October 30, 2016

<MEMO>10月31日付メリマンコラムより

10月31日付コラムからの抜粋メモです。

≪先週をふり返って≫より

金曜の米国株は民主党大統領候補ヒラリー・クリントンに関連して新たなEメール問題の調査をFBIが発表したことを受けて早期の上昇分を失った。

火星による冥王星・天王星スクエアのトランスレーションは、世界的な暴力や自然災害の他にも、2005年のトランプの女性蔑視発言暴露に続いてやはりウィキリークスによるヒラリー・クリントン関連の暴露(トランプ攻撃のために使われた裏金、バーニー・サンダースを民主党大統領候補戦から引きずり下ろすための不正な手口)に関連した。

先週は金融市場にとってまたもうひとつの奇妙な週となった。日経は4月の年初来高値を試し、上海は2ヶ月ぶりの高値に沸いた。だが香港やオーストラリアでは週の殆どで値を下げていた。ヨーロッパや南米でもマチマチで、先週のジオコズミック重要変化日に合致して複数の異市場間弱気ダイバージェンスが顕現した。

10月25日の重要変化日はユーロにとっても重要で、その日に数ヶ月ぶりの安値1.0848をつけた。

≪短期ジオコズミクス≫より

火星による冥王星と天王星のトランスレーションは先週、予測通りの爆発。自然災害(イタリアの地震)や政治上の動き(クリントンに対するFBIの調査再開)が起きたが、またもう一つ興味深いジオコズミック・トランスレーションがある。10月29日土曜、金星が土星にコンジャンクトし、その後11月5日に今度は天王星にトラインを形成する。

これは今年の12月4日〜2017年11月まで主要発効期となる土星・天王星トラインに関する早期の予告編になるだろう。歴史的に見て、この超長期の惑星サイクル局面は長期サイクルの天井との関連性を持つ。したがって今週株価が反騰するかどうかが見ものだ。

その可能性はある。金星・土星のハードアスペクトに向けて下落してきた市場は、そこで反転し反騰を開始する有力な候補になるというのがルールだからだ。

いくつかの株式市場と原油は先週終わりの金星・土星コンジャンクションに向けて下落してきた。

土星・金星はまたストレスで疲れた女性像を象徴する(金星/女性、土星/ストレス)。このアスペクトが起きた金曜夜のヒラリー・クリントンはさぞかし疲れを感じたことだろう。



メモは以上です。
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≪ 長期的考察 ≫も、以前から示唆されてきた「ドルの上昇と大統領選との関連」その後 〜「アストロロジー界に論争を巻き起こしたクリントン氏の新たな出生データ問題」についてのメリマン氏の見解など、アストロロジー的には非常に興味深いものでした。なので思い付くままにまとめてみます。
()内はわたし自身の私見です。


ドルは依然として上昇し、重要なトレンドラインを上抜けた→となるとやはり共和党大統領誕生の法則が生き返るのか? 高いドルがクリントンの追い風になる要素としては、ドル下落で得をする多国籍企業からの寄付を資金としてきたのは共和党候補だという話もある。ところが今回彼らはクリントン支援にまわっている。

(クリントン財団が以前から行ってきたことがウィキリークスによって暴露されているが、選挙に関してもかなり "えげつない" 手法をとったと見られている。これが真実とすれば、以前までなら大統領候補辞退に追い込まれてもおかしくないほどの大スキャンダル。それでも世論調査はクリントン氏の絶対優位を伝え、CNNなどキャンペーンに必死な感じさえする。)

メリマン氏は8月の内にクリントン勝利を予測した。先日のISARでも12人の著名アストロロジャーの結論は全員がクリントン勝利だった。

(ISAR総会ではひとりだけ、ヴェーディック・アストロロジャーが「クリントンが勝つかもしれないが、大統領にはなれないか、または任期を全う出来ないのではないか?」と述べている。わたし自身もそんな気がしてならないのだけれど..。ただし、今の時期に英語圏のアストロロジャーがそれを明言するのはかなりの勇気が必要だとも思った。英国人のあるアストロロジャーはクリントン氏に対する疑問を提示する星読みを自身のサイトで発表したけれど、コメント欄でクリントン支持者の占星術ファンから罵詈雑言を浴びせられていた。トランプ支持者も熱狂的だけれど、今はクリントン支持者にも熱に浮かされたような怖さを感じる。もちろん、わたしが目撃したのはごく一部ではあるけれど。)

ヒラリー・クリントンの出生時間
最近のアストロロジー界で非常に大きな論争となっているのが、新たに提示された1947年10月26日午前2時18分というデータ。これは少しばかりいわくのあるデータで、あるアストロロジャーが2009年に、彼女の出生証明書を1990年に見た(またはそれを見た役所の担当者から聞いた)として開示した出生時間。 今回はあらためて別のアストロロジャーが、イリノイ州所轄の公文書管理課に電話し、一般的な調査技術を使って担当者に問いただした。その手法は、いくつかのデータを告げて間違っていれば「No」と言ってもらい、合っていれば無言…というもの。そしていくつかの時刻を提示した末に、02:18と言ったとき担当者は初めて黙ったという。

多くのアストロロジャーがこの手法に反撥してその出生時間を否定した。そしてそのデータを基にしたホロスコープなどあり得ないと言った。だが、一般に使われている08:02や20:00と比べて、本当にそれほど否定すべきデータなのか? とメリマン氏は疑問を投げかけている。
何故なら・・・

ヴェーディック・アストロロジャー達はもう何年も02:18を使っている。

フェニックスの著名なアストロロジャーであるAZの手によって、尊敬すべきアストロロジャー、バーナデット・ブラディ女史が開発したレクティフィケーション・ソフトウェアにクリントン氏の履歴のうちめぼしい日付けを入れて計算するという実験が行われた。すると、最終的にはじきだされた日時は1947年10月26日02:20だった。この結果はアングルにしてオーブ1°の差異だ。

尊敬に値するアストロロジャーのひとりに「そんなものは何の意味も無い」と言われたが、私は意見を異にする。なぜなら、これは信頼のおけるアストロロジャーのメソッドを基に開発された信頼のおけるソフトウェアであり、何よりも人間が陥りがちな偏見や主観的なバイアスを排除して事実に迫るために開発されたものだからだ。これを通して計算された出生時間は、出生証明書に書かれていたとされる時刻とはたった2分の相違だ。私はこれを統計上有意なデータだと考える。

アストロロジャーを自認する人々からの刺々しい反論の中のひとつに「02:18のチャートでは重要な地位に上り詰める人物像とは合わない」というものがあった。私はその人のアストロロジャーとしての見識を疑わねばならない。何故なら、その当日のどの時間帯に生まれようと、蠍座の太陽と獅子座の火星と冥王星はミューチュアル・リセプションとなり、ファイナル・ディスポジターとなる。太陽がファイナル・ディスポジターということは、それ一つだけをとっても、十分に輝かしい存在となる潜在的可能性を持ちうるということだ。これはネイタル解析の基本中の基本のはずだ。

また2:18のチャートではトランシットの土星が彼女のICをまたいで4室ナディールを行ったり来たりする。これは29年の土星サイクルで最も重要な期間で、試練の時だ。個人的なジレンマを抱え、為してきたことの責任を問われる時だ。このような状況に逃げ場はない。土星はタイム・キーパーであり、チャートのどこを通っているかは、今、人生で何を問われるかを示す。これもまた現在彼女が置かれている状況と合致している。

スピリチュアルなセンスで見れば、これは人生の中でもカルマ的訪れの季節だと言える。だがそれのみで彼女が大統領選に落選するとは言えない。

しかし、もし彼女が落選するようなことがあれば、それはこの出生時間を価値あるデータとして将来的に扱っていく十分な根拠になるだろう。

そして私自身は3種の時間の内、今まで使って来た08:02とこの02:18の二つが私の知る限り、彼女のキャラクターをよく描像していると考えている。また自分自身の偏見を通してみるなら、やはり彼女が選挙では有利だろうと考えている。実際、3種の出生時間の内どれが一番正しいかについての確信が今の私にあるわけではない。もし02:18が正しいなら、それは彼女が選挙で負けるという物語に一番ふさわしい時刻だろう。

(以上、おおまかにまとめたもの。この問題はマウンテン・アストロロジャー誌のサイト上でも論争になっていて、ISAR会長として、アストロロジーのテクニカルな観点からこの出生時間も十分吟味する価値があるとしたメリマン氏を糾弾するような口調の感情的な意見も多く見受けられた。ただし、わたし自身の感覚からすると、反論は技術的な指摘というより、それぞれのアストロロジャーが抱くヒラリーさんへの印象論や、自分自身の手法が否定されるかもしれないことへの反感という面が強い感じがした。中には新しい時間を提唱した本人を法律違反の疑いありとして役所に通報し、彼に協力した担当者を割り出そうとしたひとまで現れて驚いた。本物の出生証明書が無ければ一切無視、というのも一つの見識だとは思うけれど、そうであるなら他の出生時間も使えないはず。やはり今の星回りが人間をそんな論争に導いているのか?などと外野的な感想を抱いてしまったのだけれど。…そういう背景もあっての今回のコラムだったと思う。ただ、アストロロジーを学び実践していこうとする者のひとりとして、こうした論争を通しても色々なことを学ばせてもらっているような気がする。)


hiyoka

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この記事へのコメント

1. Posted by ジョン   November 11, 2016 01:43
はじめまして。いつも楽しみに読ませていただいてます。
「クリントン氏が大統領になれないか、任期を全うできないか」
と書いてらっしゃいましたがそうなってしまいましたね。
アメリカの民主党基盤の地域に居ながらその行が気になりつつ、選挙速報を観ていました。
この先世界がどう変わるか、期待と不安が入り混じります。
今週のスーパームーンも何となく不吉な気がしています。
2. Posted by hiyoka   November 11, 2016 08:06


ジョンさん、はじめまして。
コメントありがとうございます!^^

民主党基盤の地域にお住まいなんですね。まさかの結果に現地の落胆はどれほどか...
天王星・冥王星のカーディナルスクエア以来の変革期の途上で、米国がまず率先して大きなシフトを選んだのだな…という気がしています。それは社会的というより(もちろん、表層では大きく社会・政治的ですが)集合体の無意識レベルで「変化」への「正しい刺激」を選んだ…ということでしょうか。。 米国という大国が歴史の中で抱えてきた沢山の矛盾や抑圧、無意識レベルの傷が掘り起こされ、陽にさらされていくためのシフト。世界中がそういう流れの中にあるけれど、まず米国が率先してトランプさんという、ある意味ラディカルな(大統領になった後の質は未知として)存在を中枢部に送り込む。それは澱んだ淵を大きく掻き回すことになるでしょうし、だからこそ、それなりの時を経て、いちはやく国が次の段階(良い意味で)へと一歩なりとも進む可能性が高まるかもしれません。でないと米国はこれ以上変われなかったということではないでしょうか?

大変なこともあるし、犠牲や反動も大きいかもしれない。けれど、それを超えてみせるのが米国というユニークな国の持つ強みではないか..そんなふうに感じています。もちろん、日本の片隅でチャートという小さな望遠鏡から覗いたアメリカの姿ですが...。米国を愛し、そのの行く末を誰より気にかけるメリマンさんのコラム、それにフォーキャストやマンデーン2017でどんな未来が描かれるか?訳す側としても興味津々です。

今は民主党基盤の大都市部で強力な抵抗運動が起きているようですね。このスーパームーン、そして次のルネーションをエネルギーのピークとして、一度これまでの全てを深くふり返るような動きに徐々に変換されるといいなと願っています。
 
Good luck!!!☆


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