サビアン・シンボル解説での「ベース」と「メイン」についてレイモンド・メリマン 週間コメント1/18【金融アストロロジー】 

January 13, 2021

🌑1/13日の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つのではないでしょうか。
    例えば... シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  1月13日14:21前後、北海道周辺で 14:27前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は14:02頃、沖縄周辺では13:50前後に山羊座 23°13’ で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています


【太陽・月♑️ 山羊座23°~24°― 発効期:1/13~2/11 】

🌞🌑 “Two awards for bravery in war”
   『戦場での武勇を称える2つの賞』
     ↓ ↓ ↓
🌞🌑 “A woman entering a convent”
   『修道院に入る女』

【新月のテーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
※ひとによっては数日前から前倒しで感じられると思います。
※新月から満月を経てピークとなり次の新月まで共振しつづけるキーワードを抽出しています。
※シンボルはおおくのテーマをはらんでいます。沢山の中からこころに引っかかるものがひとつでもあれば、それが鍵になるかもしれません。

→★自己犠牲と自己利益のいずれにも付いて回る苦闘への覚悟
→★他者の心をもてあそぶために知らん顔をしたり冷酷にふるまう傾向
→★与えられたチャンスや好意が自分の払った犠牲への報酬なのか、
   それとも他意のある策略かを見極めていく必要
→★あら探し、難クセ、重箱の隅を突いて責めるような行為が
   双方に “肉体への暴力” と同じ結果を生み出すことに注意
→★危ういバランスの上に生まれる利益と損失をしっかり精査する必要
→★激しい感情の起伏を自分なりの「美」の創造へと昇華していく力
→★想像力の欠如、自分の知識が全てだという傲慢さを利用される危険
→★公衆が感知出来るレーダーから隠され、人知れず努力してきた
    個々の人々の偉大さを、称賛とともに見つめる眼の存在
  (目に見えないところで働いてくれている助け手、または秘密裡に動く
    悪意の存在に注意)
→★三すくみの状況で社会生活や家庭の問題について重要な選択を迫られる
→★たとえ「神の愛」でさえこの世では社会的な関係性が侵入することを知る
→★一番大事な物事を護るために何かを隠す、または立ち去る
   あるいは現実逃避や物事の先送り、臭いものに蓋をする状況
→★様々な現実を前に自分の見通しや立ち位置の再調整のために一時撤退する
→★大きな選択を前にして立ち帰るべきひとりのスペースを維持・確保する
→★火のような不屈さの芽生えとともに新たな可能性を探っていく…→ 
        

★エネルギーのポイント:

前回の新月『納め、踏みだし、踏み込む』
           ↓
今回の新月『勇みつつも潜み、護り、熟考する』

                               
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  厳しい寒波と増加するコロナ禍の影響下、先週の議会騒乱事件を追って米国ではTwitter、FaceBook、Instagramなど、様々なプラットフォームがジャーナリストを含む保守派やトランプ支持者、Walk AwayメンバーをBANし始め、FOXニュースなどの右派と目されるTV番組のスポンサーにも圧力がかかるなど検閲の嵐が吹き荒れる一方で中国経済も何だか不穏な匂い、落ち着かない世相の中で2021年最初の新月が起きます。

何が本当で何が嘘か? それが見えないまま、あらゆるひとびとがあらゆることを発信する今の世界。新しい世界への扉を恐る恐る開けてみたら、そこは冷たく凍って寒風吹く氷の世界が拡がってる? まぁ確かにメリマンさん曰く「今年最強のジオコズミック時間帯」ではあるし。でも、とにかくわたし達は一歩踏み出しました。それぞれの問題を抱えながらも、それでも自分なりの希望や願いを胸にして。そんなわたし達に、この新月はどんなテーマを告げているでしょう? 山羊座も第3ディーカンに入り、かなり社会的、かつちょっと高度で複雑な含みがあるように思えます。

では、早速サビアン・シンボルを見てみましょう。


★1月新月のサビアン・シンボル★

🌚 新月のベース・シンボル:
  山羊座23°『戦場での武勇を称える2つの賞』


  今回のベース・シンボルは 山羊座23°『戦場での武勇を称える2つの賞』。ここには戦場で示された勇気ある行動に対して与える名誉、勲章や褒賞、あるいは「高評価のしるし」が描かれています。これはその戦闘に勝ったときはもちろん、結果的に負けたとしても、怖れることなく立派に任務を遂行したという「兵士の理想の姿」を称えるもの。その対象となるのは、危険に直面したときの勇気、最後までやり遂げるという決意、任務を達成するためなら個人の願望や幸福など捨ててかかるという熱誠を持つ者であり、同じ隊や軍団に属する他の兵士達の戦意を鼓舞する存在です。


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  原文の “award” ですが、B.ボヴィはこの単語の含意としてこんな説明をしています。『award とは、様々な種類の競技やコンテストにおいて「然るべきだ」「適切だ」「正当だ」と見なされた行動や努力に対して与えられる承認の証しだ』と。すべてのコンテストは競い合いであり、闘争でもあります。「敵」との闘争、そして「自分自身」という敵との闘争。もちろんスポーツ競技であれば、闘いが終わった後で強敵同士が友情に似た絆で結ばれ、互いに称え合う姿が見られるかもしれません。けれどこのシンボルは本物の戦場のようです...。

激しい闘いの中で、わたし達は様々な感情が突出してくるのを経験します。緊張、怖れ、またはアドレナリン過多による一種の快感...? けれど常に付いて回る感覚は「苦しさ」かもしれません。B.ボヴィは闘いに付いて回る「苦痛」「苦悩」「苦悶」を表す単語「agony」についても言及していました。この単語は古代ギリシャの「Agon」から来ているそうで、公共の祭りで行われる競技やゲームを指しています。そこには戦車競争や競馬、その他の多様な陸上競技ばかりでなく、詩や音楽、文芸作品の優劣を争う “競技” も含まれており、現代オリンピック大会の由来にもなっているのだとか。


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  オリンピック、そこには国家VS国家の栄誉と威信を賭けた闘いの場という側面も強く存在します。またスポンサーとなる企業同士の競い合いという側面もあるでしょう。つまりそれは、闘う選手達の個人的な人生上の達成だけでなく、(目に見えるにしろ見えないにしろ)より大きな組織同士の闘争でもあるんですね。

  ところでこの「Agon」は「Agony」というワードの形成要素です。そしてそれは、様々な悲劇の主題となる「Agony = 苦悩」という概念を、「ドラマ」の基本的なキャラクターである「主人公」と「敵対者」の存在を介して説明するものです。けれど、誰が主人公で誰が敵対者であるかは、ひとそれぞれの見方によって大きく変わってくるのではないでしょうか。

ではここで、いつものように対向の補完度数も見てみましょう。


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★ベース・シンボルの裏側:蟹座23°

  ベースの対向度数、蟹座23°のシンボルは『文芸協会の会合』です。ここには「文学」への共通の情熱と実績を持つひと達が集う光景が描かれています。文学といっても、その幅はとても広いけれど。広範なジャンル(本や文章)の中で、それぞれに持つスタイルや文体、世界観の質を味わい、または評価するもの...とでも言えば良いでしょうか。また、「文芸協会」や「文学会」と言うとき、そこに集まるのは「ことば」や「文字」に生きるひとびと — そのあらゆる形式を受け入れたり、またはそれぞれの専門分野に特化して創造し、研究し、評論する文学者達を連想させます。

わたし自身は文学者でもなければ特別な愛好者でもないので、「文学とは」なんて語ることばは持ち合わせません。けれど日本語で「学」ということばが付くだけで、何か知的で分析的、または深みのありそうな香りが漂ってきます。原語の「literature」もやはり、「特別に優れ、同時に永続的な芸術的価値を持つ言語作品」という意味になるようです。なので、この会合に集うひと達も皆、知的でそれぞれに感覚が研ぎ澄まされているのでしょう。


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  使われることばの美しさ、または新しさ。可笑しみや鋭さ。物語や詩文が他のひとびとを鼓舞したり悲しませたり、癒やしたり、怒りに燃えさせたりする、その力。その力は、はかない人間である作者の存在を超えて永く生き続けます。おそらく文学が持つ力とは、他の評論や解説と異なる力、主に人間の普遍的な感情に強く働きかけることばの集積であり、その巧みな道筋が持つ “フォース” なのかもしれません。

  文芸協会や文学会においても、やはり毎年何らかの「賞」を優秀な会員に贈る例が多く見られます。日本にもジャンルごとに沢山あると思いますが、特に有名なのは「芥川賞」や「直木賞」などでしょうか。わたしには実際の選定の場がどんなふうか想像もつきませんが、たとえ満場一致で決まるのだとしても、おそらくどんな作品のどんな点を真に高く評価するかは...会員である文学者ごとに異なるのではないかと思います。何故なら文学者はそれぞれに個性的な存在のはずだから。けれど「個」ではなく「組織」として誰かを、誰かの作品を「一番」とし、「勝者」とすること。そこには「個」の好みや志向性を超えて、時代を見据える組織としての観点や(もしかしたら)文学世界を牽引するための「政治性」が働く余地さえあるかもしれません。そしてそこにもまたそれぞれの闘いがあり、そして一種の「苦悩」が隠れていそうにも思えます。


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  賞されるべきもの。優れた存在、素晴らしい行為だと認識され、評価されるもの。「形式」の有無に関わらず、そうした賞を通して与えられる「報い=利益」は、それを与える組織や集団全体をも利するという、別の共有利益と表裏一体であり、贈られる者も、贈る者も、その影響力をまぬがれることは出来ません。賞を受けるということ。それは与える者の側に属していることを公に受け入れること。つまりこの「戦場」のシンボルに描かれている「2つの褒賞」とは「両刃の剣」であり、二面のエッジを持っているのではないでしょうか?

  このシンボル軸を見るといつも、以前ネットで観た映画『プライベート・ライアン』が思い起こされます。有名な映画なので知っているひとは多いと思うけれど...覚えている限りで物語を要約すれば、舞台は第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦。待ったなしの凄まじい戦闘の中、主人公達の任務は、故郷で待つ母の元へ送り返すために、たった一人の無名の若い兵士を敵地から救い出すこと。その理由は彼の4人兄弟のうち3人が戦死してしまい、ひとりだけ生き残っているから...というもの。つまり、おそらく米国内向けの政治的な意味 — 戦争の意義や大義名分、米国的な理想を裏打ちする美談の必要性 — を持つ命令で、生死を賭した大任ではあっても通常の戦闘で期待される「勝利の栄光」とは無縁の救援作戦でした。しかも、他の多くの若者達が無数に屍をさらしていく中、将軍や英雄を救い出すのとは異なります。「果たしてこれに意味があるのか?」という問いに、誰も答えることは出来ません。凄惨な戦場と、戦地から遠く離れた国内の「政治」。そしてそれに翻弄されるひとびと。けれど感動の再会もまた、真実。それを囃すだろう多くのひとびとの人生もまた、真実。




  物語はそんな任務を全うし、その途上で命を落としていった兵士達の闘い、恐怖や苦悶、そして無事助けられて母の元へ戻され、今は老境を迎えるに至った兵士の回想を描いています。そこには勝利を目指す闘いのエクスタシーも、公的な華々しさもありませんでした。それは名誉やひとびとの称賛とは無縁のドラマでした。ただ凄惨な戦場の現実と、残った者の記憶に残る果てしない重さがあり、その重さこそが形のない誉れと崇敬の徴のようにも感じられました。そして見終わった後は、個であり集団でもある人間の生と死、それにまつわることばにならない「何か」が印象となって残ったのです。

人間の集合体が創り出す抗いようのない嵐に巻かれながら、それでも「自分」として生き、死ぬということ。一刻一刻の、記憶。これもまた、この世界という戦場での勇敢さに与えられる、形を持たない褒賞なのかもしれません。


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  厳しい星回りの下で、ニュースを見ても、SNSを眺めていても、あちこちで闘いが起きたりことばの競技が繰り広げられているように感じます。勝者は称賛され、敗者は奪われる。わたし達は観衆であり、参加者でもある。そして個であり、集団でもある。全てがエンターテインメントであり、また日々感情を刺激する「文学」であり、承認と自己の価値を確認する生の営みでもある世界。その潮流がまた政治となり、経済にも結びついていく、世界という場。

でも。「わたし」に真の承認と褒賞を与えられるのはいったい誰だろう? 厳しい戦場での勇敢さ。めげずに想いを貫いていく強さ。それを本当に理解し、「よくやった!」と承認することが出来るのは...誰? 


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  それはたぶん、もうひとりの「わたし」しかいない。それが最初。そしてたぶん、最後。そこからすべての根が張り、茎が伸び、花が咲く。それと知りながら、今という幻影を遊ぶ。そしてふと触れてくる透明な風に、癒やされて微笑む。強さはたぶん、ここからしか生まれない。

       じゃ、メインのシンボルはどうかな?


🌚 新月のメイン・シンボル:
  山羊座24°『修道院に入る女』


  このシンボルは、世俗的で粗野な世界に別れを告げ、俗世を遠く離れた世界へと避難することを選んだ女性のイメージです。確かに人間社会はいつだって混乱と葛藤に満ちていますから。

ひとにもよるけれど、人間ってときに世俗的な快楽や達成感を犠牲にして宗教的な献身の道に入り、霊的世界に身を捧げるという選択をすることがあります。特に激しく感情的なプレッシャー、たとえば苦しい恋愛 — 三角関係の葛藤や愛するがゆえの憎しみ — に疲れ果てたときなど、もっと純粋でもっと果てしない永遠に通じる世界に身を投じたいと思うのかもしれません。そして、神に身を捧げるしかないのだと思い至ります。それは第3の道、つまり全ての争いから身を引き、より高い世界、神との合一を目指そうとする道です。


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  一方「修道院」とは、そんな志を同じくするひと達の共同体です。そこは外界から隔離された、静謐の世界。祈りと瞑想に明け暮れ、神なるものとの一体感を目指して日々の暮らしの全てを捧げるための隠れ家。世俗的な刺激や誘惑から覆い隠され、壁に隔てられ護られた世界です。けれど、たとえ霊的な集団であっても、人間が集って創られた組織である以上、そこには現世的な「政治」が紛れ込む隙がないとは言えません。

  厳格なカトリックの修道生活は、究極の神との合一を通して神的意識の深みをその身に刻みつけるもの...とも聞いています。そしてそのためには常に清新であることが要求され、そのまっさらな身を護る必要がある。そのための規則と規範、修練と献身。けれどその戒律が組織としての「システム」でもあるとすれば、生半可な覚悟で入ったひとには現世と変わらぬ苦悩が待っているだけかもしれません。これもまた、山羊座の第3ディーカンが象徴する「両刃の剣」だと言えます。


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  では、これを補完する裏のシンボルは?


メイン・シンボルの裏側:蟹座24°

  蟹座24°のシンボルは『陽が降り注ぐ小さな土地で南を向く1人の女と2人の男』。 どことなく三角関係?を思わせる絵柄ですね。「陽が降り注ぐ小さな土地」 は、何かひとつに集約された事柄 —「限定的な状況」または「紛争」が、そこだけクリアな陽光に照らされて意識の焦点となっている感じでしょうか。ならばこれは、ひとりの女が自分のこころに向かい、どちらが本当に選ぶべき対象かを選択しようとしているところかもしれません。B.ボヴィによれば「南向き」 というのは古来、王の玉座が向く方向であり、神聖な王権を示す原型的な表現なのだそうです。それは「北」に関連付けられている先祖、つまり、代々の支配者達によって導かれた王家のカップルが、その手に持つ笏で神聖な力を示しながら、最も明瞭な光の中で物事を熟考する様子を示唆するものだそうです。


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  ではこの女性は、王権を担う者としての明確な主体性を持ちながら、二人の男性の間でこれからどうすべきかを熟考しているのかもしれません。彼らはそれぞれ顕著に異なる存在です。たとえばアーティストや詩人 VS 戦士、ロマンティスト VS 行動派、知識人 VS 権力や財産を持つ人物とか...。

  南の太陽は、世界の隅々をその光で照らします。人間という存在そのものに潜む、あらゆる問題を照らし出します。そして、わたし達が堂々めぐりの苦悩から一歩踏み出すためには「新たな選択」を行わねばならないという事実に焦点を当て、突き付けてきます。

もしそれが三角関係なら、三すくみになるような複雑な人間関係に終止符を打ち、一番大切な一人の相手を選ぶこともあるでしょう。または自分ひとりが立ち去り、壁の中に隠れることによって、行き詰まりを打破しようとするかもしれません。 逆に、安全そうに見える道 — たとえば仲間内のコンセンサスや自分の立ち位置を気にしつつ、常に自分自身が一種の “バランサー” と化して現状を維持するような生き方を手放すことに不安を感じるなら、そのまま身動きが取れなくなることだってあり得ます。


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  ひとはときに複雑な世界から身を引き、もっともっとシンプルな生き方の中に閉じこもってしまいたいと願います。社会的なプレッシャーに封じ込まれるような生き方から脱し、自分の人生を受け入れるために。見えない壁に守られて、自分自身と向き合うために。もちろん、遠い離れ小島や山の中に逃げ込んでみたものの、結局は生きるための困難な闘いに明け暮れることになるかもしれません。それもまた、シンプルな生き方にともなう苦闘だと言えます。どれを取っても、誰を選んでも、わたし達が人間である以上、それは両刃の剣かもしれない...。

   わたし達の住む社会には、競争や闘争が付きものです。特にこの新月は、相変わらず月のノード軸とTスクエアを形成する海王星(幻惑されないために「行間を読む」必要)の下、冥王星とコンジャンクトし、牡羊座のエリスとはスクエアで起きます。元々水面下に存在した不和の噴出に拍車がかかるかもしれません。

そして牡牛座の天王星と水瓶座の木星、小惑星火神アグニ、土星&水星のスクエアから乙女座の火の巫女ヴェスタへのクァドリフォーム、同じヴェスタとスクエアを形成するケンタウルス族のアスボルス(と月のノースノード)からやはりアグニ、水星、木星へと形成される2番目のクァドリフォームは、新たな状況に向かって自分自身を調整していく上でのストレス、内的な炎の強さを試されるような出来事を示唆しています。


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  また1月14日には天王星が順行に転じ、18日は木星と天王星がスクエア、19日〜21日は火星・天王星が牡牛座6°台でコンジャンクトし(辱めやプライドが傷つくような瞬間にどうふるまうかを試される)、月がそこを通り、木星とスクエアになります(傷ついた名誉に関わる闘争、深い動機の浮上、逃避願望との葛藤など)。27日前後は月のノード軸と海王星が正確なTスクエアとなり、月末近い29日には、木星とコンジャンクトした太陽の対向、獅子座9°台でハイジーア(ヒュゲイア/健康、衛生)とコンジャンクトの満月。これには火星(と天王星)がTスクエアです。そんなわけで、世の中はまだ落ち着きそうにありません。シンボル面でも当面は雪や “冷たい降水” の象徴が含まれている他、天災、事故や人災、テロや暴力などの危険を示す兆候もあることから、しばらくの間、わたし達の環境を取り巻く目に見えないストレスの密度が減じることはなさそうです。

だから、たとえささやかでもホッとするひととき、温かなふれあいを得られるなら。または自分の中に深い嬉しさを感じられたなら、それはたぶん思っている以上に幸せなこと。かけがえのないこと。


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  けれど今、こんなにも厳しい星回りのときに。目の前の問題が人間関係であれ、仕事やお金、健康状態、あるいは精神や霊的な道の険しさであれ、大きくても小さくても、いずれにしても。

もし、何かを選択すべき場面があるとしたら、第一条件となるのは「本当に本当に、何の気負いも虚勢も怖れもなく正直な自分でいられること」 の一点に尽きるのではないでしょうか。また、向き合うべき問題を(または「問題」が本当に存在するのかどうかを)自分の中で明確にしていくには、ほんの少しの間でも ひとり静かにこころを休めて熟考する時間をとりたいと思います。しんと、閑かに。そして、自分をひととき「見えない者」にするためのスペース。たぶん、それが鍵になるかもしれません。


  さてと。この世のすべてが両刃の剣なら、「わたし」はどちらの刃を使ってまとわりつく幻を切り裂こう? それとも眼を閉じて、両刃を使ってど真ん中を、突いてみるか? 

ね、あなたは...どうする?



dramingnebula



have a great trek!!!★
hiyoka(^_^




hiyoka_blue at 19:08│Comments(0)新月(満月)の星読み | パーソナル・アストロロジー

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