🌑1/13日の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)レイモンド・メリマン 週間コメント1/25【金融アストロロジー】

January 17, 2021

レイモンド・メリマン 週間コメント1/18【金融アストロロジー】 

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2021年1月18日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週は≪短期ジオコズミクス≫の抄訳をUPします。
 今後はやはり時間が許す限り…という感じになりそうで、その都度お知らせしますね。🙇‍♀️

1月18日月曜はマーティン・ルーサー・キング・デイの祝日で米国市場は休場です。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “アストロロジーを予測のための訓練としてその価値を希釈する行為は、その意味を十分に理解していないということだ。また、鼻で笑われるリスクの可能性は、思考の自由や自分の意見を述べる勇気を抑圧する。それはまるで、真実に向かって突き進むよりも馬鹿に見えないようふるまうことのほうが重要だとでもいうようだ。”

— アンドレ・バルボー
  “The Value of Astrology”
  The Astrological Association CIO
  Translated from Éditions du Seuil (French), 2006
  London, 2014年

  「株式市場は経済ではない」という声をしばしば耳にする。それと同様に、宇宙における周期的な動きの関連性(または相関性)は、金融市場とのダイレクトな関係をもたないと言うことも出来る。もちろん相関性は存在する。私がこれまで出版してきた何冊かの本、中でも最も注目すべき『The Ultimate Book on Stock Market Timing』5巻シリーズで公開した調査研究において、それは証明されている。この研究は1928年以来の米国株式市場における日々の動きを調査し、英国株式市場については1690年代以降の月間/年間の動きを追って分析したものだ。

だが、より正確な相関関係を保っているのは宇宙のサイクルと人間活動との間に見られる相関性だ。つまり、非常に頻繁に — 常にではないが十分に頻繁と言い得るほど — 人々の行動サイクルは金融市場におけるトレンドと転換点(リバーサル)に反映されているのだ。

  私達は現在、そんな時期のさなかに在る。5つの太陽系最遠惑星のうち3つが大会合周期(コンジャンクション・サイクル)の1/4局面に来ているのだ。これは大きい。火星をそれらに含めるなら、6つの最遠惑星のうち4つが2020年12月21日〜2021年2月17日までに、互いに重要な数学的/空間的関係を結ぶことになる。私達はこの強力な時間帯について過去数ヶ月の間このコラムにおいて言及してきたし、『フォーキャスト2021』でも解説してきた。

だがここでもう一度繰り返そう。

📌 木星は2020年12月21日に、20年ぶりに土星とコンジャンクトした。
📌 木星は1月17日に天王星にウェイニングスクエア(14年サイクルの1/4局面)を形成した。
📌 土星は2月17日に天王星にウェイニングスクエアを形成するが、これは11.25年、すなわち45年の大会合周期の1/4局面となる。
📌 火星はすでにこの惑星サミットに参加しており、1月13日(弾劾決議の日)に土星とのスクエアを形成し終え、1月20日に天王星とコンジャンクト、1月23日には木星にスクエアを形成する。

したがって今、私達は12月21日〜2月17日という今年最強のジオコズミックな時間帯の真っ只中に、完全に入っていることになる。


  私達のアストロロジーの定義 — 宇宙におけるサイクルは人間活動の周期と相関している — によれば、現在米国と世界が経験している事象はまさに歴史的であり、この仮説に合致していることを疑う余地はない。グローバル・パンデミックに関連して、毎日報告される新たな症例、新規入院や死者の記録的な数。1月6日に起きた米国政府と議事堂への反乱と暴動。1月13日に起きた、米国大統領の2度目の弾劾決議(これまでに一度もなかった事だ)。そして1月20日の新大統領就任式に向けて、米国では今週さらなる大規模な反乱が起きるのではないかとの脅威がある。現在のジオコズミックな配置は、今日の世界、そして米国内に見られる人々の行動(と心理)によく合致している。

だが、こうした人間活動のドラマティックな動きは、金融市場のトレンドを大きく反転させることになるのだろうか? それはまだ断言出来ない。前述したように宇宙の動きと金融市場との関係は、全体としては、宇宙と人間活動全体との関連性ほどダイレクトなものではない。しかしこれは頻繁に起きることでもある。だからトレーダーや投資家として、私達はその可能性に大いに注意を払う必要がある。


  株式市場、ビットコイン、穀物市場のすべてが皆、バブル当時のようなパターンで爆発していることから、私達はこれらの動きに含まれる惑星力学に注意を向け、過去にそれらがどんな動きを見せたかを観察している。

たとえば木星が1/4局面(または1/3局面=トライン・サイクル)のアスペクトを天王星に形成した場合には、9取引日のオーブ内で、米国株式市場のプライマリーサイクルの頂点と惑星ペアサイクルとの間に最高度の一貫性を持つ相関関係が見られる。土星・天王星の1/4局面のアスペクトは、10ヶ月のオーブをもって株式指数の4年サイクルの頂点に最強のジオコズミックな相関性を持っている。実際、土星・天王星ウェイニングスクエアの45年サイクルは、米国史の中で2回の最も急激な株式市場の暴落時にも一貫して見られた惑星サイクルだ。その1つは1835年〜1842年に起きた80%の下落であり、もう1つは1929年〜1932年で、その当時は89%の急落が起きた。今回は、この交互に起きる(ワクシング&ウェイニング)45年サイクル — またの名を「潜在力の90年サイクル」と呼ぶ — が起きる3番目のケースだ。

「今回は事情が違う」そうかもしれない。だがそれは、自分が何も知らないことを知らないまま、自分は知っていると信じたい人々が唱える呪文だ。だが、土星と天王星が1/4局面(コンジャンクション、スクエア、またはオポジション)に入る時は常に、メインストリームの評論家が自らの拠り所とする経済モデルや、彼らが理解するところの経済・社会の動きに基づく予測どおりに物事が動くことはない。だからこそ、私は2021年という年を「逆張りの年(反対行動の年)」と呼んでいるのだ。人々はその意味をまもなく理解するだろう。しかし、アストロロジーの歴史を引用してみせることが、こうした理解への可能性に繋がる重要な鍵になると期待してはならない。まだ時期は至っていない。もしかするとその時期は、冥王星が水瓶座入りして双子座の天王星にトラインを形成する2020年代終盤となる可能性がある。


  このコラムを読んでいる多くの方々の動機は、ジオコズミック・サイクルとの相関性に基づく潜在的な市場動向への洞察を求めてのことだろう。だが今週のコラムで述べたように、より大きな相関関係は人間活動の全般を網羅するものであり、その一部である金融市場は二次的な相関性を持つに過ぎない。むろん相関関係が存在することは確かだ。だがそこに焦点を当てる前に、マクロコズム(大宇宙)とミクロコズム(私達/人間)との間に厳然と存在する、より大きな相関関係を理解しておくことが重要なのだ。

  さて現状だが、金融市場は今のところ人間活動全般と同様に、あなたの精神面にとっても資産面から見ても、非常に不安定であり危険な場所であり得る。今という時期は、トレーダーが最も望んで止まないこと、つまり市場に留まる時間を最小限に抑えて最大の利益を得ることが可能な時間帯だ。今月残りの日々は、火星、木星、天王星が互いに複数のアスペクトで結ばれている。つまり価格は急激かつ超速で動く可能性がある。こういった条件下では、敏捷に動けない人、または “止血” を頭に入れていない人にとって、損失のリスクは通常よりはるかに大きい。


もう一度、「Calm」アプリから次のマントラを最後に引用しておこう。こらからの週にはとりわけ必要になるかもしれない。

あなたが幸せであるように
あなたが安全であるように
あなたが健康であるように

そして

あなたが平和であるように...





訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:56│Comments(5)金融アストロロジー | マンデーン・アストロロジー

この記事へのコメント

1. Posted by マコ   March 04, 2021 07:01
5 2021年版の「占星学から見た世界と個人の運気予測」の電子書籍の発売予定はありますか?
2. Posted by hiyoka   March 04, 2021 15:06
マコさん、こんにちは。

2021年版の「占星学から見た世界と個人の運気予測」ですが、本家の米国では、今年から世界の政治経済・金融を予測するパートと個人向けの12星座別予測のパートが別々の独立した本として出版されました。日本語版はそのうちのマンデーン・アストロロジー編(政治・経済・金融)の電子本が『マンデーン2021』として4月3日にamazonから発売される予定となっています。12星座のパートが無くなったぶん、内容のボリュームもかなり増えています。

また、一年間の個人生活を予測する12星座別本の日本語版は、今年は間に合いませんでしたが、おそらく来年からはまた別立ての本としてマンデーン版と同時に出版されるのではないかと思います。
 
3. Posted by マコ   March 07, 2021 15:03
hiyokaさま

お返事を頂きありがとうございます。
「占星学から見た世界と個人の運気予測」がフォーキャストに掲載されなくなりとても落胆してましたが、本家米国の諸事情が関係しているとの事、教えて頂き納得できました。来年に期待したいと思います。
4. Posted by hiyoka   March 07, 2021 20:41

はい、とても残念ですが諸般の事情で。。
けれど12星座別の本自体はフォーキャストと合体していた時よりボリュームもアップし、内容もより濃いものになっています。ですので、きっと来年は投資日報社さんも出版に踏み出されるのではないかと思っています。マコさんのようなお声があること、投資日報社さんにお伝えしておきますね!
 
 
5. Posted by マコ   March 11, 2021 07:33
ありがとうございます宜しくお願い致します

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