🌑11/15日の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)メリマン・コラムのメモと満月・月蝕について少しだけ

November 22, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント11/23【金融アストロロジー】 

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年11月23日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週も≪ 先週をふり返って ≫の一部(今後のジオコズミクスに触れた箇所)と≪短期ジオコズミクス≫(全文)の抄訳になります。

来週はお休みします。それ以降は未定です。🙇‍♀️


≪ 先週を振り返って ≫

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(先週の各地域の株式市場の動きを受けて)

  ...これらの世界的な指数の大部分は、特筆すべき重要変化日(CRD)になると予測されていた11月9日〜19日までの時間帯に重要な高値をつけた。だが私達は、太陽が射手座を運行することで強気シーズンになりがちな11月21日〜12月21日に株式市場が上昇し続けることができるかどうかを観察すべく待機している。

  他の市場では、金は11月19日木曜に再び1850レベルを試し、それは維持された。2000はおろか、1900以上に戻るのも難しい状況だ。銀は2360と2520の間での取引が続いている。大豆とトウモロコシも先週は1年以上ぶりの高値まで急騰した。大豆は4年ぶりの高値を更新している。だが引き続き大きな話題となったのはビットコインで、現在まさに史上最高値を更新しようかというところで金曜には18,830を突破した。過去の最高値は2017年12月18日につけた19,458だった。ビットコインにとって最もボラティリティが高い時期は、太陽が射手座〜魚座を運行する時(11月21日〜3月21日)だ。これからがまさにそのタイミングなので、急騰や急落が今後4ヶ月〜5ヶ月間続く可能性を示唆している。


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  “グレート・リセット "は、世界経済フォーラムが2021 年1月に開催するユニークなツイン・サミットのテーマとなる。世界経済フォーラムの創設者でありエグゼクティブ・チェアマンであるクラウス・シュワブは、『グレート・リセットは、すべての人間の尊厳を尊重する新しい社会契約を構築するために必要だ』と語る。『世界的な健康危機は、社会的結束力、機会均等、包括性の欠如という点で、私達の古いシステムにおけるサステナビリティの欠陥を露呈させた。また私達は、人種差別の弊害に背を向けることは出来ない。私達はこの新しい社会契約の中に、私達が若者の期待に応えることを保証する世代間の責任を組み込む必要があるのだ』”

  — Adrian Monck, World Economic Forum   
    “The Great Reset: A Unique Twin Summit to Begin 2021”
    public.affairs@weforum.org 2020年6月3日付

  “ここで取り上げる鍵は、数ヶ月のオーブを考慮しておよそ2020年近辺まで、現在の「ウェイニング時代」に終わりは来ないということだ。経済、社会・政治の領域、そして集合体の統治のあり方は、その時点まで変化しない。その理由はリーダーシップの欠如か、または指導層がそれだけの権能を持たないだ。これが何を意味するかといえば、今世界中で膨らみつつあるフラストレーション、不信と冷笑主義、現況への落胆は、真の改革、新機軸の思考、そして統合を探求する真新しい観点を使うことによって、2020年代の始まりにそれとわかる形で新時代の幕が開くまでは、ずっと存在し続けるということだ。”

  — Raymond Merriman
   「ザ・グレートリセット
     — 土星ウェイニングアスペクトが終わりゆく日々」より
   『フォーキャスト2017』より 2016年11月


  “「アメリカの大統領がこれ以上悪質で非民主的な行為をするとは考えにくい」と、2012年の共和党大統領候補、ミット・ロムニー上院議員(ユタ州)は語った。”

  — Dan Mangan
    “Shame: Protesters Tell Michigan Lawmaker to Certify Vote for Biden
    as He Goes to Meet Trump”
    www.cnbc.com 2020年11月20日付


  さて、今週は少し市場から遠ざかろうと思う(まぁ、これは私が書く私のコラムということでご勘弁願いたい)。米国で政治的に何が起こっているのか、そしてこの状況についての読者からの質問が殺到しているからだ。

  冒頭に掲載した2本の引用文は、このコラムが、ニュース記事や人間活動における重要な動きを、それが起こる前に報告—予測—していることを示すまた一つの例に過ぎない。宇宙のメッセージに関する知識を通して、これらのコラムに書き記した洞察が、後になってまるで自分が考え出したかのように他の人によって「発見」されることは、よくあることだ。 残念なことに、アストロロジャーの仕事が源泉となって生まれたものは、オリジナルのソースとして引用されることはほとんどない。何故かといえば…「占星術」だからだ。

アストロロジーに対する社会的価値観の現状は、社会がこの注目すべきテーマの研究や調査を支援する機会を逸したことによるものであり、それは大きな損失でもある。これまで幾度となく証明されてきたように、アストロロジーは地域、国家、またクローバルな社会のどのレベルにおいても、何かを「計画」するにあたっての重要な機能の大いなるツールとなるからだ。

  私がこれを書いているのは、すべてのプロフェッショナルなアストロロジャーと同様に、ある一つのことを理解しているからだ。それは「自分が犠牲者になった気分」とはいったいどういうものか? についてだ。つまり、あなたが真実だと信じていることに対して、システムが「不正に操作されている」と感じることがどのようなことかを理解しているからだ。あなたがその問題について何を考え、何を感じるかはこの際、問題ではない。

重要なのは、あなたが何を知って、それに対して何をし、どう行動するかなのだ。

あなたは諦めるのか?  泣き言や愚痴を言うのか? 癇癪を起こし、あなたのグループ(または党派)に属する人々のキャリアと幸福を危険に曝すような行為をするのか?

あるいは、不正、差別を正すために働き、常に卓越した仕事をし、自分自身と自分の仕事に自信を持つ人間のモデルとして倫理的かつ正直に行動し、独自の研究や発見を報じることによって、自分が誰であり、何をしているかについての真実を広めるのか? 

あなたのふるまい自体が次の「選択」となる。そしてあなたはその選択の結果に責任がある。その結果が気に入らないからといって文句や泣き言を言ったり、癇癪を起こしても何の役にも立たない。結末は変わらないし、行く末には自分自身を傷つけることになるだろう。

  「自分は被害者だ」「犠牲になっているのだ」という感覚は、海王星の領域に属している。トランシットの海王星の下では、人はしばしば虚偽、噂、または証明が不可能な疑惑の対象となりやすい。それも野放しで荒ぶった糾弾よりも、ただ率直に尋ねるだけで誤解だったことがわかるような疑惑であるケースが多く見られる。あるいはまた、あなた自身が他の誰かを自分の申し立ての犠牲にする加害者なのかもしれない。それもけっして真偽を証明することは出来ないまま、ただ他者の幸福を損なうばかりか、同時に自分は正義の味方だと思い込んでいる人自身さえ傷つける可能性がある。

  この2週間で私が最も頻繁に尋ねられてきた質問は、すべてトランプ大統領の行動、つまり選挙結果の受け入れを拒否するという行動に関わっていた。

“連邦保安当局者は選挙は「米国史上最も安全な選挙」だったと語っている” *(Deanna Paul, "Giuliani Claims Fraud Conspiracy, Wall Street Journal, 2020年11月20日付)という事実が報じられたにもかかわらず、彼は選挙が不正操作されたと主張している。そこでこのコラムでは、すべての読者の皆さんに向けて私に寄せられた質問に答えようと思う。私がアストロロジーのレンズを通して理解した言葉によって、これらの出来事をどう見ているのかを知って欲しいと思ったからだ。

* 目安としては左派中道路線とされる USA TODAY紙 は、FEC(連邦選挙管理委員会)議長トレイ・トレーナー氏が『“この選挙は違法であり、不正が行われた”と言明した』という一部保守系紙のニュースに対し「ファクトチェック」と題する記事を掲載、これを「一部のみ真実」と断定した。別の独立系ジャーナリスト(Tim Pool氏/クラシック(オールド)・リベラル派とされる)によれば、実際の言葉としては『今回、ある程度の不正があった』ことを認めたというのが正しいという解説も。また投票システムを提供したドミニオン社は最初の承諾を突然翻し、ペンシルベニア州公聴会への出頭と証言を拒否したと報じられた。その理由は不明。
今は世界中の報道機関が右派左派を問わずニュース報道というより「党派別機関紙」と化す傾向が以前より際立ってきたようで、何が真実かは本当に見えない。魚座の海王星の下では「真実」という言葉自体が曖昧な意味しか持てないのではないだろうか? いずれにしても、昔ながらのすべての「権威」に疑問符がつく今、報道機関もまたその例に漏れないのかもしれない。 各報道機関に対する “ファクトチェック・サイト” も存在するが、メインストリーム・メディアの大半が信頼度で高得点を得ていることから、特にトランプ支持の中道〜保守派の人々の間ではサイト自体のバイアスに対する疑念も強い。個人でも簡単に使えるディープフェイク技術の発展と一般化もその潮流に拍車をかけ、疑念をより底深いものにしている。

「トランプ氏は現在の選挙結果を覆すことになると思うか?」

 — そうは思わない。

「彼が共和党を支配し続けると思うか?」

 — いや、もうその時は過ぎた。 彼の時間は終わったと信じている。

「あなたは民主党支持か?」「共和党支持か?」

 — そのどちらでもない。

「 あなたは偏見を持っているのか?」

 — 人間なら誰もが偏見を持っている。それは 避けられない。
  だが 結局のところ、それは問題ではない。

  重要なのは、誰もがどう現実に適応するかということだ。そしてそれが、海王星トランシットの厄介なところだ。海王星は現在、トランプ大統領の太陽・天王星と月のオポジションに対し困難なTスクエアを形成している。前の2回の『フォーキャスト』シリーズ、そして最近このコラムでも述べたように、今は大統領にとって、物事の現実をありのままに見ることが非常に難しい時期だ。彼は現実の状況に繋がり続けることに苦労しているだろう。そしてその現実は、けっして喜ばしいものではない(再集計がすべて終わった後、彼は負けるかもしれない。そうならなければ、私は本当に驚くだろう)。何故か? その理由はこの同じ時期に、彼のネイタルの金星・土星コンジャンクションに対し冥王星がオポジションを形成しているからだ。トランシットの冥王星の下では誰も逃げられないし、痛手を受けない者もいない。それが土星とオポジションであれば、本人の義務 — 役割 — は多くの場合終了する。大統領としての彼の責務は、彼自身がどう抗おうとも終わりを迎える可能性が高い。

「彼はホワイトハウスから強制的に追い出されることになるのか?」

 ― 冥王星が関わることから、その可能性はある。

「トランプ氏がクーデターを起こし政府を乗っ取ろうとするのでは?」

 — ここが米国でなければ それも考えられるし、試すかもしれない。 しかし、トランシットの海王星と冥王星が彼のネイタルの惑星達に絡み、プログレスのアセンダントが天秤座から蠍座へと移行することを考慮すれば、乗っ取りに成功するというよりも、十中八九、解任される可能性のほうが高いと思われる。しかし、上昇中の惑星が海王星であることから、そんなアイデアが頭の何処かにふと湧かないかといえば、そうではないだろう。

  去年の9月にISAR(www.isarastrology.org)が開催した大統領選挙に関するウェビナー・ディスカッションにおいて私は、トランプ氏のプログレスのアセンダントが今回の選挙から就任までの間に天秤座から蠍座に移行することを指摘した。これは約30年かかるプログレスだ。ネイタルの木星(幸運)が在泊する天秤座から蠍座へと上昇宮が移ることは、彼の人生の中で居心地の悪い時期の始まりとなる可能性が高いと私は述べた。ネイタルの木星が天秤座に在泊しているため、プログレスのアセンダントが同じ天秤座に在る時なら、彼が望むものは何でも手に入れることが出来た。だが今はもう、その時ほどやすやすと思い通りにはならなだろう。

彼は蠍座には何も持たない。まあ、彼は負債を抱えているかもしれない。蠍座は債務を負うことによって成功することもある。借金をバネにして彼/彼女の欲しいものを手に入れることがあるのだ。蠍座で体験する現実は、木星が在泊する天秤座とは180度異なるものだ。 だから私は、彼は政治家としては終わったと思う。だが蠍座はお金の星座でもあり、他者と取引するのが大好きだ。だから彼は、まだまだトランプの札を配ることが出来る。

「彼がこの難関を乗り越える方法はあるのか?」

 — もちろん、ある。冥王星と直面する時は「避け難いこと」に対する降伏が必須となる。それは現在、トランプ氏の脚本にはない筋書きだろう。まずは変化が起きてしまったことを一旦認識し、固執していた物事を手放すことが必要になる。それから全てを再構築するのだ。それによってこそ、冥王星の力はやわらぐ。そして彼/彼女は生まれ変わる。その時、別の道で新たに体験する成功は、これまで以上に大きいものとなる可能性がある。だがそれまでは、万力の締め付けがどんどん強まっていくばかりだ。

そして最後に
「今回の選挙は操作されていたと思うか?」
「今回の選挙で不正行為が行われたのだろうか?」


  まあ、前述の海王星のトランシットが、米国ネイタルの火星・海王星のスクエアにもTスクエアを形成している。詐欺や不正行為は海王星の庇護と援助の下で行われるのだ。ただしそのチャートの当事者のほうが騙されているのか、それとも詐欺を実行する張本人なのかどうかは、常に疑惑の中にある。

海王星は通常、彼らの主張を支持するに足る確実で説得力のある証拠を提供する力というよりは、より非難がましくなりやすい質を持つ。だからその質問への答は — 「私にはわからない」だ。不正の可能性はある。だが、その疑問への答がトランプ大統領の現在の状況を変えるとは思えない。彼は傷ついたレームダックだ。そして私は彼が一刻も早く癒やされること、そして彼の人生を軌道に乗せるために冥王星が要求する個人的な変革を遂げるよう願ってやまない。


  さて、トレードや投資のための洞察を得るためにこのコラムを読んでくれている皆さんに向けて、ひと言書いておこう。今週やってくる主なジオコズミック・サインは、11月27日〜28日に起きる金星・天王星オポジションと海王星の順行だ。どちらも急激な価格変動やリバーサルとの相関性を持つ。また木曜は感謝祭の祝日で、米国の金融市場は休場となる。

歴史的に見て、株はほとんどの場合このホリデー期間中に上昇することが多く、その後も消費者が多くのお金をプレゼントに費やすような日々が続く。だから全ての読者の皆さんが、この季節に本当に欲しい贈り物を手に入れられることを願っている。ひょっとして、それは『フォーキャスト2021』の本だったりするだろうか? 私が受け取る贈り物はきっと、私がこの本を書き終えた後、内部に残されたものになるだろう。今回、私はこの本を書くという行為を非常に愛している。昨年の本よりもはるかにスムーズだ。そして、素晴らしい内容になりそうだ!





訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:54│Comments(2)金融アストロロジー | マンデーン・アストロロジー

この記事へのコメント

1. Posted by 春分生まれ   November 23, 2020 07:38
5 おはようございます。
お忙しい中 記事の翻訳upお疲れ様です。

今年も後一月なんて実感がわかないです。
まだまだ大変なのは変わらないのでしょうね。

フォーキャスト2021予約しました✨
メリマンさんと同じくワクワクして待ってます‼️

hiyokaさんお忙しいと思いますが
お体ご自愛ください☀️
2. Posted by hiyoka   November 23, 2020 17:49

春分生まれさん、こんばんは 😊

そう言われてみれば11月も半ば過ぎ。今年ももうあと少しですよね。。 毎年今頃ってそうなのですが、なんだかトンネルの中にいるみたいな感覚で、時間の感覚が狂ってます..😅
今年はなおさら。...というより2020年に入って世界全体が今までとは違う領域の中に送り込まれてしまったような気さえします。でも本番はまだこれからかな。

あ、予約されたんですね! 今「2021年の米国」にかかっていますが、アメリカと世界は今年が入り口、来年以降の数年が正念場になりそうですね。毎年思うのですが、メリマンさんの本って予測本としても、アストロロジー学習書としても本当に役立つよう書かれていて、訳しながら「なるほど・・」と思ったり「じゃ、この場合はどう考えればいいだろう?」とかすごく触発されます。特に今回はいつも以上に情熱がこもっているようで、そんな「熱」を感じながらやらせていただいてます。それをどれだけお伝え出来ているかわかりませんが、どうか楽しみにしていてください📙

春分生まれさんも今年を過ぎ越されて、来年からの動きに備えて内的な準備も整ってきそうですね。どうか頑張ってくださいね 🌟🍀
 
 

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