April 10, 2017

●4/11の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。なので満月のテーマは新月の瞬間から色濃く育っていくとも言えるでしょう。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにその経験を消化(昇華)し、エネルギーはゆっくりと静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで4月11日15:27前後、北海道周辺で15:33前後、関西方面は15:08頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で14:31前後に天秤座21°32'45"で満月となります。

今回のテーマのベースであり、今も背景で発効し続ける新月の大テーマについてはココをご覧ください。
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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 天秤座21°~22° + 太陽 牡羊座21°~22°】
  "A crowd upon the beach" +
  "A pugilist entering the ring"
『浜辺に押し寄せる人びと』+
 『リングに上がるボクサー』 

  "A child giving birds a drink at a fountain" +
  "The gate to the garden of desire"
『噴水で小鳥に水をやる子供』 +
  『欲望の庭園へのゲート』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~4/25】
→★社会的な「組織」と「個」とのせめぎ合い
→★ひしめきあう中で自分自身の立場を確立し優位性を得るために競う
→★喧嘩や競争に参加する際の様々な作戦を思いめぐらす
→★公共の場、広い部屋、沢山の人々が集う場所に対する恐怖や緊張
→★多くの称賛と承認を得るための、またはいじめや手荒な扱いに対する闘い
→★群衆心理や大衆的メンタリティの怖さをかいま見る
→★警鐘や刺激的な匂い、または "塩対応" への反応としてのファイティングポーズ
→★自分自身の手で出来ること、扱える限界値を確認しながら行く必要
→★「富や満たされることへの欲望」と「本当に必要なもの」との違いを見る
→★満たされない渇望に気付き「足るを知る」ことの難しさと挑戦
→★今、足許にあるデリケートな幸せに気付き大切に育てていく
→★プライドをかけた闘いの虚しさと何かを失うことへの怖れ
→★いくら求めても足りないという渇きを癒やす大自然への信頼
→★知識、所有物、肩書き、人気や承認という名の重荷を認識する
→★喧噪の中の孤独を使って自分自身を掘り起こしていく
→★なにげない温かみに触れて「生きること」の本質を問い直す
→★此岸(こちら側)から彼岸(あちら側)へ到達する道を真摯に探っていく・・・→

エネルギーのポイント:『変化への予感、精神の地固めとしての勇気』
                  ↓
            『欲望の幻影を見切るための挑戦』 

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        新月期のエネルギー・ポイントは『変化への予感、精神の地固めとしての勇気』でした。まだ形にはなってないけど、何かが動き始めそう。手探りながらも少しずつ、自分の中に生まれつつある新しい視点、新しい流れに沿って生きてみよう…そんなふうに感じているひと、きっといるんじゃないかと思います。で、今回のポイントは『欲望の幻影を見切るための挑戦』。うーん、これはちと難題かも?  新月期~満月期のアスペクトを見てもなかなか厳しいものがあるし、惑星達はみんな明暗さまざまに刺激的なエネルギーを放射して、わたし達人間の欲望を毎日のようにつついてきます。天を見上げれば金星逆行、土星逆行、そして今朝からは水星が逆行(4月10日~5月4日)。そんな中だけど、少しずつ、慎重に歩を進めていきましょう。

さて、いつも読んでくれているひとはきっと知ってのとおり…今まではなんとなく世の中のこと、前回の新月から起きてきたことをふり返りながら記事を書き始めるけれど、今はいろいろありすぎて、それをやりだすとあっという間に超長くなってしまいそう(^_^;。なのでとりあえずそういうのは無しで、この満月はいきなりシンボルのテーマからいってみますね。


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★4月満月のサビアン・シンボル★

        この満月、まず月がとっていくベースとなるシンボルは天秤座21°『浜辺に押し寄せる人びと』です。夏休み中のビーチリゾートかな? 人びとが押し寄せるということは、きっと有名な「海水浴場」なのかもしれません。親子連れ、カップル、友人同士や団体など、ひと・ひと・ひと。ビーチハウスやカフェも満員だし、せっかくの美しい白砂も色とりどりのシートやマット、その上に寝そべるひと達で埋め尽くされ、波打ち際まで出るにもひと苦労かもしれません。でも今日はせっかく待ちに待った休日。楽しみにしていた子供達、初めての誘いをOKしてくれた彼女のためにも頑張って良い場所を確保しなくては!

それとも、もしかして。いまどきのイメージだと命からがら祖国を抜け出して異国の海岸に辿り着いた難民船の人びと? みんな船を下りて我先にと岸辺に向かう…安堵と新たな不安を抱えながらそれぞれの新しい居場所、落ち着けるところを求めて。少しでも早く、自分達の場所を確保するために…そんな感じでしょうか?

それとも、これは戦時中の上陸作戦か何かで、専用の特殊船から兵士達の大軍が浜辺に押し寄せてくるのかな?


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  このシンボルが描く光景がどんなものであれ、共通するイメージは押し合いへし合いの混雑の中で「少しでも有利な場所を確保するために我先にと競い合う」状況です。強いひと、要領の良いひと、目端が利いて機敏に動けるひと、作戦を練って他者を出し抜けるひと、集団の力を使えるひと、様々な能力のあるひとが良い場所を確保出来る世界。これはそのまま、わたし達が創り上げてきた社会の傾向、現実の状況そのものかもしれません。また縄張りを持つ野生動物にもこの傾向は見られます。

新月、そして特に満月のエネルギーは前倒しで来ることが多いこと、そしてサビアン・シンボルはテーマの奥深い内容とは別に、シンボルに描かれた光景そのものを彷彿とさせる出来事が起きるケースも多いことを考えると、8日夜に起きた幕張メッセのコンサートで多数のひとが倒れた件もまた、このエネルギーと関連しているかもしれません。 様々な事故に関連しやすい水星逆行とも重なるので、念のため、ひとが集まりやすい場所では危険を避けて慎重な行動をこころがけましょう。

        一方、月に光を与える太陽のシンボルは『リングに上がるボクサー』。ボクサーの行く手、四角いリングの上には、彼が喉から手が出るほど求めてやまなかった栄誉、賞金、観衆の称賛が待っています。もしかしたら命懸けの試合になるかも? それでも彼は自分自身を鼓舞し、今まで払ってきた犠牲や努力の結果を信じて闘いに挑みます。この試合に勝ちさえすれば沢山のひと達に存在を認めてもらえる。尊敬や憧れさえも手に入る。富を得るのも夢じゃない。さぁ、闘わなくては!


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  ここでは、既存の社会システムに存在するルールの中で、何としても自分にフィットした"居場所"を勝ち取ろうとするわたし達のアグレッシブな衝動が描かれています。"居場所" を持つこと。それは最低限の生命の安全を保証します。そして、"居場所" が拡がり、その位置が高くなればなるほど、自分自身もまた大きく感じられ、 得られる物も増えていきます。 そのためにわたし達は自分の得意な能力を磨き、人びとにそれを見てもらい、「いいね!」って 認めてもらうことを必要とします。社会における自分の価値=自分が占める位置。 あるいは憧れと羨望を集め、嫉妬されるような自分。そこで夢見る「豊かな自分」のイメージ、それは常に他者の視線によって支えられている。… わたし達が創り上げた世界には、そんな掟が厳然と存在しているのではないでしょうか? 

このシンボルが持つエネルギーには、何かこれと定めた方向に向かって強くフォーカスしていくような性質があります。じゃ、その方向とは? 自分に本当にフィットした場、自分にふさわしい居場所が待つところかな? けれどわたし達は、どこが自分のための場所なのかを本当に知っているでしょうか? このシンボルに課せられた挑戦はそこにあるのだと思います。

真の居場所を見つけるには、今の自分の「かたち」を見出す必要があります。余計なものを全部剥ぎ取って残る、裸の「かたち」。そして自分の手で自分の「かたち」に栄養を与え堅固にし、その真ん中に一本、芯を通しておく必要があります。 そうでなければ、他のみんなと同じ空きスペースをめぐって競いあい、争い続けることになるでしょう。 それは、自分の「かたち」をいかに狙ったスペースに合わせて変えていくか、変え続けていくかの闘いです。 そしてそのスペース自体の「かたち」は、わたし達を見ている(はずの)他者=観客の視線によって創り上げられたリングそのものです。わたし達はそこで自分自身を探しながら、永遠のシャドウボクシングを続けていくのでしょうか?


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        さて、次に月がとっていくメインのエネルギーは『噴水で小鳥に水をやる子供』です。前のシンボルが喧噪に満ちた光景だったのに比べて、なんかガラッとイメージが変わりますね。純粋で優しい感じ。。 これは何年も前に一度経験したテーマだけど、覚えているひと、いるかな? あれから色んなことが変わってしまったし、初めてのひとも多いと思うのでもう一度説明してみますね。

ここでは「噴水」と訳したけれど、じゃ原語の "Fountain" って、どんな噴水でしょう? B.ボヴィはこう解説しています。「この "噴水"という言葉は自然の湧き水が吹き出す様子をも意味するが、このシンボルの場合は公園の共同水飲み場を指していると考えられる」。 つまり、栓をひねることによって初めて上向きの蛇口から水がチョロチョロ出てくる、アレです。

渇いた小鳥達が水飲み台の淵に止まって水が出てくるのを待っています。それを見た幼い子供がトコトコと歩み寄り、小さな手で栓をひねります。もしかしたら、その子も水を飲みたかったのかもしれませんね。小鳥は逃げ去ったりせずに水を飲んだり浴びたりしています。それを見て、その子のこころはきっと小さな驚きと喜びに満たされたかもしれません。 何気ない日常の、ささやかな光景。 けれどここには、小さな温もりの中にひそむ「生かし合うこと」の本質が見え隠れしているのではないでしょうか。


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        「水」はわたし達の生命に無くてはならないもの。 どんな野望や欲望も、本物の飢えや渇きには勝てません。 それは真の意味で「必要なもの・必須のもの」です。幼い子供は何の気負いもなく特別な意図もなく、それを小鳥達に与えます。多分、触ろうとか捕まえたいとか、そんなこと は一切アタマの中にないまま。ただ、ふと。ただ、なにげなく。小鳥達が逃げなかったのは、その子があまりにも自然体だったからではないでしょうか。 ならば… わたし達が本当に何の疑いも怖れもなく自然体になれるのはどんな時なんだろう? もしかしたら、自分が自分の「かたち」をしているとき。自分が今在るスペースが、すべて自分の胎内宇宙なんだと知っているとき。誰も傷つける必要がなく、誰も自分を傷つけることは出来ないと知っているとき。。。

        そして。この月に光を与える太陽のシンボルは『欲望の庭園へのゲート』です。あれ? いきなり酒池肉林ぽいイメージが来ちゃいましたw。しかも今、牡羊座のこのあたりには悪名高い不和の女神エリスと、彼女との最後のコンジャンクションを先月終えたばかりでまだ十分にカップルとしての余韻を漂わせる天王星が控えています。ちと不穏?(^_^;

このシンボルは文字通り、人間が抱えるありとあらゆる「欲望」の光と闇、そして「何かを自分のものにすること」への渇望を示唆しています。 欲望とは、満たされないから欲望。 愛、富、力、名声、平安、性的充足、知識、承認、解放、脱出 etc.etc.. わたし達はそれぞれに限りなくいろいろな欲を持って生きています。その欲がわたし達を生かし、あるときは前進させ、またあるときは激しく打ちのめします。


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  そんな、いわばわたし達の原動力となる幻の花々が咲き乱れる秘密の園への門。。 その門番は、それぞれのわたし達。 あれ? そういえば門に鍵をかけたっけ?


  準惑星エリスは今現在牡羊座23°に入ったけれど、ほんの少し前まで長い間この度数にいました。そしてその間、懸命に「自分探し」をしていたようです。わたし達が創り上げたリジッドな社会に生きる中で、いつのまにかバラバラに分解してしまったアイデンティティのかけらをかき集め、それでもみつからないパズルのピースを探しながら。。 怒濤のような情報の渦の中、ある日彼女はこうつぶやきます。

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  いまだ出逢えない自己の断片を求めて、彼女は正直に自分の欲望を露わにしてきました。欲しいものは絶対に手に入れたい。だってどうしても必要なんだから。理由なんかない。手に入らないなら、わたしはとことんこじれてやる。・・・その姿は、ある意味子供のように素直なのかもしれません。欲望は事あるごとに刺激され、募っていきます。でも今欲しがってるそれ、本当に本当に必要? 探す場所はそこでいいの?


一方、フツウのわたし達が何か本当に大事なものを手に入れたら…今度はそれを手放すことが怖くなります。 そしてわたし達は「装う」ことを覚えていきます。
 
あるときは軽やかに 「え、別に?」と、何も持っていないフリ。探してないフリ。 またあるときは怖れを隠し、堂々と胸を張り大声で喋るフリ。ついでに世の中を糾弾してみたり、気に入らない誰かを批判してみたり、ひたすら観客のフリをしてみたり。。 そういえばよく、多少自己批判的なトーンで「自分には欲が無いから…」 とか、賞賛をこめて 「あのひとは無欲なひとだ」 なんてわたし達は言います。けれどそれは、もしかしたら欲望が別のベクトルを持っているだけなのかも。。 なんだかんだ言っても、わたし達は自分に少しでも生きる価値があると思いたい。そしてそのためには、誰かにそれを認めてもらいたい。どこかでそう欲しながら生きているのではないでしょうか。だから互いに探り合い、計算しあい、求められることが必要なフリをしているのかもしれません。誰よりも自分自身に対して。。 

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        小鳥に噴水の水を与える小さな子供の姿。本当に必要なものを、本当に必要なときにただ必要なだけ分かち合うことのシンプルさ。そこには特別な期待も何もありません。ただ驚きと歓びがあるだけ。それに対向するのは、あらゆる欲望が鬱蒼と絡みあい生い茂る庭園への門。今この瞬間、わたし達の中にはその両方の光景が存在しています。両方とも、自分。そして結局自分以外にはなれません。

こちら側=此岸=自分。あちら側=彼岸=どこか彼方、または誰かのいる場所。いえ、どちらも今の自分の中に存在する場所です。なぜならわたし達はみな、それぞれの胎内宇宙を生きている。そこにいるのは「わたし」だけ。「あなた」だけ。やがていつか、そんな壮大な宇宙と宇宙が出逢い、火の中で融合する日が来るかもしれない。けれどそれまでは、「わたし」という広大な宇宙の闇を果てしなく旅する経験を積んでいくことになるでしょう。

その旅の途上でぶつかる様々な出来事の中に、あるいは生まれる前の闇の中に、探している「わたし」の破片が顔をのぞかせる。 今、ここに在ることの不思議さ。「必要なもの」を無限に与えあうことの出来る空間が、実は今ここに在ることの不思議。ここにしか無いことの奇蹟。 そんな "不可思議" と出逢う大きな可能性を抱きながら、"純粋な欲望" に導かれるまま、わたし達はいのちの旅を続けていくのだと思います。


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        あなたのハートの中にうずくまる小鳥 ― ひとによっては鷲やフクロウ? ― に気付いたら、目を閉じて。 そしてそっと噴水の栓をひねり、水をあげてください。

水は渇きを癒やすもの。いのちにとって不可欠なもの。ただ、それだけ。でも。わたし達のこころの森の奥深くに棲む小鳥達。 欲望の庭園の中で、彼らが唱う自由への歌が聞こえたとき。その声は、わたし達にとって素晴らしい旅の導き手となってくれるかもしれません。




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 オリオンの花火:500年前の星同士の爆発が宇宙花火となって今地球に届く




★アスペクトについて少し★


        『これは通常の2カ月ではない…』とメリマンさんも言っていた濃密なジオコズミック期間は4月21日まで続きます。

【主なアスペクトのスケジュール】
4月9日未明 逆行金星・逆行土星スクエア 魚座・射手座27°台
4月10日08:15 水星逆行開始 牡牛座4°50〜
 (逆行中日 4月20日 牡牛座0°20
  順行開始 5月4日01:33 牡羊座24°25〜エリス・天王星と合)
4月13日 太陽・エリス合
4月14日〜15日 太陽・天王星合
4月19日0時前後 火星・アグニ合、月・冥王星合、木星・グリーヴ合 
4月20日 冥王星逆行開始
4月21日20:00過ぎ 順行金星・逆行土星スクエア 魚座・射手座27°台


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        この満月図は前回の新月以上にハードで "濃い" アスペクトが沢山形成されています。ただ、満月図には新月の結実が描かれる…ということもあり、3月28日から今までの間に少しずつ前倒しで消化されてきた可能性はあるかもしれません(希望的に)。 みんなはこの2週間をふり返ってみて、どうかな?  では気になったものを以下に挙げてみますね。

月と木星、小惑星グリーヴ(哀しみ)がコンジャンクト

太陽とエリス、天王星、それに小惑星レクイエムがコンジャンクト

上記の満月組と冥王星&キラルス(子供、若者、無辜の人々の犠牲)のオポジション、そして小惑星ヴェスタ(核心となるものor神なるものへの献身)が形成するグランドスクエア。(これも新月に引き続きメメント・モリ的イメージ。喧噪の片隅に死の影を見るような。誰にも頼れない感覚の中、自分に備わった内面の資質をたのみとして障壁を突破していく感じ)

金星・土星(とイクシオン)がスクエア(解放へと向かう否定、自分にとっての"真の豊かさ"への気付きなど)

火星と準惑星セレスがコンジャンクト(不安定で気分が変わりやすく美へのこだわりがつよい)

木星とグリーヴに対して小惑星アグニがクインカンクス、キラルスにセクスタイル(グランドスクエアの一角を強調する希望の火、または傲慢の火炎。物語の増幅と伝播)

そして
オルクス・ネッソス・ルシファーのカルミックなTスクエア
DCに魚座の海王星、MCにアスボルス(サバイバル)、ICに小惑星ワイルド


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        うーん。こうしてざっとアスペクトを見ただけでも、火と水、特に火の要素が強い満月図。心理的に燃えやすく激しいものを感じます。サビアン・シンボルでも闘いや競争のイメージが出て来たけど、アスペクトを見てもそれを裏付けるかのよう。。 一度「敵」認定したら息の根を止めるまで叩き続けるような怒りのエネルギー、何かを軽々しく決めつけて顧みないようなワイルドさ。そんな荒々しい感情と共に、深いところでは傷付きやすく、どうしようもない悲しみや無力感に襲われたり、死への不安に囚われるひともいるかもしれません。満月図のロードである水星は逆行し始めたばかり。全体に不確実で、不安定な要素をはらんでいそう。なので頭で理屈はわかってはいても、ふとネガティブな考えが出て来るなんてこともあるでしょう。けれどそこでイラッときたり、単なる思考のモグラ叩きに走るとかえって疲れてしまいます。水星は静かな覚悟と勇気を与えてくれる位置からソロソロと後ずさりを始めました。空回りさえしなければ、大丈夫。ゆっくりいきましょう。

でもこういうときは、特に内的な道を探求するひとにとっては絶好の機会かもしれません。いや本当に。ちとしんどいけど。あまり危険な領域には近付かないほうが良いときなので、ことばや行動は十分慎重にしたほうが良いでしょう。けれどそのかわり、自分の内部を見て行くと決めれば「出るものは拒まず。断罪もせず」で自分なりに「一生懸命に人間をやってるなぁ…」と感じつつ、粛々と刺さった棘を抜きながら空間へと放っていけるかもしれません。それは自分自身とその宇宙に対する鎮魂の儀式でもあります。


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        MCに昇ったケンタウルス族のアスボルスは肉体の直観とサバイバルの星です。そして地底からそれを支える小さな惑星ワイルド。これは文字通りワイルドな面を指すのだけど、ハメを外し過ぎておバカな行動を取るか、あるいは手綱を付けられることを拒む野性の誇りを目覚めさせるかの二つにひとつ。ICはこころの内奥、または自分のホームを意味します。ここに潜む「まっとうなアウトロー魂」に点火出来るかどうか? たとえ集団の中に、身近な誰かの中に、または自分自身の中に、人間の愚かさや醜さを見てしまったとしても「ケッ」とひとこと「音」を吐き出し、さっさと自分の宇宙を生きていけるか? ワイルドとアスボルスの組み合わせはそんな強靱な精神を示唆しているように思えます。 

もちろん、何がなんでも強ければいいわけじゃありません。どうしようもないときは素直になったほうがいい。自然体がいい。疲れたら出来る限り休む。理不尽なときは怒る。それが縛られない野性の強みでもあります。そして引き際を心得るのも野性の智恵。 そんなときは、思わぬ誰かが通りがかり、そっと噴水の栓をひねって一杯の水を飲ませてくれるかもしれない。そんな何気ない優しさに触れることでふっと重さが抜けることだってあります。 でも、もしかしたら体の中にいつのまにか湧き水が流れているのに気付くのかもしれない。。 今、重大だと感じていることは…実はそうじゃないかもしれない。もしかしたら惑星達のトリックかもしれない。 それはまだ、誰にもわからないことです。

金星の逆行から水星の逆行へ。そして続行中の土星の逆行さらに冥王星の逆行。わたし達はこれからもしばらくの間、ふり返りふり返り、確認しては手放し、ずっと手放さなかったものと訣別し、新たな道を求めて行くでしょう。試行錯誤上等。なるべく転ばないに越したことはないけど、そして転ぶなら軽くがいいけど。それでもドタッと転んだら、まぁエヘヘと笑って起き上がればいい。ときどきすれ違いざまに、いのちの水を分かち合いながら、ね。(^_^



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あ、そうそう。少し前にツイートしたこれ ↓ のイクシオンについて少しだけ補足しておきますね。



  イクシオンの原理を「やりたい放題」「神の否定」と定義したけれど、もちろん実際にはもっと多くの象意を含み持っています。 たとえば「倫理観の欠如」が代表的な解釈かな。。 神話のイクシオンはもう、箸にも棒にもひっかからない極悪人だから(^_^;。 なので、彼の息子達ともいえるケンタウルス族の小惑星と同様に、犯罪や事件のイベントチャートにもよく顔を出します。このところ長く射手座に居座った挙げ句、今は土星(境界、構造)とつるんでいるイクシオンは「無反省」「罪悪感や共感力の欠如」「命を何とも思っていない(自分を含めて)」「タブーとされる境界を破壊し土足で踏み込む無謀な蛮勇...(ときには勇気)」など、サイコパス的なエネルギーが強化されていそう。それがわたし達の精神を通してどう翻訳されるかによって、現実世界に多彩な物語が紡ぎ出されます。つまりこのエネルギーをどう使うかは、本当にわたし達人間次第。

ちなみにイクシオンが射手座入りしたのは1995年末ごろ。 それまでは長いこと蠍座のオカルティックな闇を旅していました。 そこでのイクシオンは「力」を求めて光と闇の両方に触手を伸ばしていくようなイメージだったと思います。そして1994年〜1995年、イクシオンが蠍座最終度数を行きつ戻りつしながら長期にわたって冥王星とコンジャンクトしていたころ。これはちょうどオウム真理教が末期を迎え、地下鉄サリン事件など数々の凶悪な犯罪に走っていった時期、そしてそれが明るみに出た時期と同期します。 当時、蠍座の終盤度数にはケンタウルス族のネッソス(カルマの支払い)も在泊中で、これもまた一連の事件にまつわるダークなエネルギーを強調していたかもしれません。 そして今、イクシオンは射手座終盤。ここでのイクシオンのエネルギーはおそらく...うーん..そうだな...「悪党」ということばの響きに近いイメージかもしれません。射手座的な快楽への欲望を増幅しつつ。(こじらせれば完全にサイコパスなんだけど^_^;)


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  イクシオンの発見チャートには、確かに相当の無頼っぷりが見て取れます。こうと思ったらたとえ全宇宙が否定し、神が永遠の罰を下し、最悪の地獄に落とされようと「好きにするさ」という感じがあります。彼は自分の中にある「核」のみに忠実な存在と言えるかもしれません。

けれどフツウのわたし達がそのエネルギーを "最善" の方法で使うなら、どこかで『どんな結果になろうとこれでいい。あとはなるがままに、運命の扉が開くがままに...』と思い切る必要はありそうです。ただしこれは自暴自棄とは違います。射手座のイクシオンは自暴自棄になるようなタマじゃないからw。どんな窮地に陥っても助かろうとします。土下座もするし「ごめんなさい!もうしません」くらいは舌を出しつついくらでも言うでしょう。どこかで必ず醒めています。もし生き延びることがそのときの焦点であるならば、そこに全集中力を注ぎます。イクシオンのフォーカスの力は強力です。

そしてそんな激しい体験を通していつかカルミックな重圧が燃え尽きたとき、本当の「内的な死」を迎えるのだと思います(それはカイロンを含むケンタウルス族全ての特質でもあり、父親格の彼も同様とされる)。結局、イクシオンはわたし達の中に、そしてわたし達が創り上げた世界の中に、等しく存在する「悪」「愚かさ」「醜さ」をとことん見据えるようプッシュしてくるエネルギーなんですね。 そこで得た視座をいったいどう使うか。それこそがわたし達次第。

もちろん、これはイクシオンのエネルギーをドッカーンと受けてまんま体現するようなチャートのケース。通常はちょっとした「狂気なの?それとも侠気なの?」なんて選択に終わることが多いと思います。 ただ、長い間自分を縛ってきた「神なるもの」の粘着性(実は自分自身のものだけど)を否定するときがもし来たなら、このイクシオンの原理をチラリと思い出してみるのも悪くないかも。 射手座のイクシオンは水を得た魚みたいなものだから、ネガティブな側面だけでなく元気の素として使える場面も沢山あると思います。 たとえば「霊性の壁」を突破していくこと。「悪」にも「善」にも憑依されずに善・悪真っ二つの世界から解放されるには? それにはどんな観念の束縛も拒否する自前の「火」が必要です。ならば怖れずに、ダークな星々、特に射手座のイクシオンの力をちょっぴり借りてみるのもいいんじゃないかな? もし、わたし達が彼を乗りこなせるほど十分に大地に足を着けていられるならば。


ふぅ。ではでは実り多い素適な満月期となりますように!



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have a great trek!!!★

hiyoka(^_^


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この記事へのコメント

1. Posted by Lone Wolf   April 11, 2017 07:45
5 こんにちは、hiyoka さん。まずは、いつもステキな言葉で語られる役立つ星詠みをありがとうございます!

ここ数週間、自身の出来事と取り組んできたこととアハ体験w 書かれた星詠みにシンクロすることが多く。

- 終わったことに執着するのは想いのゾンビ化。昇華させるには前に進む情熱という炎で燃やしてくこと。

- 諸行無常。ゆえに、サバイバルするための技術と心構えの練功を日々取り組むこと

- 自然体。社会や誰かの善悪を基準にした思考行動でなく、やったあとの結末が自分の望まないものであっても" やる前とやった後も変わらぬ想いでまた、呼吸するよにしてることをしていく" こと

- 迷い揺らぐからこそ、立ち位置をあらゆる視点視座で観ることができ、本当に本当に本当に望む必要なこと、自分自身を確かめることができること

- 孤独と退屈を恐れず嫌わず。成りたい自分になる、やりたいことをやる自分であるよに。


こうやって振り返り、言葉にするとさらに腑に落ちてきますw

あらためて、このよなキッカケを与えていただき深く感謝いたします! ありがとうございます!!

では、hiyoka さんの日々に幸あらんことを願って…

Lone Wolf

2. Posted by hiyoka   April 11, 2017 19:23


Lone Wolfさん、こんばんは。

今回の記事が役立ったみたいでとても嬉しいです(^_^
実際、ルネーションごとに星々から放射されるエネルギーのあらましを読み解くことって、みんなそれぞれの来し方、こころの変遷を整理し見直して次の一歩を踏み出すための道標とか一里塚を建てていくようなものだと思っています。

みんなそれぞれに個性があるように星々にも各自の彩りがあり、それが相互に干渉しあいながらまぁるく全方向的に放射されてきます。こうして立体アミダ籤のように絡み合う星々の「意志」。太い糸、か細い糸、鮮やかな色、ダークな色…それをどんな筋道で織り上げ、可能性の高い絵図にしていくか。それが星をよむ側の挑戦。そしてそんなエネルギーをどう受け止め、どんなふうに使って自分という宇宙を導いていくか。それが絵図を読み取る側の挑戦かな(わたし自身を含めて)。

この新月〜満月期に燃える宇宙の火は人間にとってある意味危険な炎でもあると思います。けどそのぶん、自分の脚で立てるひと、その可能性を持つひとには、終わったものの断片が放つ納豆みたいな糸wを焼き尽くす力になってくれるはず。Lone Wolfさんも旅の途上で沢山整理が出来たみたいで本当に良かったです!(^_^

これから先も紆余曲折のエネルギーが降り注ぎそうな今年だけど、どんな状況であれ、内部の軽みを保ち風通しを良くしておくことは大切。見ること、大事。透過することも。それはきっと自分にしか出来ないことだから。

これからも、どうか素適な旅を!!!☆^^

 
 
3. Posted by 春分生まれ   April 12, 2017 08:48
hiyoka様
おはようございます^^

今回の記事読んで
「台風の目」を考えてみました。
そうするとちょっと違う感じで
表裏について思う事が有りました。
「愛」って怖いです。
壊さなくていいものを壊してしまいそうな自分。
なら瓶に入れて閉じ込めてしまえば
破壊しなくていい。
融合に失敗する位なら
無い事にしてしまえばいい。
目をつむり 見えない事にし
聞き流し 知らないフリ。
そうしているうちに周りが大変なことになる。

今日の夢
市場に男の人と買い物に
私は少しあとについて歩いています
その人が真っ赤に熟れたトマトを見ていて
私も隣でその大小さまざまなトマトを
「いろいろな大きさだな~」って見ていました。

台風の目が反転しだすとどうなるのか解らないケド
そういう時期が来たのかもしれないですね。
子供から大人に至る道に
私が私であることに 焦らずたゆまず

ボクサーの写真釘付けで見ちゃいました(^_-)

私には「衝撃」が必要なようです(笑)

あと1年 笑顔で (^_-)

本当にありがとうございます<m(__)m>
4. Posted by hiyoka   April 13, 2017 02:48


春分生まれさん、こんばんは。

沢山の声と価値と望みが行き交う市場。
先行する男のひとと、視線の先の真っ赤に熟れたトマトたち。そして共に大小様々なトマトを見ている自分。。 熟れ具合は似ていても大きさはそれぞれに異なることに目を留めている......その全ての要素がきっと春分生まれさんの「たった今」なのかもですね。夢の続きがあるとしたら、どんなかな?

作用があれば反作用も必ず生まれる。右回転なら左回転。上昇回転なら下降回転。遠心力には求心力。その中心にはあらゆるものを反転させてしまう破壊と融合の力。時間の魔力。衝撃。そして同じところに、時間を知らない無の透明な空が拡がってもいる。

もしかしたら、すこしずつ。すこしずつ。それを同時に生き始めるような…そんな感じかもしれませんね。...笑顔で。(^_~)-☆

have a great trek!!!☆
 
 




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