April 30, 2017

レイモンド・メリマン 週間コメント5/1【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2017年5月1日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪先週をふり返って≫


  今週はこのパートを割愛させていただきます。なお、内容的には金星・土星スクエアの終了によって幕を閉じた2月22日〜4月21日の今年最も強力なジオコズミック時間帯を通過し終えると共に騰勢を強めた世界の株式市場、そして金星逆行にまつわる他の市場のトレンド反転についての回顧でした。なお、貴金属(金・銀のどちらか、または両方なのかは特定なし)に関してはアストロロジーとサイクル・タイミング的に買いシグナルに近付きつつあるとか。

※なお、来週のコラムは週末にメリマンさんの息子さんの結婚式があるそうで、休載、または短文になるかもしれないとのことです。


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        “忠実であるという意味があきらかな真実を言わないことも含むなら、おそらく誤った物事に対して忠実なのだろう。”

― Peggy Noonan
  “Republicans, Learn the Limits of Loyalty”
  ウォールストリートジャーナル 2017年4月22日〜23日付


        “米国における将来の新築住宅購入予定者にとって打撃となる一報だ。米国商務省はカナダ産木材の米国への輸入に平均20%の相殺関税を課す決定をした。こうした展開が何故米国人の懸念となるのか? それは米国の通商政策が住宅取得能力を直撃する怖れがあるからだ。関税など住宅価格にたいした影響を持たないだろうと述べた時、商務長官ウィルバー・ロスは誤りを犯していた。”

― Granger MacDonald
  “U.S. Homebuyers Foot the Bill for Canadian Lumber Tariff”
  The Hill (thehill.com) 2017年4月26日付


        “歴史から学ぶことのない者達はそれを繰り返すことを運命付けられている。”

―  ジョージ・サンタヤーナ


        皆さんは私がいなかったらどうするだろう? いや実際、もっと適切な質問はこうかもしれない:皆さんの存在がなければ私はどうするつもりだろう? そして、予測を立てるためにパズルのピースを正しく置くにあたり、ファイナンシャル・アストロロジーが提供する明白な優位性と、それにより私(と他の人達)が今後の資産計画を決定出来るという事実が無かったら、いったいどうするだろう?

多くのプロフェッショナルなアストロロジャー達は、「予言」はアストロロジーの全体性とそれが持つ誠実さを損なうと考えている。私もまたその観点には同意だ。しかしながら、ジオコズミック・サイクルと市場の動き、そして世界の政治社会的状況との相関性がいかに高水準に達しているかを研究する時、その研究は「予言」というご託宣を扱っているのではない。様々な「可能性」を研究しているのだ。

そしてその「可能性」を基にしてこそ、あなたは(そして私達のほとんどは)、それが投資やトレードの決断であろうと、雇用、結婚、ビジネス関連など他の多くの社会的事柄であろうと、将来の計画を立て、決断することが出来る。私達は常に、人生における自分の方向性を微調整している。日々多くのデータが集まるにつれてそれを評価し、その評価は可能な選択肢それぞれが持つ成功の「可能性」への私達の気付きを加味したものとなる。その気付きが何かを読んだり、研究したり、あるいは個人的な経験に基づくものであれ、だ。

アストロロジーは、こうした相関性(とそれにより浮上する可能性)を描くことが出来る。したがって、それは個人的な意志決定や計画立案における非常に価値ある要因となり得る。これは「予測技術」の基盤であり、「予言」のそれではない。またこれは予言よりもはるかにアストロロジー本来の質を保つ行為でもある。予言はどんな状況においてもその究極の結果を左右する重要な要因である「選択」を完全に無視するものだ。予言は選択を無価値とする。それは予言する者にのみ力を与え、他の全ての人々から力を奪うのだ。

        何故私が今、わざわざこんなことを言うのか? 先週のコラムで戦争の可能性について述べた後で? 先週、私はこう書いた。

『戦争に関して、私は今後数ヶ月の内にその可能性について何度か触れることになると予測している。今年8月21日の日蝕は獅子座終盤度数の火星がコンジャンクトし、米国大統領ドナルド・トランプのネイタルの火星とアセンダント上で起きるからだ。アストロロジー用語に親しみの無い読者の方々には、これが強力で強制的圧力を持ち、攻撃的な原動力であると言い換えよう。もしこれを抑制しなければ、対立を生み出し、米国を含む世界中を敵対的行為へと導く可能性がある。』

さて、今回私はこの同じジオコズミックな様相と金融市場の相関関係について、皆さんの注意を向けたいと思う。とりわけ米国株式市場との相関性だ。多くのアナリスト達が、今年米国を強力な下落が襲うと予想している。だが彼らはここ数年来、同じことを言い続けてきた。そしてここに来て数週間続いた株価下落の後、新たな強い反騰が起きて世界のいくつかの株式指数を史上新高値に押し上げ、ダウ工業平均もまた同様の瀬戸際に来ているのを私達は目撃している。誰もが同じ事象を予見しているが、誰もそれがいつ、何故起きるのかを知らず、そして今多くの人々が混乱している。またしても、だ。そこに私を必要とする理由 ― いや、というよりも、私達が金融市場サイクルとファイナンシャル・アストロロジーとの相関性を理解することがいかに必要か、という理由がある。

        火星とコンジャンクトして起きる ― 特にトランプ大統領のアセンダントとネイタルの火星上で起きる ― 日蝕は、また西海岸から東海岸まで、米国の中央地域を横断するように闇の道を切り拓いていく。そうだ、これはアストロロジーの研究において、米国が関わる「紛争」を表す伝統的なシグナルであり、軍事衝突や戦争の脅威と同期する。 だが日蝕を脇に置いたとしても、単に太陽・火星のコンジャンクションだけでも、8°(時には12°)のオーブをもって米国株式市場における10%かそれ以上のリバーサルと相関性を持つ、最も重要なジオコズミック・サインの一つなのだ。

太陽・火星のコンジャンクションは7月26日に起きる。オーブを8°とするなら、発効期は6月29日〜8月21日だ。12°とすれば6月14日〜9月5日となる。これが米国株式市場に起きる10%かそれ以上のリバーサルと同期する時間帯だ。また私達の研究では、この時間帯の中で50週かより長期のサイクルが天井または底を打つ確率は67%となる。

もしこの時間帯に向けて市場が新高値をつけていれば、私達はここで10%+αの下落を期待するだろう。 反対にこの時間帯に向けて年初来高値から少なくとも10%下落していれば、私達は底をつけた後に続く10%以上の反騰に期待するだろう。 前回、太陽・火星のコンジャンクションが起きたのは2015年6月14日だった。ダウ平均の史上新高値は、太陽が火星に向かってコンジャンクションまであと7°に迫った5月19日*の18,351だった。それは6.5年サイクルの天井となった。そして下落がスタートし、2015年8月24日、6.5年サイクルの底15,370をつけて完了した。
*この日は新月の翌日で水星逆行開始直後のストームフェーズでもあった。

2017-04-29
 ダウ平均日足 2015年5/13~8/27 www.investing.comより


        こうしてパズルのピースを並べてみると、このように強力な下落の理由はおそらく米国及びその指導層と誰か、または世界のどこか別の国との紛争がエスカレートすることなのかもしれない(通商貿易関連か?)それがカナダではないことを願う。あるいはメキシコかロシアか。または朝鮮半島か。それともイランか(特にイランは強調されているように見える)。

        つまり、親愛なる読者の皆さん、これが私を必要とする理由… おっと、というより、何故私が皆さんを必要とし、私達が互いを必要とするかの理由だ。もし私達が謎の断片を再び一つにすることが出来れば、もしかすると私達は、天上に描かれる詩文がいかに目先の金融市場の動きについて語っているかを理解し始めるかもしれない。翻ってそれが私達に、こうした歴史的相関性に基づいて導かれる予測をツールとして投資やトレード計画を立てることを可能にするのだから。







訳文ここまで
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