レイモンド・メリマン 週間コメント7/13【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント7/27【金融アストロロジー】

July 20, 2020

🌑7/21の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つのではないでしょうか。
    例えば... シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  7月21日02:52前後、北海道周辺で 02:58前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は02:33頃、沖縄周辺では02:02前後に蟹座 28°26’ で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月・太陽 ♋️ 蟹座28°~29°― 発効期:7/21~8/18 】


→🌑🌞“A modern Pocahontas”
   『現代のポカホンタス』
             ↓
→🌑🌞“A muse weighing twins”
   『双子の重さを量るミューズ』

【新月のテーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
※ひとによっては数日前から前倒しで感じられると思います。
※今回は新月から満月を経て次の新月まで共振し続けるキーワードを抽出しています。
※シンボルは多くのテーマをはらんでいます。沢山の中からこころに引っかかるものがひとつでもあれば、それが鍵になるかもしれません。

 
→★活気と自由奔放な屈託のなさで厳しい状況を突破していく
→★自分の正当性、優越性、見栄、または利益や利得のために吹聴する
   ポジショントークや美談に注意
→★文化や習慣、種族主義や世界観の違いを乗り超えることの厳しさと挑戦
→★ある種の高揚感や勝利の感覚とそれが過ぎ去った後の現実とのギャップが
   失望感や幻滅を招く危険
→★社会的モラルや倫理から解き放たれて見知らぬ地に向かおうとする精神
→★新しい脅威に対抗するために共通の利害だけで性急に妥協し合うことの危険
→★各自の差異を大きく包み込むような意識を持って他者と交流する
→★物事を十把一からげに単純化して語る論調を見破る知恵や視野を持つ
→★異質で見慣れない物事やひと、新たな状況を怖れず素直に受け止める
→★これだ!と感じる物事に出会うために客観的に流れを読む必要
→★必要な準備や熟考なしに目先の流れに飛びつき行き詰まる危険
→★外界の動きに目を奪われて動揺し「心の眼」で見ることを忘れる
→★相手の無知に付けいって自分の思う通りに導こうとする無知
→★秤にかけて善悪や優劣を決める行為は公正さを保つ手段であり
   正義そのものではないことを知っておく必要
→★自分自身のルーツをふり返り、新たな方向に向けて選択を行う…→

             

★エネルギーのポイント

  前回の新月『内的宇宙に生まれる力の葛藤を制する』
   ↓
  今回の新月『後戻り出来ない地点を超えて進む』

                               
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★7月新月の星模様とチャレンジ ★

〜主なアスペクトとスケジュールざっと〜

新月:蟹座28°26’
新月・キラルスと逆行の土星がオポジション
ネッソス・セレス&ヘカテから新月にクァドリフォーム
(ネッソス・ハイジーア・ニッポニアのGトライン)
新月図のASCが6月の日蝕の位置
ICにオルクスがコンジャンクト

  新月と土星とのオポジションはちょっと憂鬱な気分になったりこころが重くなったりしがちなアスペクト。ケンタウルス族のキラルスが絡む場合は社会的なニュースや日常の見聞の中でいのちの儚さや「いつなんどき何が起きるかわからない」という不安がより強調される傾向がある。それに新月の度数のテーマを考え合わせると、何かの境界を越える選択をしたり、後戻り出来ない地点を過ぎていくという暗示も感じられる。これは集合体としての選択かもしれないけれど、個人レベルでも無意識領域にかなりのストレスがかかりやすいと思う。暗示的な夢を見るひともいそう。なので心身ともになるべく無理をせず、活動と休息のバランスをこころがけたいとき。睡眠と深い呼吸は大切。早め早めに休息を取りたいとき。なるべく自然に触れる機会を持つといいかも。


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  また、新月図のASCが蟹座0°台で前回の日蝕の位置に来ること、ICにオルクス、MC直近にネッソスとセレスが来ることから、社会的にも、個人レベルでも、カルマの支払い的な出来事が(引き続き)起こりそう。おそらく前回の日蝕の余韻が通常よりも強く世界を覆っていて、そのまま8月の厳しいアスペクトに繋がっていくのかもしれない。今月〜来月は牡羊座を運行する火星がエリスにコンジャンクトし、山羊座のステリウムに次々とスクエアを形成していく。これは攻撃性として顕れやすい要注意のアスペクトで、事件や事故が頻発しやすく、火山活動の活発化、猛暑など気候や気温の変動も考えられる。国内や海外の政治的対立も激しくなりそう。SNSで流されるデマや中傷、こころ痛む(または怒りをかき立てられる)情報には注意したい。楽しめないなら距離を置こう。ひとによってはしばらく電子デバイスを離れるか、少なくともSNSから少し離れたほうがいい場合もあると思う。けれど、そんな中にも何か「新しい物事のきざし」や「新たなプロセスの進行」が感じられる期間になるかもしれない。それは、個人レベルでは「新しいわたし」「もう一枚脱皮しようとする自分」として感じられる場合もあると思う。


火星とエリス

  最近、識者が『今の私達はウイルスという目に見えない敵との戦時下にある』と新聞のコラムに書いていたけれど、それは山羊座ステリウム(木星、土星、冥王星)、そして牡牛座の天王星、魚座の海王星という遅い惑星からの影響力を見ても確かに言えることだと思う。でも、魚座の海王星に浸されたこの時代の戦争 — COVID-19 との戦いは、一般的な兵器を使う戦争とは異なり、宣戦布告もなければ戦況もよく見えない。わたし達は、たぶん目に見える「敵」と闘うとき、よく結束することが出来る。そしてゆずり合い、励まし合い、協力しあう気運も生まれやすい。9.11当時の米国がそうだったように。けれど今、現場としての「戦場」は経済、生活様式、国際関係など多岐にわたり、「何かが徐々に崩されていく」という不穏な感覚だけが強調されていく。ニュースでは日々、新たな感染者数が報道されるけれど、いったい何がどう浸蝕されているのかはとても見えにくくなっている。『皆で  “彼ら” と闘っている』という意識が生まれにくいコロナ禍との戦いは、長引くにつれてひとびとの分断を拡げていくかもしれない。今、世界はいつ果てるとも知れない「霧」との戦いに入っていること、隠された非常時という特異な状況にあることを認められないまま、平時の感覚(またはゼロリスク)を求め続ければ、非常時に対応せざるを得ない側のひとびとを徐々に追い詰めていくのではないだろうか? 不和を司る女神エリスは、苛烈な戦いを起こすことで自分という存在を確認し、微笑む。まだ本当の自分を何も識らないままに。

わたし達は今 執拗な惑星グリッドの網目に立っている。そしてその繊細なアミダ籤のような網目を、自分自身の舵取りの力で「わたしの道」に変えていこうとしてる。これからしばらくは主要惑星だけでなく、このエリスにも注意を払っておきたい。


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  今、牡羊座を運行している火星は8月18日にエリスと24°台でコンジャンクトする。エリスは非常に遅い準惑星なので、今からコンジャンクトする日までの間、1950年前後生まれから始まって全年代のネイタル・エリスと次々にコンジャンクトしていく。その影響はNエリスを何度&何室に持つかにもよるけれど、心理的には相手や状況をナナメに見て「ケッ」と思ったり、理由は二の次でただただ反抗したくなったり、自己肯定感が膨らんだりしぼんだり、このままじゃダメと感じて何かを壊したくなったり。または「こんなところに居たくない」と感じたり、やたら毒を吐きたくなってみたり…環境や内面にひどく不調和を感じ「どいつもこいつもバカばっかり!」なんて苛立ちも生まれやすい。

あるいは、なんとなく「全体」から切り離されてしまったような感覚。家族や仕事仲間、友達...人間関係も社会との関係も変わっていないのに、どことなく異なる世界に存在しているようなもどかしさや、見えない壁や、ことばにならない非・存在感。あるいは『自分はここにいるんだ!』と主張したくなる感じなど。なので、派手に口論するひともいれば、ヒタヒタと陰謀?を巡らしたり、声高に誰かの悪口を言うひともいそう。7月13日〜16日にはカイロンと火星がコンジャンクトしたので、それに触れたひとは前哨戦としての落ち込みや強いフラストレーションを感じたかも? これもまた、無意識の内に存在する深い怖れや傷を「何かの衝動」に変えてゆさぶろうとする深いこころの衝動かもしれない。


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  なのでT火星とTカイロン~Nエリスの合は要注意ではあるのだけど、同時に人生のどこか(または誕生前)に置き忘れてきた自分自身の「失った欠片」を取り戻す(またはそれに気付く)良いきっかけにもなりそう。少なくともバラバラな自我を繋ぐ本当の糸をかいま見たり、ハッと気付いたりする可能性はあると思う。だからもしこのフォースに触れたと感じたなら、脊髄反射的な言動に出る前に一拍置いて「これは何だ?自分は何を求めてる?」とふり返ってみたい。たとえば日常のぬくもりの中に一瞬、冷たく固く触れてくる得体の知れない違和感は何だろう?とか。そういう感覚がやがて大きなヒントになっていくかもしれないから。

火星は8月13日に冥王星とスクエアを形成、17日~18日にエリスとコンジャンクト、続いて25日〜26日ごろに土星にスクエア。そして9月10日に逆行し、再び9月30日に土星とスクエア、10月9日に冥王星とスクエア、19日に木星とスクエア。11月14日に順行して12月23日、またエリスとコンジャンクトすると同時に冥王星にスクエアを形成する。

そして来年1月13日、今度は水瓶座入りした土星と牡牛座2°台でスクエア。1月21日~23日には天王星とコンジャンクト、木星とスクエアを形成する。なのでこの夏から来年初めにかけて、世界も日本の世相も一層動きが激しくなると思う。メリマンさんお得意のフレーズを借りるなら『今後のワイルドライドを過ぎ越していくためにもシートベルトをしっかり締めて、ときに眼を閉じ、ときに見開き、絶叫マシンを楽しもう』という感じかな。でも、これは長丁場になる変革期。なので絶叫ばかりじゃ疲れてしまう。だから、緩と急のバランスを大切にしていきたい。


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  おそらく牡羊座のカイロン、エリスと火星の邂逅は、変革の実際的序章として他の惑星よりもダイレクトに個人的な領域を刺激してくるのではないかと思う。だからこそ、そこで与えられるチャンスを大切に扱い、自分自身の芯を確かめながらやっていけたらいいな。

これから先も驚くことがいっぱいあるかもしれない。それぞれに大変なときもあると思う。でも、それをちゃんと過ぎ越して、生き延びて、後からふり返って、何かとてもいとおしい日々に思えるかどうかは本当に自分次第。笑って怒って、たまにベソをかくときがあったとしても。惑星たちの誘惑に負けず、魚座海王星の闇の顔 — 「自分可哀想メンタリティ」にも囚われず、しっかり使いこなして乗り切っていこう。🍀


その他小惑星関係…

蟹座の水星・カルマ・ルビコンがコンジャンクションで牡羊座のカイロンとスクエア 牡羊座の火星とジュノー・へーべ&ハイジーアがTスクエア 山羊座の冥王星・牡羊座のエリスがスクエア 海王星・ヴェスタがトライン 天王星・アルビオンがコンジャンクト MC・天王星・オルクス・IC・ニッポニアがミスティックレクタングル Sノード・イクシオンが合 etc.


〜主な惑星スケジュール〜

7月25日〜26日 天王星・海王星のMPに牡羊座の火星
7月28日 双子座の金星・魚座の海王星がスクエア
      蟹座の水星・牡羊座の火星がスクエア
8月2日 太陽・天王星がスクエア
8月4日〜5日 牡羊座の火星・山羊座の木星がスクエア
8月5日 水星が獅子座入り
8月6日 双子座28°台で金星・Sノードがコンジャンクト

8月4日 水瓶座11°45’で満月!

8月13日〜15日 火星・冥王星がスクエア
8月15日~18日 火星・エリスがコンジャンクト
8月17日 太陽・水星コンジャンクション
       火星・エリスにトライン

8月19日 獅子座26°35’で新月!

8月25日 火星・土星スクエア
       火星・土星からオルクスにクァドリフォーム


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★7月新月のサビアン・シンボル★


🌑 新月のベース・シンボル:
   蟹座28°『現代のポカホンタス』



  さて今回の新月、テーマの基盤となるのは『現代のポカホンタス』。もちろん「現代」といっても、サビアン・シンボルが降ろされたのは1925年だということを頭に入れておく必要はあると思います。ただ当時の米国、それも一般白人社会で「ポカホンタス」と聞いて浮かぶイメージは、史実の中の彼女とは全く異なるものでした。たとえばデーン・ルージャー版の『An Astrological Mandala/アストロロジカル・マンダラ』では、このシンボルが『集まった部族の前に白人の恋人を紹介するインディアンの少女』となっています。

これは白人側の物語として伝えられたポカホンタスの姿であり、当然、白人側の視線に基づいています。そして、そのキーワードは「自然に還る」こと。これは少女ポカホンタスではなく、その恋人である「文明社会の白人男性」としての視点だったと言えるでしょう。なのでこのシンボルを解釈するにあたってはちょっぴりややこしい部分もあります。けれど、おそらくサビアン・シンボルを伝えてきたと言われる “サビアン・ブラザーフッド” が、バビロニアのアストラル・マジックの継承者であったとされることを考慮すれば、やはり「時空の中で起きた事実」に出来るだけ沿った解釈を試みるのが良いように思えます。なので、それを踏まえたうえで解釈してみますね。


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  「ポカホンタス」といえばディズニーのアニメ映画を通じて今や世界中で多くのひと達が知る名前ですよね。わたし自身は「ポカホンタス」の映画は観ていません。ただ、おそらくストーリーの粗筋はきっと今どきの映画らしく、ポカホンタス像には「自立して賢く強く、それでいて可愛い先住民族の女性」のイメージを与え、ジョン・スミスとの伝説的ロマンスを美しく描いていたのではないかな?と想像しています。ポカホンタスは実在の人物ですが、シンボルが降ろされた当時も、そしてたぶん今でさえも、米国の伝説上のネイティブ・アメリカン・ヒロインとして物語的な存在になってしまっているのだと思います。

また以前、民主党の大統領候補選に名乗りを上げていたエリザベス・ウォレン氏が『自分にはネイティブ・アメリカンの血が流れている』と言ったとき、トランプ大統領がすかさず彼女を皮肉混じりに「ポカホンタス」と呼んで物議をかもしたこともありました。それほど米国では有名で、しかもちょっとデリケートなニュアンスを秘めた名称のようです。今の米国に見られる激しい人種問題の突き上げを見るにつけても、やはり蟹座 ― 山羊座軸の最終度数にあたるこのシンボルには、人間という生き物にまつわる異種族融和の困難さという厳しいテーマが隠されているように思えます。


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  彼女の本名はマトアカ。「小さな雪の羽根」という意味だそうです。彼女はポウハタン族(またはヴァージニア・アルゴンキン族)の族長の娘で、アルゴンキン族の言い伝えによれば「敵」に本名を知られると良くない事が起きるという理由で「ポカホンタス」という幼いころのニックネームで呼ばれていました。これはお転婆で元気ないたずらっ子..的な意味だそうです。でも実際、彼女を巡る状況はネイティブ・アメリカンの土地に入植してきた白人達との出会いと融和、そして貪欲さと裏切りと闘争という複雑な歴史が絡んでいて、とてもロマンティックとは言えないものでした。

現代に至る「ポカホンタス」のイメージの源泉となったのは、当時の植民請負人であり、後には部族に対する脅迫や略奪を行ったとされるジョン・スミスという人物によって書かれた物語でした。そしてそれは、彼が後の世に自分を飾り立てるために書き上げたロマン溢れる武勇伝であり、真実とはかけ離れていました。ある伝承によれば、彼女自身が亡くなる前にその話を全く否定していたそうです。


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  けれど文字を持たなかったネイティブ・アメリカン側には文献というものがなく、本当は彼女がどんな女性で何を想って生きていたのかは知る由もありません。ただ記録として残っているのは、争いの中で人質として白人側に拉致され、その後通訳として用いるために英語を教えられ、キリスト教に改宗させられたこと、そしてタバコ会社の設立者だったジョン・ロルフと結婚、レベッカ・ロルフとなって「入植英国人と“インディアン”の絆」を体現する絶好の「看板」として利用されたということのみです。wikipediaによれば(おそらく入植事業やタバコ産業の宣伝のために)英国に連れていかれたロルフ夫妻は、妻のレベッカが「新世界 ― アメリカ ― の “王女”」だと紹介されたために好奇の一大旋風を巻き起こし、今で言うセレブリティー的に扱われたのだとか。けれど、英国から帰る船旅の途中でレベッカは流行り病に倒れ、帰らぬひととなりました。享年23歳前後だったそうです...。

  16世紀末に生まれ17世紀初めまで、確かにこの世を生きたマトアカ/ポカホンタス/レベッカ。3つの名前を持つこの女性には、まだ年端もいかないうちに(たぶん10代前半)拉致され、思わぬ運命に翻弄されて遠い異郷で命を落としたという記録しか残っていません。その他の物語はみな他者の都合に合わせて創り上げられたファンタジーでした。そしてそのファンタジーは、大航海時代の西欧諸国による植民地支配と統治にからむ政治経済の発展から独立戦争を経てアメリカ合衆国の建国へ...という壮大な歴史的タピストリーの隅にほどこされた絵巻の一部となっています。


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 ※マトアカ、またの名をレベッカ、ポウハタンの強大なエンペラー、プリンスの娘
 クリスチャンに改宗して妻となる...といった記述が見えるポカホンタスの肖像画


  そして今。米国史の片隅に影を落としていたあらゆる「染み」が一斉に噴き出したかのように見える今。この「ポカホンタス」という名が孕むテーマもまた、北アメリカの大地に染みついたカルマの一部として浮上しているように見えます。

  ならば『現代のポカホンタス』っていったい何だろう? このシンボルが降ろされた1925年代なら、きっとポカホンタスとジョン・スミスのロマンティックな冒険物語はそのまま事実として一般大衆に受け入れられていたかもしれません。だから「小さな雪の羽根/マトアカ」、そして「ポカホンタス」本来の意味である「お転婆でイタズラ好きで好奇心旺盛なインディアンの少女」というイメージがエルシィ・ウィーラーの脳裡にあったとしても不思議はないと思います。それは唯一彼女自身の本当の素顔をかいま見ることの出来る名前でした。けれどその後名前は変えられ、彼女のアイデンティティは外からは窺い知れないものになってしまいました。西欧の美女風に描かれ、王女のように着飾ったポカホンタスの肖像画。この絵をいくら見つめても、彼女の息遣いは聞こえてきません。空っぽ...。


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  それでも、たとえ一時であったとしても。彼女の存在こそがポウハタン族と入植者達との間に束の間の平和を創り出したこともまた確かでした。

「ポカホンタス」と名付けられた物語。でもそこには誰もいない。ただ周辺を生きたひと達の欲望と時代の想念が表皮となってまとわりついている。そんな肖像。「現代のポカホンタス」とは、もしかしたら激動する世界の中で、いつのまにか確固としたアイデンティティを見失ってしまったわたし達人間の姿なのでしょうか?

  では念のため、この度数を補完する対向の山羊座28°も見てみましょう。


山羊座28°『大きな飼鳥園』

  原文は「Large aviary」。aviaryというと「鳥小屋」ですが、ここでは動物園などにあるかなり大きくて飼育場的な役割も兼ねるネットの付いた檻を指しているようです。もしかしたらかなり大規模で、内側には自然に近い環境で暮らす鳥達を観察するための道があって様々な木が繁っているのかもしれません。そには多様な種類の鳥達が飛び交っていて、いつも賑やかです。始終飛び回り、甲高い声で鳴き交わす色とりどりの小鳥達。時折大きな叫び声を上げる、目つきの鋭い大きな鳥。じっと木に止まって辺りを見回す黒い鳥。園内はそれぞれの種に特有の歌声が入り混じり、ときに調和のとれた心地よい音色を奏でるけれど、耳を塞ぎたくなるような不協和音として聞こえるときもあります。


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  もしかするとこの鳥達はみな人間の赤裸々な姿であり、本性の一側面かもしれない...とB.ボヴィは言っていました。ひとは慣れない場所に集められると、自分と似通ったものを持つ者同士で何となく集まります。たぶん、そのほうが本能的に安心出来るから。たとえば人種や肌の色、または信じる宗教や話すことば、国籍や文化の違いによってひとびとは自然に集まり、園内の一定の場所にそれぞれの集団を作るかもしれません。そして、一見同じ人間であること以外は何の共通点も持たない他の見慣れない集団のひとびとについて、いろいろな話し合いが内輪で始まります。何故なら自分達の平穏を護るためには他の集団の力を値踏みせざるを得ないから。

『誰だ、あれ? 見たこともないヤツらだな』『何あのひと達? ヘンな顔してるしおかしな格好してるけど、近寄っても大丈夫かしら...』『いや、側を通らないほうがいいよ。前に一度見たことがあるけど、なんか野蛮そうだったし』『うわ、あっちのヤツらは奇声上げてる!ヤバイやつに違いない!』

…こうしてそれぞれの集団の中で一定の筋書きや物語が創られていきます。それはおそらくその集団に共通する道徳観や習慣を通じて都合よく創られる偏見の物語であり、外部の存在に対して無意識のうちに押す烙印としての物語です。それは、自己の存在を脅かされることへの本能的な恐怖心の投影かもしれません。


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  それでも、現代に生きるわたし達はもっと洗練されているはず。地球には様々な人種、文化、言語が存在し、習慣も感覚も異なることを知っているし、「異なる人種や考え方のひとびととも仲良く手を携え、みんな平等に、平和にこの大地を分かち合うべきだ」「異なる考え方にも耳を傾け、理解し合おう」これが人類の理想であることも理解しています。

  けれど、今。すでに原始人の時代から100万年とも200万年とも言われる人類史の上で、種族、部族、国や集合体同士の戦いが地上から消えたことはありません。わたし達個人のレベルでさえ、日々争いの種は尽きません。自分自身のこころの中でさえ、過去と今の「わたし」、異なる欲望に引き裂かれた「わたし」と「わたし」が争ったりしています。


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  そして争いの後は常に、一方がもう一方にとっての「侵略者」となり、その「侵略者」 ― 戦いに勝利した側 ― は自分達のことを、野蛮な種族に「光明」と「文明」をもたらす「入植者」または「開拓者」だと見なします。侵略する者と侵略される者、開拓者と教化される者。それは時を経て互いに入れ替わることもあるし、互いの身内や同じ種族の中でも裏切りや疑心暗鬼が生じ、新たに骨肉の争いとなるケースもあります。こうして同じ種族の集団内部にも分裂が生じていきます。それはバラバラに分断され、不安と怖れに支配された傷つきやすいアイデンティティのぶつかり合いでしょうか。

安心な繁殖地とより良い餌場を確保するために、縄張りを主張してさえずる無数の鳥達。出自や思考や性向によって身内とよそ者を区別し、理解を拒み、互いに大声で相手を圧する人間達。大きな飼鳥園は今の世界そのものにも見えます。TVなどのメディアや昨今のSNSもまた、似たような側面を持つのかもしれません。そこは無数の物語が生息するけたたましい飼鳥園。けれど広々とした大自然も、本物の大地も存在しません。


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  でも。たとえひとときであったとしても、ポウハタン族と英国の入植者達との間に平穏な時期があったのも事実。それはマトアカ ― ポカホンタスという、ひとりの少女の存在によるものでした。外からやってきた白人達と彼女が初めて出会ったのは、彼女が10歳か11歳ごろだったそうです。無邪気で好奇心旺盛で、イタズラ好きで、まだ偏見に染まることもなかった素朴な少女。

『わたしは、わたし。ポカホンタスと呼ばれてるの。あなたは、誰?』 

その姿は大自然に生きる、怖れを知らない一羽の小鳥だったかもしれません。出会いのとき、その笑顔に癒やされた白人達もいたことでしょう。まるで、キャンプしていたら野生の小動物がテントを覗きに来たみたいに。そしてそんな出会いから、はからずもひとときの「異種間外交」が芽を吹きました。...ポカホンタスが人質として拉致され、レベッカという名を生きるようになるまでは。


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  その後の彼女に関しては漠とした足跡を知ることは出来ても、そのこころの軌跡を辿ることは出来ません。レベッカとしてエキゾチックなプリンセスの仮面をつけ、歴史の小さな1ページを飾る人生。そこで窮屈なドレスをまとい、他者のための物語を生きた彼女は...ポカホンタスとしての「わたし」を少しでも保てたでしょうか? 餌場や分け前を取り合ってけたたましい声をあげる異種の鳥達の中で。でも、もし彼女の中で「無垢のわたし」がずっと生きていたのだとすれば...  

『どこにいても、たとえどん底にいても、わたしは、わたし』
『どこにいても、たとえ夢見心地のときも、わたしはわたしでしかなかった』
『それでも世界は面白いことでいっぱい!』

逆らえない運命を生き、自分の役割を果たしながら、こころのどこかで。 期待と失望のバランスをはかり、生まれ故郷の部族を想い、気持ちをなだめて現実という枠を知り、自分に出来ることをやりながら。 最後まで、絶対に妥協できない「わたし」という一線を守り抜き、それを尊厳として異郷に死んでいったのかもしれません。実のところ、苛酷な運命を生きたポカホンタスの物語に象徴されるこの度数には、強力なヒーリングの力や回復力も暗示されています。予想もしなかった瞬間にふと訪れる至福のとき。それは、誰かの指示や期待からするりと抜け出す自由な魂を取り戻すときなのかもしれません。


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  余談ですが、小惑星にも「ポカホンタス」という名を持つものがあります。発見時の位置は牡羊座5°台。ここは「これしかない」という無意識の感じ方をアイデンティティとする、文字通り「わたしは、わたしだ!」という度数です。そして今、ポカホンタスは乙女座6°台。自由を犠牲にして安全を取るか? 結果を引き受ける覚悟で外に出ていくか?その選択を問う「ハーレム」の度数です。またポカホンタスの発見チャートでは、この新月が起きる蟹座28°台に小惑星ファンテージア(幻想)が在泊。ならば新月の夜は、どこか儚い幻や夢見の中で「死なないわたし」をかいま見られるのかな?

  あ、気付いたらベースのシンボル解説が長くなってしまいましたね。では新月のメイン・シンボルに行ってみましょう。



🌑 新月のメイン・シンボル:
   蟹座29°『双子の重さを量るミューズ』


  急激な成長を促される蟹座 — 山羊座軸のルネーションも、いよいよ最終段階の度数に来ました(30°は獅子座0°でもある「ヤヌス度数」)。ということは...もしかしたら何か挑戦のテーマになるのかな?

ところでミューズとは:芸術と科学を司る9人の女神。カリオペ/叙事詩、クリオ/歴史、オイテルペ/フルート演奏と抒情詩、テルプシコーレ/合唱とダンスと歌、エラト/竪琴演奏と抒情詩、メルポメネ/悲劇、タリア/喜劇と軽詩、ポリヒムニア/賛美歌、パントマイム、ウラニア/天文学を指します(wikipedia)。 つまり「ことばと記録」「物語」「感じ取る音」「歓びや哀しみの感情」「動き」「壮大なシステムの知識」そしてその全てを包含する「スキル」。...彼女達は五感の全てを通して受け取るインスピレーションの源です。


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  今、そんなミューズのひとりが秤を持って、注意深く双子の重さを量ろうとしています。重さを量るってことは、どちらがより重いか軽いのか、そのどちらかに何らかの価値を置いているということ。でも目の前の双子は体も顔付きもそっくり。ぱっと見では両方が同等に見えます。だからよほど慎重に量らなければなりません。また量る女神といえば、アストライアを思い起こすひとも多いのではないでしょうか。彼女は目隠しをして秤を持ち、対立する2つの要素 ― 人間、集団、物事の良し悪しを公平に公正に量ろうとします。今、米国を中心に吹き荒れているBlack Lives Matter 運動もまた、公正さ ― ジャスティスを求める声の高まりから始まりました。けれどこの世界に絶対の「公正さ」や「正義」は存在するでしょうか? それらは人間の概念に過ぎず、ことばにするのは簡単でも実際には必ず何かしらのバイアスがかかるものではないでしょうか?


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  B.ボヴィはポカホンタスの子孫であるネイティブ・アメリカンのひとびとが祖先の土地を奪われ、痩せた荒れ地の保留地へと追いやられた歴史を例に挙げています。一部のひと達はそれを「詩的正義」、つまり自業自得に近い結果として見ます。なぜなら、ポウハタン族と白人達の間には幾度もの争いがあり、入植者側も何百人もが虐殺されたり畑を焼かれたり、女性達がさらわれて奴隷にされたりという事実もあったからです。それは報復に対する報復のような様相だったと記録されています。

また和平のときも、ポウハタン族からの贈り物は彼らが聖なるものとして大切にしていたタバコの葉だったけれど、白人達にはその価値がわからなかったため、こうしたの成り行きは当然の報いだと考える向きもあったそうです。結局、人間同士の争いにはその背後に無数の行き違いや誤解、やり過ぎや行き過ぎが複雑に積み重なり、それがまた互いの集合記憶に深い傷を残して取り返しのつかないところまで行くのかもしれません。

  現代のわたし達はわりと簡単に「公平」「公正」「正義」を求め、それを口にします。けれどナマモノである人間が関わるとき、掛け値ない本物の公平さ、どんな状況にも当てはまる公正さや正義など存在し得ないのではないでしょうか? それでもわたし達は、社会生活を営むために公正さを必要とします。だから「法」があるんですね。法とは約束事。集団内部の平和を保つためには、それを遵守するという共通の取り決めの下で何事も判断していくしかありません。もちろん、それが複雑な人間の感情に見合うものではないとしても。


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  けれど今、公正さをもって双子=切っても切れない2つの物事を量ろうとしているのはインスピレーションの女神です。彼女はいったい何を尺度にして、どんな決断を下すでしょうか?

では、互いに補完する対向度数のシンボルを少し見てみましょう。


山羊座29°『茶葉を読み取る女』


  これは茶葉を使った占いの一種。一杯のお茶を楽しんだ後ですっかり開ききった葉を残し、カップを空けます。そして残った茶葉が偶然によって残す「かたち」を見て、それが象徴する物事を読み取り、未来への理解を深めていくというものです。おそらく判断の鍵は、一瞬のインスピレーションかもしれません。これは気軽なティータイムの知的な遊びとしても十分に楽しめますが、もし深めていくのなら、占いの中でもとりわけ絶対的な集中力と研ぎ澄まされた感性を必要とする技なのだそうです。まだ試したことはないけれど、たぶん茶葉をひと目見た瞬間に自分の記憶の奥に眠るあらゆる象徴のうごめく森に入り、そこから何か確かなイメージを掴んでくるような感じかもしれませんね。


 Tea Leaf Reading by Ms.Lindel Barker-Revell


  彼自身がサイキックでもあるB.ボヴィはここで、興奮させたり酔うような含有物を一切排除した飲み物しか摂らないことを意味する「teetotaling = 絶対禁酒主義」ということば、そしてフラつくことを意味する「teetering」ということばを源語に対応する “音声的同族語” として “抽出” し、この占いに必須なのは「絶対的意志」と「フラつかないこころ」だと示唆していました(この行為自体が “ことのは”からひと繫がりの意味をすくい取るという「Tea Leaf Reading」的行為なのかもしれません)。


  何かの想いに駆られて興奮したり感情的になっているひとは、何を目にしても今 取り憑かれている物事を出発点として対象を把握しようとします。また願望や欲望がほんの少しでも膨らんでいれば、その欲望に沿った「物語」を通して見たいものだけを目にし、聞きたい音だけを耳にします(それが常にポジティブなものとは限りません。自分を罰するためにネガティブな物事を見ようとするひとも多いです)。そして、それ以外は全てが背景。全てが雑音。なのでもし真の「兆し」となる調べがすぐ側で奏でられても、その音色はあまりにも微かで聴き取ることが出来ません。もしそんな状態であれば、きっとこころの錘は歪められた情報に反応してあちこち揺れ動き、公正に物事を量ることなど出来ないはず。 茶葉のかたちを願望のスプーンで歪めることなく、まっさらで素直な「わたし」としてそのまま受け入れ、自分の中の「何か」と「それ」が自然に溶け合い立ち上がる光景を確かに見切る。あまりにも豊かな「意味の奔流」の中で、その行為は歩むべき道の鍵を知るのと同時に ゆるぎない信頼の体験となるかもしれません。だって誰でもない、「わたし」が選んだことなのだから。


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  ナチュラルハウスでは社会的頂点を象徴する10室に対応する山羊座。その山羊座終盤に出現する『茶葉を読み取る女』に求められる「絶対的意志」は、対向の蟹座 ― ナチュラルハウス4室(わたしの内面/家、家族、身内、国民、領土)― 終盤に出現する「ミューズ」の核心部に備わるべき資質だと考えられます。

  さぁ今、ミューズは双子のうちどちらかを選ぼうとしています。研ぎ澄ました注意力で。眼を閉じ、揺るぎないこころの眼を開いて。均衡は大事。でも実際には、まったくの均衡なんてこの世界にはあり得ません。前に踏み出すにしても、後ろに下がるにしても、わたし達は一瞬バランスを崩さないと動くことさえ出来ないのですから。ならばどちらか一方を選ばなければならないときがある。

…うーん、でも、どっちを選んだって長い目で見れば同じなんじゃないの? そうね、究極はひとつなんだから。迷いも生まれてきます。だけど、同じに見えても本当はそうじゃないんだ。今、通るべき道、自分が本当に経験したがっていること。今、それはたったひとつ。本物の「わたし」と「本物によく似たわたし」。ひとによってはそれは「ひとりでも双子であるわたし」と「欠けているから双子になりたいわたし」という双子かもしれない。ずっとこのままだっていいのに。でも、このままでは居られない。たぶん岐路ってそういうもの。またひとつ、ほんのささやかな、あるいはとてつもなく大きな、選択のときを迎えようとしてる。 それは 目の前の一線を越えていくとき。自分だけが知っている、その境界線を超えていくとき。


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  じゃ、最後の判断を下すための錘って何だろう? その秤には、どんな目盛りがついている? 

それはやっぱり...何もかも剥ぎ取ったあとの「わたし」じゃないだろうか? 短い一生を必死に生きただろうポカホンタスは、どんな「わたし」を抱えていただろう? ことばもない、うごめく感情でもない。それでも吸って吐く息の狭間に確かに在ると言えるわたし。

そのわたしを、そっと押し出す。ただの出がらしだった茶葉がある一瞬、はっきりと世界に向かってかたちを取るように。そのとき「わたし」は茶葉であり、また「双子」でもあるのかもしれません。

  さてと。新月の夜は静かな部屋の中で、ゆっくりお茶でも煎れてみましょうか...。



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have a great trek!!!★


hiyoka(^_^



この記事へのコメント

1. Posted by モンデンキント   August 05, 2020 10:55
5 hiyoka様

初めまして。いつもブログを楽しみにしております。3~4年前から言葉のパワースポットに度々遊びに来ては、いつもhiyokaさんの幅広い知識、バランスの取れた文章に感銘を受けておりました。

無数の小惑星を取り入れるところや、サビアンシンボルをベースシンボルからメインシンボルへの流れとその対面している度数を読むところはhiyokaさんならではのスタイルだと思います。サビアンシンボルは一つ一つは断片的でも前後でつながりがあることが解り、全体通してのストーリーが繰り広げられているように感じています。そのため、一つのシンボルがネガティブだとしてもそれにこだわらずに、全体を通してどう映るかを考えた時に、可能性が拡がるように思います。

占星術を齧る程度のわたしとしては、hiyokaさんのお言葉はとても難しく感じることもありますが、ブログを読み始めた頃よりも現在は、響く言葉が増え、惑星のアスペクトと日常生活での出来事が結び付くようになりました。正直、毎月新月の星読みをアップするのは大変だと思いますし、メリマンさんのコラムの翻訳を定期的にアップするのも並大抵の力ではできないと思いますが、hiyokaさんの言葉の一つ一つに込められた想いを吸収することで、癒しにつながるので、これからも言葉のパワースポットに遊びに来て、エネルギーチャージをさせて頂きます。

稚拙な文章で大変失礼いたしました。昨日の満月で触発されたのか、急にコメントをしたくなったのです。どうかお許しください。世界中が混沌としておりますが、その中でも一筋の光を消さないようにしたいものです。そのヒントがhiyokaさんの言葉に隠されているように感じているので、今後も参考にさせていただきます。いつもありがとうございます。
2. Posted by hiyoka   August 06, 2020 03:30
モンデンキントさん、素敵なコメントありがとうございます。いつも読んでくださっているんですね。ここはいつもわりとシーンとした場所なので、こうして感想を投稿してくださるのはとても嬉しいです。

アストロロジー、とりわけサビアン・シンボルを扱っているとその奥の深さに茫然とすることがあります。わたし達人間の意識自体も、表層から始まって魂に繋がると言われる無意識層まで、沢山の薄皮とでも言うような感覚の層が重なっていて。そこには過去の忘れたはずの記憶が生きたまま蓋をされていたり..。そして惑星や小惑星など、何かの力が触れてきたおりにヒョイとそれが反応して特定の想いや行動に繋がったり。それは本来「わたし」という存在全体の選択なのだろうけど、表層のみを意識しているわたし達は気付ずに動いている(または動かされてる)のかもしれません。アストロロジーって、深く分け入れば入るほど、その緻密さ濃密さに感動とも衝撃ともつかないような感覚に襲われます。そしていつも "新しい" です。

よくシンボルは360°の回転で意識の1サイクル(成長ともいうけれど)の物語を語っていると言われますよね。けれど同時に、各度数は全ての意識の層を貫く無限の縦軸を持っているように見えます。でも、それは本当に「1+1=2」のような明確で単純なものではなく、たぶんそれぞれが人間であることの全ての可能性を網羅しているんじゃないかな..。なのでシンボル解説のときは、テーマの本質に近いと感じられる流れをすくい取ることをまず考えます。そして読むひとが自身の体験や「今」にそれを照らし合わせ、自分に何を語り何を意味してるのか?を考え(または感じて)ヒントにしてもらえたらいいな..なんて思ってます。その理由は本当の意味で、"自由" になるために、かな。それはもしかしたら「ことば」でさえなくて、なにがしかのエネルギーなのかもしれませんが..。(続く

 
3. Posted by hiyoka_続き   August 06, 2020 03:36

なので、癒やしに繋がると感じてくださるのはとても嬉しいし、励みになります。自分でもいつまで続けられるかな?なんて思いながら、もうずいぶん経ってしまいました。でもきっと読んで何かを感じ取ってくれるひとが少しでもいる限り、そして「そのとき」が来るまで、細々と続けていくんだろうなと思っています。(というか、まだ書いておきたいことはいっぱいあるのだけど..^^;)

モンデンキントさんの満月期が新しい発見と歓びに満ちていますように!🍀
ありがとう🌟
 
 

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