June 2011

June 30, 2011

○7/1の新月・日蝕—みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

お知らせ: 次回のメリマンコラムは都合によりお休みさせていただきます。相場の行方も気になるのですが・・楽しみに見てくださっている方、すみません! m(_"_)m

…………………………………………………………………………
新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。 ではでは今月も行ってみます!(^_-)
…………………………………………………………………………

新月タイムスケジュール
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【 ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで18:12前後、北海道周辺で18:19前後、関西方面(日本標準時)は17:53前後、沖縄周辺で17:27前後に蟹座09°12’で新月(部分日蝕)となります。

次の満月までの主な惑星スケジュール(日本標準時)

7/02 14:38頃 水星 獅子座入場
7/03 06:43頃 月 獅子座入場
7/03 09:10頃 太陽・土星スクエア@蟹座・天秤座10°46’
7/04 13:17頃 金星 蟹座入場
7/06 02:52頃 水星・木星スクエア@獅子座・牡牛座5°40’
7/10 09:35頃 天王星 滞留・逆行開始

その他、後ほど追記します。

前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

------------------------¨°☆¤☆„¸○¸„☆¤☆°¨--------------------------

Sabianシンボルによる【新月のテーマ】
*ここではディーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【太陽・月 蟹座 09°〜10° 】

"A tiny nude miss reaching in the water for a fish"
     →小さな裸の少女(若い女性)が魚を捕らえようと水中に手をのばす
"A large diamond not completely carved"
     →研磨(カット)途上の大きなダイヤモンド

無力のまま大きな可能性の前に立つ→ ★まだ明確化出来ない目的を掴もうとする→ ★メッセージに混在する真実と欺瞞を識別する挑戦→ ★そぎ落とすべきものの多さに気付く→ ★余裕と「隙間」の必要性→ ★従属vs個の独立、そのバランス→ ★裸の自分を曇りなく見る→ ★本来の自分を貫くために擬態し、観察する→ ★未来に向かい裸足のまま歩み出す ・・・・

エネルギーのポイント:「自己信頼 = 自分以外の全事象への信頼」
幸運のポイント:
影をみつめる・三角形・サプリメント・涙・吐く息に注意を向ける・理由なく目をつむり微笑む・樹木をさわる・浮く・ジャスパー

110701NM


    さあ、とうとう今年の蝕祭最後の部分日蝕が、加速された成長を司る蟹座の新月と共にやってきました。今回の日蝕は、南極大陸とアフリカの南端、そしてその間の海域でのみ観測可能で、世界の殆どの地域では見ることが出来ません。 その意味ではもしかしたら、このエネルギーの本質は潜在意識に深く働きかけることにあるのかもしれません。 けれど、それは何か目立つ現象が起こらないというわけではなく、ただ、起きてきたことの真の意味が明確に理解できるのはしばらく時がたってからかもしれないということなんです。

というのは、この日蝕が正真正銘の「誕生」の蝕だから。。。以前メリマンコラムの訳注でも触れましたが、 蝕にはサロスと呼ばれる周期(1サロス=18年強)のシリーズがあります。前回の月蝕はサロス・シリーズ130系列の中のピーク期にあたるシークエンス34でした。

そして今回の日蝕は、新たに始まるサロス156シリーズの第1回目、シークエンスNo.1にあたります。 ということは、今回の新月チャートはサロス156と名付けられた「太陽と月と地球のダンス」の、誕生図ってことになります。。 ちなみに 今回始まるサロス・シリーズがピークを迎えるのは西暦2700年代前後。そしてその終焉のときは遠い未来の33世紀、3237年6月だとか。。。。本当に、わたし達人間にとっては想像を絶するような、遥かな時を廻る旅が、見えないところでひっそり始まろうとしているんですね。。 

そしてこの蝕に関わる月のノードはサウスノード。「過去との決別」を暗示するものです。 始まりと終わりを内包し、わたし達の人生に2つの刻印をそっと押す日蝕。 その意味でも、今回は蝕祭の最後を飾るにふさわしく、大きな意味を持つ新月ではないでしょうか。

FireLogos


今回のサビアン・シンボルも、こうした蝕の誕生とよく呼応するようなテーマが設定されています。シンボルに集中してみると、 やはり10°あたりから中盤前後の度数は、蟹座の原型がピークに達していく様子がみてとれる気がします。 

何かが始まろうとしている。真新しい何かが。でもまだそれが最終的にどんなカタチになるか、自分にも、誰にもはっきりしたことはわからない。けれど、終わるべきものは例え抵抗したとしても、強力な外圧のカタチをとって取り除かれていく。。そして余計なものをそぎ落とし、真実の輝きに向かってただ歩み始める・・・。 

    蟹座9°のシンボルに出てくる「裸の少女」は無垢であることの象徴です。この無垢さは蟹座の本質。アストロロジャー、アリス・ミラーは 『 カーディナル・サインの中で、人が人として真に誕生するのはこの蟹座である 』 と指摘しています。また、『生まれたままの無垢な本質を持って、人は母親の子宮を通じ、母親の胸のぬくもりを通して、彼女の抱える満たされなかったニーズを滋養と共に吸収していくのだ。 』 とも語っています。蟹座の支配星・月はわたし達のパーソナリティを表します。 けれど、わたし達が「自分」だと思いこんでいる「自分像」には、こうして物心のつかない幼少時にめいっぱい吸収し続けた「自分でないもの」も多分に混在している可能性があります。。 だからこそ、蟹座は対向する山羊座の支配星・土星的なるもの・・・父なるもの、社会的なるもの・固いもの、制限するもの、そして時には鋭い「角」と出会うことを運命づけられ、研磨されていくことになります。「本物の月」を手に入れるために。

    日々感覚を研ぎ澄まし、他者の感情をもめいっぱい吸収すること。 そしてその中から余計なものをそぎ落とし、確固とした自分本来の姿と価値に目覚めること。 その両方に同時に挑戦するよう設定されているのが蟹座であり、だからこそ蟹座に入った惑星は加速度的な成長を求められます。 他者の感情を吸収しやすい性質から来る傷つきやすさ、そして気分の上下は蟹座の特徴でもありますが、それはこうした「加速化された成長」を促すための宇宙の仕掛けでもあると言えます。 全てはそのひとを磨き輝かせるために与えられる試練なのかもしれません。 10°のシンボル、「加工途上のダイヤモンド」とは、きっとこうした状況の本質を暗示しているのではないでしょうか。

    でも、無垢な少女が水の中で魚をつかまえようとするとき、水は様々に光を反射して彼女を迷わせます。本当にそこに魚はいるのかしら? つかまえた!と思ったのに、そこには何もいない。手から水がこぼれ落ちるだけ。。きっと少女はこんな思いを何度もすることでしょう。 自分がいったい何を捕らえようとしているのかさえ、はっきりとはわかっていないかもしれないのです。それでも、こころの、体の、奥底から沸きおこる成長への衝動が、彼女を水の中に進ませていきます。無防備であることを怖れることなく、繊細な神経を集中させながら....。

水は人間の無意識世界の象徴です。 魚はキリストのシンボルです。キリストの本来の質は「愛」であるとされてきました。 魚座の時代が終わり、次代の精神といわれる「エイジ・オブ・アクエリアス=水瓶座時代」が来ると言われて久しい今、わたし達はこの「魚」を捕まえることができたのだろうか?と自問しています。 わたし達は本当に「愛」というものを明確に理解し、信じているのでしょうか。 無意識の広大な海に深く潜って、魚の姿をはっきりと見据えることが出来たでしょうか。それが自分自身の内なるダイヤモンドなのだと、真に気付いているでしょうか。。 

借り物の月を脱ぎ捨てた裸の少女。 彼女がその手に魚を捕らえることが出来たとき、少女は次代の精神の担い手に成長していくのかもしれません。

こうしてみると蟹座自体が、何かが始まり、何かが終わっていく・・・2つの運動性を同時に抱えているとも言えそうです。 では蟹座の目指す究極のゴールとは何でしょうか?   パーソナルの原型では、象徴としての子宮を離れ、ヘソの緒をたちきり、誰でもない、自分自身の内部に平安と充足を見出すこと。 愛は外部から滋養のように与えられるものではないと知ること。 与えたり与えられたりするようなものではないと理解すること。 そして、ホロスコープの中心=内的宇宙の中心にスックと立つこと。  そしてトランスプルートを含め幾多の外惑星達が大きな大きなくくりで暗示しているのは・・・「地球としてのわたし達」が、精神の幼年期を終えていつか大人の仲間入りを果たしていくこと。。。

新しく生まれる蟹座のサロス156シリーズ。その1200年あまりの一生のうちに、わたし達人類の精神はその課題を果たすことができるでしょうか.....?

さてまたもやハナシが長々と壮大になったところで、サラッとアスペクトを。。(^_^;)


この新月図のハイライトはなんといってもカーディナル・サイン、天王星/牡羊座・新月/蟹座・土星/天秤座・冥王星/山羊座の間に形成されるグランドスクエア。 これは2012年から2015春まで、7回にわたって起こるカーディナル・クライマックスのラスボス格、天王星・冥王星のスクエアのもと、わたし達がどんな方向で何を起こしていくか? について、まだハッキリとは目に見えない重要な一歩を踏みだすような選択を行う時期になるかもしれない・・・と考えています。 特に個人的な惑星が今回グランドスクエアを形成する惑星の近辺にあるひとは、その傾向が強いのではないかと思います。

このグランドスクエアもまた、何かがハッキリと死に向かい、替わりに何かが新しく生まれようとしていることを示しています。・・・厳しい側面では 変化に伴い親しんだものを失っていくことの痛みや怖れ。それはパーソナルには親しい人間関係、社会的対人関係、家族関係、仕事、信念、世界観、コミュニケーションのあり方などの面に現れてきそうです。 でも、新月に対峙する山羊座の冥王星にはこれから先のためにやらなくてはいけないことがはっきりわかっているはず。そして、変化を積極的に受け入れる勇気を持つひとには理屈ぬきの力と自信を与えてくれます。牡牛座の木星も、それを支援してくれそう。

停滞と流動の狭間でバランスをとり、もう一歩の成長のために必要なことを実行していこうとするのは、天頂付近に陣取る天秤座の土星でしょうか。 変革のサイン水瓶座に身を潜める戦いの女神パラスが土星とスクラムを組んでいます。 確かに今回のクロスは厳しいエネルギーです。でもこのウェーブに積極的に乗っていく気持ちになれたら、応援のエネルギーも本当に沢山用意されています。 気持ちを切り替えてみると、なんだかちょっとワクワクしてきそう。。。そういえばアストロロジャー、エリック・フランシスは 『 冥王星や天王星など、重い外惑星は一度来たら数年以上影響を及ぼす。だから最初のうちはとても辛いけれど、人間はそれに慣れて、栄養にすることができる。そうすると、トランシットが去って行ったときには何だか軽くなりすぎて、物足りなくなるんだ。それだけ成長して強くなるんだね・・・』 と言ってましたっけ。。

lonlyhearts


もうひとつ、この新月図で特徴的だと感じたのは、ケンタウロス族やリリス3姉妹(ブラックムーン・ダークムーン・小惑星)など、人間の奥深い内面に潜むダークな部分や子どものころのトラウマなどに直面させ、ヒーリングを起こしていく星達や感受点が緊密なアスペクトを結んでいることです。 

ヒーラーでありメンターでもあるカイロンは海王星と組んで、冥府の渡し守・魔王オルクスとエジプト神話の女神イシスのカップルと対峙しています。それとTスクエアになるのが小惑星リリス。 このTスクエアは、感情に溺れすぎてはならないこと、そして自分の受けた傷をどれだけ冷静に、公平にみていけるか?の挑戦です。 感じることを怖れずに、徹底して個を離れた見方を貫くことによって、罪悪感や自己否定から自分自身を解放していけるか?  または、相手や周囲を責め、被害者やひそやかな報復者であり続けるか? ・・・そんな問いかけが聞こえてきそうです。

ダークムーン・リリスは金星とコンジャンクト。そして魚座最終度数付近のブラックムーン・リリスとセレスにスクエア。「愛」というものの持つ、光の側面と影の側面が同時にクローズアップされそうな感じ。自分の抱える寂しさや哀しみを他者に癒してもらうことを期待しすぎたとき、そして愛という名のもとに相手を縛りすぎたときなど、この影の側面がチラリと顔をのぞかせるかもしれません。 

そんなことがもしあったら、思い出してください。 本当は誰もがこの宇宙でたったひとり、自分のホロスコープの中心に立っているんです。 ホロスコープ・・・つまりわたし達の意識の周りには、様々な星や感受点がちりばめられ、それぞれが相互に働きあって、いろんなドラマをみせてくれます。 わたし達が周囲に見ているものは、自分だけのドラマ。羨ましいほどのカップルも、うなるほどの資産をもつひと達も、仕事にノリノリの彼らも、憎むべきアイツらも・・・。みな、わたし達のための、ワケあるドラマです。 ひとりひとりが少しずつ違う世界を体験しています。 みんな違う。でもみんな同じ。で、みんな、孤独。 

でも、わたし達ひとりひとりがそこに立ちつくしていることに気付き、その上で「愛」を思うとき、今までとは違う愛のあり方が少しずつ見えてくるのではないでしょうか。 言うはやすしかもしれません。。けど、それでも。。

幼時環境のトラウマに関わる星ネッソスと不和をもたらすとされる星エリス。この2つが乙女座のジュノーを頂点に、YODを形成しています。ネッソスは同時にアセンダント上にある前回の月蝕点と月のノードを調停するようなカタチに。これは親しい人間関係で何か世界観の相違を感じるようなことがあるのかも?と思わせます。 このYODで何よりも大切なメッセージだと思われることは、相手がどうであれ、大切なひとに対して正直にこころを開いていくこと。自分の傷に触れること、触れられることを怖れずにいくこと。認めること。  それが無い場合は 「こうあるべきだ」という観念の押しつけやお互いの権利の主張など、一種のパワーゲームに陥る可能性がありそうです。いくぶんセクシャルなことも絡むかもしれません。もしこのエネルギーを使う機会が訪れたなら、このメッセージを思い出してみてください。

この新月は、恒星アルヘナ、そしてキサンテと呼ばれる小惑星とコンジャンクトしています。アルヘナはエバーティンによるととてもスピリチュアルな味わいを持ち、芸術や科学面の才能を授ける星なのだそうです。 また、恒星や小惑星の専門家でもあるアストロロジャー、マリナ・カルーソによれば、一種の平和的な交渉能力をももたらすとか。またマリナによれば、キサンテはギリシャ神話の海神オケアノスがもうけたと言われる6000人もの子供達のひとりで、輝くばかりに美しい髪の乙女。オケアノスの子供達はみなそれぞれに湖、池、河をテリトリーに持っているとのことで、日本ならさしずめ龍神さんでしょうか。 日本の美しい湖や山河を護り、遊ぶ龍神さん。今年の夏は酷暑になりそうだけれど、ときどき一暴れしてくれるのでしょうか。どうか暴風雨じゃなくて、恵みの雨を!!  アルヘナもキサンテも、この祭の最後の蝕にふさわしいカタチできっとわたし達を祝福してくれる・・・今、そんなふうに思います。

うーん、まだまだ話しだしたらキリなくありそうな今回の日蝕図ですが、あまりにも長くなってきたのでそろそろ終わりにせねば。。(^_^;

最後に、面白いと思った点をひとつ。今回の新月はサバイバルの星・牡牛座のアスボルスと共に、射手座のフォルス(小さい積み重ねが大きな物事になる=カルマ)、そして前回の月蝕点に対して特徴的なアスペクトを形成しています。それはテトラノヴァイル、クインデシル、そしてクインカンクスというアスペクトの組み合わせです。 ちょうどYODを鋭くしたようなカタチです。 これはパーソナルでも社会面でも、今まで隠されていた物事が突然表面化する可能性を暗示しているように思えます。 また前回6/16の月蝕点がアセンダント上に来ていることから、 月蝕時のテーマがいまだに続いていること、わたし達がこれからもその挑戦を受けて、きっと頑張っていくだろうことを示しているように思えます。

・・・このテーマはこれからも長く木霊のようにリフレインしていくと思います。 なので新月期が過ぎたあとも、フト思い出すことがあったら、また読んでみてもらえると嬉しいです。 本当に沢山のメッセージがこめられている、今年の蝕祭です。。


今、 わたし達は多かれ少なかれ、み〜んなサバイバー!\(^o^)/
have a Great Trek!!!




hiyoka.(^_^)



hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0)新月(満月)の星読み | パーソナル・アストロロジー

June 26, 2011

レイモンド・メリマン 週間コメント 6/27 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年6月27日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
------------------------------------------------------------------------------------

今回のコラムは都合により≪パーソナルアストロロジー 他≫の部分を除いた抄訳とさせていただきます。m(_"_)m

6/27 ≪ マーケットウイークをふり返って ≫中、原文で「米国」となっている部分を該当するニュースに基づき「IEA(国際エネルギー機関)」に、また60万バレル(間違えました^ ^;)となっている部分はを6000万バレルに訂正しました。


≪ マーケットウイークをふり返って ≫


    先週の下弦の月(太陽が蟹座に入った後、月が牡羊座の初期度数を進行)は土星・天王星・冥王星に対してグランドスクエアを形成し、8月初旬に私達が経験しそうなことをチラリとかいま見せた。下弦の月となった6/22水曜当日は、世界中の多くの株式市場と貴金属市場が、前週(6/15)の月蝕時につけた安値から1週間のささやかな反騰を享受していた。だが6/22の引けまでには殆どの指数が急落し、木曜と金曜には前週の安値をテストすることになった。いくつかの指数はそのまま良いところ無く週を終えたが、それでもアジアと環太平洋地域では、週中盤に複数週にわたる最安値に急落した後は、ずっとマシな状況がみられた。

    金と銀は、金が6/22水曜に5/2の史上最高値に次ぐ値まで騰がった後、叩きのめされた。金曜まで下がり続けた金は、引け直前には1500以下で取引されていた。原油もまた水曜に週の高値をつけた後、打ちのめされた。木曜、金曜にはここ4ヶ月で初めて90.00台以下で取引される場面があった。6/22は火星が海王星とスクエアを形成する日でもあり、これは原油を支配している。原油の急落は、継続中のリビアの動乱による供給不足に対処するため、IEA(国際エネルギー機関)が6000万バレルを戦略的石油備蓄から緊急拠出すると発表したことと同期して起きた。火星・海王星がスクエアを形成する天空のもとに発表されたこの内容に関して、先週ここで何を述べたかをを思い出してほしい。耳にしたことをうのみにしてはいけない。これにはもっと裏がある。この位相は怒りの原理(火星)と偽情報(海王星)の原理を結びつける。これは 受動攻撃性のサインだ。あなたはそれを、悪化し続ける法的債務上限について米国で行われた先週の折衝の中に、明確に(この表現は矛盾しているって?)見てとることができるだろう。

    ふり返ってみれば、先週は本当にワイルドでクレイジーな週だった。市場はダイバージェンスの徴候に溢れ、取り残された投資家もファイナンシャル・アストロロジャーも一様に『 これが水星逆行時でないなら、いったい何が起こっているんだ? 』とばかりに困惑して頭を掻いた。ミュータブル・サインにおける火星・海王星のスクエアであるばかりでなく、それはカーディナル・クライマックスに含まれる主要な惑星の力を、より小さな惑星がトランスレートしていくことでもあった。土星、天王星、そして冥王星は皆逆行してカーディナル・Tスクエアのオーブの範囲内にある。進行速度がより速い惑星がカーディナル・サイン(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)の初期度数に入ってくる度に、世界の負債爆弾に関するカーディナル・クライマックスの全ての原動力が再燃する。そして、スポットライトが当たった時の天王星は水星逆行と非常に良く似た働きをする。天王星は水星の1オクターブ上の存在であることはどのアストロロジャーにとっても常識だ。ただもっと気まぐれで不安定なのだが。

    また先週は、欧州連合とユーロ通貨を保護する必要性からギリシャの財政救済を引き受けるという約束からドイツが身を引いたことにより、来たるべきギリシャのデフォルトに向かってまた1歩コマが進められた。加えて先週は民主党が増税の要求を引っ込めるのを拒否したことから、共和党が法的債務上限に関する話し合いの席を蹴ったという顛末が目撃されたが、これがまた米国におけるデフォルトの可能性に対する恐怖の引き金を引くこととなった。こんなことは絶対に起こらない、大統領と議会は8/2のデッドライン手前ギリギリの土壇場には合意に達するだろう、と誰もが言う。だが…彼らはアストロロジーについて、そして2015年まで続くカーディナル・クライマックスの存在がそれとなく暗示する、世界金融システムの危機を理解していない。彼らは1928~1934年との不気味な類似性をわかってはいない。勿論、大恐慌時代にみられた金融システムの崩壊を再び繰り返す必要はどこにも無い。今しなければならないことは、異なった結果を期待しながら、同じ誤った政策を二度と繰り返さないことに尽きる。しかし、歴史的な80~90年サイクル — そしてその多くの要因が — 繰り返されていることがわからず、認識することさえしない状態で、どうやって学ぶべき教訓がそこにあるなどと理解出来るだろうか。

*) 受動攻撃性パーソナリティ : 問題解決に取り組まない、かたくなになる、わざと能率を悪くしたりするなどの行動によって、表面上隠微された激しい攻撃性を示す人格的欠陥を指す心理学用語。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    ジオコズミックな観点からは、今から8/25までは特別な期間だと言える。まず、太陽がカーディナル・サイン、蟹座に入場したところだ。蟹座を進行するにつれて、 太陽は天王星を含むグランドスクエアを6/26に形成し、6/28には冥王星を、7/2にはついに土星をそれに巻き込んでいく。その途上で7/1に日蝕となる。その後金星が後を追い、7/3に蟹座に入場を果たした直後から、同じ天空のピンボールゲームを始めるのだ。10日間のうちに、金星は土星・天王星・冥王星のカーディナル・クライマックス組に対して太陽と同様のグランドスクエアのフォーメーションをトランスレートしていく。

    だがそこで終わりはしない。8/3、もし無策で終われば法的債務上限が強制終了を迎えるとされる日の1日後、火星がまたもや同じ「みんなで落ちれば怖くない」的な崖っぷちトランスレーションを行っていく。火星は蟹座に入場してから22日間、同様のグランドスクエアを形成するのだ。そして忘れてならないのは8/2 — 米国の法的債務上限到達予定日 — 水星が逆行を開始することだ。常に感嘆させられるその永遠なる叡智の顕示のもと、またもや米国の政治指導者達は、主要な政策決定を水星逆行期に行うことを余儀なくされるだろう。そして、過去の類似サイクルから決して学ばないという精神に沿って決定される政策は『 *2 再び缶を道路に向かって蹴り出す 』程度のものでしかないだろう。

    もし私が自分の *3 茶葉を正しく読んでいるなら、彼らはその缶を来年の政局シーズンど真ん中に向けて蹴り出すことだろう。そうすればこれが来年の、2012年そして天王星・冥王星スクエアの年に行われる選挙の、事実上中心的な話題になる。そして、私の考え方からすれば、それは実際良いことだ。債務危機の唯一の解決法に「富裕層」(年間20万ドル以上の所得層)への増税を含めねばならず、ヘルスケア、高齢者向け医療保険制度、低所得者向け医療費補助制度のような人気のある社会政策は断固守らねばならぬと信じている大統領と議会か、これに対抗して、そんなものは解決策でも何でもなく、むしろ未来を決して終わることの無い確固とした経済衰退へと導くコースだと信じるもう一方の党か、どちらを望むのか、有権者に決めさせようではないか。 天王星・冥王星が織りなす壮大なドラマがその形を表し始めている。*4 1960年代中盤にこの2惑星が最後にハードアスペクトを形成して以来、最大の政治的変革だ。ところで前回これらがスクエアを形成したのは1930~1931年のことであった。

    さて今現在の話に戻ろう。今週末、太陽が天王星とスクエアを形成し、同時にFRB始原図上の太陽・冥王星オポジションにも触れる時が、QE2の終わりの始まりとなる。この量的緩和プログラムが終章に近付く間、市場は実によく持ちこたえてきた。多分それは、Fedが自らの米国債買取プログラムを最後の最後まで成功裏に管理(いや、操作か)してきたからだろう。これはカーディナル・クライマックスがアストロロジカルなピークを迎えた去年の夏に始まったプログラムだ。そして今、惑星達は相互に形成されるハードアスペクトのオーブ範囲内に戻ってきている。

これらが今後2ヶ月の間に最初は太陽、次に金星、そして火星によって点火されていく。折りしも来週始めは米国の独立記念日だ。花火が華やかに上がろうとしている。特に金利変動によって動く市場では、何か相当大きな動きへの準備をしておくべきだろう。


*) 各日付は太陽がそれぞれジャスト90°、180°、90°のアスペクトを形成する日となる。日本でも同じ日付となるが、金星が蟹座に入場するのは7/4。
*2) メリマン氏は去年からしばしば法的債務上限に関わる政府や議会の動きを「缶蹴り」に例えてきた。例えば1/9付の≪長期的考察≫にも今年初めてこの表現が出てくる。詳しくはリンクを参照してください。
*3) 茶葉占い:古くからヨーロッパで楽しまれてきた占術。漉さずにカップに注がれた紅茶の茶葉の形で未来を占う。
*4)1960年代中盤、天王星と冥王星は乙女座でコンジャンクトした。政治や思想面に限らず、社会・文化のあらゆるジャンルに変革の嵐が吹き荒れた時代。若者が古い権威に反抗し、新しい創造が試みられた時代。この時代に青春を送った人々は今社会の中枢部に、そしてこの時生まれた人々はちょうど40台半ばを迎える。アスペクトの原理として、コンジャンクションで生まれた現象や方向性は成長の過程において次のスクエアで最初の本格的な試練を迎えると言われている。内容的にはコンジャンクションで新しく生まれたものの「質」を高め熟成させていくための試練、そしていまだに続く過去への揺り戻しの力から自由になるための試練、主観と客観の闘い、そして選択・・など。







訳文ここまで
-------------------------------------------------------------------------------------------------

hiyoka_blue at 20:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)金融アストロロジー 

June 19, 2011

レイモンド・メリマン 週間コメント 6/20 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年6月20日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
------------------------------------------------------------------------------------

≪ マーケットウイークをふり返って ≫

    6/15〜16、先週水曜から木曜にかけての皆既月蝕は、 異様なほど長時間にわたって月光を遮断したのみでなく、株式や他の金融市場からも光を奪い去り、多くの市場が複数月にわたる安値を更新した。そしてその後、まるで地球の影が月を通り過ぎたことを投影するかのように、金融市場を覆った暗い影は消え、希望のかすかな光が立ち現れた。

*)今回の月蝕はサロスと呼ばれる蝕の周期(18年11日8時間)のシリーズ中、1416年に始まったサロス・シリーズ130と呼ばれる系列のちょうどピーク期となるシークエンス34にあたる。皆既蝕の継続時間は通常よりとても長く、100分強ほど続いた。蝕とそれが起きた度数の影響力・有効期間は各ピークの継続時間に比例して長期になるといわれている。ちなみにシリーズ130のうち、一番長時間にわたって続く月蝕は次回のシークエンス35で102分弱。2029年6/26に起きる。
from NASA Eclipse web site)

    ヨーロッパでは、先週終盤オランダのAEXが329.07まで下落し、2010年12/1以来の最安値水準に達した。しかし金曜ザラ場中には335以上まで戻して取引された。ロンドンのFTSEとチューリヒのSMIは、木曜に複数週にわたる新安値まで下がったが、両市場とも3月中旬のプライマリー・サイクルの底値よりは上に留まった。ドイツでは、DAXが引き続き近隣諸国の市場より強いところを見せた。週の安値こそ同じく木曜につけた7017だったが、これは先週6/8につけた安値6991を上回っている。したがって、ヨーロッパでは先週の急落からの反発局面において、異市場間強気ダイバージェンスが見られたことになる。

    アジア及び環太平洋地域では週の間中続落し、ヨーロッパとアメリカ大陸での反騰が始まる前に全ての市場が引けた。中国では、上海複合と香港ハンセンの両市場が2010年9月以来の安値水準まで下落した。これに関してはオーストラリアのオールオーディナリーズも同様であった。日本の日経もまた、3月中旬の震災でつけた安値以来の最安値水準まで下落したが、それでも当時の安値よりは上回っており、これは他の市場では見られなかったことから、異市場間強気ダイバージェンスがここでも見られた可能性がある。

    アメリカ大陸でも似たような異市場間強気ダイバージェンスのパターンが見られた。ナスダックは木曜に2599まで下落、これは3月中旬のプライマリー・サイクルの底値2603をわずかに割っていた。しかしダウ工業平均は水曜、月蝕の当日に11,862でボトムをつけた。これは現在のプライマリー・サイクルが始まった3/16につけた11,555より高い値だった。ブラジルではボベスパが2010年7月以来の最安値水準に沈んだが、アルゼンチンのメルバルは前週2011年6/8の安値を割ることなく終わった。したがって、先週は世界の主要市場においてそれぞれに異市場間強気ダイバージェンスが顕著にみられ、これら殆どの指数(アジア・環太平洋地域を例外として)が金曜までにしっかりとした反騰をみせた。

    商品や他の金融市場もまた、先週の月蝕から2取引日以内に反転した。それが最も顕著だったのが原油で、金曜の早い時間に2/22以来の最安値レベル92.12まで急落。金は6/13月曜、1511.40まで下落し、銀は翌日3440をつけた。これは共に6月の最安値水準だったが、その後金曜には揃って反騰した。ユーロはギリシャに今後デフォルトを回避する能力があるのかという懸念のただ中、木曜には1.4071まで下落した。しかしこれもまた金曜朝には突然反転し、力強く反騰した。米国債にとっても先週は要となり、6/16木曜には去年12月以来の最高値水準まで騰がった。

    こうした動きの全てが先週のコラムで述べた予測、すなわち単なる月蝕との相関関係を超えた言及を支持するものだ。先週、こう述べた。『 見上げれば希望が降臨する。もし読者諸氏が信心深い方々なら、こうした考えを説く必要も無いだろう。しかし、もし皆さんがあえて天上からのサインを探すなら — 太陽系の壁に書かれた神の御印というわけだが — 今週、株式市場が何らかのサポートを見出す可能性がある。今後1週間のうちに火星が進行する天空の領域は、急激な下落の終わりとの頻繁な相互関連を持っているのだ。それに加えて、土星が6/12日曜には滞留から順行に移り、逆行の動きを終わらせる。・・・・強い土星が強調される時期に向かって下落する市場は多くの場合ボトムをつける時が近いことを意味し、それに続いて健全な反騰がやって来る。ファイナンシャル・アストロロジャーにとっての疑問はこうした反騰がどれくらい強さを持っているか?だ。』 ビンゴ!である。

だが先週持ち上がった疑問がまだ立ちはだかっている。すなわち:この反騰はどの程度強く、どのくらい続くのか? 特に今、木星が6月最初の週に牡羊座を去り、「資産インフレ特急」がすでに終焉を迎えたかもしれない時に?


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    月の暗黒面が過ぎ去り(これは皆を少しクレイジーにした)、暗黒の惑星土星が順行を開始(これは皆に世界経済の終わりが近付く恐怖を感じさせた)、そして火星がニューヨーク証券取引所の始原図における弱気の領域を抜けて、私達の注目は次の天体位相の集合点に移った。それは6/26〜7/2に起きる、太陽による土星・天王星・冥王星のTスクエアのトランスレーションとなるだろう。

    事実上、6/21には北半球で夏至となり太陽が安全志向の蟹座に入場するが、この太陽が実際に前述の3つの重大な惑星とグランドスクエアを形成するのだ。 これはしっかりした基盤を持つとは言い難い世界経済のシステムに生じるまた別の亀裂と相関する可能性がある。特に米国は、単にこの季節に235回目のソーラーリターン(誕生日)を迎えるというだけでなく、始原図の金星と木星がこのグランドスクエアというトランシットの天体位相に重なるのだ。

太陽が触れていく金星と木星が共に吉星であるため、伝えられるニュースは暗いものよりはもっと明るいものが目立つだろう — 少なくとも、最初の内は。そうした状況は7/4(独立記念日)のホリデーウイーク終わりまで続くかもしれない。何故なら金星が7/3に蟹座に入場し、太陽と同じような影響を及ぼして苦しむ大衆を癒すからだ。金星は米国始原図の金星・木星に7/4〜8までコンジャンクトするのだが、それと同時に強力な土星・天王星・冥王星のTスクエアをも7/7〜13の間、トランスレートしていく。それはあたかも、初めての素晴らしいデートの後で夢見心地になった直後に当の相手が結婚を決めたことを知らされるようなものだ — そう、他の誰かと。 『 楽しい一夜をありがとう。でも、もう二度と誘わないで! 』 といったところか。 

大地が足許から崩れていく。天王星が関わってくる時はいつもそうだ。寄るべき大地はけっしてアテにならない。不安定なのだ。あなたの人生は突然の混乱や社会的大変動に見舞われやすくなる。特に、もしあなたが過去数年の間、機会があったにも関わらず自分の人生の骨組みを強化するような事を何もしてこなかったとするならなおさらだ。そして、今や手許に残ったものの全ては、 8/5などと言っているうちに瞬く間に債務不履行=デフォルトが迫る、返済期限切れの負債だ。

    6/20月曜に火星が双子座に入場してからの数週間、私達は多くの曖昧ではぐらかしたような言い回しを耳にすることだろう。火星が形成する最初のアスペクトは6/22水曜に起きる魚座の海王星とのワクシング・スクエアで、ちょうど夏至となる日だ。最高司令官たるオバマ大統領にとっては、きっと非常に興味深い数週間となることだろう。彼の誕生図のカイロン・月・冥王星のTスクエアがこれによって刺激されるからだ。彼と彼のアドバイザーが真に賢明であるなら、彼(彼ら)は休暇を取って演説の機会から遠ざかり、また記者達の前にも出ず、そのかわりにこの期間を、不気味に迫り来る累積債務危機を沈静化するための新しくて有効な方法を創案するために、ひっそりと過ごすだろう。そうでなければ、ホワイトハウスの管理人達が発する不用意な言葉が正反対の結果を招くかもしれない。すなわち、負債爆弾の爆発だ。

*)これは多分海王星が逆行して魚座から水瓶座に移行することを指していると思われます。詳しくは5/23付けのメリマンコラム≪短期ジオコズミクス≫及び≪長期的考察≫を参照してください。


≪ パーソナルアストロロジー /その他 ≫

    去年10月、私はICE(インターコンチネンタル取引所)のトレーダー向けに、米ドル及び米国株式市場の未来についてのインターネット・プレゼンテーションを行った。そのビデオがちょうどyoutubeにアップロードされたところだ。この時に披露した考えは、今現在に至っても私が抱え続けている長期的な展望に関してのアイディアを数多く含むものだ。これをあなたの友人や関係者と分かち合い、役立ててほしいと願っている。

"U.S. Dollar Talk given to ICE Traders, October
"
http://www.youtube.com/raymondmerriman

*)この映像は埋め込みが効かないようなので、お手数ですがリンク先を視聴してください。また、すでにご存知かと思いますが、動画の右下の赤地にCCとある小さなボタンクリックで音声を文字に変換できます。自動なのでとってもイイ加減というかアヤシイ変換な気もするのですが....。(^_^;

★6月の主な惑星スケジュール★




訳文ここまで
--------------------------------------------------------------------------------------------

hiyoka_blue at 19:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)金融アストロロジー 

June 15, 2011

●6/16の満月・月蝕 — みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

6/17 キラルスがらみのフォーメーションの記述に少しだけ追記しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? それでは、今月も行ってみます。(^_-)~☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

満月タイムスケジュール
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。(不可能なら夜でもかまいません)

【地方標準時(ソーラータイム)】
東京・関東ローカルで05:32前後、北海道周辺で05:39前後、関西方面は05:13前後(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で04:44前後に 射手座24°23’で満月となります。

月蝕は日本標準時で午前2:13頃から始まり、部分食が3:23ごろ、皆既食が4:22頃そして蝕の最大=満月タイムです。夜明け/月の入りと共に始まるので、ぎりぎり皆既月蝕まで見られるのは西日本のみとなるそうです。

その他主な惑星スケジュール
2つ前の記事「★6月の主な惑星スケジュール★」にまとめました。
そちらをご覧ください。m(_"_)m

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。


------------------------¨°☆¤☆„¸○¸„☆¤☆°¨--------------------------

Sabianシンボルによる【満月のテーマ】
*ここではディーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【月 射手座24°23'  太陽 双子座24°23'】

"A bluebird standing at the door of the house" + "Children skating on ice"
"A chubby boy on a hobby horse" + "A man trimming palms"

一見冷たく見える状況に挑戦する→  ★不安定と緊張→  ★1つのことにこだわる→ ★目的を達成するまで試行を繰り返す→ ★体で感じること、手で確かめられることを優先する→ ★リビドー/セクシャルエネルギーの高まり→ ★自分にとっての「本物」を体感する→ ★古いものを捨て去る決心→ ★来るべき新しいものを予感する→ ★思いが現実となるまで想像力を使っていく → ★物事、そして自分自身を自己のコントロール下に置く → ★他者との協同で物事を成功させる・・・・

エネルギーのポイント:『感情やリビドーの噴出と制御』 『ひとつ、成し遂げる』
幸運のポイント: 全ての中心に居ること・惑星ではなく恒星であること・休息・溶かす・赦す・ハミング・透明で固いもの

110646FM


    2011年蝕祭の2回目、日蝕にサンドイッチされた皆既月食がやってきました。 この月蝕は、お天気さえ良ければ、日本からも明け方のいっとき、見ることができるはずです。 うーん、これはなかなか強烈そう。 (といっても最近は毎回そんな感じですが・・・) いつもホロスコープを眺めるとき、象徴的な円の中に散らばった星たちが、何かしらトーンやメロディを奏でてくれるような気がします。時には綺麗なハーモニーだったり、また時にはちょっとスリリングな映画のオープニングみたいだったり。。 でも今回は初めて聴くような音。 なんというか、あらゆる星達が一斉にボリュームを上げて自己主張を始めたような感じと言えば近いでしょうか。 全ての要素が等価に訴えかけてくるような、全方向的なプレッシャーのエネルギーを感じます。 

サビアンのエネルギーを見てみましょう。 この満月の大元のテーマが与えられた前回の新月では、自主独立と協調をめざした 『静けさを伴う勇気』 がエネルギーのポイントでした。 その根底には、「これまで長く続いてきた新たなアイデンティティ探求にひとつの区切りをつける」・・・という要素があります。 そして何よりも強い自己信頼が要求されました。  

この月蝕の段階では、そこに実際の行動が加わってくる感じがします。 待ったなしで降り注ぐ促しのエネルギーと共に、あるいはそれに乗って、自分の体感から得たひとつの方向に向かって、道を、未知を、切りひらいていくような風景。 けれどそこには、奥深い感情を刺激してくるような、迷いのバイブレーションも混在しています。これは侮れません。。 「希望」は確かにかいま見えつつある。 けれどまだまだ、それぞれに抱える不安や怖れ、怒りなどとどうつき合っていくか? という問題への直面がありそうです。

また今回のサビアン・シンボルには、今まであまりクローズアップされることのなかった「セクシャルエネルギー」 が出てきます。 これは今の時期、とても大事なテーマのように思えます。 

わたし達の日常には、その影にセクシャルな衝動がいつも見え隠れしています。 一見何の関係も無いようにみえる、政治や経済など社会的な行動でさえも、その根本を支えているエネルギーは、わたし達人間が等しく持って生まれた 「生み・力を持ち・増大し・繁殖する」 という衝動と無関係ではないはずです。 

わたし達は年齢・性別に関わりなく、みんな等しくセクシャルな存在です。それは本来、生き物だけが持っている、莫大な創造力と明るくて豊かなエネルギーの源泉なのだと思います。自分自身をふり返ってみても、一瞬一瞬の希望や欲望や喜びや怖れや怒り・・・1人の人間としての様々な感情の動きは、この原始のエネルギーと無関係ではない、と感じます。  多分、健全な社会って、どんな立場のひとであれ、その根底に否定しようもなく存在する「野生の力」をひとりひとりが認め、健全なかたちで、他の誰でもない自分自身の手によって、制御している社会なのではないでしょうか。

でもわたし達は、日常の社会生活の中で、そして自分自身のこころの中でさえも、意外なほどその事実を認めず、フタをしてしまっているところがありそうです。それが一種の社会的安全弁でもあるかのように。でも、存在するにもかかわらずフタをされてしまったものは、一種の歪みとなり、どこかにそのハケ口を求めます。 多分、わたし達の社会に蔓延する、他者への 体・モノ・こころ に対する貪欲や暴力や支配や暗黙の操縦の繰り返しは、そんな歪みがもたらしているものなのかもしれません。 そこには絶対の悪や絶対の善、ましてや愛など存在しません。あるのはただ、無意識の欲望です。

欲望は無意識であるかぎり、いつだって何かによって、誰かの手によって操縦される危険をはらんでいます。 たとえそれが素晴らしい「善」の顔をしていたとしても....。そしてわたし達自身もまた、他の誰かを無意識に操縦したりします。

でもこれって、歴史にも関わるとてつもなく大きなくくりの問題です。なので、1回や2回の月蝕のエネルギーでどうにかなるものではないとも思います。けれど少なくとも、わたし達自身の小さな体験の中で、何かちょっとしたキッカケを通して、自分のたった今の立ち位置の真下に渦巻く、壮大なセクシャルエネルギーの力をかいま見るチャンスがあるかも?って思います。 それはもしかしたら、今後の人生の処し方、そしてパートナーや他者との協働作業を進めていく上で、何かとても新しい視座を与えてくれるかもしれません。 

あれ、また出だしから長くなっちゃった!(^_^;
ではでは、いつものように星達からのちょっとした注意点、いってみます。

life


月蝕のホロスコープをみると、その根底にあって基調となるエネルギーはやはり山羊座の冥王星・天秤座の土星・牡羊座の天王星の間に形成された、Tスクエアです。 東京ローカルでは、これにアセンダントとコンジャンクトしたキラルスが加わり、グランドクロスを創り上げています。

あらためて言うまでもなく、冥王星・土星・天王星の三つ組みはカーディナル・クライマックスのメイン・キャラです。 2008年あたりから莫大な力を発揮して、じわっじわっと大きな時代の変動をリード中。すでに世界中がその影響を受けて混乱してますよね。。 土星はやっと順行を開始して、これから少しずつ十字を離れていくけれど、それでも暗然と影響力を発揮しています。 また冥王星と天王星は7月終わりから8月にかけて最小オーブ1°のニアミス状態に。 2012年に迫った本格スクエアの準備運動もクライマックスって感じでしょうか。 この三つ組の大変革のエネルギーは、なんと言ってもこの蝕祭の最大の原動力、最深奥のテーマです。 それに今回彩りをそえる?のが ケンタウロス族のキラルスです。 

なんとなく・・の無意識から出る言葉、ふるまいにはちょっと注意をはらったほうがいい時かもしれません。 何も悪気は無くても、自分が本来言いたいこと、やりたいことの内容にばかり注意が向かってしまったとき、知らずに相手の神経を逆撫でするようなことばや行動が出てしまうことがあります。 話しながら同時に、自分の口から出ることばにもキチンと耳を傾けてみて下さい。 けれど、もしも 「えっ」と思うような反応や攻撃を受けたときは、たとえ理不尽に思えても、強硬な態度で自分を守ろうとするのは逆効果になりそうです。 もしそんなことが起こったら、正直さと誠実さ、そしてあまり個人的に取らない態度が一番の防御かも。。どこかでそっと真実を見守っているひとがいる筈です。 また、場合によっては不注意からくる事故・ケガ、体調悪化を経験するひともいらっしゃるかも。 この時期はエネルギーの密度がとても濃いので、あまりムリをしないでくださいね。

こうしたキラルスがらみの「出会い頭事故」的な経験の他にちょっと気になるのは、このフォーメーションが周囲を「敵か味方か」 「上か下か」に簡単に分けて考えてしまうようななエネルギーを持っていることです。 何かあったとき、わたし達はともすると問題となる「物事」ではなく、手っ取り早く「ひと」を色分けしてしまいがちです。それは結局自己防衛・自己保存のための心理だったりします。 そうやってわたし達は自分自身を、他のひとと比べてで相対的にアチコチ移動させます。ある時は上に、ある時は下に、またある時はちょっとナナメに・・・。でも、今起きてくる物事って、そんな手っ取り早い方法で整理できるほど単純じゃないかもしれません。  影の中に明るい希望が、光の中に不安や欺瞞が潜んでいたりして。。

だから、影だろうと光だろうと、自分の意志でゴクっと呑み込んでしまいたいと思います。「自分」と名付けた世界のど真ん中にスックと立ちながら。。 うーん、ちょっと胃が痛くなったりするかな?  でも、きっと大丈夫。 呑まされるんじゃなくて、自分の意志で呑み込むとき、わたし達の精神はきっとそのカオスを雄々しく消化し、生きて何かを創り上げるための栄養にしていくことができるはずですから。

太陽・月・ノードのオポジションには天頂近くに陣取った女神セレスが前回に引き続き、Tスクエアを形成中。 前回、ちょっと怒っているような感じ・・・と書きましたが、今回は蝕もからんで、そのエネルギーが強化されるかもしれません。

セレスは子供達、そしてあらゆる作物の生育を護り育てる、大地の母なるエネルギーです。 食料に関する問題がハイライトされ、それにともなう争いや哀しみがいっそう話題に上るのかもしれません。 一方では放射能漏れによる子供達の被爆などが心配されています。 体、そして生命。そして秘かにそれを蝕むもの。 薬にしても食物にしても教育にしても、良いと言われてきたものが実は害になっていたり、信じていたものが覆されて不安になったりすることも。。 天頂近くにあるセレスは、わたし達ひとりひとりの体とそれを創り上げているもの・・・そしてその大切な分身である存在たちにとって、最高の「滋養」とはいったい何なのか?  そんな疑問を投げかけているように思えます。

このセレスに対して、牡牛座の火星がセクスタイル。この火星の位置は前回の満月の度数でもあり、恒星アルゴルとコンジャンクトしています。同時に太陽にはセミ・セクスタイル、月にはクインカンクスで、これはいわゆる「プロヴォケーション」と呼ばれるアスペクト。 このパターンは「挑発のアスペクト」とされています。 さきほど触れたキラルスともあいまって、社会的にも、日常の対人関係にも、ある種の挑発行為がひんぱんに観察できるかもしれません。 ・・・なんだかちょっと、刺激的。。

でも、もし矢面に立ってしまったら、ゆったり構えて刺激的〜♪とか言っていられませんよね。 この時期のエネルギーってかなり感情的になりやすく、ともすると「攻撃は最大の防御ナリ!」って感じにもなりやすいです。 でも、ヘタをすると、その攻撃が最大の暴挙になってしまう危うさを常に伴っています。  だから、いつも自分自身の「ど真ん中」にいてください。とっさに感情的な反応をしてしまうことは、結局何か思わぬものに踊らされる結果になりがちです。  そして忘れずにいたいのは、今の行動の結果が判明するのが今すぐとは限らない・・・ということ。それが蝕の時間帯に起きる物事の特徴です。  なのでこの期間は特に、視線を、志を、いつも高く持っていたいと思います。  もしそれが一見遠回りで地味にも見える在り方だったとしても、それが自分のど真ん中だと感じられるなら・・・それこそが、ひとつのことを成し遂げていくために、結局は一番効率の良いやり方だと言えそうです。

 魚座と乙女座の初期度数では、引き続き、逆行を開始した海王星とオルクスのオポジションが続いています。 これからもしばらくの間、これまでの欺瞞が暴かれるようなことが目立って起きてくると思います。社会的にも、そして個人的な人間関係でも、無責任さやその場かぎりの軽はずみな対応に対しては非寛容な空気が続くのではないでしょうか。 これもまた、古い観念、古い体質を取り除くためには必要なことなのだと思います。 けれど、それが行きすぎてしまえばお互いに息苦しさだけが残ります。  今あるこの現実に根ざして、ある程度の寛大さで物事を進めていくこと。 そして、その場の感情を乗り越え、非個人的な視線で物事を捉えなおしてみること。 牡牛座の木星とダークムーン・リリスは、きっとそんなことを語りかけているのではないでしょうか。

hope


 今回の月蝕は皆既食で月のノースノードとタイトなコンジャンクト、つまりノースノード・エクリプスです。 月のサイクルの中で新月・満月期は常に何かが終わり何かが始まる時ですが、蝕となると、とりわけその影響力は強くなります。 蝕の研究家セレステ・ティールによれば、ノースノード・エクリプスはどちらかというと未来志向。 過去を捨てることに伴って、未来への希望をかいま見る、あるいは実際にその尻尾を掴んでいく・・・そんな影響を与えるといいます。 もしかしたら、何か具体的な展望がほの見えるのかもしれません。

前回の日蝕と、夏至を経て次回7月初めの日蝕がサウスノード・エクリプス。この2つの蝕では不必要な過去を切り捨てることに焦点が当てられることを考えると、今回の月蝕はその渦中、いわば断捨離ムーブメントの真っ盛りです。 その中で、何か自分にとって、全体にとって、より良い将来のイメージを描くチャンスが与えられるなら、その促しに乗らない手はありませんよね。  こうした蝕のエネルギーは、少なくとも向こう半年は基調となって続くものです。 しかもしかも、この月蝕のすぐ近くには莫大なエネルギーを発している銀河中心が・・・。 この銀河中心には想像を超える規模のブラックホールが存在するとされています。 それはこの銀河に生を受けた小さな小さなわたし達にとって、全事象の生起と死滅、破壊と再生を同時に行うもの。死すべきものを葬り、無と有の狭間に立ちはだかるもの。 重力宇宙を絶え間なく呼吸するもの。 ・・・うーん、大きすぎる!><。。 

    とにもかくにもこの時間帯、この蝕祭中盤のダイナミックなエネルギーにみんなで乗っていけたらいいな、と思います。 そして少しでもハッキリと、自分の、みんなの、そして地球の、本当に素適と思える未来を思い描いてみたい・・・星読みを終えて今、そんなふうに感じています。。




have a great trek!!★


hiyoka.(^_^)ノ


hiyoka_blue at 15:24|PermalinkComments(2)TrackBack(0)新月(満月)の星読み | パーソナル・アストロロジー

June 12, 2011

レイモンド・メリマン 週間コメント 6/13 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年6月13日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんには無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
------------------------------------------------------------------------------------

≪ マーケットウィークを振り返って ≫

    軌道を外れて飛び出す時、列車はどんな音をたてるだろう? 疾走するスポーツカーのライトが消え、アクセルがスタックしたまま迫り来るカーブにぶつかっていく時の音はどうだろう? そしてなんとか状況を立て直そうとした時、突然ブレーキまでも効かなくなったら? これらは、投機的な惑星・木星と天王星が共にワイルドで独立心の強い星座宮・牡羊座を進行するにつれて、去年から私が伝えようとしてきた「資産インフレ特急」に関わるイメージのいくつかだ。そしてまたこれらは、6/4に木星が牡羊座を去り、もっとはるかに用心深い牡牛座に入って特急が終点を迎える時、それがどんな感じかを説明するために用いたイメージでもある。この列車が脱線して別の軌道に飛び出した時、最初のうちはコントロールを取り戻したかに見える時があるだろう。しかしその後、新たな問題が発生して緊張は徐々に高まり、恐怖が素早く戻ってくる。 そしてこれが常に問題となる。何故なら人間は往々にして物事が拙いことになり、危機が迫るのが明白になった時点からずっと後までも、永久に緊張状況を少しずつ和らげて危機を避けようと試み続けるからだ。

    先週は殆どの株式指数が、急落を制御しようとしているように見えた。この急落は1年にわたる木星の楽しげな牡羊座進行が終わる、まさに2取引日前に、海王星が逆行に転じた時に始まった。こうした投機の盛り上がりはその殆どが、Fedが去年の夏に仕掛けたQE2、量的緩和策の第2ラウンドの結果だった。その政策発表が行われたのは2010年8月最初の週で、火星、木星、土星、天王星、そして冥王星の全てがカーディナル・サインの初期度数に位置し、互いに壮観なTスクエアを形成するという、アストロロジー上ではカーディナル・クライマックスのピークとも言える時期だった。こうしたタイプのコズミック・パターンは1931年以来のことで、ちょうどその当時1928年から1934年まで続いたのと同様に、2008年から始まり2015年まで継続中のジオコズミックなエネルギー展開の一部であった。

    QE2として知られる金融政策をFedが決定した時、このコラムではそれがどんな物になるかについて論じ始めた。その内容は、「資産インフレ特急」が段階的に脱線へと向かうこと、それはまるで超速スポーツカーのアクセルがスタックした状態で暗闇の先を照らすライトが消え、そしてその先には急カーブが迫り来ようとしているというものだった。当時、殆どの金融アストロロジャーは、カーディナル・クライマックスが猛暑や干ばつ、そしてロシアの小麦被害を除いては大した「大事」が起こらなかったことに失望していた。だがこのコラムでは、「決定」は事が起きるのと同じくらい重要であること、何故なら後々 — ちょうど木星が天王星と居を共にしていた星座宮、牡羊座を去った時のように、それが「大事」へと導いていくだろうことを指摘し続けた。

    そして今、私達はここに来た。いや、ただ牡羊座の木星とFedのQE2政策の終わりに来たというばかりではない。カーディナル・サインの初期度数に位置する5つの惑星が、連邦準備制度理事会自身の始原図において山羊座・蟹座の0°〜1°を占める、太陽・冥王星のオポジションとのグランド・スクエアを形成したのと同時にこの流れが始まり展開していったことを考えれば、これは何とも皮肉なことだ。この特急列車は過去2〜3週の間に脱線し始め、現在土星、天王星、そして冥王星がその同じTスクエア(カーディナル・クライマックス)とのオーブ圏内に戻りつつあるのだが、そのスクエア形成は2010年7/21〜8/21、非常に重要であったにもかかわらず、「特筆すべき事」は何も起こらなかったように見えたのだった。だが実際は、その時起きたどんな小さな出来事も、その全てが、現在世界中の株式指数に起こりつつあることの要因となっているのだ。世界規模の負債爆弾が着火され、銀行や政府の指導者達は2010年春以来その事を知っていながら、未だに導火線が燃え進むのを止めるような措置をとってはいない。米国のテクニカル・デフォルトへのカウントダウンは今や余すところ数週間というところだ。これら全ての事を鑑みるにつけ、事実はより一層皮肉さを増してくる。

    株式市場の反応は先週、はかばかしくなかった。多くの市場が今年の新安値に沈み、残りの市場も危険なほどそれに近いところまで落ち込んだ。オーストラリアのオールオーディナリーズと香港のハンセンは3/17の安値に対するダブルボトムをつけた。その一方、日本の日経はこうした安値のはるか上にある。

    ヨーロッパでは、オランダのAEXが3/16の安値を割り、チューリヒのSMI、それにロンドンのFTSEもそれに近いところまで下がっている。ドイツのDAXは未だに当時の安値より500ポイント以上高値にあるが、今現在4/18のメジャーサイクル・ボトムを試しているところだ。

    ダウ工業平均とナスダック複合はそれぞれ5/25と4/18の安値を割りつつあるが、それでもまだ3月中旬の安値には届いていない。しかしながら、まるでヨーロッパの市場仲間に追随するかのように、週末にはダウが3月中旬以来初めて12,000を割った。アルゼンチンのメルバルは3月につけた底値を抜けて下落し、2010年11月以来の安値レベルに達した。ブラジルのボベスパとモスクワのMICEXのみが先週、少なくとも金曜までは、なかなかの強さを見せた。

    また、通貨市場では先週顕著な活況が見られた。ユーロは先週初め(6/7)米ドルに対して反騰し、1.4700まで騰がったが、その後急激に売られ金曜には1.43台中盤で引けた。ヨーロッパはヨーロッパで独自の問題を抱えている。絶えず自身の資産管理を誤り、あなたの口座からの貸し金で救済しなければならない兄弟と一体どうやってうまくやっていくのか、という問題だ。原契約に入れるべき強制退去の条項を忘れたがために、彼ら厄介な兄弟を絶対に家から追い出すことが出来ない時、これはことさらに難問となる

    ポスト「資産インフレ特急」時代へようこそ。読者の皆さんはそれがどんな感じなのかを知りたがっていた。そして、昨年来このコラムで伝えてきたイメージはかなり正確であったことが判明した。検討すべき次なる疑問は、Fedが経済及び株式市場を救済するためにQE3に踏み切るのか、又は銀行への給付金制度まがいになるのをぐっと抑えて米ドルを守るのか、どちらかという事だ。一体いつから、そして何故・・・私達の中央銀行はこうも相互依存的で、しかも国の救済者たる立場でこれほど莫大なコストを負担するような、イネイブラーになってしまったのだろうか? 
*)enabler(イネイブラー):アルコールなどの依存症治療において、身近な人間が患者の役に立つつもりでかえって「共依存」と呼ばれる心理状態に陥り、問題が一層深刻化する例がある。この援助者=症状助長者の役割を無意識のうちに担う人をイネイブラーと呼ぶ。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    見上げれば希望が降臨する。 もし読者諸氏が信心深い方々なら、こうした考えを説く必要も無いだろう。しかし、もし皆さんがあえて天上からのサインを探すなら — 太陽系の壁に書かれた神の御印というわけだが — 今週、株式市場が何らかのサポートを見出す可能性がある。火星が今から一週間以内に進行する天空の領域は、急激な下落の終わりとの頻繁な相互関連を持っているのだ。

    それに加えて、土星が 6/12日曜には滞留から順行に移り、逆行の動きを終わらせる。天上でその進行方向を変える(あくまで地球から見た場合だ。太陽視点で見れば進行方向が変化することは無い)惑星はどれも、その惑星が象徴する集合体の心理的力学の側面が強調される。土星の心理的力学は、他の要素(多くが肯定的なものだが)の中でも「怖れ」と「心配」だ。強い土星が強調される時期に向かって下落する市場は多くの場合ボトムをつける時が近いことを意味し、それに続いて健全な反騰がやって来る。ファイナンシャル・アストロロジャーにとっての疑問はこうした反騰がどれくらい強さを持っているか?だ。 単なる修正高であるなら、それはたったの数日で終わるだろうし、その後に恐怖が戻って来る。そこで私達の関心は、夏至(6/21)の直後、6/26〜7/2までの間、太陽が前述した土星 - 天王星 - 冥王星のTスクエアとグランドスクエアを形成する時期に移っていく。

    さしあたって、私達は今週の6/15又は6/16、これはあなたが世界の何処に住んでいるかによって変わってくるが、この時起こる強力な月蝕をよく観察することになるだろう。この月蝕は、東ヨーロッパ(6/15夕刻)とアジア(6/16早朝)に住む方々にとってはきっと壮観にちがいない。もし空が晴れていれば、満月はグリニッジ標準時で9:14に起こるはずだ。この月蝕は射手座 - 双子座という、非常にボラタイルな星座宮で起こる。その時、市場はかなりワイルドになりそうだ。多分、自然現象もそうなるかもしれない。

*)各惑星進行の日本時間については1つ前の記事「6月の主な惑星スケジュール」を参照してください。


≪ パーソナル・アストロロジー &その他の考察 ≫


    『Stock Market Timing』シリーズの第5巻の完成に向けて執筆しながら過ごしたヨーロッパでの2ヶ月間は、驚くべき体験となっている。勿論、占星学的視点からそれを貴重なものにしているのは、牡羊座の初期度数に天王星が滞在していて、山羊座の初期度数にある私のネイタルチャートの太陽とそれがスクエアを形成しているという事実だ。 カーディナル・サイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)の初期度数に生まれた(太陽を持つ)全ての人と同様に、私自身もまた多くの新しい体験に出会っている。単に私がアストロロジーを理解しているからといって、こうしたトランシットが暗示する力学を超越したり避けたり出来るものではない。あえてそうしたいとも思わないだろう。

    以前私はこの旅行にまつわる天王星の破壊的な性質について書いた。そして今私は、ハードな天王星のアスペクトの只中で外国に滞在するという事について、他のいくつかの個人的な観測結果を皆さんと共有したいと思う。だが少し話を戻して、今私が居てこれを書いているヨーロッパ諸国と米国との間の、今まで私がその存在を知る事のなかった相違についての観測結果を披露してみよう。まず最初は関係性についてだ。私は個人的な人間関係について話しているわけではない。それについて書けば丸々本一冊分にはなるだろう。私が話しているのは、飼っている犬との付き合い方における、米国人とヨーロッパ人との違いについてだ。 ヨーロッパの犬というのは本当に驚くべき存在だ。彼らはアメリカの犬より英語をずっとよく理解する。 ヨーロッパ人と彼らの犬との「恋愛関係」は、アメリカにおけるそれよりもっとずっと激しく、しかもごく普通のことなのである。

    また、ラインランドとして知られるドイツのとある地域があるのだが、それはケルン近郊で、この旅行中、私が沢山の書き物をこなした場所でもある。そこに住む人々は「ラインランダー」と呼ばれ、非常にユニーク(天王星タイプ)なふるまい方を身に付けている。 そうとも、私はたった今人生に対し天王星の直撃を受けているのだから、天王星タイプの人々と出会って然るべきなのだ。その例をあげるなら、先日聞いたこんな話がある。

12歳のラインランダーがバスの座席に腰掛けていた。当然ながらここでは、子供達は立っているお年寄りに対して必ず席を譲るように躾けられる。で、このラインランダーの少年がバスで座っているところに年配の女性が乗り込んできた。他に空席は無い。バスは次の停留所に着き、沢山の人々が乗ってきた。次の停留所ではもっと多くの人々が乗ってきたが、それでも若いラインランダーは席を立とうとしなかった。年配の女性は通路に立ち続け、だんだんと気難しい顔になっていった。 3つめの停留所を過ぎたあたりでも、この年若なラインランダーが立ち上がって席を譲る様子は無かった。ついに堪忍袋の緒がきれた年配の女性は彼にこう言った。『 ちょっとあなた!立とうとは思わないの? 』  さて若いラインランダー君はそれに答えて曰く、『 ははぁん! そんなこと言って僕を騙そうったってそうはいかないよ。 僕が立ったら席を横取りするつもりでしょ! 』  いや全くもって、ラインランダーと呼ばれる人々は真に天王星キャラなのである。

    『 はい、それで? その話が金融市場や経済の未来とどう関係があるっていうんです? 』 と皆さんは聞くかもしれない。さぁ・・・おそらくは、困難な時でさえユーモアのセンスを持ち続けるのが最良の方法だということかもしれない。 天王星を相手にする時、あなた方は次に何が起こるのかを知ることは出来ない。アストロロジーを熟知していてさえも、だ。しかし、それを乗り切り生き延びるための鍵は、自分を融通の利くしなやかな状態にしておくこと、そして突然もたらされる新しい状況を、逆境に変装した好機の到来と見ていくことにある。ハードなアスペクトの渦中にあってさえもユーモアのセンスを持ち続け、こうした厄介な状況はすぐに過ぎ去ることを常に自分に思い出させるというのは良い方法だ。

    ラインランダーはこんなことを言う。
『来る時は来る。去る時は去る。以前は良かったかもしれない。未来だって良いかもしれない。だがたった1つの問題は、今この瞬間が良いかどうかだ。で、終わり良ければ全て良しなら、今日のことでそんなに悩むことなど何も無いではないか?』

古いルールはもう当てはまらない。そしてもし皆さんがそのルールを無理矢理押し通そうとするなら、それはまるであなた方を騙そうとするかのように見えるだろう。 そして、もしあなたが期待を持つなら、他者はけっして立ち上がって席を譲ってくれはしない。 だが、もしあなたがラインランダー式の禅にも似た世界観から物事を眺めてみるなら、彼らはきっと笑いの種を提供してくれることだろう。






訳文ここまで
-------------------------------------------------------------------------------------------


hiyoka_blue at 20:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)金融アストロロジー | パーソナル・アストロロジー

June 06, 2011

★6月の主な惑星スケジュール★

前回お知らせしたとおり、6/6付けのメリマンコラムは都合によりお休みさせていただきます。

6/2(木)新月・部分日蝕から7/1(金)新月・部分日蝕までの主な惑星スケジュールです。(メジャー・アスペクトのみです) 自分用メモですが、月や主要な惑星のイングレスだけでも少し全体の空気が変化したりするのを感じられる方も多いのではないかと思い、掲載してみました。 全て日本標準時ですので、メリマンコラムの参考データとしてもどうぞ。

なるべく正確な時間をとるようにしていますが、実際は進行速度の速い月以外の各惑星や感受点は、前後にある程度の時間のオーブ(許容範囲)があると考えてください。

現在天空を彩る大きな背景として、山羊座で逆行中の冥王星と牡羊座の天王星との間にオーブ2〜3°のゆるいスクエアが形成されています。もう少しゆるいオーブをとれば天秤座の土星も絡んでTスクエアとみることができます。2010年のカーディナル・クライマックス以降、こうした変革と革命の位相は日々の様々な変化の背後でずっと働き続けているんですね。冥王星と天王星が正確なスクエアを結ぶのは2012年。今年は7/10頃、オーブ1°強のニアミス状態があります。もしかして予行演習になるのかな?


6/02 06:02頃 新1’月@双子座11°0(部分日蝕・サウスノード)

6/03 05:02頃 水星 双子座入場 
6/03 16:28頃 海王星逆行開始@魚座0°55’ 
6/04 22:57頃 木星 牡牛座入場
6/05 21:04頃 水星・カイロンスクエア@双子座・魚座5°28’
6/06 00:04頃 月 獅子座入場 

6/08 05:40頃 水星・土星トライン@双子座・天秤座10°28’
6/08 04:34頃 月 乙女座入場
6/08 06:08頃 月・海王星 オポジション@乙女座・魚座0°55’ 
6/09 23:24頃 金星 双子座入場
6/10 07:31頃 月 天秤座入場
6/10 14:34頃 月・天王星オポジション@天秤座・牡羊座4°
6/10 17:08頃 金星・海王星スクエア@双子座・魚座0°54’

6/11 01:00頃 月・土星コンジャンクト@天秤座10°26’
6/12 09:34頃 月 蠍座入場
6/12 11:03頃 月・海王星トライン@蠍座・魚座0°54’
6/12 12:03頃 月・木星オポジション@蠍座・牡牛座1°30’
6/12 18:39頃 月・カイロントライン@蠍座・魚座5°28’

6/13 08:34頃 太陽・水星コンジャンクト@双子座21°39’
6/13 12:52頃 土星 滞留・順行開始@天秤座10°26’

6/14 02:43頃 月・火星オポジション@蠍座・牡牛座24°41’
6/14 11:06頃 金星・カイロン スクエア@双子座・魚座5°28’ 
6/14 11:39頃 月 射手座入場
6/14 13:07頃 月・海王星スクエア@射手座・魚座0°
6/14 21:46頃 月・金星オポジション@射手座・双子座6°
6/15 05:10頃 太陽・月のサウスノード コンジャンクト@双子座23°26’
6/16 03:34頃 月・ノースノード コンジャンクト@射手座23°26’

6/16 05:13頃 満月@射手座24°23’(皆既月食・ノースノード)
                        火星・last FMSyzygyオポジション@牡牛座26°13'


6/16 12:31頃 月・水星オポジション@射手座・双子座28°35’
6/16 14:59頃 月 山羊座入場
6/16 22:35頃 月・天王星スクエア@射手座・牡羊座4°20’ 
6/17 02:22頃 月・冥王星コンジャンクト@山羊座6°29’
6/17 04:09頃 水星 蟹座入場
6/17 09:24頃 月・土星スクエア@山羊座・天秤座10°27’

6/18 13:13頃 金星・土星トライン@双子座・天秤座10°27’
6/18 20:48頃 月 水瓶座入場

6/19 16:18頃 月・土星トライン@水瓶座・天秤座10°28’
6/19 16:55頃 水星・カイロン トライン@蟹座・魚座5°25’ 
6/20 04:07頃 水星・冥王星オポジション@蟹座・山羊座6°24’

6/21 05:46頃 月 魚座入場
6/21 07:23頃 月・海王星コンジャンクト@魚座0°50’
6/21 11:50頃 火星 双子座入場
6/21 16:20頃 月・カイロンコンジャンクト@魚座5°24’


6/22 02:16頃 太陽 蟹座入場(夏至)


6/22 11:50頃 月・金星スクエア@魚座・双子座15°15’ 
6/22 15:15頃 火星・海王星スクエア@双子座・魚座0°49’
6/22 22:50頃 太陽・海王星トライン@蟹座・魚座0°49’

6/23 17:24頃 月 牡羊座入場
6/24 02:23頃 月・天王星コンジャンクト@牡羊座4°27’
6/24 06:07頃 月・冥王星スクエア@牡羊座・山羊座6°18’
6/24 14:40頃 月・土星オポジション@牡羊座・天秤座10°32’ 
6/26 05:53頃 月 牡牛座入場

6/26 14:04頃 月・木星コンジャンクト@牡牛座4°07’
6/26 19:13頃 太陽・天王星スクエア@蟹座・牡羊座04°29’
6/28 14:16頃 太陽・冥王星オポジション@蟹座・山羊座6°12’
6/28 16:59頃 月 双子座入場
6/28 21:57頃 火星・カイロン スクエア@双子座・魚座5°17’
6/29 03:21頃 月・火星コンジャンクト@双子座5°26’(月・カイロン スクエア)
6/29 04:46頃 金星・月サウスノード コンジャンクト@双子座23°27

6/29 23:05頃 金星・last FMSyzygyオポジション@双子座24°23’
6/30 16:32頃 月・金星コンジャンクト@双子座25°16’

7/01 01:13頃 月 蟹座入場
7/01 02:32頃 月・海王星トライン@蟹座・魚座0°43’


7/01 17:53頃 新月@蟹座09°12(部分日蝕・サウスノード)


とりあえずこんなところでしょうか。。
もしかしたらまた適宜修正・追加するかもしれません。(^_^;)

hiyoka.


hiyoka_blue at 19:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)金融アストロロジー | パーソナル・アストロロジー