レイモンド・メリマン 週間コメント3/11【金融アストロロジー】🌕3/21の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

March 17, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント3/18【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年3月18日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週のメリマン・コラムは ≪先週を振り返って≫ を抄訳とさせていただきます。


≪ 先週を振り返って ≫


引用文

・ホワイトハウス前主席経済顧問が特に国家通商会議議長と商務長官を名指して語る “中国に対する関税など効力を持たない誤った戦略によって貿易戦争に敗北しつつある米国の現状”という話題についてのニュース(cnbc.com 2019年3月17日付)

・“英国議会はEUからの合意なき離脱はしないとする予想外の決定を下しメイ首相のブレクジット戦略をさらなる混沌へと引き込んだ”というニュース(Wall Street Journal 2019年3月14日付)


本文

  混乱と混沌、噂話、ゴシップ好き、出来事を互いに相手のせいにして非難し合う風潮など、魚座を逆行するトリックスター水星に影響を受けての世相。その中で日々目にすること、読むこと、聞いたことを信じ込まず、深い直観を頼りにすべし...という警句的な文言が再び書かれています。もし内なる声も聞こえず混沌とした感覚を覚えるなら、何も判断することなく、動かず、ただリラックスしているほうが良い。そして何としても心身のストレスを昂じさせるような対立関係は避けるべきだ、とも。

その他、株価関連ではおしなべて好調だったヨーロッパ、アメリカ大陸、マチマチだった環太平洋地域での結果と原油、貴金属、生牛市場の足跡についても触れ、いずれにしてもこれまでヒントとして示されてきたジオコズミック・サイン(魚座の水星逆行及び水星が支配する双子座の月)の示唆に沿っての値動きだったことが説明されています。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫


  今週は宇宙的観点から見てまたもう一つの「シフト」が行われる時だ。

まず第一に、3月16日〜17日は水星逆行(3月5日〜28日)の中間地点だ。サイクル高値または安値が逆行開始日近辺で示現しなかった市場はどれもが、その前後2取引日のうちに反転する有力候補となる

第二に、3月20日は春分(春の始まり)であると同時に満月だ。季節の変わり目、そして黄道最後の星座宮(魚座)から始まりの星座宮(牡羊座)への移行はマンデーン・アストロロジーにおいて常に重要かつ強力なシフトの時節とされている

厳密に言えば、キリスト教徒にとっては牡羊座の満月を過ぎてから最初の日曜は復活祭のホリデーなのだが、今年は何らかの理由があってそうはならない。復活祭は次の満月、つまり4月21日の日曜となる。きっと誰かがカレンダーの印を間違えたのだ*

  いずれにしても、太陽の魚座から牡羊座への移行は、人間心理が深い眠りや瞑想状態から、非常に活動的でいくぶん攻撃的かつ争い好きでさえある状態に移行することを示唆する。魚座において、私達はどう「感じる」かを凝視してきた。だが牡羊座では、行動に移すことを望む。だが、3月28日まではいまだに水星が魚座を逆行している。誰もが何かを行動に移す準備が出来ているわけではない。世界を見れば、多くの指導者達がもっとよく "話し合う" ことを望んでいる。いつまでか? 自分が為すべきことについて、彼らが現段階よりも「良し」と "感じる" ようになるまでだ。そしてそれがいったい何を指すのか、解き明かすことが出来ればの話だ。これは天上地上を問わず今のような状況の下では簡単なことではない。

しかしながら、行動をスタートさせたいという(無意識領域の)衝動は今週末には強い力となるだろう。3月20日、火星が冥王星に対し調和的なトラインを形成する。そして翌21日、金星が火星に対し挑戦的なスクエアを形成する。火星は牡羊座の支配星だ。火星は牡羊座と同様に、行動を欲する。だが金星(合意と歩み寄り/妥協の惑星)とのスクエア、そしていまだに魚座を逆行中の水星の影響下にあって、新たな行動開始がスムーズに運ぶかどうかは疑わしい。『ブレーム・ゲーム』すなわち「ある出来事をひたすら相手のせいにして非難し合い、実際の解決には何の役にも立たない状況」が、まぁこの春には満開の花を咲かせそうだ。


  株式市場を念頭に置いて見るなら、トランシットの火星がニューヨーク証券取引所設立図(1972年5月17日)の水星と太陽にコンジャンクト、水瓶座終盤度数に在泊する設立図の冥王星にはスクエアとなることに注目だ。

このトランシットは3月18日〜27日に発効するが、これは直前の天井からの急落と同期することが多い。換言すれば、この時期はなおも短期狙いの積極派で攻めの売買が得意なトレーダーに向いているということだ。投資志向のポジション・トレードは来週以降に順番が回ってくるだろう。

したがって今週は、コミュニケーションにおいては『忍耐こそが美徳』だが、短期のトレーディングにおいてはそれが不利益をもたらすことを肝に銘じておかねばならない。


* ここでメリマンさんは冗談めかしているが、実際は次のような子細がある。キリスト教の初期段階では、異なる教派の教会がそれぞれ異なる手法で月の公転周期を計算し、それを元に復活祭の日付けを決定していた。その後復活の時期に関する見解は合意を見ることなく幾世紀も続いている。けれどもたまにその日付が同期することもある。西方教会でイースター・サンデーと言えば、常に春分の次の満月後の日曜を指す。そんなわけで現在キリスト教における復活祭は毎年3月22日〜4月25日までの間の異なる日付となる。今年はたまたま春分が満月と重なるために、この満月が「春分後」とは見なされなかった。ちなみにこれまで最も早期の復活祭は2008年3月23日、最も遅い時期の復活祭は2000年4月23日だったという。




訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:55│Comments(0)金融アストロロジー 

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