レイモンド・メリマン 週間コメント6/1【金融アストロロジー】🌑6/21の新月・日食―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

June 14, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント6/15【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2020年6月15日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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来週はお休みさせていただきます。m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

  “米連邦準備制度理事会(FRB)当局者は、ここ何年か金利をゼロに近い状態に保つ計画を示唆した。彼らは今年の経済が4%〜10%の間のどこかで収縮するだろうと予測した。パウエル氏は、5月に経済が予想外に250万人の雇用を増加させたという先週の報告書からのポジティブなニュースは重視しなかった。”

— Nick Timiraos
  “Fed Plans to Keep Rates at Low Level for Years”
  Wall Street Journal 2020年6月11日付

  “FRBの厳しい予想と感染症再燃への懸念により、木曜に株価は急落した。ダウ工業株平均は1,861ポイント、6.9%の下落となり、1日の下落幅としては史上4番目を記録した。”

— Megan Henney
  “Fed Warns Economic Damage from
   Coronavirus Pandemic Could be ‘Quite Persistent.”
  www.foxbusiness.com 2020年6月12日付

  “FRBは頻繁に間違いを犯す。私は数字も見るし、彼らよりもはるかに優れた仕事をしている。我々は非常に良い第3四半期を迎えたし、グレートな第4四半期、そして2021年は米国にとって過去最高の年の一つになるだろう。”

— ドナルド・J・トランプ
  @realDonald Trump on Twitter  2020年6月11日 


  木曜に起きたダウ工業株平均(DJIA)の1800ポイントという大幅な下落は、先週月曜と火曜に世界のほとんどの指数に起きた急落後の反騰のピークを取り巻く不合理な活況に屈服していた人々に対する突然の警鐘となった。だがその後二つの出来事が起こった。第一に、COVID-19の感染者が予想を大幅に上回る勢いで増加しているという心配なニュースが広まり始めた。

治療法がない状況での経済開放、そしてより多くの検査は、気掛かりな新トレンドをもたらしつつあった。まぁ、惑星の動きと人間活動の相関関係を研究する者達にとってこれはそれほど予想外のことではなかったのだが。

  二番目に、FRBは少なくとも2022年までは非常に低い金利を維持すると発表した。通常であれば市場は大歓迎だが、こうした緩和策の背景となる認識は、このところの株式市場が示唆していたこととは裏腹に、経済が危機に陥っているという事実だった。今回のFRBの発表は、株式を大量に売り始めた投資家にとって納得のいくものではなく、またおそらくはトランプ大統領にとっても、この発表が彼個人の非合理的な活況感に基づく経済予測の素晴らしさとはかけ離れていたため、とうてい受け入れられるものではなかったろう。

  結局のところ、大統領はトランシットの海王星(不合理な多幸症の惑星)の影響下にあり、それが彼のネイタルの太陽と月にTスクエアを形成している。したがって、ホワイトハウスの住人とFRB議長との間には、二つの異なる世界線の物語が存在する。これら二つの正反対の経済予測のうち、どちらが正しいのかを確認するのは興味深いことだろう。

  では、宇宙から見た今までの出来事を少し俯瞰しながらふり返ってみよう。新型コロナウイルスの最初の症例とされるものは、中国の武漢で報告された。それは海王星が魚座15°〜16°で順行に転じ(2019年11月27日)、1965年〜66年に天王星・冥王星がコンジャンクトしていた乙女座(健康)15°〜16°の「超帯電度数」とオポジションを形成する直前のことだった。このトランシットが持つ影響力のオーブは、そのままこのパンデミックが影響する時間帯となる。この時間帯は、世界の保健衛生、そしておそらく経済をも左右する主要なフォースであり、およそ3ヶ月のオーブをもって2021年2月前後まで続くだろう。COVID-19 のピークを死亡率で見るなら、3月20日〜31日に株式市場の安値とともに示現している。それはトランシットの火星が木星、冥王星、その後土星とコンジャンクトしたことにより、3惑星の全てが火星との1会合サイクルを終えて新しいサイクルを開始した時期と合致していた。

  次に私達が予測したのは、土星、金星、木星のトリプル逆行時(5 月 10日~14 日)に世界の経済が再開するのではないかというものだった。しかしながら、トリプル逆行時に再始動すれば、今体験している COVID-19 もまた復活する可能性が高いとも警告した。これでは終わらないかもしれない。実際、火星が8月から来年1月にかけて木星、冥王星、土星に長期のスクエアを形成する時、この封じ込めが難しいウイルスの別の波が襲う可能性がある。

  一方、世界の金融市場は2月12日~20日(火星が山羊座入りし水星が逆行)につけた史上最高値からの1ヶ月にわたる暴落により多くの指数が価値の40%近くを失ってからというもの、桁外れとも言えるボラティリティーに揺れている。これはDJIAの歴史上、1ヶ月間では最も急激な下落だった。しかし、その後の反騰もまた、これまでで最も印象的な動きの一つだった。これはトランシットの木星が滞留状態でニューヨーク証券取引所の設立チャート(1792年5月17日設立)の海王星にスクエアを形成することによるもので、典型的な "非合理的な活況 " の復活でもあった。オーブ1°の範囲内に在ったこのトランシットは4月半ばから発効し始め、まさに今週終わった。このアスペクトはもう一度形成されるが、2020年12月の声を聞くまでは戻らない。

  「非合理的な活況」の反対は「パニックとヒステリー」であり、海王星と(または)木星のダークサイドでもある。経済とパンデミック・ヒステリーが3月下旬〜4月上旬にピークに達した時、天上では木星・冥王星間の3回にわたるコンジャンクションの最初の形成(4月4日)も起きていた。このアスペクトは歴史的に見てもパニックとヒステリー、混乱状態を示唆する指標となっている。

このコンジャンクションが前回起きたのは2007年12月のことだった。これは大不況が始まった時期だ。それは2007年10月当時の株式市場に示現した史上最高値の後に起きている。換言すれば、株式市場の当時の高値は正確なアスペクト形成の2ヶ月前に示現したことになる。これは2020年の場合も同様だ。2月に示現した史上最高値は2020年4月に形成された同じアスペクトのおよそ2ヶ月前だ。2020年最初の木星・冥王星コンジャンクションから2週間のうちに、パニックはピークに達した。そして今、私達は6月30日に起きる木星・冥王星コンジャンクションの2回目形成から2週間以内の時間帯に在る。投資家は先週、まさにヒステリーとパニックの感覚が戻って来るという経験をした。したがって、市場アナリスト及びファイナンシャル・アストロロジャーとして、私達はこれが今後に迫るさらなる金融危機への警告であるという可能性を認識している。

  こうした懸念は、現在土星が逆行中で、7月1日(日本時間2日朝)に再び山羊座に戻って来るという現実を認識することでさらにかき立てられていく。 土星は3月22日に山羊座を抜けた。それは当時のパニックがピークに達した時だった。そして7月1日〜12月17日に再び山羊座に戻り、2月上旬から3月21日 — 直近の株式市場の崩壊期間 — に運行した天上の同じ領域を辿っていく。惑星が最近通過したばかりの領域に再び戻る時、私達は多くの場合、人間活動に当時と同じような様相が繰り返されるという光景を見る。これは宇宙の対称性の一形態であり、マンデーン・アストロロジャーなら多大な注意を払う現象だ。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫


  現在は他にもアストロロジーから見て重要な相関が展開中だ。それは私達が遭遇する稀な時代が持つ性質と相関するもので、先先週の6月5日に起きた月食と来週6月21日に起きる夏至と同日の日食だ。つまり私達は、二つの強力な蝕の中央部に在るのだ。日食もまた、人間活動の激しい騒乱や動揺と相関するのだが、とりわけ月(過去)が太陽と交差し太陽の光(未来)を遮る皆既日食は強力だ。それはあたかも人類が健全で新しい前進への道を創造するために、過去の不均衡を是正する必要があると告げているかのようだ。

  日食それ自体は、株式市場のサイクルとの強い相関性を持っているわけではない。どちらかといえば商品市場や食品関連に与える影響のほうが大きい。だが6月21日の夏至に起きるこの日食は、それがカーディナル・サインである蟹座0°台で起きることから、非常に特別なものとなる。またこの蝕は、三つの惑星が方向転換する時間帯のまさに中央部で起きる。6月18日の水星逆行、6月22日の海王星逆行、そして6月25日の金星順行だ。三つの惑星が1週間のうちにそれぞれ反転するというのは稀だ。5月10日〜14日にもそれは起きており、その直後から経済活動の再開とパンデミックの感染急増が報告され始めたとしてもだ。

私達がさらなる3惑星滞留・反転期に入る時、いくつかの地域社会は再び閉鎖するのだろうか? 新たなCOVID-19の症例が急増し、株式市場は新しいヒステリーの嵐に見舞われるのだろうか? あるいは、まず先にリバウンドが起き、自己満足と「非合理的な活況」という新たな偽の感覚に投資家を誘っては崩壊を招くのだろうか?

  これらの惑星が方向を変え — まず5月、そして6月の今回 — そして水星が逆行サイクル(6月18日〜7月12日)に入る時、ウイルスの突然変異は金融市場のチャートにも似たような突然変異を起こすかもしれない。これは「変異」の時期であり、そこでは物事がはかばかしく運ばず、市場は気まぐれで不安定になり、誰もが何をどうしたらよいのか、何を期待すべきなのかがわからない。不確実性が支配する時間帯であり、それがこれから全ての海王星アスペクト(6月11日太陽・海王星スクエア、6月13日火星・海王星コンジャンクト、6月22日海王星逆行開始)によって増幅されていく。

この組み合わせによって大きく影響を受ける可能性を持つ商品は、木星と海王星が共同支配する原油だ。皆既日食がカーディナル・サインである蟹座の0°台で起きるため、通貨もそれに含まれるかもしれない。カーディナル・サインから月のノードが離脱する局面についての研究では、前後5ヶ月のオーブをもって通貨市場に重要なトレンド転換が起きる可能性が示唆されている。皆既日食は月のノードが新月にコンジャンクションまたはオポジションの時に起きる。したがって、月のノースノードとコンジャンクトするこの日食を起点とした前後5ヶ月の範囲において、米ドルは最近トップアウトしたか、あるいは今後まもなくトップアウトする可能性がある。

  さて、これでもまだ6月期のジオコズミック活動としては十分でないとでもいうかのように、まだ私達を待ち受けるものがある。今週6月16日〜27日にはヘリオセントリックの水星が射手座を運行するのだ。これは多くの金融市場、特に金や通貨の大規模な価格変動に関連する悪名高い惑星・星座宮のコンビだ。

では、考えてみよう。まずは大きな混乱と不確実性のジオコズミックな兆候があり、それにヒステリーとパニックに向かう傾向が組み合わせられる。また同時に金融市場は大きな価格変動と突然のシフトが起きやすくなるわけだ。そのさなか、今週末(6月14日)はトランプ大統領の誕生日だ。誕生日に起きる事(ソーラーリターン・チャートに示される事)は、その年のテーマになるとされている。大統領に幸運を! そうだ、あなたには幸運が必要かもしれない。そして、アメリカと新しい51番目の州チャズ *に神の祝福があらんことを。

  見渡す限りすべてが分厚い海王星の雲で覆われており、まるで全てが退行しているかのようだ。ならば平和的な抗議運動、意識的な瞑想、そして「内なる自己」への信頼を実践していくにはふさわしい時期と言えるだろう。何故なら本当に、これほど強力な海王星のフォースと、これほど多くの惑星滞留の下では、読むもの、見るもの、聞くこと(外界からの情報)の全てが信じられないからだ。真実はそこにはない。だが、それがどこにあるかをあなたは知っているはずだ。


* CHAZ(Capitol Hill Autonomous Zone) :

シアトル市内の一画をBLM抗議者やアンティファその他のグループが占拠しており、入り口はバリケードと武装したグループが固めて「壁」を作っている。市長もこの行動は容認。警察予算の大幅削減(または組織の廃止)と市民による新しい平和維持システムの新設を考慮中と伝えられている。CNNに代表される左派メディアは中の様子を「美しく平和でアートに満ちている」と報道、FOXその他の保守系メディア(今はオールド・リベラル系もここに含められる)は占拠地内部からの911コール(窃盗やレイプなど)は多いがバリケードに阻まれて駆けつけることが出来ないという警官の話を伝えるなど、全く異なる雰囲気の伝聞が報じられている。なお6月13日現在、CHAZの中が組織化されているかどうかは不明だが、一種の独立宣言のようなものが出されたという話も伝えられ、入り口には「ここから先はアメリカではない」と書かれている。したがって中の人々が抱くイメージは「米国の新しい州」というよりは「新国家建設の第一歩」に近く、海王星的な「社会(共産)主義革命」への「夢」(同床異夢であるとしても)を象徴しているように見える。
(社会秩序を維持するための「警察組織」は山羊座の土星に象徴され、冥王星がそれを「革命する」イメージに重なる。また水瓶座もやはり「革命」「革新」に関連する星座宮だが、土星は一時的に水瓶座入りし、7月2日に再び山羊座に帰還する)。

また、シアトルやミネアポリスなど暴動のあった市、郡、州ではこのところ不動産の売り物が急激に増加し価格も急落しているとの報道や、米国のトラックドライバーの7割が警察が機能しない地域への輸送を拒否しているとの記事も目にする一方で、ニューヨークタイムズ紙は『警察組織を全廃し、その予算をヘルスケア、教育、住宅、より良い仕事/賃金に回すことで社会を良くしよう』という、非常に<海王星的>とも思える論説記事を掲載していた。




訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:54│Comments(4)│ │金融アストロロジー 

この記事へのコメント

1. Posted by 肥し   June 16, 2020 00:40
5 毎回楽しく読ませていただいてます。
天体学の専門用語と金融の専門用語だらけで翻訳するのとても大変そうですね。
しかもかなりのボリューム。なるほどとても為になります。相場で勝てるかは別として笑。
貴重な情報をありがとうございます。
2. Posted by hiyoka   June 16, 2020 21:10

肥しさん、コメントありがとうございます。

はい、時間との勝負もあってけっこう大変だったりしますw。金融用語はもちろんですが、相場用語も日本独特の言い回しがありますし、その言い回しと英語表現が本当に同じ意味かどうか?とか、よく気になって調べたりします。元々は自分の学習のために始めたことですが、役立つと言ってくださる方々に励まされて、気付いたらずいぶん年月が経っていました..。

このコラムをひと言でいえば、本来はマンデーン・アストロロジー学習者向けのエッセイかなと思います。社会を見ていくので当然そこには政治経済や金融市場の動向も入るというか。なので、確かにこれだけでは相場には勝てないと思います(キッパリ 笑 )。

もし勝てるチャンスがあるとすれば、きっとテクニカルやサイクル理論その他、ご自分に向いた他のセオリーをお持ちの方が、それに加えて惑星達のフォースが相場参加者(と「力」持つ層)の心理や都合にどう影響する可能性があるか、どんなタイミングでそれが顕れやすいかのヒントを得るために読まれるようなケースかもしれません。少し前にもツイートしたのですが、講読者版ではそれら全ての要素を分析した上で、最後に売買プランのアイデアが示唆されるようですので。

そんなわけで、気軽に始めたはずのこのコラムですが..いつのまにか膨大な回数になってしまいました。でも、これからも楽しんでくださる方の存在を励みに出来るだけ(ときどきお休みしつつ)続けていこうと思っています。

肥えた相場からどうか沢山の収穫があがりますように..
Good Luck!!!🌟
3. Posted by ralph113344   June 24, 2020 11:03
5 非常に参考になりました。
ありがとうございます。本ページ ツィートさせてもらいました。よろしくお願いします。
4. Posted by hiyoka   June 25, 2020 00:45

ralph113344さん
コメントありがとうございます。
翻訳記事が参考としてお役に立ちましたら嬉しいです。
適宜、お休みを入れながら出来るかぎり続けていくつもりですので、こちらこそよろしくお願いいたします。
 
 

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