November 20, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント11/21【金融アストロロジー】

今回のコラムは ≪先週をふり返って≫ を割愛し、≪短期ジオコズミクスと長期的考察≫ のみとさせて頂きます。

来週のコラムは都合によりお休みさせて頂きます。
m(_"_)m


http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年11月21日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

“「白人男性特権」という概念について考えてみるといい。それが何を意味するものかはわかる。富裕層の白人 学生には多くのコネがあり、投資のチャンスにも恵まれるが、有色人種の貧しい学生はそれを得られない。しかし、「白人男性特権」というものを、厳しい経済 状況に苦しむ低学歴の白人男性にどう説明するのか.... これは以前からずっと明確になるべきだった。そして今は明確だ。アイデンティティ政治* はこの国にとって善いものではない。それは善い政策でさえない。”

― From a Harrod “Democrats Must Drop Identity Politics”
  アリゾナ・リパブリック 2016年11月17日付

“ISARの12人のパネリストが10月中旬にヒラリー・クリントンの勝利を予測したことについて、多くのことが言われた。最新のクック・ポリティカル・リポートの集計では彼女は143万票と、ドナルド・トランプより多くの票を獲得している。だから彼らは正しかったのか? あるいはドナルド・トランプが選挙人団獲得で勝ったのだから彼らは間違っていたのか? その後の総括では、ISARの一人の海外招待パネリストが正しい予測をしていたことがわかった。英国のクリスティーン・スキナーは、選挙当日にヒラリーが勝つかもしれないが、大統領に就任することは出来ないだろう、そしてその原因は健康問題や身の安全の問題ではないと予測していた。おめでとう、クリスティーン!素晴らしい仕事だ。ヒラリーは過半数の票を得たが、選挙人団投票では勝てず、したがって確かに1月20日に大統領に就任することは出来なかった。”

― ISAR Ezine
  www.isarastrology.org. 2016年11月20日
*Identity Politics:アイデンティティ政治。主に社会的不公正の犠牲になっているジェンダー、人種、民族、性的指向、障害などの特定のアイデンティティに基づく集団の利益を代弁して行う政治活動。(Wikipedia)



        いくつかの市場では、驚きの選挙結果の後、ヘリオセントリックの水星の射手座離脱がジオセントリックの水星の同星座宮入りと同期する誇張の暗示からも予測し得る、またもドラマチックな週となった。

さて11月21日月曜、太陽は射手座の水星(と土星)にコンジャンクトする。米国では祝日の休みを含むホリデー・ウィーク(11月24日の感謝祭)だが、金融市場ではいまだにワイルドなサプライズが起きる可能性がある。何故ならこの時間帯が、これから起きようとする沢山の重要なジオコズミック・サインを含むからだ。11月19日、魚座の海王星が逆行運動を終えて順行に転じる。これは海王星に関連するテーマを強調する。たとえば不確実性、希望的または妄想的な思考、そして未来に対する大きな希望だ。また、ハイライトの当たる市場は海王星が支配する医療、調剤、医薬品、雨、洪水、そして原油関連だ。海王星の滞留期に株価が急に上昇するのはよくあることで、それは元FRB議長アラン・グリーンスパン言うところの「不合理な活況」を示唆している。

11月24日には、都合3回起きる木星・冥王星ウェイニングスクエアの初回が起きる。これはこの2惑星がコンジャンクトした2007年12月のテーマの再来となるだろう。当時は大不況(グレート・リセッション)が公的に始まった最初の月だった。そして4つのD、負債(Debt)、赤字(Defisits)、デフォルト(Default)、信用格下げ(Downgrades)に関連している。これらのテーマが3回のアスペクト形成の全期間において浮上しやすく、それが2017年8月まで続く。その途上でこのスクエアは天王星とカーディナルTスクエアを形成するが、2017年3月±2ヶ月には最強の力を発揮する。このタイプのカーディナルTスクエアは、突然の金融危機または株価の急落が起きる時にしばしば発効する。

今週はまた金星のトランスレーションも起きる。11月25日、金星が冥王星にコンジャンクトし、木星に対してスクエアとなる。その4日後、金星は天王星にスクエアを形成し、もう一つのカーディナルTスクエアが起きるのだ。これらは皆、強力なジオコズミックの反転のシグナルで、11月30日に起きる太陽・海王星ウェイニングスクエアもまた同様だ。金融界、またもしかすると大衆の政治的見通しを変化させるような新情報が突然出て来ることで、多くの金融市場が直近の動きに対する反転を起こしやすい。しかしながら今は新たなプラマリー・サイクルに入っているので、たとえ激しく動いたとしても、どんなリバーサルであれ短期で終わるかもしれない。


  さて、どう話したものか… 米国に住む私達は、11月8日の衝撃からいまだに立ち直っていない。立ち上がって前進するべきだが、私達はそうしていない。もしかするとそれは、太陽がまだ降伏を拒否する蠍座に在泊しているせいかもしれない。もしかすると、これから9カ月間発効する木星と冥王星(冥王星は蠍座を支配)のハードアスペクトの影響を受けているのかもしれない。米国人がまだ立ち直っていないというだけではなく、反ドナルド・トランプのデモ参加者達は色々な物を破壊したがっているようだ(彼らの多くが投票さえしていないのだが)。最近の投票結果が入ってくるにつれ、アンチ・トランプの抗議者達にとって状況はどんどん受け入れがたいものになっている。クリントンの人気度がドナルド・トランプのそれを大きく上回っているからだ。

選挙日前夜、彼女はトランプに60万票を超える差をつけていた。無党派のクック・ポリティカル・リポートによれば、現在のところ公式な集票結果ではその差が140万票を超えており、一般投票全てを集計した場合の見積もりでは、クリントン票が選挙人団による投票の勝者であるトランプより200万票上回るとの結果が出ている。米国の大統領選は国内でも唯一、大衆から最も多くの票を獲得した候補者に勝利を与える制度ではないことから、何故クリントン夫人に投票した多くの若者達が選挙人団による投票結果に抗議するかは理解出来る。ドナルド・トランプ自身でさえ、以前は一般投票と異なる結果を生む場合の選挙人団制度に反対していた(彼は選挙前、それを「大惨事」と呼んでいたくらいだ)。

この一般投票と選挙人団投票との食い違いをアストロロジーがどう告げていたかを有りていに言うなら、ここに一つ、私が前回のコラムの段階では明瞭に考え付いていなかった解答がある。それは、クリントンとケイン(副大統領候補)のネイタルの太陽が調和的なグランドトラインを米国の金星・木星コンジャンクションに形成していたことだ。金星と木星は「人気」に関わっており、彼らは一般投票で驚くほど大きな差をつけて勝っていた。しかしドナルド・トランプのチャートでは、プログレスの太陽が彼のネイタルのアセンダントに来ている。これは個人的な栄誉とおそらくは勝利の時を意味しており、一方のクリントンのチャートではトランシットの土星が天底(もし2:18が彼女の正しい出生時間とするなら)に来ている。これは個人の人生で最も波の低い時期だ。


  選挙は終わった。そして、法の下ではトランプが次の大統領だ。個人としての私達には、好ましくない状況の時、二つの選択肢がある。もし可能なら状況を変えるために努力するか、または結果を受け入れ、適応し、潔く前へ進むかだ。考え得る限り最悪の選択はどちらもしないことで、これは生涯を通じて起きる対立と不幸に繋がる定番の行為だ。さて今、木星(幸福と楽観)は、もしあなたが人生から彼を閉め出すことを選ぶなら、きっとそれを不快に思うだろう。

私達は選挙結果を100%の正確さで予測することは出来ないかもしれない。だが一つだけ保証出来るとすれば、太陽は明日も昇って来るということだ。困っている誰かを助けたり役に立ったりする機会は訪れる。そして人生は絶えず続く変化の連続だ。それを頭に入れながら、その日その時を精一杯やっていくのが賢明な道だ。畢竟、人生で経験するリアリティを創造するのは自分自身の決断と行動なのだ。






訳文ここまで
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今回の≪短期ジオコズミクス≫の冒頭には、実はもう一つ、KKKの総司令デヴィッド・デュークスが新聞のインタビューに答えて語った、「トランプ大統領の誕生には確かに我々の力が働いた…」というような短い一節が入っていました。 アストロロジーの世界はリベラル派が多く、どちらかというとヒラリー寄りの言論が多いのは確か(というか、サンダース支持かな)。 おそらくそんな中、「トランプ支持者なんてならず者のような人間ばかりだ」という意見を反映するような一文と、「民主党のアイデンティティ政治は行き過ぎだ。だからこそトランプ大統領を生んだのだ」という意見を裏付けるような一文を併記して、引用文のバランスを取ったのかと思います。 

けれどもそれをMMAのサイトで見てショックを受けたトランプ支持者のひと達から、デュークスなんか出さないで欲しいというかなり必死なメールが複数来たようです。MMAを閲覧するひとは多いとは思うけれど、殆どが投資家さんだと思うので、そこまでの反応があるとは少し意外な気もしました。(KKKがトランプ氏を支持していたのは周知の事実ですが...でも確かに米国史を考えればデリケート。かなりインパクトがあるかもしれません。 寝た子を起こすな的な意味でも。。) ここは日本なので「あらま...」と思うくらいで、単なる新聞からの引用に過ぎないひと言がそこまで話題になることもないと思います。ただ即座にそういう反応が来るほど今の米国は皆の神経がヒリヒリと尖っているのだな…と思わせる一件でした。というわけで、早朝の差し替え指示の作業と共に そんなムードの一端をちょっぴりシェアしたいと思いました。

メリマンさんは、「私達は誰も攻撃するつもりはない......いや、もしかしたら今、全ての集団の攻撃的姿勢を提示したいとは思っているかもしれない...」と、結んでいました。(^_^;

hiyoka


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この記事へのコメント

1. Posted by Green(^_−)−☆   November 30, 2016 15:53
5
ことしは、とびきりな
ホワイトクリスマスになるかも。
すごい冷え込み。

翻訳の大詰め、おつかれさま
hiyokaさん、^ - ^

射手座新月の翌朝November末日
フォーキャスト2017注文、入れました。

hiyokaさんの、指先もあったまります
ように(^。^)

毎週のhiyokaさんの
フリーコラム翻訳のココをキッカケに
フォーキャスト〜〜を買い求める人も
多いはず。

メリマンさんの黙示録。
hiyokaさんからのヒント、
天王星・エリス
ヘリオセントリック⭐︎コンジャンクション

なにかがおおきく、かわるとき。
12月初旬から

燈明のごとく


Green^_−☆

2. Posted by hiyoka   December 02, 2016 00:02


Greenさん、こんばんは。

本当に寒くなりましたね。
フォーキャストの翻訳が始まってから、秋はほとんど引き籠もりの季節と化してしまい、実際は冷たい木枯らしと師走の慌ただしさで季節感を思い出すという変則的な1年を過ごす感じなのですがw。

この前のスーパームーンを端緒として、今回の新月で一段高い段を上り、そして。来年はいろいろな面で要の年になりそうな気がします。

長期の過渡期はなかなか目に見えにくい、実感しずらかったりするけれど、この時間帯をどう過ぎ越していくかって、とても大事。肩に力を入れる必要はないけど、全体に放射される星々の声を意識しながら、足を取られずに大切に生きていければと思います。

今年のフォーキャストも濃いですよ〜(^_^
どうか楽しみにしていてくださいね。

Good Luck!!!☆
 
   
   

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