🌕9/14の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)レイモンド・メリマン 週間コメント9/23【金融アストロロジー】

September 15, 2019

レイモンド・メリマン 週間コメント9/16【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2019年9月16日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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お知らせ
『フォーキャスト2020』の作業が始まったため、これからしばらくの間は抄訳とさせていただきます。またお休みも増えるかもしれません。🙇‍♀️

≪ 先週をふり返って ≫

 — 要約 —

  「米国の負債がここ7年以来初めて1兆ドルを超え、連邦政府の赤字は2000億ドルから1兆670億ドルに上った」という Fox Business のニュース、「ECBが新たな金融緩和策を発表した」という cnbc のニュース」を引用して先週の世界の各種マーケットが示した動きを追い、こうした動きの影に木星・海王星スクエア、太陽・水星・金星・火星が揃って木星・海王星スクエアにTスクエアを形成することで「霧の中」「多幸症」状態を創り上げている状況があると示唆。

そして再びこうした星回りの下では読んだこと、聞いたこと、見たことの全てを信用することは出来ないと念を押している。ポジティブな態度でいることは良いが、楽観的なメッセージの正体が実際には人々を操縦するための情報(たとえば相場を上げるためなど)だった時に深刻な状況になるかもしれないとしている。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “モーゲージ・ニューズ・デイリーによれば現在、米国30年債の利回りは月曜の水準から20ベーシスポイント上昇、9月4日につけた最低水準からは36ベーシスポイントの上昇となった。これはドナルド・トランプ氏が大統領に選出された直後の週以来、短期で最大の上げ幅になる。”

— Diana Olick
  “This Was the Worst Week for Mortgage Rates in 3 Years
   – And It May Be Just the Beginning”
  www.cnbc.com 2019年9月13日付

  先週のコラムでは、今現在から9月21日までの間に発効するいくつかの矛盾を孕んだシグナルについて述べた。この部分だ。『太陽と火星の両方が木星に対しスクエアを形成する。木星は「誇張」を象徴することから、上下どちらにも非常に強力な価格変動が起きるかもしれない。もし「非合理な活況」が支配的になれば、上値追いが継続するはずだ。だが9月18日から始まる土星の滞留〜順行の力がもし勝るなら、市場心理はたちどころにヒステリーとパニックに変わるだろう。これは木星と海王星が現実に直面した時に見られるもう一つの顔であり、希望と願望は幻滅と失望へと変わる。これまでのところ、9月18日〜21日の土星順行(米国始原図の太陽・土星スクエアにTスクエアを形成)、および3度目にして最後の木星・海王星スクエア形成が足早に近付く中で優勢なのは「非合理な活況」の方だ。だが全体のムードはヒステリーとパニックに近付いているように見える。木星と海王星が持つ別の顔が、国債と貴金属市場に展開しつつあるかもしれない。

今週は他にも興味深いジオコズミック・サインが展開する。9月14日には土曜に水星と金星が天秤座入りする。これは金星が支配する星座宮だが、通常、これは株式市場には強気で貴金属には弱気のシグナルだ。両惑星は、水星が10月3日、金星は10月8日まで天秤座を運行する。通常はその期間中、常に株が反騰し続けるわけではないし、貴金属も下がり続けるわけではない。その期間中は特に高値または安値からの重要なリバーサルが起きやすいということだ。

心理面から言えば、天秤座の水星と金星は通常なら歩み寄りが起きやすい期間と関連する。だから米国と中国が貿易協定に漕ぎ着けるという希望が浮上する。しかし射手座の木星が魚座の海王星にスクエアという事実は、これに関しあまりに楽観的であることへの警鐘を鳴らすものだ。おそらく話し合いの場は持たれるだろう。だが決裂するか、もしくはひょっとすると、投資家にとって想定外の内容で合意がなされるのかもしれない。9月25日〜30日には金星が山羊座の土星と冥王星の両方にスクエアを形成する。これは交渉が決裂しそうな雰囲気を映し出すシグナルだ。

  この期間に合わせて私達は新たな「TMIマーケット・インディケータ*」を機能させている。昨今のスラングで “TMI” と言えば「情報過多(Too Much Inforomation)」という意味だが、私達のそれは少しばかり異なる意味合いを持つ。つまりこれは「トランプ・マーズ・インディケータ(Trump Mars Indicator)」だ。この指標はトランシットの火星がトランプ大統領のチャートにハードアスペクトを形成するタイミングで発動する。それは彼が煽りに反応しやすい状態になり、FRBや中国などの他、その時点で彼を苛立たせる相手なら誰にでもツイッター・ミサイルを打ち込むのを目撃する時間帯だ。そしてその時市場はしばしば崩壊の憂き目にあう。このTMIインディケータが今、9月12日〜22日まで発効中だ。乙女座を運行中の火星がトランプ大統領の双子座に在泊する太陽・天王星と射手座に在泊する月のオポジションに対しTスクエアを形成するからだ(彼は月蝕の下に生まれている)。これからの10日間に高波が来るかどうか観察してみよう。
* 9日付のブルームバーグ・ニュースによれば、JPモルガンが「ヴォルフェフェ・インデックス」と名付けた似たような指標を発表している。「ヴォルフェフェ」は「ボラタイル(volatile)」と「コヴフェフェ(covfefe)」を併せた造語。「コブフェフェ」とはトランプ大統領が過去のツイートで皮肉まじりに使った「小グループ」を指すアフリカの言語だそうだが、その謎のワードを理解する人がほとんどいなかったため「指が太すぎてキーボードを打ち間違えた」という説がネット上ではデフォルトの解釈となって出回り、そこからまた多くのインターネット・ミームが生まれた。この「ヴォルフェフェ・インデックス」では2017年5月以来の統計をとっているが、これまでのトランプ氏のツイートで市場に大きなインパクトを与えたワードのベスト5は :
1. China 2. Billion 3. Products 4. Democrats 5. Great だそう。

ちなみに以前『フォーキャスト』シリーズの中でも名前の挙がったアストロロジャーでW.D.ギャンの後継者とも言われるオルガ・モラーレス氏もまたアストロロジーを使った「トランプ・ツイート・インデックス」を発表している。

  テクニカルとチャート分析の上では、今は全てが株にとって素晴らしく見える。だがジオコズミクスは、爆発や洪水に突然襲われるかもしれないと厳しい警鐘を鳴らしている。そして米国債市場 — 株式よりもはるかに大きな市場 — には少々常軌を逸した動きが見られ、もし特定のファンドないし政府*が大規模で継続的な売りオペに加わっているとすれば、この先より大きな問題となって立ちはだかる怖れがある。

* 原文は両方とも複数表記





訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:56│Comments(0)金融アストロロジー 

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