🌑6/3の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)レイモンド・メリマン 週間コメント6/10【金融アストロロジー】

June 02, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント6/3【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年6月3日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【メリマンさんよりの告知】
今後2回の週末講座のため私は現在中国に向かっている。
そのため期間中のコラムは通常のスケジュールどおりには掲載出来ない可能性があることをお断りしておく。


≪ 先週をふり返って ≫

  “J.P.モルガンのCEOジェイミー・ダイモンは、エスカレートする米中間の貿易摩擦が企業心理を悪化させダメージを与える「真の現実問題」だと語った。『貿易はリアルな問題だ。これはちょっとした小競り合いから、もっとはるかに重要な現実と化している。もし酷い状況になって失敗すれば、他にも物事への信頼度や人々の投資への意欲を変化させる、さらなる驚きが待つだろう。』ダイモンは火曜、ニューヨークの会議でこう述べた。”

— Hugh Son
  “Jamie Dimon Warns US-China Trade Fight Becoming a
  ‘Real Issue’ that Could Deter Investment”
  www.cnbc.com 2019年5月28日付


  “CNBCのジム・クレイマーは火曜、資金を脇へ除けておくことで相場に身を曝す状況のバランス取りを行うべきだと述べた。『そこにはあるリアルな懸念が存在するからだ。』と言う。『もし早急に何かしかるべき変化が起きなければ、我々は米国経済の重大な減速の瀬戸際に立たされるだろうと考えている。』「マッド・マネー」の番組ホストでもある彼はこう語った。『消費意欲と企業心理の勢いは衰えてきている。今、この国では何かがおかしくなっている。』”

— Tyler Clifford
  “Cramer: The U.S. Economy
  “Could Be On the Verge of a Significant Slowdown”
  www.cnbc.com 2019年5月28日付


  木星・海王星ウェイニングスクエアの主要フェーズが進行しつつある。5月に始まった希望と楽観は、先週、5月が終わりを告げるとともに裏返った。

5月1日以前、あるいはその当日、世界の多くの株式市場は史上新高値をつけたり試したりしていた。中国と米国との貿易交渉が進み締結はもう間近だとされ、巷では楽観と「非合理的な活況」が明確に見て取れた。世界貿易と経済の爆発的な発展、これはこのアスペクトにおける射手座の木星が受け持つ典型的な顕れだ。S&Pとナスダック総合、そしてチューリヒのSMIとオーストラリアのASXは記録的な高みに昇り、ダウ工業平均は史上最高値近くまで騰がっていた。『フォーキャスト2019』(と『マンデーン2019』)の中で多くのページを割いて論じたとおり、これは木星・海王星スクエアの「セットアップ」局面だった。

だがその後、このプロセスは突然奇妙は転回を見せた。これも木星・海王星ウェイニングスクエアに関連する性質に沿ったものだった。こう想像してみよう。あなたは合意を形成したい相手と交渉の最終段階に入っている。あなたはもっと譲歩してくれと相手に持ちかける。すると相手はこう言う。『そうですね。もしあなたがそう望むなら、以前合意した別件をチャラにしてもらわないといけませんね。』

妥協はどんな交渉事においても核心的な要素だ。何かを望むなら、何かを諦める必要が生じる。しかし、相手方からすでに合意した条件を元に戻すよう持ちかけられた時、あなたが不快感を示すなら、何が起きるだろう? 大したことは起こらない。交渉を続け、双方が何かを得て何かを手放す中間点まで歩み寄ることで合意し、その結果がフェアでありバランスが取れていると見えるようになるまで他の妥協点を探り続けるだけの話だ。

あるいは、あなたは真っ向から腹を立て、相手側が以前の約束を破ったと声高に主張し、先方は不誠実だと申し立てるだろうか? このような主張とそれにともなって、語り口を互恵的な色合いから不誠実さに対する非難へと変える行為は、合意の可能性を粉々に打ち砕く。不誠実や誤魔化しの申し立て(または実際にそれを体験すること)もまた、木星・海王星が持つ特質の一つだ。

交渉は決裂する。その原因は「新たに出された要求への反応」という形で提示する条件として、一方が以前合意した条項を変えたいと望んだからではない。おそらくはそうした行為の中に暗示される誤魔化しや策略の存在と、それを公表することが要因だろう。交渉事においては奇妙なやり方だが、現在の宇宙的フォーメーションを反映する筋書きだ。


  株式市場は貿易交渉の突然の変化にネガティブな反応を示した。ビッグな貿易協定が世界貿易のビッグな増大に繋がるという期待が、今や世界経済を収縮 — 拡大ではなく — へと導く大きな失望感へと変容したのだ。5月初めに26,700を試していたダウ工業平均は、月末には24,800を試していた。その差はおよそ2000ポイントだ。前回のコラムでも2019年で最も重要なジオコズミック期間であると概説した6月9日~24日という時間帯に私達が近付くにつれて、楽観はミニ・パニックの可能性を包含しながらヒステリー状態に向かおうとしている。私達はすでにこの宇宙的セットアップにともなう影響力を体験しつつあるのだ。

政治・金融の分野が統制力を失うという懸念が増大するにつれて、投資家は資金を注ぎ込むべき他の領域を探し求める。それによって米国債は年初来高値まで舞い上がった。こうした懸念がより深刻化し始め、皆がシステム崩壊への怖れを感じる時、投資家は金を買う。先週は金の強力な反騰が目撃された。たった1週間前には1270以下だった金は、このコラム執筆時点で1310以上に戻している。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “米ドルはまもなく世界の基軸通貨という地位を失うのだろうか? この問いに対する大方のコンセンサスはNOだ。ドル離れには数十年かかるだろうと言われている。だがこのような見方は楽観的過ぎる。過去18ヶ月の為替市場は脱ドル化(dedollarization)が進みつつあることを示している。”

— Sahil Mahtani
  “The Dollar May Be Knocked Off Its Pedestal”
  Wall Street Journal 2019年5月23日付

  “国際貿易における米国の統制を嫌い始めた同盟諸国は、今や米国通貨に依拠しない代替システムを開発しつつある... 世界貿易がドルによって押し進められてきた事実は、あらゆる地域からあらゆる物品を輸入し輸出する、ほとんど全ての存在を支配するような、けた外れの力を米国に与えてきた。こうした影響力は、米国主導の貿易制裁のターゲットにされやすい敵国が抱える長期にわたるフラストレーションの源だった。”

— Justin Scheck and Bradley Hope
  “Dollar Rivals Emerge, Testing U.S. Power”
  Wall Street Journal 2019年5月29日


  人が新たな行動に乗り出す時は、えてして意図せぬ結果が待つものだ。関税引き上げによる新規の貿易戦争をスタートさせる場合に直面し得る一つの結果は、その行動によって影響を受ける側が他の貿易相手を探したり、取引量を増やすための別な方法を取っていく過程において、期待とは逆の効果をもたらすことだ。商品を輸出入する手段を米ドルから別の通貨にする動きが勢いを増し始めている。これは米国始原図の冥王星上で山羊座の土星と冥王星(トランシット)がコンジャンクトする時に示される一つのテーマだ。

現在、私達は宇宙から二重の挑戦を受けている。それは木星・海王星スクエアと、山羊座における土星・冥王星・月のSノードのコンジャンクションだ。射手座の木星は、「拡大」し「成長」したいという切望を表す。そして、物事は生来 "良い"ものであり、もっと良くなっていくものだと "信じる"。

土星と山羊座は正反対で、「縮小」し「後退」する。"信条" によって働くことはなく、むしろ実際に目の前で起きている "現実" に基づいて動く。そしてこれらの力学は6月、特に6月9日〜25日(日本時間)にそれぞれのクライマックス・ポイントに到達する。しっかりつかまっていよう。ジェットコースターは動き始めたばかりだ。

では何が予測出来るだろう? それに対して今、何が出来るだろう? この宇宙エネルギーの下であなたに出来ることは2種類だ。親切さ、同情心、他者を助けること(だがあくまで事実に即して正直でなければならない)の顕れとなる多様な行動をとるか、あるいは自分のやり方で何かを為すために他者を屈服させようとして拒絶に遭遇するかだ。ポジティブな可能性で言えば、山羊座の土星・冥王星は自分自身の「個人的な倫理原則」を自覚するキャパシティを持つ。そしてそれらを全ての攻撃から護るよう求められる。

冥王星はもともと変容と変革のフォースだが、山羊座の土星とともに在る時は、特にこの特質が強調される。これはあらゆる「力」と関連する。自分自身の「倫理原則」に忠実であり続ける限り、あなたは力を持つ。それがあなたを力づけるのだ。だがもし自分の倫理原則を曲げてまで他者にあなたを支配する力があると思わせれば、その通りになる。そしてその過程において、あなたは自分自身を失うことになる。あなたは強力な罪悪感とともに、重大なアイデンティティ・クライシスに陥るだろう。これは人生において節目となる危機のポイントだ。そしてカーディナルサイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)の18°〜22° *に主要惑星を持つ人々にとって非常に重要な問題だ。また1月9日〜13日(日本時間では14日も)、そしてその前後90日目にあたる日(4月、7月、10月)が誕生日の人も、この時期の強烈さに気付くことだろう。

自分自身の思考を明確にしておくことだ。そして自分が何に拠って立つ者であり、何を大事にするのかをよく自覚し、それを護らねばならない。


  短期的に見れば、今週は双子座の新月が起きる。双子座は多くの新しいアイデアに満ち、インスピレーションを受けて機敏に動ける質を持つ。だが、そんな多岐にわたる思考を秩序だった物事にまとめ、しかも落ち着いた状態であり続けることは困難だ。木星と海王星もまた双子座と同様にミュータブルサインであることから、この時期は非常にワイルドな様相を呈することになるだろう。それは個人それぞれの感情面においてもそうだし、当然ながら市場が上下するその変動ぶりにおいても言えることだ。





訳文ここまで
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* トゥルーノードで見る場合、月のノード軸は山羊座/蟹座の17°台になる。冥王星は6月9日〜25日の間、スイス・エフェメリス上で山羊座22°41'〜21'まで動く。したがってカーディナルサイン18°〜22°台の前後1°の範囲は影響圏に入るかもしれない。

6月2日
一つ下の新月記事中/惑星スケジュール/5月31日の項目にバージニアビーチ銃乱射事件のチャートとアスペクトを追記しました。


hiyoka_blue at 20:56│Comments(0)金融アストロロジー 

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