた)。この法則は再び発効するだろうか? 以前論じたいくつかの観点から見て、私はそうは考えていない。これについては今年刊行する『フォーキャスト2017』において多くの事に触れていくつもりだ。

        興味深いことに、米ドルの印象的な反騰が、金と銀を10月7日につけた直近の安値からなおも落ち込ませるようなことは起きなかった。貴金属と米ドルは両方とも反騰している。これは、投資家達が彼らの資金を、株式と国債から貴金属へと移す準備をしていることのシグナルかもしれない。もし金利が上がり、株と国債が下がるとすれば、どこか別に資金を働かせる場所を見つける必要がある。あるいは、ひょっとすると彼らはエネルギーセクターを注視しているのかもしれない。何故ならここに来て、先週 原油が7月15日以来の最高値水準まで反騰しているからだ。原油か…うーむ… ダークで濁った物質だ。蠍座もまたそんな風に描かれることが多いようだが。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “彼女は自分の政権になれば全く斬新な政策プログラムを1銭の負債も増やすこと無く策定することが出来るだろうと言った ― 極めてバカげた主張だ”

  ― Kimberly Strassel
    ウォールストリートジャーナル 2016年10月21日付


        先週カリフォルニア州コスタ・メサで開催されたISARの大統領選公開討論会において述べたように、これは誰も望まない選挙であり、なおかつ誰もが話題にすることを止められない選挙だ。あまりにも多くの実行不可能な主張や、守れない約束が口にされている。そこで皆が、いったい候補者達は真正の真実を誇張や全くの作り事無しに述べる資質があるのかと疑い始めている。ファイナンシャルとマンデーン・アストロロジャー達にとって、これは全て土星・海王星ウェイニングスクエアがもたらすテーマの一部であり、その影響下では断じて読む物、聞く事、見たままを信じることは出来ない。この36年周期のアスペクトは、厳密には9月10日に終わったとしても、その力学自体は今後9ヶ月発効し続ける可能性がある。

        また私達は、10月19日〜28日に起きる、火星による冥王星・天王星トランスレーション期のただ中にある。この時期は「数々のショック」すなわち地震、ハリケーン、台風、火山噴火、そして… テロリスト攻撃やサイバーアタックが世界を襲う時だ。私達はそのいくつかを既に目撃している。その通り、これは危険な状況と相関する潜在性を持っているのだ。 

だがこのアスペクト単体で働く時は、事象は一時的なものだ。これはマーケット・タイマーである私達にとっては興味深い。というのは、この火星が同時に、ニューヨーク証券取引所のチャートに対してハードなTスクエアを形成するという関連性を持っているからだ。10月18日付のスペシャルコラムで述べたように、「火星はNYSEのチャート上に在泊する重要な惑星群に対してTスクエアを形成する。そのチャート上では、月と土星が牡羊座20°〜26°でコンジャンクトしており、天秤座22°〜27°の木星・海王星のコンジャンクションとはオポジションを形成している。トランシットの火星は山羊座20°〜27°を運行しながら10月22日と11月4日の間にこのNYSEチャート上の2組をもトランスレートするわけだ。」 つまり今週、私達は 市場の動き、自然災害、あるいは地政学的ショックについて警戒しておく必要がある。

        しかしながら、私達の抱える懸念は今週を過ぎても続くだろう。何故なら今年も終わりを迎えようという週に、木星が全3回の内最初のオポジションを天王星に対して形成し、そして土星が全3回中最初のトラインを天王星に対して形成するからだ。しかもこれは天王星が滞留から順行へと転換する、その同じ週に起きる。これは天王星絡みの大きなエネルギーだ。今週は今年の最終週にいったい何があるのか、予測し得る物事を下見するような週になるかもしれない。

        これらのハードなジオコズミック・アスペクトが近付いているにもかかわらず、一方で木星が現在天秤座を運行(2016年9月〜2017年10月)していることに、私達は注目する必要がある。宇宙の法則に見られる通り、ショッキングな出来事が起きる怖れはある。だが、人類の知的能力がそれら全てを緩和し、未来と互いの関係について、より前向きな思考が生まれる...という潜在的可能性もまた天秤座(パートナーを組むこと、歩み寄り)の木星(哲学と楽観性)が持つ力学なのだ。アストロロジーについての私の理解に依れば、より一層世界を平和へと導き、テロリストの脅威を取り除くよう企図された世界的な協調関係の新しいウェーブがすでに進行しているように思う。

        さて、もしその同じフォースの下で動く人々が、意味ある内容など何も無いバカげた主張の代わりに米国や世界を負債から離脱させる試みに焦点を当て、具体的で誠実な構想をもって実行するならどんなに良いだろう。そうなればまた、平和が真に現実として形になるチャンスも生まれるだろう。

どんな戦争にも、その裏には経済的苦痛が潜んでいる。そしてどんな経済的苦痛も、その裏に拒絶、非難、抵抗や暴動の種を宿しているのだ。





訳文ここまで
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