November 2011

November 28, 2011

お知らせ

昨日から、何故か沢山のスパムコメントが来るようになりました。

いっぺんに襲ってくるので削除しきれず、仕方なく一時的に
承認制にして、溜まっても表に出ないようにしてしまいました。

コメントを頂くのはとてもうれしいので、承認制なんて
すごく心苦しいのですが・・・。

ご不便をおかけしますが、スパムが収まるまで 投稿して下さった
コメントが即座の公開にならないことを どうかご了承ください。。  

よろしくお願いします。

m(_"_)m hiyoka★



hiyoka_blue at 22:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0)お知らせ 

November 27, 2011

レイモンド・メリマン 週間コメント 11/28 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年11月28日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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今週のコラムは≪短期ジオコズミクス≫と≪長期的展望≫は休載です。それでも全体にものすごい長文のため、翻訳者の都合で抄訳とさせていただきました。 なお、来週もかなり時間的にキツイため、お休みさせていただく予定です。。楽しみにしてくださってる方、すみません m(_"_)m   hiyoka.

≪ 先週を振り返って ≫

    先週は世界の株式市場、商品市場にとって、ひどい週だった。米国人、その大統領、そして議会にとってもまた同様だった。 先週は1.2兆ドルという米国の赤字を削減するための合意に達する能力が債務削減特別委員会には無いことが知れ、米国の信用度がもう一段ダウングレードされる危険にまた一歩近付いた週だった。 天王星・冥王星がワクシングスクエアのオーブ範囲内にあって、同時に米国始原図の鍵となる部分に火を付けつつある今、その時は刻々と近付いている。 一刻も早く、リーダー達が違う選択をして、ここ5ヶ月の間に見られたような状況を変えない限りは....。

    先週は太陽が、負債問題に関する不吉な前兆と脅威に満ちた星座宮、蠍座を抜けると共に、米国の信用格付を守るための変化がもたらされて、誰もが再び明るい未来のための厳しい決断が下されたことを大騒ぎで祝う射手座への道を切り拓いた筈の、いや切り拓くべきだった筈の週であった。だが彼らは射手座のこの可能性を選ぶことに失敗した。その代わりに彼らが選んだ射手座の道は、パニックとヒステリーへの道だった。・・・・・・・(後略)

    射手座においては全ての物事が大きくなり、誇張される。射手座は木星によって支配されていて、通常はポジティブだ。射手座も木星も希望と楽観主義の原理を象徴している。 しかしまた、これらはリスクを負い、そして賭けに出る原理とも結び付いている。 これが水星の逆行を伴った時、一体何が起きるだろうか?  あなたはリスクを取り、賭け金をアップし、相手方にハッタリをかます。 やがて手札がコールされる。 あなたは自分が誇張してきた自信過剰な態度の裏付けとなる物を何も持っていない。そして大勝ちする代わりに、あなたは全てを失う。浮かれて祝うかわりに、あなたはパニックを起こす。何故なら、あなたの中ではそんな事になる筈がなかったからだ。  これが、21世紀の納税者の金と未来を賭けた政治ポーカーというゲームで、どんな風に米国経済が遊ばれるか、というその様相だ。

    しかし、少なくともアナリストにとっては、いかに市場が機能するかについて、覚えておかねばならないことがいくつかある。 その1つに、強気相場のルールというのがある。 強気相場においては、同じ1つのサイクル・タイプの中に存在するそれぞれのサイクル高値とサイクル安値は、1つ前のサイクルの物より高い。過去数週間の市場動向を見ると、この強気の性質が未だに働いている。例えば、世界の殆ど全ての市場が長期サイクルの安値を9月末ないしは10月初めにつけている。これらは全て10/28~31の★★★重要変化ゾーンにむけて急騰し、一部はヨーロッパなどのように20~30%の上昇をみた。米国では、ダウ平均が10/4につけた年初来安値の10,404から10/27につけた12,284の高値まで、3週間ちょっとの内に18%の上昇をみている。こうしたパターンが世界中にみられた。

    しかしサイクル研究は、プライマリー・サイクルの底値としての修正安が5~7週ごとに顕れ(80%の確立)、またもしそれがスキップされた場合には、より深刻な下落が8~10週でやって来ることを継続的に示している。 先週は10/4から数えて7週目にあたり、全ての株式の価格は10/27~31の高値からこの時期に向けて下落した。 そして今のところは、これらの下落は9月末と10月初めにつけた安値を日本市場以外は割っていない。それだけではなく、多くの場合、下落は10/4~28の上昇からのリトレースメント・ゾーンである通常の40~60%に留まっている。 例えばダウ平均の下落について言えば、11/25金曜につけた11,231だ。これは前の上昇からは56%の下落となる。つまりこれまでのところは、これは通常範囲の下落だ。

それでも今は、誰もがパニック寸前だ。政治家と政治指導者達の拙いふるまいのせいで、誰もが射手座のネガティブサイドに寄ろうとしている。 さて、「 いかに 悪い出来事を良い方向に向けて見るか? 」 を知っている星座宮は何かといえば、それは射手座だ。 しかしながら、彼らは同時にギャンブラーにもなり得るし、彼らが賭けに負ける時は大負けする。そして、その後はスゴくてデカイ事なら何でもやり始めることが明らかになる。 政治家達は先週大きな賭けに出た。そして、どちらの側も絶対降りない。今や、私達皆が負ける側に立っている。

    先週は射手座と木星によって期待されたハッピーエンドにはならなかった。 先週、太陽、水星、金星が射手座に入居して旅路を続けること、そして感謝祭前後に繰り返し起こる株価の反騰という歴史的季節性に関する理解に基づいて、私が起こり得るかもしれないと予測したハッピーエンドはもたらされなかった。 だが、『善き事』というのは、天王星・冥王星のワクシングスクエアをこれまで常に包み隠してきた現実とは大違いなのだ。 両惑星のワクシングスクエアは、これからの3年間、便秘を患って巨大化の一途を辿り、脅威がいや増しに増して爆発寸前にまで盛り固まった嵐雲のように、世界の政治リーダー達、そして金融機関の首脳達の上にたれ込めるだろう。 

私達は既にこの7月と8月、天王星と冥王星がスクエアにオーブ1°以内の角度まで来た時にその片鱗をかいま見た。 大統領と議会が債務上限引き上げという一時的救済に辿り着くために闘い合った苦い光景は、最終的にその最後の瞬間になんとか救いを見たのだが、結果的に信用格付機関S&Pの経済診断によって米国財政の健全さが悪化しているとされ、その経済的信用状態が史上初めてダウングレードされたのだった。 そして3ヶ月後の今、その診断の是非は患者が診断された事実を真剣に受け取りたがらないことを持って、再確認された。 状況は悪化している。 いずれかの時点で、天王星・冥王星スクエアはその持てる力をフルに解放し、冥王星の示す無駄や浪費はその時再び大きな音を立てて崩壊するだろう。

    先週はオバマ大統領にとって状況悪化の週だった。彼は米国の未来、そして勿論彼自身の将来をも賭けて、また別の大きなギャンブルに走ったのだ。彼は、最富裕層への増税は必ず行われねばならない、米国民は彼の選挙戦に従って、これら富裕層の人々が「公平な負担分」を払っていない、だから経済が悪化するのだ、という題目に賛成するだろうという考えに固執してみせることで、ハッタリをかました。これはイチかバチかの賭けだ。何故なら、2010年の中間選挙の結果は彼の増税への願いに対する拒絶だったことを彼自身が知っているからだ。共和党が主な勝利をあげたが、その当選者の殆どが税金は上げないという公約の元に選出されている。1.2兆ドルを要する赤字減らしのために「 譲れない一線 」を作ってみせることによって大統領は、共和党がその「神聖な領域 」である軍事予算の削減を受け入れるよりは、彼ら自身の選挙公約「増税無し」に反することを選ぶだろうと読み、それに賭けたのだ。・・・・・・・・・(後略)

    先週がオバマ氏にとって良くなかった理由はそれだけではない。彼が先週月曜、オーストラリアの旅から帰った時、ちょうど債務削減特別委員会がその失敗を発表しようというタイミングで、ウォール・ストリート・ジャーナルがセンセーショナルな意見記事 『  The Hillary Moment(ヒラリーの番だ)』 を掲載したのだ。これは著名な民主党戦略担当者、パトリック・カデルとダグラス・ショーンによって書かれたものだ。記事は情熱的な調子でオバマ大統領が二期目の大統領の座から降りるべきだとアピールしていた。・・・・・(中略) 『・・・・もしオバマ大統領が高いモラルを維持することを望まず、脇に引くことを拒否するなら、........議会における民主党の指導者達は.......大統領に再選を望まぬよう強く要請する.....』 なんと!これは大統領自身の党のリーダー達から突き付けられたものだ。この流れはその後、リベラル派のニュース・コメンテーターであり、かつてはオバマ氏の熱烈な支持者だったクリス・マシューズによって倍賭けされた。 『 The Thrill Is Gone(スリル・イズ・ゴーン/熱は冷めてしまった)』をそのタイトルにあしらったYoutube動画が人々の間で急速に広まっている。


Thrill Is Gone? Matthews Turns On Obama; 'I Hear Stories That You Would Not Believe


     先週は市場にとってもオバマにとってもひどい週となった。これは天王星・冥王星スクエアの下で起こり得ることの前兆だ。先週の株式市場は重要な下値サポートを割って下落した。それでも天王星が絡んだ時のリバーサルゾーンはいとも簡単に反転して突発的なブレークアウトになり得る。これはサポートレベルが割れると共に始まる。しかし、一番重要なサポートゾーン — 40~60%の修正エリア — は未だに維持されている。反転の余地はまだあるように見えるが、もしダウ平均が10,950を抜けてそれ以下に下落した場合は、本格的に憂慮しなければならない何事かがあるという事だ。


オバマの再選チャンスにしても然りである。 彼が先週米国経済の将来に関してイチかバチかの大きな賭けに出たという事実にもかかわらず、また彼自身の党である民主党員の多くが目を開かせようと躍起になり始めているにもかかわらず、彼はいまだに再選を狙っており、しかも彼自身のネイタルチャート(誕生図)への惑星トランシットは、良きにつけ悪しきにつけ、いまだに彼の世界に対する影響力が増大する可能性を示している。 彼は勝てる余地を残しており、また民主党のパトリック・カデルとダグラス・ショーンが嘆願しているような、 「 高いモラルの基準 」 を満たすかどうかとなると非常に疑わしい。

おそらくそれは彼自身のゲーム・プランには入っていないだろう。結局のところ、彼は獅子座だ。獅子座が自分の事を十分理解しているかどうかが問題になるだろうか? 答えはNOだ。 獅子座の太陽と水星が海王星とスクエアを形成している彼自身の世界では、彼は救済者であり、救世主であり、また不屈の精神で逆境に挑み、かつ犠牲者となり得る存在だ。これが彼の世界なのだ。 特に、トランシットのカイロンと海王星が彼のネイタルの月にスクエアを形成しようとしていて、同時に彼自身の冥王星とはオポジションになろうという今、こうした筋書きが選挙戦の枠組みとされていくだろう。 彼は私達米国民の殆どとは違う現実を生きている。異なる2つの現実をどう繋げていくのかが大きな課題だ。

    だがまだ私には理解出来ないことがある。人々の1%が国の歳入の20%を創出し、その結果として37%の税金を払うことがどう不公平なのだろうか? また、米国の負債問題を解決するにあたって、何故彼らの税金を上げることが、多くの歳入喪失の元となっている税制の抜け穴を取り除くことよりも大きな違いを生むというのだろうか? それはこんなにも高い失業率のどん底から抜け出して歳入を高めるための鍵である、消費者の財布の紐を固く締めつけるだけではないのか? 財政均衡修正案の否決( そうだ、これも先週議会で否決されたのだった )もそうだが、金融危機のさなかに誰かの税金を上げることが、私達を健全な財政への道に戻し、命運のかかる経済コントロールを取り戻すための助けになるのだろうか? 負債過多へといや増しに落ち込んでいく経済と今後の信用格付のダウングレードという脅威の渦中にありながら、増税すると同時に予算バランスの取り直しを拒否することが、財政上責任ある行為とは到底考えられない。誰かこの疑問に答えてほしい!


Thrill Is Gone by B.B.King


  『 フォーキャスト2012 』 本の〆切の関係で、≪ 短期ジオコズミクス ≫と≪ 長期的考察 ≫は休載させていただく。これは来週から再開することになるだろう。来週には本も印刷に廻る予定だ。『 フォーキャスト2012 』の概要は私達の最新のビデオをご参照頂きたい。


先週のコラムに貼り付けてあります。 



訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 24, 2011

○11/25の新月/日食—みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

今回も時間に追われてちょっとイレギュラーな書き方になるかもしれません。書いてみないとわからないのですが...(^_^;  って、毎回こんなだったりして。。とりあえず、楽しんでいただけたら嬉しいです。

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。 ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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新月タイムスケジュール
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【 地方標準時:ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで15:27前後、北海道周辺で15:34前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は15:08前後、沖縄周辺で14:40前後に 射手座 02°36’ で新月となります。

*前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【新月のテーマ・10/27〜11/24】
*ここではディーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【太陽・月 射手座 02°〜03° 】

"The ocean covered with white caps"
→白波に覆われる大海
"Two men playing chess"
→2人の男がチェスをしている

【テーマの流れ】
表面に顕れていない物事の存在を感じる→ ★他者または自分の中に物言わぬ感情の高まりを感じる→ ★隠された富や金銭の流れ→ ★様々なことに対する疑いまたは秘密を持つ→ ★プレッシャーまたは沈黙の中で新しい自己の本質をかいま見る→ ★自己を守るために既存のシステムに従おうとする気持→ ★方法論のぶつかり合い→ ★勝負の大詰めでとどめを刺すための裏の戦略→ ★ひっそりと混じる異質なもの→ ★共通の利益を守ろうとする動き→ ★物事の流れに存在する障害を見つけ出す→ ★定められたルールの中で革新的な行動を起こすべく考える ・・・・ →

エネルギーのポイント:「奥底の真実」「規則と革新」「感情のうねり」
精霊の顕示:ひとりきりの静寂

111125NM


    さぁ射手座の新月、それも部分日蝕です。前回の満月、そして今回の新月。何かの節目になりそうな? そして今日24日には水星が逆行を開始しました。今回の新月テーマはこのところ続いている社会やコミュニティと自己の内部との関係性を引き続き探求していく感じですが、それも段々複雑になってきているような・・・     12/10の満月を経て、次の新月はクリスマス当日。これからの1ヶ月、なんだかダイナミックなウェーブがやって来そうです。
   
    ではとりあえず、サビアン・シンボルを覗いてみましょう。

 前回の蠍座の新月テーマは「ギアチェンジし、バランスを取り直し、探求を続ける」でした。そして満月を経て、様々な体験や試行錯誤を通し、自分の中に何かしら、これからの「核」となるもの、漠然とした「方向性」がほの見えてきたひともいるのではないでしょうか。けれどそれはまだ、明確なカタチを取ってはいません。徐々にひとつの準備段階を整えていく、その途上にある感じです。

そしてこの新月では、またもや社会、そして人間関係の中で、疑惑やぶつかり合いなど、奥底の感情を刺激するような体験を引き寄せていきます。

テーマの流れを見てみると、「え・・・こんなテーマが射手座に?」って思うくらい、快活で楽天的イメージの射手座らしからぬ雰囲気が漂ってますよね。。自分の外側か内側か、またはその両方に、ちょっとダークな動き? ある種の不信感や、秘密の気持を抑えているような・・・。そして抑えることで逆にどんどん沸き起こってくる感情。もしかしたら、わずか一瞬であっても「自分にはまだこんな部分があったのか!」と思うようなことがあるかもしれません。

射手座はけっしてただ楽天的だったりお気楽だったりするわけではありません。今週のメリマン・コラムで射手座をこんな風に言っていました。「・・・・彼らはネガティブよりポジティブを好む。 だがもしネガティブでしかあり得ないのなら、いっそドカンとネガティブに行こう・・・ピクニックに行けないならパニックになろうぜ。これが射手座だ。」 射手座はドカンとネガティブになることを楽しんでいるのでしょうか? 本当に? ・・・ある意味ではそうかもしれません。ここには射手座が宿命的に背負う二重性が顕れています。彼は人間でも野獣でもない、半人半馬、ケンタウロス族という存在なんです。常に世界の境界線に立つ者です。彼はどちらの世界にあっても、常に異端者であり異邦人です。

哲学や形而上学を好む優れた知性と、モラルや掟なんかヘとも思わずバカ騒ぎが大好きで身勝手な乱暴者。対向星座の双子座は二重性を持つ星座として知られていますが、射手座にもボーダーに立つ者としての二重性が潜んでいます。一見豪快な射手座は、自由を束縛されることをひどく嫌います。でもそれは、天王星が支配する水瓶座の希求する自由とは少し味わいが違います。

 彼の自由は、2元世界のどちらからも帰属を絶たれた者だけが持つ自由です。そして、その自由だけが彼の上半身と下半身を統合し、観察し、拡大し、見下ろし、理解し、そして自分が本来帰属する筈の、永遠に向かって一直線に羽ばたくための鍵です。 だから射手座は本質的にポジもネガも、善も悪も、どこか覚めた目で見ているところがあります。 彼の特技は、カッカと熱しながら全く同時に、潜在的に冷めていることかもしれません。もっと極端な言い方をするなら、彼の快活な大笑いや、モノにこだわらないさっぱりした性格、寛大さ、そしてとことんやってしまう性癖の奥底には、2元世界への「どーでもいいや・・・」という感覚が深く潜んでいるのかもしれません。

ケンタウロス族の賢者、カイロン。彼は他のケンタウロス族とは出自が異なり、クロノス(土星)の血を引いています。そして一般的なケンタウロス族でありながら、ただ一人賢明で公正だったとされるフォルス。彼らは射手座の上半身を象徴していると言えます。一方、下半身を象徴するのは?と考えてみると、やはり、殺人、レイプは朝飯前で悪逆非道の限りをつくしたとされるイクシオンかもしれません。イクシオン自身は人間で、半人半馬ではありませんが、ケンタウロス族の父と言われる存在であり、軍神アレス(火星)の末裔とも言われています。ギリシャ神話では、妻、ヘラをイクシオンがレイプしようと目論んでいるのを知った大神ゼウス(木星)が、雲で創ったニセのヘラをレイプさせます。地上に帰ったイクシオンは大神の女王を寝盗った唯一の男として周囲に大げさに誇張し、自慢したそうです。(なんだか木星っぽい?) ・・・そしてその、いのちを持たない雲から生まれたのがケンタウロス族でした。

ここで言えるのは、賢者カイロンも、そして雲から生まれた他のケンタウロス族も、誰一人としてこの世に歓迎されて生まれたのではなかった、ということです。人間からも、そして神なるものからも。 彼らはこの世界の埒外の者でした。 彼らのDNAは射手座の意識の血の中に、今も流れています。。 射手座が自らの二重性を統合し、新しい大地を駆けていくには?  彼はまず「世界とは何か?」を知ることが必要なのかもしれません。 それこそが、とりもなおさず自分自身を知り、存在としての完全性を手に入れることに繋がるからです。 そして、その秘密は射手座に対してグランドスクエアを為す星座、魚座・双子座・乙女座の原理の中に隠されていそうです。

 けれど、もし射手座でありながら、自らの二重性に気付いていなかったら? 彼は自分の中の矛盾、不可解な不安定さから逃げ続けるために、何か特定の信条や宗教に向かい、それにのめり込むかもしれません。もしかしたら、本当に何かから逃げ続ける人生を送るひともいるのかもしれません。。。

Sagisky


 シンボルのテーマとか言いながら、いつのまにか射手座のお話になってしまいました。(^_^;   けれど、今回の新月のシンボルにはこうした射手座の原理が底深く流れているような気がするんです。 ここには「射手座なるもの」に特有の挑戦があるように思います。規則やモラル、現状維持や自分を守るための努力。射手座が最も不得意とするところです。 本当のことだと思ったら、すぐに言ってしまいたくなるエネルギーが、射手座にはあります。例えそれでその場の空気が凍り付いても仕方ないこと。だって真実なんだから。あとのことは知ったこっちゃない・・・射手座は基本的にそう思います。 けれど、あえてその不得意なことに挑戦していくうちに、何か別のこと、新しい真実が見えてくるのかもしれません。 ルールの中の革新とは、いったい何を指すのでしょうか?

人間関係でどうしてもぶつかりあうようなことがあったら、決定的なことばを口にする前に視点を変えてみてください。射手座のテーマは「世界を理解すること」です。この星座の中では、全てがそのために起きてきます。自分からも、相手からも離れてその場を観察してみてください。 投げかけられたことばを、個人的に受け取らず、自分の中の感情も観察してみてください。 お互いに共通の目的はあるでしょうか?  もしあるなら、その目的こそが主役かもしれません。 あとは自分を含めて本当は「どーでもいい」存在なのかもしれません。  そして、自分の中に本物の火をかき立てるために、必要な沈黙を守ってみてください。 

 水星は新月の前日、滞留から逆行を開始しました。射手座の20°台まで行って、そこからUターンして3°、つまりこの新月の位置をかすめるところまで戻ってきます。そして12/14に今度は滞留から順行に転じます。そこからはいわばリハビリ期間とも言えるエコーフェイズです。水星は徐々に速度を回復しながら進み、ちょうど2012年の元旦に、晴れて逆行の余韻を抜け出します。 

例によって、PCデータのバックUPを用心深く取っておきましょう。コマメな保存も忘れずに! その他電子機器の故障、予定の遅れ、交通事故、大切な決断、高額のショッピングなどは避けたほうが無難です。ミスや誤解、後になって話が変わるなど、よくあります。 

 ただ、もし今回の逆行の少し前あたりから何か強いインスピレーションを感じるようなことがあったら、それは大切にしたほうが良いかもしれません。でもすぐに行動に移したり、結果に繋げようとはしないでください。この水星逆行は、そのインスピレーションやアイデアを熟成し、再吟味し、育てる良いチャンスになるはずです。  アイデアの中に実行不可能な幻想や見通しの甘さは無いか? 自分に不退転の覚悟はあるのか? そして何よりも、それは真に自分が望んでいることなのか?   不必要な要素を見つけたら、スパっと捨てて、残ったものを熟成し、磨いていってください。 逆行の各フェイズが終わるころには、もっとクリアで実現可能なプランとなってもう一度よみがえってくるかもしれません。

水星は今回の逆行と順行運動で、ケンタウロス族と月のノースノード上を往復し、太陽とすれ違います。そう、今回の新月/日食はノースノード・エクリプス、未来志向の日蝕です。そして、このノース・ノードは謎のエネルギー源、グレートアトラクタの領域に位置しています。 これはとても強い力です。もしかしたら、月のノースノードはこの新月をきっかけにその力と相互作用を起こし、地上に伝えるかもしれません。 ひとによっては、無意識のカオスをかきたてられて不安定になったり、調子を崩したりするかも? 感受性の強いひとは、もしかすると未知の何かに引っ張られるような不思議な感覚を覚えるかもしれません。 それはある種の激しい新陳代謝です。未来のために必要なものは自然に残り、前進のために不必要な要素は体や意識から淘汰されていくでしょう。 もし、影響を受けているかもしれないと感じたら、強いエネルギーを不安に思わず、落ち着いてなるべくゆったり過ごしてください。  そして、大地を踏みしめて、世界を見ていてください。

サビアンのシンボルから見ても、これからの約1ヶ月はまたまた地球上では色々なことが起きそうです。政治、経済、そして裏の駆け引きやお金の問題・・・そして自然現象の猛威もまだまだありそう。。太陽フレアもこのところ活発なようです。満月ごろにも、何か大きな影響があるのかもしれません。  

そんな中、悲運の賢者カイロンや心優しきケンタウロス族、フォルス・・・そして軍神アレスの末裔、非道の人獣、イクシオンの運命に思いを馳せながら、暗い夜空を見上げてみようと思います。 来たるべき月蝕の満月・・・そして、もうひとつ新月を過ぎ越したら、2012年。 今はきっと、来年への準備の時だから......。



have a nice trek!!!★


hiyoka.(^_^)

hiyoka_blue at 23:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)新月(満月)の星読み | パーソナル・アストロロジー

November 20, 2011

レイモンド・メリマン 週間コメント 11/21 【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2011年11月21日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。またmerriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の * は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って ≫

    暗く淀んだ蠍座の水中を行く太陽の進路が素早く終点に近付き、今度は楽観的でオーバーなサイン、射手座での新たな30日間の旅路が始まろうとしている。そこで私達を待つのは.......不確実性と混乱だ。蠍座で過ごしたここ4週間は、決して楽しい旅とは言えなかった。だがそれを言うなら、今まで蠍座が軽やかでお気楽だったことなどあるだろうか?  このひと月を振り返ってみれば、ギリシャが債務問題で行き詰まり、それが基で首脳の交代を余儀なくされた。イタリアが負債の重荷で行き詰まり、それが首脳の辞任に繋がった。スペインも同じ轍を踏む寸前で、ポルトガルやアイルランドと並んでヨーロッパ中、いや米国までも巻き込んで拡がる「接触伝染病」として怖れられている。接触伝染・・・蠍座には良い言葉だ。また、天王星・冥王星の3年にわたるワクシングスクエアと共に隠れ待つ、未来のもっと深刻な危機を言い表すにも相応しい言い回しだ。これは今年の『 フォーキャスト2012 』 本のメインテーマでもある。

    10/28(+/-1取引日)に中間期の高値に達して以来ずっと、世界中の株式市場は修正安の途上にあった。実際、10/28以来の最安値は多くの指数で先週末の金曜11/18に示現している。先週11月の新安値をつけなかった3つの市場について言えば、それはダウ工業平均、オーストラリアのオールオーディナリーズ、中国の上海総合だった。従って、これらの指数が速やかに何らかの牽引力を見出せば、異市場間強気ダイバージェンスとなる可能性がある。

    金と銀もまた先週末、パンチを食らったような急落の後に異市場間強気ダイバージェンスのサインを示した。銀は厳しい下落を続け、金曜朝には3094まで下げて11/1の安値3210を大きく下回った。金も同様に厳しい下げをみせて木曜夜と金曜朝には1711まで下げた。しかし、これは11/1の安値1681.20より大分上回っている。一方原油は、金曜になるまでずっと騰げ続けた。軽質原油は木曜、5月以来の最高値水準であるバレルあたり103.37に達し、10/4の年初来安値74.95からの回復を完全に果たした。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    米国では来週感謝祭の休日(11/24木曜)があり、ここからホリデーギフトの購入シーズンに突入する。通常これは、株式にとって強気のシーズンだ。

    皆さんはまたこうも思うかもしれない。太陽が負債妄想に凝り固まった星座宮、蠍座を離れて「気ままに散財する」星座宮、射手座に移るからには、来週は株価も反騰するだろう、と。 前者が来週どうなるかを心配している間に、後者はスーパーボウルやタイムズスクエアの大晦日イベントのチケットをいかに上手く手に入れるか、そしてどうすれば一番エキサイティングなパーティーの招待客リストに載る(そして自慢する)ことが出来るかについて考えている。射手座は冒険者であり、ギャンブラーだ。だから市場の集合意識のムードも突如として変化し、皆が株式市場(そして他の市場)のこの安値を買いに入ろうかと考えるだろう。

日本時間で太陽が射手座にイングレスするのは23日01時08分頃
    ところがこれにはいくつか問題がある。まず最初に、両院の「バカバカし過ぎてやってられない」財政赤字削減委員会がこの水曜11/23に削減案取りまとめ期限に到達し、これで合意に達しなければ予算の一律自動削減策が実施される。 但し、これらは2013年1月までは実際に発効しない。 ということは勿論、もしこの自動削減策が選ばれたなら、2012年の選挙に伴って新しく選出された議員達は、単にこれらを無効にしてしまい、もう一度最初からやり直すことが出来るわけだ。 一体全体何故そんなことが?  そう、これはここ3年来私達が幾度となく目撃してきた、アストロロジー上の「よくある話」なのだ。 即ち、重要な法案制定はどれも皆、水星が逆行に転じる時に実施される。 そして驚くなかれ、なんとまたこれが起こっているのだ。 

水星はその3週間の逆行運動を11/23か、皆さんが住んでいる地域によっては11/24に開始する。よって、過去3年の間に成立したどの法案もおしなべて辿ったその運命が、今回も待ち受けているかもしれない。 法案は書き直され、修正され、変更を加えられるだろう。その理由は自分達が決めた事で多くの人々を満足させるには、単に理解とコンセンサスが足りなかったからだ。 当然、今回委員会が頑張ろうと頑張るまいと、誰も好まないような決定がなされるだろう。  株式市場にとっての問題は、政治家によって生み出されたこの種の不確実性を市場が好まないということだ。 したがって議会承認の賛成票の数もさらに落ちるだろう。いつまで経っても延々と何も始まらなかった挙げ句の果てに、もうこれ以上落ちないところまで行っていない限りは、だが。何故ならそれはすでに一桁に近いからだ。

* 日本時間で24日16時20分頃

    私の言うことはひねくれて聞こえるだろうか? まぁ、今は蠍座最後の日々で、黄道上、この水性の生き物が毒針を持つ部分に来ている。例の如く、蠍座最後の数度の領域に近付けば近付くほど、試みがまたしても上手く行かないのは誰のせいかを巡って対立する同士が互いに攻撃し合う、その一刺しは鋭く激しくなる。 たとえ彼らが合意に成功したとしても、皆を喜ばせることにはなりそうもないし、もしかしたら誰も喜ばないかもしれない。

    と言うわけで、これは射手座からのメッセージだ。 即ち、市場は騰がりたがっている。気前の良いプレゼントの季節に入るに従い、投資家は今買うための理由を探すだろう。だがもしそれが見つからなければ、彼らの楽観主義と買い意欲は、悲観主義と売り圧力に変化する。射手座は大きくて派手なことが好きだ。彼らはネガティブよりポジティブを好む。 だがもしネガティブでしかあり得ないのなら、いっそドカンとネガティブに行こう・・・ピクニックに行けないならパニックになろうぜ。これが射手座だ。

    これら全てのことを考慮した上で言えば、ファイナンシャル・アストロロジーの視点は今週、ネガティブというよりはポジティブだ。だがもしこれがネガティブに転じたなら、要注意だ。 この1ヶ月間毎週、まばらに出現する高値から400~600の下落が起きているのに皆さんは気付いているだろうか? 今週火曜に射手座の季節に入った途端、もしこれが突然変化するとしたら悪くないし、ファイナンシャル・アストロロジーの見地からも適切ではないか? そうとも。 今週やってくる財政赤字削減委員会のデッドラインの結果など何の意味もない。選挙の後で全て変更出来るし、水星が逆行することを考えれば、それに疑いを差し挟む余地はない。政治やジオコズミクスを根拠にして買いの手を緩める理由など、投資家には全くもって何もない。全ては上手くいくだろうさ・・・射手座世界の観点で見れば。

    さてと、スーパーボウルと、それからニューヨークの大晦日パーティのチケットをどうやって手に入れるかな・・・♪





≪ 長期的考察とパーソナルトランシット ≫

『 フォーキャスト2012 』 本の〆切が近付いたため、今週の(または来週も)長期的考察は休載とさせていただく。『 フォーキャスト2012 』 の概要については、私達の最新のビデオをご参照いただきたい。



hiyoka_blue at 20:25|PermalinkComments(3)TrackBack(0)金融アストロロジー 

November 15, 2011

小さな日々のアスペクトによせて

111116


今日深夜から明日にかけて
天空の緊張感が高まります。

全てを増幅していく射手座のグレートアトラクタにフォルスやヒュロメ、月のノースノード、それにイクシオンが集合中。 ランデブー中の金星と水星もまた、そこに辿り着き、わたし達の意識や感情にその話し声を伝えるでしょう。

16日午前1時ごろ そこは東京ローカルの地底。 天頂には月のサウスノード、そして月とブラックムーンからYODの矢が地底に真っ直ぐ降りてきます。まるで わたし達それぞれの着地点は何処かと問いただすように....

冥王星・天王星・海王星・・外惑星三兄弟がもたらすテーマを大きな舞台背景に

わたし達の深層心理を根こそぎ攪拌し、溜まったものを表面化させ、感情をかき立てて、 否応なく澱に気付かせてくれるケンタウロス族。。

カルミックなエネルギーを現実化するシステム=月のノード。流れる血の中で「やっちまえ!」とけしかけるイクシオン。それを心配気に注視する母なるセレス。

いろいろな星の呼び声が複雑に絡み合って、わたし達それぞれの 内なるテーマを刺激しているようです。

このエネルギーの影響を受けるひとは、もしかしたら現実にすぐコレ!とは何も思い当たらないのに、ひたすら悲しかったり、イライラしたり、焦りの気持が芽生えたり....怒りや落ち込みを感じたりしているかもしれません。

アレがこうだからこう感じる・・・・それとは少し違っています。だから、その原因を外側の出来事や他の誰かに求めてもうまい解決にはならなさそう。。 もし外の何かが解決したとしても、澱はそこに淀んだままだから...そしてまた、不意に浮かび上がってくるから。

これは、このところずっとずっと続いている、星達のカンフル剤です。バキュームで澱を吸い取って、その感情がどこから出てきたのか?  もう過ぎ去ってしまった過去の声なのか?  それとも 生きていく上で ついてしまった ある反応のクセなのか・・・・

そのカンフル剤のエネルギーを 自分は何故 悲しみや怒りに翻訳するのか・・・・ 
そこにはまだ見ぬ深い「自分」という存在の謎が隠されているのかもしれません。でもそれは,,,果たして本当に「存在」するのでしょうか

一方、海王星、カイロンと立て続けに対話を終えた火星。17日朝の木星とのトラインに向けて歩みを進めています。

自分の中に「何か」を見たわたし達。その「何か」はちょっとした気晴らしやココロのお掃除くらいでは消えて無くならないでしょう。徹底的に見切るまでは、繰り返し繰り返しつきあっていくかもしれません。

けれど、丸々抱きとめてみると・・このエネルギーは凄いな、と思います。

このエネルギーをうまく使いたい。だから、ひとりあることに負けず、不安の中で、今在るものを燃やして歩を進めよう....

カンフル剤のアスペクトは手を変えキャストを変え,これからも折りに触れて形成されていくでしょう。その一つ一つをどう使っていくか、無視していくかはわたし達の意志次第。多分どちらであっても良いのだと思います。

ただ、これから始まるそれぞれの長い旅路に向けて、行動と決断の小さな階段を昇っていきたいなと思います。


have a great trek!!★


hiyoka.(^_^)


hiyoka_blue at 21:39|PermalinkComments(2)TrackBack(0)パーソナル・アストロロジー 

November 13, 2011

レイモンド・メリマン 週間コメント 11/14 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/

レイモンド・メリマン・コラム 2011年11月14日(フリー版より)

翻訳:hiyoka   

文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。 自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。またmerriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)

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今週のコラム訳文は都合により≪ 先週を振り返って ≫と≪短期ジオコズミクス ≫のみとさせていただきます。m(_"_)m  

なお≪長期的考察 ≫の内容は先週の続きで、「バラク・オバマ大統領とベン・バーナンキFRB議長との間に交わされる、いかにして米国はその膨張する債務危機を管理できるかについての架空の議論」という形を取って、天王星・冥王星スクエアのテーマを語っています。日を追ってmerriman.jpさんのサイトに掲載されるかと思いますので、興味ある方はそちらをご覧になってみてください。


≪ 先週を振り返って ≫


     先週は予想通り、確かに海王星の存在が突出した週となった。先週月曜、海王星は火星とオポジションを形成、その後滞留から水曜には順行に転じた。 先週のコラムでこれについてこう述べた。『 それはまた噂、放心、欺瞞の惑星でもある。こうした力学の下でハーマン・ケインが複数のセクハラ疑惑にどう対処するかを見るのは興味深いことだろう。これを期にペリー又はロムニー両知事連のどちらかがとんぼ返りで支持率トップを奪うのか、あるいは今週もっと問題が持ち上がってもっと対立の深みへと嵌っていくのかを確かめるのは興味深いだろう。......誠実さや正直さは今週その価値にプレミアムが付くだろう。.......政治的な視点で言えば、候補者の何人かは水面下へと溺れ始める。』 


    実際、こんなことが起こった。 先週水曜に行われた共和党の大統領候補討論会に先立って、更に2人の女性がハーマン・ケイン候補によるセクハラ被害を申し立てた — が、未だに確たる証拠は挙がっていない。 ミット・ロムニーにもまた別の「手の平返し」の張本人としてハイライトが当たった。実際、金曜のウォール・ストリート・ジャーナルは 2005年の彼の政策変更について、第一面に記事を掲載している。また討論会の最中にリック・ペリーは思考停止を起こし、応答のさなかに話の脈絡を失ってうろたえた。これで彼の印象はすこぶる悪くなった。比喩的に言うなら、彼の選挙運動は「溺れ」ようとしている。

2005年までのロムニー氏はどちらかというとリベラル寄りの発言が多かったが、この年あたりから共和党内の支持を拡げるためにかなり右寄りの政策を鮮明に打ち出した。
The Daily Show With Jon Stewart で早速ギャグにされてる?
リック・ペリー氏と共和党大統領候補討論会
The Daily Show With Jon StewartMon - Thurs 11p / 10c
Indecision 2012 - Mercy Rule Edition
www.thedailyshow.com
Daily Show Full EpisodesPolitical Humor & Satire BlogThe Daily Show on Facebook

    これは全て噂と風見鶏、そして思考停止の神、海王星の為せる業だった。しかしなかでもとりわけ印象的だったのは、フランスの信用格付けが格下げされたという、S&Pの虚偽の報告であり、フランスの国債市場に多くの投げを呼んで多大な損失を発生させた。この文書はその後すぐに否定されたが、すでに市場のダメージは出ており、後の祭だった。またユーロ圏でも、2018年まで終わることのない牡羊座の天王星という配置に沿って起きたリビアやエジプトよりもっと海王星的な顕現の仕方でユーロ版「アラブの春」が始まる中、ギリシャとイタリアの首脳が退陣したことも驚きだった....。 


     だが、先週効力を発揮していたのはなにも海王星だけではない。今日私達のやることなすこと全てにたれ込めている暗い雲は、近付きつつある天王星・冥王星のワクシングスクエアだ。全ての物事がこの「構造変革」の渦に向かって進んでいる。とりわけ「4D」—負債/Debt、赤字/Deficits、格下げ/Downgrade、そして債務不履行/Defaultに関わる物事はそれが顕著だ。先週、アラバマのジェファーソン郡が、下水道債に関する合意締結の失敗に起因して、米国史上最大規模となる連邦破産法の適用を申請した。多くの指導者達が、彼らの国の財政を上手く舵取りしたり、大衆から要求されている自由や機会を与えることが出来ないがために、退陣を余儀なくされていくだろう。さもなければ、「 腐敗を引きずり下ろして追放する 」という革命的強迫観念の下、より強制的に取り除かれるリスクを冒すことになる。


    それでも金融市場はそれほど悪くない動きを見せた。まぁ実際には、先週11/9の水曜、海王星が順行に転じると同時にすさまじいばかりの下げがあった。ダウ工業平均は400ポイント近く下げ、ユーロは水曜の高値から木曜満月の安値までやはり400ポイント近くという大規模な急落に見舞われた。だがそれを除いては、株式市場、貴金属、そしてエネルギー市場ともなかなか上出来の首尾だった。原油は今や100を試そうとしている。



≪ 短期ジオコズミクス ≫


    市場の動きは海王星のトランシットに基づいて予想したように、先週は少し不規則だった。また、株式市場が火曜の高値から水曜の安値まで、厳しい下落をみせたにもかかわらず、その下げは前週の安値をわずかに上回って留まった。そしてダウは金曜までに再び週の高値へと急激にに戻した。 先週のコラムではこうも述べた。『 それまで市場に厳しすぎる下げが起こらなければ、雲間から光が差し込み、霧が晴れ始めると私は見ている。』 結局、ダウが週足で170ポイント騰げるなど、先週はひとまず明るい雰囲気で終わった。


    今週は、12/29まで続く、継続的でしかも重要なジオコズミック・サインのシリーズがスタートする。 これは2つのジオコズミック・サインが暦の上で6日以上の期間を空けずに起きてくる、という現象が続く時間帯のうち、今年最長の期間となる。この現象は、拙著『 The Ultimate Book on Stock Market Timing Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles(究極のマーケット・タイミング第三巻:トレーディングサイクルとジオコズミクスの関連性) 』において定義した、重要変化ゾーンの特定にとって大切な要素だ。


そこでまず最初のアスペクトは 11/16に起こる火星の木星に対するワクシングトラインだ。通常これは、特に木星が未だに非常に重要な牡牛座の0°〜7°のセクターに滞在することを考慮すれば、株式市場にとっての強気を示唆していると言えよう。 何度も言ってきたことだが、私達は木星がこのセクターに戻っている間(2011年10/7〜2012年3/7)に4年サイクルの二番天井をつけると予測している。これはダウ平均が、5/2につけた年初来高値12,876に再挑戦するプロセスに入っているので、既に起こりつつあることだ。ちなみに前回の高値は、木星がこの強気相場の天井と非常に高い相関性を持つ黄道帯の領域(即ち牡羊座・牡牛座の境界から前後7°以内)に最初に入った時につけている。そして二番天井が起きた後は、そこから弱気相場トレンドが始まっていく。

ジャスト120°になるのは日本時間で11/17朝6:30頃





訳文ここまで

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hiyoka_blue at 20:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)金融アストロロジー 

November 10, 2011

●11/11の満月 — みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

 明日明け方の満月、今回は仕事に追われてしまい、いつものような構成が出来そうもありません。なので縮小版(?)です。m(_"_)m   チャートなど画像は後から掲載します。みんなに伝えたいこと、色々あるのですが、記述を短くするのも自分の訓練かもですw。どうしても付け足すべきことがあれば、後で追記させていただきます!!

11/11 23:05 の箇所を追記しました。

11/12 23:31 の箇所を追記しました。


●11/11の満月 — みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)
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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのか を、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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満月タイムスケジュール
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方標準時(ソーラータイム)】

東京・関東ローカルで05:34前後、北海道周辺で05:40前後、関西方面は05:15前後(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で04:45前後に 牡牛座18°04’で満月となります。

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。


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Sabianシンボルによる【満月のテーマ】
*ここではディーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【月 牡牛座18°04'  太陽 蠍座18°04'】

"A woman holding a bag out of a window" + "A woods rich in autumn coloring"
→「1人の女性がバッグを窓の外に掲げている」 + 「秋色に彩られた森」
"A newly formed continent" + "A parrot listening and then talking"
→「新しく形成された大陸」 + 「オウムが聞き、その後で喋る」

【テーマの流れ】
秘密の露見やちょっとしたショックに直面する→ ★心に溜まった澱やゴミに気付く→ ★何もかもぶちまけたいという衝動→ ★何か新しいものを見出したいという願望→ ★噂や情報がなだれ込む→ ★社会、そして自分が影響されていく様子を直視する→ ★コンセンサスとされている物事への疑い→ ★自己防衛のために周囲に合わせる→ ★何かor誰かに石を投げたくなる→ ★自分自身の心をかき混ぜる→ ★自分の抱く怖れと自分が選択する情報との関連性を見抜く→★無我の境地への憧れと挑戦・・・・

エネルギーのポイント:『様々な影響力を見抜く』『心を空にする』
精霊の顕示: 踏みとどまる、大地を踏む、力を抜いて丸くなり・背筋を伸ばして上を向く・・をゆっくり繰り返す、ミクロとマクロの接合点、和蝋燭or絵ローソク

111111FM

    2011年11月11日の満月。。前回の新月のポイントは「ギアチェンジとバランス」「更なる探求」でした。 この満月では、自分の人生や精神と、社会のうねりがもたらす様々な波とのバランス取りに、本格的に挑戦していく感じになりそうです。

11/7付けのメリマン・コラムで 「Season of the Witch」 --魔女の季節の歌詞が出てきました。“It’s strange. So strange・・・♪   この満月、本当に、ちょっと奇妙でこころ騒ぐような感じがあります。自分の中で、何かまだハッキリとした概念にはなっていないけれど、何かが大きく動いているような感じ。それによって、こころがかき乱される感じ。周囲に翻弄されたり、自分が台風の目になったり、社会に起きてくる何かショックな出来事に揺らされたり。

まるで、半透明でねっとりしたゼリーの中を歩いているようで、思うようなスピードでは進めないかもしれません。次の新月あたりに水星は滞留から逆行になりますが、今すでにシャドウフェイズに入っているため、物事は遅れ気味になったり、はっきりと判別出来なかったり、ミスインフォメーションに悩まされたりするかもしれません。 例によって、高い買い物や重要な決断、そして電子機器には要注意です。

仕事や社会、そして人間関係で責任を持つひとの中には、欺瞞や疑いや悪意に晒されて厳しい思いをするひともいるかもしれません。またその周囲にあって、流れに翻弄されるひとも。。  社会的には防御したり何らかの手段をめぐらして対策を取ることも必要かもしれません。 けれど、その場合覚えておかないといけないのは、防御よりも報復よりも、何より大切なのは、「 今起きていることの本質は何か?を見極めること」、「そう努力してみること 」 、そしてそれを基盤として全体のために大局的に動くことだと思います。 一時的に何が起ころうと、そうすることで後々より良い結果に繋がる可能性があります。 なにより、天王星・冥王星を背景とした全体の流れに乗っていくために・・・・。

strangemoon


この満月は水瓶座のネッソスとTスクエアになります。
ネッソスは暴力や妄想や報復など、一般的に「悪」とされる現象を喚起するケンタウロス族です。 水瓶座のネッソスは、リアル、ネットを問わず、多くの人達が集まる中で見えてくる、一種の残酷さと関わってくるかもしれません。 でも、それは多分、出会い頭の結果論に過ぎないだろうと考えています。 アストロロジャー、ジョシュ・ペインはこのネッソスを、「フランケンシュタインの怪物」になぞらえていました。 『 ・・・どんなに怪物に見えようと、ネッソスにもハートがあり、壊れやすい繊細さがあるのだ。ちょうどフランケンシュタインの怪物が、本当は皆に愛されたいと渇望していたように。とりわけ、彼は彼の創り主である人間に愛されたかったのだ。』

けれどもフランケンシュタインの怪物は、人間の目・人間の側からみた醜さと、人間の能力をはるかに超えた力のために怖れられ、疎まれ、憎まれました。 怪物もまた、子供の心で人間を怖れました。そして血生臭い惨劇が起こっていきます。この物語はわたし達みんなの中にある 「怖れの物語」であり、「無理解の物語」でもあると思います。フランケンシュタインは、わたし達の子供です。

ネッソスもまた、わたし達の中に巣くう「怖れ」「残酷に疎まれ傷つけられた記憶」「自分のことも他者のことも許すことが出来ない気持」を司っています。性的虐待とも深い関連を持ちます。 けれどよく見ていくと、そうしたことと共に、自分の痛みの体験を通して「痛みそのものの秘密」を理解したいと切望する意識をも内包しているのではないかと考えています。

ネッソスは悪とされるものの深奥に、純粋な光を見ます。善とされるものの深奥に蓋をされた怖れの闇を見ます。 ネッソスは厄介な星ではあるけれど、正面から怖がらずに受け止めていくことによって、わたし達を真の意味で二元から解き放つ渡し守になってくれるかもしれません。

また、アストロロジャ−、ニック・カンピオンは、ネッソスは科学と形而上学の高度な次元での結び付きを表しているのではないか? という仮説を立てています。 そういえば、ネッソスというネーミングは天文学者とアストロロジャーが共同で検討した結果、付けられたものなのだそうです。 これも面白いですよね。 今に至るまで、科学と形而上学はずっとお互いを疎んできたところがあります。時には戦争状態にも・・・。 数・物の世界ではまた違った動きもあると聞きますが、少なくとも、双方の「権威」が融合したりはしていません。 もしかしたら、これも一種の深い「怖れ」と「無理解」の表れなのかも? 

 但し、ネッソスを甘くみて「話せばわかる・・・」とか思ってしまうとケガの元なので、ご用心!です。 ネッソスとつき合うには、ちょっと覚悟がいるかも。。  けれど、わたしはフランケンシュタインもネッソスも、キライじゃありません。。多分、ネッソスのエネルギーをうまく使いこなすには、自分の中に住む英雄ヘラクレスが隠し持つ闇を暴かないといけないのでしょう。 そして、「 0 」の位置に自分を置くことが必要なのだと思います。例えば、タロットの「愚者」のように。 

  そして、その位置に宿ったネッソスこそが、究極のヒーリング・エネルギーを放射するようになるのだと思います。


11/12夜

今、水星・金星・月のノースノード、フォルス、ヒュロノメ、イクシオンが射手座の12°〜18°の間に集合中です。水星は逆行を前に速度を落とし、左脳の働きを少し休めて内省的に。そして魚座のセレスが彼らとスクエアを形成しています。双子座の月がこれから彼らの対話を少しの間クローズアップしてくるかもしれません。これ、もしかしたらわたし達の誰もが抱えている「母」なるもののイメージと、それにまつわる光と影の葛藤を静かに呼び覚ますのではないかと思います。これは実際の親子関係だけではなく、何かもう一段こころの深いところに埋葬された何かを刺激してきそうです。 ひたすら慈しみ愛するもの、またそれと同時に、わたし達の「個」を覆い包み、溶かし、一体化していこうとする、どうしようもなく深い欲望と。。。 そこでは愛すること、愛されることへの満たされることのない渇望、そして母と子の双方が抱える孤独とが絡み合い、様々な形で乱反射しているのかもしれません。


静かな土曜の夜。 もし彼ら星々の対話がチラッと聞こえたら、わたし達の中に消えることなく生きる「母なるもの」をそっと抱きしめて、天に帰してあげるのもいいかもしれません。。


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この満月と、次の新月(11/25・部分日蝕)は、2012年に向けて、個人的に大きな予兆や節目になるひとも多いのではないかと思います。自分を変革していく中で、難しいと思ってきたことにはっきりした形で挑戦を受けることがあるかもしれません。もしそんなことがあったら、逃げたり引きこもったりせずに受けて立つ・・・それも、何か今までにトライしたことのないやり方を、少なくとも1つは取り入れてみる。。。 

そこにキチンと立ちながら、
どれだけ自分の中を透明に出来るか? 
全ての情報を・・気に入ったもの、気に入らないものも含めて・・・平等に流していけるか?
たとえ心地よさが揺さぶられても、その中で自分自身に自ら栄養を与えていけるか?
自分はいったい何を望んでいるのか? それは本当に本当に望んでいるものなのか?
心の自立は果たせているか?

体とこころ、両面でブレイクを入れる必要もあります。

起こることは起こる。あるがままに。
それはまず、自分の中で起きている。
外側から聞こえる痛みの声と自分の中の痛みが同調している。

悪は本当に悪なのか? 善は本当に善なのか?
自分の中のちょっとした悪と善・・そして大部分の灰色。
それを超えたところに、もう1人の自分が居るとしたら、それはどんな場所だろう?

この満月は、わたしたちの体とこころに溜まったそれぞれの澱を、浮き上がらせ、掻きだし、意識に昇らせてくれるのではないかと思います。 この時期に厳しめのエネルギーを受けるひとにもし言えることがあるとすれば・・・

痛みがあれば、痛みを飲み干し、怒りがあれば、それをバクバクと食い尽くしてみようよ、ってことかも。それは自分で自分を喰らうような行為であり、挑戦かもしれないけれど、他の誰かや社会のあれこれに転嫁するよりずっと良さそうなんです。生きていく本能さえあれば、(体はそれを持っています) そして息をしてさえいれば、わたし達はOKなんです。飲み干し、食い尽くすことがもし出来れば、それは強靱な戦士の血肉になっていきます。

そして、こころを透明化出来れば出来るほど、この満月〜次の新月はすごいプレゼントをもたらしてくれそうな気がします。それは、惑星達から伝送される「エネルギーの支え」が体の内側から沸き起こってくることから始まるはずです。

だから、これはやっぱり戦士達の祝祭です。
普通の戦士サンにとって、胸騒ぎは武者震いと同じですから。

何が起きても即座に、自分なりに受けて立とうと思います。そして、何も起こらなくても、ガッカリせずに進んでいこうと思います。だって、自分の中ではすでに何かが起こっている・・・すくなくとも、その予兆が生まれているから。 大地を揺るがす変動が起きて、深海が攪拌され、そして新しい広大な大陸が煙を吐きながらこの星の地平に隆起してくるように..........。


have a great trek!!!★



hiyoka(^_^)


hiyoka_blue at 20:05|PermalinkComments(8)TrackBack(0)新月(満月)の星読み | パーソナル・アストロロジー

November 06, 2011

レイモンド・メリマン 週間コメント 11/7 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年11月7日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。またmerriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って ≫

    先週のコラムを — 世界の多くの株式市場が月の最高値水準まで騰がった直後に書いたものだが — 以下のように結んだ。 『 だがちょうど時はハロウィーンでもあるし、ジオコズミックの重要反転ゾーンも相場自体もここ3週間ばかり、大いなる木星の神業上げを続けてきた。だから私は市場がホリデイシーズンに向かってストレートに騰がっていくとは期待していない。 私達は単にこのジェットコースターの軌道に連なる別の頂に達していて、次の頂が来る前に、目の眩むようなダイビング体験を待っているのかもしれない。 まぁいずれにしても、ハロウィーン — 「 トリック・オア・トリート/(ご馳走くれなきゃ、いたずらするぞ!) 」のシーズンだ。ここ3週間、相場はご馳走にあずかった。だがまた別のいたずら小僧が扉を叩いている。』 そして先週、いたずらが起きた。例えばダウ工業平均は、月曜に276ポイント下落、火曜にはもう297ポイント下がり、その後水曜に178ポイント騰がって翌日また208ポイントと反騰した。しかもこれは金曜の雇用統計発表前のことで、雇用統計自体も取引時間中かなりの価格変動を引き起こした。

    株式市場における週の安値は火曜につけており、これはトランシットの火星がニューヨーク証券取引所設立図( 1792年5/17、「 Buttonwood Chart 」 として知られている )の水星・冥王星のオポジションとTスクエアを形成したタイミングと殆ど完全に一致している。またこれは、先々週木曜につけたトップ12,284から少なくとも3日で500〜1000ポイントの下落を待ってショートをカバーし、ロングに転じるよう日報の購読者にアドバイスした通りの動きでもあった。この指示もまた10/28に起きた太陽・木星のオポジションについての読みをベースにしたもので、両惑星間のこの位相は米株式の大反転と相互関連を持つ歴史上最強のジオコズミック・サインの1つだ。全てがジオコズミック・サイン、太陽・月の位相(これもリバーサル帯に入っていた)、そして 『 ストックマーケット・タイミング 』 シリーズ本の第5巻に述べているテクニカル研究にぴったり当てはまっている。

    株式市場の極端ともいえるとんぼ返りは、負債問題に関連してヨーロッパ各国政府と銀行首脳がクルリと返した手の平と、ぴったり息を合わせていた。前の週、市場は彼らが全員一致で非常に大規模かつ喜ばしい合意に達したことに歓声を上げた。だがその後、週明けは何やら早すぎた祝宴で二日酔いにでもなったかのように始まった。中身の詳細は何処にあったっけ? そこへギリシャのパパンドレウ首相が突然、救済策とそれに伴う緊縮財政のもたらす痛みを受け入れたいかどうかはギリシャの有権者が決めなければならない、との発表を行った。何故なら結局のところ、アテネではこうした犠牲に対する抵抗運動が燃えさかっていたからだ。だがその時は皆が、リーダーシップを発揮しないと言って彼に対して腹を立てたのだ。一体どうしろというのか? そこで彼は有権者に選択権を与えるという彼の決断を取り下げ、そこで事態はまた前に進み始めた。行きつ戻りつまた行きつ・・・・まさに株式市場にそっくりだ。

    この種の不確実性を好む唯一の市場は金と銀だ。どちらも最初のうちは急落し、金はちょうど私達の週間サポートゾーンであった安値1680台まで下げ続けた。そして11/1火曜にこの水準で踏みとどまり、木曜には9/23以来の最高値レベル、1770を試していた。唯一の問題は銀が数週間ぶりの新高値を同時にとらなかった事で、銀は前週金曜の重要変化日にそれを記録したことになる。そのため現在これは2つの貴金属間における異市場間弱気ダイバージェンスのケースとなる。これらの市場がこうした弱気のシグナルを打ち破るには、もう少しだけ銀行界や政界の狂気と機能不全が必要だ。 一方、原油は再び95.00をマークして、ここ3ヶ月来の最高値水準へ静々と昇っていった。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    株式市場の安値は11/1につけた。そしてダウが10/27 ( たった3取引日前 ) の高値から650ポイント下げたそのまさに翌日、世界の株式市場はトレンド転換を起こして再び反騰を開始した。これは先週のコラムで述べたジオコズミックの筋書きに実によく沿った動きだった。即ち、『 それにもかかわらず、ファイナンシャル・アストロロジーに基づいて見れば、3週間前につけた安値を抜く前に相場が上がることを示唆する、いくつかの根拠がある。11/2、ジオコズミックの水星と金星がゼウスの神殿(射手座)での数週間にわたる旅を開始する一方、木星はいまだに牡牛座0°~7°の領域に滞在している。この領域は私達がこのコラムにおいて、1870年代まで遡った研究をもとに、株式市場の長期の天井との相関関係があると繰り返し確認し続けてきたセクターだ。 』

    ここから株価がまっすぐ騰がっていくかどうかはわからない。ジオコズミクス研究から見る来週の市場動向は少し不規則だ。海王星の存在がひときわ目立つことを考えれば、おそらく「霧のかかった」とか「不明瞭な」という言葉がより相応しいだろう。もし自分がいったい何処に向かっているのか確信を持たない惑星があるとすれば、それは海王星、すなわち水面下の世界と霧、そしてもやの神だ。また噂、放心、欺瞞の神でもある。こうした力学の下で、 ハーマン・ケインが複数のセクハラ疑惑にどう対処するかを見るのは興味深いことだろう。 これを期に、 ** ペリー又はロムニー両知事連のどちらかがとんぼ返りで支持率トップを奪うのか、あるいは今週より多くの問題が持ち上がって、より対立の深みへと嵌っていくのかを確かめるのは、興味深いだろう。そしてオバマ大統領が、カンヌで開かれた世界規模の経済会議、G20首脳会合で金曜に放った 「今現在、2012年の選挙についてはこれっぽっちも不安に思わない 」 という仰天発言以上の何かを再び思い付いて、皆を呆然とさせてくれるかを見てみるのも興味深いだろう。  誠実さや正直さは今週その価値にプレミアムが付く筈だ。 そして、そのあたりのふるまいでつまずく者達の印象は、すこぶる悪化するだろう。
 Herman Caine:2012年アメリカ大統領選予備選挙の共和党候補者。実業家時代に部下だった女性3人がセクハラを受けて金銭で解決したと告白し、メディアを騒がせている。11/1現在、共和党候補者の中では支持率1位。
** Rick Perry, Mitt Romney:二人とも共和党の大統領予備選候補者。ペリー氏は元テキサス州知事、ロムニー氏は前マサチューセッツ州知事。
    月曜には火星が海王星とオポジションを形成する。そして水曜には海王星がその逆行運動を終了して順行に移り、魚座として知られる 「オズの国」 への帰還を目指して進み始める。 そうだ、来週はまさに海王星ウィークだ。

耳にしたことを信じ込む前に真偽の確認をしなくてはいけない。口を開く前に事実確認をして、発言は事実に基づくものではないという事実を、とりあえずは伝えておかねばならない。天候に関しては、洪水に関連している。 政治的な視点で言えば、候補者の何人かは溺れて水面下に沈み始めるだろう。 そして金融市場の観点からみれば、木曜の満月までは明確な方向性は出ないかもしれない。 ただ、それまで市場に厳しすぎる下げが起こらなければ、雲間から光が差し込み、霧が晴れ始めると私は見ている。 だがその前に今週土曜、クリムゾンタイドはタイガーズを打ち負かせるだろうか?  ** クリムゾン・タイドという名は火星・海王星オポジションに相応しい。 ここでスポーツファンではない皆さんのために一応説明しておくと、彼らは今週土曜夜に闘うカレッジフットボールの1位と2位のチーム、LSUタイガーズとアラバマ・クリムゾンタイドだ。
オズの国:ライマン・フランク・ボームの児童文学『オズの魔法使い』シリーズで主人公ドロシーが竜巻に飛ばされて辿り着く不思議の国。仲間みんなの願いを叶えるために大魔法使いに会いに行くファンタジー物語。19世紀末のアメリカ経済に関する寓話だという説もあるらしい。
** クリムゾンタイド:1995年に日本でも公開されたアメリカ映画 「 クリムゾン・タイド 」 のタイトルを意識した言葉。ジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンが出ていた戦争映画で、第三次世界大戦の危機下、原子力潜水艦アラバマ内で起こる艦長と副官の対立と緊張を描いている・・・らしい。火星( 戦争・対立・暴力・欲望 )と海王星( 深海・闇と不安・不確実性・欺瞞・全体に殉じる精神 )との緊張関係を指していると思われる。

≪ 長期的考察 ≫

“It’s strange. So strange.
    You've got to pick up every stitch, Beatniks are out to make it rich,

    Oh no, must be the season of the witch,”
    – “Season of the Witch” song  by several artists.
「Season of the Witch」(魔女の季節)歌詞抜粋
天王星・冥王星が乙女座でコンジャンクトしていた1966年、ドノヴァンがアルバム「サンシャイン・スーパーマン」を発表。この曲はタイトル曲と共に大ヒットになった。その後ヴァニラ・ファッジやジュリー・ドリスコル、ジョーン・ジェットなど色々なアーティストがカバーしている。多分マリワナやLSDでトリップしている感じのサイケデリックでストレンジな歌詞なので、どう訳していいかわからず・・・(^_^;   とりあえず、原曲でその雰囲気をどうぞ。(動画はこの曲にはちょっとホラーっぽすぎる気もしますが......。)
Donovan "Season of the Withch"



    さあ蠍座の時間 — 魔女の季節だ。そしてこれは特にファイナンシャル・アストロロジャー、マンデーン・アストロロジャーの目を通した時、奇妙極まりない季節に見える。何処を向いてもそこには天王星・冥王星の原理が働いている。もしあなたにアストロロジーの知識があれば、天王星の在るところ、すべてが奇妙であることを知っているだろう。天王星はまたグループ — あるいは大衆 — の意識であり、自由と独立、そして人種や宗教的・霊的・哲学的信条の如何を問わず、人類全てにとって、より純粋な平等性を探求していく運動性を通じて、新しいアイデアや理想を取り入れていく。 この集合体の意識は似たような精神、同じ様な主義を持った人々と繋がることを通して表出してくる。 そしてそれは「運動」へと成長し、間を置かずに「抵抗運動」となっていく。 だがもしここで注意を払わないと、集合体は突如としてその進路に破壊という魔を解き放つ暴徒に姿を変えるのだ( これが「魔女の季節—Season of the Witch」だ )。 しかし勿論それは、この観念的な次元 — 究極の自由、独立、そして平等の探求 — の中で互いに繋がった人々の意図するところではない。

    ひとつ、ひょっとすると物議を醸すかもしれない観点を提案させてほしい。( そう、私のチャートには天王星が カルミネートしている。 ならば物議やスキャンダルの一つや二つ無くて何の人生だろう??? )  自由と自主独立の探求は、人生における経済活動の道と密接に結ばれている。 おそらくこれが、何故天王星という惑星がマンデーン・アストロロジーのみならずファイナンシャル・アストロロジーの研究においてもこれほど重要なのか、ということの理由だ。 天王星が強力に働けば、地震や強風が起きてこの惑星を揺さぶるだろう。 だが金融市場における激しい価格変動は、金融地震や経済竜巻に相当する現象になっていく。 下がるにせよ騰がるにせよ、価格はもっと高く、もっと安く — いやもっとはるかに高く、あるいはもっとはるかに安く — 誰もが予測した境界を超えていく。 何故なら天王星は予期せざる者であり、サポートゾーンやレジスタンスゾーンに従うことなどにさらさら興味は無いからだ。 天王星はただただ、その境界を突破して行きたいのだ。特に冥王星という、どんな季節にあろうとも変わらぬ本物の 「 魔女」 と触れあっている時なら、なおさらだ。
カルミネート:チャート上のMC(天頂)付近に惑星が位置すること。その惑星はチャート全体に大きな影響を及ぼすと言われている。
    さて、ファイナンシャル・アストロロジーの研究では、冥王星もまた金銭に関わる惑星だ。それは厳密に言えば負債 — すでに購入した何か価値ある物のために、何か価値ある物を返すべき義務だ。 ここで唯一の問題となるのは、冥王星が強力である時、あなたは自分がまさに注文したその何か価値ある物のために払う金を持っていない、ということだ。 あなたはこれ以上借金することも出来ない。何故ならクレジットを限度額まで使い切っているからだ。 さあどうする?

    ここで、もしあなたがFRBだったら、ただ紙幣を印刷して( 事実上コストゼロで )それを国債の購入( すなわち、利息を付けて元本を返すという約束と引き替えに政府が必要とする金を貸すこと )に充てることが出来る。 もしあなたがそれで上手く切り抜けられるなら、悪い取引ではない。 例えばヨーロッパだが、ヨーロッパ連合の首脳達が、彼らの最大手の銀行連にギリシャ債券の50%、約1300億ユーロを「ヘアカット」(放棄)をするよう説得したと発表した前の週には、そんなことなど不可能、いや少なくとも不可能であるように見えた。  しかし、もしあなたが銀行に、彼らがあなたに与えたこれほど多額の貸付金を免じてもらうよう説得出来るとしたら、これもまたそう悪い取引(ディール)ではない。ギリシャがその後賭け金をアップして、強制的に押し付けられた金融救済資金を受け入れるかどうかは国民投票で決めたいと言い出すまでは、一見そのように進んでいるかに見えた。 

もしかしたらギリシャは、ヨーロッパの銀行、国々、そしてIMFの厳格な評価が自国の生身の体に求める痛みの確実性よりはむしろ、どちらかというとデフォルトして 『 空虚 』 に入っていけばどうなるのか、一か八か賭けてみたかったのかもしれない。 その後、国民投票のアイデアはたった1日で取り下げられた。 そうだ。これは今世界中でブチ切れつつある天王星・冥王星のエネルギーそのものだ。

    さて今度は米国政府がその中央銀行、FRBに対して似たようなプランの実行に及んだらどうなるか想像してほしい。  『 なぁビッグ・ベン、 』 とB.オバマが言う。 『 我々が君達から借りたあの金、ほら君が魔法でどこからともなく取り出した金さ。あれの50%をヘアカットして欲しいんだが。 』 すると何が起こるだろうか? まず最初に、Fed(Federal Reserve Bank)の帳簿に記載されている国債の内、50%相当が国の負債額から減るだろう。それは額にして数兆ドルになると思われる。 今はこういう想像もまた、天王星・冥王星スクエアのもたらす大ショックと言えるだろう。しかし、オキュパイ・ウォールストリートの抵抗運動が今後も成長し続け、徐々に成熟してくるとすれば、それほど的外れとは言えないかもしれない。
Big Ben:FRB議長、ベン・バーナンキ
私が2ヶ月ほど前このコラムで、この抵抗運動が暴力を引き付けるか、あるいは自ら暴力行為に及ぶような小集団に潜入されそうだと予測したことを、読者の皆さんは覚えておられると思う。 先週それが起こった。そしてまた予測通り、グループの中の非暴力を望む純粋主義者達と、それとは違う意図と不満を持つサブグループとの間で対立が起こり始めるだろう。 先週のカリフォルニア州オークランドでそれは証明された。 しかし、もし純粋主義者達がコントロールを維持出来たなら、次のステップは彼らの運動が人々の中に呼び起こす変革の目的を、もっと明確に識別し、確固たるものにすることだ。 私達はそれが 「 庶民 」 と銀行、大企業、そして政府間の、金/所得/負債の格差に関するものだということを知っている。 だが、こうした現象全ての水面下で働いているのは、天王星と冥王星の力学 — 独立と自由への希求、そしてとりわけ負債からの自由なのだ。

    蠍座を太陽が進む時(10/22〜11/21)は 『 魔女の季節 』 であるかもしれない。 だが今、天王星・冥王星はワクシングスクエアを形成している。 私達は、すでに 『 魔女の時代 』 に入っているのだ。 彼女が何か本物の魔法をかけて、 この闘いを虚空へと変換するのを手伝ってくれるよう、願おうではないか。  もしそうならなければ、私達は依然として仄暗いトワイライト・ゾーンに嵌ったまま、身動きがとれないだろう。 共に手を携えてこのトレンドを反転させるか、分裂離反し続けて真っ逆さまに下落し、その後全てを始まりからやり直すかだ。 これが天王星と冥王星だ。 そしてこれが、私達の未来だ。



 原文 : "transform this race to the void." これはファイナンシャル・アストロロジーのコラムなので、この言葉は「(無意味な)暴力的争いを無効にする」という意味だと思う。ただ"race"には「人種」という意味もあり、エボリューショナリー・アストロロジーの観点では、この"race”が、「この時代に生きる人類という種族全て」を指すことがある。この場合、”transform ~ to the void” は人類の魂が一種の虚無/虚空を通って変換され、新しい精神を得る・・という、半ば錬金術的な意味が含まれることになる。



訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0)金融アストロロジー