レイモンド・メリマン 週間コメント7/1【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント7/8【金融アストロロジー】

July 02, 2019

🌑7/3の新月・日食―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

【お知らせ】
やはり当分は新月と満月を一緒にしたスタイルにしてみます。
ただ月蝕も強力なので、もし追記したい事柄が出て来たら短い記事を
満月・月蝕時に掲載するかもしれません。
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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つのではないでしょうか。
    例えば... シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  7月3日04:25前後、北海道周辺で 04:31前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は04:16頃、沖縄周辺では 03:46前後に蟹座 10°37’ で新月となります。

前回の新月のテーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月・太陽 ♋️蟹座10°~11°― 発効期:7/3~7/31 】
🌑🌞"A large diamond not completely carved"
   『完璧な研磨を施される前の大きなダイヤモンド』
            ↓
🌑🌞"A clown making grimaces"
   『しかめっ面をする道化師』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】

ひとによっては数日前から前倒しで感じられると思います。
今回は新月から満月を経て次の新月まで共振し続けるキーワードを抽出しています。
 またアスペクトについては月蝕以降を入れるとまた長くなりすぎなので、
 今回は新月~満月までにしました。


→★大きな潜在性を前に、秘められた可能性やその価値を熟考する必要
→★一度波に乗れば終着点まで戻る道はないという可能性を知っておく
→★荒削りで不細工な状態や状況の中に存在する絶対の透明度を見る
→★いまだ発展途上の物事を損なわないためにそっとしておく必要
→★「洗練」させていくうちにいつしか失われる類い稀な特質に注意
→★未完成のものや途中経過に見られるどんな光景にも一抹の美を感じる能力
→★突出したり目立つことを避けるため、場や役割に相応しい外見をまとう智恵
→★単なる頑固さではなく、柔軟でありつつ確固とした意志を問われる状況
→★仮面をつけて自分をカモフラージュしながら真の賢さとは何かを問い続ける
→★いつもの光景、いつもの顔ぶれ、いつものことばの裏に隠された見知らぬ現実
→★膨張と収縮を繰り返す社会的価値観や「格差」の歴史的螺旋運動に気付く
→★ゲーム的またはギリギリのユーモア感覚でその場の雰囲気を変えていく技量や能力
→★知識ではなく、ただ理屈ぬきに感じられる刃のような「現実」への理解
→★高揚感を感じさせて良くも悪くも他者に影響を与える/与えられる
→★「賢明な愚者」として人生に張られたひと筋のロープを渡りきっていく
→★複雑な物事を「こうだ」と判断した瞬間、真実を掴みそこねる可能性に注意
→★人間らしさを否定することなく冷たい水のような冷静さを保つ必要
→★2種の、実は等価の選択肢のうち1つを選ぶか選ばずに去るかの選択
→★どんな選択にもそれぞれの痛みがあることを知った上で
  自己の揺るぎなさを確かめる・・・→

★エネルギーのポイント:
 前回の新月『難路を越えるために必要な重さを感じる』
             ↓
 今回の新月後ろで扉が閉まり、それを背に最初の呼吸をする
                   
            
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★7月新月・日蝕の星模様とチャレンジ ★
(主なアスペクトとスケジュールざっと)
 ※前回長くなりすぎたので個々のアスペクトについての解説は省きます。
 何か思いついたらその都度ツイートするかもしれません😉)

土星・Sノードがコンジャンクト、海王星がノード軸を調停
 冥王星は自身のノードとコンジャンクト
 新月が土星・Sノード・冥王星とオポジションで
 それらに加えて火星とパラレル&コントラパラレル

MCに海王星がコンジャンクト

天王星・ジュノーがスクエア、MPにアスボルスで不調和の小三角

7月8日
 水星逆行開始 午前8時過ぎ〜8月1日まで
 獅子座4°27~蟹座23°57(ほとんど月蝕の太陽の位置)
 (8月15日に水星が逆行のシャドウを抜ける)

 (今回の水星逆行のテーマについては6月20日にTwitterで連続ツイートしていますので、もしまだのひとがいたら覗いてみてください)

7月9日 金星・天王星セクスタイル

9日~10日 
 逆行の水星R・火星がコンジャンクト
 太陽・NノードがコンジャンクトしてSノード・土星とオポジション
 月がレクイエムと冥王星・キラルス・エリスのGスクエアをトランスレート
 イカルスと木星が火星・水星コンジャンクションへクァドリフォーム

11日
 太陽・海王星がトライン、火星・カイロンがトライン

12日
 火星・天王星がスクエア
 海王星・月・ノード軸と太陽がカイト形成

14日〜15日 太陽が冥王星とオポジション

7月17日06:38 山羊座24°04で満月・月蝕!

18日〜22日
 金星がNノードとグリーヴにコンジャンクト
 金星が土星とSノードにオポジション
 金星が冥王星にオポジション

21日〜22日
 逆行の水星が太陽にコンジャンクト(逆行中日)

27日
 火星とエケクルスから土星とSノードにYOD

28日 金星が獅子座にイングレス
30日
 太陽が天王星にスクエア
 土星・ノード軸とインシデンティアがTスクエア
 逆行の水星とエリスがスクエア
 火星・ジュノーとヴェスタがスクエア
 アスボルス・アグニ・ルシファーがコンジャンクト

8月1日12:15 獅子座8°36で新月!


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  6月までのセットアップ準備段階を経て、わたし達はこの日蝕から一段階進んだ領域(と言ってもいいかな)に入っていきそうです。これから月蝕、そして12月の金環蝕(日本では部分蝕が見られる)と2020年1月の半影月食、そして春を迎えるまでの間に、世界の政治・経済・社会、そして日本にも、本当に沢山のことが起きてくると思います。もちろん、わたし達それぞれの人生にも。各自が選んでいる人生の道で、心理的にも現実の状況においても、様々な変化を体験するひとが多いのではないでしょうか。わたし達はとにもかくにも扉を開けて、新しい世界へ一歩踏み出そうとしているところ。突然明日から何かが変わるわけじゃなくても、こころの細胞がリニューアルしていく。そんな とば口に立つ今...

今、ひとつ深~い呼吸をしてみて。自分の体を隅々まで複雑に感じながら。何かが、変わっていく。何かが落ちて、何かが芽生える。数年経ってふり返ったとき「あぁ、あの時期がひとつのきっかけだったのかも...」と感じられるかもしれません。

  さて、今回の新月は皆既日蝕。でも残念ながら日本では日の出前で、見えるのは南太平洋~南米のチリ、アルゼンチンあたりです。また周期はサロス127で、このファミリーが生まれたのは西暦991年。蝕を研究しているアストロロジャーの間では、特に日蝕のサロス・ファミリーが生まれた当初のエネルギーがそのファミリーに属する蝕の特質を決めるという定説があります。つまり蝕のネイタル・チャートのようなものでしょうか。けれどサロス127が生まれたのは今から1000年以上前の10世紀末。日本では藤原氏が摂関政治を行っていた時代ということで、現代にあてはめて考えるのは難しそう。なのでもうひとつの有力な考え方を取るとすれば... 以前起きた同じファミリー内の日蝕のうち、世界の同じ領域を太陽と月が渡っていった年を見ること。

それが1965年5月30日に双子座で起きた日蝕で、これは今回と同様に南太平洋~南米にかけてが可視領域でした。

 2019年7月3日の日蝕
2019
 1965年5月30日の日蝕
1965


  当時のチャートはMCに土星が乗り、ICには冥王星(とエケクルス)、オーブ3°で火星と天王星がコンジャンクト。太陽と月は12室双子座9°13'で木星、ルシファー、ネッソスがコンジャンクト。それまでの指針や権威(太陽)が翳りを帯びて見えにくくなり(12室)、攻撃性や暴力性の台頭が感じられるとてもダイナミックな構図でした。

では、日本を中心に当時の出来事をざっと見てみましょう(wikipediaより抜粋)
(日蝕の有効期は起きた日の前後半年、起きてから6ヶ月~1年または3年と諸説ありますが、ここでは1965年の1年間を見てみました。)

1月  インドネシア国連脱退(翌年復帰)

2月  ベトナム戦争で米国が北爆を開始
    全日空貨物機失踪事件発生(22ヶ月後に墜落機体発見)
    米国で黒人運動指導者マルコム・Xが暗殺される
    夕張鉱業所ガス爆発61人死亡

3月  山陽特殊製鋼倒産
    ソ連 人類初の宇宙遊泳に成功
    チリ大地震発生

4月  米国でのベトナム反戦運動が世界に拡がり、日本でも
    「ベトナムに平和を!市民連合」=「ベ平連」が結成される
   (以降、新左翼思想に基づく暴力的な学生運動の勢いが高まる)

5月  室蘭港ノルウェー船衝突炎上

6月  山野炭鉱ガス爆発237人死亡
    日韓基本条約締結(日韓国交正常化)
    沖縄アメックス銀行22万ドル盗難事件

7月  名神高速道路開通
    少年ライフル魔事件発生

8月  発生から5年間続いた松代群発地震が始まる
    シンガポールがマレーシアから独立

9月  インドとパキスタン軍がカシミールで衝突(第二次印パ戦争勃発)
    日本万博開催決定
    インドネシアでクーデター未遂

10月 朝永振一郎博士ノーベル物理学賞受賞
    台風によるマリアナ海域漁船集団遭難事件 死者行方不明209人
    警察庁広域重要指定105号/西日本連続強盗殺人事件

11月 中国で文化大革命始まる
    ローデシア、独立を宣言
    戦後初の赤字国債発行決定
    コンゴ民主共和国でクーデター、コンゴ動乱の終結

1965年11月23日

    サロス132の日蝕
    (2019年12月26日の蝕と同じサロスファミリー)
    可視領域:アフガニスタン、パキスタン、インド、ネパール、
    ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナム、マレーシア、
    インドネシア、パプアニューギニア

12月 日本が国連安保理事会の非常任理事国に当選
    米国の宇宙船ジェミニ6号と7号が初のランデブー飛行に成功


  どうでしょう? もちろん同じようなことが起きるわけではないけれど、この蝕(と年末の蝕)が持っている独特の雰囲気はなんとなく掴めるでしょうか...。ちなみにサロス127の最初の蝕(991年)は天秤座22°台で、主要なテーマは「プライドと占有権の問題」でした。


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  また英国ウェールズ大学の文化占星学/天文学の博士号を持ち多くの著書でも知られるアストロロジャー、バーナデット・ブラディはこのファミリーの特徴を:
『非常に過敏で過剰な反応が起きやすい。状況を一変させるような大ニュース、または若者(や子供)が関わるニュースが流れ、それが懸念を喚起するか、人々を妄想的にしやすい。また人々は壮大な(または "主語の大きな") 構想に魅了されたりプランを実行しようとするかもしれない。それはポジティブな可能性を持つ。だが調子に乗って足許を見ずに押し進めれば転倒するかもしれない』と記しています。

  じゃ今回の日蝕は? 今回はノースノード・イクリプスで本来「未来志向」という質を持ちます。けれどASCが蟹座6°台でロードが夜明け前の蝕の月、そして7月8日からは次の新月当日(8月1日)まで水星が逆行するとなると、先の見通しはなかなか立ちにくいかもしれません。物事の方向性がハッキリ定まらずに二転三転してみたり、希望が膨らんだりしぼんだりと、矛盾した情報に振り回されて過度に感情的なムードが世の中を覆う傾向も見られそうです。内的世界ではイマジネーションがとても豊かになる反面、様々なプレッシャーに対しても敏感になり、そのために内側(自分のテリトリー)を護ろうとして頑なになってしまったり、何かに囚われて他が見えなくなるひともいそうです。


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  一方、この新月が起きる蟹座10°台は第2ディーカンの始まり。それはこの新月期が人々に「家族的な繫がり」「血統」「伝統」の持つ価値に意識を向けるよう導くことを示しています。メリマンさんは今回のコラムで「愛国的」と表現されていましたね。新月図ではこれが1室に入ることから、これが意味するのは国内で暮らしていれば気にする必要もないような「日本人としてのアイデンティティ」を意識させるということかもしれません。この新月/日蝕に隣接する月のNノードは蟹座17°台。そのテーマは『受け継いだ伝統、遺産、品性を基に立ちそれを護る』。また対向する7室(他者)山羊座17°のSノードのテーマは『新たな天地を求めアイデンティティを賭けて闘う』。

うーん...こうして見ると、この蝕がネイタルの主要な感受点に触れるひとには「自己」と「他者」の間に「自分自身であることの権利」をかけた闘いが起きる...とも考えられます。それはもし勝てなければ自分の根幹が侵害されるような感覚かもしれません。また日本全体として見ても、G20の儀式を終えた今。国外でも、また参院選を水星逆行中に控えた国内でも、様々なパフォーマンスの陰で激しいせめぎ合いや騙し合いが続いているはず。しかも新月図のMCには逆行中の魚座の海王星が乗っています。


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  木星・海王星の2度目のウェイニングスクエアは終わったけれど、まだオーブは2°弱です。獅子座入りしたばかりの火星の勢いを駆って、高々と理想を掲げるのはたやすいこと。それに、感受性豊かでインスピレーションをキャッチしやすく、アートや美への感性も高まりそうです。けれど反面、あらゆる刺激に影響を受けやすく、いつのまにか暗示にかかってしまうような弱さ、優しすぎて利用される危険もはらんでいます。さらに、逆行間近の水星は海王星にセスキスクエアで、曖昧さを増幅しそう。気付かないうちに「いわれのない罪悪感」を引き受けてしまわないよう注意してね。

上昇惑星の金星は明けの明星(ルシファー)で、ぎりぎり双子座28°台。この度数はアストロロジャー、エリック・フランシスが言うところの「アトランティス・ディグリー」(水面下で進行していた変化が前兆として顕れる)です。これは金星なので心理的なことだと思うし、自分自身にとっての「聖なるもの」を瞑想するには良い配置だけど。確かにどの要素をとっても今は上辺に立つ白波だけを見て「事実はこうに違いない」と判断するのは避けたほうが良さそう...。

また、新月に対向する7室の土星・Sノードのコンジャンクションと隣接する冥王星も、ちと厄介な存在かもしれません。逆行中の冥王星は山羊座22°台で、自身の惑星ノードとコンジャンクト中。ヒタヒタと浸入するような破壊力を保持しています。これを新月にオポジション形成とするには一見離れ過ぎにも見えるけど、赤緯で見ると月・土星・ノード軸・冥王星がパラレルとコントラパラレル(コンジャンクション、オポジションと同等)という構成に。そして火星もパラレルでこれに加わります。なんだか世界のあちこちで怒りのパワー(社会や政治、他者の行為に対する)が燃え上がりそう。けれど山羊座の土星・冥王星・Sノードの取り合わせはかなりしたたかで、喰うか喰われるかの世の中を識りぬいた感じもあります。上辺で勝とうと負けようと、最終的に損はしないやり方=政治を心得ているでしょう。特に日本の新月図ではこの組み合わせが1室と7室に入ることから、「自国」と「相手国」、「わたし」「わたし達」VS「彼」「彼ら」との関係が鏡合わせになって、怒りを通して自分自身の立ち位置をあらためて認識し直すというテーマが浮上しそうです。


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  そんな蝕の新月期。今一番必要なのは — 落ち着きと、しなやかさ。けっして攻撃的にならないこと(万一、頑なな底意地の悪さを露呈してしまったら、何処かで重要な誰かがそれをじっと見ているかもしれません...)。そして、物事の本筋がいったいどこにあるのかを冷静に見抜いていく目。何かあったらまず呼吸を整え、思考の筋道を整理して。そのうちに少しこころが透き通り、フッと肩の力が抜けてくるかもしれません。そのとき、様々な選択肢の中で今抱える問題に一番有効な観点と、もし必要なら行動の手段が見えてくると思います。 

あるいは...もしかすると今まで醜く見えていたもの、あるいは美しく見えていたものが少しずつ色褪せてくるかもしれません。そしてそれがまた逆転してみたり。

周囲の物事が、ひとが、少し違って見えてきたら... すぐに打ち消したりせず、それも可能性のひとつとしてこころに取り入れてみる。緊急を要することでないなら、沢山存在するパズルのピースをテーブルに並べたまま、お茶でも飲みながらしばらく眺めてみる...。たとえ周囲が右往左往していても、本当は自分だって揺れているのだとしても。やがて物事は流れ流れて落ち着いていく。たぶん、あるべきところに。そこまで待ってみるのも悪くはない。これからしばらくの間は、焦って判断を下したり脊髄反射的な行動を取るよりも(少し長い目で見ることが出来るなら)きっとその方がベターな結果を得られるでしょう。


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  それでも。もし闘わなければならないのなら、または何か現実的な問題を抱えて対応が手に余るなら、その対応が可能なひとに動いてもらうことも出来るでしょう。ただし感情だけで説得するのは危険です。おそらくそれでは力のあるひとは動いてくれません。もし勢いでひとを動かせたとしても、やがては行き違いで内輪揉めに発展する怖れがあります。繰り返しになるけれど、そのためにも自分がどんな結果を欲しているのか? 護るべきラインは何処までで現実的な落としどころはどのあたりか? それはどんな展望に基づいたもので、なぜそれが必要だと思うのか? そして何よりもまず、自分の真の「動機」はどこにあるのかを、出来るかぎり「こうあるべし」という鋳型を外して赤裸々に見ておくことが今、とても重要だと思います。

そしてこれはおそらく現実の問題だけでなく、自分自身の「生き方」や「人生のゴール」としてイメージする光景、「幸福感」、つまり自分自身の内的宇宙(わたしだけのテリトリー)に存在する個的な事柄についても言えることではないでしょうか。それはいわば、何もかも剥ぎ取ってしまった後に残る「何か」。その「何か」から発する生への「動機」でしょうか。あるいはどんなに絶望していようとも、わたし達に「息すること」をさせ続けている「何か」、その存在。...そんなことばがもしこころに触れるなら、水星逆行のシャドウフェーズからストームフェーズへと移行するここ数日あたりから、ぜひ熟考する時間を持ってみて。やがて逆行期を経て順行のシャドウから抜けるとき(8月15日の満月時)わたし達それぞれの中に今までとは異なる新しい強さが生まれているかもしれません。それは他の誰に対するよりも「自分自身に対する強さ」だと思います。


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  また蝕の期間は夏の行楽シーズンとも重なります。ただ7月〜8月は全般にわたって豪雨、地震、噴火などの自然災害、陸・海・空の事故や火災、暴力的な事件が起きやすいアスペクトが目立ちます。もちろん、そのどれもがここ日本で起きるわけではないし、不安ばかりが先立っては何の意味もないけれど。もしも遠くの地で何かこころ動かされることが起きたら、想いをはせるだけに留めずにもう一歩進んで「こんなことが身近にあったらどんなふうに対処しようかな...」なんて考えたり、誰かと話し合ってみると良いかもしれません。備えって、何もないときにしておくものだから。

今夜の時点で九州〜西日本では激しい雨で危険な状況が迫っていると聞きます。わたしが言うまでもないことだけど...当面は十分注意して、勧告が出たら早めに避難してください。どうかご安全に。また最近のニュースによれば、今ヨーロッパが40°を越す歴史的な猛暑に見舞われる一方で、暑いはずのインドネシア近辺では記録的な低気温だとか。けれど突然に逆の現象が起きないとは限りません。5年前から急激に速度を上げた極移動とともに、長い間わたし達の住む地表を有害な宇宙線から護ってきた磁気フィールドが2000年以降、10年に5%の割合で失われつつあるそうです(ただしNASAは危険が生じるのはもっとずっと先のことだという見解を発表しているようですが)。天地の変化と人間総体の変化はアストロロジーを通して見ればおそらく鏡合わせ。ならばわたし達の心的現象と同様に、自然に関するこれまでの常識にもそろそろリニューアルが必要なのかもしれません。

この夏は出来るだけゆったりしたスケジュールを取って、のんびりくつろいだり、フッと気が向いたときに好きなところに出かけられるよう、自由度の高いプランを立てたいと思います。そして健やかでいられるよう、自分なりのペースで楽しく体を動かせるといいな。


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★7月新月/日蝕のサビアン・シンボル


新月のベースとなるシンボル:
蟹座10°『完璧な研磨を施される前の大きなダイヤモンド』



  ダイヤモンド。今でこそ専門家でもなかなか区別がつかないほど精巧な人工ダイヤが作られるようになったけれど、それでもダイヤモンドはやはり豪華さ、豊かさ、そして永遠に揺るぎない美の象徴として、ひとびとの憧れの宝石と言えるでしょう。けれどこのシンボルのダイヤモンドは完璧に研磨される前の状態です。やがては菱形や三角形が複雑に入り組んだ幾何学的形態をまとうまで削られ、透明な輝きを放つ宝石へと磨かれていくのだとしても、今はまだその過程にあって半分自然な姿を残しています。あるいはそれは、意図して磨き残されたのでしょうか? それとも何か理由があって、放置されているのでしょうか?


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  ダイヤモンドはその硬さで有名です。「金剛」ということばの原義でもあり、大乗仏教の般若経典『金剛般若経』とは「ダイヤモンド(金剛石)のごとく煩悩や執着を裁断する智慧の経典」という意味なのだそうです。それは余計なものを全て落とし、輝く透明な智を身に付けること... 生きている限りわたし達にまとわりつく煩悩や執着は、ダイヤモンドくらい硬い石の刃を使わなければきっと切って捨てることなど出来ないのかもしれません。

また、ダイヤモンドはモース硬度が最高の10、つまりわたし達の世界に存在する天然/人工物の中で一番傷つきにくいとされている鉱物です。だからダイヤモンドを加工するときは割るかレーザーで焼き切るか、イオンビームを照射して炭素原子を飛ばすか、あるいは細かい粒子になるまで互いに摺り合わせたダイヤの粉を固め、それで研磨するかしかありません。屑ダイヤと呼ばれる不純物の多いものは粉にされていろいろな物を切るのに使われるけど、わたし達が思い浮かべるようなダイヤモンドで同じダイヤモンドを「切る」ことは出来ない。摺り合わせればやがて互いに粉になり、ひとびとのイメージする「ダイヤ」としての存在は失われる。それは永遠の絆のシンボルでもなければ、ステイタスを誇示する宝飾品でもない...。


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  「揺るぎない硬さ」は原石だろうと宝飾品だろうと粉だろうと、ダイヤモンドに備わった変わらぬ特質です。けれどその形態が変われば、社会的なイメージもその価値も変わります。今や価格統制されることによってその価値を保つと言われるダイヤモンド。でも、価値を変化させるのはダイヤモンド自体ではなく、わたし達。与えられたシステムによって物事を判断する、わたし達。数々の伝説や物語に彩られ、イマジネーションによって付加価値を与えられたダイヤモンドに、わたし達はひとときの夢を見るのかもしれません。

  今、ダイヤモンドは研磨途上。ところどころに透明さの片鱗を見せながら、いまだ無骨な姿のままで目の前に置かれています。これからどうなっていくのか? そこには様々な可能性が秘められています。では、わたし達はそこに何を見るでしょう? 美しく磨かれ、リングやネックレスの一部となって輝きを放つ姿? それともゼロがいくつも並ぶ請求書? あるいは悠久のときを経て地上に顕れた炭素原子の結合体? それとも....?


  このシンボルを補完する対向度数のシンボルは山羊座10°『人間の手から餌をもらうアホウドリ』です。この度数をわたし達はもう何年も前に一度経験しています。きっと忘れてしまったひとも多いと思うので、もう一度おさらいしてみましょう。

  アホウドリは北太平洋に生息する大型の渡り鳥で、翼を拡げると2~3mにもなり、冬には繁殖のため、鳥島や尖閣諸島のあたりまでやってくるそうです。ただ、陸では動作が緩慢で、羽毛をとるために乱獲されて絶滅寸前まで追い込まれたのだとか。 また、翼を拡げて優雅に滑空し、ほとんど羽ばたかずに数千キロという長距離を飛べることでも知られています。


albatross



  ところが…このアホウドリを意味する原文の "albatross" ですが、ブレイン・ボヴィの説明によれば、英語では「邪魔になるもの」または「行動の制限となる家族や係累」をも意味し、それが転じて「フラストレーションや重荷の原因」という含みでも使われるようになったそうです。その由来は、死んだ水夫の魂がアホウドリになるという伝説。それを殺した水夫の首には罰としてアホウドリの死骸が巻き付けられたという昔の詩からのメタファーなのだそうです。 

ダイヤモンドが宝石の中で最も多くの物語を持つように、アホウドリもまた鳥の中で最も多くの伝説を持つ存在だと言われています。

また、もうひとつ面白いのは、"albatross" はもともとポルトガル語の "alcatraz" が訛って伝わったものだそうで、「アルカトラズ島」といえば、一度収監されたら絶対に逃れられないとして有名だった、米国の監獄島の名前ですよね。羽ばたかないアホウドリは、風が無ければ飛び立つことさえ出来ません。

けれど、いったん風が吹けば、アホウドリは王者です。その滑空力は、航空機の設計者達からも未来へのヒントが潜むとして注目されているくらい。頭も良さそうで、長旅の途上ではシャチの群を追ってその食べ残しでお腹を満たすという効率の良さ。そして人間を怖れず人なつこい性質を持つのだそうです。まぁ、だから欲深な人間に乱獲されてしまったのかもしれません。


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      さて、このシンボルのアホウドリは、人間の手から餌をもらっています。人間の側にも、この伝説の鳥に対する害意は無さそうです。ここは孤島のコロニーでしょうか? アホウドリも、すっかり安心して無心に餌をついばんでいます。狩られる心配もなく、栄養状態も良く、卵から孵ったヒナもすくすく育っています。彼らは、ここではサバイバルの心配をしなくて済みます。けれど、もともと人なつこく怖れを知らない鳥のことです。この暮らしで野生を失うこともないでしょう。 彼らは、ひとたびその時を報せる風が吹けば、また自分達のもう一つの 「ホーム」へと渡っていくのです。 風に乗りシャチを追い、海原に休み、自分達にフィットする気候の移り変わりに悠然と同調しながら…。

何者も、彼らのそんな生き方を変えることは出来ません。陸地では愚鈍であまり動けないアホウドリ。けれど彼らは人の手から餌をもらいながら、それをひとつの「流れ」として受け入れつつ、次の風が吹くのを待っているのかもしれません。そして一陣の風が吹くその時こそアホウドリは、重い枷や足手まといではなく、海原の王者、水夫の魂、そして伝説の鳥となって飛び立ちます。


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  このシンボルは、一見愚鈍で弱く、服従するしかないような存在、または邪魔者とされるような存在の真の姿を物語っているように思えます。彼は自分の生き方がどう見えるかなど気に留めていません。時に不器用にも無様にも見える生き方を、怖れもしません。狩られる危機に瀕したとしても、ただ自然に…自分の道に留まりながら生きていきます。 運命は何処からか突然訪れるのではない・・・かけがえのない運命そのものが 「自分」 を生きているだけ。その赤裸々な事実を、自然体で引き受けているような感覚。 だからこそ、「彼の風」が吹いたときは、ただシンプルにそれを感得し、流れに乗って抵抗なく飛んで行けるのではないでしょうか。 それは創られた価値観よりもずっと古く、揺るぎなく、硬くしなやかないのちの流れ。伝説の大きな鳥が、古代から培ってきたひとつの智恵なのかもしれません。

  さて。研磨途上のダイヤモンドは、これから何に変わろうとしているんだろう? けれどそれは、本当に変化するんだろうか? たとえ割れても粉々になっても、わたし達はそれを、ダイヤモンドという存在の本質を、見抜くことが出来るだろうか...?


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新月のメイン・シンボル:
蟹座11°『しかめっ面をする道化師』


  このシンボルも以前経験した度数ですね。けれど何回も経験する度数のシンボルって、それだけ今というときを過ぎ越すわたし達にとって大切な挑戦になりそう。なので端折らずにもう一度見てみましょう。こちらも対向度数の山羊座11°『キジの大群』とともに考えていくとわかりやすいと思います。何故ならこの2つは本当に鏡面関係だから。


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  で、これもサビアン・シンボルの興味深いところなのですが...暴君として有名だったイングランドのヘンリー八世を描いた肖像画と、彼のお抱え宮廷道化師(愚者)であったウィル・ソマーズの肖像画には、似たような縁なし帽に同じようなキジの羽根を取り付けたものがあるのだそうです。王と愚者…厳格な階級制度の中で、最高位にある王と何も持たない(おそらく身分や地位、家とも切り離された存在としての)「道化師」「愚か者」。ある意味では王の最も身近に在ってプライベートな顔を知り、ご機嫌次第ではフランクな口をきいたり、ときにはからかったりもする...。

  じゃ、対向のシンボル『キジの大群』は...もしかして宮廷にたむろする大勢の貴族達でしょうか? キジにも色々な種類がありますが、ここで描かれるキジは、カラフルな雄キジのようです。B.ボヴィによれば、原語の "pheasant" は、この鳥が古代ギリシャ時代に黒海へと注ぎ込むファシス川の近くで発見されたことから来ているようです。ファシス川の "Phasis" はギリシャ語で「見せること」「外観」という意味があることから、彼はおそらくこの川の色とキジの鮮やかな色彩に共通項が見られたのではないかと推論していました。


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  その昔、キジ撃ちは英国の上流貴族階級の嗜みだったことから、キジは何かにつけて貴族的な要素を揶揄するような暗喩に使われるようになったそうです。たとえば、これみよがしの勿体ぶった態度や見栄はり、気取ったふるまいなどです。当時貴族達がキジ撃ちのために滞在したのは 「権力の家」 とも呼ばれたカントリーハウスで、田園地帯に贅を尽くして建てられた広大な建物は、上流貴族の紳士達の政治的会談の場でもあったそうです。

もしも対向するシンボル『キジの大群』がひとつの「社会」や「グループ」を象徴するのだとしたら、王侯貴族の社会と道化師/愚者の世界 — それは決してひとつになることはない両極の関係です。けれど、それと同時に何処かで激しく交差し、切り結び、笑いや諧謔や皮肉という危うい糸で繋がれた、不可思議な関係でもあります。道化師を演じているのはひとりの人間。けれど、ひと目でそれとわかる衣服を身につけ、ときには仮面や特異な化粧を施して王の側に侍る道化師は、もしかすると「けっしてひとではない何か」だったのかもしれません。それは、リジッドな宮廷社会の中にあって、それだからこそ必要とされた「破調」なのでしょうか?

そして、王と道化師 両者に共通するシンボルがもし、一羽のキジの、華やかな羽根なのだとしたら.....。原語でキジの語源にあたる言葉は 「見せること」 そして 「外観」 。もしかしたら、王と愚者が戯れに入れ替わる...または、その視線において互いに入れ替わる…なんてことが起きていたのかもしれません。


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        カントリーハウス周辺のキジは、遊びや嗜みとしての狩りの対象、社交の道具です。その命はあくまで王侯貴族の胸ひとつ。おそらくお抱え愚者にしても、あるときは王様に至近距離まで寄り添って、言いたいことを言い放てる特権があるとはいえ、それだけに運命の危うさという点では、キジ達と殆ど似たようなものだったかもしれません。だから、彼はありとあらゆる芸で王を楽しませます。顔を色とりどりに塗りたくり、大声でオバカな小話や下品なジョークを飛ばします。でも、それだけでは飽きられてしまうかもしれません。 だから時には風を読んで、主を怒らせるスレスレまで、本質を鋭く突いたことを言ったりします。 けれど、おかしなしかめっ面の下で、愚者の眼には何が映っているでしょうか? もしかしたら、宮廷の全てのひと達が、極彩色のキジの大群に見えているのではないでしょうか。

彼はいわばブラックホールのような存在 — すべてを呑み込み、秘密を隠したまま。常に内的爆発を起こしながら新しい「ことば」や「しぐさ」を生み出していく存在なのかもしれません...。


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  このシンボルは、前の度数のアホウドリの生き方から一歩社会のシステムに踏み込み、階級やお金や信条・文化など、様々な壁を実際にすりぬけ、かわしながら、自分の道を貫いていく強さと冷静さを学んでいくことを示唆しているように思います。 

あるときは羽根をバタつかせ、甲高くケ、ケーンと鳴きながら、同時に静謐な視線をもって周囲を観察する。またあるときは、うずうずワクワクするような興奮や、またふつふつと煮えたぎる怒りを煌びやかな羽根の下に隠して。彼はあくまで「誰でもない者」としてふるまうのです。

 それは、突き詰めていくと高度な社交、そして政治的スキルにも繋がっていきます。でも、何のために? 無骨なアホウドリが、風に乗ってひとり自分の道を歩むところまでせっかく来たというのに?  

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        おそらく、これはこの世界をサバイバルしていくために必要な「智恵」の実地訓練だと思います。 これから先、どうしても避けられない社会との激しい接点。その中で時に険しくなる道を、軽やかに進んでいけるように。道の途上で狩られたりせず、また誰かを狩ったりもせず、周囲の複雑な流れを、咄嗟に、感覚を通して、把握出来るように。 そして、自分にとって浅薄なものをどんどんそぎ落とし、曲げられないものを残してひたすら身軽になれるように。 そして必要なとき、互いに境界に立ちながら、認め合えるように。

蟹座/山羊座というカーディナル・サインの対向軸は、内的世界と外的世界の両極です。どちらも生きる上で「護るべきもの」があるけれど、その方向は両極端(内的極大方向と外的極大方向)。そして、そこで受けるプレッシャーは、この世界を生きるわたし達の成長を加速させるとも言われています。

  職場、家庭、遊び場、SNSや仮想空間…わたし達の人生の場は、ときにアホウドリの棲む絶海の孤島だったり、沢山のキジが鳴きながらひしめく飼育場だったり、様々な思惑がうごめくミニ宮廷だったりするのかもしれません。そんな中を、わたし達はなおも生きて、駆け抜けていきます。喜怒哀楽、いろんな感情を昇華し、その時々で様々な衣や仮面を身につけながら — 自らの生の、ありのままを。在るように在る、その本質を...。



  今回の新月・日蝕は、アスペクトでは「護るべきものとしてのアイデンティティ」が強調されているけれど。それに呼応するサビアン・シンボルと組み合わせてみると、もう一歩踏み込んだかたちで「わたし」を生き続ける「生」の本質そのものに触れ「あなたは誰か?」問いかけてくるような深みを感じさせられます。 そうか...わたしは...誰だったろう? わたしもまた、パタンと閉まった扉を背にして今 自分に問いかけているところです。(^_^



eso1537a





have a great trek!!!★

hiyoka(^_^


hiyoka_blue at 21:37│Comments(0)新月(満月)の星読み | パーソナル・アストロロジー

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