October 2012

October 29, 2012

●10/30の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのか を、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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満月タイムスケジュール
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで05:09前後、北海道周辺で05:15前後、関西方面は04:49前後 (日本標準時の場合はこの時間) 、沖縄周辺で04:19前後に    牡牛座6°47’で満月となります。

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。


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サビアン・シンボルによる【満月のテーマ】 10/30~11/13
*ここではデーン・ルディアー版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル・フレーズをマーク・エドモンド・ジョーンズがノートに書き取ったオリジナル版のサビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【月 牡牛座6°~7° + 太陽 蠍座6°~7°】

"A bridge being built across a gorge" + "A gold rush"
6°「 峡谷に架けられる橋 」 + 「 ゴールドラッシュ 」

"A woman of Samaria" + "Deep-sea divers"
7°「 サマリアの女 」 + 「 深海の潜水夫 」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
 →★原因が判然としない苛立ち、焦り、心の重さや苦しさ
 →★隔たりを超えて「向こう側」へ行きたい、触れたいという渇望
 →★感情的に溜まった澱を解放する必要性
 →★自分本来の「居場所」を探し求める
 →★建設的で現実的な方法論を考える
 →★自分が本当に信頼出来る物(者)は何かという問いかけ
 →★自分や周囲の言動のもう一歩深い動機を思う
 →★本物と偽物、欲得ずくと真の思いやりを見分ける
 →★「主流」から外れているという感覚
 →★今の自分にとって真実の生き方とは何かを探る  ・・・・


エネルギーのポイント:
『 自分の中の[異端者]に新たな道を見出す 』

121030FM
       
        前回の強力な新月(最近は毎回強力ですが・・・^_^;)から約2週間。世界でも日本でも、"Goddess of Discord"―不和の女神と名付けられたエリスはその威力を発揮しています。想像を超えるショッキングな事件がニュースとなって広まり、争いや不毛なせめぎ合い、不安に満ちた大声は日常的に聞こえてきます。世界をみても至るところで鬱積した感情や因縁が燃え上がっているよう…。カナダはM7.7という大きな地震に見舞われ、キューバ、そして北米東海岸にはハリケーン・サンディという未曾有の嵐がやってこようとしています。

ところで、日本で少し前にネットを賑わした「いじめ自殺事件」。今も解決には程遠い辛い出来事です。こういうことって、あくまで氷山の一角なのだろうと思います。そしてこれは多分世界中で、一見平和に見える都市や街の片隅でたった今、起きていること。 この新月期には米国でも学校内とネット上の苛めに耐えかねた少女が2人、立て続けに命を絶った事件があったそうです。1人の少女はその死の前にYoutubeにビデオを投稿していました。その中で彼女は一言もしゃべらず、ただ自筆でこころの内を綴った紙を一枚一枚、紙芝居のようにめくって見せました。その一枚にはこう書いてありました。『 誰でも皆、誰かが必要。 わたしも、誰かに居てほしい...』  

前回新月のサビアン・シンボルのベースは「噴水で小鳥に水をやる子供」でした。 そのテーマ 「ささやかで純粋な優しさ」 のエネルギーは、ともすると大きくけたたましい声にかき消されてしまいます。新月が向かったサビアン・シンボル 「雄鶏」の誇らしげな声は、情報社会の中でバラバラに解体されてしまった自分自身をまとめあげる、不安に満ちた叫び声なのでしょうか?  メディアは亡くなった少女の私生活をセンセーショナルに扱い、彼女のフェースブックのコメント欄にはその死を悼む声と共に、会ったことも無いような人々からの無数の罵詈雑言が書かれていたそうです。

        そんな"エリスの新月"の果実としてこの満月は起きます。太陽と土星が蠍座に入って以来、世の中の雰囲気も一段とDEEPさが増したような。。わたし達のこころ模様も、蠍座の支配星である二重惑星―冥王星のように、互いに二元の二つの極を巡りながら、何か突破口を見出そうと深く深く井戸の深淵に沈んでいこうとしているようです。

dreamyFM


        では、満月のサビアン・シンボルをみてみましょう。まずベースとなるシンボルは「峡谷に架けられる橋」。…ってことは、これってまだ工事中の橋なんですね。ブレイン・ボヴィはこの橋を潜在的可能性の段階にある「未完成の橋」とも言っていました。 「こちら側」と「あちら側」を隔てる峡谷は目眩がするほど深く、飛び越えるには幅がありすぎます。 でも、わたし達は何としてでも向こう側に行かなくてはなりません。 きっと、ここを超えなければもう先は無い、後戻りも出来ない…そんな感覚がこころの何処かからわき起こってくるのだと思います。 

この時、太陽の度数である対向の蠍座6°は「ゴールドラッシュ」。 透視家エルシィ・フィーラーの意識には、きっと1800年代に起きた有名なカリフォルニアのゴールドラッシュのイメージが浮かんだのではないでしょうか。 カリフォルニアで発見された金鉱脈の噂は米大陸を駆け巡り、米国ばかりかヨーロッパ中からも一攫千金を狙った人々が我先にと押し寄せたのだそうです。その後全米各地で似たようなゴールドラッシュが起こっていきます。けれど、新しい豊かさと幸福を求めて押し寄せた人の波は、歴史の中で貪欲さと残酷さという影を落としていきました。これは、ネイティブ・アメリカンの人達が殺されたり土地を奪われていった歴史と密接に関わる出来事として記録されています。

このゴールドラッシュのシンボルには、何か新しいもの、新しい境地を手に入れたい、という純粋な志があります。そのひとにとって、不変の「ゴールド」に値するもの。価値あるもの。でも、それと同時に、どこか訳も無くジリジリと燃え立つような焦燥感がついて回ることがあります。きっと、その志は理屈を超えたもので、自分が望むものを早く手に入れたい、飛び込んで一つになりたい!という強い衝動なのだと思います。ここでのゴールドは、錬金術のように「金なるもの」を自ら生成しようという欲望ではありません。すでに何処かに隠されているはずの「価値」を手に入れたいという願望、自分の外側にある(と思える)ものを求める衝動です。 だから、とにかく手をのばさなくては…という気持が強くなります。

そんな太陽のエネルギーに裏打ちされて、月は崖の向こう側/新天地に橋を架けようとしています。でも、実際に橋を架けるには沢山の地道な調査と土木技術が必要。。。「思い」を「現実」にするための力。目の前にある実際的な困難を見極めて、ひとつひとつ、方法をみつけ、克服していく力。 そういえば! 話はちょっと横道に逸れるけれど、もう水星も逆行前のシャドウフェイズに入っています。 11月4日~9日あたりはそろそろ一番の注意時期、ストームフェイズ。やはり、「橋なんてまだるっこしい!」なんて飛び込まないで、キッチリした土木計画なみに慎重にいきましょう。

 ところで、この深い谷とは何でしょうか?  人と人との間に横たわる深い溝? それとも自分のこころに潜む、普段はのぞき込むこともない深淵かな?  いずれにしても、わたし達はそこを安全に渡らないと、何かステキなものが待っているはずの「向こう側」には行けません。 工事にはきっと危険もつきもの。谷底をみれば怖れも出てきます。・・・どこかにチラと不安もあるけれど、わたし達はきっと自分なりに橋を架けていくでしょう。 集中力によって架ける橋、人と話をすることによって架ける橋、、もしかしたら、谷底をみつめることによって架ける橋かも?

        そしてわたし達はなんとか向こう側に辿り着きます。満月が実を結ぶエネルギーは「サマリアの女」。  このシンボルを受け取って言葉にしたとき、透視家エルシィ・フィーラーの意識には聖書の有名な物語があったに違いありません。 

余談になりますが、彼女は若いころから重い関節炎で車椅子の生活でした。 なのでサビアン・シンボルの創始者マーク・エドモンド・ジョーンズに出会うまでは、あまり外に出ることも無かったそうです。しかも、彼と出会ってその世界をよく知るようになるまでは、霊媒や当時流行したスピリチュアリズムなどのサイキックな物事をとても怖れていて、近付きたいとも思わなかったのだとか。今でもキリスト教会が力を持っている米国ですが、時は1920年代の古き良きアメリカ。そして当時はへんぴな片田舎だったオレンジ・カウンティに彼女は住んでいました。そんな彼女が幼いころから聖書に親しみ、敬虔な信仰を持っていたとしても全く不思議はありません。 だから、このシンボルは聖書のエピソードと、それが当時の一般的な米国人社会にどうイメージされていたかをよく理解していないと、きっとその本当の意味は見えてこないのかもしれない・・・とも思うのです。

dragonfly


        …なんて言っても、わたし自身、外のことをよく知らない生粋の日本人です。なので、やはり想像力にも限度が(^_^;。。。 そこでまず、聖書のエピソードを簡単にご紹介しますね。 

ナザレのイエスは教えを伝える旅の途上でサマリアの地を通ります。当時、ユダヤとサマリアは仲が悪い・・・というより、ユダヤの目から見ればサマリアは異教徒の地で、被差別民だったそうです。イエスは旅に疲れ、町にあるヤコブの井戸の端で休みます。そこに水くみに来たのがひとりのサマリアの女でした。彼女は差別視されていたサマリア人の中でも、身持ちが悪いということで蔑まれる存在でした。 イエスは彼女に「水を飲ませてください」と頼みます。女は「ユダヤ人のあなたが何故わたしにそんなことを頼むのか?」と聞き返します。するとイエスは 「 この井戸の水を飲む者は誰でもまたすぐに渇きを覚えるだろう。だが私の命の水を飲む者は永遠に渇くことが無い。」 そう告げたのだそうです。そして、過去から今までの彼女の境遇をすっかり言い当てました。 そこでサマリアの女は彼が救世主だと気付き、一瞬にして人生が変わりました。 それからはサマリアの人々にイエスの教えを伝える"エージェント"のような役割を果たすようになったそうです。

彼女はいつもの井戸に、生活のための水をくみに行きました。いつもの、ルーティンワーク。過去に5人の夫と別れ、今はまた同棲生活を送る彼女は、傍目からはふしだらな女と見られています。きっと1920年代のアメリカでもそう思われたでしょう。もう、完全なアウトサイダーです。 きっと特に希望も将来の展望も見えない日常の中で、いくぶんナナメな投げやりな生活だったのかもしれません。 けれど、思わぬ出会いが彼女を変えました。 ただの水ではなく、自分の人生を根底から変えてしまう「生命の水」と出会ったのです。 ナザレのイエスは、他のどんな善良な人でもエライ人物でもなく、彼女を選んで自らを開示しました。。

このシンボルがもしイエスの聖性を強調するものだったら、「サマリアの女に出会うイエス」となったのではないでしょうか。もちろん、信仰者としては聖なる名を口に出すのは憚られるとか、「サマリアの女」というだけで、イエスの素晴らしさが浮き彫りになるのだとか、いろんな理由があるのかもしれません。けれど、このサマリアの女は、マーク・エドモンド・ジョーンズと出会って人生が変わったエルシィ・フィーラーの境遇とも重なるイメージがあります。彼女は自分の持つ障害によって、当時の一般女性とは異なる生活を余儀なくされていました。当時の彼女もまた、一種のアウトサイダー的存在だったんですね。けれど、彼女はそれでも自分の力による自立を望んでいて、その可能性を確かめるためにマーク・エドモンド・ジョーンズに鑑定を依頼しました。そしてこれが出会いだったと後にジョーンズは回顧しています。ちなみにその時彼は「自立出来る」と彼女に告げたし、もしかしたら何らかの形で後世に名を残すかもしれないと思ったそうですが、まさか透視家として彼を助けることになるとは予測していなかったそうです。


       わたしはこのシンボルが新月のテーマ「噴水で小鳥に水をやる子供」、そして、けたたましく正義を歌い上げた「雄鶏」のイメージと、根底で繋がっているのだと思います。 

わたし達はいつも本当に価値あるもの(ゴールド)を求めながら、それが何だかどうしても見えないまま、それでも自分なりに日々試行錯誤しながら生きていきます。自分が自分らしくあろうとすれば、…一般のくくりから外れ、疎外されてアウトサイダーになっていくかもしれません。暗黙の共同体から外れた生き方をして目立つようなことがあれば、声高な雄鶏の群れに囲まれ、いつ何時つつかれるかもしれません。 そんな不安を感じながらも…安らぎを求めて懸命に生きています。 

生命にとって無くてはならないもの、水。 わたし達はそれを求めていつもみんなが集まる井戸に通います。そこに行かなくては手に入らないと思うから。でも、結局わたし達は、自分が本当に納得いく生き方しか出来ない……と、そんなふうに性根をすえた、まぎれもないその一瞬…突然どこからともなく、尽きない水がそそがれてくる。。。 本当の井戸はそこにある。 このシンボルのエネルギーは本質的にここを指しているのではないでしょうか。

        金の鉱脈を求めて架けた橋の向こうには、思わぬ水脈が待っているかもしれません。 でもそれは、何かを怖れて縮まったこころには見えないかもしれません。 その水音は、こうあるべきだ!と批判がましく言い立てる声にかき消されてしまう可能性もあります。けれど怖れず、過度な期待もせず、ただ噴水の栓をひねって小鳥に水をやるように、自然体で自分の、誰かの、あるがままを受け入れたとき、何かが本当に変わるのかもしれません。 少なくとも疲れたハートがポッと温かくなるような、そんな体験が待っていることでしょう。 そして、それを導いてくれるエネルギーのひとつが、この満月に光を与える太陽のシンボル「深海の潜水夫」なのだと思います。 

深海、それはわたし達の深い深いこころの奥底を象徴しています。 深い海の中では、わたし達の通常のマインドは異端者。水圧に負けず息が出来るように、しっかりした潜水服=装置が必要です。水星のストームフェイズも近い今、わたし達の精神にはいつもより歪みの加わった情報が届く可能性があります。もし、孤独を怖れず自分の深海に降りていくようなひとときを持てるなら、次元境界のゴミにうっかり足をとられないよう、慎重にいきましょう。 覚えておきたいのは、そこに見る景色はあくまで潜水服越しだということ。それを知った上で、自分に起きてくる反応ごと自然にうけとめ、呑み干してしまうこと。その無心の行為の中にこそ、祝福があるのかもしれません。

steps


         この満月期、「サマリアの女」のエネルギーがわたし達の日常にどう表れるかは、大きなインパクトから日常のちょっとした温もり、そして先へと繋がる小さなヒントまで、ひとによって様々だと思います。 けれど、新月でエリスが投げかけた、「欲望」という課題…わたし達人間への大きな疑問と挑戦に、小さな小さな、でもわたし達なりに何かキッパリとした回答を出す時が来ているのではないかと思います。 たとえそれが日々の人間関係に関わることでも、仕事上の懸案事項でも、そして人生の目標であっても。。

この満月は牡羊座のツノに位置する恒星ハマルとコンジャンクトしています。ヴィヴィアン・ロブソンによれば、ハマルは元来暴力的なエネルギーを持つけれど、月とコンジャンクトする時は忍耐と努力でゆっくりと成功を掴むことにも関連するのだそうです。また、ダイアナ・K・ローゼンバーグの研究では、手段を選ばず不名誉なことをしてでも支配的な立場に上り詰めようとする人がいる反面、これを純粋に使うことが出来れば、悪を避け、そのエネルギーを広く世に伝播させて莫大な変容のチャンスをもたらすのだとか。うーん、なんか勝負!って感じですが、社会的な面では10/29付のメリマン・コラムの内容ともオーバーラップしてますよね。。

火星は射手座に入ってフォルス・イクシオンに合流し、木星・カオス組とはオポジションです。そして逆行前の水星は海王星とスクエアを形成し、アスボルス、トランスプルートとのグランドスクエアに参加しました。これについては以前にも触れましたが、罪の意識が欠落した犯罪、嘘やその場しのぎの誤魔化しで利益を得ようとする行為、政治から個人的な人間関係まで様々な種類の陰謀、過剰な批判、地に足のつかない空論、そして集中力の欠如などに要注意のフォーメーションです。

乙女座から天秤座に入ってホッとひと息ついた金星。満月時はちょうど東の地平線から昇って間もない感じかな。 少し目をつむって、深海をチラと覗いて…そっと心を寄せてみてください。…渇愛ではなく、利用したりされたりでもない、バランスのとれた優しい思いやりや美のエネルギーを感じられるかもしれません。11/2〜4にかけて金星は天王星・冥王星スクエアとのTスクエアになります。経済・金融関係と同様に、これは愛・セックス・お金・支配・駆け引き・嫉妬の問題など、心理的にもある種の厳しさやちょっとした嵐が巻き起こる可能性アリです。 でもそんな時こそ、この新月・満月のテーマを思い出して..... 。そして、自分にも他の人達にも、この金星のエネルギーを最高の形で使う…自分自身の真実に基づいて。一応戦士としては、そんな風に意図しておきましょう!!

水星は現在絶賛シャドウフェイズ中。今回は逆行症候群?が早めに始まっているようで、わたしはすでに、必死に頑張った大事な原稿がバックアップごと壊れるという目にあってしまいました;;。似たような報告を他の方からもお聞きしています。滞留から逆行に入る11/6〜7前後2日間のストームフェイズは特に要注意。みなさんもアクシデントやうっかりミス、誤解や落とし物など十分気を付けてくださいね。


        さて、次の新月は11月14日、強力なスーパームーンの日食です。ふぅ...またまた何事かありそうな? でも、わたし達の旅は続きます。いつの日か時が満ちるまで。 だからこの満月で、もう一度自分の立ち位置を確認しつつ、ニコリと笑って歩き続けよう.....そんなふうに思う、満月の宵です。 (^_~)ゝ





have a great trek!!!★


hiyoka(^_^)

October 28, 2012

レイモンド・メリマン 週間コメント 10/29 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2012年10月29日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の * は翻訳者によるものです)
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都合により≪ 今週のベスト・トレード ≫を割愛させていただきます。m(_"_)m


≪ 先週を振り返って ≫

    『米国における財政の危機がそのデッドラインに近付くにつれ、ウォールストリートがそのインパクトを誰の想像をも超えるほど酷いのではないかと懸念する一方で、投資家達はその危機を殆ど忘れ去ったままでいる。』
—CNBC スタッフライター Jeff Cox [ Why the Fiscal Cliff May Be Bigger Threat Than You Think ] 2012.10.19 より

    以前誰かが私にこう言った。『 一番厳しいトレーディングを強いられたのは戦時中と大統領選シーズンの市場だったよ 』と。もし皆さんが先週を通して株式市場でトレードしていたとすれば、このぼやきにも一端の真理があると思われるのではないだろうか。前週の金曜10/19、ダウ平均は205ポイント下げた。翌週月曜の早い内はそこから反騰したがっていると見えたが、火曜日10/23になると再び245ポイント下落した。それ以来連日、反騰しそうな様子を見せながら引け前になるとやや急激に下落するという毎日だった。まるで相場は上がりたがっているにもかかわらず、取引が終わるまでにそのエネルギーが切れてしまったように見える。

    しかし現在ダウ平均は、2011年10/4につけた15.5ヶ月サイクルの安値から、6/4につけたそのハーフサイクルの安値までの、長期上昇プライマリー・トレンドラインに危険なほど接近している。そのトレンドラインは現在ちょうど13,000の少し上にある。もしこのようなトレンドラインをブレークすれば、それは多くの場合、上位レベルのより長期のサイクルがトップアウトしたことを意味する。このケースなら4年サイクルだ。それを確認するには他にも基準を満たすことが必要であり、これについては購読者版のレポートで詳述するつもりだ。

ただ、このコラムの全読者の方々に理解して欲しいのは、米株市場が非常に重大な価格ポイントに近付いている、ということだ。これをなおさら危機的にしているのは、天王星を含んだ強力なアスペクトが今週発効し、さらに11月終盤に再びやってくるという事実だ。もし市場が完全に反転していなければ、天王星が強力で、かつ価格が重要なトレンドライン及びサポート/レジスタンス エリアに近い場合、相場はしばしば底値を割る。天王星にとって、境界線など有って無いようなものだ。有ればそれを破る、これが大好きなのだ。そしてこれが起きた時、パニックは必定だ。私達は今週から、そして11月終盤に再び、このような時間帯に入っていく。

    これまでのコラムによって、今から12/2までのジオコズミックな背景が重大であることはすでに皆さんご存知のことと思う。そしてもちろん、二つの重要なファンダメンタルの問題がこれらのジオコズミック・サインと関連しつつ、すぐ間近に立ちはだかっていることもご存知のはずだ。一つは11/6の米国大統領選、もう一つは1/2の「財政の断崖」、またの名を「タックスマゲドン」だ。この時、新たな課税が束になって実施され、投資家は多くの保有資産の売却を余儀なくされ、そして同時に極端な支出削減が施行されるだろう。それまでにこの「仮差し押さえ」が撤回されなければ、このコンビは2013年の前半、米国と世界の経済を急激な不況に追い込むことになりそうだ。

以前指摘したように、もしこの経済危機が期限までに回避されないと、株式市場は前回の天井(現況のそれはジオコズミック重要変化日だった10/5につけた13,661だが)から少なくとも30%はいともたやすく下落する可能性がある。このような下落はすでに起こっている可能性が十分にあり、そしてもし問題が12/2( 11/23~27の火星による天王星・冥王星スクエアのトランスレーションを前ふりとして起こる、太陽・木星のオポジション )までに解決されなければ、売りの奔流が生じるのはすこぶる確実と言えよう。

米国在住者にとってこの時期は「感謝祭シーズン」として記憶されるものだが、議会とホワイトハウスが何か感謝に値するもの、例えば一つの目的と調和の下に党派を超えて接触を図り、本来の役目を果たすことを期待して彼らを選出した市民達を代表してこの経済危機を防がない限りは、きっと思い出したくもない記憶となるだろう。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    私達は今週、また一つ強力で重大なジオコズミック・サインが群がる時間帯のただ中にある。10/28日曜、火星が木星とオポジションを形成する。次に金星が天王星・冥王星スクエアに対してTスクエアを形成(11/1~3)、そして水星が逆行に転じる(11/6)。そして先週述べたことは、現在すでに展開中だ。『 それはまた世界の株式市場における非常に大きな価格の揺れ動きにも関連している。何故なら火星はこの時、射手座に在泊しているからだ。これは非常に荒っぽい市場を示唆する力学の組み合わせなのだ。火星は勢いと攻撃性、つまりどんな手段を使ってでも勝ちたいという衝動を象徴している…… それは闘争的で好戦的で……(そして)射手座の火星の下では、金融市場は力強い反騰かまたは激しい下落をみせるのだ… 』
水星逆行開始 日本時間:11/7 AM8:04 射手座4°18
    さらにその上、10/29月曜は満月だ。そして**11/13、それから2週間の内に蠍座22°で日食が起きる。何故それが重要かって? 何故ならこれが私のネイタルの金星上で起きるからには、おそらく世界中の金融市場が崩壊するに違いないのだ。 まぁ冗談はさておき、沢山のファイナンシャル、そしてマンデーン・アストロロジャー達がこれまで多くの食を見てきた中で、この日食に懸念を抱いていることを私は知っている。だがこれはノースノード・イクリプス(食)であって、月のサウスノードで起きる食ではない。通常、ノースノード・イクリプスは希望の兆しを含むものだ。この日食が蠍座で起こり、そして蠍座が負債、食が「過去の流れを変えること」に関連することから、ここで希望を抱く理由は存在する。
満月 日本時間:10/30 AM4:49頃 牡牛座6°47’
**日食 日本時間:11/14 AM7:08 蠍座21°58’(この日食は月の近日点近くで起こるため、強力なスーパームーンの日食となる)
実は『フォーキャスト2013』で詳細に解説する予定なのだが、来年は天上で非常に稀な天体配置が起きる。これは、この世界規模の負債爆発(とそれに付随する経済の落ち込み)がついに奈落に到達する可能性の先触れとなるだろう。それはあたかも世界の圧倒的多数の人々が過去10年に起きてきたことの結末を理解し、そして財政的忘我状態へのこの滑落を止めるために、必要な処方箋を受け入れるというような光景だ。その結果として私達は底付きを経験し、2013年半ばにもたらされる、集合的理解と受容という形の窓を開けることによって、再び浮上していくための再建を始める可能性がある。

もちろんこれは、魔法のように一朝一夕で叶う話ではない。だが、何らかの普遍的法則と、それへの理解を反映した決断は可能だ。そうすれば、おそらく2015年までに、最悪の時期を脱することが出来るかもしれない。人類にとって、この非常に稀で強力な惑星パターンは、より信頼のおける堅牢な財政基盤のスタートを象徴するものになるかもしれない。
これが何を指しているかは原稿が来てみないと確かめられないけれど、もしかしたら来年6月終盤の太陽蟹座入りから始まり7月を通して展開していく水のグランドトラインを指しているのかもしれない。7月後半には蟹座の火星・木星のコンジャンクションに蠍座の土星、魚座の海王星を含めた水のグランドトラインと、同時に火星・木星が山羊座の冥王星にオポジションを形成してグランドトラインを貫くというフォーメーションが出来る。この時魚座のカイロンは蠍座と牡牛座に位置する月のノード軸(過去/未来)にトラインとセクスタイルで調停する形になっているのが興味深い。

≪ 長期的考察 ≫

    『 大統領選挙戦においては信頼ほど重大な問題は他にありません。信頼は重要です。そして、ここにそれが有ります。アイオワよ、あなた方は私を知っている。あなた方は私がありのままの真実を口にすることを知っている。そして私が口にすることはそのまま私のありのままの真実なのです。』
—バラク・オバマ大統領 10/24水曜、アイオワ州のキャンペーン演説より(ウォールストリートジャーナル)

    『 やがて人々がこう聞き始めたとしても驚くにはあたらない。「ホワイトハウスは大統領の立候補を擁護するために、とてつもなく重要な出来事(米国大使クリス・スティーブンスとその他の人達を殺したベンガジのテロ事件)に関する何かを隠しているんじゃないか?」と。多くの米国民有権者にとって、この事は大統領職の価値を貶める原因となる可能性がある…… 現職大統領はその信頼性に欠如がみられる。』
—Daniel Hemninger,  10/25付 ウォールストリートジャーナルより


    さてどちらが正しいのだろう? 大統領は信頼がおけるのか? 彼が『 …ありのままの真実を口にし、口にしたことはありのままの真実だ』と口にする時、それは真実なのか? これは11/6、人々が投票に行く時、確実に彼らの胸の内を去来する問題だろう — 今すでに効力を発している選挙日前の不在者投票を行っていない人々のことだが。

    それぞれの候補者の信頼性は、来週に入って示されるのではないかと私は思う。両候補者が11/6、水星が逆行に転じ、海王星が滞留から順行に移ろうという投票日に向けた最後の日々にとる戦術によって、私達はそれを確認することになるだろう。この惑星コンビネーションは正直さや透明性を暗示するものではない。むしろ策略や奇襲にも似た申し立てという手段や、誰もその責任をとらない類いの情報漏れなどを象徴するものだ。つまり言葉を換えるなら、この次の週あたり、世論調査結果にもう一度変化があったとしても驚くなかれ、ということだ。

例えばもし突如として、はたまた藪から棒に、ロムニー知事の所得税に関する税務記録のコピーが何処からともなく出現して、彼が数年前にオフショア口座を持っていたことが明るみに出たり( 現政権以前にはこれが適法だったことなど気にする必要はない。何故なら今現在は適切な申告が無ければ違法だからだ )、あるいはコロンビア大学でバラク・オバマの学友だった誰かへのインタビューで、彼が経済学の単位を取れなかったことが今になって暴露されたとしても、私なら驚かないだろう。言いたいことを分かって頂けただろうか? 

だが、もしこのようなことが起きるとしたら、それで利益を得るであろう相手方の候補者にもブーメランとして返っていくだろう。何故なら…… これは結局、信頼性の問題だからだ。あなたは隠すことなど何も持たない信頼に足る人物なのか?それとも否か? そのどちらかだ。そうだ、オバマの言うとおり「信頼は重要」なのだ。

    水星と海王星が時を同じくして強調される時、信頼の問題は紛れもない挑戦課題だ。来週のニュースとその翌週の投票集計のニュースを見ていて欲しい。これはマンデーン・アストロロジーの重要なレッスンとなるかもしれない。





訳文ここまで
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October 21, 2012

レイモンド・メリマン 週間コメント 10/22 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2012年10月22日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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今回は時間の都合で≪ 長期的考察 ≫ と≪ 今週のベスト・トレード ≫を割愛させていただきました。m(_"_)m


≪ 先週を振り返って ≫

    『 最新の調査はオバマ氏が選挙投票日前の不在者投票において、最も多くの票を積み上げたことを示している。アイオワ州ではおおよそ三分の一の有権者がすでに投票を済ませたと言われている。オバマ氏はこれら早期投票者からの支持によって、共和党のライバルに対し67%対32%と、殆ど二倍に上る票を獲得した。』
— ウォールストリートジャーナル「選挙:ウィスコンシン、アイオワでオバマがリード」よりPatrick O'connor と Neil King, Jr.の記事。2012年10/19付

    このコーナーは≪先週を振り返って≫というタイトルなので、米国大統領選について述べた前回のコラムを振り返ってみよう。それは今やもうたったの2週間後に迫っている。前回、私はこの選挙を予測することの難しさとその流動性についていくつかの問題を指摘した。一つはオバマ大統領が2008年に彼を勝利に導いた逆転の選挙戦略、すなわち彼の団体組織能力が大統領自身に選挙前日で58%対42%という記録破りの不在者投票を獲得させた、というものだ。同じ戦略が2012年にも再び成功裡に遂行されていることは明白だ。選挙週間の間に有効となる水星と海王星の滞留現象が示す反則行為や不正投票の申し立てが行われるのではないかと私は疑っている。それは翻って選挙結果の公式集計を遅延させることになる。選挙当日に水星は逆行に転じ、その週末には海王星が順行に転じる。両惑星が持つ多くの原理の中で、水星は集計と能率を司り、一方海王星は噂や虚偽の告発と共に、物事の歪みを支配する。

    以前のコラムではまた、9/19~10/8を選挙の力学にシフトが起きる時期だと指摘した。これは10/3の大統領候補者討論会で起きたように思われる。というのは、ある世論調査では今やロムニー知事が有権者の50%という重要な支持水準に達しているからだ。その前までは、彼はかなり出遅れていたのだ。2012年10/19付のウォールストリートジャーナルによれば、最新のギャロップ調査ではロムニーが全国的に52~45%と、さらに驚異的な数字でオバマをリードしている。たった2週間の間に起きたこのシフトはドラマチックだ。

    ロムニーは勝てるだろうか? マンデーン・アストロロジーはその可能性を支持するだろうか? もちろんそれは可能だ。とりわけジオコズミックの状況を考えればなおさらそう言える。結局、天王星は冥王星に対するワクシングスクエアの局面に厳然とあって(2012年6/24~2015年3/17)、天王星が土星、海王星または冥王星とのアスペクトを形成する時は常にどんなことでも起こり得るし、世界中の政治的リーダーシップに主要な変化が起きる可能性もある。2008年の選挙当日を例に挙げれば、土星は天王星にオポジションを形成していて、オバマは史上初のアフリカ系米国大統領となることで世界にショックを与えた。現在、またもう一つの主要な変化がこのリーダーシップに起きる可能性がある。私自身の偏見からすれば、ほんの少しだけまだオバマに利があるように見えるとしても、だ。天王星の下では誰も物事の結果に確信は持てない。

    この選挙とその後の状況を予測するにあたって、考慮することで効果的に使えそうなジオコズミックの検討事項がある。例えば、土星は10/5に蠍座に入場したが、これは一回目の候補者討論会からたった2日目のことだった。これはこの選挙の力学において重要なシフトが9/19(天王星・冥王星の2回目のスクエア形成)と10/8に起きるという示唆を私にさせた要因の一つだ。土星は2014年12/23~2015年6/15まで射手座への短期の再入場を除けば3年ほど蠍座に在泊する。土星が蠍座を進む間は山羊座の冥王星とミューチュアル・レセプションとなる。土星は山羊座を支配し、冥王星は蠍座を支配する。したがって、これらは互いに相手の支配するサインに在泊することになる。(これがミューチュアル・レセプションだ)。

惑星同士がミューチュアル・レセプションとなる時、惑星それぞれが持つ心理作用が強化される。これはまるで彼らがコンジャンクトしているようなものだ。今回のような場合、土星は人間活動において「政府」に関連する事柄を支配し、そして心理作用は「減じる」ことへの衝動となる可能性がある。土星の本性は縮小し、物事をより効率的で管理しやすくすることにある。冥王星の力は改革であり、その力がかかる人間活動の領域は税金と負債だ。この二つの要素を繋げて考えれば、政府が負債の削減と税法の改革という行動を起こし始めるのはここ3年の間だと見ることが出来るだろう。

これはオバマ大統領とバイデン副大統領よりも、ロムニー知事とポール・ライアン下院議員の選挙綱領により近い線なのではないか。もしこのようなことが起きているとすれば、これから先、政府による経済改革における政策変更が世界中を席巻するだろうことは容易に想像がつく。何故ならこうしたアスペクトはなにも米国のみではないからだ。2013年~2014年、山羊座8°~15°を運行する冥王星は(天王星にスクエアで土星とはミューチュアル・レセプションの状態で)、中国、日本、そしてヨーロッパ連合(1967年7/1)の始原図にも影響を及ぼす。これが世界の政府の規模と役割に対する厳しい制限の始まりを示す可能性は大いにある。こうした観点からのより深い分析に興味のある向きは、著名なアストロロジャーであるグレン・ペリー博士のウェブサイトを訪ねてみてほしい。彼は2012年の選挙に関して非常に興味深い記事を2本書き上げている。

    先週の金融市場では、米国と日本の株式市場が10/15月曜の新月に複数週にわたる安値をつけた。ヨーロッパの殆どの市場はその前の週終盤に底を打った。そして殆どの市場が木曜にかけて反騰し、金曜には急落した。金と銀、加えて対米ドル通貨も似たような状況だった。だが本番の動きはここから始まる。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    9/19~10/8に人間の集合心理の力学がシフトする可能性があり、それがホワイトハウスを巡る競争での変化を指し示すかもしれないと私は前に考察した。それは起こった。そして今、私達はもう一つの — そして最後の — 心理的力学のシフトに向かおうとしている。それは多くの金融市場における変化に関わると同時に、またしても米国大統領選の方向性に変化を生む可能性がある。このシフトが起きるのは今週月曜10/22で、太陽が負債を強調する星座宮、蠍座に入場し11/10、海王星が順行に転じる日まで滞在することに起因する。

その間、太陽・土星のコンジャンクション(10/25)、火星・木星のオポジション(10/26)、天王星・冥王星ワクシングスクエアに対する金星のTスクエア形成(11/1~3)、そして水星の反転逆行(11/6)がある。この内では火星・木星のオポジションと天王星・冥王星スクエアの金星によるトランスレーション(10/26~11/3)がシフトをもたらす上で最も重要なパートを占めるだろう。それはまた世界の株式市場における非常に大きな価格の揺れ動きにも関連している。何故なら火星はこの時、射手座に在泊しているからだ。先週論じたように、『 たった今発効している重要な短期ジオコズミック・サインは射手座の火星(10/6~11/16)だ。これは非常に荒っぽい市場を示唆する力学の組み合わせなのだ。火星は勢いと攻撃性、つまりどんな手段を使ってでも勝ちたいという衝動を象徴している…… それは闘争的で好戦的で……(そして)それは射手座にあり、これは"誇張"と"大きい"という原理に関連している。これは、多くの場合自信が高まってリスクを冒す活動と結び付く組み合わせだが、時には自信過剰ともなる。そしてそこに問題を呼び込む要因があるのだ。もし物事がそうあるべきだと考えたようにいかなかったら、その自信はいとも簡単にヒステリーとパニックに変わる。だから射手座の火星の下では、金融市場は力強い反騰かまたは激しい下落をみせるのだ…』


    準備したまえ。私達は物事が非常に荒っぽくなる、その時期に入ろうとしている。特に今週終盤から来週にかけてそうなるだろう。この時期は素晴らしい利益を上げることが出来るが、もし注意が足りなければ手ひどい損失にもなり得る。そして恐怖の「財政の断崖」はいまだに1/2と不気味に迫っている。今回の市場にはちょうど25年前の様々なことを思い起こさせられる。それは1987年、10月19日を迎える直前の金曜日のことだった...。





訳文終わり
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October 17, 2012

メリマン 週間コメント 10/15 長期的考察 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2012年10月15日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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10/15日付けのコラムはお休みの予定でしたが、今後の経済に関わるマンデーン(金融)・アストロロジーの基本情報として、長期的考察のみ訳しましたので取り急ぎ掲載します。多少粗いかもしれないので、もし訳文にアヤシイ点やお気づきの点などありましたらご指摘ください。(新月の星読みを見に来て下さった方はこの下の記事をご覧下さい。)  m(_"_)m


≪長期的考察≫

    "深刻な世界的経済停滞に警告灯"
    —10/9発表されたIMFの世界経済成長見通しより
これはウォールストリートジャーナルの記事に書かれた通りだ。『高まるグローバル・リセッションの危機:IMFによる成長率見通しの下方修正は新たな景気悪化の勢いが止まらないことを警告している。』

    真剣に取り組んでいるファイナンシャル・アストロロジャーは、土星が蠍座に移行すると共に、ある重要なシフトが起きつつあることに気付いている。

    惑星と星座宮の原理に照らしてみるなら、非常に遠い惑星である土星、天王星、海王星、そして冥王星がサイン(星座宮)を移行する時、それは集合意識と人間活動に主要なシフトが起きる時期に合致しやすい。同じことが月のノースノードにも言える。これはおよそ19ヶ月ごとにサインを移行する。月のノースノードは19ヶ月にわたる蠍座の旅をちょうど先月、9/2に始めたばかりだ。という訳で蠍座というサイン(この場合は「星座宮」であっていわゆる「星座」とは異なる)がハイライトされ、それによりその基本的な原理が表舞台の中央にせり上がってくるだろう。蠍座はその支配星である冥王星に似て、4つのD、すなわちDebt(負債)、Deficits(赤字)、Downgrades(格下げ)、そしてDefault(債務不履行)を統治している。さらには、多くの国々における税法の改正にも関連している。これらの領域は密接に絡み合っているのだろう。

    こうした事柄に対する懸念は一層深まっている。何故なら蠍座に入場してきた惑星が土星だからだ。ファイナンシャル、マンデーン、両アストロロジーにおいて(そして古典占星術の分野でさえも)、土星は「説明責任」の原理を支配している。これは、過去の行いの結果がついに現実となって立ち現れてくることを意味する。だから『フォーキャスト2012』では、蠍座の土星を、負債と赤字に関して行われてきた全てに対する「審判の時」だと述べた。それは世界規模の負債爆発の全結果に対応しなければならない時だ(少なくとも私はそのように解釈した)。いわゆる「缶蹴りの缶」は、もうそれ以上遠くに蹴り出すことが出来ない。世界中の政府が難しい決断や何らかの犠牲を余儀なくされるだろう。さもなければその国は債務不履行や信用状態のダウングレードを経験することになる。
メリマン氏が数年前から言い続けてきた比喩で、各国が債務危機への根本的対応を先送りにしてきたことを皆で缶を遠くに蹴り合うゲームに例えている
    蠍座と土星(それに月のノースノード)の新たな相乗効果が勢いを増すにつれて、投資界は市場から資金を引き揚げ始めるかもしれない。市場に特化したアストロロジーでは、土星は怖れを支配し木星は貪欲を支配する。またもう一つの解釈は、不換紙幣における極度のインフレ化が進行し、購買力の大幅な低下がさらなる形式の負債を生み出すというもので、これは固定収入に頼って生活する層を直撃する。

    そこから簡単に脱する道は無いし、現況ではリスク・フリーな投資戦略(そんなものが有るならの話だが)は殆ど無い(しかしながら、トレード用の戦術は常に存在する)。土星と蠍座が力を振るう天の下では、状況からの「簡単な脱出口」などあり得ない。国家の税制、法律、改革、そして金融危機を巻き込んだ非常に複雑なシグナルが存在するからだ。前回土星が蠍座に在泊した時期(1982年11月〜1985年11月)、米国は深刻な貯蓄貸付危機とスキャンダルを経験した。多くの土地所有者(特に農家)が、過去4年にわたるインフレ悪化と高い貸付利率のために自分達の資産を失ったのだ。危機による経営悪化が十分癒えた時、幾人かの銀行家が収監された。今後3年の間にこうした動向や懲罰が再び繰り返される可能性がある。
年代からするとその前に起きた中南米債務危機をふまえてのことかもしれない
    だが1982年〜1985年はまた、米国両党の政治指導者達によって厳しい決断、犠牲、そして歩み寄りによる合意が為された時期でもあった。いったんこの妥協案が合意に至ると、経済と株式市場は歴史上もっとも長きにわたる成長期の一つに入った。私達はもう一度それが出来るだろうか? それは可能だ。2012年12月31日を期限として迫り来る「財政の断崖」から墜落することが無ければの話だが。ところで、この「崖」のイメージは何となく天王星・冥王星が形成するスクエア・アスペクトに似ている気がする。

    さて、土星が新たなサインに移行する時は多くの場合、様々な金融市場の長期トレンドが反転する時期と相前後している。1982年には株式と国債の弱気市場が終わり、それぞれの市場で新たな強気市場が始まった。今回は株式、国債の両市場共に史上最高値付近にあることから、当時の反対の事象が起きそうに思われる。但し、勿論のことだが、爆発する債務危機を脱する唯一の方法は負債の貨幣化しかないことは解っている。そしてそれこそが、これ以上道を下っても蹴り出すべき缶など何処にも無いこと、すでに缶は「財政の断崖」から風に乗って何処かに消えてしまったことの証だ。
国の債務である国債をその国の中央銀行(米国ならFRB)が購入する形式で対価を支払う、つまりドル紙幣を刷って渡すこと。これによって通貨の供給量が増え、通貨価値は下がってインフレになる。

長期投資家の目には、金が魅力的な投資対象として巨大にそびえて見える。だがこれは長期を見据えての話だ。必ずしも今後数ヶ月の内にどうこうなるということでは無い。




訳文ここまで
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October 15, 2012

○10/15の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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新月タイムスケジュール
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで 21:21前後、北海道周辺で 21:27前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は 21:02前後、沖縄周辺では 20:34前後に 天秤座 22°32’ で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦・10/15~11/13 】
*ここでは有名なデーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【太陽・月 天秤座 22°~23° 】

"A child giving birds a drink at a fountain"
噴水で小鳥に水をやる子供

"Chanticleer"
雄鶏

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★足るを知ることの難しさ
→★シンプルに必要な物事と果てしない欲望との違いを見ていく
→★満たされない渇望に気付く
→★足許の幸せに気付きながら欲望を使っていくことへの挑戦
→★けたたましい自己主張
→★プライドをかけた戦いの虚しさと失うことへの怖れ
→★知識または所有物という名の重荷
→★賑やかな中の孤独
→★何気ない温かみの中に生きることの本質を思う・・・→

エネルギーのポイント:
「隠された欲望」「 余計なものをそぎ落とす」「ささやかな優しさ」

121015NM

        乙女座の新月から約1ヶ月、その間みなさんどんな感じだったでしょうか。ネイタルチャートでダイレクトに影響を受けたひとは、けっこう強烈な出来事があったり、色んな発見をしたり、いろいろあったのではないかと思います。それに、ここ1ヶ月の間に何回か強力なエネルギーの動きがあったようで、頭痛や脱力感、気力減退など原因不明の体調不良に見舞われたひともいるかもしれません。 実はわたし自身、一時はホンモノの病気かも?と疑って病院で検査を受けたのですが、いろいろ診てもらっても何も出なくて、あぁやっぱりか…なんて(^_^;.  そんなときって体が休息と浄化を求めて悲鳴をあげているんですね。。

 忙しい日々の生活では一口に休息といってもなかなか難しいことですが、もし理由もなくシンドイな…と思うことがあったら、どうか無理せず、静かなひとときを こころと体に与えてあげてください。

これ、このところシツコク言ってる気もしますが(^_^; 、普段のエネルギー状態も2~3年前とは比べものにならないくらい強くなっています。そして時折、突風のように圧力が高まります。でも、わたし達の感覚はすぐに慣れてしまって、なかなかそれに気付けません。 よく鼻がバカになる…なんて言うけど、それと同じ感じかな。わたしもヒトのこと言えないのですが、意識して、なるべくホッと体に微笑むような時間をつくりたいですね。。

        さて、今回の天秤座の新月、すぐ近くには乙女座のα星、青白く輝くスピカが寄り添っています。 このスピカはバーナデット・ブラディの解説によれば 「 生来の強い輝き、天賦の才気、恵み 」 をもたらすもの。そして社会全体のために寄与する特別なギフトを約束してくれて、しかも絵画や詩、音楽など芸術的な才能にも関与するのだとか。 うーん、なんだかワクワクしますね。(^_^)

        でもちょっと待ったぁ! スピカは恒星。太陽系の仲間達からの挑戦にも日々四苦八苦してるわたし達にとっては、一枚も二枚もレベルが上の星です。どうも今回の新月、スピカのギフトを授かるためには通り抜けなくちゃならないゲートがあるような…… そうなんです。それは、この新月にタイトなオポジションを形成するあの準惑星、エリス。。。

lights&shadow


        まずはサビアン・シンボルを見てみましょう。ベースとなるテーマは、「噴水で小鳥に水をやる子供」です。このイメージ、前回の新月のテーマだった「メリーと白い子羊」ともオーバーラップしてきますよね。 それは純粋無垢な優しさを護っていくことでした。。

 さて、ここに出てくる原語の "Fountain"、これっていったいどんな「噴水」でしょうか?  ブレイン・ボヴィはこう解説しています。 「この"噴水"という言葉は自然の湧き水が吹き出す様をも意味するが、このシンボルの場合は、公園の共同水飲み場を指していると考えられる」。  つまり、栓をひねることによって、上向きの蛇口から初めて水がチョロチョロ出てくる、アレです。

渇いた小鳥達が水飲み台の淵に止まって水が出てくるのを待っています。幼い子供がトコトコと歩み寄り、小さな手で栓をひねります。もしかしたら、その子も水を飲みたかったのかもしれません。小鳥は逃げ去ったりせずに水を飲んだり浴びたりしています。それを見て、その子のこころはきっと小さな驚きと喜びに満たされたと思います。 何気ない日常の、ささやかな光景。 けれどここには、小さな温もりの中にひそむ、「生かし合うこと」の本質が見え隠れしているのではないでしょうか。

「水」はわたし達の生命に無くてはならないもの。 どんな野望や欲望も、飢えや渇きには勝てません。 本当の意味で、「必要なもの・必須のもの」 です。幼い子供は何の気負いもなく特別な意図もなく、それを小鳥達に与えます。多分、触ろうとか捕まえたいとか、そんなことは一切アタマの中にないまま。 小鳥が逃げなかったのは、その子があまりにも自然体だったからではないでしょうか。 ならば、わたし達が自然体になれるのはどんな時でしょう・・・?  わたしはこのシンボルをイメージするとき、何故か童話の「青い鳥」のお話が浮かんできます。

    そして・・・このエネルギーが向かっていくのは、同じ鳥でも「雄鶏」。 コケコッコー!! 昔風のアメリカ製アニメに出てくるような、胸筋モリモリでちょっと威張ったオンドリの姿をイメージしてみてください。まだ静けさに覆われた朝まだき、突然胸を張ってけたたましく朝を告げるオンドリの姿は、自分の役割へのプライド満々という感じです。 彼はいったい何を叫んでいるのかな? 

「 さぁさぁ朝だ朝だ! 新しい一日が始まるぞ!!! とっとと起きろ! グズグズしないで義務を果たせ! 」 。 

惰眠をむさぼりたいとき、こんな声を聴かされたら「やめてよ…ウルサイなぁ。。」なんて思ってしまいそうw。 

この「Chanticleer」という言葉は中世の寓話「 カンタベリー物語 」に出てくる美しい雄鶏の名前。彼はずる賢い狐に自尊心をくすぐられて騙され、食べられそうになります。そんな危ないところをいかに素晴らしい智恵を使って逃れたか・・・またそれを延々と自慢げに語るところが懲りない感じで、どこか愛されつつも、戯画的な雄鶏の代名詞になったのだとか。

で、これだけならハンサムで単純で尊大ながらも愛すべき性格って気がするけれど(何となくケンタウロス族のキラルスにも通じるような…)。 それに心機一転、新しいサイクルの始まりを告げてお尻を叩いてくれそうな気もするけれど・・・。 けれど、ことはそう簡単でもないようです。

rainyNight


ブレイン・ボヴィは対向する牡羊座23°のテーマとの関係から、このシンボルの裏に隠された顔がある可能性を示唆しています。 しかも、今回の新月ではそこに「不和の女神」と呼ばれるエリスが在泊しています。。

        もう長いこと、牡羊座22°〜23°にずっと滞在しているエリス。その度数が意味するテーマは、ずばり、人間が抱えるありとあらゆる「欲望」、そして「何かを自分のものにすること」です。 欲望とは満たされないから欲望・・・渇望。 愛、富、力、名誉、平安、性的充足、知識、認知、、わたし達はそれぞれに限りなくいろんな欲を持って生きています。 その欲がわたし達を生かし、ある時は前進させ、またある時は打ちのめします。

        エリスは今牡羊座のエネルギーを受けて、このところずっと、必死に「自分探し」をしているようです。 この社会に生きていく中で、いつのまにかバラバラになってしまったアイデンティティのかけらを集めながら。 情報の渦の中で、わたし達の中のエリスは呟きます。「アレでもない、コレでもない…もっと!もっと!もっと何かあるはずだわ…… 本当の自分、本来のわたしは誰だったんだろう? 」 と。  まだ出逢えない断片を求めて、彼女は正直に自分の欲望を露わにします。 手に入れたいものは手に入れたい。 だって必要なんだから。その姿は、ある意味子供のように素直なのかもしれません。欲望は事あるごとに刺激され、募っていきます。 

そして、いったん何か大事なものを手に入れたら…今度はそれを手放すことが怖くなります。 そしてわたし達は「装う」ことを覚えます。 

あるときは軽やかで 「え、別に?」 と、何も持っていないフリ。  またあるときは怖れを隠し、堂々と自信をもって大声で喋るフリ。。ついでに世の中を糾弾してみたり、けしからん誰かを批判してみたり、なんてコトだってするかもしれません。  よく、多少自己批判的なトーンで「自分には欲が無いからなぁ・・」 とか、賞賛をこめて 「あのひとは無欲なひとだ・・・」 なんてわたし達は言います。  でも、エリスがここに居るとき、それが果たして本当なのかどうか。 一度よく見直してみるのも面白いかもしれません。(いや、皮肉じゃなくてマジで!)

なんだかんだ言っても、わたし達は自分に価値があると思いたい。そしてそのために、誰かにそれを認めてもらいたい。そう欲しながら生きているのではないでしょうか。 天秤座の新月によってハイライトされる牡羊座のエリスは、身近な人間関係の中で、そして大きなくくりでは日々のニュースで繰り広げられる様々な人間模様の中で、わたし達を生かしも殺しもする「欲望」のあり様を見せてくれるのではないかと思います。 そして、そこにわたし達が見るものは、きっと何よりも、断片化した自分自身の姿です。 (こうしたエリスの原理を確かメラニー・ラインハートが「 "ポスト・モダン"の概念を体現するもの 」と説明していたのがとても深い感じがして、印象に残っています。多分、1977年のカイロンの発見はその先触れでもあったかもしれません。わたし達はまだ"モダン"の先を見ることが出来ずにいます。)

        この新月期、月のサウスノードは牡牛座26°でちょうど恒星アルゴルとコンジャンクトしています。そのオーブたったの1分。 このアルゴルも一枚格上のダークな女神です。もしかしたら、過去に葬ったはずの仄暗い声がもう一度どこからか聞こえてくるのかもしれません。それは社会の片隅からか、それともわたし達個人の果たされなかった夢の記憶の中からか…? 流すべき涙がもしあるのだとしたら、再び秘密のベールに閉ざされる前にみんな出し切ってしまったほうが良いのかもしれません。


        うーん・・・。そんな雰囲気の中、わたし達は小鳥に水をやる子供のように自然体でいられるでしょうか? 自分や相手になにがしかの価値があるかなんて関係なく、ただ素朴で、透明で。そしてたったひととき、小さな歓びを満たし合う。見返りなんか要らない、ささやかな温もり。自分を護ろうと装ったりせず、たとえ肌寒さを感じることがあっても、黙して立ってみる。。。

もしかしたらそんな中にこそ、エリスが探している「本来の自分」の姿が見えてくるのかもしれません。 大層な理由なんか必要としない、小さな小さな喜びの積み重ねの中に。

        エリスは本来、戦士の星です。 彼女が行くところ、至るところで不和が起きると言われるけれど、それはわたし達人間が見たくないと言ってフタをしてしまった、炉の火種を掻き起こしているだけのこと。それはもともとわたし達のこころに潜んでいた、自分との不和です。 エリスはそれを良くわかっていて、イヤなものに直面するよう、わたし達を仕向けます。 今まで、わたし達はそれに反応し、そこから目を背けるために新しい興味の対象を追い求めたり、気にくわない誰かにイヤなものを映して腹を立てたりしてきました。自分には決定的に何かが足りてない、与えられるべきなのに・・・そう感じながら。そしてやがてはプライドや所有物を賭け、自分自身の未来を賭けて、大きな戦争さえ引き起こしてきました。

けれどエリスが掻き立てる欲望は、自分の外側を見て右往左往しても永遠に満たされることはないのだと思います。 足許を流れる命の水、当たり前すぎて見過ごしてしまうような、小さな純粋な流れ、裸のわたし。 そこにこそ、エリスが投げ入れたリンゴの、本来の意味が隠されているように思えてなりません。

newsky


新月からの1ヶ月間は、惑星達の動きも盛んです。その時々いろいろな状況で 「 欲望が服を着て歩いているわたし達の姿 」 が試される、そんな場面に出会うかもしれません。 

家庭、職場、またネットやニュースでも、声高に唱えられるもっともらしい声が沢山聞かれそうです。自分も、気付いたら強い調子で何かを主張しているかもしれません。 または、自信も気力も失せて、どうでもいいや…と、「仮性無欲」に陥ったりするかもしれません。 けれど、その裏では全く別のことが進行していたり、別の想いが潜んでいる可能性が高いです。 そういうことに注意を払ってみてください。折々のエネルギーについつい脊髄反射すると、結果的に自分の足許を掬うなんてことになりかねません。また、人間関係の中で自分が望むこと、欲しいもの、欲しいことを整理して、なるべくシンプルにいきましょう。 

水星は18日あたりから逆行前のシャドウフェイズに入ります。11/6の滞留前後ほどではないけれど徐々にプレ逆行の影響力が出始めるので、大きな決めごとはなるべく週の前半までによく吟味して、こころを決めておくと良いと思います。

射手座5〜6°の火星は牡羊座の天王星とトライン、同時に天秤座のペルセフォネーとはセクスタイル。
ということは、天王星とペルセフォネーのオポジションを火星が調停していることに。 前回の新月ではこのペルセフォネーが、太陽・月とコンジャンクトしていました。 これについては9月にこんな風に書きました。

『 ここでペルセフォネーは、自分の人生に影響を与えている「親と子の関係性」、そして「自分自身の選択による決断」という要素を新月のテーマに加味してきます。またペルセフォネーは、ある出来事をきっかけに自分から進んで何かの役割や運命を引き受けていこうとするこころの動き、そしてそれによって新しい道や新しい アイデンティティを獲得していくことに関わり、同時にそれが叶わないときの息苦しさや精神的な抑圧とも関連すると考えられます。』

今、ペルセフォネーは自分なりに人生「全体」を把握したい、もう少しシッカリしたいと考えています。今の彼女はまだ自分を溺愛する母セレスの腕の中。だから彼女は独り立ちして魔界の女王として成熟する前に、そのベースとなるような自分だけの観点を得て、自信を持ちたいのかもしれません。そのベースは多分、自分の深い感情の中に潜んでいます。その深みからのレンズ越しに移ろい行く周囲の人々や世の中を感じ取っていく。そんな行為を通して、親に対する、社会に対する、そして自分自身の責任に対する確かな観点が徐々に固まっていくのかもしれません。 合い言葉は何かの「核」に触れること。

たとえ取るに足らない日々の仕事に思えても、それをガンガンと、時には淡々と、こなしてみてください。 無心にこなしていく中に、「核」はきっと存在します。もしかしたら、お決まりの古臭い物の薄皮一枚下に、真新しい発見があるかもしれません。「おぉ、何か核心突いてるかも!」 と素直に感じられる一瞬があったら、多分それはこの先、自分にとって"使える考え方"になるはずです。

        そうそう、東京ローカルの新月図では、ペルセフォネーの母セレスと、最愛の娘をさらった宿敵ともいえる魔王ハデスが仲良く東の地平線でコンジャンクトしているのも面白いですね。これが一波乱を告げているのか、それとも上手く折り合いをつけられるのか。。土星・海王星とのゆるいグランド・トラインを背景に形作って、天秤座の新月をバランス良くバックアップしているのだと見たいところです。 天底の乙女座の金星とセクスタイルを結ぶ蠍座の水星も、自己信頼と独自の道を創り出す助けになってくれるはずです。

射手座の火星は魚座5〜6°のカイロン、乙女座のオルクスとはTスクエア。。
これはちと厳しいエネルギーかな。 射手座の火星は牡羊座の天王星と連携して、これと思ったプロジェクトはどんどん進めていきたいと張り切ります。でも、魚座で逆行中のカイロンのエネルギーはどこか得も言われぬところから、ある重さを運んできてブレーキをかけるかもしれません。身動きしたくても、もっちりしたジェリーの中に閉じ込められて、重力に負けそうになったり…。 そんなときは、そのブレーキ自体に意味があるかもしれない、と疑ってみてください。カイロンがハードに絡むとき、ただ物事が悪化するだけってことはありません。そこには必ず具体的に見るべきものがあります。彼は計画のどこかに無理があることを警告しているのかもしれないし、今まで通りのメカニカルなルーティンに何か問題があるのかもしれません。もしかしたら動き出すことそのものを、どこかで怖れているのかもしれません。 期日や約束を本当に守れるのか、そこに過信は無いか?など、再検討してみる価値はあると思います。

魚座の海王星・乙女座トランスプルートのオポジションに双子座アスボルスがそれぞれ0〜1°でTスクエア
こちらももう長い間ずっと続いてきた、かなり奥の深いアスペクトです。この組み合わせは自分、他人、社会全般を問わず、表面的な傾向としては一般にとても非難がましくなりがちなエネルギーを生み出します。

 わたし達は「本当のことを知りたい」と思っているのに、遠くの"真実"は霧に紛れて何が何だかよく見えません。 その霧は、「正義」だったりイデオロギーだったり、自分や自分以外の誰かの信条や都合だったりします。そこには多分、嘘や欺瞞、秘密が混ざり合っています。誰かが、壊れていく何かを護ろうと必死になっているのかもしれません。 また、同じフラストレーションの矢は自分自身にも向きます。「なんで自分はいつもこうなんだろう。こんなんじゃ全然ダメだ!」なんて。

その心情を究極まで辿っていけば、永遠に満たされない「聖なる完全主義者」の哀しみと怒りに突き当たるのかもしれません。ドロドロした現実という井戸の中で、はるかな天上を夢見ながら、炭素生物(アスボルス)である自分の身の限界を呪っているのでしょうか。 その限界は遠い祖先から父母を介して連綿と受け継いできたもの。けれどそれを突き詰めていけば、目に見えないもの、この手で掴めないもの、嘘や幻は、太古からわたし達の体にセットされた、不可欠の要素だったのではないでしょうか? でも、何のためにわたし達はそんな世界を健気なまでに受け継いできたのでしょう?  もしかして、いつの日か・・・この宿命的な限界を突破するためではないでしょうか?  ならば小さなことも大きなことも、わたし達は歴史の中で、人生の中で、いったい何を断罪してきたのでしょう? 

このアスペクトは世界を包む大きな背景の中で、ひそやかに、道を歩むひと達に語りかけています。おいそれと答の出る問題じゃないし、個人的な現象の現れ方も様々。ただ、まだ見ぬ未来に希望があるとしたら、それは魚座の海王星(清濁の深い霧)とトランスプルート(完全主義)の激しい対立を超えて、全てが溶けてしまう究極の恐怖の霧の中へ溶け込んでいく勇気を持つこと___精霊のもたらす直観(アスボルス)を大切に、たったひとりで自分の行く道を照らしていくこと。そこに道が創られる・・・このアスペクトはそんなことを囁きかけているように感じられます。。

その他気になるアスペクトは前回も触れた、射手座のフォルス・イクシオン・ヒュロノメ対双子座の木星・カオスとのオポジション。そして今回はこれに蟹座のセレス・ハデス、牡牛座のブラックムーン・リリスから変形YODが加わって、ちょっと騒々しい雰囲気。けれど意味合いはそう変わらないと思うので、こちらについては前回の記述をもう一度ご覧ください。


        さて、さすがに天王星・冥王星スクエア期、今回も盛り沢山の天秤座の新月です。そういえばエリスを発見した天文学者、マイク・ブラウンの『 冥王星を殺したのは私です 』という本、もう読まれました? 彼はゼーン・ステインなどのアストロロジャーとも交流のある、まだ数少ない天文学者のひとりです。 この本には彼がエリス(当時はジーナ)を発見したときの騒動と、それによって冥王星が惑星から格下げされた顛末が、ひとりの天文学者、ひとりの人間としての目で書かれていて、とても面白いです。文体も読みやすいのでかなりオススメ。けれど一番興味深かったのは、このエリス発見にまつわる騒動が、はからずも天文学界そのものに潜む様々な問題点や不和を浮き彫りにしてしまった事実でした。うーん、エリス恐るべし!

欲望と破壊を伝播する女神の星、エリス。でもわたしはそんなエリス、大好きです。以前エリスのことを書いたとき、元々付けられていたコードネームの主だったアメリカのTV番組のヒロイン、プリンセス戦士ジーナを紹介しました。考えてみれば、ジーナもまた必死に過去の贖罪と自分探しの旅を続け、あらゆるタブーとの戦いに明け暮れていたんですね。。 さぁ、わたし達のエリスはこの新月で恒星スピカと出会い、探し求めていたギフトを受け取れるでしょうか?

        おっと、また調子にのって書きすぎ。。まだまだキリないような気がするけれど、カーボン・ダストの身としては時間も体力も無くなってしまいました。(乱筆乱文スミマセン!^_^; 

じゃ、今回は最後の締めとして、もう一度ジーナに登場してもらいましょう(^_^)





どうか素敵な戦士の新月を!
have a great trek!!!★


hiyoka(^_^)


October 07, 2012

レイモンド・メリマン 週間コメント 10/8 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2012年10月8日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。またmerriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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都合により、来週10/15日付けのメリマン・コラムの翻訳はお休みさせていただきます。m(_"_)m


≪ 先週を振り返って ≫

        さて、やはりやってくれた。目標は失業率を8%以下に戻すことだったが、大統領選まで殆ど余すところ1ヶ月ジャストというところで、失業率は7.8%に下がった。それでも先月の非農業部門雇用者数の増加は11万4000人と、経済成長見通しを「健全」と見なすためには通常ベースで20万人以上に戻す必要があることからすればまだ少なすぎる数字だ。

    当初、株式市場は雇用統計の結果を歓迎し、ダウ工業平均は9/14につけた直近高値13,653を抜いて13,661と数年ぶりの新高値をつけた。とはいってもすぐ隣組のS&P先物は新高値をつけてはいない。1466まで騰がったものの、これはやはり9/14に記録した数年来の高値1468にあとわずかというところに留まっている。したがって、ジオコズミックな重要変化ゾーンのただ中にある現在、米国に異市場間弱気ダイバージェンスが発現したことになる。もちろん、過去数週間にわたってこのコラムで述べてきたように、こうしたダイバージェンスはいまだに世界の多くの地域に示現している。

    金と銀もまた先週7ヶ月来の新高値まで騰がり、銀は10/1月曜に3544をつけ、金は10/5金曜に1798を記録した。だがその後、金曜朝の雇用統計を受けて両市場共に反落した。これもまた、今週末に火星が蠍座を去ると共に浮かび上がる懸念だ(≪ 短期ジオコズミクス参照 ≫)。


≪先週のベスト・トレード  ≫

    金についてのウィークリー・リポートでは次のように述べた。『 OK、私達は今一度ロングで大きな利益を上げ、週の高値でショートした。今回はそこそこの利益でそのショートを手仕舞いしよう。そして、もし価格が1767まで下落するようならそこでロングに戻る。ストップロスは1738近く以下に置く。』これは再び上手くいった。週の安値は1765.70であり、金曜の早いうちに、金は1800を試して7ヶ月来の新高値を示現した。

このコーナーは細かいニュアンスなど省略しています。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        10月初めの2週間は数多くのジオコズミック活動がみられる。先週は起きてくる全ての惑星イングレスについて述べた。これは水星、金星、火星、そして土星の新しい星座宮への移行で、10/3~10/6に起きる。このイングレス1つとっても、市場世界、それに加えて政界関係者の心を占める関心の焦点がシフトすることを示唆している。これらのジオコズミック・サインに基づいてみれば、先週の大統領候補者討論会におけるミット・ロムニーのパフォーマンスが選挙戦を支配する力学を変えたとしても驚くにはあたらない。殆どのアナリスト達によれば、今や本物の戦いの準備が整ったそうだ。以前は彼らの大方がロムニーの勝利チャンスなど無いと見限っていたのだが。

これに関する私自身の観点は、9/19(天王星・冥王星スクエア)~10/8の何処かの時点で選挙における力学が変わってくるというものであり、予測を立てるにしてもそれまでは待ちたいと以前述べた。今回はそれをこのコラムの≪ 長期的考察 ≫において試みている。

    さて今週発効する短期ジオコズミクスに話を戻そう。10/4、木星が逆行に転じた。10/9、太陽が木星にトラインを形成する。そして10/15、天秤座で新月が起きる。伝統的な占星学的枠組みからみれば、これらのジオコズミック・サインは全て幸先が良い。だから人は株式市場が反騰を続けると期待するかもしれない。しかしながら、こうしたシグナルは常にそう上手くいくというわけではない。ここで期待される「良いニュース」とは、失業率が8%以下に下がったという経済レポートのことだったのかもしれない。

    これら全ての通常は「好ましい」徴候と、楽観的な木星が示すシグナルのただ中で、火星は射手座に移行、滞在する(10/6~11/16)。射手座は木星の「ホーム」(本来宮)であり、一方火星(活動とエネルギーの惑星)もまた、株式市場にとっては典型的な強気を体現するものだ。実際、荒々しいほどの強気相場となるかもしれない。だがそこには罠がある。つまり、こんなにも強い木星的な要素が働く時に、それが大衆の中に楽観的で肯定的な雰囲気をあまり生まない時は、同じエネルギーがかわりにヒステリーとなって表現され、パニックへと導くということだ。そんな訳で私達の先入観としては強気だが、楽観論と希望が示現するかわりに市場が暴落し始め、ヒステリーが起きてくるような出来事には注意を払っておかねばならない。

こういった出来事の可能性として考えられる問題は、既に起こっている。「財政の断崖」だ。これについては過去数週間にわたり毎回コラムでも言及しているように、それまでに予定されている全ての増税が撤廃されない限り、来年1/1がそのリミットだ。天王星・冥王星は今や堅固なスクエアとなって構え、ホワイトハウスと議会は「国に奉仕する」という彼ら本来の義務を遂行するより選挙に勝つことの方に照準を絞っている。そして時間はどんどん失われていく。そうした中でこれらのジオコズミック・サインは、やはり、合意はそうやすやすとはいかない、あるいは期限には間に合わないかもしれない、と私に示唆しているのだ。そもそも合意など起こらないのかもしれない。

10/28、火星が木星(射手座の支配星)とのオポジションに至るころには、「空騒ぎ」や「ヒステリックなパニック」のエネルギーも絶頂に達する可能性がある。もしこの時にそれが起きなくても、またもう1つ強力なシフト(そして断崖となり得るもの)が、11/22~27にやって来る。それは火星が天王星・冥王星の強力なスクエアをトランスレートする時だ(この時火星は天王星にスクエア、冥王星にコンジャンクションとなる)。これは世界の政治、軍事、金融面にとって、潜在的に非常に危険な配置である。


≪ 長期的考察 ≫

    『 現代社会が互いにコミュニケートするための手段の中で言語の次に来るものとしては、金銭が最も重要な仲介物である。 』
—Bernd Widdig, "Culture and Inflation in Weimar Germany"(「ワイマール共和制における文化とインフレーション」より)

    『金銭がこうした相互信頼の仲介物であるため、その通貨の価値を落とすことは、安定した社会的結合の上に成り立つ信頼そのものの価値を貶めることを暗示している。紙幣を刷っている我々の中央銀行とその取り巻き達は、彼らが続行している通貨価値の毀損行為の最終結果を果たして理解しているだろうか?』
―Dylan Grice, "Popular Delusions: Memo to Central Banks: You are Debasing More Than Our Currency"(「大衆受けの妄想:中央銀行へのメモ:あなた方は我々の通貨より大きなものの価値を貶めている」より), Societe Generale Bank


    オーケー、選挙について話そう。まず第一に、米国大統領選とそれがもたらす世界経済へのインパクトは、世界の中央銀行の振る舞いと政策に関して起きていることに比べれば、二次的な問題であると言明しておきたい。

    第二に、米国大統領選はいまだにドングリの背比べだ。10/3水曜の大統領候補者討論会では、オバマの精彩を欠いた長ったらしい弁舌に比べ、ロムニーが非常に優れたパフォーマンスを披露してスコアを上げた。だがここで思い出して欲しいのだが、ちょうど同じ事が2004年に行われた選挙の最初の討論会で起きている。この時ジョン・ケリーはジョージ・W・ブッシュを鼻であしらい、まるでブッシュを有能な人物を前にした愚か者のように見せ、大統領にはふさわしくないとまで思わせたのだ。けれども選挙当日は月が土星と共に蟹座に在泊しており、したがって、当時の私の予測は何も変化は起こらないだろうというものだった。結局、ブッシュは蟹座であり、米国自体も蟹座なのだ。ケリーの方が討論にかけてははるかに上を行くという事実にもかかわらず、結局は何も変わりようがなかったろう。当時、少なくとも選挙の1ヶ月前には、ブッシュの勝利を予想するアストロロジャーは(もし居たとしても)非常に少なかった。今回の選挙でこの2004年のことを随分と思い起こすのだが、またしても非常に多くのアストロロジャー達が民主党の勝利を予測している。

実は、私のアストロロジー界の仲間はその政治的信条において大部分がリベラルだ。だから彼らは概して、殆ど常に — 1つの共同体として — 民主党の勝利を予測する… いや、それは一向に構わないし、私は彼らが大好きだ。ただ、今までと今回でたった1つ違うのは、私自身の分析も殆どの点で彼らに同意している、という点だ。

    言葉を換えれば、ロムニーの素晴らしい討論ぶりの結果として9/19~10/8の間に力学が変わり、彼が有利に見えるにもかかわらず、『 フォーキャスト2012』以来、私の予測を変えるような物事は結局のところ実際には何も無かった、ということになる。それでも、彼に有利に働くと思われるアストロロジーのアスペクトは天王星・冥王星のスクエアだという事実があり、そして天王星は「変化」を意味する。 しかし一体何が変わるのだ? 上院か、または下院の構成だろうか? そうだ、その可能性はある。そしてもちろん、ロムニーが勝利してそれが「変化」を象徴するということもあり得る。驚きと転覆と変化を支配する天王星を前にして、私には100%の確信は無い。

    しかし私の観点は、この選挙に関わる殆どのジオコズミック・サインがいまだにオバマに有利だという見方に留まっている。アストロロジーから言えば、選挙当日に月が獅子座に在泊しており、オバマは獅子座生まれだ( 2004年の選挙当時、投票日の月が蟹座に在ってブッシュが蟹座生まれだったように)。したがって、投票がその日に設定されたことが彼には有利に働く。だがそれと同じくらいに重要なのは、選挙前に不在者投票する労をいとわない、途方も無く膨大な数の有権者をかき集めるための、コミュニティを組織する能力をオバマが持っているということだ。彼は2008年に不在者投票の58%を獲得したことでこの能力を証明した。記録的な人数の市民が2008年の選挙日前に投票を済ませ、その結果、票は大きくオバマ側に積み上がった。すでにこれと同じ流れが現在繰り返されており、先週のウォールストリートジャーナルはこう伝えている。『 アイオワ州では119,318人もの民主党支持の有権者が不在者投票の申請を済ませている。なお共和党支持者の申請数は24,909人に留まっている 』。

    それに加えて、討論会はまだ社会問題には触れていないし、最近の世論調査によれば、オバマはこの点で女性票の圧倒的なリードを保っている( 討論会以降の数字はまだ更新されていないのだが)。「フォーキャスト2012」でも報じたように、私は2012年の女性票が選挙結果の行方を左右すると信じている。

もしロムニーが勝ちたいと望むなら、彼は
 1)オバマのコミュニティ組織力に対抗して今すぐ不在者投票を勝ち得なければならない( 彼が最後まで持ちこたえるには選挙当日の投票結果に頼ることは出来ない — 2008年の選挙でオバマが形勢を一変させる策略を使って以来、そんな時代は過去のものとなった )。

そして
2)彼は女性有権者達が懸念している問題に対しもっとアピールし始めなければならない。

    ロムニーにそれが出来るだろうか?そう、それは可能だ。たった今、天上では天王星が大きな力を振るっており、それはリーダーシップの変化を示唆している。だが今の時点では、現在のホワイトハウスの占有者を追いやるようなことが起きるに足るほどの変化は現れていない。

だが告白しておくが:私は以前間違ったことがある。また個人的には、選挙やスポーツイベント(スーパーボウル)の結果予想をすることに大変な居心地の悪さを覚えるのだ。特に今回のように、選挙日前に行うことが可能な投票にその結果が大きく依拠する場合はなおさらだ。これでは、もはや信頼に足るチャートも無ければ正確なイベントタイムも存在しない。したがって、プロフェッショナルなアストロロジャーにとってはトライしても得るところは非常に少ない。何故なら結局これは、私達がやるべきこと、すなわち社会にとって真に価値あることではないからだ。そのかわりに、これは人々が最もあなたの顔や名を覚え、そしてアストロロジーについて記憶に留めるという、一種のエンターテインメントへの進出にはなる。だがそれは不幸なことだ。何故なら問題のイベントはもはや根拠のしっかりした時刻など持たないのだから。アストロロジャーが仕事をする時に必要なもの、それが時間だ。

だから皆さんにお願いしたい。もし皆さんが私を予測やアストロロジーの技術面で評価するなら、選挙結果やスーパーボウルの予想の結果ではなく、市場動向についての研究成果の方により重きを置いて判断を下して欲しい。

そして何よりも、選挙後のアメリカ合衆国に神のご加護があらんことを。





訳文ここまで
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