レイモンド・メリマン 週間コメント9/28【金融アストロロジー】🌑10/17の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

October 04, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント10/5【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2020年10月5日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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【お知らせ】

  次回10月12日付のコラムはお休みします。
 19日付のコラムについては未定です。m(_”_)m


≪ 先週をふり返って ≫


— 以下は抄訳です—

  雇用統計はかなり失望的な数字だった。その上、木曜の夜遅くには大統領とファーストレディがに COVID-19に感染したと診断された。

木曜日の夜は満月だった。天秤座に太陽が在泊する時に起きる満月と新月は、しばしば世界の株式指数の急激な価格反転と同期する。しかし、より大きな宇宙的観点で俯瞰的に見れば、火星は山羊座の土星、冥王星、木星(2020年の "カプリコーン・ステリウム " または "グランドコンジャンクション")にスクエアを形成し、しかも自ら支配する牡羊座を逆行している。この惑星パターンは潜在的に今年最も困難で不穏な時期の一つとして、最近私達のコラムで何度か取り上げてきたものだ。また先週はこう述べている。「今、宇宙嵐の中心部が始まる」と。

  株式市場の安値は、9月24日(木)に達成された可能性はある。これは、この潜在的に危険な宇宙の配置が中央時間帯に入るわずか2取引日前のことだ。また3取引日という私達のオーブ範囲内でもある。この9月24日は、火星が同じカプリコーン・ステリウム(3月20〜31日)にコンジャンクトしたときに起きた3月23日のパンデミック・パニックの安値以来、米国株式市場における最長かつ最も急な下落の終わりとして記録された。それは間違いなく、2020年の惑星アスペクトにおいて最も強力な組み合わせであり、おそらく世界にとっても今年の最も困難な期間であった。主要な株式指数のほとんどは、わずか1ヶ月でその価値の約40%を失い、何百万人もの雇用が失われた。米国の株式市場(と経済)は、これほど急激な下落を経験したことがなかった。それはまた、COVID-19パンデミックを取り巻くヒステリーと恐怖のピークでもあった。

  そして9月28日から10月19日は、こうしたテーマが再来する時だと予測されていた。そしてここに今、米国大統領とファーストレディが世界史上7番目に致命的なウイルスに感染している("History of the World's Worst Pandemics", www.publichealthonline.org)。ちょうど今週、COVID-19による死者数が100万人を超えたところだった。

原油は大打撃を受け3週間前につけたプライマリーサイクルの安値を再び試すことになった。金と銀は前週の数週間ぶりの安値から見事に反騰した。しかし今の私達は、この9月28日〜10月19日に星々が上げる火炎の真っ只中だ。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “初回のトランプ対バイデン討論会は、立候補制度の混沌が蘇った姿をを明示した... それも98分にわたってだ。彼は対戦相手と司会者の両方を侮辱し、底意地悪く非難した。あまりのことに、見ているのが苦痛なほどだった...何よりも、その98分は混沌を体現する候補者としてのトランプが戻ってきたことを示していた。”

  — Philip Wegmann
    “Trump’s Night: The Return of the Chaos Candidate”
    www.realclearpolitics.com 2020年9月30日付

  “火星逆行の下では通常、攻撃を仕掛けた方が敗者となる。”

  — Raymond Merriman(このコラム上での何度かの記述から)


  トランプ大統領は先週火曜日の第1回大統領討論会では攻撃する側であり、保守派のトークショーのホストとして語った壮大な物語にもかかわらず(『彼は剣闘士であり、真の戦士であり、自分が米国人とその権利のためにどう戦うかを皆に示していたのだ!』)、その後に実施されたほとんどの世論調査によると、彼は明らかにそのディベートの敗者であった。

ここで想像してみよう:あなたは自分が愛する大会社の人事部長で、この二人(私は彼らを紳士と呼ぶことにするが、それは誤解を招くかもしれない)があなたの会社(国)の幹部になるべく面接を受けているとする。あなたは自分の会社が過去200年にわたって世界の目に焼き付けてきたイメージと集めてきた敬意を誇りに思っており、今回の新規雇用を通してそのイメージを護り、さらに高めていきたいと考えている。それを念頭に置いた上で、どちらの応募者を信頼するだろうか? 米国の有権者として、これはまさにあなたが置かれている立場だ。彼らはあなたの国を率いるために面接を受けているのだ。

  このコラムの目的は、現在と未来のジオコズミック・サイクルと金融市場の動きとの関係を論じることだ。それを承知の上で、大統領のチャートとその健康状態の推移についてコメントしたい。

米国大統領ドナルド・トランプが COVID-19 に接触したことは、ジオコズミックな観点から見て興味深い。海王星と冥王星が彼のネイタル・チャートにハードアスペクトを形成していること、それに彼の年齢を考えると、これは当初考えられていた以上に深刻な事態になる可能性がある。現在、彼には専門的な治療が必要になるかもしれない。もちろん、傑出した医療従事者が彼の容体を監視しているだろう。こうした展開は、金融市場の値動きに強力な影響を与える可能性がある。

  さらに、この展開は、アストロロジーがどのように機能するかについての洞察を提供する機会となる。私が歴史上最も致命的ないくつかのパンデミックに関わるジオコズミックな要因の研究と、それらが今回のCOVID-19にどんなインパクトを与える可能性があるかに興味のある人達は、今すぐ『フォーキャスト2021』を予約注文したいと考えるかもしれない。何故か? それは、私がこの研究を今週で終えることから、今週中にこの本を予約してくれた皆さんには、本に先行してその記述パートを送付することになっているからだ *。これはタイムリーな資料であり、実際の本の発売までにすでに古くなっているかもしれない。
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  メディカル・アストロロジーの研究において、海王星は疾病とそれに対する脆弱性、とりわけ免疫システムの弱体化に関連している。土星と海王星の組み合わせ(ミッドポイント)は、人の身体の最も弱い部分を強調する。海王星がネイタルチャートの個人的な感受点にハードアスペクトを形成する時、人は通常より疫病や病気に対する抵抗力が弱くなる。また、もし土星と(または)冥王星がトランシットでネイタルチャートの重要な感受点へのハードアスペクトを形成しているなら、通常より危険な状態になる可能性がある。

もちろん、ネイタルの惑星や感受点へのトランシットが活性化した時は、他にも様々な体験が考えられる。しかし、深刻な病気になった場合、これらの要因のコンビネーションが存在する可能性が高いだろう。現在、トランプ大統領のネイタルチャートでは、重要かつ個人的な感受点を活性化する前述のトランシットのすべてが発効している。したがって、アストロロジャーとしての私達は、この状況が深刻になる可能性があることを理解している。しかし、私はまた、これらのジオコズミック要因が他の形で示現するかもしれないケースについても論じてみたい。

  まず、トランシットの海王星は、双子座—射手座の21°〜22°に在泊するトランプ大統領のネイタルの太陽と月の月蝕軸にTスクエアを形成している(彼は月蝕の下で生まれており、この蝕は海王星によって2020年〜2022年に活性化される)。太陽はトランプ氏の支配星であり、彼の健康、特に心臓とバイタリティを支配している。海王星が自分の太陽や支配惑星にハードアスペクトを作るときによくある疲労感を感じると報告されています。彼は疲労感を感じていたと伝えられるが、それは海王星が当事者の太陽か支配星にハードアスペクトを形成する時によく体験される事象だ。

また、注目しておく必要があるのは、12月14日(日本時間15日)の日蝕が射手座23°台で起き、それが彼の月とコンジャンクトし太陽にオポジションとなることだ。日蝕はまた、仕事、人間関係、あるいは健康に関わる重要な変化に強力な相関性を持っている。

このようにヘビーな海王星トランシットの下では、人生の他の領域にも影響を受ける可能性がある。それは精神的、心理的な状態で、まるで(または実際に)現実から切り離されたような感覚に陥る可能性がある(「多くの世論調査の結果、私はディベートに勝利した。ありがとう!」など)。 これは芸術的、音楽的、または霊的傾向のある人には効果的で、強力なビジョンや霊的な啓示を得る時期となる傾向があると同時に、監禁や幽閉状態の時期にもなり得る。また、自分の評判を損なう怖れのある、事実に基づかない虚偽かつ有害な噂の対象となり、被害者になるか、または被害を被ったような感覚を味わう場合がある(加害者となるケースもある)。

  また、今回はトランプ大統領のネイタルの金星・土星(蟹座23°~25°)にトランシットの土星と冥王星がオポジションとなることも影響している。冥王星は2022年11月1日までオポジションの範囲内を運行する。これもやはり、いつも以上に疲労がたまる時期と重なる可能性がある。しかし、冥王星がこのようなアスペクトを形成する時は、以前このコラムでも述べたように「無傷で逃げられる人間など存在しない」。これは人生において、もはや本人の最善の利益とはならず機能もしなくなってしまった以前の行動や習性に関連し、個人的な変容に導かれていく時期なのだ。

ここでは象徴的な「降伏」ともいうべき状態が求められる。それは人生の当該領域において、より良い生活を再構築出来るようになる前に必要とされるものだ。トランプ氏の金星・土星コンジャンクションは蟹座に在泊する。蟹座は家族を支配しており、彼の姪であるメアリー・トランプによる最近の本に詳述された彼の家族のあり方やその精神力学の厳しい暴露に関わる事柄を指しているのかもしれない。

とはいえ、ここでポイントとなるのはトランプ氏がトランシットの海王星、冥王星、土星からハードなアスペクトを形成されていること、そしてCOVID-19に感染していることであり、このアスペクトの組み合わせが健康面など人生の深刻な課題を示唆していることだ。通常、獅子座の火星を上昇惑星に持つ彼は強くて活力に満ちており、その生来の強さをもって人生を上手く乗り切っていくことだろう。しかしながら今の大統領にとっては休息を取りストレスを避けることが最も賢明な方法だ。そして米国の最高権力者らしい品性を伴った立派な議論を国民が再び視聴することが出来るように、一種の啓示を得られるほどに自分自身をオープンにすることが最善策かもしれない。

  その間、私達は複数のジオコズミック・サインが発効する時間帯に入っている。それは世界の株式市場が底を打ち、1ヶ月前に始まったパニックに終止符が打たれた3月20日~31日の状況と非常に高い関連性を持っている。大統領の健康状態が悪化していると発表されれば、株式市場は再び激しく下落するだろう。だが、霊的な啓示を受けていない時、海王星は偽情報や虚偽の惑星だ。一般の人々に提供される情報が、実際に起きている事実を示すものかどうかについて、私には全く確信が持てない。

海王星が介在する時、見るもの、聞いた事、読んだ内容を鵜呑みにすることは出来ない。だがたとえそんな時であっても、祈りの力を信じて大統領を応援している人々にとっては、彼の全面的な回復と幸福を祈るのに適した時期となるだろう。

  一方、祈りや奇跡を信じない人々にとっては、人類への共感や思いやりが溢れ出す時期になるかもしれない。確かに世界はそれをもっと強力に使うことが出来るはずだ。幸いなことに海王星は、それが欺瞞や嘘の網にかかっていない時には、思いやりの心を支配するのだから。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:57│Comments(0)金融アストロロジー 

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