April 2013

April 28, 2013

レイモンド・メリマン 週間コメント4/29 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2013年4月29日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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 ≪ 先週を振り返って ≫

        世界では大方の株式市場が4月18日~4月22日の間に底を打ち、その後先週の殆どを通して穏やかな上昇をみせた。ジオコズミックな観点からするとこれは興味深い。何故なら先週は、4月22日~5月1日まで続く、土星に対する諸惑星(金星に続いて太陽及び火星)の連続オポジション形成のスタートとなったからだ。その中間点は4月26日~27日と考えられるが、4月25日は蠍座の月が土星を取り込む形の月食だった。先週を振り返るなら、殆どの反騰が4月25日、月食が起きたその日に最高潮に達したことに気付くだろう。
日本時間で26日早朝
        株式市場がいくつかの土星関連アスペクトを含む時間帯の中間点に向かって反騰していくという事実は、いったい何を告げているだろう? まず最初に、土星が抑制と収縮という原理を持つことを理解しておかねばならない。心理的には、これは心配、未来に対する不安、そして失敗または不適切なことに関わるストレスに合致する。たとえば何事かを完璧にやり遂げたいという衝動を持ちながら、実際には完璧になり得ないことへの怖れを抱き、結局は不完全に終わって批判の対象となることを象徴し得るのだ。行動面では用心深くなりがちで、まるで他の人達に失敗や間違いをみつけられないように、極力ミスを避けようとしているかのようだ。月食は関わりあうどんな惑星のテーマもシンプルに増幅する働きを持つ。土星もその例外ではない。

        先週、株式市場は反騰した。しかしながら、その度合いはおずおずと気弱なものだった。二週間ほど前の高値を超えることはなかった。そして3~5日後には失速したが、その様子はまるで一旦足を止めて、はたして自分達が正しいことをしているかどうかをチェックするかのようだった。太陽と火星による土星へのオポジションは、今週初め、5月1日まで続く。ファイナンシャル・アストロロジャーにとっての関心事は、そこでこの休止期間が終わりを告げ、新高値へと昇る今一度の推進力がそれに続くのか、それとも木曜の月食(4月25日)が多くの株式市場における二番天井となり、そこから厳しい下落が加速していくのかを確認することにある。

        先週は株式の価格パターンが原油にも再現されていた。原油は4月18日につけた85.61の安値から木曜の月食には93.87までハネ上がり、その後一服した。先週の金と銀は、金曜の後半を迎えるまではそれよりはるかに強かった。金は4月16日につけた安値1321.50から急騰し、4月26日金曜には1484.70をつけた。しかしながら、取引最終日であるその日の終わり値は、直前の高値から30ポイントも安い1453.50だった。

銀は4月16日につけた安値2200から金曜ザラ場の高値2479まで駆け上った。だがこれもまた引けにかけて売られ、1トロイオンスあたり2375(セント)の値で週を終えた。サイクル研究では、4月16日の安値が延長されたプライマリー・サイクルの底値でない限り、5月にかけてさらにもう一度の下落の余地を残している。金に関するより詳しい洞察についてはYouTubeにアップロードした動画『 Raymond Merriman Recent Gold Decline 』をご覧いただきたい。( http://www.youtube.com/watch?v=YMpPQLGLuFI )これは4月6日~8日に開講したMMAのマーケットタイミング・アカデミー(MMTA)初回コースから4月8日の一場面を抜粋したもので、この週の終盤に金と銀が暴落する寸前のことだった。

Raymond Merriman "Recent Gold Decline"


(映像の4'58"あたりに出る説明文)
        この映像が収録されたのは2013年4月8日で、ミシガン州トロイで開催されたMMTA初回コースの最終日だった。参加したのは世界中から集まった45人の訓練生及び弟子達だ。ここでの議論は、金ははたして前の週に1540で底を付けたか、あるいはもっと下落するのかという設問についてだった。メリマンはここで、直前に教えたばかりの彼のサイクル理論の原理に基づき、何故上昇ではなく下落とみるのかについて解説している。収録当日の4月8日に金は1566~1582で取引されていた。翌日の4月9日、金は1590.10でトップアウトした。そして4月12日金曜、金は暴落し、1478で引けた。そして4月16日には1321.50まで下落している。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

        4月28日日曜に太陽は土星に対しオポジションを形成する。5月1日、火星が土星にオポジションとなる。またどちらも(太陽と火星)がそれぞれ5月1日と5月5日に冥王星に対して調和的なトラインを形成する。太陽と火星による土星へのオポジションには、もし11取引日の時間的オーブを与えるなら、株式におけるプライマリーサイクルとの比較的高い相関関係がみられる。太陽・土星オポジション(4月28日)の場合ならその相関精度は73%だ。火星・土星となるとその頻度率はさらに高く、82%となる。

私は今がプライマリーサイクルの底をつける時間帯だとは思わない。したがって、私達はこの期間にプライマリーサイクルの天井 — またはダブルトップ — をつける可能性を見込んでいる。季節的にみて、世界の株式市場が過去3年の間、4月または5月に重要な高値をつけていることにも注目だ。中央銀行はこれに気付いているに違いない。そして、だからこそ彼らは、今年もこのパターンが繰り返されるのを防ぐために、何らかの手段を講じるかもしれない。そんな訳でこれは、自然な状況下でまもなく長期の下落が起きる可能性を示唆する(もしまだ起きていないのなら)宇宙のフォースと、それに対して祭を続行させたい中央銀行の力と行動とがぶつかり合う闘いになるだろう。



≪ 長期的考察 ≫

        ここ一年というもの、このコラムではしばしば、双子座14°~24°への木星のトランシットと、特にそれが天王星・冥王星スクエアの下に起きていることとを鑑みて、これが株式市場の高値に関連する可能性について述べてきた。過去100年間でこれは2回起きた。そしてその両方のケース(1929年と1966年)で株式市場は史上新高値をつけ、その後1~3年続く厳しい下落に見舞われた。4月12日~6月4日、木星は今やその位置に来ている。もし実際にこうした相関関係が存在するとしても、判断基準となる事例が2件しかないことからすれば、黄道帯におけるオーブを前後に10°ずつ拡張する必要があるかもしれない。あと10°拡げるなら、時間帯は2013年7月までとなる。いずれにしても、私達は現在このジオコズミック・サインが発効する時期に入っているのだ。

        しかしながら、まだ論じていなかったことがある。それは、ミュータブルサイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)を運行する木星が、銀においてはいかに頻繁に、より長期のサイクルの底と同期するかということだ。これがまた、何故私が銀と金の両方において、まもなくまたもう一度の大きな反騰が来るだろうと考えるもう一つの理由だ。

        今週はあと一つ、再検討してみたい長期の惑星サイクルがある。それは土星・海王星のウェイニングトラインだ。これは2012年10月10日~2013年7月19日の間に三回起きるが、その内の二回目がこの6月11日にやって来る。言い換えれば、このアスペクトはあまり動きが無いため、その最も強力なポジションが6月11日~7月19日まで続くということだ。だが、これと米国株の長期サイクルとの相関関係は、この時間帯に加えて前後6週の間に示現するかもしれない。『フォーキャスト2013』及び『Stock Market Timing』シリーズの第二巻に書いたように、

        『これは土星・海王星シリーズの内で最も印象的なことの一つだ。…… これら7つのサイクルの内、6つが4年サイクルより大きかった。…… したがって、投資家はこのアスペクトが発効している時間帯に長期サイクルが天井をつけ、その後価格が急激に反転してその後少なくとも1~2年は下落が続くことを見込める。』

私達は来る6月15日~17日に開催されるメリマン・マーケットタイミング・アカデミーの第二回コースにおいて、この事例 — そして他の多くの長期惑星サイクル — を扱う予定だ。これをライブで経験してみたい向きにはウェブ・セミナーがあり、また現地での個人聴講も可能だ。





訳文ここまで
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April 25, 2013

●4/26の満月・月食 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのか を、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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満月・月食タイムスケジュール
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで4月26日05:16前後、北海道周辺で05:22前後、関西方面は04:57前後(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で04:28前後に   蠍座5°45’で満月となります。

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月のテーマ】 4/26~5/9
*ここでは有名なデーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使いブレイン・ボヴィの解釈を参考にしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 蠍座5°~6° + 太陽 牡牛座5°~6°】
"A massive rocky shore " + "A widow at an open grave"
「壮大な岩礁」 +「墓穴の前の未亡人」

"A gold rush" + "A bridge built across a gorge"
「ゴールドラッシュ」 +「峡谷に架けられる橋」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】

 →★重大な事柄/岐路を透徹した目で見据える挑戦
 →★残された時間は永遠ではないという事実を体感する
 →★真に大切なもの、どうでもよいものを見分けていく
 →★ゆっくりと、途切れず、人知れず進んで行く
 →★突然の刺激によって噴出する感情
 →★しがみついていた抑圧の解放
 →★何があっても「向こう側」に行きたい、触れたいという渇望
 →★言えなかったひとことを伝える
 →★立ちはだかる困難の原因を見極めて徹底排除をはかる
 →★断固として行動しようとする力
 →★警戒をおこたらずに胸躍る方向へと進んで行く→ ・・・・

エネルギーのポイント:
『 到達すべき場所に向かって発つ』

130426FMLE

        さぁ、今月から来月にかけては月蝕・日蝕・月蝕と、"食"が3回続く"蝕祭"です。これは一昨年の6月以来(ちなみに次は2018年と2020年)。 今年の最初を飾るのは部分月蝕ですが、関東や北日本ではちょうど地平線に沈む時間帯のため見られません。その他の地域でも残念ながら月入帯食といって月がぼ~っと欠けたまま沈んでしまうところが多いようです。もっとも午前4時〜5時台なので、みんなぐっすり眠っている頃かも?(^_^;

さて、今回の月蝕はノースノード・イクリプスで、食としては「新しい門出」にハイライトが当たるという性質を持っています。もちろん、新しい出発には古いものとの訣別は付きもの。でも、何かが起きたとしても、否応なく出来事の洗礼を受けるというよりは、たとえ翻弄されても全てが新しい道や新しい展望を拓いていくために起きるんだ…そんな一種の予感めいたものが生まれてきそうです。 なので今回は、自分自身を変えていく、その出発点として使える大きなチャンスではないかと思います。

        この月蝕は西暦859年~2139年まで続くサロス112のシリーズで、全72回のうち65回めと、 シリーズも終盤に差し掛かろうとしています。今のところ、このシリーズに主立った特徴があるかどうかはハッキリ掴めていないのですが、前回同じファミリーの月蝕が起きたのは1995年4月15日でした。

この年は日本の現代史の中で、ひとつのエポックとなった年ではないかと思います。  1月17日、あの阪神淡路大震災が起きました。そしてこの月蝕手前の満月〜新月にかけて、オウム真理教による地下鉄サリン事件が起きています。これに続いてテロと連鎖する様々な事件が明るみに出て、長い間社会は騒然としました。また、4月19日には米国でオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件が起きています。この日、東京外為市場ではドル円が79.75をつけ、1947年以来の高値となりました。また、この年は夏に村山改造内閣が発足し、今また話題に上ることの多い 「村山談話」 が生まれた年でもありました。 

        また別の角度からみると、これから3回にわたって起きる食は、去年 — 2012年10月30日の満月から11月14日の日蝕、そして11月28の月蝕というエネルギーの流れを補完していくようなところがあります。 あれから約半年…。食のエネルギーは最短6カ月〜数年続くとも言われます。 もしかしたら、今回の蝕祭は去年秋の食で蒔かれた種子をもう一度耕し、要らない芽を間引きし、大事なものを大きく育てていくための機会としてセットアップされたエネルギーかもしれません。もし時間があれば、当時の星読みとその流れを読み返し、あらためてふり返ってみても良いかも?(ぁ..例によってどれも長文ですが...^_^;)

        さてアスペクト的にもシンボル的にも、ある種の重さを持つ強力な月蝕。でもせっかくのノースノード・イクリプスです。自分なりの意図をもって、未来を見据えるような気持ちで迎えると良いんじゃないかな? 早朝、たとえまだ夢見の中にいたとしても☆

sky


        ではでは、シンボルをみてみましょう。前回、新月のエネルギーのポイントは「世界の中心で自分を示そうとする本能」でした。牡羊座的エネルギーをベースとした強靱なテーマの下、どこかアウトサイダー的であることも厭わずに自分の道を歩みたいと望む旅人に、満月・月蝕は何をみせてくれるでしょうか?

        まず月が拾っていくベースのエネルギーは、「壮大な岩礁」です。海岸とはいっても、ここは海水浴を楽しめるような砂浜ではありません。まるで鉈で断ち落としたように切り立つ岩の群があちこちに顔を覗かせる広大な荒磯です。その磐岩のどれもが、波をかぶって高く水しぶきををあげています。あぁ、なんだか飛び交う海鳥の声が聞こえてきそう…。こんな勇壮で男性的な地形、日本でもよく見かけますよね。磯釣りをするひとには馴染み深い風景かな?

        ここでは水の世界(蠍座・感情) — 海と、地の世界(牡牛座・肉体) — 岩が入り混じり、そこが二つの世界の境界域であることを示しています。それはまた、識閾 …… "無意識と通常意識との境界" をも暗示しているかもしれません。 荒磯の岩は一見ゆるぎない現実世界そのもので、いついつまでも盤石のようにみえます。けれど、この光景は悠久のときを経て、煮えたぎる大地を厚く覆った岩盤がいつしか水に、風に、浸食されて出来たもの。 

今この瞬間にも、岩は海とぶつかり合い、微細に削りとられ、やがては小さな砂粒に変わっていくでしょう。わたし達が今目にしている光景はけっして永遠のものではなく、常に相互に干渉しあいながら変化し続ける世界そのもの。 「今」は生じると同時に終わっていきます。 人間の命もまた、必ず終わりを迎えます。岩の世界は水辺で終わり、水の世界は岸辺で終わります。 絶えることなく刻々と変化し続けるその境界域は、有限を生きる生身としてのわたし達に何を見せてくれるのでしょうか?

        一方、牡牛座に在泊する太陽の位置をみると、まずは「墓穴の前の未亡人」。墓穴とは、なんとなく陰気にも思えるシンボルですよね。。原文の "open grave" を「開かれた墓」とする訳もあるのですが、それだとわたしには、ホラー映画に出てくる石造りの墓所の扉が手招きするように開くなんていうイメージが浮かんでしまいます。でも "open grave" と言う場合は一般的に、墓地の平らな地面を掘って棺を入れる、あの長方形の穴を指すようです。 

2mほどでしょうか..四角く掘られた穴の前に夫を失った女性が立っています。穴の中はまだ空っぽです。まるで受け入れるべきものを受け入れて、元通り塞がれるのを待っているかのよう。 その前に立って、彼女は何を思うのでしょう?  波にのまれて消えていった亡き夫の思い出? それとも…いつかはそこに葬られるはずの、自分自身の運命でしょうか? 彼女には人生で得てきた多くのもの、様々な思い出があるはずです。けれど、絶え間ない変遷の中で沢山の別れを経験し、そして今、限りあるいのちの真実を悟ったとしたら…。 

きっと彼女はこれからも生きていくでしょう。一見変わりない毎日の暮らしの中で、岩に当たって砕ける波しぶきのように感情が爆発するときだってあるかもしれません。でも、一度でも生と死の境界域をかいま見た者にとって、自分がこの世に生まれてきたこと、その意味と価値、本当に大切だと思える数少ない物事以外はみんな些末なことじゃないか?と感じるようになるのではないでしょうか。。

この太陽のエネルギーを、月は"岩と波"という深みをもった象徴で受けとめます。そしてそんな月を地球の影がかすめていくとき、わたし達は今一度、自分が取捨選択し、集中し、大切にしていくべき物事とは何かをみつめなおすよう促されるのかもしれません。

sea


        そしてこのエネルギーが向かっていくのは…蠍座6°の「ゴールドラッシュ」! このシンボルと、太陽が位置する牡牛座6°の「峡谷に架けられる橋」が持つ基本的なエネルギーについては、去年10月30日の満月で解説しました。なのでここでは繰り返しませんが、今回は「ゴールドラッシュ」という、目的に向かって突進していくようなエネルギーが主要な原動力となっています。前の度数で限りあるいのちの真実に直面し、この生で何を求めて生きるのかに思いを馳せた魂は、「ここではないところ」 「向こう側」に黄金の輝きを見出します。ここで「金」は、そのひとにとって「いつまでも価値を失わないもの」の象徴です。どんなことをしてでもあらゆる手を使ってそこに辿り着き、黄金を手に入れなければなりません。これは何より行動のエネルギーです。時間は限られている、早く、早くとこころは逸ります。

けれど行く手には峡谷が立ちはだかっています。それを越えるには、橋を架けなければなりません。慌てて工事をすれば、橋は十分な強度を得られないでしょう。あるいは、疲れて足を滑らせ、谷に落ちてしまうかもしれません。 切り立った崖に橋を架けるのはとても大きなプロジェクトです。今まで誰も見たことのない「向こう側」に、今まで存在さえしなかった「道」を拓いていくのです。その途上では、沢山のひと達と連携しながら小さな歩みを重ね、バランスをとり、慎重にことを進める必要があります。時間はかかるかもしれません。 けれど、もし橋が完成すれば、得られる黄金の価値は計り知れないのです。 

目標を定め、確実に。時に欲望が先立ちこころが逸るとしても、その前進のエネルギーを無理に一直線の行動に使う必要はありません。このエネルギーの下で、流れが止まることはありません。たとえ目の前の障害が荒磯の岩礁のように堅固だったとしても、目に見えないところで物事は動いています。 それを信頼し、向かいたい目標に対してイマジネーションを働かせ、いかに自分の胸を躍らせるかに使ってみる。 きっとそれが、次の効果的な選択と行動に繋がっていくはずです。

hinode


        約18年ごとに巡ってくる同じサロス・ファミリーの食。1995年を調べてみると、いろいろなことがあったんだなぁ…なんて、ちょっと遠い目になりました。18年前、自分は何を思い、何をしていたんだろう? そのとき思い描いた未来はどんなだったろう? 多分、今の現実とは全然違っていたような気がします。 それでも今、わたし達は限りあるいのちを呼吸しながら、まだ見ぬ「向こう側」を目指して進んでいる途中です。OK!このまま行こう。自分にとって「向こう側」が何なのかはまだわからない。けれど、たとえそこにあるのが黄金であろうと、絶対の空であろうとかまわない。ただ、そこに辿り着くために生まれてきたのだから……(^_^


アスペクトから少し…

引き続き、天王星・冥王星スクエアの織りなす破壊と再生と変革という緊張感を大背景として…

満月が南十字座のデルタ星にコンジャンクト
 月・土星コンジャンクトが太陽・火星にオポジション

        南十字座のデルタ星が存在する領域をダイアナ・K・ローゼンバーグは「情熱的でエネルギーに満ち、自分自身の弱さに敢然と立ち向かう性質を持つ」と言っています。とても強い行動のエネルギーで、しばしば行きすぎて周囲が辛くなることも。ただ、そのコインの裏側ではこころの奥底に深い怖れが潜んでいて、それに負けたときは逃避的な傾向や欲望への耽溺、皮肉っぽい物の見方などが出てくるのだとか。 今回はここに月があり、土星とコンジャンクトしながら太陽・火星が対向に来ています。

親しい人間関係、もっと本質的には「自分」と「他者」、または「こちら側」と「向こう側」との関係性で、もって生まれた美点や才能、価値観、優位性、自由度などに関してジェラシーの絡む問題が起きる可能性があります。意識下に蠢くフィジカルでセクシーなエネルギーも入り混じり、いったん争いに発展すると面倒なことになりそう。暴発と粘着の両方の要素があるので、長引く怖れもあります。些末なことは気にせず、大切なことだけに意識を集中していったほうが良いかもしれません。また、意志はあるのに気持ちがついていかなかったり、自分の中でちぐはぐな状態が生まれる可能性もあります。気付かないうちにストレスが溜まっているかもしれません。美味しいものを食べたり綺麗なものを眺めたり、ちょっとした息抜きを考えてみて。

また、どうしても必要なときは、今まで胸につかえていたひとことを言ってしまった方が良いケースもあると思います。ただしこのエネルギーを上手に使うには、相手のことも自分のことも十分フェアに扱ってください。そしてお互いを解放するような方向性を目指しましょう。最後には共に笑えるように…..

牡牛座の金星・パラスがコンジャンクト、水瓶座のジュノー、蠍座のペルセフォネーとTスクエア、 冥王星とカイロンが加わってクレイドル(揺りかご)に

        金星とパラスのコンジャンクションは体に感じるセンセーション(セクシャルなものを含めて)と、それを意識して創造的に使っていく能力を暗示します。蠍座のペルセフォネーは冥王星(プルート/ハデス)と共に、冥界の女王として母セレス(デーメーテール)との一卵性母娘から自立し、ひとりの女としての道に歩みだそうとしています。カイロンは金星・パラス、ペルセフォネーとも調和的で、細かいマインドのあれやこれやを一旦お預けにして、深い感性を解放する手助けをしてくれるでしょう。自分の体に感じる官能を正直に、責任を持って表現していくには良い組み合わせです。クレイドルはその居心地の良さから、ともするとまどろみに誘われてそこから一歩も出なくなることがあります。でも、今回の惑星の組み合わせは、自分の "欲しいもの" をはっきりとイメージし、それを自らの責任で "生み出す" と意図することによって、とても創造的に使えます。26日、そして特に27日は、ぜひこのポジティブな欲望のエネルギーを使ってみてください。

ただ、水瓶座のジュノーはひとり社会的な役割を気にしている様子。彼女は自分が負っている役割に同化し過ぎていて、自由なものの見方が出来にくいようです。これを放っておけば、孤立感や嫉妬の感情のほうが勝ってくるかもしれません。暗い炎がせっかくの揺りかごを焼き尽くしたら勿体ないなぁ.....。 そんなわけで、もしジュノーに引っ張られていると感じたら、いつもとはちょっと違うことをして自分と周囲の両方を驚かせてみるといいかも? 常日頃のルーティンを打ち破ってみる…軽いショック療法かな。。自分に責任を持ちながら、同時に感情を開放していくこと。これは今回のジュノーがもたらすちょっとした挑戦かもしれません。

magelan


        この月蝕では自己(こちら側)と他者(向こう側)の間にとても強烈なエネルギーが生まれます。なので、ともすると勝つか負けるか、どちらが黄金を奪うかのパワーゲームにもなりがち。そのとき、月のノード軸の暗い十字路にひっそりと立って、わたし達を見据える者があります。それは小惑星ヘカテ。  「お前は何処に行くつもりか?」 と彼女は問いかけています。ヘカテはこの世とあの世の境界域に立ち、「限りある生命をどう使うつもりか?」 と問いかけて来ます。 ヘカテは成長を促す者。成長の耐えがたい痛みを超えて余計な荷物を捨て去り、暗い十字路を渡ろうとする探求者達を見届ける者です。

勇気。この蝕祭の間にもしもヘカテに出会ったなら、黙ってニッコリ笑いたい。そしてまっすぐ暗闇を目指したい。。 そんな風に思いつつ、ひたすら目をショボショボさせてる徹夜明けですw。




have a great trek!!!★

hiyoka.(^_^)


April 21, 2013

レイモンド・メリマン 週間コメント4/22 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2013年4月22日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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≪ 先週をふり返って ≫

        金融市場をどれほど上手く分析していたとしても、マーケットタイミング・インディケータがいかに正確に働いたとしても、金や銀に先週みられたような激しい下落、特に4月9日の高値1590.10から4月16日金曜につけたあの安値1322.50のような暴落を前にしては衝撃が走るものだ。4月19日金曜にはなんとか100ポイント戻して1424.70をつけたものの、その下落幅は先週、衆目の集まるところとなった。『一体何が原因なんだ?』 『ジオコズミックやサイクル研究はこれを予測していたのか?』『誰かこれを宣告していたか?』 MMAの週報や日報の購読者は、MMTAの訓練生と同じように、この下落への準備は十分出来ていたと思う。特に週報では、その週に1590を超えたところで何らかの動きがあれば、全てのロングを手仕舞ってショートに転じるようアドバイスしていた。

        いや、しかしこれを見込んでいた投資助言会社はひとりMMAのみではなかった。ゴールドマンサックス、J.P.モルガン、そして多くのヨーロッパ大手銀行が、皆この下落の前週に、顧客に対してその可能性を警告するレポートを出していたのだ。彼らが下落を予測した方法はMMAのものとは大分異なるが、それでも結果は同じだった。

彼らは皆1400以下、そして1200台に下がる可能性さえも警告していたが、私達のマーケットタイミング研究では866〜1367までの範囲で下落を警告していた。彼らの分析は新たな弱気相場が多分何年か続くだろうと注意を促していた。私達のそれは、今年に入っていつ何時にも、いやおそらくはすぐにでも示現するはずの4.25年サイクルのボトムを確認し得る基準を満たすような急落についての警告だった。こうしたパラメータがどんなものかは、今週のMMAサイクルズ・レポートの特別号でその概要を説明するつもりだ。一方、私達は2013年4月6日〜8日に開催されたMMTAコースのスペシャルYoutubeビデオを準備しているところで、その中では金の下落 — そしてリバウンドを事例とし、その概要を明確に解説している。うまく進めば来週には私達のYoutubeチャンネルで皆さんにご覧いただけるだろう。

        世界の株式市場もまた先週は急落した。例えばダウ工業平均は、ちょうど私達の重要変化日だった4月11日 — 間を置かず立て続けにいくつかのジオコズミック・サインが示現する3月17日〜5月5日の中間にあたる日 — に14,877で天井をつけた。先週火曜日のMMA日報で述べたように、

        『月曜(4月15日)の動きは古典的な弱気を示すものだ。つまり、4月11日の高値はまさに重要変化日に示現しており、その日は非常に長期にわたって連なるコズミック・クラスターの中間地点にあたる。これはストキャスティクスで弱気ダブルループ・フォーメーションの形成と共に起きており、2回目のループが初回より低い(弱気オシレータ・ダイバージェンス)。もし市場が操作されていなかったなら、私はこれが4年サイクルの天井であり、20〜30%の下落が進行中であると簡単に明言しただろう。もしこれほどの下落が今後2〜6カ月間にわたって起きるなら、政府/中央銀行が公衆に対して正直な仲介者であるという私の信条は息を吹き返すだろう。』

まぁ、もしかしたらこの話は殆どの読者の皆さんにとってはテクニカルに過ぎるかもしれない。だが要は、もし中央銀行が金利を抑えるためにこうした量的緩和策を行使することによって、株式市場に貯蓄家を誘導しようとするのを止めるなら、ノーマルなサイクルのリズムが働いて、世界の殆どの市場を今後数ヵ月にわたって20〜30%の下落に導くだろう、ということだ。

市場がその程度下落するというのはどんな出来事をきっかけにしても起こり得る。だが、銀行がこのような市場の買い資金に毎月何十億ドルも注ぎ込んでいるとなれば、金を含めた多くの金融市場は自然体とは程遠い。私達はそんな時代を生きているのだ。

        けれどもこういった奇妙な時代を経験していながらも、マンデーン及びファイナンシャル・アストロロジャーとしての私達は、こうした出来事が私達の人生において、最も長きにわたって続く最も強力なジオコズミック・サイン:天王星・冥王星スクエアの鋳型に確かにピタリと符合することを理解している。これは2012年6月24日〜2015年3月17日まで続き、都合7回のうち3回目の正確なスクエア形成が2013年5月20日にやって来る。ボストンで開催された有名なマラソンの終盤を襲った爆弾は、この時期と同期して起きやすい爆発的な危険性へのもう一つの注意喚起だった。これについては『フォーキャスト2013』に詳述している。   


≪ 短期ジオコズミクス ≫ 

        先週のコラムで述べたコメントを再び繰り返そう。何故ならそれは今もまだ関連性があるからだ。

  『だが今週起きる最も大きなジオコズミック要因は、太陽がその26週にわたる火星とのコンジャンクションを4月17日に開始することだ。数年前、私はシカゴで開催されたアストロ・エコノミック・カンファレンスにおいて研究発表を行った。その中で私は、これら二惑星が互いに10°以内の距離で運行する時に米国株式で10%かそれ以上の値幅を持ったリバーサルが起きたこと、その確率は他のどんなジオコズミック・アスペクトと比べても高かったことを例証した。

私達は明らかに、このアスペクトに向かいながら10%もしくはそれ以上の反騰を体験してきている。つまり、近い将来のいずれかの時点で天井をつけ、そこから10%またはそれ以上の下落が始まるということだ。時間のオーブは5月末まであるものの、この時間帯が終わる以前に下落が始まるというのは大いにあり得る。コンジャンクションの日付けに近付けば近付くほど、このリバーサルが始まる確率は高まる。』

        今週は、少なくとも二つのジオコズミック状況が生起する。最初の一つは、4月22日〜5月1日まで続く強力な土星エネルギー(原理)の横溢する期間の開始だ。4月22日、金星が土星にオポジションを形成してこの只ならぬ時間帯の幕を開ける。4月28日には、太陽もまた土星にオポジションを形成する。最終的に、5月1日に火星が土星へのオポジションとなる。短い期間に土星に対して多くのオポジションが起きるが、これは人生のどんな事柄においても、対極の発想を肥やしにして成長するというテーマに見える。マーケットで言えば、これは土星とのハードアスペクトに向かって下落している市場は買いの候補である、という私達のルールが発動する時だ。したがって、私達はこれから強気相場の修正安を買うべく時期を伺うことになるだろう。

        しかしながら、おそらく金融市場よりもっと重要なのは、こうした土星のオポジションと世界の騒乱との潜在的な相互関連性だ。これらは平和や調和のシグナルではない。代わりに闘争や緊張の高まり、軍事衝突まで起こり得るシグナルだ(またはテロリスト活動、あるいは先週ボストンで起きたような爆弾事件など、危険ゾーンは今月末まで続く)。幸いなことに同じ期間中、この同じ三惑星(太陽、金星、火星)は冥王星との間に調和的なトラインを形成する。この緊張の中から何か建設的な物事が生まれれるかもしれない。

        今週はまた、強力な月蝕が4月25日に起きる。この時、様々な緊張が高まるかもしれない。誰にでも当てはまる個人向けの結論は、暴力的だったり怒りを爆発させやすい人物との口論や衝突を(接触さえも)避けるよう試みることだ。あなたの大切な人に言う言葉には気を付けなさい。そのままであれば良い筈だった関係を、言葉がかき乱す可能性がある。争いを招いてはいけない。他者と共に建設的に働く道を探すべきだ。最後に、任務を果たすために十分な時間を自分に与えなさい。そうでなければ後れを取って、時間に間に合わせるべくあなたに依頼している他者とあなた自身との緊張関係がいや増しになる。この期間を、多くの物が圧力鍋に入れられた状態で、タイミング良くプレッシャーを解放しなければ今にも吹きこぼれる寸前の状態だと認識することだ。注意深くなければ、あなたの周囲の人々やあなたをめぐる状況は、崩壊の憂き目にあうかもしれない。


≪ 長期的考察 ≫

        『もし私の話があまりにも明解に見えるなら、あなたはきっと私が言ったことを誤解しているに違いない。』
        — 前FRB議長 アラン・グリーンスパン/昔々の発言から

        今週、私が考えに入れるたった一つのことは、木星が現在双子座15°に在泊していることへの注意だ。4月13日土曜に木星は14°にタッチした。木星が双子座の14°〜24°に在泊している時に天王星と冥王星が相互にハードアスペクトを形成したのは過去100年の内で2回あり、その時世界の多くの株式市場が史上最高値をつけた後で激しい下落に見舞われ、それは木星が獅子座に移行する時点まで続いた。たった2例とはいえ、この相関関係は頭に入れておく価値がある。特にダウ平均が4月11日、木星がこの黄道帯の領域からたった1°しか離れていないタイミングで史上新高値をつけていることからもそれは言える。たった二つの事例から引き出したに過ぎない説だとしても、これが重要な相互関連性を示している可能性はある。だが、これについてはオーブの領域を前後両方向に10°ずつ拡大する必要があるかもしれない。


        さて最後に、MMAマーケットタイミング・アカデミー(MMTA)初回コースの素晴らしい開講風景が画像ビデオになった。このイベントに興味のある方は http://merrimanmta.wordpress.com/に行くか、またはwww.merrimanmta.comのホームページ上で "WHAT'S NEW?" から"Announcements"と辿り、ぜひ映像を見ていただきたい。
Enjoy!!!






訳文ここまで
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April 16, 2013

レイモンド・メリマン 週間コメント4/15 その2 ≪ 長期的考察 ≫

≪ 長期的考察とパーソナル・ジオコズミクス ≫

        二週間ほど前、私は自分のネイタルチャートにおける木星と月のノースノードに対してトランシットのノースノードと木星のコンジャンクションが起きることの重要性について説明した。こうした現象が正確な度数で起きることは、誰のどんな一生をみても生じがたいことであり、私はこれを、メリマン・マーケットタイミング・アカデミー設立の時がとうとう来たのだと解釈した。畢竟、私のノースノードとそこに訪れたトランシットの木星は、私のネイタルチャート上で海外の事象を指すと共に教育/教える事を意味する9室にあるのだ。

この2年間にわたる集中的なトレーニングコースを設けるにあたっての目的は、私がファイナンシャル・アストロロジーという領域で過去35年という年月をかけて開発してきた研究、すなわちサイクル研究、チャートパターン、そしてテクニカル分析を包含したアストロロジー研究の根幹を訓練生達に伝えるべく指導していくことにあった。私の目標は、これらの理念と調査研究、そして分析メソッドをベースとして、未来のマーケット・タイマー達にとっての揺るぎない基盤を創造することにあった。

        その結果、45人の訓練生が現地に集まり、オンライン・ウェブキャストにはそれ以上の参加者があったことを喜ばしく思っている。これら真摯な訓練生達は、世界の至る所(インド、中国、オーストラリア、南アフリカ、英国、スウェーデン、ドイツ、オランダ、イタリア、カナダ、日本、リヒテンシュタイン、ジブラルタル、スペイン、そして勿論、米国)から集まってくれた。彼らのバックグラウンドもまた非常に興味深いものだった。

幾人かはポートフォリオ・マネジャーの職を持ち、メジャーな企業のために莫大な額の資金を運用するアクティブなトレーダーだ(去年一年の売買益が一人で3億ドルに達した者もいる)。また、各国に支社を持つ大規模な法律事務所のオーナーで、傘下の75人の弁護士達が2008年に起きたリーマン・ブラザースの破綻当時、その処理にあたったという訓練生もいる。また他には米国中央情報局(CIA)に勤務していた訓練生もいる(そして「あなたは保護されています」と言ってくれたことは私にとって大きな安堵に繋がった)。そして他の者達もすでに市場で評価を確立したマーケット・アナリスト達だ。つまり、これから歩む2年の道程は、けっして初心者と共に公園を散歩するような道ではない、ということなのだ。

        だが、こういった参加者層の実態以上に私が最も嬉しく感じたのは、彼らが真摯な意識を持つ生徒であり弟子であることだった。彼らは私と何ら変わらないほどに、市場とマーケットタイミングをマスターすることに真剣であった。今後の連続講義の初回において、私は彼らに非常に難しい課題を提示した。そして殆どの者がその難問に対処し乗り切った。それだけではない。同時に多くの訓練生達が、非常に興味深いディスカッションに私を巻き込んだのだ。ここに来て私は、幾人かの生徒は必ずや桁違いの市場アナリストに育っていくだろうと確信した。過去数十年にわたって道を切り拓いてきた仕事、そして開発してきた手法。私が表舞台から身を引くであろう数年後に、それは彼ら訓練生の内により美しく花開くだろう。これら生徒と弟子達は、力強くプロフェッショナルであり、高度に活動的なマーケットタイミングの共同体だ。私は、彼らのような次世代マーケットタイマー達がきっと今後の世界に役立っていくだろうと心から信じてやまない。

        つまるところ私は、この尋常でないほど高度な資質を持った生徒達が、この2年コース — 史上初にして唯一の、マーケットタイミングに関わる広範囲トレーニングに惹きつけられてきたことに謙虚な気持ちと感謝の念を禁じ得ないのだ。また、一人の人間のパーソナル・ホロスコープ(この場合、私のネイタルチャート)に生じるアスペクトが、人生の過程において、いかにポジティブで建設的な結果を創り上げるために使えるかを身をもって知ることもまた、私にとっては嬉しいことだ。私はそれをやった。私は今それをやっている。彼らも今、それをやっているのだ。

だからこれを目にしているあなたもまた、自分自身の人生でそれをすることが出来る。アストロロジーは運命論的なものではない。それは社会に、そしてあなた自身の個人生活に、計り知れないほどの価値を与えるために使える道具なのだ。

        これからの2年間、皆さん — 世界中で毎週このコラムをいくつかの異なる言語で読んでいる方々 — は、MMTAの訓練生による調査研究や論説を目にする機会を持つだろう。彼らには果たすべき任務がある。その成果はMMTAのウェブサイト(www.merrimanmta.com)に掲載される予定だ。そして、ひとたび彼らが2年にわたる修習コースを終えれば、彼らはMMTAが後援し世界の至るところで開催されるインターナショナル・マーケットタイミング・サミットの講師陣の一員となるだろう。




訳文ここまで
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この後に久々の翻訳後記を付けるつもりでしたが、例によって長くなりすぎ話題もすっ飛びかなり私的なものになってしまいました。(^_^;  なので、下に別記事としてUPしました。


久しぶりの翻訳後記…というか結局は私的な思い、いろいろ

                今回の長期的考察は、月のノースノードと木星のコンジャンクションという組み合わせがネイタルチャート上で同時にダブルで起きるという、本当に稀な出来事を経験したメリマンさんの体験記のような感じに仕上がっている。

翻訳しながら「うわぁ、以前から口頭試験もあってけっこう厳しい選抜があるとは聞いていたけれど、そんな凄い経験を持つ人たちが集まったのか…!」と少し驚いたりホッと胸をなでおろすような気持ちになっていた。どうしてかというと、実は『フォーキャスト2013』の翻訳作業の途上で疑問点が生じ、メリマンさんにメールで直接問い合わせをするなどのやり取りをしていた時、「あなたの観点は気に入った。実は各国語の翻訳作業をしてくれている人たちの中からもMMTAの参加者を募っている。もしあなたにその気があれば、特待生として受講料は無償で参加を許可するけれど、どうかな? おそらく一生に一度のチャンスだと思うよ?」というオファーを頂いたのだった。 

正直言って、その時気持ちは揺らいだ。確かにメリマンさんの仰るとおり、それはファイナンシャル・アストロロジャーを志す者にとっては二度と無いかもしれない絶好の機会だったと思う。メリマンさんに直接の指導を受けられるチャンスなんてそうは巡っては来ないだろう。現地に行けば、このままでは会うことも無かったような人たちとの出逢いがあるかもしれないし、もし修了すれば、きっと社会的な意味でも色々な道が拓けるんだろうな……等々、イマジネーションが拡がった。メールを読んだ一瞬、驚いてきっと目がハァトになったのかもw。 

けれど、自分をふり返ればそのオファーを受ける資格が無いことは目に見えてもいた。わたしは疑問を解きたい一心から手当たり次第にアストロロジーの原書を読みまくり、英語を翻訳するということがどういうことかを少しずつ、体で覚えてきた。けれど、難しく真摯なディスカッションを、ましてや相場や経済のあれこれを、テクニカルな論評を、英語で繰り広げるだけの力はまったく持ち合わせていない。わたしは喋れない!アストロロジーだけの話なら、何とか通じるかも?なんて甘い考えもあったけれど、現実を考えれば足手まといになることはわかりきっていた。その思いが自分で自分を縛る壁だとしたら?と考えてみたけれど、やはりそれは違っていた。

        しばらくその意味を矯めつ眇めつした後、1日おいてお返事を書いた。「オファーにこころから感謝します。けれど私にそれをお受けする資格はありません。何故なら、スピーチの面において語学力に大きな問題があるからです。それだけではなく、相場や政治経済に関しても、まだまだ勉学中の身です。

わたしはあなたのエボリューショナリー・アストロロジーに触れたことから、ファイナンシャル・アストロロジーやマーケットタイミングに興味を持ちました。神秘主義やオカルトとも重ね合わされることの多いアストロロジーと、相場という、結果が全ての冷徹な現実とを結びつけていくには、ただならないバランス感覚が必要なのだと思います。そして、スピリチュアルと呼ばれる世界に軸足を置く人間にとって、これからの世界に何らかの形で役立っていくには、そのバランス感覚が絶対に必要なことを痛感しています。もしMMTAがエボリューショナリー・アストロロジーの弟子を募っているのであれば、わたしはどんな奇蹟を起こさなくてはならないとしても、参加すると思います。けれど、今のわたしにはマーケットタイミングの特待生になる資格はありません。……」

        この時、わたしは自分の中で、あらためて自分が何に重きを置いて、どんな方向を目指しているかを明確にする必要があったのだと思う。わたしは相場が好きだ。そこに集う人々が好きだ。相場は世界の縮図であり、人間の集合心理の縮図。板子一枚下は地獄っていう言葉があるけれど、まさにそんな毎日の中で、色々な人がそれぞれに闘っている。そこにはありとあらゆる感情が行き交い、怒号も有頂天の雄叫びも、落ち込みも焦燥もほくそ笑みも欲も涙も、そして悟りにも似た心境も、全てがある。それは多分、自分との闘いの連続なのだ。

スピリチュアルな世界では、地球の金融システムや資本主義経済が崩壊するという説が囁かれて長いし、それを待ち望むような声も聞かれる。確かに天王星・冥王星スクエアが発効圏内に入った世界は激動している。それでも、今相場で必死に闘っている人たち、そして、毎日を自分なりに必死に生きている無数の人たちは、どんなに世の中が移り変わろうとも、より良い明日を願って生きていこうとする集合としてのエネルギーを持っているし、宇宙はそれに見合った明日をもたらすだろうと思う。

けれど反面、例え世の中の仕組みがどう変容しようと、わたし達人間の「こころ」という魔物が持つ夢幻の"澱"そのものが変容しない限り、新たなシステム、新たな文明が起きては滅びる、その繰り返しが存在するに過ぎないだろう、とも思う。この世界の在りようを創り出しているのは、わたし達の日々のこころであり、世界は一瞬一瞬が、その集大成だから…。

        メリマン・アストロロジーは厳然としたファイナンシャル・アストロロジーだ。けれどその基盤には、絶妙のバランス感覚のもとに、彼がその基礎を築いたエボリューショナリー・アストロロジーの奥深い世界が拡がっている。それを感じ取ることが出来るからこそ、わたしはこの3年間、コラムの翻訳を続けてこれたのだと思う。

        このオファーがあった時、わたしの月のノード軸にはトランシットの水星がTスクエアを形成していた。わたしのノースノードはアセンダント(ASC)とミッドヘブン(MC)のミッドポイント(中間点)に在泊する。メリマンさんのエボリューショナリー・アストロロジーでは、ASCとMCの中間点を霊的進化上の重要ポイント(関門)の一つと見なし、そこを通る軸と共に、それに90°を形成する軸に主要な惑星がトランシットやプログレスで来た時に、重要な決断を要する問題に直面する可能性を指摘している。今回のわたしの場合は足の速い水星のスクエアでもあり、水星は2室のルーラーでもあることから、重要問題への直面というよりは、主にマインド面で自分の価値観をテストされる感じがあったと思う。けれど、惑星からの挑戦はけっして単発で終わることはない。まるで変奏曲のように、一つの主題「どう生きるのか?」をめぐって次から次へと異なるマスクをつけて立ち現れる。その意味でも、ホロスコープは全体がホリスティックでフラクタルな構造を持つ曼荼羅だと言える。

        今回の≪ 長期的考察 ≫を訳しながら、わたしは「あれ?そう言えば見てもいなかったな。自分のノースノードに木星が来た時ってどんなだったっけ?」と思い、日付けを調べてみた。その日は、このブログに初めて新月・満月の星読みをUPした日だった…。 そして、一旦去った木星が逆行して戻り、自分のノースノードの上で順行に転じたその時、わたしはそれまでタイトルに付けていた(気まぐれUP♪)を外し、代わりに(フツウの戦士サンたちへ♪)と入れていた。その時、特に強い意図をこめたという記憶はない。ただ、それしか思い浮かばなかった。そして、気まぐれではなく恒常的に月のサイクルを追って書くことを始めていた。そうか、そうだったんた…。

        これもけっして大きな事ではない。でも、自分の方向性にとってはとても意味あることだった。結局わたしはエボリューショナリー・アストロロジーを追い続け、現実(と言われる)世界と、霊的(と言われる)世界の狭間に踏みとどまって力の限り生き、持って生まれたエネルギーを100%使い尽くしてこのフィールドを去りたいと願う多くの戦士さん達のために、わたしの知り得た何かを伝えたいのだ。そして、自分自身の星が告げる人生の意味を自ら把握しようともがき、その重みと軽みの両方を存分に生き抜きいてみたいと願うフツウの戦士さん達と共に、歩いてみたいのだ。多分そのために、わたしはココに生きてる。そのために、もっともっと学ぶことがある。時折、それに抵抗しながらも。

        今回、メリマンさんは数年後の引退をほのめかしている。人間として生きるかぎり、未来がどうなるかは、まだ誰にもわからない。けれど、彼が開拓したマーケットタイミングの道は、たとえ世界がどう変化しようと素晴らしいお弟子さん達に受け継がれ、様々に形を変えて役立っていくのだろうと思う。1991年に出版された彼のエボリューショナリー・アストロロジーのシリーズ第二巻『Evolutionary Astrology』の巻末で、メリマンさんは、いつの日かこのシリーズはトリロジーとして完成するだろうと書き残していた。彼のエボリューショナリー・アストロロジーは、そのファイナル・パートが出るまではまだ未完成だという含みを持たせて…。数年後に、それは完成するのだろうか? そんなことはきっと、時が至らなければご本人でさえわからないことかもしれない。

        この分野のアストロロジーは他の分野よりも少し特殊なところがありそうに思う。メリマンさんも、他のエボリューショナリー・アストロロジーの先駆者達も皆、エポックとなる本を書き残した時は一種のチャネリング状態だった。もちろん、アストロロジーの実習者なら皆、そういったメカニズムがリーディング時に働くのを実感していると思う。けれどこういった類いの本を生み出すときにコンシャス・チャネルとして受けるエネルギーの質は明らかに別次元のもので、恒常的に降りてくるものではない。歪みを極力避けるためにはある種の隔離された環境が必要だし、言葉に変換する際には一種の霊的血脈とでも言うような縛りを通して表現される可能性も高く、受け取る方も、感受性だけではなく高度なバランス感覚を要するシビアな世界だと思う。(その出自と生成のいきさつから考えても、サビアン・シンボルもまた、この領域のものだと考える)

けれど…こういうことって多分、しかるべき感受点がめぐり来て、次元のトビラをそっと叩くとき、そしてその合図に気付いて応えたとき…そんなときだけフッと回路が繋がるのかもしれない。メリマンさんは月のノードを自分のカレンダーであり教師でもあると言っていた。エボリューショナリー・アストロロジーの系譜に連なるアリス・ミラーもまた、月のノードは自分の運命を創造するための教師だと書いている。

        ネイタルとトランシット、両方の月のノースノード。そして他の惑星達とノードのサイクル。それを注意して観察してみると、きっと面白いことがわかる。そしてそれは、別の惑星サイクルやアスペクトとも必ずどこかで連動している。その響き合いは美、そのものだ。

無数のひと達の持つ出生の曼荼羅に浮かび上がってくる多様な主題は、そのままですでに完成している。わたし達はそれを、惑星の動きに誘われて、この次元に演じ、舞い踊る。マジで。無意識で。あるいは意図して。その光景は、太古からどんなに高貴なグル達が束の間の幻影に例えようと、ある視点から見るならば、この上なく美しい幻ではないだろうか。その根源の幻影美は、ホロスコープの1度1度に埋め込まれ、サビアン・シンボルなどによって掘り起こされている。

けれど同時に、そんなマクロ/ミクロな美しさをとことん感じることが出来るのは、自分という存在の中で、人間という鋳型をはみ出た部分にエネルギーが回った時だけなんだ…そうでない時の自分は、相変わらず焦り惑い怒り凹み、不安定な愛を求めて迷い続けているのも知っている。それでも、どんなチャートにも遍在する美はいつもわたしを勇気付けてくれる。多分、わたしはひっそりと狭間に立つことを受け入れ、意図している。だから、引き裂かれた現実に両脚をつけて予測不能の未来に向かって学んでいきたい…そんな風に思った。




hiyoka(^_^)
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追記)

        太陽と火星が牡羊座でコンジャンクション圏内に入り、これを書き始めた昨日、太陽は牡羊座25〜26°。サビアン・シンボルは『維持しきれないほどの才能を持つ男』。あれこれと手を伸ばさず初心に戻るという意味を根底に含んでいた。そして今日は『イマジネーションの中で蘇る失われた機会』。

暴力的な事件は後を絶たず、東アジアの緊張は続き、疫病も拡がり、地震はそこここで起き、相場は予断を許さない。イラクでは爆弾テロが相次ぐ中、日本時間の今日未明、米国ではボストンマラソン爆弾事件が起きて(4/15 14:50 Boston)911来のテロではないかとの声も聞かれる。事件当時、火星は太陽より一足早くこの度数に達していた。この度数は良くも悪くも、何か強力に注意を惹きつける出来事や存在の可能性を示唆している。

太陽・火星のコンジャンクションは、月(大衆)・ヴェスタ(イマジネーション・信じるものへの献身)・ブラックムーン・リリス(復讐or悪意の存在)とアラクネ(噂・陰謀)のタイトなオポジションにセクスタイルとトラインの形で絡み、エネルギーを回していた。同時にフォルス(小さな要因大きな結果)とエリス(不和の表出)はタイトなスクエア。ボストンのディセンダントには謎めかしたように海王星がコンジャンクトし、ASC上のオルクス(暗黙の掟)との長期のオポジションを際立たせている。そしてASCのルーラー水星は予測不能の天王星とのコンジャンクションに向かいつつある。

        本当には何が起こったんだろう? 何が起き続けているんだろう? 今のような情勢下で、当局は一時も早く事態を収拾しなければならないはず。日本もまたあらゆる意味で安全とはいえない今、この事件はどんな進展をみせるだろうか? 月とアラクネのタイトなオポジションは、目に見えやすいこと、耳にすぐ聞こえてくることには注意を要すると告げているように思える。わたし達には、その時に応じて信じたいと思う方向性がある。そしてそれに沿って見聞きした物事を受けいれ、行動していく。

        かまびすしく聞こえてくる様々な声に惑わされず、自分にも他者にも過度の期待や投影することを避けること。信じる・信じないの狭間に立ち続けたままで、人生に、世の中に、コミットし続けていくエネルギーを持つこと。明日の太陽のサビアン・シンボル『失望した大勢の聴衆』は、そんなことを囁きかけているのかもしれない…...。




牡羊座太陽・火星コンジャンクトのエネルギーを借りて…☆
hiyoka(^_^)


April 14, 2013

レイモンド・メリマン 週間コメント4/15 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2013年4月15日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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訂正)≪ 短期ジオコズミクス ≫ 4ブロックめ、「太陽が26週にわたる〜」としていましたが、これは「太陽が26カ月ぶりの〜」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。m(_"_)m

今回は時間の都合で、≪先週をふり返って≫ と ≪短期ジオコズミクス≫ のみとし、≪長期的考察≫ は明日か明後日にUPする予定です。m(_"_)m

≪長期的考察≫ の内容は相場やマンデーンではなく、新しく始まったMMTAの紹介とそれに関連するメリマン氏自身のパーソナル・アストロロジーの記述になっていますので、興味ある方はそちらもぜひどうぞ!


≪ 先週をふり返って ≫

        物事はいつもこんな風に起きるものじゃないか? 例えば一週間ほど留守にする。すると決まって金融市場がひっくり返る。昨今は、きちんと状況を掴んでいないとブレーキは効かない。なにしろ天王星が、5月20日に冥王星との間に形成する都合7回のうち3回目のスクエアに向かって突っ走っているのだから。 天王星の典型的な現れとして、株式指数(米国株)が史上新高値まで騰がり続ける一方、金と銀は不意に数年ぶりの安値まで下落した。冥王星の典型的な現れとしては、なおも多くの国々の経済が、破産寸前の崖っぷちに来る傾向がある。この1カ月間、キプロスのみならず今度はイタリアと中国がその信用価値をフィッチ・レーティングスによって引き下げられた。

        多くのトレーダーや投資家達にとって、先週のビッグな話題は金と銀の下落で、金の4.25年サイクルと銀の4.34サイクルにおいて支配的なステージ(dominancy stage)が確認された。前週(4月4日)の金は1540まで下落した後に50ドルと3日続きの頼もしい反騰をみせ、先週火曜に1590でトップをつけた。銀の反騰も同様に印象的で、4月4日の安値2657から4月9日火曜には2802まで騰がった。しかし4月12日金曜には、その全上昇幅以上の値が掻き消された。金は金曜に80ドル以上の崩落をみせ、1478で引けた。銀は金曜に1.76ドル下落、週の終わり値は2582だった。両方とも数年来の新安値だ。
詳しくは『フォーキャスト2013』参照
このシナリオについては、MMAサイクルズの購読者向けスペシャルリポートに詳述した。なお同リポートはウィークリー、デイリーの購読者及びMMTA(メリマン・マーケットタイミング・アカデミー)の訓練生にも送られている。金投資家の皆さんへの朗報は、これがいまだに今年最高の、いやおそらくは今後2年間で一番のトレードとなるべく準備段階にあるということで、これについてもまた次回4月22~23日のMMAサイクルズ・リポートにおいて再び解説していく。こうした事も天王星と冥王星に付き物の現象で、今回の急落は猛烈な勢いとなるだろうし、その結果として一旦回復し始めれば、その戻り方もより強烈で急激な様相さえ呈するかもしれない。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        先週は4月12日に冥王星が逆行に転じて終わった。このコラムで何度も論じたように、惑星の滞留は動きの反転前後の数日間にその惑星の持つテーマを強調する。だから私達は再び増税、信用格下げ、負債と赤字の増加についての議論を見聞きすることになるだろう。もし幸運であれば、まさにこれらの問題を修復するための真摯な提案や、一部の国々、例えば米国などで税制の抜本的見直しの声が聞かれるかもしれない。個人所得税申告の期限が4月15日ということから、今週米国では税金問題が見出しを飾ることになるというのは周知の事実だ。何故株が過去3カ月間にわたってこんなにも騰がったのかという理由の一つには、これがあるのかもしれない。人々は彼らの退職金口座に大金を注ぎ込んでおり、そのお金の多くが株式市場に流れ込んでいる。特に米国ではそうだ。

        来週はまた水星が魚座を離れて牡羊座入り(日本時間4月14日)し、金星が牡羊座を離れて牡牛座入り(日本時間4月15日)する。これが投資家心理の変化と同期する可能性はあるが、株式にとって悪い要素には見えない。価値ある物(株式のような)を統治する金星が自ら支配する星座宮牡牛座に入居する。どちらかといえば、これはおそらくより強気に向かうだろう。

        トランシットの火星もまた、現在二つの理由から重要となる。まず第一に、火星は4月11~17日にNYSE(ニューヨーク証券取引所 1972年5月17日設立)設立チャートの土星とコンジャンクトし、また同チャートの木星・海王星とはオポジションを形成するからだ。これはダウ平均の突然のリバーサルと相互関連する可能性がある。とはいえ、そう長くは続かないかもしれないが。

        だが今週起きる最も大きなジオコズミック要因は、太陽が26カ月ぶりの火星とのコンジャンクションを4月17日に開始することだ。数年前、私はシカゴで開催されたアストロ・エコノミック・カンファレンスにおいて研究発表を行った。その中で私は、これら二惑星が互いに10°以内の距離で運行する時に米国株式で10%かそれ以上の値幅を持ったリバーサルが起きたこと、その確率は他のどんなジオコズミック・アスペクトと比べても高かったことを例証した。

私達は明らかに、このアスペクトに向かいながら10%もしくはそれ以上の反騰を体験してきている。つまり、近い将来のいずれかの時点で天井をつけ、そこから10%またはそれ以上の下落が始まるということだ。時間のオーブは5月末まであるものの、この時間帯が終わる以前に下落が始まるというのは大いにあり得る。コンジャンクションの日付けに近付けば近付くほど、このリバーサルが始まる確率は高まる。もしかすると、*4月25日の強力な月食または5月9日の日食と共にスタートするのかもしれない。その場合なら、私は月食に近付くに伴い天井とそれに続く反転が起きるという見込みを好む。何故ならこの月食は土星のオポジションに太陽、金星、そして火星を送り込む形をとるからだ。
★ 部分月食(蠍座5°45’):日本時間 4月26日 04:57 頃
 ★ 金環食(牡牛座19°31’):日本時間 5月10日 09:28 頃





訳文ここまで
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April 09, 2013

○4/10の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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新月タイムスケジュール
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで4月10日 18:54前後、北海道周辺で 19:00前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は 18:35前後、沖縄周辺では 18:05前後に 牡羊座 20°40’で新月となります。

前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦・4/10~4/25 】
*ここでは有名なデーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使いブレイン・ボヴィの解釈を参考にしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 牡羊座 20°~21° 】

"A young girl feeding bird in winter"
冬、鳥に餌をやっている少女

"A pugilist entering the ring"
リングに上がるボクサー

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★物ではなくハートで助け合いたいと思う気持ち
→★固く偏狭なルールを飛び超えて思いを表現する
→★教える/教わる、導く/導かれる
→★ある一定の期間を持ちこたえるための準備
→★アウトサイダーに手を差し伸べる 
    または
→★自分が今の時点でアウトサイダーである、という自覚
→★振り回されることによる混乱
→★刺激によって動かされる集団心理の愚かさ
→★何者かに成るべく本能から突き上げる衝動
→★自らの行為のインパクトを学ぶ
→★既存の社会システムと個の生き方とのせめぎ合い
→★自分のスペースを獲得するための闘い
→★外界の規範に頼らず自己の内部に明確な価値基準を持つ必要性・・・→


エネルギーのポイント:
「世界の中心で自分を示そうとする本能」 「アグレッシブ」

130410NM

        太陽・月、エリス、火星、金星、そして天王星のステリウムで牡羊座にぐいっと焦点が絞られた今回の新月。 サビアン・シンボルのエネルギーも、少女と鳥という優しげな組み合わせから、ボクサーといういかにも熱血果敢なシンボルへとダイナミックに動いていきます。 次回、満月に起きる部分月食、5月の天王星・冥王星スクエア、その後の日食という天地の気の高まりを前に、このところ、その準備運動的なエネルギーが来ていました。 そして、今回の新月ではいよいよその関門への本格的な挑戦が始まる予感…。

        じゃ、早速サビアン・シンボルを見てみましょう。前回の新月のポイントは、「自己本位であることへの無自覚さの危険」でした。 そして今回、ベースとなるエネルギーは「冬、鳥に餌をやっている少女」です。 この鳥は籠に飼われているペットじゃなさそう。。南を目指して渡っていった仲間から、何かの理由で置いていかれたのでしょうか? それとも一年を通してその土地に棲み着いている鳥かな? いずれにしても、凍てつくような空気の中では虫や木の実も不足しがち。少女はそんな鳥を見て、おやつの残りを分けてあげたいと思ったのかな? それとも、厳しい環境に生きる鳥を自分のことのように思いやって、ポケットにしのばせたおやつの残りを毎日あげに来るのでしょうか。

ここには、何気ない日常の中で損得抜きで自然にわき起こる「何かしてあげたい・・・」という思いの自然な発露がみられます。 冬の鳥。彼らの生の厳しさ。 そして それを感知して手を差し伸べる少女。もしかしたらこの少女もまた、短い人生体験を通して、こころのどこかにその厳しさや痛みの記憶を保持しているのかもしれません。

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        社会の喧噪にまぎれながら、ふとしたふれ合いの中に生まれる純粋な気持ち。その思いが原動力となって、人は人にそっと手を差し伸べます。 それは本来、とても密やかで当たり前で、別に「わたしはこんなことをしているんだ!」なんてわざわざ大声で宣言する必要も感じないような行為だったりします。 何故なら、少女が鳥に餌を与え、鳥がそれをついばむとき、その一瞬のささやかなスパークこそが、全てを完全に満たしてくれる"何か"なのだから。。。 

誰もが何気なく経験するそんなささやかな思いやりの連鎖。それこそが、わたし達の社会を根底から支えている力なのだと思います。

        また、シンボリズムでは鳥の姿は「霊性」を表すことが多いです。なのでこのシンボルには密かにそういった意図も隠されているかもしれません。だとすれば、厳しい環境を生きる鳥の姿はそのまま、寒さに震え、外界の厳しさに疲れてしまったわたし達の魂そのものを暗示している可能性もあります。もしこの鳥がわたし達の奥底に存在する純粋なスピリット、そして少女が毎日を懸命に生き、伸びようともがくわたし達の小さなマインドだとしたら…このシンボルは、ある危機的な状況への警鐘が含まれているかもしれません。

今、自分の中に存在する純粋な生命力を枯渇させないために必要なことは何なのか? 何が一番大切なのか? 今、それを理解して、他の誰でもない自分自身の手で、栄養を、ぬくもりを、ホッと出来るスペースを、自分に与える必要があるかもしれない…。 それが満たされて、初めてわたし達は純粋な気持ちで他のひと達に手を差し伸べることが出来るのではないでしょうか。。


        さて、このエネルギーが向かう次のシンボルは「リングに上がるボクサー」。雰囲気はガラッと変わります。 リング上では今にも試合開始を告げるゴングが鳴ろうとしています。詰めかけた観客はエキサイティングな "試合=ルールにのっとった殴り合い" を期待して、興奮に胸を踊らせています。

リングに上がるボクサーはチャンピオンでしょうか? 挑戦者でしょうか? 彼の行く手、四角いリングの上には、喉から手が出るほど求めてきた栄誉と賞金と大衆の賞賛が待っています。もしかしたら、命がけの試合になるかもしれません。それでも、彼は自分を鼓舞し、今まで払ってきた犠牲や努力の賜物を信じて闘いに臨みます。もしかすると、彼のこれまでの人生は社会の中ではアウトサイダーだったのかも。けれどこの闘いに勝ちさえすれば、多くのひと達にその存在を認められるばかりか、尊敬や憧れさえ勝ち取れます。それに、お金で買えるものなら何だって手に入るかもしれません。ふぅ… これは、闘わざるをえないかも?w

ここでは、既存の社会システムに存在するルールの中で、何としても自分にフィットした"居場所"を勝ち取ろうとするわたし達のアグレッシブな衝動が表現されています。"居場所"を持つことは、最低限の生命の安全を保証します。そして、"居場所"が拡がり高くなればなるほど、自分自身もまた大きく感じられ、得られる物も増えていきます。そのためにわたし達は自分の得意な能力を磨き、人びとにそれを見てもらい、「いいね!」なんてw 認めてもらうことを必要とします。社会における自分の価値=自分が占める位置。 それは常に他者の視線によって支えられている。… わたし達の世界には、厳然とそんな掟が存在するように思います。

wd


        一方でわたし達は、この試合会場に集まった観客の一員でもあります。わたし達は勝つか負けるかの真剣勝負、世紀の一戦を見るのが大好き。そこではしばし我を忘れ、まるで自分もリング上で闘っているかのような気分で前のめりになることが出来ます。良い試合を見れば戦った選手達からエネルギーを貰って自分も意気揚々とした気持ちになれるし、覇気の無い試合だったら「何やってるんだ!」とばかりにインスタント評論家になって、批評や批判、罵詈雑言を浴びせたり…(^_^; そんな時のわたし達にとってリング上のボクサーは、もしかしたら人生の"代理試合"をやってくれているのかもしれません。 

でもこういう構図って、わたし達の日常のあらゆる場面で、政治・経済・社会やエンタメの世界で、そしてネット上で、途切れることなく繰り広げられています。また観客達の間でも、実はリングにどれだけ近い席を占めているか、立ち見なのかVIP席かによって暗黙のうちにステイタスが異なったりします。今、わたし達の社会構造の動力源は、競争原理。 観客もボクサーも、フェアな競争原理の中で、暗黙の社会規範の中で、綺麗に競争し続けることが出来るならそれは理想です。秩序は保たれるし、勝ったり負けたりの様々な試合結果も、参加者達の人生で貴重な体験として残っていくかもしれません。けれど、もしそのエネルギーのうねりの中で衝動に突き動かされ、秘められた本物の怒りや憎しみに火が付いてしまったら.....? "代理試合" はいつだって、本物の戦争に変容していく可能性を秘めているのではないでしょうか。

        わたし達は、いつだって自分に本当にフィットした居場所を探し求めています。けれど本当の居場所をみつけるには、まず最初に現在の "自分のカタチ" を感得し、自らの手でそれに栄養を与え、心身に一本の芯を通しておく必要があるかもしれません。そうでなければ、わたし達は他のみんなが欲しがる空きスペースをめぐって競い、争い続けることになるでしょう。それは、自分のカタチをいかにそのスペースに合わせて変えていくかの闘いです。そして、そのスペースのカタチは、わたし達を見ている他者=観客の視線によって創り上げられたリングです。わたし達はそこで自分自身を探しながら、永遠のシャドウボクシングを続けているのかも知れません...。

見る者と見られる者。観客とボクサー。皆がこの社会の中で、同時にその二つの面を生きています。けれど、両者はわたし達のこころの中で、常にロープによって隔てられています。試合の喧噪と興奮、刻一刻の変化。そんな中で揺れながら、わたし達はいったいどこに軸足を置き、何者になっていくのでしょう?  

        この新月は、とにもかくにも自分という存在を、創造性を、声高く表明したい、そんな衝動に火を付けて来そうです。試合をするもヨシ、観に行くのもヨシ、そして、そんな高揚感からはそっと離れてひとり傍観するもヨシ。。 そのどれもが皆、今・ココの、わたしたちの存在証明です。 

いずれにしてもこれから展開していくエネルギーは、ある「静かな強さ」をわたし達に要求してくるでしょう。…内側にみなぎる強さ。それを持って今・ココに在るとき、わたし達は丸ごと鳥であり、少女であり、ボクサーであり、同時に観客であり、そして何よりも..."誰でもない自分自身"であり続けるのだと思います。 


tex


アスペクトから少し・・・

        大背景として : 5月に控える天王星・冥王星スクエアのオーブ圏内に入っている今、魚座のカイロンが冥王星とセクスタイルを形成しています。 山羊座の冥王星は古いパワーへの攻撃、その崩壊と変容、秩序の混乱と変革が、世界規模でも個人の人生でもじわじわと起き続けることを象徴しています。今、冥王星は滞留フェイズにあって、12日金曜にはゆっくりと逆行を開始。山羊座11°台に留まりながら天王星が牡羊座11°に届くのを待つ態勢に入りました。またカイロンは魚座の水面下、深い暗闇に在って、長い間にヘドロとして沈んでいた歪みやひずみをじっくり掘り起こしつつあるところ。 カイロンは魚座特有の拡散していくエネルギーの中で少しその処理スピードを落としていますが、その代わりに表面からはわかりにくい形…一見繋がりが無いかのように見える形でアレコレとネガティブな要素を放出してくるかもしれません。 けれど、それは多分、後でふり返ると一つの重要な問題点にフォーカスしていくための出来事だったと気付くことになりそうです。

また、この新月が起きる度数にはバテン・カイトスを筆頭に、ゼータ・アンドロメダ、ケフェウス座20番星、デルタ・アンドロメダなどの恒星群が位置しています。この領域はハイパーセンシティブでファナティックな性質が表れやすいところ。比喩的にも、実際にも、船の座礁(または人生の座礁)と結びつけられることがあります。戦争か平和か、エゴか自我喪失かなど、かなりエキセントリックな出方をしやすいのですが、それでも一旦山や谷を味わって壁を克服すると大きな変革の力を示す位置とされています。

牡羊座の新月、そしてエリス・火星・金星のコンジャンクトに対して射手座のフォルス・イクシオンがトライン

        アグレッシブな牡羊座の新月にダメ押しでもするような、エリス、火星、金星の合。リビドーを刺激する組み合わせでもあり、人間関係で突発的な出来事があるかもしれません。誰かとても惹かれるひとに出会ったら、そのまんま一直線に深い関係に!なんてこともあり得そうです。でなければ、取るに足りないことが原因でいきなり派手な殴り合いに発展してしまったり。。

また、サビアン・シンボルの意味を後押しするようなアスペクトなので、何かの形で強烈な自己主張・自己アピールをしたくなるかもしれません。人によってはインスピレーションがどんどん湧いて、ああしよう、こうもしようと新しいプランを立てたり、芸術的な表現にエネルギーを注ぎたくなるケースもありそう。そんなときは思い切って自分の能力を試してみて。どんな衝動が湧いてくるにせよ、世界はGo!Go!という雰囲気。溜まったエネルギーを上手に解放するチャンスかも!?

あ、でも、そのエネルギーが長続きするかどうかは、つちかってきた自分の中身次第、スピリット次第だということを忘れないでね。人間関係もまた然りです。

まぁ、もし夢から覚めたとしても、素敵な思い出が残るならそれもヨシ。但しここには悪名高いエリスが陣取っています。彼女はあまり正攻法の戦いは仕掛けてきません。どちらかというと、とても巧妙なやり方で周囲を巻き込みつつ騒動を起こしがち。そして、彼女のターゲットにされた者は、いつのまにか巻き込まれ、ハッと気付いたときはリングのど真ん中に立たされていた…なんて感じの流れになりやすいのです。 

なので、取り返しの付かない戦いに手を染めないよう、また、ノリでワイワイ煽っているうちに大渦に巻き込まれないよう、気を付けてください。もしも強いエネルギーの影響をモロに受けて、どうしても闘う局面だと感じるなら…プロ・ボクサーのように華麗に全てを出し切って、どんな状況にあってもフェアであってください。そして、けっして後悔しない覚悟でね!・・・このエネルギーはやがて蠍座の土星ががっちり受けとめて「責任者出てこい!」なんて迫ってくるかもしれませんから (^_~) —☆

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牡羊座のエリスのネガティブな顕れに影響されず、そのエネルギーを有効に使うには、まず自分の中に、周囲の視線や価値判断に揺るがされないだけのしっかりした判断基準を持つことが先決かもしれません。一般的なステイタスや成功、お金をいくら稼ぐかとか…そんなことに何処かでまだこだわっている自分がいたら、この際さっぱりと洗い落とし、ゼロから自分を見直してみて。しがみついていた何かを洗い落とした後、そこにはただ息をしているだけでも…それだけでも十分価値のある自分が残っています。
 
その地点から、対人関係も、仕事も、お金のことも含めて、自分なりの道をみつめなおしてみること。そして、何かが見えてきたら、それを自分にも周囲にも明確に表現し続ける...。そうだ、笑顔を忘れないで!

フォルス・イクシオン組がトラインで絡むので、もし何か事が起きればあっという間に燃え上がり、対処の間もなく進展していくかもしれません。けれど、それは起こるべくして起きること。たとえ破壊的に見えたとしても、その灰の中から必ず新しい息吹が芽生えてきます。それは、時が経てば今まで考えもしなかったような、より良い未来に繋がっていく可能性を秘めています。今はそれを信頼していきましょう (^_^)

ヌークリア・アクシスについて

        ヌークリア・アクシスとは、射手座・双子座の対向軸を主に、これとグランドスクエアの関係になる魚座・乙女座軸の組み合わせを指します。 エリック・フランシスによると、この名称は原子力に絡むホロスコープの研究の中で見出された構造を指していて、1942年12月2日、シカゴ・パイル1号と呼ばれる原子炉が史上初めて臨界に達した時点のチャートがベースとなっているそうです。この時の成果をもとに建造された原子炉で生成したプルトニウムは、長崎に落とされた原爆に使われました。この基本チャートでは、双子座の土星・天王星の対向射手座に太陽・水星・ジュノー・金星の合がオポジションを形成、少し離れてキュビワノ族のボラシシが在泊しています。ボラシシもまた、妙に原子力に絡んでくる惑星で、福島の原発事故直前の新月にコンジャンクトしていました。E.フランシスが提示するそのキーワードは 「あなたが真実だと信じるものが、あなたにとっての真実となるだろう。」これ、いろいろな含みを感じることばですね。。不思議なことに、シカゴ・パイル1号の成功後に起きた核問題や原発事故には、このヌークリア・アクシスへの惑星集合が有意の頻度でみられるそうです。

        北朝鮮の建国図(1948年9月9日12:39平壌)をみると、このヌークリア・アクシスは1室(国家としてのアイデンティティ)と7室(外交関係)を占め、1室射手座には月・木星・ボラシシが、7室双子座にはパラスとオルクスが陣取っています。天王星は双子座から蟹座にイングレスしたばかり。
そして今、トランシットでは射手座のフォルスとイクシオンが木星とのコンジャンクションのオーブ圏内にあり、木星がまもなく対向に来ようとしています。北朝鮮が核を振りかざして強硬な挑発姿勢に出るのは必然的な成り行きだったようにも思えます。権力の座を示す10室のルーラー水星は、同じ10室にあって4室のエリスとオポジション。サブ・ルーラーとしてのカイロンは12室。常に緊張を創らずには存在し得ない、ベールを被った権力者、または囚われた力…。

金正恩第一書記(1983年1月8日平壌/1984年説も)のチャートには、水瓶座の初期度数にボラシシ・水星・ジュノー・金星が集まって、タイトなコンジャンクションを形成しています。そして今、彼の牡羊座のフォルス(小さな要因の積み重ねが突然大事になって噴出する)には天王星が合に、牡牛座のカオスにパラスが合、蠍座のイクシオンには月のノースノードが合、そして、月がありそうな地点には、土星が運行しています。 この新月は彼の水瓶座の火星にタイトなセクスタイルであることを考えると、やはり何らかの形で国として指導者としての自己主張をエスカレートさせずにはいられないのかもしれません。それがストレートな形をとるのかどうか? 彼は本当に、リングの中央に立っているのでしょうか?それとも角に追い詰められているのでしょうか。。 

ボラシシは現在魚座15〜16°に在って、4月26日の満月・月食時には双子座の木星・カオスの合とタイトなスクエアを形成します(北朝鮮の乙女座太陽とTスクエア)。ヌークリア・アクシスにはこれからも注目していく必要がありそうですが、北朝鮮が何を選択するのか? この東アジアの緊張の中で、日本はどんな道を選ぶのか? この新月のテーマのもとで、祈りをこめつつ見続けたいと思います。

oasis


        さて、そんなこんなで何かと騒がしそうなこの新月。満月・月食~天王星・冥王星スクエア~日食と、しばらくは凸凹道が続きそうですね。でもそんなときこそ、見出そうとする意志さえあれば、希望だって沢山潜んでいます。もう古い世界、古い生活には戻れない。ならば本当に世界にとって、自分にとって、ベターな道って何なのか? こんなバンピィな道を全速力で突っ走ろうものなら、あっという間に振り落とされてしまうかも?w だから、一歩一歩ゆるりと進みながら考えていきたい.....そんなふうに思う、風の夜です。。




have a great trek!!!★


hiyoka(^_^)