December 18, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント12/19【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年12月19日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

        “FRBが水曜にベンチマークを25ベーシスポイント引き上げ、来年は予想を上回る速いペースで引き締めに向かうというシグナルを点灯した後、米国政府債務の価格は木曜に下落し、もっぱら下り坂を進み続けている…. 水曜、FRBは来年に向けて、予想されていた2回ではなく3回にわたって金利を引き上げるかもしれないとの予測を出して市場を驚かせた。”

― Anmar Frangoul
  “U.S. Treasury Yields Spike Amid Economic Data, Fed Rate Hike”
  CNBC.com 2016年12月15日
        “米国大統領選後のドル上昇は、今週のFRBによる金利引き上げ発表によって加速したが、これは今後の世界経済に与える影響への報いが待つという潜在的可能性を暗示している... ドルの急騰は経済において長期にわたる重大な因果関係を持つ。例えば米国収益の改善を妨げ、また何兆にものぼる世界中のドル建て債務の返済がより高く付く潜在的可能性を秘めている。”

― Chelsey Delaney
  “Dollar Rise Triggers Global Turmoil”
  ウォールストリートジャーナル 2016年12月16日

        36年周期の土星・海王星ウェイニングスクエアが離れ行くと共に、金利は上がりつつある。12月14日水曜、FRBは予測通り短期金利を0.25%引き上げた。その直前となる12月13日、米国株市場はダウ平均が19,966にタッチして更なる史上新高値をつけた。それに続く下落は、火星がNYSEチャートの冥王星に触れ、水星にスクエアを形成したわりには予想より穏やかなものだった(今までのところは)。通常、このようなトランシットはダウ平均で数百ポイントの下落を引き起こす。今回の場合、下落は(今までのところ)200ポイントに満たず、単に大統領選後の反騰の勢いを削いだ程度だ。選挙期間中の11月4日につけた安値17,883以来、まるで走り続ける貨物列車のように2000ポイント以上も騰がっている。おまけに、木曜夜に購読者向けに発行した米国株市場のスペシャルリポートによれば、この貨物列車は今後約2週間の間に到着する次の天王星駅に至るまでは、スピードを落とすことなど無いかもしれない。しかしながら、12月8日にはすでにピークとなる時間のオーブ圏内に入っている。

金利引き上げのニュースは、他の金融及び商品市場では快く受け取られなかった。金利上昇はドルの上昇を意味し、米ドル扱いの商品には厄介の種だ。金は下落して12月15日木曜に2月3日以来の最安値水準1124.30をつけた。銀は同日15.92まで下落、これは6月1日以来の最安値水準だ。米国10年債も同じ日に122/14に落ち込み、2014年4月以来の最安値を記録した。だがもっと重要なことは、ユーロ通貨が1.0364に落ち込んだことだ。ユーロは2003年1月以来、そこまで下がったことは無い。しかし、こうしたトレンドはそろそろリバーサルの時間帯に入りつつある。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        12月19日月曜からは非常に多くのジオコズミック活動がスタートし、1月12日まで続く。ファイナンシャル・アストロロジャーにとって、その間に考え得る全ての可能性を想像しようとすれば、その圧倒的情報量に気が遠くなるほどだ。しかし、それが私のしていることであり ― 皆さんが私に求めることであり ― そして最近、私の精神が驚いてばかりであることの原因かもしれない。実際、私は起きようとしていることにいたく興奮を感じている。どれもこれもあまりに新奇で… あまりにも天王星的だ。

        まず、水星が4度目にして2016年最後の逆行期を12月19日月曜、山羊座15°から開始する。これは山羊座16°の冥王星とは非常に近い位置だ。山羊座に在泊する水星・冥王星の取り合わせは機密情報、秘密裡に行われる機密情報収集、そしておそらくは、ロシアが米国大統領選の結果に影響を与えようとして政党のコンピュータ・システムをハッキングしたという話についての新事実(または申し立て)に関する政府の議論にスポットライトを当てるものだ。これらの懸念は物的証拠に基づくものなのか、それともトランプの勝利を覆すためにまたも流布された陰謀論なのか? 冥王星が関わるからには、私達が筋書きの全てを知る日は来ないかもしれない。山羊座の水星・冥王星が放射するエネルギーは発見というより隠匿に軸足が置かれており、重要情報や人物(とその痕跡)は突如として消失する。

トリックスターたる水星は20日間逆行するが、これもまたコミュニケーションにおいて矛盾したメッセージが混在したり、矛盾する経済データが発表されることと関わっている。発表された経済データが株式市場の強気を促進させる一方で、弱気要因となるようなニュースが流れるといった具合だ。水星逆行単体では、市場に起きるウィップソーと呼ばれる値動き、すなわち1日〜4日の間隔で突然上下どちらかに振れたかと思うと次は急激に反対方向に振れるような動きと同期しやすい。そして冥王星が加わると、これに二つの重要なポイント、税制改革と国の負債という関心事が交じり合う。実際には国の負債というより世界の負債だろう。ギリシャは前回合意された緊縮政策の遵守を中断すると決定し、突如としてニュースの焦点に返り咲いてきた。ユーロが対ドルで同等近くまで落ち込みつつある中、ギリシャ人は解放されたいと欲し、一方のIMFとドイツは合意の遵守と財政規律を求めている。これはなにやら冥王星的匂いがする。

        この水星逆行期がもたらす潜在的ボラティリティは、その後に展開する天王星を含んだジオコズミック・サインの数々によって悪化していくかもしれない。冥王星に近接する水星逆行だけでも十分にややこしいが、強度から見れば(損害から見ても)天王星のシグナルは水星逆行の3倍になる。12月24日、土星が全3回の内最初の天王星に対するトラインを形成する。その2日後、木星が天王星に対し全3回の内初回のオポジションを形成する。12月29日、天王星が逆行運動を終えて順行に転じる。これら全てが重要ではあるが、中でも際立つのが木星・天王星オポジションで、拙著『The Ultimate Book of Stock Market Timing Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles』で解説した研究の通り、前後12取引日のオーブをもってダウ平均のプライマリーまたはより長期のサイクルに関連する惑星アスペクトの中で最高ランクに位置づけられている。1934年からの各事例を分析した結果、少なくともこの時間帯にはハーフ・プライマリーサイクルが展開しており、その83%以上がプライマリーまたはより長期サイクルの頂点を示していた。これが木曜の夜に株式市場のスペシャルリポートを発行した理由で、その中ではこれまでの市場動向の足跡 ― と今後3週間の予測 ― を分析している。

        12月19日〜2017年1月12日の期間はまもなく訪れる重要なジオコズミック時間帯の最初の二つで、天秤座の木星、山羊座の冥王星、牡羊座の天王星によるカーディナル・Tスクエアを含む。もう一つは2月22日〜4月21日に起きるカーディナル・Tスクエアだ。これには3月4日から始まる非常に重要な金星逆行が含まれる。

先週述べたように、
『 これは2017年で最も重要なジオコズミック期間になるかもしれない。これについては12月6日にアップロードした以下のYoutubeビデオで詳しく述べた(12月12日付のコラム参照)。 
金星逆行は19ヶ月ごとに起きるが、5回目ごと ― または8年ごとに ― 黄道帯の同じ領域での逆行を繰り返す。今回は牡羊座13°からだ。前回は8年前の2009年3月6日に起きた。この時ダウ平均が6469まで下落し、当時 の株式市場暴落の底となったことを覚えておられるだろう。それはダウ平均が54.4%を失った弱気市場の終わりだった。それ以来強気市場が続き、株価は今 や205%騰がっている。さて、金星逆行の下でこれが再び反転し、新たな弱気市場が始まるのだろうか? 私達が『フォーキャスト2017』で詳説した分析 の概要を示すYoutubeビデオを制作し、また3月初めにサンディエゴで「MMA2017投資リトリート」を開催するのもこれが理由だ。私達は長期投資 に影響を与える重要な変化について心得ておきたいと考えるし、また金融市場に強力に作用すると私達が信じる、金融・経済政策の変化に対しても準備しておき たいと願っている。』






訳文ここまで
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この記事へのコメント

1. Posted by Green★彡   December 25, 2016 01:46
5
こんばんは、hiyokaさん★彡
そして、Happy merry Xmas☃️🍋

先日、早速、フォーキャスト2017が
届きました。ワクワクドキドキ💓

ざっと、みたところでは
相場のゆくえや、ボトム、サイクルの
着地点は、さまざまな可能性が
考察され、読者それぞれが
逐一、考え、ウィークリーレポートなどを
参考に、歩きながら、考えよ

との、メッセージを見て取れました。
流動的で混沌として、いつ、なにが
待っているかわからない
ハリウッド映画のような展開。
安穏としていられない、サドンサドン。

そんななかで、金利と物価は
この先、上昇トレンドを醸し出してゆく
ベクトル。これは、大事なポイント。


巨額の国家債務残高が、利払いを
困難にしてゆく、金利上昇

そのさきの、さきは
どうなっているのか

ユーロも、ドルも、円も
一旦貨幣の寿命を終わらせ

膨大な国家債務残高の整理清算

新しい、それぞれの国の通貨単位が
うまれるのか。

そうなる過程では、言わずもがな
大混乱、混沌、ガラガラポン。

エリザベス女王と、ローマ法王は
2015のクリスマスが、一旦
さいごの、クリスマスになる、
と、話していた、ようだ。

じっさい2016のクリスマスは
債券バブルが弾けて、金利が上昇開始
している。ブレグジット、EU解体の流れ
ユーロ暴落も。

予言的中。シナリオの存在。
そのとおりに、しばらくは
サドンリー、阿鼻叫喚かも
しれない。フォーキャスト2017さえも
測りかねている、近未来。

🍔🍟🥗
2. Posted by Green★彡🍏   December 25, 2016 01:47
5
🍔🍟🥗

この先、果てしないインフレが
続くのなら、スマートにテキパキと
断捨離生活をエンジョイするのは
賢くないかも。👠

モノの値段はドンドン上がる。
買ったものは、大事に暮らしの中に
置くべき。新規購買意欲刺激戦略、つまり
断捨離ブームには易々と乗るべからず。👛

お金よりも、モノの価値が
ドンドンあがる、物価上昇、金利上昇の
これからさき、しばらく👒

価値規範も、かわってゆく🍹


Green🌟
3. Posted by hiyoka   December 27, 2016 00:23

Greenさん、こんばんは
あっという間にクリスマスも過ぎ、買い物に行くと食料品売り場はお節料理ばかり。溜まった用事を片付けているうちに、今年をふり返る暇もなく大晦日に突入しバッタリ。ここ数年、そんな年の瀬を過ごしています(^_^;
2017年にもうあとわずかですね。

グリーンさんはフォーキャストの読み方をよくご存知なんですね。相場が絡む予測では、たまに書かれている文言と寸分違わないトレードをしてその結果、当たった当たらないみたいな判断をするひともいます。それはアストロロジーに限らず、テクニカルやファンダメンタルを基本とした予測やアドバイスにしても同じこと。「フォーキャスト」シリーズは、投資家さんに向けた本。それだけなら、相場編の章だけでOKかもしれません。けれど何故メリマンさんがマンデーン部分に力を入れているかといえば…宇宙の中の地球、その地球上の世界を動かす大きな流れ…その原動力である集合意識のトレンドをおおまかに把握した上で、世界の一部としての自分、世界の一部としての相場の世界を俯瞰出来るように。その上で予測に書かれている内容をひとりひとりが咀嚼し、自分の資産を育てるための、自分の力に応じた脚本を描くことが出来るように...という意図がこめられているように感じます。おそらく、本来の「投資」というのはそういうことかもしれませんね。お金を投資するのであろうと、物や才能やエネルギーであろうと。

閉じられた円環を破壊することがなければ進化はあり得ない。良くも悪くも未知が待つだろうこれからの年月。海外諸国も動きが激しいと思うけど、日本も戦後始原図を見る限り、2017年中盤〜末あたりからいよいよ実質的な自立への試練に立たされる可能性が大きいように思います。どういう形で資産を保持しておくかは、自分自身の「核」という無形の資産を第一として、とても大事なことかもしれません☆
 
Good Luck!!!
 
  
 

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