レイモンド・メリマン 週間コメント6/25【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント7/2【金融アストロロジー】

June 27, 2018

●6/28の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。なので満月のテーマは新月の瞬間から色濃く育っていくとも言えるでしょう。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにその経験を消化(昇華)し、エネルギーはゆっくりと静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】

東京・関東ローカルで6月28日14:11前後、北海道周辺で14:17前後、関西方面は13:52頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で13:23前後に山羊座6°28'で満月となります。

今回のテーマのベースであり、今も背景で発効し続ける新月の大テーマについてはココをご覧ください。
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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 山羊座06°→07° ~ 太陽 蟹座06°→07°】

  "A dark archway and ten logs at the bottom" ~
  "Game birds featuring their nest"
『アーチ下の暗い道とその下にある10本の丸太』~
 『巣を羽毛で覆う狩猟鳥』

   "A veiled prophet of power" ~
   "Two fairies on a moonlit night"
『ベールを被った力ある預言者』~
 『月明かりに照らされる二人の妖精』 

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~7/12】
 ※満月の場合、1週間~数日前から前倒しで感じられると思います。

→★進もうとこころを決めた道に横たわる障害とフラストレーション
→★自分の中で何かが動き出す、孵化し始めるような切迫した予感
→★優雅で巧みな技をもって自らのゴールを達成する/形にしていく力
→★自分を妨げる/苦しめるものの特徴やパターンを
            見抜いた上で状況を再吟味する必要
→★困難な状況や難しい人間関係に対しじわじわと強まる違和感 or 緊張感
→★成果や創造性を妨げる不必要な二度手間仕事に注意
→★駆け引きや策略をミスして厄介な遅延を引き起こす危険
→★見聞きしたことを歪めて受け取り、本質とは異なる意味を持たせる傾向
→★ミステリアス or 型破りな考え方を取り入れて自己プロデュースする
→★利口で防衛的なふるまいを通して自分が抱く本当の意図を誤魔化す
→★豊かな想像力が湧き出る、またはひらめきや天啓に打たれる経験
→★「真実」の異なる側面、異なる次元のものの見え方を感知する
→★影響力やカリスマを持つ人物との出会いとその体験が引き起こす葛藤
→★理屈や理性ではとても受け入れられない巡り合わせを受け入れる必要
→★浸入してきた他者の「感情」や「念」を自分のものだと思い込む危険
→★何事も見たとおりの物事などひとつも無いという認識で事にあたる
→★今 自分がフォーカスすべきことは何かを確認しながら進む・・・→

エネルギーのポイント:新月『断ち切り整理し準備する』
            
            満月『様々な予感の中で整える姿勢、そしてこころ』 

180628FM


★6月満月の星模様(アスペクト)とチャレンジ★

  上記シンボルのテーマを背景として、瞬間的に個人や集合体の無意識へのプレッシャー、または力付けになるかも?なアスペクトです。かなり多いけど、実際にはもっと複雑。ここはざっと見て大体の雰囲気を感じつつ、もし自分のネイタルに関連しそうな項目があればこころに留めてみてね。

土星(と小惑星クヴィエ)とコンジャンクションの満月
 (太陽&タンタルスと土星がオポジション)

月・土星・クヴィエのコンジャンクションと魚座のアグニ、エクスカリバーからNノードへYOD
揺れ動くこころ、父権的な保護力(または父性愛)への欲求、または権威への反抗心、アカウンタビリティー(最終責任)の追求、死への想いや不安感、性的要素の絡むスキャンダルや事件の露呈、一見かけ離れた観点を結び付けることで新たな世界観が生まれる傾向、物事に潜む「パターン」を見抜く力、不安や恐怖を超えて全てを透徹した目で視る挑戦 etc.

ASCにTNOティフォン、DCに天王星、MCにNノード、ICにSノードそして火星がコンジャンクト
変わりやすい気分、共通の敵に立ち向かうことによる結束、人間の奥底に潜む原始的なフォースによる暴力的な衝動、エネルギーの「高まり」と「低下」または「凝縮」と「散逸」が顕著に顕れる傾向、関係性のダイナミックな変化、内部抗争や権力争い、大雨・噴火・地震・台風などの自然災害 etc.

水星・ジュノーがスクエア、エリス・BMリリスがスクエア
行き違いを起こしやすいコミュニケーション、「母性」の否定とその反映または反動、パートナーへの疑念、客観性と直感のバランスを取る必要 etc.

6月27日から逆行中の火星が7月7日からOOBに(~9月24日)
 8月3日~31日 火星OOBの最盛期
 (火星逆行は8月27日までなので7月7日〜8月27日は火星力に注意)
  これに関してはひとつ前の新月記事を参照してください。

7月10日 木星順行(蠍座13°)
良くも悪くも物事が拡大する傾向、暴露や露呈に伴う誇張傾向に注意、鋭い直観力の発揮、危険と隣り合わせの冒険、慣例や限界を超える決断、過度に熱狂的な行動へと誘う刺激、自分自身の属性へのこだわりの強調 etc.

7月8日から水星が逆行のシャドウ入り(逆行開始は26日)
水星逆行前の予兆(確定事項を確実に固め、その他はフレキシブルなプランニングで状況を見ておくetc.)

その他長期のアスペクト 
ネッソスとオルクスのオポジション(今回はスサノオが参加)

徹底的な審判や激しいカルマの来訪、闘いを通して到達する一種の悟り、内面に向かう力、新しい境地を目指すための抗争、葬られていたものを掘り起こす etc.

冥王星とキラルスのオポジション(パラスが参加)

無辜のひとびと、若者や子供達の犠牲、カリスマや華やかな存在の突然の喪失、内部抗争の犠牲 etc.
 
そして…

7月13日 蟹座20°台で新月・日蝕!
(MC上でICの冥王星とオポジション)



★6月満月のサビアン・シンボル★

 満月ということで、今回も思いつくままにメモっぽくいってみますね。

ベースのシンボル 山羊座6°『アーチ下の暗い道とその下にある10本の丸太』

        → 原文の「Archway」は、すなわちアーチ道。それはアーチ型の入り口を持つひと筋の道のこと。だから、今 目の前にあるのはパリの凱旋門のようなアーチ型のゲートかもしれない。あるいはそそり立つ岩壁にアーチ型に穿たれた洞穴の入り口かもしれない。または山を貫いて黒い口を開けるトンネルってこともあり得る。わたし達が思い浮かべる「archway」がどんな姿をしているにせよ、そこはとても暗く、入り口の先に何があるのかはまだよく見えない...。


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  でも、わたしはここまで随分歩いてきた。そのゲートをくぐった先にはきっと安全で心地よい場所、ホッと出来るスペースが待つと思ってここまで来た。今まで来た道に未練はない。後戻りするつもりもない。ならばきっと、先に進むしかない。

ん、でも待って。Arch-enemyということばがある。それは「最大の敵」とか「生涯の敵」「仇敵」という意味。 別に、今目の前にあるアーチ型の通路そのものが「敵」というわけじゃない。でも、もしかしたらこのゲートをくぐることは、何かこの先自分の人生に重い意味を持ってくるのかもしれないな...。

でも入り口(または通路)の下の方には大きくて重たい10本の丸太がある。じゃ、その10本の丸太はどんな見え方をしているだろう? 普通に想像するなら、それは入り口に積み上げられた丸太の山。まるで「ここに入るな!」とでも言うかのように。うーん、ここでもう行き詰まりなんだろうか....... 

でも、ひょっとするとそれは、何か意図のある形に組み上げられているのかもしれない。「何だろう?これ」「アート?」「それとも何かの目印?」「まさか、ここは危険だと知らせているのかな?」

前方の暗闇をしばし忘れ、わたし達は首をかしげながら丸太の周囲を回ってみる。この丸太が先へ進むための邪魔になっているのはまぎれもない事実。でもいったいこれって何だろう? 無視して乗り越えようとすれば出来るかもしれない。でも、本当にそれで大丈夫かな? 誰が何故こんなものを置いたんだろう? 


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  行く手を遮る10本の丸太。10という数字は『何かの終わり』そして『過渡期』。それは力強い第一歩へと繋がるゼロの刻。わたし達の中で、何かがシフトしようとしている。それぞれに様々なポテンシャルを秘めながら。 

ならばわたし達は行く手を遮る丸太をどう受けとめ、どう処理していくのかを今、問われているのかもしれない。その丸太はどんなふうに見えるだろう。触ったら、どんな感じだろう? 切り口からどんな匂いを感じるだろう? そしてもし、その丸太を置いたのがもうひとりの自分だったら? わたし達はそれを乗り越えていくんだろうか? それともぐるっと回り道? それとも... 感情に任せて蹴りつけてみる? いずれにしても、アーチをくぐる前にまだひとつ、やり残したことがあるのかもしれない。。

        ---->満月の光(テーマ)の源となる太陽側のベース・シンボルは、蟹座6°『巣を羽毛で覆う狩猟鳥』

  狩猟鳥とは「狩りの獲物」になる鳥のこと。... 鳥達は今、一生懸命巣作りに励んでる。マイホーム! もう枠組みはだいたい出来上がり、あとは卵を安全に孵化させるために、クッションと保温になる羽毛を敷き詰めるだけ。やがて時が来れば、この巣の中で生まれたヒナ達が餌を求めていっせいに鳴き出すだろう。そしてこの森一帯は賑やかな鳥達のコロニーになるはず。

けれど彼らは自分達が狙われる存在だということを本能的に知っている。マイホームの外には危険がいっぱい! だから、一刻も早く巣作りを終えて卵を温めなくちゃ! .....ヒナ達は無事に孵化し、一人前に育つだろうか? 親鳥は、撃ち落とされることなくヒナ達に餌を運んでやれるだろうか?


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  このシンボルは、わたし達が思い描く将来の幸せやプランに「目に見えない大きな力」という影が射してくる...そんな予感を抱きながら何かをしようとする場面を描いている。進みたい方向、生きたい道は、ある。やらなくちゃ。この道を、行かなくちゃ。... でも、そこには何だかよくわからない障害がありそう。慎重にいこう... あぁ、でも急がないと幸せへの入り口=アーチ型の門が今にも閉じてしまいそう。。。

不安は、その源がはっきり見えないときに増大するもの。もし本当に何か障害が存在するなら、それは何で出来ていてどんなカタチをしているか?  そして、何故そこにあると感じるのかを、出来るかぎり正しく見極める必要がありそう。

自分達の安全を、将来の幸福を 脅かす「敵」が本当にいるのなら、まずはその「対象」を知り、それが何であるかをキチンと理解することが大切。そして、それを克服するための実際的な手立てをいろいろ考えてみる必要もある。

何故なら、起き得る物事の全貌を自分なりにはっきりと描くことが出来たとき、そこに何らかの迂回路や、障害を乗り超えて進むための智恵や技術が見えてくるから。そして、もしかしたらその障害物を創っているものの「本体」さえ見えてくるかも? それは何だろう? 重々しい10本の丸太が象徴するのは、何? 漠とした不安を抱えながら、何もないフリをしてひたすら鏡に向かい自分の羽根を繕っているのは、誰?


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  何かを護りたい気持ちが強ければ強いほど、出来ないのでは?という恐怖もそれだけ増幅していく。 不安はわたし達の歩みを遅らせ、疲れさせ、何だかすべてがイヤになってしまうことさえある。何も見たくない。。 こうしてそのモヤモヤした影は、やがて怖れの感情からエネルギーをいっぱい吸収して本物の丸太の山に育つかもしれない。それを育てるのは他の誰でもない、わたし達自身。 そして、この山羊座 — 蟹座ラインで一段と成長を促されるのも、わたし達自身。

今。進むもヨシ。退くもヨシ。ただ日々多様な情報が渦巻く中で、深い深い部分から立ち上がってくる直観とインスピレーションを大切に受けとめながら、落ち着いて見極めていこう。たとえ一時物事が逆流するように見えたとしても...。



メインのシンボル 山羊座7°『ベールを被った力ある預言者』

        これはまたとても山羊座的なシンボルかも。「ベールを被った預言者」は、被り物を透過して聖なる光の視線が漏れ出ている、そんな厳かな姿が描かれている。霊的な感受性を持つひとなら誰もがひれ伏してしまいたくなるような、そんな厳かな力を持つ存在。

けれどひとつ注意が必要なのは、このシンボルが持つ両義性かもしれない。山羊座は社会性の極みとも言われ、権威を象徴する星座宮。そしてその支配星土星は、厳しい「境界線」を引く事とも関わっている。特に山羊座の第1ディーカンは社会的な構造の頂点を目指し、力を駆使して揺るぎないシステムを構築しようとするエネルギーが発動するところ。 


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  なのでそこに投影される「偉大な預言者」像は、ひとびとを導く大きな力(またはカリスマ)と共に、ともすると伝えられたインスピレーションに関わるその「解釈(つまり自分自身)」に絶対的な権威を持たせたり、やみくもに「これが掟だ」と伝えたり、異なる方向性を認めずに排除しようとする要素もまた併せ持つ可能性がある(全てではないけれど、山羊座の持つ暗黒面として)。 それが昂じれば、傍から見て(本人は全くそう思わないままに)エリート意識や一種の霊的ファシズム(いわゆる「被せる」という行為)となる可能性もあることは頭に留めておく必要がありそう。 そして、その権威はやがて預言者を慕って集まったひとびとによって構造化され、組織化され、やがては狂信という悲劇を生んでいく危険も包含している。

        あらゆる啓示やインスピレーションは、受け取る側の使い方次第。異次元のフォースを含むかもしれないこの力を、もしわたし達が受け取ったなら。肩の力を抜いて、まっさらな子供のようなこころで受け止められるかな?

わたし達に啓示を与えてくれる源泉の「呼び声」そのものは、それが他者の念や雑多な想いのひずみから生じたものでない限り、ただひたすら純粋な響きとしてこころに届く。けれどいざわたし達人間の脳裡でそれを翻訳すると、それは必ず自分自身の過去の記憶や馴染んだ世界観のフィルターを通り、変容していく。 あるときはほんの少し。またあるときは大いに歪められて。そしてその「啓示」は伝播し、多かれ少なかれ周囲に影響を与え、様々に変容しながら拡がっていく。


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  それってたとえばわたし達が何かを「ことば」にするときと似ているかもしれない。わたし達が誰かに何かを伝えようとするとき、 ほとんどの場合、どこかで「ことば」にするための恣意的な選択が行われる。 いつもは無意識に。大切なひとに大切なことを伝えようとするときは、懸命に。知っていることばの中から一番フィットしそうなものを選んで。あるいは、相手が一番すんなりと受けとめてくれそうな表現を選んで。

そこには相手を喜ばせたり怒らせたりという「目的」がある。よく考えてみると、それって大本の純粋なエネルギーを狭めていく行為ではあるけれど。でも、それがわたし達の社会。ことばで成り立ち、「名付けること」によって動く社会。 そして「適切な言い回し」も「不適切な表現」も、それを発するひと、聞くひとの目的を通して少しずつ変容しながら拡がっていく。そしてそうすることで、わたし達は常に瞬間・瞬間に訪れる「未知」を、馴染んできた「既知」へと置き換えていく。

そう考えていくと、山羊座第1ディーカンに立ち現れた預言者に見られる「大いなる力」と「聖なる権威」もまた、わたし達が創り上げている社会を機能させるために創出されたひとつの役割に過ぎないのかもしれない。それはわたし達にとって一種のセーフガードの役割を果たすときもあるし、その逆のこともある(迫害、闘争、革命、テロ行為など)。いずれにしても、わたし達人間はそれぞれに大衆の一員として、社会的・政治的・霊的なオーソリティを使って人類の歴史を創り上げてきたんじゃないだろうか? そしてそれと同じ構造は、わたし達が個として自分自身の立ち位置を護るための行為にも見られはしないだろうか?

預言者が被っているベールとは何だろう? 大いなる預言を求めて集まった人々と預言者自身を隔てているその一枚の薄い布とは? 凄まじい異次元の力が乗り移った存在を間近に見ることは、普通の人間には危険なことだから? 内に宿す神のまばゆい光に目が眩んで狂ったり失明するかもしれないから? そうかもしれない。でも... 本当にそうなのだろうか? 


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        ----> 満月の光(テーマ)の源、太陽のメイン・シンボルは、 蟹座7°『月明かりに照らされる二人の妖精』

        月明かりとは、太陽の光が月に当たって反射し、その光が地上の夜の闇を照らすこと。だから光の道が、二つ。そしてその月光が、通常なら目に見えないはずの二人の妖精を照らしてる。 ダブルの光線と、精妙で希薄な存在がこちらもダブルで顕れてる。二つの感覚、二つの道。二つの、対峙する世界。

月夜に月光を浴びすぎると、ルナティーク…精神が錯乱するなどと昔から言われてる。だから「lunatic」は「愚かな」とか「バカげた」という侮蔑的な形容詞としても使われる。

月はただ太陽の光を反射して静かに輝くのみ。それは密やかな死の世界。社会的な現実とは異なる、もうひとつの「現実」がそこには存在するようにも感じられる。だから月を見上げるとき、わたし達は自分の想いをそこに投影し、物思いにふけったりするのかもしれない。


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        何かの念に取り憑かれ、怒りや恨みなど圧倒的な感情に支配されて一時的に常軌を逸した行動を取るひと。 あるいは恋に狂って誰のことばも耳に入らず、破滅してしまうひと。 激しい思い込みによって自ら悪夢をこの世界に創造してしまうひと。 あるいはそんな幻を美しいことばや音楽、絵に変容させてひとつの世界を創り出すひと。 感受性の強い蟹座の第1ディーカンにあって、このシンボルは「現実」と「幻想」または「異次元」の間を隔てるベールがそれほど厚くはないことを示唆しているように思える。

何か普段とは異なる強い想いや思考が湧いて、そこから離れられなくなるとき。それが「聖なる力」だろうと、感情だろうと、欲望だろうと、突然の洞察だろうと「取り憑かれた」状態であることは確か。

それがこの先に待ち受ける障害への不安であれば「こうなったらどうしよう」「あんなことが自分に起きたら...」といろいろな状況が浮かんで眠れなくなったり。 何かステキなものやひとを見かけて、その対象が欲しくて欲しくて堪らなくなり夢にまでみたり。 一方、それが何か今後の人生への素晴らしい思い付きだったら、早くプランを実現したくてワクワクとそればかり考えていたりする。 まぁふとした想いがよぎっても、大抵は日々の忙しさにいつか忘れてしまったりするけれど。それでも人生、たまにはそんなことが起きたりする。


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  このところニュースを賑わせる凄惨な出来事を見聞きして、わたし達は「何故あんなことが...!」と思うけれど。 ふとした拍子に何かに「取り憑かれる」ことって、意外とよく経験しているんじゃないかな。。 二つの世界。二人のわたし。 いわゆる「現実」といわゆる「幻想」。それを隔てるベールから、時折漏れ出る異世界の光線。それにどう触れるかによって、結果は恐怖にもなれば歓びにもなる...悪夢にもなればインスピレーションにもなる。そんな世界をわたし達は創ってる。そして、その舵をとるのは、わたし達自身。もし舵が自分の内なる宇宙の核にあることを知っているなら。

B.ボヴィはこんなことを言っていた。
『輝く月を見つめすぎて狂ってしまったひとは、聖なる源泉に刺激された詩人だったかもしれない。そして「預言者」とは、ベールで変装した「狂えるひと」なのかもしれない』と。

その解釈は、その光景を自らの内に見るわたし達の深いインスピレーションに任されている。


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        土星とコンジャンクションの満月。わたし達は土星の力を使ってこの二元世界の狭間に立ち、護りながら開き、歪まずに刺激を受け入れ、どちらの世界にも固執することなく本来の自分が目指すはずの道をまっすぐ歩いていく.... そんな挑戦を受けるのかもしれません。

土星はアカウンタビリティーの惑星。自分に関わる全てのこと、全ての流れ。直接的にも間接的にも、わたし達が生きる世界はこの大きな「流れ」によって創造されています。そしてその流れの源泉は、実はわたし達ひとりひとりの何気ない想いなのかもしれません。まぁ少なくとも、土星はそう考えているようです。だから、土星はその最終的な責任を負うよう求めてくるんですね。

だからといって、自分の人生に起きる全てのことを把握し、その責任をとるなんてこと、わたし達に出来るはずもありません。仕事がうまく片付かないのはアイツがミスしたからだし、最近パートナーと喧嘩したのは相手がワガママなせいだし、一生懸命やってるのにイマイチ運気は悪いし.......あぁまったくイヤになるよ、ブツブツ。。 わたし達、日々こんなことを感じながら生きてたりして。。 

でも、結局この身に降りかかってくることは自分で引き受けなきゃならない。それもどこかで解ってはいる。 ならば最初からただ「うん、そうか」とだけ思う。ただただワケも無くイヤなことが降りかかってくるのでもなく、ただ相手がおかしなことをしたり、悪意を持ったりするのでもなく。 ただ、「そうなのだ。」と。 そしてその瞬間から、全てのコントロール、全ての流れを自分の内的宇宙に取り戻していけたら。自分の中の「虚」と「実」のベールを見据えていけたら...。


        まずは大きく息を吐いて、肩の力を抜いて。 今 わたしは行くのか? それとも留まるのか? 知ることの出来る全ての手札を前に、未知のスペースを残しながら。慌てずにその都度、こころ静かに決めていこう。そんなふうに感じる、満月前夜です...。



Cats_Eye_Nebula




have a great trek!!!★

hiyoka(^_^

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レイモンド・メリマン 週間コメント6/25【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント7/2【金融アストロロジー】