レイモンド・メリマン 週間コメント8/31【金融アストロロジー】🌑9/17の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

September 06, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント・番外編【金融アストロロジー】

レイモンド・メリマン・コラム(番外編)  2020年9月7日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【お知らせ】

今回のコラムは休載ですが、メリマンさんから『フォーキャスト2020』からの抜粋と、それに対しての現況コメント付きの原稿が送られてきましたのでそれを掲載します。(来週はお休みさせていただきます🙇‍♀️)


木星・冥王星コンジャンクション:過激な手段

  “今日、共和党は財政的に無責任な党であり、そして民主党はといえば、財政的に正気とは思えない党だ。”

  ― モナ・シャレン
    “Deficit is the Great Missing Topic”
   Arizona Republic 2019年11月11日付

  カプリコーン・ステリウムの最後のパートは木星と冥王星の13年シノディック・サイクルだ。これは2020年の4月4日、6月30日、そして11月12日の3回にわたって起きる*。
* 逆行と順行運動により最初の2回が山羊座24°台で、最後が山羊座22°台で起きる。
  2020年1月12日に起きる土星・冥王星コンジャンクション、及び2020年12月21日の木星・土星コンジャンクションと結び付けるなら、木星・冥王星コンジャンクションは2020年に起きる外惑星のシノディック・サイクルの3番目だ。木星とそれより以遠の惑星達を含むコンビネーションは10種類しかない。だから10種類ある長期のシノディック・サイクルのうちの三つが同じ年に見られるというのは極度に稀な事象だ。しかも、3回にわたるシリーズとして木星・冥王星のコンジャンクションが見られるのも非常に珍しい。過去160年間でたった2回しか起きていないのだ(1869年7月~1870年5月、1955年11月~1956年6月)。

    木星に関連する原理は楽観、希望に満ちた心理、成長、拡大、誇張、そして過激思想だ。また、世界貿易、教育、そして判決が下される司法裁判所にも関連する。要するに、木星が関わると全てが通常より大きく ― 拡大鏡を通して ―  見えるのだ。
・年明けは世界の多くの株式指数が史上新高値や数年ぶりの高値をつけるなど、2020年に向けて世界の経済見通しも非常に良好であり、大きな希望をもってスタートした。

  だが今回の場合、木星は山羊座に在泊している。山羊座は木星とは正反対の原理を持つ星座宮であり、リアリズム、深刻さ、懐疑論、収縮、限界といった原理に関連している。木星は成長への衝動、何でも緩めようとする動き、リスクを取ろうとする心理だ。だが山羊座では、保守的で安全でリスクを取らず、しっかりした計画に沿って明確に定義され、しっかりと実行可能な目標を達成するために、常識と実務的な方法を使いたいという衝動に出くわす。山羊座はプランに従って何かを実行する。だが木星は、希望と信条に従って何かを実行する。何故ならそれは良いアイデアで、ある意味では成功することが「運命付けられた」また場合によっては「神命によって定められた」物事だからだ。
・この傾向はCOVID-19に関して顕れた。安全と常識を駆使して2月〜4月の第一波の後に有効だった計画に固執していく代わりに、世界はあまりにも早くパンデミックに対し大きなリスクを取った。それはまるで復讐するかのように、晩春〜夏に戻ってきた。

     その最善の顕れでは、山羊座の木星は節度や穏健さを通して獲得する成功を意味する。つまり高い志と、何が実現可能かというリアリティとが共存する状態だ。一方では成長と拡大を望みながら、他方ではその限界と必要な境界線を心得ている。木星と土星は共に上手く連携し、その努力と取り組みによって永続的な成功を収めることも可能だ。それは長期的な観点から、適切で健全な判断を下す良い事例を提示することが出来る。

だがその最悪の顕れは、物事の進展を妨げる遅れや障害物の結果として肥大していくフラストレーションだ。これは物事を前進させる着実な向上と進歩の代わりに、急激な損失と失望、そしてついにはプロジェクトの放棄に至るといった期間となる可能性がある。
・多くの政府がロックダウンを余儀なくされ、また多くの企業では人々が直接会ったり対面での会議を開くことが不可能になった。プロジェクトの保留や倒産が数多く起きた。木星は会議と旅行を支配する。そのどちらもが、2020年は制限と禁止に遭って苦戦している。

  例として挙げるなら、前回木星が山羊座に在泊したのは2007年12月18日~2009年1月5日だった。これは2007年12月~2009年6月の「大不況」のスタート時期となり、政府や企業のリーダー達が望んでいた多くのプロジェクトの実施を遅らせる結果となった。

しかし、山羊座の木星は常に経済不況と同期するわけではない。2007年~2009年の「大不況」は、2007年12月11日に起きた前回の木星・冥王星コンジャンクションに近接、同期していた。それは木星が山羊座へのイングレスを果たすわずか1週間前のことだった。木星・冥王星サイクルは、景気後退と負債により大きな関わりを持つのかもしれない。それは1994年12月2日(オレンジ郡地方債の破綻)と1981年11月2日(1981年10月6日エジプト大統領アンワル・アッ=サダトの暗殺と米国における不況期)の過去2回の事例に見て取ることが出来る。
・2020年、怖ろしい経済不況と株式市場のパニックが木星・冥王星コンジャンクションと再び同期した。それは年明けにはまったく予想もつかなかったことだが、その後木星・冥王星のフォースに打たれると、輝かしい国内と世界の経済も、今後の成長についての楽観論もすべてが打ち砕かれた...

  これは山羊座の木星と冥王星とのコンビネーションが持つ重要性を私達に教えるものだ。以前も論じたように、冥王星は経済における「四つのD」すなわち「dificits(赤字)」「debt(負債)」「downgrade(信用格下げ)」「default(破産)」を支配する。木星が冥王星と結合するということ、そして木星が成長と過激主義を象徴し、それが政府や大企業を支配する山羊座に在るということ。これらが意味するのは、「四つのD」が増大するための力学が整うということだ。米国の財政赤字は、それを減らすことを約束した政党の監視下で7年ぶりに1兆ドルを突破しようとしている。また負債も増加して、2020年に入れば23兆ドルという記録的数字が計上される。米国の信用格付は(まだ)下げられてはいないが、2020年の木星・冥王星コンジャンクションが示唆するのは、いくつか(または多くの)国々が、やはり世界のいくつかの大企業とともに信用格下げに直面する可能性であり、その多くは破産の申し立てに至るまで追い詰められるかもしれない。
・2020年に向けての米国政府の歳出は、パンデミックとそれに付随して行われたロックダウンのために1兆ドルの増加と見込まれたが、実際ははるかに多く、現在7兆ドルの増加と予測されている...

  私達はまた、木星、冥王星、そして山羊座の原理をグローバルな社会政治の領域に当てはめることも出来る。木星を過激主義と「独善的な」信条、山羊座を「従わねばならず、破れば罰される法と規則」、冥王星を力や権力を振りかざす人々の集団(政府とは限らない)と見なすなら、多くの可能性を示唆する設定を見て取れるからだ。その一つは、世界中で増加の一途を辿る「モラル・ポリス」のようなグループで、自分達が良しとする規則や法を破ったと思えば相手が誰であろうと罰したり、投獄さえすべきだと欲する。また別の表現としては、政府(山羊座)の指導者の行動や決定に対する永遠に続くかと思われる調査で、これによりその間の政府機能は制限される。最も極端に顕れた場合、冥王星は解任、弾劾、または政府の首長職からの追放、あるいはその事態に付随する脅威そのもの(冥王星)を意味する。
・ミネアポリス警察官によってジョージ・フロイドが死に至った事件を受けて、市民間の分断と不和は米国全土の主要都市でエスカレートしている。結束した抗議者達は今や暴力的なギャング集団へと変質して日々 略奪や殺人が行われ、いくつかのグループが都市の一部市街地を占拠し、独自の自治区を組織している。こうして法律と規則の星座宮である山羊座の木星(極端な措置)が冥王星(暴力と破壊の可能性)が融合する下で、2020年の米国大統領選挙の主要なキャンペーン・テーマとなっている。

  私がこれを執筆している間にも、米国ではすでにこうした山羊座の木星・冥王星的な活動が進行している。例えばトランプ大統領を弾劾し、大統領職から追放するために策定された調査の進行がその一つだ。また、もう一つの政党(民主党)が犯罪を犯し、ロバート・モラーに命じて2016年大統領選妨害(ロシアン・ゲート)の捜査をさせたのではないかとの疑惑も浮上し、それに関する調査が始まってもいる。これは木星が絡む時の典型的なやり方だが、米国のある政党の政治指導者達が犯罪を犯したかどうかを判断するために行われる調査は一つだけではない。二つの調査が並行して行われ、両方の政党が違法な活動を行って相手方の政党を害するか、一方より大きな制圧力を得る目的の下に彼らの「隠密」行動を「隠蔽」したかどうかを明らかにしようとする。冥王星は、自分の敵方に対する優位性を得るか維持するための「隠蔽工作」と「隠密行動」に関連しているからだ。
・これを執筆してから後にドナルド・トランプ大統領は下院で弾劾されたが、上院の投票では罷免されることはなかった。そして今、2016年に秘密裡かつ不法にトランプ陣営をスパイしていたオバマ政権に対する調査が行われている。

  ポジティブな観点を通して見れば、木星はまた、その3回のコンジャンクションで海王星とは調和的なセクスタイルを形成することになる(2020年2月20日、7月27日、10月12日)。このコンビネーションは、国の歳入が増加する可能性を提示するものだ。冥王星が関税を含む税金一般を支配し、より多くの人々が職を得ることで税金を払うようになったこと、同時に諸外国が購入する米国製品に関税が課されていることを考慮すれば、歳入は増加するかもしれない。おそらくこれは連邦赤字の改革と改善に役立つことだろう。
・これはCOVID-19のパニックが起きた2020年3月までは当てはまった。しかし不思議なことに、株式市場は素晴らしい回復ぶりだ。2020年2月半ば〜3月下旬にダウ平均が38%の損失を被った後、S&Pとナスダックの両方がともに今や史上新高値をつけている。この騰勢は、木星・海王星セクスタイルの最後の形成が終わる10月12日の後も続くのだろうか? ( *木星・海王星セクスタイルは「夢見心地」や「現実とかけ離れた楽観」に対応する)


相場編
『2020年の米国株式』より抜粋
 木星・冥王星コンジャンクション

  2020年、木星と冥王星は3回にわたってコンジャンクトする。4月4日、6月30日、11月12日だ。そしてこの期間全体が「中央時間帯」として知られている。この場合の「中央時間帯」は株式市場の長期的なサイクルと相関するものであるため、前後1ヶ月以上のオーブを考慮する必要はない。このアスペクトもまた株式市場にとって重要なジオコズミック・サインであり、特にこれが3回シリーズで形成される場合はなおのこと重い意味を持つ。

3回のアスペクト形成は、過去160年間に13回となるこのアスペクトの事例のうち今回で3度目となる。拙著『ストックマーケット・タイミング』シリーズ第2巻で述べたように『木星・冥王星コンジャンクションは、米国株式市場の中期サイクルにおいてかなり信頼度の高いジオコズミック・サインだ』。だが、逆行運動によってコンジャンクションが連続3回にわたって展開するような場合は、例えば4年サイクルのようなタイプの長期サイクルと合致する傾向がある。過去2度の事例では、3回のコンジャンクション・シリーズの中央時間帯の中で4年サイクルの天井が示現している。したがって、2020年に株式市場の長期サイクルの天井がこの3回コンジャンクション・シリーズの期間中に再び示現したとしても驚くにはあたらない。
・今これを書いている時点(2020年9月)において、ダウ平均が史上最高値をつけたのは2月12日で、その後市場は3月下旬に暴落した。現在はS&Pとナスダックが史上最高値をつけるなど、市場は順調に回復している。しかしこうした反騰は、過去に見られたように最後の木星・冥王星コンジャンクションから1ヶ月となる2020年12月までに終わるだろうか?

要約すれば、山羊座で3回にわたる木星・冥王星コンジャンクションが起きる2020年は、確かに「過激な手段」の年であり続けたのは明白だ。これがどう顕れ、今後にどう影響するかは2020年12月に発刊予定の『フォーキャスト2021』で詳細にふり返っていく。予約開始を楽しみにお待ちいただきたい。







訳文ここまで
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