レイモンド・メリマン 週間コメント8/10【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント8/24【金融アストロロジー】

August 18, 2020

🌑8/19の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つのではないでしょうか。
    例えば... シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  8月19日12:01前後、北海道周辺で 12:07前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は11:41頃、沖縄周辺では11:12前後に獅子座 26°35’ で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月♌️ 獅子座26°~27°― 発効期:8/19~9/16 】

🌑🌞“A rainbow”
   『
    
🌑🌞“Daybreak”
   『夜明け

【新月のテーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
※ひとによっては数日前から前倒しで感じられると思います。
※今回は新月から満月を経て次の新月まで共振し続けるキーワードを抽出しています。
※シンボルは多くのテーマをはらんでいます。沢山の中からこころに引っかかるものがひとつでもあれば、それが鍵になるかもしれません。

 
→★自分を取り巻く霧の中に投影された様々な感情の破片に気付く
→★正当性、優越性、承認または利益や利得のためのポジショントークに注意
→★自らの生命力と気力の源泉をあらためて確認し、調整し、備える
→★ 目に見えるものやカタチの裏に存在する
     「未だ見えぬもの」の存在を意識しておく

→★たとえ一時的であっても小さな決意をすることが後の違いを生み出す可能性
→★ささやかな日常のなにげない音、色、気配の中に常に新しい息吹を感じ取る
→★計算上、数値上は同じに見えてもそれぞれ実態は全く異なる現象や状況に注意
→★特定の立場や立ち位置、力や能力がなければ見えない光景があることを知る
→★束の間の、または僅かな希望の兆しをかいま見てそれを糧にしていく
→★伝統や古くからの智恵を思い起こし、新たな感覚で活かしていく必要
→★疲弊したこころをひととき癒やす ささやかな美や清々しさに触れる
→★生きることに不可欠な不屈さと闘争心に隠された繊細さやもろさに注意
→★誠実さ、誠意、一切無欲のことばや行動が新たな道をひらいていく
→★雲に閉ざされた中で「真の意味での自立」とは何かを考えながら
  これからの道を探っていく…→

            

★エネルギーのポイント:

前回の新月『後戻り出来ない地点を超えて進む』
             ↓
今回の新月『温故知新 ― 区切りをつけ、戻り、受け入れ、刷新する』
                               

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★8月新月のサビアン・シンボル★


  今回の新月はまずサビアン・シンボルのテーマからいってみます。以下のテーマを頭に入れつつ、アスペクト編を読んでみてね。

🌑 新月のベース・シンボル:
   獅子座26°『虹』


  新月が基盤のテーマとしてとっていくシンボルは『虹』。それはたぶん嵐が去った後、澄み渡った空にかかる、虹。 虹を見たとき、思わずこころの中で「あ...!」と声をあげてしまうこと、多いんじゃないかな。そしてただ、見つめてしまう。すぐに消えていくのを知りながら。でも、こころの何処かで消えないようにも願いながら..。


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  虹はその美しさ、儚さ、不思議さで、見る者に何かフッと浮き立つような、華やぐような、または癒やされるような感覚をもたらしてくれます。祝福や幸運を感じるひともいるし、すかさず願いをかけるひともいます。空に美しい虹が架かるとき、わたし達はそこにいったい何を見ているのでしょう? 

著書『アストロロジカル・マンダラ』の中で、デーン・ルージャーはこのシンボルを聖書の「ノアの方舟」に関連づけ、神とノアとの間に交わされた「聖約」と重ね合わせて解説していました。それは周期的に顕れる「種蒔く人」としての存在、ノアに対し「もうこれ以上荒ぶる破壊の力が生き物のいのちを脅かすことはない」と保証する、聖なる「約束」を意味します。嵐は過ぎ去り、どこからともなく “生命の歌” が聞こえてくる...。

では、神や聖書を少し離れて「虹」そのものをわたし達が見るとき、そこには何があるでしょうか?


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  “虹とは、『 太陽の光が空気中の水滴によって屈折・反射されるときに水滴がプリズムの役割を果たし、光が分解されて、複数色(日本では7色)の帯に見える』 現象である(wikipedia) 。” ひとつ前の度数、獅子座25°のシンボルに出てくる『砂漠を渡る駱駝』は、その血液を通して “生命の水” に支えられていたのですが、ここではその同じ “生命の水” が、極小の水滴となって大気中に浮かんでいます。 わたし達の眼はその “生命の水” が光を分散し反射した、様々な波長の光を受け取っているんですね。

B.ボヴィはこのシンボルで、ギリシャ神話に出てくる虹の女神アイリス(イリス)に言及しています。アイリスは天の大女神ヘラに仕える女神。召還に応じて聖なるメッセージを伝える役割を担っていたと言われています。その姿はとても美しく、黄金の翼と虹色に輝く長い髪を持っていたのだとか。

また、このアイリス( iris )という単語は、眼の「虹彩」を指すことばでもあります。この「虹彩」は、わたし達ひとりひとり、独自の異なる模様を持つことから個人認証にも使われています。なのでアイリスとは「唯一無二のわたし」を宣言するものでもあるんですね。 


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        わたし達が希望や願いを抱いて地上に立ち、遙かな虹を見上げるとき、聖なるメッセージを携えた女神アイリスが太陽の光を受けて天空に浮かびます。けれどそれは、わたし達を存在させ生かし続けてきた、その同じ “生命の水” が空間に投影され、白光を受けて様々に光り輝く姿だとは言えないでしょうか。 そして、これを美しい光の帯として感じ取る、わたし達の虹彩(アイリス/イリス)。わたし達が「虹」=「女神イリス」に見ているものは、他の誰でもない、わたし達自身の持つ独自の存在の意味と、それを見出し、それをせいいっぱい生き抜こうとする者に与えられる、新しい可能性・大いなる希望なのかもしれません。

誰かと一緒に虹を見ていたとしても、けっして同じ虹を見てはいません。全く同じ角度で光の反射を見ることも不可能なら、全く同じ虹彩で光を受け止めることも出来ないから。 もし虹が、わたし達を生きるいのちの投影であるなら、その七彩の輝きから受け取るメッセージは、それぞれに異なるたった1つのもの。自分は何故ここに居るのか? 「私」と「皆」との関わりの中で、社会の中で、この大地の上で... 生きて、前に進もうとする「わたし」とは何なのか? 虹はとても儚い存在なのに、それでも(だからこそ)束の間の永遠を感じさせるのは、何故? 嵐の後、空中を浮遊する水滴のひとつひとつが、わたし達に告げるメッセージとは何だろう…? 


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  それはたぶん、見るひとの数だけ無限に異なる、声にならない声。わたし達のいのちと、そのいのちを生きる「何者か」との間に交わされた、新たな「盟約」かもしれない。ならばその「盟約」は、それを生き切る「わたし」にしかわからない...。

  ではもう少し理解を深めるために、いつものようにこのテーマを補完し、方向を与えるとされる対向度数も見てみましょう。

 
水瓶座26°『比重計』

  比重計とは、水の比重を基準値として対象となる液体の比重を測るためのもの。じゃ比重って何だっけ? …『比重とは、ある物質の密度(単位体積あたりの質量)と、基準となる標準物質の密度との比である。通常、固体及び液体については水(温度を指定しない場合は 4 °C)、気体については、同温度、同圧力での空気を基準とする(wikiより)』。

  つまりこのシンボル「比重計」 って、測りたい物質が水や空気を基準としてどれだけの “密度” を持っているかを調べるための道具ということになります。


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  このシンボルが降ろされた1920年代半ばはちょうど米国の禁酒法時代にあたります。ほとんど野放し状態に近かったと言われる密造酒の製造にも、この比重計が用いられていました。B.ボヴィはこのシンボルを『スピリッツ(酒)の中に生きるスピリット(精神)を測る道具』…つまり、溶媒としての水(生命の水)の中に、独自の「そのものらしさ」がどれほど濃厚に醸し出されているかをテクニカルに見極める行為をシンボライズしていると指摘しています。このあたりはいかにも水瓶座っぽい感じがしますね。

  液体の密度は、その “浮揚力” — または物を浮かせる力 — を左右します。 突然の夕立が去り、その後大空にかかる美しい虹。その虹が映し出すメッセージをわたし達が受け取るには、太陽光線とわたし達の間にほんのひとときだけ適切な角度で浮かぶ、まとまった水滴が必要です。わたし達はそこに、自分自身のスピリットと再生の希望を見出すかもしれません。けれど、その思いのひとつひとつがこの世界に果たして何をもたらすのか…自分の中で、何が発酵しようとしているのか? この新月の下では、どこかでそれを慎重に測りながら歩む必要があるかもしれません。だって、スピリッツで酔っ払った目に映るのは、ただ美しい幻かもしれない。もしかしたら、虹を鏡として自分の儚さだけを感じ取ってしまうかもしれない。

偶然でも必然でも構わない。とにかくわたし達はここにいる。ならば虹に映したわたしだけの「盟約」を、読み取ってみよう… 今、この こころで。


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🌑 新月のメイン・シンボル:
   獅子座27°『夜明け』


  さてと。今回のメイン・テーマとなるシンボルは獅子座27°『夜明け』です。原語の “Daybreak” は、東の地平線から太陽が顔を覗かせる瞬間…「暁」と呼ばれる短いひととき。 光が闇を追いやるとき、冷たい夜を覆い、空間を浮遊していた水滴 — 霧は、いつのまにか拡散し、消えていきます。また、わたし達が虹の中に見ていた最も高い周波数の色「紫」は、ここでは夜明けにそっとたなびくスミレ色の雲となって顕れてきます。そしてかすかに瞬く明けの明星。...そして日が高く昇り始めるとともに、その繊細な天幕はまるでスミレの花が密やかに萎れていくかのように徐々に色を失っていきます。やがて朝の強い光が射し、徐々に物のカタチが明らかになってきました。いつもの屋根、いつもの街。さぁ、いつもの一日の始まりです。それは毎日訪れる、ささやかな奇蹟のとき。神々にもひとにも等しく訪れる、夜明けと日没 — サイクルの理。


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  ではここで、このテーマが向かう方向とされる対向のシンボルを見てみましょう。


水瓶座27°『スミレの花で満たされた古代の陶器鉢』

  ここでは夜明けのスミレ色が、摘み取られたばかりの新鮮で可憐な花として顕れてきます。

陶で創られた器は、とても壊れやすくデリケートです。でもこのシンボルに描かれた鉢は、長い年月に耐えてその姿を保ち、今も日々使われているようです。もしかしたら骨董市で買ったものでしょうか? それとも、その家で代々大切に使われてきた器でしょうか? 長くひとの役に立ってきた陶器には、傷やヒビが入っているかもしれません。はるか昔には鮮やかに彩られていたはずの肌も、今はもうその艶と色を失い、時の流れに曝された「土」の本質をかいま見せています。


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  けれど、そんな古色蒼然とした鉢に新鮮な水をたたえ、スミレの花で満たしたとき... わたし達は、部屋の空気が変わるのを感じます。ん、何だろう? 優しい薄紫のスミレの花。それは、厳しい時の試練を耐えぬいて少し草臥れてしまった鉢を無言の微笑みで慰め、静かに称賛しているのかもしれません。...いえ、もしかしたら...部屋中に拡散していくスミレの「いのち」に感応し、この古い鉢を新たな虹彩を通して見始めたのは、わたし達のほうでしょうか? この鉢はきっと、数え切れないほどの日々をひとと共に過ごし、沢山の人生の傍らで時を過ごしてきたことでしょう。ひとときの花のいのちをそっと抱きながら..。 

時は変わり、場所も変わり、ひとも変わる。けれど古びた陶器鉢は今も生きている。たとえどんなに厳しいときを過ぎ越さなければならなかったとしても。生きてここに在り続けるかぎり、再び新鮮な「生」そのものとの出逢いは訪れる。幾度となく。数え切れないほど。そして無言のうちに、わたし達は満ちる。もし、内なる透明な水を枯らさずにいられるなら。 厳しさも優しさも、ただ等しいものとして抱きとめるなら。これもまた、わたし達に訪れるささやかな奇蹟の一瞬かもしれません。


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  こうして日はまた昇ります。いつもの一日の始まりです。それは派手に輝くようなこともなく、小躍りするような素晴らしい一日ではないかもしれません。もしかしたら、打ちのめされるかもしれないし、じっと待ち尽くすだけのやるせない一日かもしれません。でも、わたし達には必ず夜明けの一瞬が来るし、深い闇に抱かれて安らぐ一瞬も来ます。夜が来て、そして再び朝が戻る、そのリズム。休息と再生。そんなサイクルの繰り返しの中で、たとえおぼろげであっても、確かにわたし達を再び生かしてくれる、新しい時の始まり—「わたしのリニューアル」— を見ていくこと。このシンボルはそんなテーマを告げているのかもしれません。

       じゃ、シンボルをこころの情景にあてはめるとしたら.... たとえば何か悩み事を抱えているとき。苦しいこと、心配なこと、腹立たしいことがあるとき。積み重なった不満がこころにうごめくとき。あれこれの思いが錯綜して、夜通し眠れなかった...。そんなとき、わたし達はヒビの入った古鉢のように渇き、くたびれているかもしれません。「あぁ、もう夜が明けてしまう...」疲労感、そして焦燥感。 

でもふと思い立ち、重い体を引きずるようにカーテンを開けて空を見上げてみる。 あ、ちょうど今、陽が昇ろうとする、その寸前! それは夜と朝との識閾。雲も山並みも、遠くにそびえる高層ビルも、全てが薄紫に染まる一瞬、稀有の刻。何もかもが、「無い」と「在る」の両方に溶け込んでいくとき。その優しさと深さに包まれて、わたし達は自分が今この瞬間も「生きて」いることの不思議に気付きます。


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  くたびれた体とこころ。けれどそこには継続する刻と、常に真新しい刻の両方が生きている。わたし達の中で、二つの刻の交差が起きている。長く携えてきた、その刻印を否定する必要もない。ただ、新しい息吹がいつもそこに在り続けてきたことを、思い出すだけ。そこに初めから在って、待っていることを。ここで。思い乱れる夜でもなく、世事に追われる昼でもなく、この、紫いろの境界の刻に...。

  じゃ、このシンボルを社会的な物事にあてはめてみたらどんな感じだろう? 古びた陶器鉢は何か伝統的な考え方や、古くから大切にされてきた文化や習慣にたとえることが出来るかもしれません。社会がどんなに変容しようとも、その底流を流れる地下水脈 ― ひととしての感じ方の構造(あるいは集団としてのアイデンティティ) ― が生きている限り、その集合体の本質が変わることはないでしょう。どんなに古びていても、それが今のわたし達を見えないところで支えているのなら、それは本質と言えるもの。それを否定する必要もない。新しいものを土台として支えられるのは、長い年月を耐えてきたものだけ。ただ、その器にいつも綺麗な水をはり、真新しく瑞々しいスミレの花を活けていく。それを心がけていけるのなら...。


  そういえば、B.ボヴィはこのシンボル軸の解説の最後に次のような歌の詞を提示していました。これは英国〜米国に古くから伝わるマザーグースの一部で子供達の遊び歌だそうです。

“Ring-a-round the rosy,  バラ色の輪っか
 A pocket full of posy,    ポッケ一杯の花束
 Husha, husha,                フーシャ フーシャ     
 We all fall down”             みんな  ひっくり返るよ♪

17世紀後半、ロンドンでは黒死病(ペスト)が猛威をふるい、当時の人口の15%が死亡...と記録されています。これはそんな当時から今も歌い継がれているわらべ歌。黒死病との関連ははっきりしませんが、背景を思うとちょっと怖い歌詞かもしれません。けれど、どんなに苛酷な時代にあっても、それを歌いとばし、笑い飛ばしながらひとびとは生きてきました。善も悪も、貧も富も、ひとからげ。いつかはみんなひっくり返る。それをわかって、ひっくり返ってまた起きる。そうやって、夜明けは来る。何度だってやってくる。さぁ、ひっくり返ってスミレ色の空を眺めてみよう...なんて。



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  ではそろそろ 星模様&チャレンジに行ってみましょう。たぶん今回もいろいろ書くと思うけど、惑星アスペクトの様々な顕れの底にはサビアン・シンボルに示された新月のテーマが底流として息づいていることを感じつつ、読んでもらえると嬉しいです😊。


★8月新月の星模様とチャレンジ ★

〜主なアスペクトとスケジュールざっと〜

新月:獅子座26°35’
新月がMCにタイトなコンジャンクト
 水星が新月に2°未満でコンジャンクト

 ・新生の予感、脱皮の必要、孵化、胸騒ぎ、あと一歩の大切さを胸に刻む...ここまで来て、様々な外的変化を感じながらも日々こころと体を慣らしてきた。けれどあと一歩。まだ自分の中で定かになっていない、まだ見えない、具体的な決め事には至らないと感じる物事があるかもしれない。この先、何かある、起きるという兆しは感じる。今は焦らずに目の前のことに集中してみよう。たとえ結果に確信が持てなくても、今は緩急のバランスを取りながら確実に。MCに新月が乗る形になるので新月の影響力は強いと思う。壁が立ちはだかる中でも、何が起きようと屈せずに再生やリニューアルを果たしていくというテーマは、日本とその国民にとって 今とても大きな意味を持つのかもしれない。


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  またMCは国のリーダーも示す。知るかぎり、安倍首相のネイタルチャートは出生時刻によって2種類あるけれど、どちらも速度の遅い冥王星は獅子座25°に在泊して今回の新月に近い。メインで見ているチャートはASC近くに冥王星があり、これは強力で、誰が何を言おうと「自分が信じたやり方・生き方を通す」という傾向が多く見られる。世界で猛威をふるうコロナ禍をきっかけに、国の内外ともに360°の非常に複雑な脅威を抱える今「側近が何を言っても休もうとしない」という閣僚の話はうなづける。なのでこの新月のテーマをご自分の信念に照らし合わせ、出来る限りリーダーシップを執っていただきたいと願っている。ただ懸念としては、ネイタルの3室海王星が6室カイロン、12室木星・天王星とTスクエアで、カイロン側にトランシットのカプリコーン・ステリウムが来ていること。このTスクエアは対人関係において緊張と弛緩、誠意と裏切りの体験が同時または交互に起きやすく、心身ともに無理をすれば脆くなりやすい。なのでやはり適度な休養は必要なとき。そして3室の海王星はコミュニケーションにおいて誤解を招きやすいこと、裏切りを経験したりメディアとの折り合いに困難を抱えやすいことを示唆しているかもしれない。(お会いしたこともない方なのであまりあれこれ勝手に言及するべきではないけれど、一応この新月と関わりがあることに加え、重要な公人であることから少しだけ触れてみた)。一方、日本の戦後始原図では8室(債務、海外との借款関係や通商・経済関係、死亡率)のSノードにオーブ1°で新月が起きる。実際に何が進行中で何が起きるかは外側からは見えにくいけれど、今後を見据えて経済問題と感染・疾病対策の見直しなどが行われるのかもしれない。

(余談になるけれど。首相に関しては今回使用したチャートが正しいとすれば、ICにはネイタルで小惑星ニッポニアが乗っており、8月15日前後はニッポニア・リターンだった。日本の政治家を見るときは、このニッポニアのアスペクトを調べることにしている。アングル、または太陽にこの小惑星がタイトにコンジャンクトしていれば、掲げる方向性は様々に異なるとしても、日本のリーダーとしての役割を負う人物だと判断する有力な要素になると考えている。もちろん要素はそれだけではないし、しかも正しい出生時間がわかるひとは少ないけれど..。余談終わり😅)


新月・水星・月のSノード(とイクシオン)・火星・エリスがGトライン
新月・水星が月のノード軸(Sノードにイクシオン)を調停

 ・密やかに進行するインフォメーション・ウォーに注意(国家規模から私的願望までやりたい放題の雑多な情報、偽の希望や恐怖がバラ撒かれる傾向あり)

 ・まだデリケートな段階にある新たな「何か」が水面下で生まれる可能性。それが社会的な人間関係であれ、自分自身のインスピレーションに基づく何かの意志であれ、どんなものであっても、結果的に良いか悪いかはそれを自分自身がどんなパースペクティブで見て、どう理解・解釈し、対応するかによって著しく異なるはず。他者が絡む場合は広く俯瞰で見る目を共有出来ると良さそう。自己主張と相手の観点への気遣いとのバランスは大事かもしれない。


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火星・エリスのコンジャンクションがカプリコーン・ステリウムにスクエア

 ・12月冬至とともに起きる“グレート・クロノクレーター” ― 木星・土星のコンジャンクションを前にして、牡羊座火星が織りなす様々な形での下克上のダンスが見られるかもしれない。特に9月10日〜11月14日の火星逆行期は、「自分探し」のために出会うもの全てにもともと存在する歪みや不和を浮上させ、対象となった相手や集団の「真の顔」を暴露していくエリスの「健気なほどの底意地の悪さ」が発揮されるかも。欲張ったり見栄のために「クサイものに蓋」をしようとするとかえってトラブルを呼んで逆効果になるかもしれない。いろいろと難しいときだけど、たとえば出来ること・出来ないことに関しては正直であったほうが良いと思う。


金星・天王星Rがセクスタイル

 ・感情がたかぶったとしてもそれを露わにはせず、俯瞰で状況を眺める余裕を持つ
 ・自分のこころの内側や外の世界の現実を理解していくためのきっかけ、
  または新たな鍵となる何かを見つける可能性


ASCにニッポニアがコンジャンクト

 ・日本人としてのアイデンティティの再考
  (国境不要説などグローバリズムや社会主義的な“We Are The People”論、人種や歴史という概念を否定し強制的にMIXしてしまえば平和になるといった論調の高まりとそれへの反発の声がせめぎ合う中、ひとによってはここで日本の文化的独自性や自立の感覚について一考する必要、またはチャンスがあるのかもしれない)
 ・戦後75年を経て淀みきった国家像の“リニューアル”に着手する必要
 ・伏せられてきた事実に光を当てる、古い伝統の埃を落とし風を通す
 ・恣意的な解釈を挟まない「ありのままの事実」の価値を重んじる必要
  などが考えられる


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冥王星・ハイジーア(ヒュゲイア)のオポジションにヘーベがTスクエア
ハイジーアとヘーベからセレス(ケレス)にクァドリフォーム

 ・大きく見れば、コロナ禍や他の感染症、蝗害、異常気象と災害、国際紛争や内戦、経済恐慌などが絡み合って頭をもたげる世界的な食糧難(セレスへのクァドリフォーム)の予兆を示唆しているのかもしれない。

 ・このところ、ハイジーアとヘーベのハードアスペクトがずっと続いているのが気になる(ハイジーア:保健、衛生、健康/ヘーベ:集合体や個人間の共依存、従属や隷属を示唆することが多いが、一方では精神の若さ、あるいは未成熟さや未発達な自我、「宴の花」「人形」的な扱いという象意もある。また実際の若年層や子供達、年下の人物を示唆したり、特殊なケースとして小児性愛の傾向を示唆する場合もある)。これは「COVID-19の若者への感染の拡がり→重症化年齢が下がる可能性」ともとれるけれど、他に考えられることとしては、コロナ禍の自粛モードで今まで見過ごされてきた(または見て見ぬフリをしてきた?)家庭内の問題(セレス=ケレス)に光が当たり、過去のボタンの掛け違えや拗れてしまった関係に直面する…というテーマがある。

こういったテーマにもし心当たりがあるなら、満月に向かって「失われた何か」を取り戻す機会があるかも。互いに避けてきた物事をしっかり見据える機会になりそう。ただしけっして簡単ではないと思う。「彼/彼女は自分の○○である」という感覚を一度捨て去り、まっさらな「他者同士」に立ち戻って、出会いから新しくやり直すくらいの気構えは要るかもしれない。そのうえで、維持するべきこと、捨て去るべき「もの」や「こと」を明確にし、過剰な期待や欲を脇に置いて現実をどうすべきかに取り組んでいく感じ。それは結果的に自分を壁際に追い詰めることになるかもしれないし、そこから覚悟をつけてそっと一歩を踏み出すようなことも考えられる。「今」が行動の時期かどうかはそれぞれの事情や直観にもよるけれど、変化はまず内側から起きていく。

  また中にはDVなど、身体的、精神的な支配者・従属者という共依存関係に気付き、そこから抜け出すきっかけを見出すひともいるかもしれない。これはケースバイケースなので一概に言えることではないけれど、いずれにしてもそんな関係にとっては訣別の機会=危険期でもあると思う。なので「焦らない自分」を取り戻すための隙間を出来るだけ作り、可能なら周囲の助けを借りてまず距離を置きたいところ。何でもそうだけど、まず安全を確保。その後で「他者との関わり方のリニューアル」を意識しながら、今後の火星逆行期がもたらす経験の中で慎重に観察と理解を深めていくことが大切かもしれない。「失われた何か」とは、結局「本来のわたし自身」なのだから...。


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23日~25日~月末あたりまで要注意期
土星・インシデンティアがキラルスにオポジショ
銀河中心に月のSノードとイクシオン(無頼上等&狡さ)がコンジャンクト

 ・現在、不和のエリスとコンジャンクト中の火星が、エリスとのオーブ範囲を保ったまま土星とインシデンティアのコンジャンクションにスクエアを形成する。またカプリコーン・ステリウムと火星・エリスに加え、ハイジーア(保健・衛星)とヘーベ(共依存/若者/宴の花)が加わってGスクエアが成立する。このGスクエアは9月初旬まで続くので注意。25日前後には火星・エリスと土星・インシデンティアからオルクス(水星)にクァドリフォームが形成され、その中心をネッソス(因果応報)・オルクス(断罪、審判、引導)のオポジションが貫く。

 ・ケンタウルス族のキラルスが在泊するのは蟹座28°で7月の新月の位置。逆行の土星は当時在泊した対向の山羊座28°から少し離れて26°台を運行中だけど、今回はその28°にインシデンティアが来ている。これは一種のトリガー的な働きをすると思われる小惑星なので、火星・土星スクエアが形成されるこの新月期も十分注意が必要だと思う。このところ、世界中で多くのひと達が納得いくような理由もないまま突然犠牲になるような事件、事故、災害、危機が相次いでいて、直接自分に降りかからない限りそうしたニュースにはあまり驚かなくなってしまう...そんな “新しい日常” が生まれつつあるのかもしれない(それは一種の防御装置でもあると思う)。

ただこの「何でもアリ」な傾向は、これからも山や谷を経ながらしばらくは(おそらく真の意味で落ち着いてくるまで少なくとも数年)続くと考えられる。なので、このまたとない今という時期をそれぞれ自分なりに受け止め(ちょっとした喜怒哀楽、右往左往はいざとなったら当たり前..くらいの感じで)シンプルに体験していければと思う。濃密な惑星宇宙グリッドのアミダ籤で1本のラインを選ぶ主体は、究極には自分自身の意志であり、壮大な3Dアミダ籤のホログラフは「わたし」の胎内宇宙にのみ存在する。もしお腹の底で「間違った!」と思ったら「現実」より先に、内なるラインを選択し直そう。きっとその後で徐々に流れが変わっていく。


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  ところで、9月25日に入ってすぐに火星・土星の正確なスクエアが成立する。この場合は牡羊座火星のイケイケ精神を山羊座を逆行する土星が抑圧してくると思われる。なので横からブレーキをかけられた火星の側には強烈なフラストレーションが起きやすい。これから、というときに冷や水をかけられたり忍耐を強いられる場面がもしあるなら、自分の耐性を試す良い機会かもしれない。その火星・土星スクエアのちょうどミッドポイントに来るのがあの因果応報を体現するといわれるネッソス。その在泊度数、魚座11°台のメイン・シンボルは『新規入門者の試験』。不屈の精神を喚起してくる、これも一種の「リニューアル」を示唆する度数だと言える。土星の壁を煮え立つ熱湯の「差し水」として受け止め、現行のプランも身もこころも、ともに調整してみる方向で使えたらベストだと思う。特に裏方でのハードワークはキツイかもしれないけど、それは後で何らかのかたちで自分に返ってくる。ただし不屈と頑張り過ぎの境界線には注意ね。ストレスを溜めすぎては元も子もないので、バランス取りも大事。

また、このところ世界各地が熱波に襲われており(カリフォルニア州では54°Cを記録)、日本も記録破りの暑さで毎日のように警報が出されている。火星は熱い。けれど土星は冷たい。土星の力が働きかけることで、もしかしたらほんの少し、この熱波が和らぐ可能性もあると思う(そういう方面では土星に頑張ってほしいところ...ただエリスは全方向的に火星を焚き付けているけれど)。


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9月2日 魚座10°12’で満月!

・ネッソスと満月がコンジャンクト
・太陽とグリーヴ・オルクスがコンジャンクト
 満月の月—太陽軸が、エリス・BMリリスと土星・インシデンティアの
 スクエアから形成される太陽へのクァドリフォームを貫く
・金星と土星がオポジション
・火星・ヘーベ・ハイジーア(と金星)・インシデンティア(と土星)が
 Gスクエア 
・太陽(とグリーヴ、オルクス)・天王星・イカルスとパラスがGトライン 
・ICにエリスとBMリリスがコンジャンクト 
・木星とルシファーがクインカンクス

 ・リニューアルの新月に対しての「結果」や「回答」とも言える満月のテーマは、踏み出してなお見えない壁(不動の壁というよりも硬軟・変幻自在な壁。どちらかというと半透明で、きついパンチを打ち込むそばから包み込み、呑み込まれそうになる巨大なジェリー状の壁かもしれない)に焦れているような雰囲気も感じられる。上昇惑星がフォルスであり、12室に月のSノード、そして1室のイカルス・パラスのコンジャンクションからは、突然の何事かをきっかけとして、仕込まれた政治的な導火線(党派的闘争)が発火する感じもある。

世相の騒がしさや個人的な人生の一進一退にもし苛立ちを感じたとしても、それでも見えないところで確実に変化は生まれつつある。牡羊座の火星が逆行を前にうっそりと速度を落としつつあるこの満月では、今 経験しているとても小さなことが(たとえ方向性が見えなくても)積み重なって「壁の先のわたし」(またはわたし達)を創っていく。なので行動には出来る限り自覚的でありたいとき。拙速な行動、大胆過ぎる行為、攻撃的な言動はトラブルの元になりそう。だから重心を下げ、地を踏みしめてゆっくりと。煽りことばは話半分〜1/5程度に聞き流し、刺々しい場は出来るだけ避けてスペースを護り、こころ静かにただ自分らしくいきたい満月期。

KBOのイクシオンが最後に銀河中心直近まで戻っていくこの新月期と次の新月期は、世界の局地的闘争が様々なかたちで繋がっていくとき。そしてわたし達個人レベルでも、ささやかな持続勝負のときとなるのかもしれない。


今、大切なものは全て自分自身の胎内宇宙に存在する。


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9月10日 火星が牡羊座28°台から逆行開始
 (11月14日まで)

 ・無理をしないこと ・事故、怪我、暴力に注意 
 ・可能なら手術は避けたほうが良いとされる

 その他火星逆行期の注意点については『フォーキャスト2020』
 や『マンデーン2020』に詳細が載っているので持っているひとは
 参照してね。

そして…


9月17日 乙女座25°00’で新月!

  ふぅ..次回はやっと、暑くて熱い夏から秋分へと向かう新月。でもまだまだわたし達の世界は動き続ける。なのでいろいろ書いたけれど、本当に言いたいのは..まず、肩の力を抜こう。ほぉっと大きく息をついて。お腹の一点に力を感じ、出来たら指先だけにフッと神経を集めて。そして何かに触ってみよう。空気でも。生き物でも。植物でも、ぬいぐるみでも、機械でもいい。自分や誰かの体でも。余計なことなど考えず、そこに在ること、居ることを確かめて。頭ではなく、あなたの存在全体で。

ことばにならないスミレ色の夜明け。闇と光の識閾。黒と白の境目。なにもない。一瞬の、静寂。それだけあれば、わたしは十分笑顔で生きていける。どんなときも。


もしかしたら、そんなふうに感じられるかもしれないから...。


eso1122quasar



have a great trek!!!★

hiyoka(^_^



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