May 2012

May 31, 2012

●6/4の満月/月食 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのか を、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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満月タイムスケジュール
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで20:30前後、北海道周辺で20:36前後、関西方面は20:11前後(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で19:41前後に  射手座14°13’で満月となります。

満月タイムは日本で月食が見られる時間とは異なります。(標準時なら19時過ぎに部分食が始まり、食の最大は20:03ごろとなります。)

6/6 金星オカルテーション(金星日面通過/ビーナストランシット)
日本標準時でコンジャンクションは6/6、10:09です。但しこちらも実際に各地から観察出来る時間とはズレがあります。こちらのサイトに詳細が掲載されていますのでご参照ください。

今回のベースとなる新月のテーマについては1つ下に記事がありますのでよろしければ併せてご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月のテーマ】6/4~6/19
*ここではデーン・ルディアー版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル・フレーズをマーク・エドモンド・ジョーンズがノートに書き取ったオリジナル版のサビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【月 射手座14°~15° + 太陽 双子座14°~15°】

"The Pyramids and the Sphinx" + "A conversation by telepathy"
「ピラミッドとスフィンクス」 + 「テレパシーによる会話」
"The groundhog looking for its shadow" + "Two Dutch children talking"
「自分の影を探しているグラウンドホッグ(地リス)」 + 「話をしているオランダ人の子供達」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
 →★記憶の中に生き続ける"何か"を真に理解することの難しさ
 →★想いや印象に注意を向ける、足跡を振り返る
 →★心理の二極間で揺れ動く・内的対話を続ける
 →★深く抑圧してきた想いに気付き表現していこうとする気持
 →★周囲の雰囲気が自分の心理に影響している事に気付く
 →★人のマネをしたい誘惑に勝つ、自分自身であり続ける
 →★もっともらしい話や自分が創り上げた怖れにとらわれない強さ
 →★心許なさや自信の無さを克服する
 →★難しい状況を巧く切り抜ける能力
 →★イマジネーションの力で自分自身のダークサイドに降りていく
 →★「謎」に対してユーモアをもって向かう
 →★大きな変化への予感
 →★必要な変化を受け入れる準備と柔軟性を身に付ける
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金星オカルテーション(金星日面通過)のサビアンシンボル
【金星・太陽 双子座15〜16°】
"A woman suffragist orating"
「演説する婦人参政権論者」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
 →★自ら変化と現実を創り出す決意
 →★プライドを超えて赤裸々な事実を把握する力
 →★力VS力の危険をどう乗り越えるかの挑戦
 →★男|女、左|右などあらゆるステレオタイプの先鋭化とそこからの自由
 →★煽動に乗る心の動きとそれを鋭くみつめる眼
 →★刺激を前進の力に変容させていく内的な力
 →★この世界で自分がどう機能していくかの問いかけ

エネルギーのポイント:『第3の道探求の開始』 『しなやかに声を出す』

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        前回の日食/金環食を経て、部分月食の満月がやってきます。そして翌々日には、わたし達にとって一生に1度の体験となる金星日面通過。。そして同じ日の12時14分頃(標準時)、月の冥王星オカルテーション(月が冥王星を覆い隠す現象)が山羊座8°50’で起こります。この月によるオカルテーションは少しずつズレながら、今後1年半くらい毎回コンジャンクションの度に起こるのだそうです。 今度見られるのは2117年なんて、とても稀な金星オカルテーション。これを挟むようにして、こんなに立て続けに食に類した出来事が天上に起こるなんて、本当にワクワクすると共に、何か不思議な緊張感を感じたりしています。

        さて月食。月が向かい放射していくエネルギー「自分の影を探しているグラウンドホッグ(地リス)」は、まさにこれから何かが起きることを予感しながら五感・六感をフルに使って慎重に方向を決めようとしている野生の姿です。

グラウンドホッグデーはアメリカやカナダで行われる、春の到来を占う祭り。グラウンドホッグと呼ばれる地リスの一種が冬眠から覚めて巣穴から出てきた時、自分の影に驚いて穴に戻ってしまったら後6週間は冬が続き、影を見ないでそのまま外へ出ればもう春は間近だ!・・・・・というわけで、ペンシルバニア州のパンクサトーニーという町をはじめとして、北米各地で恒例の祭りとなっているのだとか。 この祭りの由来は、古代ヨーロッパのケルト信仰にキリスト教の行事などいろいろ混ざってアメリカ大陸に伝えられたものだとされています。

けれど、この「地リスが影を探す」という動作について、マーク・エドモンド・ジョーンズが創設したサビアン・アッセンブリーのメンバー・アストロロジャー、ダイアナ・ロッシュはこう言っています。『 彼らはまず大地の水分を感じ取り、それと同時に外界で動き出すために必要な諸条件が整っているかどうかを慎重に見極める。この動作は彼らの行為が非常に実質的な"吟味"であることを暗に示している。』

グラウンドホッグデーのお祭りで占いをする、「スター地リス」がアメリカ各地にいるそうです。代々襲名する名前まで与えられているのだとか。けれど彼らはすでに野生ではありません。野生は「現実」。生きていくこと、そのものです。

        何かが変わる。何かが始まる。今回の月食はノースノード・イクリプス。 過去から続いてきた何かが頂点を迎え、それによって扉が開き、新しい道が始まる、その開始点とされています。そのエネルギーはわたし達の魂レベルから深い感情を引き出して解き放とうとします。

けれど今、わたし達は巣穴から出てきたばかりのグラウンドホッグ。眼、耳、皮膚、舌、鼻、そして直観の全てを使って、周囲の状況を再確認します。 月は火性の射手座にあって、今にも大地を蹴って駆け出したい気もするけれど、十分な力はあるような気もするけれど・・・まだ何もクリアには見えていないかもしれません。何かしら、確かな予感はあるのです。でも、それにクリアな形を与えてどの方向に進むのかを決めるには、いっとき心をまっさらにする必要がありそうです。

あちらこちらで対立が深まり、これからますます両極化していきそうな世界。色濃くなっていく2元性の中で、わたし達は自分の芯をつらぬき通し、「第3の道」を選択出来るでしょうか。終わっていく自分、過ぎてきた生き方にこだわらず、フレキシブルに身を翻す準備は出来ているでしょうか?  

金環食でグラスボートに乗ったわたし達は、ときに深い想いに沈みながら、またときには賑やかにワイワイと過ごしながら、ふと過去を振り返ることがあったのではないかと思います。 それはもう古くなってしまった1シーンではあるけれど、その一瞬があったからこそ、今があります。捨てる、とか手放すとか、もうそういう言葉も必要無いかもしれません。 ただ、水底で見てきた光景を金のカップに入れて呑み干してしまえばよいのかもしれません。 全てを呑み干して、ニッと笑って。 そして全ての感覚を解き放って、眼を見開いて、受け止めて……。

moonMilkyway


満月・月食のとき、天頂には土星が、天底にはエリスが、わたし達を貫くようにオポジションを形成しています。天上で睨みをきかす土星は一筋縄ではいかないはぐれ者の女神、エリスを抑えられるかな? エリスはエリスで、時を制し形を与えようとする土星の下で、うまく自分を解放出来るかな?  この組み合わせはそのままでは相容れない2つの極性みたいなもの。ちょっとした緊張感をわたし達のこころと体に与えます。 牡牛座には傷を負った深海の女神セドナと母なる女神セレスが土星にクインカンクス、牡羊座の天王星はクインデチレで土星に向かっています。 まるで、アンダーワールドに隠れた神々が地上の父なる権威、確固とした観念の化身に矢をつがえているよう。。

土星はこれまでの全ての欲望と力、もっともっと!と必死に追いかけてきた、遠い夢の門、過去の栄光なのかもしれません。それはお金や物や美やパワーかもしれないし、またこの上なく清く見える、理想の境地という観念への欲望であったかもしれません。そしてわたし達の地下には、これまで意識される事なく無視されてきた、また別の欲望が台頭してきたようです。それはわたし達の足許の、大地を揺らす軸とも言えるかもしれません。うーん・・・月食の夜、新しい扉が開く夜、古い欲望と新しい欲望との静かなる闘いの幕が? 

けれどどちらの側も、相手をやみくもに否定したり引きずり下ろそうとしたところで、放った矢はブーメランのように手許に帰ってきそうです。

この闘いをスクエアでじっとみつめているのは太古の創造神、今は水を治める神となって権威の座から身を引いた蟹座のヴァルーナです。彼は普通の感覚では感知しにくいほどはるかな場所から、精妙で微細な「異次元の力」を放射しています。 彼はどちらにも与せず、ただ無言で土星とエリスに間断なく刺激を与えています。きっと彼は遠く争いを離れた地点から2つの力…新たな形を与え、物事を機能させていく父なる土星の力と、人のこころの影を浮かび上がらせて白日の下にさらす聖性、エリスの力が新たなイマジネーションの中で融合していくのを見たいと思っているのではないでしょうか。 え、でもどうすれば・・・?  

その「解」は、多分わたし達それぞれのこころの中にすでにあるはず。 ここで脇に控える双子座の水星と射手座のクアオアー、侮れません。これは一瞬一瞬起こり続ける、思考と思考の対消滅のダンスです。ひそかに土星・エリスとミスティックレクタングルを結ぶこの2惑星が、行きつ戻りつの思いの中で少しずつ少しずつ、緊張を解きほぐしてくれるのではないでしょうか。

Eris
 なんとなく、こころ惹かれるErisの姿。。

月食のロード、木星は牡牛座の終盤度数にあってブラックムーン・リリスとコンジャンクト。あれ?サバイバルの権化、アスボルスも一緒です。 乙女座のオルクスと海王星はあいかわらずオポジションでにらみ合い・・・おっと、今回は小惑星リリスが海王星にコンジャンクト。 なんか今回の月食の女神パワーは凄いなぁ。。そしてどれもがエリスに集約されていくような感じです。 今まで星読みを書く度に、「見たくないこころの闇の部分」なんて言い方をしてきたけれど、もう「見たくない」とかどうでもいいのかもしれませんね(^_^;。 

たとえ何かしらこころ揺さぶられるような事があったとしても、男の人も女の人もそれぞれに、生きていく中で自分の中に棲み着いた「影」を女神エリスの力で 白日のもとに晒す・・・そんな時が来ているのかもしれません。これから先を歩んでいくとき、影はとても大事な自分の一部だから。 ならばまずはひとりで、 見る。もしどうしても必要なら、争わずに済むひとと共に。ヴァルーナのように、クールなままで何もせずにいてくれるひととと共に。

そんな 事は何度も体験した、というひともいるかもしれません。でも、多分まだあるのです。自分そのものと化している、引き裂かれた2元性の対立がある限り。そし て世の中がそうある限り。 たとえそれを溶かしきるのはこの世代では難しくても、ある程度和らげることは出来るはずです。そしてそうしなければ、新しい道 はみつからないのだと思います。 わたし達が外側に見ている対立は取りも直さず自分そのものだから。 どんなにそれがどんなに醜く見えようと、そこから逃 げ切ることは決して出来ないから。。。

さ て、肝心の満月のアスペクトですが・・・ この月食、射手座のグレート・アトラクターの位置で起きるんですね。だからかなりの威力がありそう。 しかも対 極の太陽はというと、逆行中の金星が火星とスクエアを形成しながらもうすぐ側に、そしてカオスとコンジャンクト。これもなかなか侮れません。 こちらも感 情を揺らす要素は大いにありそうです。

満月軸に火星がTスクエアになることから、この月食にはちょっとエロス的味わいがあります。それに は当然ながら、愛情関係の中で起きてくるセクシャルな問題が含まれそう。例えば好きじゃないのに何故か惹かれる、といったように、欲望を刺激してくる存在 の出現とか。パートナーやグループの中での暗黙のルールがあるなら、それを破りたい衝動が生まれるかもしれません(これは愛情関係だけに限らず、人によっ ては職場やコミュニティでの人間関係でも考えられます)。 また、ネイタルでこの月食が起きるハウスの領域で、一歩踏み出したい思いとそれに対する反発と いう、二律背反を抱え込んで悩むひともいるかも?

さて、肝心の満月のアスペクトですが・・・ この月食、グレート・アトラクターの位置で起きるんですね。だからかなりの威力がありそう。 しかも対極の太陽はというと、逆行中の金星が火星とスクエアを形成しながらもうすぐ側に、そしてカオスとコンジャンクト。これもなかなか侮れません。 こちらも感情を揺らす要素は大いにありそうです。

満月軸に火星がTスクエアになることから、この月食にはちょっとエロス的味わいがあります。それには当然ながら、愛情関係の中で起きてくるセクシャルな問題が含まれそう。例えば好きじゃないのに何故か惹かれる、といったように、欲望を刺激してくる存在とか。パートナーやグループの中での暗黙のルールがあるなら、それを破りたくなるかもしれません(これは愛情関係だけに限らず、人によっては職場やコミュニティでの人間関係でも考えられます)。 なので、中には二律背反を抱え込んで悩むひともいるかも?

グレート・アトラクターは摩訶不思議な存在で、「惹かれ、惹き付けながら嫌悪する」という作用があります。 こういう感じ、誰でも1度は経験があると思うのですが・・・本当に、ここでもやはり、対極・2元への挑戦がしつこく出てきますね。そして太陽とコンジャンクトのカオス。ちなみにこのカオス、金星オカルテーションの時も太陽・金星とタイトなコンジャンクトです。 

カオスは深層心理に根をはっていて、ネイタルではその人の精神にとって一番厳しい挑戦が待つ分野を暗示しているとも言われています。月の対向にそのカオス があって、金星と共に太陽の炎に焼かれている・・・。部分的ではあっても、月が地球の影に入ることは、わたし達の魂・感情・体が月の保護膜を通さずダイレ クトにメッセージを受け取ろうとしているということです。(「食」が数ヶ月~数年という長期にわたって影響を及ぼすのは濃密な情報量とその受容形態の異質さにも関係しているのではないかと思います。)

燃えさかるカオスの存在は、ある種の潜在的な怖れを呼び覚ましてくるのかもしれません。今回太陽と金星にコンジャンクトするカオスは、わたし達それぞれにとって、いったいどんな挑戦をもたらすのでしょう。

        ちなみに、わたしがメインで見ている日本の始原図(日本国憲法衆院通過時)では、この月食がMC上、月のサウス・ノードにコンジャンクトしています。ということは、ICとノース・ノードに太陽・カオス・金星が。社会の頂点で、「終わりの始まり」が、観察されていくのでしょうか。一方では「国体」という感覚に、何かの新しい始まりが訪れるのでしょうか。この始原図に効力があるとするなら、今年の1月にノース・ノードがMC(サウス・ノード)を通っています。月のノード同士のアスペクトそれ自体が現象を起こすことは無いと考えますが、過去と未来を繋ぐエネルギーの通気孔の対極が結び合ったことは、一種の煙突掃除のような効果をもたらしたかもしれません。双子座0〜1°で起きた金環食、そして射手座14〜15°で起こるこの月食と15〜16°の金星オカルテーションが、国としての集合的な心理変化が加速するにせよ、実際の地殻変動やスキャンダルのきっかけとなるにせよ、長いスパンで大きな影響をもたらす現象には注意したいと思います。

       果てしなく拡がる大宇宙と比べたら、わたし達の日常なほんの小さなミクロの世界。社会だって国家や世界だってそうです。でもこれから先、わたし達はあらゆ るレベルで時代の変化を体験していくことになります。変化の先は、今の時点ではまだどんな知識人にも評論家にも政治家にも、アストロロジャーやサイキック や聖者にさえも、誰にも具体的には見えていないと思います。今を生きなければならない人間にとって、本当の選択はやっとこれから。そして、まだ見ぬ時代を 創るのも、ひとりひとりのわたし達です。「どうせ自分なんか○×・・・」とか言ってても、何もしないで引きこもっていても、正も負も聖も俗も、その意識が自分と自分の生きる時代を創っていくことに変わりはありません。

だとしたら、一番ミクロなわたし達の日常で、小さな愛情や夢や笑いや涙の中で、自分を護るためでも有利になるためでもなく、ただ遠くにふと感じる新しい何か・・・今はただシンプルな"美"と形容するしかないような何かを目指し て、第3の道を探し続けること。 そしてそれをまず自分に宣言していくこと。それからそっと声を出して、周囲に伝えていくこと。・・・野生の生き物のよう に、環境と調和しながら生き延びること。無用な争いの外に居ながら、決して傍観者ではあり得ないと知っていること。・・・そして、ふっと肩の力を抜いてひと 息。。。

       自分の手で、現実を創れると「意図」すること。「魔法」という観念と「現実」という観念との間に拡がる危うい境界域と、それがもたらす深い怖れ。これを健全に乗り越えていく、"体としての知性"をもつこと。 。 もしかしたら、それが今この時点での、一番の挑戦なのかもしれ ないな・・・今、そんなふうに感じています。

        こうしてざっと星達の対話イメージを読んできたけれど、金星オカルテーションを控え、この月食をきっかけに、きっとひとそれぞれに沢山の想いが生まれるの ではないかと思います。みんなの、ひとりひとりの人生に、無数に創造される時の扉に、なんだか思いっきり乾杯したい気がします。


・・・6日の金星オカルテーションに関わることも含めて読んだつもりですが、もう少しインフォメーションがありそうな気配も(^_^;。週末にはUACを終えたメリ マンさんのコラムも出るのでそれとの加減でもし余力があったら…また金星について書き足すか、新しい記事にするかもしれません。なのでよかったらまた覗い てみてください(ぁ、もしかしたらゴメンナサイになるかもしれませんが・・・;;)

そうそう、UACのレグルス賞のレセプションで、メリ マンさんは「ライフタイム・アチーブメント賞」を受賞されたそうです。かなり名誉な賞だと聞きました。きっと次回のコラムで 『まだライフタイムは終わってないんだけどね♪』 とか、きっと報告がありそう・・・なんて予測してみたり(^_^;。


have a great trek!!!★


hiyoka.(^_^)


hiyoka_blue at 20:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 20, 2012

○5/21の新月/金環食―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)「その1」

メリマンコラム5/21≪短期ジオコズミクス≫は3番目の記事です。
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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。 ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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新月(日食)タイムスケジュール
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
実際に日本で金環食が見られる時間帯とは異なります。
東京・関東ローカルで09:05前後、北海道周辺で09:12前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は08:47前後、沖縄周辺で08:18前後に 双子座 00°20’ で新月となります。

*前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【新月/金環食のテーマ・5/21~6/19】
*ここでは有名なデーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【太陽・月 双子座 0°~01° 】

"A peacock parading on an ancient lawn"
「古代の芝地を行進する1羽の孔雀」

"A glass-bottomed boat in still water"
「静かな水面に浮かぶグラス底の遊覧船」

【テーマの流れ/順不同】
→★頑なに自分の(既存の)領域を護ろうとする気持
→★そこから脱して壁を打ち破ろうとする気持
→★何かが終わった感、または行き詰まり感とそれにまつわる不思議な可笑しみ
→★心を静めて自分の感情や古い想いの残存をみつめる
→★振り返る・思い出す・探る
→★哀感、同情心、人恋しさ、過去を懐かしむ感情
→★何らかの形で世界を変えていく動きに同化したい気持
→★共に意志を同じくする集団に関与するか?
       内的観察者に徹するか? 二択の問いかけ
→★知と感情のバランスをとりながら自己の核を探す・・・→

エネルギーのポイント:
「 言葉によるコミュニケーションの中で自己を観察する」
「 真新しい殻をデザインする 」

120521

        いよいよですね、話題の金環食。お天気に恵まれるといいのですが、どうかな?この日本を縦断していく日蝕は、今年のハイライト ― 天王星・冥王星の初回スクエア形成が起こる6月後半~末まで、様々な「兆し」や出来事を通してインスピレーションを与えてくれる、ハイパー・エナジー・ロードの幕開けを告げるイベントだと思います。日本から目視出来る時間に空を見上げることが出来ないひとも、コンジャンクションの時間帯(標準時なら8:47ごろ)にはちょっと太陽・月に意識を向けてみてください。言葉にならないエネルギーを受け取れるのではないかと思います。

        さて、今回の新月・金環食、太陽は牡牛座の旅を終えて双子座に入場したばかり。サビアン・シンボルにも牡牛座と双子座の境目を越える、その意味の大きさがよく出ているように思います。 今回の背景になるのは双子座0°=牡牛座30°の孔雀のシンボル。ここで牡牛座のテーマは一回完結し、次のステージへの予感をはらみます。  

古代から大切に手入れされてきた豊かな芝生。その上を堂々と歩む一羽の孔雀は冠を揺らし、立派な羽根をこれみよ!とばかりに拡げています。 年若く車椅子の生活で世間をあまり知らなかったと言われる透視家、エルシィ・フィーラーの脳裏に与えられた孔雀の姿は、シンプルに考えて、きっと雄だったろうと思います。(雌はちっちゃくて地味なんですよね。。)この威風堂々とした雄の孔雀は、過去から連綿と受け継がれてきた「豊かさ」という価値観のシンボルです。美しさ、よく手入れされて心地よさを提供する環境、古代から未来まで永遠に続くかと思われるその安定感。頑張って勝ち取った自己充足がもたらす幸福。 

ここで牡牛座は、内面にたぎり続ける燃えるようなマグマの表面に固い地表を形成し、その上に豊かな緑の環境を創り上げることに成功しています。ひとつの完成形。これ以上何を望むことがあるでしょうか? この大地ではもう、これ以上何も起こりようが無いのです。この風景を俯瞰で眺める宇宙の「眼」があったら、そこからは「フフッ」というかすかな笑い声が聞こえてくるかもしれません。 

「孔雀よ孔雀、よく頑張ったね…。」宇宙は、もうすぐ牡牛座の大地にヒビが入ること、漏れ出る地熱と舞い起こる水蒸気の風が孔雀の羽根を濡らして、彼を新たな生命の冒険へと誘うことを知っています。時を超えた螺旋アルバムの中で、緑濃い芝生や艶めいた孔雀の姿が少しずつセピア色に変じていくのを知りながら、温かさと可笑しみと、そして限りない愛惜をもって、宇宙はこの風景を眺めているのではないでしょうか。

        そして、ここで一段大きなギア・チェンジを迎えます。双子座の1° — シンボルは海辺や湖畔の観光地によくある、船底が一部ガラスになっている遊覧船です。波はしんと鎮まって揺れもなく、水の底がよく観察できます。  

このシンボル、デーン・ルディヤー版では『 A Glass-Bottmed Boat Reveals Undersea Wonders 』…「 グラス底のボートが海底の驚異を明らかにする 」、と説明的な言葉に置き換えられていますが、改変前の原典では 『 A glass-bottomed boat in still water 』 となっています。シンプルですが、実は「静謐な水面」という意味がボートと同じくらいの重みを与えられています。(ちなみに、一般的にサビアン・シンボルとして用いられているルディヤー版の『 An Astrological Mandala 』では、非常に多くのシンボル(言葉)が、あるものは微妙に、あるものは驚くほどオリジナルとは違う言葉に置き換えられていて、興味深いものがあります。ぁ、そのお話はまた別の機会にでも…)英語には『 Still waters run deep 』 という言い方があるけれど、これ、日本語にすると『 音無し川は水深し 』と訳すそうです。

静かな水面ほど、表面から見ただけではわからない深淵を持っている。調べてみると、ネイティブのひと達は、この言葉をポジティブな意味にもネガティブな意味でも使っているようです。

        今、孔雀が歩いた芝生の地面は失われ、そのかわりに静かに澄んだ豊かな水が湛えられています。わたし達はこれからその底を覗き込むところです。水、海・・・それはわたし達の深層心理、潜在意識・無意識の世界。水深が深くなればなるほど、光の届かないダークな世界が拡がっています。 それでもまだここでは、わたし達は安全な遊覧船の中。船底の床にしっかり足をつけて、固い耐圧ガラスに護られながら、深い深い水底を覗くことが出来るのです。

さぁそこに見えるのは、はるか昔に沈没した難破船の残骸?深く海中に眠る古代都市?熱帯魚が舞う珊瑚礁?…それとも、暗く荒涼とした海底の砂地でしょうか?  

そこに見える景色は、それを見るわたし達、ひとりひとりのものです。これまで体験してきたそれぞれの個的な物語、その経験の中で破壊されたもの、完成してきたもの、思いや思考や観念や固く錆びが生じた価値観のあれこれ。新たな冒険が始まる前に、わたし達はそれをガラス越しに、極端な揺れを経験せずに、間近に観察する機会を与えられます。水底に横たわる様々な物達、それはもう自分にとって「過去」となってしまった物達です。でも、それらはわたし達に、あらためてある感情や感慨を呼び覚ますのではないでしょうか。「 ああ、自分はこんな風に生きてきたんだな…」 「あんなに素晴らしかった日々。イヤだ失いたくない…」あるいは「もう終わりだ。十分だ。違う生き方をしてみたい!」 … 人によってはこれまでも何度となく抱いたかもしれない想いが、再びわき起こってくるかもしれません。

けれどここは遊覧船の中。他にもきっと同じような観光客がいることでしょう。自分の奥底をみつめている時は遠い喧噪の中の一風景に過ぎない人々。でも彼らもまた、それぞれに自分が創り上げてきた物語を水底に見ているのです。そしてここでは、同じ場を分かち合い、過去、そして内面を振り返るという体験をしたひと達の間に共通の雰囲気 ― バイブレーションが無意識の内に共同創造されていきます。

双子座はまだ真に他者と向かい合うサインではありません。けれど、自分の中にわき起こる感慨を再びガラス越しに眺め、それを言葉にして整理していくために は、他者とのコミュニケーションがどうしても必要になります。だからここでは、同じ船に乗り合わせた観光客同士としての、一種の親しさの感覚が生まれてき ます。皆、自分の乗るグラスボートがどんどん進んで新たな景観を映し出すには、互いが言葉を通して鏡となり合うようなコミュニケーションが、そこから生ま れるエネルギーがどうしても必要だということを、本能的に知っているのかもしれません。そして、もしもそれが十分に強い共鳴運動を引き起こすなら、やがて は世の中に何らかの影響を与えるような、新たな冒険への志向性に繋がっていく可能性も秘めています。でもここではまだガラスを踏み破るところまでは行きま せん。だから、新たな志向性をかいま見る可能性、それがこの段階での天のギフトだとも言えます。

twopoles


        双子座はこの世の二元性を体現する星座宮です。その原理については去年12月の月食の記事の中でも少し触れました。あちら側かこちら側か、黒か白か、男か女か、善か悪か、右か左か、上か下か、勝つか負けるか、etc.etc…。 カストルとポルックス、2人の兄弟の間で、ヤキンとボアズ、2本の柱の間で、日々わたし達は迷い続けています。結果的に優柔不断とも見られがちな双子座ですが、それは何処か存在の奥底で、別れ道のどちらでもない、ど真ん中を突破する道を求めているからかもしれません。けれど、それを見出すのはとても難しいことです。  

このシンボルでも、あくまで一個の観察者として、水底に見出した光景を胸にしまって旅を続けるのか? それとも旅仲間となった人々との交流をきっかけとして、新しいエネルギーのうねりに身を投じるのか? そんな問いかけが暗示されています。 これはミュータブル・サイン(柔軟宮)である双子座が次に始まる新しいサイクルに備えるために、どうしても必要な経験として起きてくるのかもしれません。

        いずれにしても、今回の選択の鍵は、呼び覚まされる深い「感情」にあると言って良さそうです。その深い感情の中にこそ、自分が生まれながらに持っている存在の礎となる部分が、いまだに言語化されずに潜んでいる筈だから。。 そしてその「核」こそが、第3の道に導いてくれるエネルギーとなるかもしれないから…。この双子座スタート地点で起こる金環食は、これから始まるハイパー・エナジー・ロードを走り切るために必要なその「核」をクリアーにし、エンジンを整備していくための、絶好のチャンスとなるのではないでしょうか。 

        この日食はサウスノード・イクリプスです。なので新しいテーマを与える新月でありながら、同時に過去を終わらせるためのプレッシャーもやって来ます。自分 のネイタルチャートを持っているひとは、日食が起こる室区分に注意してみてください。その室区分が示唆する領域で自分の来し方を見つめ直していく時、すで に違和感のある思考パターンや観念の殻がみつかるかもしれません。今回の金環食ではそんな思考パターンの作り替えや、他者とのコミュニケーションを介して ある選択を迫られるかも…そしてそれは、何かを手放すことを要求してくる可能性が高い。また日食が起こるポイントの有効期間は半年から3年程度。中でも今回の有効期間は長そう。将来、主要な惑星が日食ポイントに来た時、同じテーマを体験するかもしれない…そんなことを念頭においてみると良いと思いま す。

   
「その2」に続く・・・・・(ひとつ下の記事です)


○5/21の新月/金環食―みんなに降り注ぐエネルギー 「その2」

さて、なんかシンボルの説明だけでまたもや長々と書いてしまいましたが…(^_^;)  とりあえず東京ローカル図をチラ見してみましょう。

まずは天王星・冥王星スクエアを大背景として、
双子座で金星逆行中
金星・土星・クァオアー・エリスのミスティック・レクタングル
火星・冥王星・ヴェスタのグランド・トライン、+カイロンでカイト形成
日食のロード=水星・セドナ+木星のコンジャンクション、それにエリスとヴァルーナの絡み
日食新月・トランスプルート+オルクス・ジュノー・リリス+海王星のグランドスクエア

ざっと見ただけでも、準惑星を入れるとこれだけのアスペクトがあり、それぞれになかなかの緊張感をかもし出しています。でも、やっぱり金星逆行、長く続くし気になりますよね。

Venus


こ の前の記事でも触れましたが、金星は主に愛情やお金、物質の豊かさを支配する惑星です。で、その金星が双子座で逆行するというのは一種の天からのギフトかもしれないな、と思うんです。わたし達のこころにどっかりと根を下ろした二元の世界観。それでいて、善悪も、豊かさや貧しさという概念も、なにかすっかり行き詰まってしまったような世の中。目の前のほんの小さな幸せだって、いつ崩れるかわからない。こころだけが取り残されたまま、世界は不安定になってしまいました。金星はそんなわたし達のこころの底をゆっくりと潜行しながら、固まってしまったコンクリートの壁を柔らかくほぐそうとしてきます。金星は双子座のマインドと出会い、その思考力に繊細さを加えていきます。双子座で、彼女は「見る力」と「感じる力」、そして「伝える力」を使うことが出来ます。それはこの日食のサビアン・シンボルが意味するテーマともオーバーラップしているのではないでしょうか。

今回の金星逆行は、特に情が絡んだ関係のカルミックな面を強調してきます。だから、最近疎遠になっていた古くからの友人や以前の恋人と再会したり、もう終わったはずの関わりが再燃したり明るみに出たりしやすいと思います。または、過去生で関係あったとしか思えないような出会いなどもあるかもしれません。 

もうすでにそんな経験をしているひともいるかな? その中で、もし痛みや悲しみや怒りを感じているとしても、そのひとはこれからの期間、そんな辛い感情を思いっ切り出して、その後で冷静にみつめなおすことが出来る筈です。見切ろうと、こころに決めさえすれば。そしてその経験をあえて言葉で表現していくことによって、少しずつ傷を癒やしていくこ とが出来るでしょう。もし痛みが繰り返しやってくるように見えても、そのたびに強くなることが出来ます。本当の自分は今、目に見えない透明なガラスにそっと護られている。 今はただ、自分が体験してきたこと、体験中のことを、すっかり見切ること、それだけが大切。 そして理解することが大切。自分にも、そして可能なら相手にも、そ して周囲にも、素直な言葉でコミュニケーションをとってください。何があっても、自分の体に1本、芯を通して。 そして愛情表現するなら、出し惜しみせずに。 

この金星逆行に、土星、クァオアー、エリスがミスティック・レクタングルで絡んでいます。様々に揺れるこころの中で、古いありきたりな観念に囚われていた自分達の姿が浮かび上がってく るかもしれません。ダブル・スタンダードやご都合主義、自分を護るためのちょっとしたウソや密やかな裏切りなど、人間の持つ弱さの部分をイヤというほど見るかもしれません。 イッツ・オーケーです。良いにつけ悪いにつけ、素直に踊ってみてください。表現する。そして沢山コミュニケーションをとる。そして再び、自分自身が生まれた場所に還っていく。多分、それが新生への一番の近道。

ネイティブ・アメリカンの創生神クァオアーは、全ての神1人1人と共に踊ることよって、その神々を "真に" 生み出したのだそうです。彼が踊った祝祭のダンスのように、一瞬も留まることなく降り注ぐ、強くて軽やかなエネルギーが金星に反映されています。金星はそれを優しく抱き留めることが出来ます。このエネルギーは過去の価値観が支配する場では厳しい結果をもたらすものかもしれません。でも、色あせた孔雀の羽根を捨て、まだ見ぬ未来を自分の手で生み出そうと開いていく精神には、大きな祝福のエネルギーです。この体験は、自分自身を変えていく大きなきっかけになるかもしれません。

そして次の満月・月食の直 後、6/6には金星のオカルテーション、日面通過が起こります。愛情面ではとても強力なエネルギーが降り注ぐ日。この日のアスペクトはダイナミックで緊張度が非常に高いのですが、きっとわたし達のハートには、それを乗り越えるだけの愛と美のエネルギーが届くのではないでしょうか。

        金星逆行が終わるのは6/28、0時過ぎ。天王星・冥王星ワクシングスクエアの直後です。この大きな変革の扉が開く時間帯に、金星が双子座を逆行してわたし達のこころを吟味しつつ、ずっと寄 り添っている。共に作業している…このこと、とても重要なポイントだと思います。迷いの中で、日々固くなった思考パターンからいったいどんな思いが生まれてくるかを見物しながら…わたし達のグラスボートを先へと進めていきたいと思います。

火星・冥王星・ヴェスタのグランド・トライン、+カイロンでカイト形成
5/10付けのmsnbcのニュースによると、NASAのスペースクラフトの観測によって、竈の火を護る女神、小惑星ヴェスタが実は太陽系が生成された初期から存在し続ける、原始惑星だっ たことが確認されたそうです。これ、天文学的にはちょっとした格上げかな? 今まで考えられていたよりも複雑な背景を持つというヴェスタの秘密を解き明かすことで、生まれたばかりの太陽系の様子や小惑星帯生成の謎が解明されるかもしれないとか。アストロロジーの世界でも、今後ヴェスタが帯びる意味には幅と深みが増してくるでしょう。

このカイトには色々な解釈が可能だと思いますが、ここでは特に戦士サンのためのカイ ト、探求者のエネルギー源となる内なる火、クンダリーニ・エナジーと関連するものとして捉えたいと思います。これはわたし達の肉体・生命を支え、存在の源 となり、そして意識の進化を司る根本のエネルギーと言われています。古代から、わたし達人間はこのエネルギーを呼び覚ますために大変な「行」を必要として きました。今の時代は遅い惑星達の力が大きな背景となって、昔よりは進化のチャンスが大きいと言われています。それでも単に興味本位や力への欲だけでクン ダリーニ開発などしても意味が無いばかりか、大変な危険さえつきまといます。

 けれど、このカイロンを軸としたカイトには、わたし達人類 全体の進化を俯瞰する上で、大きな希望があるように思うのです。無数の問題を抱えて苦しみ続けている人類、そして地球。それでもいつの日か、2元の世界を 超えて次なる段階の知性へと成長していける。カーディナル・クロスがもたらす異変や争いもそのためにこそ、起こっている。そのことを今、天のシステムが暗 示している。 わたしはこのカイトを、あえてこんなふうに読みたいと思います。

だから探求者の方でこのカイトの一端にネイタルの惑星を持 つひとは、何か意識の上でちょっとした機会が訪れるかもしれません。でも、瞑想をしてクンダリーニをUP!とか、そんなことをオススメしているわけじゃないんです。神秘体験とか、アストラル飛ばして超次元とか、そんなことも一切、枝葉末節。ただただ、何があっても自分に宿った内なる火を絶やさずにいること。その火を放射し続けること。そしてめげずに、世界を愛し続けること。それによって、自らを癒し続けること。そして何より、真の「火」とは何なのかを深く知ること。知ろうとし続けること。 ただ、それだけです。

その他のアスペクトもろもろ
日食のロードである水星や新月のアスペクトから感じるのは、何かとても父権的な観念、過去から続いてきた権威に対する、怒りやその権威の凋落。そしてその過程 で起こる互いの批判や懲罰的な思考、犠牲を求める声、そして裏切り、欺瞞、度を超えた感情的反応の危険性です。そして、大き過ぎて、重すぎて、身の丈に合わないものを背負っている誰か。。でも背負われている「何か」の本当の価値を知るひとは誰もいないというような・・・。

バネが伸びようとする直前、思いっきり縮むように、わたし達のこころもまた、不安定な社会の中で固く縮みがちです。ネットの世界でもメディアでも、健全な議論より心ない煽り合いの方が目立つような気がします。 何が真実なのか?  何が正しいのか? 今はまだ誰にもわからないのかもしれません。でもそんな時だからこそ、静かな水底をじっと眺めるひとりの過客として、その視線を失わずにいたい。いつもそこからステップを踏み出そう・・・そんなふうに思うんです。今自分が観ている世界を判断するって、とりもなおさず自分自身を判断することだから。。

annularEcr


最後に・・・
今回の日食はサロス128のシリーズです。このシリーズの始まりは西暦984年、日本の平安朝まで遡るんですね。去年の初夏の日食祭りでは、サロス156のシリーズが新たに誕生、その記念すべき初回が起こりました。今回の食は金環食としては33回目でシリーズ最後となり、サロス128全体もそろそろ終盤に入ってくる感じ…と 言っても、シリーズの最後って今から約270年も後のことなのですが…。で、前回、新サロスの誕生時に何かシリーズごとのテーマがあったりするのかな?と思ったのですが、何せ1シリーズ1300年とかあると膨大すぎて見当もつきません。。

とりあえず思い付きで戦後のサロス128の日食が起きた年をwikiで調べてみると、まずは1958年4/19。この年、4/25に当時の岸信介総理大臣と野党第一党の日本社会党委員長鈴木三郎議員との間による党首会談の末に、「話し合い解散」が行われています。その後今に至るまで、いわゆる話し合い解散って起きていないんですね。 

その次は1976年 4/29。この年は日本の政治史上の一大スキャンダル、ロッキード事件の年として有名です。そして同年7/27に田中角栄前総理大臣が逮捕されました。ち なみに故・田中角栄氏のネイタルチャート(出生時間の信憑性は不明)では、この日食は8室の太陽とオーブ4°でコンジャンクト、11室土星とは タイトなスクエアでした。そして逮捕当日の7/27、やはりネイタルの土星と緩くコンジャンクトした彼の海王星の真上で新月が起きていました。

そしてシリーズ直近の日食は1994年5/10です。この年は細川内閣の総辞職後、自民・共産を除く与党7党1会派+自民離脱議員で結成した新3党が推す、 新生党党首の羽田議員を首相として4/28に羽田内閣が成立。でもこれには新会派結成だの内閣離脱だのと連立に関わる混乱があり、それが尾を引いていまし た。(ちなみにこの時の新生党代表幹事が小沢一郎氏)また内閣成立後も、就任直後の永野法相が『 南京大虐殺はでっちあげだ 』と発言したのが元で辞任に追い込まれるなど落ち着かないまま、内閣不信任決議が可決される見通しとなり、不利な解散総選挙を避けるために自発的総辞職を したとされています。これは歴代第3位の短命内閣だそうです。まぁそんなこんなの後、6/30になって、当時の日本社会党委員長村山富市氏を首相とした自・社・さ連立政権、村山内閣が発足しました。 …そしてその翌年1月に、阪神淡路大震災が起こっています。余談になりますが、震災直前の日食は94年11/3に起きたサロス133の皆既日食で、日本始原 図上ではネイタルのジュノー(ネイタル火星ともコンジャンクション)の真上で起き、同時にネイタルの土星、ネッソスとTスクエアを形成していました。そし て震災が起きた翌年1/17、この位置には月のノースノードが来ていました。

こうしてみると戦後のサロス128には、政治面で与党のスキャンダル、勢力の拮抗や内紛、政争、そしてそれに伴う政権交代が共通点として見られるようです。勿論、たったこれだけでは検証にもならないと思いま すが、なんだか今の政界にも通じるような気がしたり。。見方によっては因縁が続いているとも言えるのでしょうか。いずれにしても、今回の日食とそれに続く月食は、日本にとってこれから先大きなインパクトをもたらすものかもしれません。 

また、金星・土星・海王星、そして天王星・冥王星・火 星・水星の間に継続してアスペクトが形成されることから、天候も変化しやすく、まだ雨や風の強い日がありそうな感じ。
5/26には食と食の間で太陽と月のノードがアスペクトするムーン・ウォブルが起きます。セレステ・ティールとカール・ペイン・トビーの研究によると、その前後3日くらいはカッと煽るようなエネルギーが生まれ、事故や判断ミス、暴力行為、地殻変動も起こりやすいのだとか。この期間は運転や仕事など、ちょっと慎重にいきたいです。またこの時間帯は次回の月食近辺、そしてその後も6月24の天王星・冥王星スクエア形成〜と強いアスペクトが続きます。このところ太陽活動も活発なので、しばらくの間は異常気象や地震への注意が必要だと思います。



        うーん、今回も盛り沢山な双子座金環食。 ほんとに、折角だから見られるといいなぁ。 わたしの場合は知らないうちに目覚まし止めて寝坊したりしがちな ので、あまりエラソなことは言えないのですが・・・でも。。 もし見る事が出来なくても、ここしばらくは 『 いつもこころに金環食!^^v』  …こんな感じで行こう、いや行きたい。なんて、思うのでした(^_^;




have a nice trek!!!



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hiyoka_blue at 15:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 新月(満月)の星読み | 惑星達の話

レイモンド・メリマン 週間コメント5/21【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2012年5月21日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。 自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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今週のメリマンコラムは都合により≪ 短期ジオコズミクス ≫のみとさせていただきます。m(_"_)m

なお、≪  先週を振り返って ≫では、冒頭に金星逆行による金と銀の反転について解説、後半はその動きに株式市場が追随していない状況に関する分析となっています。


また≪長期的考察≫では冒頭にウォールストリートジャーナルから『 …現行法が年度末までに改正されない限り、株式市場は少なくとも30%は下落せざるを得ない。』ドナルド・ラスキン, 2012年5/5付け ウォールストリートジャーナル "The 2013 Fiscal Cliff Could Crush Stocks"(2013年度会計の断崖、株壊滅の恐れ)という一文を引用し、112〜142年の天王星・冥王星サイクル、初回1/4フェイズがやって来る。準備はOK?という一文でスタートしています。内容は天王星・冥王星スクエアがいよいよ迫っていることを念頭に、フォーキャストのおさらい的な要素を含みながら、現在の米国の負債問題、税金問題など、一向に良い方向に向かない政治に触れています。詳細は追ってmerriman.jpさんに掲載されると思いますので、そちらをご参照ください。

先週の告知どおり、来週のコラムはメリマン氏がニュー・オーリンズのアストロロジー会議出席のため休載となります。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

   5/20、太陽と月の両方が次の星座宮、双子座に入場すると同時に、重要な日食が起きる。それから3日後の5/23水曜、太陽は海王星とワクシングスクエアを形成する。通常、このコンビネーションは株高と相互関連するのだが、今回は相関するなら安値の方だろう。日食と海王星が関与すると、それは大きな混乱と不確実性の期間を意味する。海王星は欺瞞的な面を持つが、もう一方の惑星(または太陽)とハードアスペクトを形成する時は特にその傾向が強い。曖昧な態度をとりがちで、他者の注意を目前の現実から逸らすのだ。

私達は今、米国大統領選のキャンペーンの内側で、確かにこうした力学が働いているのを目の当たりにしている。昨今は、大統領候補者達の人格に関わる事実と否定的な当てこすりの違いを見分けるのがつとに難しくなってきている。海王星のハードなアスペクトの下、特に今回は双子座の日食となれば、日々耳にするのは風評ばかりで事実など何処に行っても見当たらないかもしれない。もし事実が発見されたら、風評を流した加害者達はひどく困惑することになる。フェイスブックの上場がこうしたサインの下でなされるというのは、この企業の創業当時に妨害工作や裏切り行為という、否定的な海王星の典型とも言える2つの行為があったと言われているのを考えてみると、なかなか興味深い。

   先週はもう一つ、トランシットの木星に関与して重要なジオコズミック関連の出来事があった。1792年5/17、しばしば「The Buttonwood Agreement(すずかけ協定)」と呼ばれる日付を使ったニューヨーク証券取引所(NYSE)の始原図上で、トランシットの木星が始原図の水星とコンジャンクションになっていたのだ。このことからおわかりのように、先週はNYSEのソーラーリターン(太陽回帰=誕生日)でもあった。トランシットの木星が水星とコンジャンクトしていたというのは、通常なら強気のシグナルと考えられるところだ。だがNYSEの、この始原図ではそうはいかない。始原図の水星は元々冥王星とスクエアなのだ。木星と冥王星のハードアスペクトは多大な損失の可能性を象徴することがある。先週、世界中の株式保有者達はこのトランシットの下で確かに大きな損失の何たるかを感じ取った。現在、これに関してはそろそろ変化が出てくる頃合いで、双子座での新月/日食に向かって時は進み、そして木星は5/29〜6/4、牡牛座27°にあるNYSEの太陽とのコンジャンクションに向けて歩を進めている。普通なら、これは株式市場に楽観ムードが生まれることから前向きなシグナルだ。だがそうでない場合は、否定的な側面が出る際の木星・太陽はパニックやヒステリーとなり得る。特に海王星とスクエアを形成する日食の後ならなおさらだ。





訳文ここまで
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May 13, 2012

レイモンド・メリマン 週間コメント5/14 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2012年5月14日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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来週のコラムはお休みにする予定でしたが、その次の週はコラムそのものが休載になるようです。日食も絡む時期なので、もし時間が作れたら場合によっては抄訳だけでも…という気も。。という訳で、よろしければ期待せずに覗いてみてください。(^_^;
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                UAC( The United Astrology Conference )の会合が5/24~29、ルイジアナ州ニューオーリンズで開催されるため、2週間後—5/28付けのコラムは休載させていただくのでご留意いただきたい。現地で多くの方々とお会い出来ることを願ってやまない。

≪ 先週を振り返って ≫

        相場が底をつく直前には、見通しも最悪に傾くのが常だ。どのみち価格は下落しており、投資家は、彼らの利益が蒸発するか損失が増大するかと心配している。だがそれはまさに、サイクルが底をつく時期に広くみられる典型的な心理の1つなのだ。自分自身の抱える恐怖の中で、トレーダーや投資家は、自らのポジションにあきらめをつけ、売ってしまいがちだ。興味深いことに、これは市場において時間的な規則性をもって起こる。それがサイクルなのだが、特にある特定のジオコズミック・サインが共に働いている時には顕著だ。 例えば金星が逆行に転じるような現象だが、これが起きるのが今週(5/15)だ。だがその影響力のオーブは先週からゆうに効力を発揮していた。

        例えば先週5/8火曜夜に起きた現象だ。翌水曜の朝、米国市場の寄り付き数時間前、再び貴金属のスペシャルレポートが全ての購読者に送られた。金は火曜、4/4につけた安値1613を更新して下落、銀は4ヶ月ぶりの安値水準まで落ち込んだ。私はレポート中、金の価格について
『 … 1579+/-12、そして1585.20+/-9.80までは下がる。だが、1499+/-35程度の安値まで下落するような、厳しい崩落の可能性も無視できない 』と示唆した。その日金は急落し、1578.50に沈んだ。その翌日には1600まで回復している。しかしこれは、プライマリー・サイクルの底をつけたと確認するには十分と言えない。それは未だに金星が逆行に転じてから12取引日以内に起こることが予測されている。だが過去殆どのケースでは、底値はたったの4取引日以内に示現している。金曜、金はさらなる安値に沈み、ザラ場で1572をつけた。

        スペシャルレポートでは金について言及したのみだったが、この法則は株式指数と通貨市場にもよく当てはまる。金が下落するにつれ、ユーロ通貨もそれにならった。これはフランスの大統領サルコジがフランソワ・オランドに負けたことによるものだが、オランドはサルコジ、メルケル、ドラギ( そしておそらくはドイツのように緊縮策を経済に取り入れることにより申し分ない経済成長を遂げているスウェーデンの指導者 )によって支持されてきた緊縮政策に反対の立場を取ってきた。

そんな訳で、ユーロ先物は週の幕開けを三尊パターンのネックラインを割って寄り付く( すなわちチャート分析の世界で弱気を示唆するパターン)というところからスタートした。ユーロは1月以来の最安値レベルまで落ち込んだ。5/11金曜、ユーロ/ドル6月限は1.2906まで下落、これはサイクル中の現時点で示現する、こうした安値のプライス・ターゲット1.2906+/-.0069の範疇にぴたりと当てはまるものだった。ちなみにこの計算式は拙著『 Stock Market Timing 』シリーズの第5巻に収録されている。さてこの価格が金星逆行という反転シグナルに呼応する安値として有効であるかどうかはまだわからない。前述の影響力のオーブが有効であり続ける限り、強力なジオコズミック・反転サインはまだ下落の余地 — おそらく1.2500くらいまでも — を残しているかもしれない。再び前向きな見通しに戻るには、ユーロは1.3090付近にあるそのネックラインを終値で2度上抜けることが必要だ。

        私達が5/15というこの磁石にも似た効果を持つ金星逆行の時に近付くにつれ、世界の株式市場も先週、非常に興味深い動きをみせた。これまでのところ、磁石は株価を下方に引き寄せている。だがもし金星逆行が、過去非常に多くのケースにみられたように、今回も有効な反転シグナルであるとするなら、それはもうすぐ間近に底が迫っていて、反騰が始まろうとしていることを暗示している。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        何にしても5/15火曜に金星が逆行に転じる、これが大きい。これは拙著『 The Ultimate Book on Stock Market Timing 』シリーズ第3巻で述べた強力なレベル1のサインだ。しかし、太陽もまた同時に、太陽系で最大の惑星 — 木星 ― と5/13にコンジャンクションとなる。前者はプライマリー・サイクルの天井または底、あるいはそれらに次ぐ安値や高値に関連して起こるリバーサルと、12取引日の揺らぎをもって非常に高い相関関係を持っている。市場がダウ平均で4/10につけた安値12,710を試すように下落していることから、私達はこれをハーフ・プライマリー・サイクルの底、または4/10につけたプライマリー・サイクルの底に対するダブルボトムのいずれかであると見なすことが出来る。ここぞという安値を刈り取る、そんな挑戦を楽しんでいるマーケットの時間予測師としては、こうした状況設定には興奮を禁じ得ない。5/9水曜、ダウ平均は12,748まで下落した。これはすでに、4/10の安値12,710に対するダブルボトムと言える価格レンジに入っている。金曜、株価は再び12,779までつけた。ダウはまだ底を割ってはいない。一方ナスダック先物をみると、複数月の安値をはるかに割っている。面白いことに、現物のナスダック総合指数は今週2,900をつけていて、これは3/6につけて止まった安値と同値レベルだ。

        さて地平線に立ちはだかる次の重要な期間は5/20の日食となる新月だ。この日、月と太陽の両方が双子座に入場する。日食は東部夏時間の午後7時46分に起こる。だから米国でもこれを見ることが出来るだろう。その後5/23水曜、海王星が太陽(そしてこの日食ポイント)とはスクエアとなる。この時期は株式市場にとって一時的なリバーサル・ゾーンとなるかもしれない。
日食:太陽・月の正確なコンジャンクションは日本標準時で午前8:47頃だが、この時太陽・月の中心軸は北太平洋上の東経176°16.5’、北緯49°5.7’に位置するため、日本から実際に金環食として観察出来る時刻は東京で午前7:34頃となり、地域によって時刻のズレが生じる。各地の時刻詳細はこちらへ。
        しかしながら、その後もっと興味深いのは( 私の観点からすれば )、金星・太陽のコンジャンクションがそのオーブの範囲内でそれぞれ6/4と6/7に火星とスクエアを形成し、金星の太陽に対するオカルテーション(金星による食)がその狭間に抱かれるようにして6/6に起こる、その時に何が現象化してくるかを目撃することだ。また木星も牡牛座を離れて6/11に双子座へと入場、その後1年滞在する。
金星・火星スクエア:日本標準時6/5午前9:27頃、太陽・火星スクエア:日本標準時6/8午前11:30頃、金星オカルテーション:日本標準時6/6午前10:09頃、木星双子座入場:日本標準時6/12午前2:23頃
思い出してほしい。双子座の木星は、天王星・冥王星のハードアスペクト形成が近い時、爆発的な高値と同期する可能性がある。そして天王星・冥王星ワクシングスクエアは2012年6/24~2015年3/15だ。どんな年初来高値も大きな反騰の始まりとなり得るし、史上最高値さえ更新するかもしれない。しかしながら、新高値をつけ損なった場合、結局長期サイクルの高値は木星が牡牛座に滞在した時に示現したことになる。ドイツのDAXでは、2011年5月と7月に牡羊座23°~牡牛座7°でつけた高値をいまだに上抜けてはいない。これまでのところ、世界の株式市場は2012年3/7以降は高値を更新しないだろうという一年前の私達の予測は、米国を除いては正しかったことが証明されている。米国株式指数は2012年3月終盤~5/1にかけて新高値をつけているが、これは木星が牡牛座7°を離れてからかなり後のことで、木星が双子座に滞在する間になお一層騰がってピークに達する可能性を暗示している。さてこれら木星ファクターの内、一体どちらが働くかを確かめるのは興味深いことだろう。あるいはその両方共に有効で、牡牛座の木星は世界の殆どの株式指数の天井と相関し、双子座の木星は米株史上におけるさらなる高値と相関するのか? 

こうした奇っ怪なパターンは、天王星が冥王星にスクエアを形成する時、机上にもたらす物事の最たるものだ。言い換えるなら、このアスペクトが同時に、世界の債務危機の次なる段階への突入と相関していることを考えた時、未だに新しい机を買うことなど出来るのだろうか?


≪ 長期的考察 ≫

        今週は長期的考察の執筆は無い。経済と株式市場に関する私の長期的視点にもし興味をお持ちであれば、今月の『 The Mountain Astrologer 』誌に12ページにわたってこの主題に関する特集記事が掲載されている。そちらを購読、ご参照いただきたい。






訳文ここまで
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May 07, 2012

レイモンド・メリマン 週間コメント5/7 【金融アストロロジー】—その2

≪ 長期的考察 ≫ は昨日の書き足しで掲載するつもりでしたが、かなり長くなってしまったので別記事としてアップしました。ですので ≪ 先週を振り返って ≫ と ≪ 短期ジオコズミクス ≫ については1つ下の記事を参照してください。m(_"_)m


≪ 長期的考察 ≫

        『 あなたと私の違いは、あなたは金持ちが減るのを望んでいるのに対して、私は貧困者が減るのを望んでいる事です。』— ニコラス・サルコジ仏大統領 今回の選挙における彼の対立候補、社会党のフランソワ・オランド氏とのディベートでの言葉より(ウォールストリートジャーナル 2012年5/3)


        今週は金星について話をしよう。どのみち金星は今後数週間、非常に派手な役割を果たそうとしている。それは5/15〜6/27まで6週間にわたる逆行運動と、そして6/6〜7に起こる、非常に稀な太陽への「 オカルテ—ション(掩蔽/えんぺい) 」によるものだ。これは金星が太陽と重なる、すなわち金星による太陽の食のようなものである。
金星のオカルテーション:正確なコンジャンクションの時刻は日本標準時6/6、午前10時9分前後、双子座15°44’46
        金星は約19ヶ月ごとに逆行する。だからそう滅多に起こるという訳でもない。頻度としては、月のノースノードが1つの星座宮を通過するという事象(期間)におおよそ匹敵する。ところがこれは8年ごとに、黄道12宮の同じ度数かその近似点で逆行し、そして順行するのだ。例えば、今年金星は5/15、双子座24°近くで逆行を開始する。8年前の2004年5/17には、双子座26°で逆行に転じた。ちなみに、ダウ工業平均はプライマリー・サイクルの底を2004年5/12に9852でつけ、5日後の5/17には再度その安値(すなわちダブルボトム)を9862で試し、これを達成している。そこから価格は急騰し、6週間後、金星が順行に転じた6月終盤にプライマリー・サイクルの天井をつけた。拙著『 The Ultimate Book on Stock Market Timing Volume 3 : Geocosmic Gorrelations to Trading Cycles (究極の株価タイミング3:相場サイクルとジオコズミックの相関性)』で立証したように、金星の逆行〜順行期は株価において、プライマリー・サイクルまたはより長期のサイクル、あるいは重要なリバーサルとの間に歴史的な相関関係を持つ、最強のジオコズミック・サインが活動する2つの時間帯だ。
金星逆行開始:日本標準時5/15、23時33分頃 双子座23°59’
 金星順行開始:日本標準時6/28、0時7分頃 双子座7°29’
        この強力な相関関係は、ファイナンシャル・アストロロジーの研究者にとっては驚くに値しない筈だ。アストロロジーの研究においては、金星は金銭を支配する — 愛情問題と同じように。そして今の時代の現実に即して言えば、当然ながら「愛を得るのも金次第」(実際には他の方法もあるだろうが)。あるいは、有名な中国の諺で言えば、「人生、金次第!」。 

だが金星が各星座宮を通過する速度は大変速いので、金星が絡んだ長期のトレンドを特定するのは難しい。それは短期のトランシットであり、このため、殆どの場合短期のリバーサル特定にその価値がある。あぁ、それから遅い惑星のトランシットがある国の始原図の金星にアスペクトを形成するのを観察し、その国の経済と通貨のトレンドについて予測することも出来る。例えば米国始原図の金星だが、これは蟹座の0°〜1°にある。この金星は2008年から2011年まで、冥王星と天王星、両惑星のアスペクトにより包囲されてきた。そしてこの事象は、米ドルの価値が他国の通貨と比べて顕著に抑えこまれたことと相関している。 しかし、もっと広範囲の世界における、より長期の金融トレンドを追うに際しては、金星をどう使えばよいだろうか? そのためには金星に起きる長期の現象を見ることが必要だ。そして、その鍵となるのが金星のオカルテーションかもしれない。

        そうだ。金星は2012年6/6、非常に稀な太陽へのオカルテーションに向かって進んでいる。すなわち、金星はその日、地球・太陽間のちょうど直線上に進入して来て、太陽の表面に黒い小さな斑点として姿を現すのだ。もし金星がもっと大きかったら、ちょうど月による皆既日食のように、地球から見た太陽を覆い隠すだろう。だがこの金星オカルテーションが日食と異なるのは、それが非常に稀な現象であるという点だ。日食は年に約2回起こる。対して金星オカルテーションは、長い年月を経て8年間を挟んだ2回組で起こる。

直前の事例は1874年と1882年に起こった。そして今回は今世紀最後となる。スティーヴン・ファン・ルード(Transit of Venus : http://transitofvenus.nl/)によると、『 金星のトランシット(太陽へのオカルテーション)は・・・243年ごとに繰り返すパターンを持ち、これは121.5年と105.5年という長期の隔たりによって分かたれた、互いに8年の間隔を持つ2回のトランシットによって構成されている。以前起こったペアは1874年と1882年であり、今回のペアは2004年と2012年に起こる。そして次回は2117年と2125年に予定されている。だから今年のトランシット(オカルテーション)はあなたにとってこの現象を目撃する人生最後の機会となる 』。 待てよ?・・・前回起こったのが1874〜1882年、そしてその前が1761〜1769年と。。

        ふ〜む。私達の研究によれば、私達が使っているデータの中で、株式市場の長期サイクルの安値が顕れた最初のケースが1761〜1762年だ。これは株価の全長期サイクル(72年サイクル、及び90年サイクルを持つタイプ)の出発点だった。しかもその上、1874〜1882年にオカルテーション・ペアがあっただと? これは米国史上最も長い経済不況(1873〜1879年)と重なり、また前回天王星・冥王星がワクシングスクエアを形成した時期でもある。これは今年の6/24から始まり2015年3/17まで続くそれと同じアスペクトだ。


The Venus Transit Observed in 1874
The Venus Transit Observed in 1874
 1874年の金星オカルテーションを捉えた歴史的に貴重な連続写真。
 太陽の外縁部近くに金星が黒く影を落としている。credit : ESO/IMCCE



        金星が金銭を支配し、またオカルテーション(あるいは「食」)が多くの場合、ドラマティックな現状変化の引き金となることから、2004〜2012年の金星オカルテーション期は、世界の負債との直接的な相互関係を持つ可能性がある。世界各国の負債は全くもって2004年(今回の金星による太陽オカルテーション・ペアが始まった年)以来、爆発し続けている。そしてこれは、まさにヨーロッパで現在進行中の突然の政治的・経済的政策の変更へと私達を誘い込み、先週の株価の気絶状況とぴったり一致するのだ。

        ヨーロッパの債務危機解決策の一端としての緊縮政策は、すでに断念せざるを得ない淵に立たされている。最近の経済データは英国を含む多数のヨーロッパ諸国が景気後退の只中にあるか、近付いていることを示している。過去数ヶ月にわたり、これら多くの国々が、すでに非常に高い水準にある税金に追い討ちをかけて増税し、しかも近頃は厳しい予算案に見合うよう支出削減を始めた。これが緊縮経済の全てだ。それは犠牲を払うことに他ならない。それは無駄な支出を取り除くための、長期にわたる献身を意味する。これが山羊座の冥王星だ。

        しかし、彼らが見出しつつあるのは、増税と支出削減の組み合わせはより多くの歳入に導くものではないという、幾多の研究が過去に実証してきた事実だ。またこれは、状況を改善すると約束し、問題解決へのおそらくたった1つの道は — さて何だろう? — そうだ、この通りの緊縮政策を遂行することなのだ!・・・と、おそらくは理解しているであろう指導者を、反抗的で苛立った大衆が選挙で落とすという結果に導く。緊縮政策は人気が無い。だから典型的な政治的反応として、非緊縮政策を批判する政治家達はまず諸問題からの解放を大衆に約束し、そして通常は、再び大幅に支出を増大させながらも税金は上げる、という方策を取る。

        という訳で彼らは、企業に雇用を、大衆に消費を促す減税よりもむしろ、持ってもいない金の支出をもっと増やすことによって痛みと犠牲を和らげ(そして当選または再選のチャンスを強化し)、それによって国家の負債を増大させ、同時にこの方策が新規雇用と納税者の増加に繋がることを願ってやまない、という決断をした。ECB(欧州中央銀行)の総裁、マリオ・ドラギとドイツの首相、アンジェラ・メルケルはこうした緊縮政策への支援を維持しようと試みている(すなわち各国に対し、彼ら自身の支出に主体的影響力を及ぼし、負債を減らすためにもっと責任ある財政政策を整えるようアドバイスしている)。しかし、サルコジがそうであるように、彼らは支持を失いつつある。簡単に言えば、多くの国々が、緊縮財政を受け入れて負債を削減するという彼らの当初の目的を断念しつつある、ということだ。 彼らは負債管理に白旗を掲げた。彼らは負債をコントロールするかわりにマネタイズ(貨幣化)し、または出口をインフレ化させるだろう(勿論、彼らはそんなことは口にしない筈だ。だがそれがこの政策の論理的帰結というものだ)。

        長期的に見れば、こうした変化はおそらく金にとっては素晴らしいことになるだろうが、ユーロ通貨には好ましくない。本当に、政治的(だが経済的ではない)グル達が、良き戦い、必要な闘争をあきらめてイージーな出口を選ぶかもしれない、そのことに疑いの余地があったろうか? そうした行為は将来において、極めて重大な負債爆発とおそらくはインフレーション、もしかしたらハイパー・インフレーションにさえ導くものだ。 

だが2012〜2015年、天王星・冥王星の下でそれを疑う余地は無い。土星もまた2020年の冥王星とのコンジャンクションに向かって営々と歩を進めている今、疑いの余地は無いのだ。前回、土星が冥王星に対してウェイニングフェイズにあった時のことを覚えておられるだろうか? あれは1966〜1982年のことだった。おそらく皆さんはインフレという観点からみて、この期間終盤の日々がどんなだったかを思い出すことだろう。

        だが希望はある。 2012年12/26から2013年9/22にかけて、土星と冥王星がウェイニングセクスタイル(300°)を形成する。これは調和的なアスペクトとされており、同時に両惑星は相互にミューチュアル・レセプション(すなわち互いが支配する星座宮に入場中)となる。これは長期の解決策が合意に達し、8年間にわたってその計画が実施されるチャンスだ。しかしこれは緊縮財政を含むものとなるだろう。何故なら債務危機は、あなたが生み出す収入をはるかに上回るような支出を続けていては解決出来ないからだ。






訳文ここまで
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May 06, 2012

レイモンド・メリマン 週間コメント5/7 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2012年5月7日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧でき ますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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5/6  今週のコラムは都合により ≪ 先週を振り返って ≫ と ≪ 短期ジオコズミクス ≫ のみとさせていただきます。ただ ≪ 長期的考察 ≫ が今週のキモ的な感じもあり内容も面白そうなので、続きは分割・書き足し掲載の形で月曜夜にでもアップするつもりです。(ちと長いのでもしかしたら火曜に またぐかも?)そんな訳で、またのぞいてみてください!m(_"_)m


≪ 先週を振り返って ≫

        現在金融市場で起きている事を見て未だに混乱しないようだったら、あなたは相場に注意を払っているとは言えない。先週はより多くのダイバージェンスが見ら れた。ダイバージェンスに次ぐダイバージェンスの連続で、これは市場アナリスト達の半数が強気のシグナルを認め、残りの半数が弱気に傾く理由を見出し、そ して政治家と市場解説者はどちらのトレンドが彼らの都合、・・・いや先入観の裏打ちとして受け入れるかによって、好きな見方を選ぶことが出来るという訳 だ。

        先週の市場動向から、2つほど例を挙げてみよう。5/1火曜、ダウ工業平均は4年来の最高値まで上昇した。そのたった3週間前の4/10(火星が逆行から 順行に転じたあたり)に3ヶ月ぶりの安値をつけた後のこの動きは、殆どの市場ウォッチャーの目に強気のチャートパターンとして映ったことだろう。だがその 同じ5/1、S&Pやナスダック先物は3月末及び4月初頭につけた直近高値を抜くことが出来ず、これが異市場間弱気ダイバージェンスの形を創り出した。だ がそれでもなおこれらの市場は堅調に推移し、今にも新高値をつけそうに見えた — そう、金曜までは。その後全てがうって変わり、ナスダックは3月初頭以来の安値へと下落した。ダウ平均は168ポイント急落、S&P先物は23-1/2ポ イント下落したのだ。

ダウ平均の下げは、4/10以降の上昇からみて38~62%という通常の修正安の範囲内であり、強気とみてよいもの だった。しかしナスダックでは、下落は100%に近かった。弱気の先入観を持つ人々はナスダックを見てやはり弱気だと思ったろうし、もともと強気の見方を とっていた人々は健全な修正安に入ったその顕れとしてダウ平均を見たことだろう。

そして、ファイナンシャル・アストロロジャーならこう考 えていた筈だ。・・・海王星は何をしている?いや大した影響力は発揮していない。だが牡牛座・蠍座の満月が起こる週末に向かって、水星が土星にオポジショ ンを形成している。それに月曜と火曜は月が射手座を進行するというのもある(いわゆる「射手座ファクター」であり、おそらくこの期間は価格変動の大きい 日々が続く)。これはストレスが大きくなりやすく、心配と不安を暗示している。だが、価格そのものを引きずり下ろす「磁石」の役割を果たすのは5/15、 今にも逆行しようとしている金星だ。私達は今やこうしたコズミック・イベントの只中にあり、それはまもなく市場動向にインパクトを与えようとしている。一 度このエネルギーが頂点に達したなら — その日は5/15から2週間以内に訪れる筈だが — 大規模なリバーサルの可能性がある。歴史的にみてその確率はおおよそ75%だ。

        このワイルドでイカレていて、そして奇妙な宇宙環境のもう1つの例は、貴金属市場に顔を覗かせている。金と銀は前週4/25の急落による安値から順調に回 復しつつあった。そして5/1火曜までに、金は1672に上昇した。ところが金曜までには再び1630以下で取引され、4/25につけた安値を試してい た。銀はといえばその安値を下抜け、事実上1月以来の最安値まで下落した。一方、金は4/4の安値1613の上方にしっかり留まっている。しかし両金属と も、金曜当日は大引けまでに、かなりしっかりとした上昇をみせた。したがって、これは異市場間強気ダイバージェンスが示現していることになる。

しかしながら、こういった強気シグナルの可能性にもかかわらず、本当にこれらの市場からひとつでも、5/15の金星の方向転換に十分近付く以前に反転するものがあるのだろうか? これについては今週の ≪ 長期的考察 ≫ においてもう少し論じてみよう。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        近々に差し迫る目立ったジオコズミック・サインはといえば、やはり5/15の金星逆行開始だ。このサインと株式市場の間には、これが起きてから12取引日 の内に重要なサイクル安値または高値に達する確率が73%と、高い相関関係がある。私達は現在、米10年国債先物が5/4金曜現在で限月新高値まで上昇す る一方、30年国債先物はそうでない事に注目している。これは暗示的だ。何故なら、1)FRBはまさに、荷車一杯まで長期国債を買い込む事によって債券の 価値の上昇を支える「オペレーションツイスト」を終了しようとしている。 2)天王星が冥王星とのワクシングスクエアを最初に形成する6/24にどんどん 近付きつつあるが、これはファイナンシャル・アストロロジャーが「Party Crasher : パーティを台無しにする者」と見なすであろう事象だ。それに加えて、これから重要な金星絡みのジオコズミック・サインが束になってやって来る(長期的考察 を参照)。これはどうも、5/15~6月末までの間に何か強烈な花火の打ち上げがありそうだ。どう見てもダイナマイト・・・いや、花火のヒューズにマッチ を近付けるようなものだからだ。


≪ 長期的考察 ≫

(次回につづく。。。)



今回の訳文ここまで
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May 04, 2012

●5/6の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのか を、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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満月タイムスケジュール
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで12:54前後、北海道周辺で13:00前後、関西方面は12:35前後(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で12:06前後に  蠍座16°01’で満月となります。

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【満月のテーマ】5/6~5/20
ここではデーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【月 蠍座16°~17° + 太陽 牡牛座16°~17°】

"A girl's face breaking into smile" + "An old man attempting vainly to reveal the Mysteries"
「破顔一笑する少女の顔」 + 「隠された奥義を明らかにしようと虚しい企てをする年老いた男」
 "A woman the father of her own child" + "A battle between the swords and the torches"
「彼女自身の子供の父である女性」 + 「剣と松明との間に繰り広げられる闘争」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)5/6〜5/20】
周囲や社会への幻滅を乗り越えて自立した精神を獲得する挑戦

 →★何か言いたいことがあるのに上手く表現できない感覚
 →★不可知の壁
 →★何気ないユーモアや軽やかさにこそ潜む解放へのきっかけ
 →★自分のことばかり考えていることのバカバカしさ
 →★時代遅れの概念から逃れ自立しようとする精神
 →★情熱と政治的・社会的に「正しい」慣習との衝突
 →★理屈抜きの断固たる拒否の中に気付かなかった理由を探る
 →★ナイーブで単純な改革論が勢いを持つ
 →★創造性、または妊娠に関する問題
 →★はっきりと理由を特定出来ないなにがしかの不安
 →★切るのか? 撚り合わせ共に1つになるのか?
 →★慣れ親しんだ「自分」を超え、今一度曇りの無い視座を求める
 → ・・・・

エネルギーのポイント:『現在の困難を幸運と捉えて進む力』

120506FM


        さてと、やってきました。 この満月はいわゆる「スーパー・ムーン」。月の軌道が地球に最も近くなる地点で起こるため、その威力はとても強力だと言われています。 生きとし生けるもの全てのこころを騒がせると言われるスーパームーン。 いつもより4割り増しくらいの大きさで見えるそうです。さぁ夜のお天気はどうかな? そう、ジャストの満月が夜間だったら一番良いのだけど、今回は残念ながら正午過ぎ。なので満月時、月はちょうどわたし達の足許付近にある感じです。 けれどだからこそ、天頂と地底で引き合う膨大なエネルギーを感じることが出来るかも?  今回の満月は・・・そう心して受け止めさえすれば・・・いよいよ間近に迫った天王星・冥王星スクエアに備えて十分なエネルギーを補填してくれそうな気がします。たとえどんな流れが用意されていたとしても、ね(^_~)-

        さて前回の新月、ポイントとなるテーマは「 殻にヒビを入れて脱皮に備える 」でした。 チョイとヒビが入るようなこと、じわっとショックを感じるようなこと、あったかな?

        ではサビアン・シンボルをみてみましょう。 面白い度数です。 太陽と月の対比からみると、16°では不可知の領域を相手に難しい顔をして戦いを挑む年老いた男に対し、破顔一笑する少女の顔が示されます。 一方の老人の顔には、はかない企てに費やしてきた時の長さが深い皺となって刻まれていることでしょう。 けれど人間の精神は、それでも不可知に挑もうとします。それは前に進みたい!という進化への衝動でもあるのだけれど、未知の扉に立ち向かおうとした時、そこには同時に「確立された自分自身」という壁が立ちはだかります。 ある時はおおいに役立ってきた経験の力。 こうすれば当然こうなるでしょ、という合理精神。 わたし達の日常生活や社会を支えてきた ― 正しいと思われること― の数々。でも、そんなのぜんぜん歯が立たないような物事を前にしたら、わたし達は焦ります。 まるで残された時間の少なさに愕然とする年老いた男のように。 どうしていいかわからない。 とりあえず今わかっている路線でもっと努力を続けるべきか? ・・・そんな彼の前に現れるのは、いたいけな少女。 何かことさらの理由があるでもなく、突然はじけたように笑い出す少女の顔が、いつしか老人に重なっていきます。。 

彼は幼い少女の無垢の笑いの中に、そのとらえどころの無い軽みの中に、人生宙返りの鍵を見つけられるでしょうか?  そして、老人を一瞥して破顔一笑した少女は、一見その場限りに足早に過ぎていく日常の可笑しみの瞬間に・・・実はとてつもない"美"が潜んでいるのを、知っているでしょうか?

        そしてエネルギーが向かう度数の17°では月が、「自分の子の父親でもある女性」(なんだかシングル・マザーみたい!)というシンボル。また太陽はといえば、 "剣"軍 VS "松明"軍のバトルフィールド! なんとなく、アニメっぽく擬人化された剣の一群や、手足の生えた松明の一群がワァワァとやりあってる図を思い描いてしまいますw。  ここで「戦場」となるのは、とりもなおさずわたし達の「こころ」。で、 剣が物事をスパッスパッと切り分けていくマインドかな。なら、松明は・・・? 

松明のもとに、人は集まります。ブレイン・ボヴィの解説によると、欧米で言う "torch" (松明)には、よじった松の枝を編みあげた束を燃やして灯明としたもの、または「敵」の中の「何か」に火をつけて燃え上がらせるもの・・・という意味があるそうです。 となると、この闘いは・・・現実に根ざして物事を鋭く切っていこうとする冷徹な合理精神と、バラバラになってしまったものをよじり合わせてでも何とか統合し、希望の光にしようとする、火のような情熱との闘争なのかもしれません。 または、何かを冷徹に切り捨てても進もうとする精神と、そうはさせじと数を募って挑発し、熱い闘いを挑む動き?  いずれにしても、その熱意はナマの迫力をもって人々を集めていくのかもしれません。 

こうした動きは昨今の社会的な摩擦の中にみられる大きな動きとも連動しています。けれどまずその前に、これはわたし達のこころの中で・・・人間関係や仕事の中で起こっている、日々の小さな葛藤そのものなのだと思います。

ならばこの満月が意味する「同時に母でも父でもある女性」とは?  

DramaticMoonset


子供を育てることって、大きな喜びである一方、きっと大変な闘いの日々でもあるのではないかと思います。まして母と父の両方であり続けるということは! これ、確かにシングル・マザーを思い起こさせるシンボルでもありますが、この表現から考えると、単に女性が父親の役割を肩代わりするという意味ではなさそうです。「父なるもの」に代わって自分自身の中から新たな「子」を産み出す。英語の "father" には「創始者」という意味があります。オリジナルを創り出すひと。 

対向する度数が象徴する、果てしない闘争を見続けてきたこの女性は「まぁ飽きもせずにいつまで同じ闘いを続けるのかしら?」と感じています。もちろん、闘うマインド同士は互いによかれと考えた上で争っています。いわば、象徴的な聖戦。それ自体、人間としては避けられないこと、もしかしたら尊いことなのかもしれない。それはわかっているのだけれど・・・だからこそ余計に、失望と幻滅が彼女を襲うのかもしれません。わたし達の心というバトルフィールドには、もっともらしい理論や肩書きをあてにして安心する人々もいれば、声高に叫ぶ者を担いで強くなれたと感じる人々も存在します。わたし達は、こうして対立する敵の存在にさえも依存する部分があるのだと思います。そこには「解」は存在しないし、また存在する必要さえないのかも。。


彼女は、それなら自分だけで新しい子供、新しい希望を創り出そうと決心します。 


でもそれは、極端に言えばこの世に存在する既知なるものの全てから自立すると言ってもいい行為。。それが本質だとすれば、簡単であるはずもありません。聖者として隠遁でもしない限り、逸脱者はいつの世も、難しい生き方を迫られる覚悟が要ります。 中でも怖いのは、ちっぽけであろうとも大切に護ってきた自尊心を、自ら粉々に砕く必要に迫られること。多分この女性、これまでの女のプライド(男のプライドでもいいけれど)を保ったままで父親になることは出来ないでしょう。対岸のこととして見てきた失望と幻滅を、一度は自らの内にはっきりと見なければならないからです。 またこの度数、もしかしたら深い意味でジェンダーにまつわる様々な問題も示唆しているのかな、と思います。その境界をまたごうとする者、強いられた所属を拒否する者、所詮は互いに理解し得ないのだというコンセンサスに挑み続ける者。そして、自分が所属する性と、お金や富の仕組みとの深い関わり。。


それでも、彼女はきっとひるまないでしょう。 彼女は女性でも男性でもある者として、つまり自分自身の中で2極を統合する者として、新しい道を模索しはじめました。 もう永遠の闘いなど必要無い・・・そんな境地に入るための道を......。 



        牡牛座16°の老人と蠍座16°の少女。この2人の対比はそれぞれ17°に引き継がれ、新たな挑戦が示されます。 他者、そして自分自身の中に見る、失望や幻滅や怖れや怒りの数々、そして葛藤。 時にサァ〜ッとさしてくる一筋の光明や温かさ、そして純粋な笑み。はじける瞬間。  ヒロイックな聖戦に身を投じてケンカするも良し! 近しい人間関係のドロ沼で手探りするも良し! けれどもしかしたら・・・ほんのちょっとした瞬間に、なにかとてつもなく新しい道への予感が、本当に顔を覗かせているかもしれません。  それを掴むのは、そしてやがて大きく育てていくのは、わたし達ひとりひとり。 まだまだ先は長いとしても、今ここで。 旅の半ばで。

この強烈なスーパームーンの満月のもと、きっと何人もの戦士サンたちが、霊的な自立の道を歩もうと決意をあらたにすると思います。 いえ、戦士サンであろうとなかろうと同じこと。 このどうしようもない閉塞を、いつか突破しよう。その決意はこれから先何があったとしても、きっと花開きます。 さぁ、何を産み出そうかな?  楽しみに、進みましょう。


mooninadaydream


        ・・・おっと、いつもならここでアスペクトをさらっていくところなのですが、総合すると本当にサビアン・シンボルの意味と被っています。(いつもそうなので驚くのですが、今回特にそんな感じ….)  恐るべし、サビアン・シンボル。。なので簡単に、目立つアスペクトの項目だけあげておきますね。

太陽・ブラックムーンリリスのコンジャンクト
水星・土星オポジション
土星・恒星スピカのコンジャンクト
金星・恒星ファクトのコンジャンクト
火星・天王星のインコンジャンクト
火星・カイロンのオポジション、火星・月のノードのTスクエア
カイロン・冥王星のセクスタイル
フォルス・ヒュロノメとダークムーン・リリスのセクスタイル
海王星・オルクスのオポジション(冥王星・水星のミッドポイント)
オルクス・ヴェスタのトライン
ヴェスタ・ジュノーのインコンジャンクト
海王星・ヴェスタのセクスタイル
海王星・ジュノーのスクエア

金星逆行開始:5/15 23:33 双子座23°59' ~ 6/27夜
もうすぐ金星はシャドウフェイズから滞留、そして逆行に転じます。この期間は金星が支配する物事(お金、投資、愛情問題、ビジネス、「美」に関わる物事など)をじっくり見返し、立て直しや再構築を考えるのに適した時期とされています。 可能であれば、この時期に金星の関わる領域で新しいことを始めるのは避けたほうが良いかも。(新しい投資やビジネス、それにまつわる感情問題、新しい恋、結婚など) 古い問題が蒸し返され、ゴタゴタする可能性があります。(恋愛なら昔の恋人再登場なんてことも? そういえばビジネスでも骨董や古着を扱う仕事ならOK、なんて説もあるようですが.....。)

何をするにしても、一種のカルマ的な訪れとでも言うか・・・まるで再び過去の生き直しをしているように感じるひともいるかもしれません。または近しい関係での力のせめぎ合いに現れるケースも。  逆行は6/28の0時少し過ぎに終わりますが、そこからエコーフェイズとなり、その影響は徐々に弱まりながら7/31まで残ります。 

この期間は他にも大きな惑星イベントが続々と起こる時期。 元来こざっぱり系で知的だけど気が多く、迷いやすい。そして重いことは苦手・・・なんて言われる双子座の金星ですが、ここで逆行するのには計り知れない天の理がありそう。。 なので多分、金星の影響を強く受けるひとは、過去からの心理的な傷に再会し、なんとしてでもそれを癒やしていくような過程に入りそうです。それは痛みを伴うかもしれません。けどまぁ1回グダグダにならなきゃいけないなら、今こそだぜ!という気概を持って、どうか飛び込んでください。ほんとに、この時期の金星の計らいは千載一遇のチャンスかもしれないのですから。 

        もしこの期間に金星関連でどうしても何か新しいことを始めなければならないとしたら・・・解決したはずの古い問題が持ち上がってきたり、ある時期、金銭の流れが滞ってみえたりする可能性もあらかじめ頭の隅に入れておくと良さそうです。いつものように、何があろうと無かろうと、臨機応変! どんな時にだって絶対切り抜ける道はあります。 


        以上、アスペクトや逆行などなど。。 そうそう、標準時の東京ローカル図では 天底近くにジュノーと月のノースノード、そして東西の地平線近くに火星と海王星軸があり、天頂は次の新月、金環食の度数に来ています。 これは今から先、いろんな面で日本に、世界に、何があってもおかしくない、そんな兆しのようにも感じます。 一応、気候変動や太陽活動、地殻の動きも気にしておきたいですね。

 けれど、"怖れ" も "期待" も 抜きにして。


 これから世界が ― 自分が ― どうするのか・・・何を大切に生きるのか・・・この満月からエネルギーをめいっぱいもらい、どんな時も目を見開いていたいと思います。



have a nice trek!!!★



hiyoka.(^_^)