レイモンド・メリマン 週間コメント6/3【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント6/17【金融アストロロジー】

June 09, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント6/10【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2019年6月10日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中や訳文下の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【メリマンさんよりの告知】

今後2週間は講義で海外に滞在中のため、このコラムの執筆時点は通常より早めになる。このコラムは雇用統計が出る7日前日の6日木曜に書かれたものであることをお断りしておく。


≪ 今週のみの項目:これまでとこれから ≫

  “下落する債券利回りは成長鈍化を示しており、もしイールドカーブの反転が3ヶ月続くなら、ほとんど常にリセッションを予測し得る。トランプ氏はFRBが利下げをすることで再び全てを "グレート" にすることが出来ると信じているようだ..... 米国の関税は世界中の経済成長にとってネガティブなインパクトを与え、翻ってそれが米国の輸出の障害となっている..... トランプ氏、そして彼の外遊に随伴する共和党の議員達は、中国への関税に対して悲観的見解を持つ人々は間違っていると言うが、当初の関税は税制改革と規制撤廃が持つ成長効果によってその影響が矮小化され.... (そして)もし関税引き上げが苛酷さを増し今後も衝動的に課されるなら、そこからのダメージは大きくなるだろう。遅かれ早かれ、拙い政策は常に経済的にも政治的にも高い代償を払う結果になる。”

— Wall Street Journal Editors
  “Washington’s Anti-Growth Turn”
  2019年 6月6日付

  “新たに出された2種の分析は、トランプ氏が中国、メキシコ、ヨーロッパとその他の政府を懲らしめるために駆使している関税が、彼の1.5兆ドルに及ぶ低・中所得者向け減税のもたらす効果を帳消しにするか、それ以上の結果を生む可能性があると示している。”

— Jim Tankersley
  “Trump’s Tariffs Could Wipe Out Many Gains From His Tax Cut”
  2019年6月5日付

  “大勢の人々、これには上院議員も含むが、彼らはこと関税のこととなると自分達が何を言ってるのかさえわかってない。彼らは何も — 完全に何もわかっちゃいない。”

— ドナルド・トランプ
  Brett Samuels,
   “Trump: Senators ‘Have No Idea
     What They Are Talking About’ On Tariffs” より
  The Hill 2019年6月6日付

  ここ北京から、読者の皆さんへ挨拶を送りたい。この地は世界の経済を担う2大国間に勃発した貿易紛争の一拠点だ。ここで私は超現実的な光景を目にしている。CNNでは米国、英国、フランスによるDデイ(ノルマンディー上陸作戦開始日)の記念行事が映し出され、その中で米国大統領はまさに大統領らしい佇まいで、米国と世界第5位の経済大国である英国間に締結される、前途洋々たる貿易協定を請け合っている。

次に別の局にチャンネルを変えると、中国の最高指導者 習近平とロシアの大統領ウラジーミル・プーチンが莫大かつ歴史的な取引協定に合意したことを記念する印象的な式典が報じられている。

射手座の木星が示唆するとおり、大規模な貿易協定への合意が世界中で起きている。例外は米国で、何度も何度も協定締結が約束されながら、いまだに実現していない。だがこれもまた、射手座の木星が魚座の海王星にスクエアを形成する時の典型例だ。物事を上手くまとめていく際に立ちはだかるウェイニングスクエアは、まず間違いなく最も困難なアスペクトだ。だが参加する全ての当事者間に互いへの信頼があれば不可能ではない。しかし、信頼が裏切られたり皆無である場合は全てが帳消しだ。そして頻繁に見られるその結末は、相手方への中傷、そして公言した物事を実現出来なかった失敗を糊塗するための責任追及だ。

  ともあれ、米国と世界の株式市場は1ヶ月にも及ぶ下落を6月3日月曜に終えて力強いリバウンドを見せた。5月中に2,000ポイント以上下げた後、ダウ工業平均は火曜〜木曜(これを書いている時点)にかけて爆発的に上昇し、たった3日で約ひと月分の下落の半分以上を戻した。金と銀も急上昇し、金は水曜に年初来高値(1,350ドル近く)を試した。金はわずか1週間前に安値を試し、銀は安値をつけていた。何が変わったのか? 連邦準備制度理事会議長ジェローム・パウエルが火曜、金利引き下げという選択肢も可能性としては開かれていると述べた。これだ。新月とともに古いサイクルが終わり、新しいサイクルが始まった。非常に象徴的な出来事ではある。

  しかし、木星・海王星がもたらす「非合理な活況」の次の段階へと入っていく新しい思惑の冒険はいつまで続くのだろう? この「壮大なイリュージョン」を映し出すアスペクトは3回にわたって形成されるが、その2回目が起きる6月16日に向かうにしたがって、私達はまもなくその結果を目にするだろう。だがもともとこのアスペクトに付いて回る狂気、奇妙な歪み、そして偽善的な思考や行為さえもが、すでに現象として顕れ始めている。このコラムでも過去何度となく述べてきたように、目に見えるもの、聞こえるもの、そして読もうとするもの全てを信じることは出来ない(そして確固とした証拠なしに受け入れてはならない)。

現在発効しているこの惑星コンビネーションほど信頼するに足りず、現実や真実からかけ離れたアスペクトを思い起こすことは、私には不可能だ。とりわけ6月9日〜24日(日本時間25日、もしトゥルーノードをとるなら26日まで)の期間は注意を要する。

さぁ私達はそのとば口に来た。シートベルトをしっかり締め、心の準備をしておこう。最善の結果を得られるとすれば、外界の光景を楽しむことが出来るだろう。だが悪くすれば、幻滅し、失望さえするかもしれない。世界の指導者達が善きインスピレーションを得て行動しているのか、それともただ奇妙さを露呈し、幻想世界に住むことに失敗するのかが明らかになるにつれて、結果も見えてくるだろう。

  ところでリアリティ・チェックを受けるにあたり、最も大きな挑戦を受けるのは誰だろう? ミュータブルサイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)の17°〜21°に惑星(や感受点)を持つ人々だ。これには6月8日〜13日生まれ、そしてこの期日から各90日ごとの日付に生まれた人々が入る。つまり太陽を当該度数の領域に持つ人達だ(双子座17°〜21°から90°ごとの領域)。

これは壮麗で魅惑的な式典や祭典に参加し、祝うにはとても良い期間だ。しかしながら、あなたのことを頼みにならず信頼できないと見た他者を激怒させたいと願っているのでもない限り、事実を誇張したり、守れない約束をしたり、またはすでに取り交わした約束事への違反や破棄を行うには良くない時期だ。

  ではこうした力が金融市場にどう影響し、どの市場が最もリバーサルを起こしやすいだろう? もちろん、原油はその筆頭だ。木星と海王星、そしてそれらが支配し在泊している射手座も魚座も、全てが原油に関連している。もしあなたが原油を取引しているなら、この時期はMMAが発行するニティン・バンダーリの『Time for Crude Oil』リポート講読を検討する重要なタイミングかもしれない。実のところ、この時期に向かって急激に騰げたり下げたりしているどの市場も皆、重要なリバーサルの候補になる。この先は今年最強のジオコズミックが満載と言うべき時間帯なのだ。

  だからこの時期を大いに楽しんでほしい! だが何事も易々と約束したり請け合ったりしないことだ。自らの手で自分に馬鹿を見させてはならない。木星・海王星スクエアは、いわばパーティーのようなものだ。だがそこには自分がやり過ぎたこと、言い過ぎたことへの狼狽や困惑が潜在している。その後に来るのは二日酔いならぬ失望と落ち込みだ *

投機にもまた同じことが言える。あなたは大きな利益を掴むかもしれない。だがそれが消えて無くなる前に利食いすることを忘れないように。そうしなければ、不注意と楽観によって全ては雲散霧消する。あなたの直感はズバリ当たる可能性がある。しかし、もし気分が良くなって自己規律を忘れるなら、その緩みは確実に最終的なトレード結果に顕れるだろう。

  そしてもう一つ、トレーダーとして心しておきたいことがある。「噂で売って事実で買う」ことだ。

いや、これは逆ではないか? 木星が海王星にスクエアを形成する時、いったい誰が真実を知るだろう? しかし、今後2週間のうちに発効するこれら惑星ファクターの研究を通じてひとつだけ、私達が確実に知っていることがある。それはこの期間が十中八九「噂にまみれ、出てくる事実は非常に稀な時間帯」だということだ。






訳文ここまで
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* (新月記事にも類似したことを書いたけれど...)

  この期間は途中まで水星・火星ダブルOOB期と重なることもあり、勢いに乗ったことばが飛び交う傾向がより顕著になる可能性がある。たとえばSNSなどでも、一次ソースの原文を巧妙に切り取ったり、自己流の解釈を加えて文脈を操作したツイートや記事が流れやすい。また脊髄反射のようにそれをリツイートしたりシェアするひと達も輪をかけて増えるのではないだろうか。

射手座の木星には、形成するアスペクト等で触発されるネガティブな側面のひとつとして「自己のドグマ(または思い込み)によって正義の鉈をふるう」、そして魚座の海王星には「責任回避のために犠牲者を装い同情を集める」という一面がある。もしこれがダブルOOBの影響下で短絡すれば、『動機が正義にかなうものなら、少しくらい大袈裟に言おうと嘘が混じろうと構わない』という心理に繋がりやすい。この心理には根底に『相手側こそがもともと嘘をついている(に違いない)』という、よく突き詰めてみるとほとんどいわれのない前提が存在し、それが罪悪感を帳消しにする安全弁となっていることが少なくない。これは当事者にとって無意識の感情的要因(魚座の海王星)に根ざしていることも多いので、惑星達の誘いに乗って極論に飛びつかないように十分な注意が必要と思われる。

また、このところエリスやオルクス、フォルスなど他罰的なエネルギーに変換されやすい外惑星達も長期で働いている。それは自分自身が怒りを感じて排他的になりやすいというだけでなく、そんな自分の行為を「どこかで誰かが醒めた目で見ている」という現実をも示唆している。この時期に失った信頼を回復するのはけっこう大変かもしれない。なのでコラムでメリマンさんが指摘している自己規律、そして一歩踏み留まってひと呼吸入れるといった習慣は今とても大切なことだと思う。


hiyoka_blue at 20:56│Comments(0)金融アストロロジー 

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