レイモンド・メリマン 週間コメント2/26【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント3/12【金融アストロロジー】

March 01, 2018

●3/2の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。なので満月のテーマは新月の瞬間から色濃く育っていくとも言えるでしょう。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにその経験を消化(昇華)し、エネルギーはゆっくりと静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで3月2日10:10前後、北海道周辺で10:16前後、関西方面は09:51頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で09:21前後に乙女座11°22'で満月となります。

今回のテーマのベースであり、今も背景で発効し続ける新月の大テーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月乙女座11°~12° + 太陽 魚座11°~12°】
  "A boy molded in his mother's aspirations for him" +
  "Men seeking illumination"

『母親の強い願望の型にはめられた男の子』+
 『光明を探し求める男達』

  "A bride with her veil snatched away" +
  "An examination of initiates"

『ヴェールを剥ぎ取られる花嫁』+
  『新規参入者への試験』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~3/16】
※ひとによっては1週間ほど前から前倒しで感じられると思います。

→★人生の旅路がここからまた始まる、という分岐点に達する
→★自立した精神はときに冷淡に見えるという現実
→★気付かないうちに他者の強い情念に巻き込まれる危険
→★乳離れしないうちに「長いものに巻かれる」ことを覚える
→★自分の後悔や怖れ、再生願望を他者に投影して "助ける" 行為に注意
→★慣習や伝統に関連して血の繫がりや絆を思い起こさせる出来事
→★一切の外界からの影響に侵されないで済む道を渇望する
→★他者から与えられた道を自分が辿れないことに引け目を感じる
→★全ての「べき論」を捨てて自分が真に求めることは何かを熟考する必要
→★元々「計り知れないもの」に合理的な光を当てて精査しようとする欲望
→★隠されてきたことが明るみに出ることで必要となる方向転換
→★これまでの生をもう一段深く精査し見なかった物事を見ていく
→★手続き、形式、資質、資格、経歴などに拘りすぎる傾向に注意
→★予想外の驚きや躊躇せぬ行動がもたらすユーモア、またはショック
→★光を当てることによって壊してはならなかったものを破壊する危険
→★窮地に追い詰められて曖昧だった自分の真の動機が目覚める
→★覆い隠すものも誇示するものも何も持たずただ「在る」ことの難しさ
→★「今」という生の分岐点に立ち、深い呼吸を携えて進む・・・→


エネルギーのポイント:新月『やるべきこと、考えるべきことへの集中』
            
            満月『それぞれにとっての分岐点』 

2013NMFM


満月期の注意点ずらっと:アスペクトから

ロボットの話題、または親によって半ばロボット化された娘や息子の想い / 怒りとカルマの噴出 / 口先の誤魔化しに注意 / ハッキングやフィッシング、「釣り」行為/ 爆発 / 抑圧された性的エネルギーの捩れとその発露 / 幻想・夢・美・愛らしさへの逃避 / 目先の欲に目が眩んで罠に陥る危険 / 理想のためなら何をしても許されるという考え方 / 「犠牲者」と「救護者」という共依存関係 / 内面的な孤独感が一匹狼的な行動に結び付く傾向 /インスピレーションの流れに浸って何かを掴む!etc.

3月9日〜水星逆行のシャドウフェーズに入る
 (水星逆行は3月23日〜4月15日)


★3月満月(1回目)の サビアン・シンボル★


        今月は1月に続いて1ヶ月のうちに満月が2回あるブルームーン月ですね。もっともこれは1946年に天文雑誌に掲載された誤報が元で世界中に広まった説で、本来のブルームーンは春分・夏至・秋分・冬至の四季の区切りでひとつの季節の中に4回満月があるとき、その3回目の満月を呼ぶのだそうです。次の満月は3月31日だから、春分過ぎ。今年は「本物」のブルームーンは訪れないようです(2016年と、次は2019年)。でも、ひとが名付け、自ら意味を与えることによって「この世の現実」が創られていくというのは、アストロロジー(中でも小惑星の働き)が示唆する真実を追っていくにつれて、ひたひたと実感することのひとつだったりします(もちろん、一生懸命に何かを思い込めばその通りになる…なんてことではありません)。 なので今月末の満月も「ブルームーン」だと認識するひとが多ければ「不吉」だったり「幸福の兆し」だったりするのかもしれません。


boy&moon


        なんて、また前置きが長くなっちゃった(^_^;。さて、この満月が最初にタッチするベースのテーマは乙女座11°『母親の強い願望の型にはめられた少年』です。このシンボル、もし男性が読んだらちょっと息苦しくも感じるかな...? 

原語の「molded」は何か柔らかいものが文字通り鋳型にはめられて「カタチ」を与えられ、「何かに成る」こと。そして「aspiration」は高い目標や達成を思い描きそうありたいと欲することだけど、ほとんどの場合それは並の人間の手が届く範疇を超えている…といった感じです。また動詞の「aspire」の語源は「spirit」、つまり「生気を与える」ということばなのだとか。

たとえば生まれたばかりの赤ちゃんの、この世で最初の呼吸。最初に生気が呼び覚まされる瞬間。けれどときには粘液で息が詰まる赤ちゃんがいます。そんなときは装置を使って勢いよく空気を吹き込んだり吸引したりして邪魔な障壁を取り除き、何事もなく空気を吸い込めるようにしなければなりません。


baby



  母なるひとにとって共通する最初の願いは、自分の子供が男の子であれ女の子であれ、元気な産声を上げてくれること。そしてその後、すくすくと無事に育ってくれることではないでしょうか。それはとても自然なことです。けれどこのシンボルに描かれた母と息子を見る限り、時が経つにつれて彼女の自然でシンプルな願いは...いつのまにか複雑なものに変わってしまったのかもしれません。

幸せになってほしい。もちろん自分も彼と一緒に幸せでありたい。でもまぁ、男の子だし手が離れたらどうなるかわからないけど。とはいっても、彼が幸せになるには... こうあってほしい。ああなってくれたら...。その時々のイマジネーションによって、彼女が感じる幸せの在りようもまた変わります。それもひとつの「愛」のかたち。母なるひとは、小さな男の子をその胸に抱きながら、毎日のように想いをこめて、"自分なりのスタイル" で彼に息を吹き込み、また彼の息を吸い込みます。シンプルないのちのやり取り。教育。 少しでも生気を曇らす障壁を取り除き、彼女から見て立派な「男」へと育ってくれたら。。 女ではなく、男に。もうひとりの「わたし」ではなく、幻のパートナーだったかもしれない「誰か」に。 彼は彼女が自ら自分の血肉を分けた初めての「他者」。このシンボルに描かれた男の子はその想いを栄養にしていっぱいに吸い込み、すくすくと育っていくでしょう。


P1110362



  今のわたし達が生きる社会では、(カルミックな例外を除いて)多かれ少なかれ子供に何かしら期待するのが親。一方、一切何も望まれないとしたらラクな反面、気に掛けてもらえてないような気がして寂しい...そんな子だっているかもしれません。けれど人間とは複雑なものです。どんなに「愛」がこもっていようとも、誰かが誰かのために良かれと思って吹き込む強い願望「aspirations」が、結局はそのひとを押しつぶす結果になったり、知らないうちに生気を奪っていた...なんてこと、よくあるのではないでしょうか。

        B.ボヴィはこのシンボルについて、「Educe」という言葉が鍵になると言っています。「Educe」とは「潜在しているものを引き出す」こと。吸引すること。「教育」を意味する「education」のルーツとなる言葉です。他者を教え、導き、相手が持つ最高のポテンシャルを引き出していくこと。そして成長を加速させること。

この世界に生まれ、誰かと家族の絆を結び、友人やパートナーと過ごし、仕事で多くの人々と出会う。あるいは尊敬する同志、先輩や教師、導師と巡り逢って教えを受ける。わたし達は生きていく途上で様々な出会いを体験します。またときにその出会いが契機となり、わたし達はそれまで歩んで来た道を捨てたり、進む方向を変えたりもします。成長の過程は様々な変化の連続。あるときはごく自然な流れで。またあるときは「よし!」と気合いを入れた選択の上で。そして、わたし達は時折ふり返ってこう思います。あのひと達と出会ったことで、自分は拡がり、成長し、ここまで来れた...と。


road


  スピリチュアルな道にもまた同じことが言えます。場合によっては社会的な出会い以上の強烈な経験が待っているかもしれません。ワークショップや特別なトレーニングコースに参加する。または、導師から直々のイニシエーションを受け、今まで知らなかった「真実の智恵」を授かる。目のウロコがポタポタと音を立てて落ちる経験。あるいは、真っ向から自分の世界観を否定されるような体験。それまで抱いてきたアイデンティティの崩壊。ショック。ちょっとした哲学的試練の数々を課されたわたし達は、苦しく辛い思いをすると同時に、まったく未知だった新しい領域に踏み込んでいく興奮と発見の喜びさえ味わうかもしれません。

社会でも霊的な道においても、そんな いわば「開眼」体験をするにあたって必須となるのは、「他者の評価や判断」に照らし、それに対し意志をもって自分自身を曝しながらその規範に従っていくことです。それはテストを受けるに等しい緊張感をともなうことかもしれません。そして、そこにこそ「内的摩擦」が起きてきます。 本当に、これは「自分にとっての真実」なのか? 教えを聞き、諭されればやはり納得してしまう。でも、それが真実だから納得するのか? それとも...感じている痛みや辛さ、怖れや解放感も含めて...今の自分にとって好都合だからなのか? もし与えられた「真実」を受け入れられなかったら... そこからはみ出てしまったら... それは... 悪? それとも絶望なのか?


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  B.ボヴィはこうも言っていました。このシンボルで一番重要な要素は「呼吸」だと。

確かに目の前に開示されたことは真実なのかもしれない。けれどたとえ息を呑むような鮮やかな論理が披露されようと、大いなる愛に包まれようとも、自分の呼吸を忘れてはいけない。その呼吸は他の誰のものでもないから。そしてその呼吸も、また紛れもない真実。

誰かが「わたし」のために語ってくれる「真実」を受け入れられないなら、それこそが今この瞬間の、真実。 吸ったら、吐く。吸ったら、吐く。吸ったら、吐く。ショック? でも息を呑んではいけない。進んで呑み込まれてもいけない。息を奪われてはいけない。 自分の息と共に、自分の中に眠る「わたし」というデーモン — 真実の精霊 — を呼び起こす。その行為の中に、溢れる生気と喜びがある。他者から知らされる「真実」を選択してもいい。しなくてもいい。迷うなら、今はそれが真実。

ただ、一度自分の「呼吸」を取り戻すこと。それが先決。かけがえのない命のもとを。


        母に抱かれて憧れの鋳型にはめられた男の子は今、成長して『光明を探し求める男達』(太陽のシンボル)の一人となりました。彼の探し求める光明とは何でしょう? 母なるひとの強烈な渇望の力が彼の原動力となったのでしょうか? 人生の旅路が始まる瞬間から吸い込み続けてきた母なる他者の切なる願い。彼はそれを、最高の次元に達する道しるべ「光明」を得ることだと解釈し、追い求めているのでしょうか? それとも、もしかしたら自分に投影された「幸せ」の全てから解放されることを切望しながら、何処かにあるはずの道を照らす光明を探し求めているのでしょうか?


light


        さて、満月のメインのテーマは乙女座12°『ヴェールを剥ぎ取られる花嫁』です。うーん...なんとなくゴシップのネタになりそうなスキャンダラスなイメージ? またヨーロッパや米国に拡がる、イスラム女性のヒジャブやニカヴ着用を巡っての問題もふと思い起こされたりします。。 

  立派な教会で粛々と執り行われる結婚式。まさに人生の重要な分岐点。荘厳なオルガンの響きに導かれ、家族や友人知人に見守られながらしずしずとヴァージンロードを歩む花嫁。その顔は純白のヴェールに覆われています。そして。突然、誰かの手によって剥ぎ取られるヴェール! 露わになる彼女の顔。。 花嫁自身も周囲の人々も、もうびっくりです。いったい誰がこんなことを?

もしかしたら、せっかちな花婿がいっときも早く花嫁にキスしたいと駆け寄ったのでしょうか? それとも気のおけない友人達がやっかみ半分に仕掛けた悪戯だったのでしょうか? あるいは結婚という重要な人生の分岐点で、何か驚くべき「真実」が露呈するのでしょうか? それは、誰かの「強い願望」によって為された行為だったのでしょうか?


bride


  「take the veil」(ヴェールを受け入れる)という言葉は「修道院」に入ることを意味するそうです。昔はキリスト教の尼僧になるとき、神の花嫁になることを示す白いドレスをまとって礼拝堂に入り、そこで黒い尼僧服に着替えたのだとか。このシンボルは自らの意志によってヴェールを受け入れる代わりに、剥ぎ取られています。これは本当に驚くような出来事、それこそ息を呑むような一瞬かもしれません。

  ところで、花嫁の顔をヴェールで隠すという慣習は、霊的な儀式に必要とされる神秘性を護るために必要とされたことだったのでしょうか? それとも、ただ新たに花嫁となる女性の「真実の顔」を覆い隠すための布に過ぎなかったのでしょうか? いったい何なのだろう? 人生の途上に幾度か巡りあう大きな岐路に来て、花嫁は皆の好奇の視線が一斉に自分の顔に注がれていることに気付きます。

「わたしの顔? それがどうしたっていうの?」「結婚式なんて、ただの儀式。なのに式を挙げる前のわたしの顔と、その後で予定通りにヴェールを外したわたしの顔が違うとでも?」


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  そのとき、花婿は慌てて花嫁に駆け寄り、おおげさな身振りで彼女にキスを浴びせるかもしれません。「いやぁ、待ちきれなくてね!」 そのひと言で周囲はどっと笑い、その場はなごみます。花嫁もはじらうような微笑を浮かべます。空気を読まない(または悪意の)悪戯にはまった美しい犠牲者と、彼女の困惑をスマートに救ってみせたナイト。なんて素敵なカップル! けれど、それは果たして真実なのでしょうか? もしかしたらこの「アクシデント」は... 「結婚」という道を選択し、新たな人生へと踏み出す彼女に課された最初の「試験」だったのかもしれません。


  このシンボルには、物事の鍵となる事実が巧妙に隠されている...とでもいうようなニュアンスがあります。好奇心をそそられるような何か。目の前の光景が全てではなく、何か語られることのない物事が進行しつつある。一瞬の出来事からおぼろげに感じさせられる、そんな兆候...。 それは本当かもしれないし、単に目撃した人々の妄想や思い過ごしかもしれません。おそらくそれを知っているのは、花嫁自身なのでしょう。

覆い隠すべきものなど何もないとき、そこにはあらゆる選択肢が一瞬のうちに花開きます。どう反応してもいい。感じたことを発散してもかまわない。誰かの救援を期待する必要もない、無条件の自分。イマジネーションを全開にしてその場を創り変え、危機をまったく別の状況に変容させてしまうことも可能になるでしょう。けれどもし、ヴェールの内側に何らかの意図や言えない想いが潜んでいるなら、それは不可能なことです。


exam-room


  一度全て吐き出してしまう。怒りでも涙でも恨みでも自己憐憫でも罪悪感でも。そしてその後で、初めて始まる新しい物語があります。それは物語でさえない、自然ないのちの流れかもしれません。

何かを選択したときに訪れる最初の試練。 テストを受けるときのわたし達、大事な局面に立ち向かうときのわたし達は、ともすると結果への不安と緊張で息をするのを忘れてしまうことがあります。そしてそんなときは大抵、空気を吸い込んだまま、息を止めています。吐き出さなければ、吸うことが出来ない。これ、呼吸の鉄則。吐き出すことはリセットすること。吸い込んでしまったあれやこれやから、自由になること。怖れたまま息を呑んで、風船のように膨らみ続けることなんて誰にも出来ない。いつか必ず、何かが思わぬ形を取って突然噴出してくる。。

小さくて、大きなこと。巡り来る岐路の直前、橋の上で一瞬足を止め、立ちすくむわたし達。わたしは、ヴェールを被っている。これまでも、これから先も。そして、一陣の風が吹く。ハッと息を呑む。そこには自分でさえ見たことのないわたしの顔が在る。ここから先は、ヴェールなしで行けと? もうすでに皮膚みたいなものなんだけど? それとも、これからまた新しいヴェールを被るのかな? 自分でプロデュースしたヴェール。誰かから与えられたヴェール。それとも? 

ひとつ大きくため息を吐きだし、気持ち新たにそろそろと足を踏み出す。このままで行けるのかな?  吐いて、吸う。そして一歩。ひと呼吸ごとに、わたしという存在の奥から新しい生気が生まれて来る。 結局は... それが全てなのかもしれません。


P1110358


        さて、対向する太陽のシンボルは魚座12°『新規参入者への試験』です。これは一般的には入試や入社試験の場合もあるし、何かの資格試験かもしれません。あるいは何かのプレゼンテーションやプロポーズかもしれません。またこのシンボルが降ろされた背景を考えると、霊的な組織の新規参入者に課された特別な試練を示唆しているとも考えられます。この位置に主要な個人惑星や感受点を持つひとには、スピリチュアルな傾向を持つひとも多いようです。じゃ、最後にこのシンボルにちなんでB.ボヴィが以前書き記した詩的な文章をもとに翻訳?翻案?して...置いておきますね。


魚座12° 自省について:

light-bulb



内なる世界を覗き込み 信じた道を進み続ける私
不十分だ!力不足だ! 突き刺すような声が響く 

荒々しい河の流れは 凍り付いた失敗の数々で膨れあがり
私はただ 悲哀に流されていった 

この先は崖だ 流れにまかれ 滝と共に落ちていく

怖れ、興奮、ほとばしり出る声にならない叫び
だがその瞬間 私は 今までで一番生きていた!

投げ出された水底 漂い沈む私 
無音の永遠 ただ静けさに包まれていく

遠くかすかに 轟音のような唸り声が聞こえたか?

それは辿り着くことさえ出来ない 偉大な力の証し
だがそれは すぐ近くにも聞こえなかったか?

濁流に弄ばれ 水面に顔を出し ただ息を求めて喘ぐ私

私はもう 早瀬に捨てられた小枝でさえ無かった

私は 何者でもなかった 

自作自演のフィルムの色褪せたひとコマに 私はいた
無数に存在する物語の たったひとコマに 私はいた

そのとき わたしは眼だった
眼は 突然一回転し 眩しい反射光を見る

光は散乱し 反射する鏡自身を映し ただ反射し続けていた
全てを映し 止むことのない乱反射 輝き続ける輝き

そこに 比べる基準など何もなかった

私はGoogleに「光」と打ち込む
何処からか また唸り声が響く

「光束最大限! 最高の屈曲率! 1億マイルまで見通せるライト!
 さぁあなたも今すぐ! 誰より先に手に入れて差をつけよう!」

私は息を呑む


あぁ何て旅なんだ!

私の信条は? 私の自己認識は? 私の尺度は? 私の罪は? 
携えていた 私の大事な荷物は?

いったいどうした! 何かが! 渦だ!



そして私は ただ 微笑んだ



eso1424a



have a great trek!!!★


hiyoka(^_^

hiyoka_blue at 20:50│Comments(4)新月(満月)の星読み | パーソナル・アストロロジー

この記事へのコメント

1. Posted by Green🍎   March 02, 2018 19:51
5
来週は啓蟄ですね^_−☆hiyokaさん

Greenは、あす公民館にて
こども向け舞台の本番です。
出演者がみな、ノリノリでここのところの
獅子座満月、皆既日食や
水瓶座新月、部分日食の
影響を稽古中からモロに受けている
ようです(^。^)おもしろいものです。


GreenのMCーIC軸は魚座12〜13°ー
乙女座12〜13°です。
今回の乙女座満月軸とは1°のオーブ
です。乙女座9°にネイタル金星
牡牛座7°にネイタル逆行土星があり

現在の山羊座7°トランシット土星と
合わせて、グランドトラインの様相です。

乙女座満月軸とこの、グランドトラインを
あわせて、大雑把にみると

最強の補強がなされた、MCーIC軸かもです。
魚座13°にはトランシット海王星
近くには日本始源図のニッポニア

もちろん、射手座グレートアトラクター
とは、真っ向Tスクエアの拮抗。

hiyokaさんからの天秤座14°ネイタル木星の
それらへの象意も、とてもよく見抜かれていて
よく、わかってるなぁ、と感嘆でした。


抜群の安定感のなかにいるんだなぁ
ということ。二つの土性サイン
牡牛座土星7°、山羊座土星7°
強力なふたつの主翼に擁されての
安定飛行をイメージしています。

なんにしても、ありがたくて
フォーカスするところ次第とはいえ
ポジティブシンキング勝ちなので
前に前に、開拓してゆこうと
おもいます😊🍀🍒🍒🍒


Green✈️🥂🍾



2. Posted by hiyoka   March 03, 2018 00:24


Greenさん、こんばんは。

明日(というか今日)の舞台、ちょうど太陽もグリーンさんのMC上に輝く日ですね。きっと胸躍る仕上がりになりそう。また、蝕の「ひとを踊らせる」力は + − どちらにも働くけれど、+に働いたときの盛り上がりは本当にワクワクするものがあります(^_^

確か自己表現のハウスの支配星が金星だったでしょうか? 土星にガードされての地性グランドトラインは、安定飛行と共に、これから数ヶ月の間この先を見通しながら自分がこの世に携えてきた最良のカルマ(または才)を果たしていく方法(または方向性)を何らかのかたちで囁き続けてくるのかもしれませんね(広い意味でも)。今はきっと判断や審判の力が冴えているのではないかと思います。

シビアになり過ぎないこと、静かな高揚感を大事にすることが鍵になりそうかな。。 はい、紆余曲折あったとしてもポジティブシンキング勝ちですねw。

どうか素晴らしい舞台を!☆
 
 
3. Posted by Green🌈   March 04, 2018 01:59
5
hiyokaさん🐠

公演は、それぞれみな、ちいさなアクシデント
に遭遇しましたが、なごやかに楽しめた
舞台になりました。

親子連れのお客さまが多かったです。
反応もまずまずでした。

ひなまつり、白梅も満開の中

前日の乙女座満月もあかるい結果を
アシストしてくれたようです。

Greenは17人のキャストのなか
いちばん出番が僅かだったものの
お客さま御指定の好感度キャラの
声を多数いただきました。

ほかの一糸乱れぬ大ダンスを披露した面々。
ひきかえ実にささやかな努力だった
Greenには、コストパフォーマンス大な結果。

つくづく天空図のアシストを感じずには
要られませんでした。特段笑わせようと
するでもないのに、笑いも貰えました。


自分の産まれながらのギフトは
声かな、と、はっきり気づいた最近です。

もっと大切にしてゆきたいし
ブラッシュアップも4月以降計って
ゆこうと決心しています。

全財産たとえ丸裸になったときにも
自分にのこる宝物は、声だろうな、と。



牡牛座7°ネイタル逆行土星は
声のギフトの現れかもです。



🌹Green
4. Posted by hiyoka   March 04, 2018 02:56


Greenさん、公演お疲れさまでした。
お客様にも沢山楽しんでいただけたようで良かったですね。

一番わずかな出番ながら、とても好感度の高い役回り...!
IC近辺の金星も功を奏しているかもしれませんね。また牡牛座の土星とのトラインはきっと声にある種の深みと艶をもたらしそう。 舞台を務めるにあたっても、生きていく上でも、それは本当に素敵なギフトですね☆

心地よい興奮と歓声の宴のあと。
今夜はゆっくり体を休め、明日への鋭気を養えますように。

great trek!!!☆
 
 

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