レイモンド・メリマン 週間コメント11/12【金融アストロロジー】🌕11/23の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

November 18, 2018

レイモンド・メリマン 週間コメント11/19【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2018年11月19日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されているそうですので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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今週のメリマン・コラムは抄訳になります。なお、≪ 長期的考察 ≫ は今後の米国経済についての話題ですが、時間の都合で省略させていただきます。
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≪ 先週を振り返って ≫

先週の各市場の動きに関して:

  エコノミストは原油の過剰供給が下げの要因であると言い、政治アナリストはBrexitとメイ首相辞任観測のゴタゴタが英国ポンドを下げたと言う。ビットコインが急落した真の理由は誰にもわからない状況だが、それを言えば1年前に何故あんなにも急騰したのかについても実は誰もわかってはいない。ビットコインの分岐点に関わる何かが発動し、それを追って新たな仮想通貨が誕生している。一方、「分裂」はビットコイン自体の価値を下げるかもしれない。

そしてここに私達の分析の鍵がある。「価値が下がる」とは? ファイナンシャル・アストロロジャーにとって「価値」とは何か? 「或る物が価値を持つ」という概念を支配するものは何か? それは金星だ。そしてそれこそがまさに過去6週間にわたって原油、株、銀、通貨、ビットコインに至るまで、金融市場を揺るがせた「モノの価値」のドラマティックな変化の原因だ。

6週間前の10月初旬、米国株式指数は史上最高値をつけ、他の多くの市場も数ヶ月ぶりの高値をつけていた。原油はほとんど4年ぶりの高値水準に達していた。ドル/円は約1年ぶりの高値で、米国債は8年ぶりの安値水準(金利は最高水準)に沈んでいた。サウジアラビアの著名なジャーナリストで評論家だったジャマル・カショギは10月2日、トルコのサウジ大使館で無惨に殺害された。そして10月6日にはブレット・カバノーが上院によって最高裁判事に任命され、その後は怒りに満ちた党派間バトルが続き、米国大衆に蔓延する政治的分断の裂け目はますます広がっていった。これら節目となるような出来事の全てが10月2日〜9日に起きている。そしてこの期間全てに共通する一つの要因、それは10月5日に蠍座で金星が逆行に転じたことだ。



≪ 短期ジオコズミクス ≫


    ファイナンシャル・アストロロジーにはいくつかのルールがあって、驚くことにその一部は上手くいくことさえある!... 冗談はさておき、ファイナンシャル・アストロロジーの原理の一つに、水星、金星、火星の逆行日に向かって数ヶ月のトレンドを保ってきた市場はどれも順行日まで続く反転トレンドの候補。中でも金星が一番信頼度が高い。

11月16日金曜、金星は10月5日に始まった6週間にわたる逆行運動を終えた。これは19ヶ月ごとに起きる事象だ。金星は「価値」を支配する。また「愛情」をも支配するが、それはまた別の話だ。とりわけ今回の金星逆行は蠍座で起きている。蠍座の金星の下で愛の話をしたいとは思わない。なぜならその取り合わせで愛と欲望の違いを定義するのは困難な話だからだ。もしその話をし始めたら、私は市場のトレンドとその転換という主題から簡単に外れて話し込んでしまうだろう。だが通常、それはこのコラムの主題ではないのだから。

    そんなわけでこの6週間を振り返ってみると、何かが変わったことは明確だ。10月5日頃、投資家は多くの市場で強気だった。その後彼らは、今週金星が逆行運動を終えていくにつれて、弱気に転じた。要するに、投資家は今その価値観を再び変え、市場はカウンタートレンドが起きる以前のトレンドに戻るということだ。つまり株にも原油にも再び買い気が生じ、金利も同様で、この6週間下げていたものが上昇を再開する。

    こうしたルールを妨害しそうなたった一つの宇宙要因として考えられるのが、トリックスターたる水星だ。11月16日に金星が逆行を終え、まもなく株式市場により明るいムードが漂いそうな中、トリックスター水星が3週間にわたる逆行ドラマを演じる。これは12月6日まで続く。金星逆行時は私達が物事に置く価値観(資産、愛、欲望など)の変化が問題となるのに対し、水星にまつわる問題は、コミュニケーションの齟齬、そして後先考えずに無造作に下した決定が後に再考や変更を招くような事態だ。全ては「変化」に尽きる。

今回の場合、市場の価値観は今後数日間にわたって揺れ動く傾向が出やすい。非常に短期の間により大きなボラティリティと価格の上下動が起きると考えられる。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:55│Comments(0)金融アストロロジー 

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