July 2013

July 28, 2013

レイモンド・メリマン 週間コメント7/29 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2013年7月29日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
--------------------------------------------------------------------------

≪ 先週を振り返って ≫

        先週、世界の株式市場は比較的穏やかだったが、現在発効中の惑星配置の強烈さを考えれば、おそらくそれは殆どのファイナンシャル・アストロロジャーにとって不可解だったろう。たとえば米国では、ダウ工業平均は連続2週にわたり、200ポイント足らずの値動きしかなかった。これは去年の3月以来みられなかったことだ。アストロロジーの観点から言えば、これはおそらく水星の滞留によるもので、前週末には順行に転じている(7月20日)。

水星が逆行に転じる時の方が、滞留から順行に移る時に比べてかなり激しい値動きとなるのを私はこれまで観察してきた。だがそうだとしても、天王星からのハードアスペクトがすぐそこに存在する時、金融市場は不安定になるものだ。しかしこれまでのところ、今回は様相が異なるように見える。私達にはまだあと1週間、際立つ天王星と共に歩む時間が残されている。7月31日、トランシットの火星によって天王星に対するスクエアが形成されるのだ。これら2惑星が共に働く時は、多くの金融市場において、通常は(おそらく75%の確率で)激しい価格変動を生み出す。

        ここでまたもやダウ工業平均だが、これとS&P先物は先週、それぞれ順に15,604と1695.50で史上新高値をつけた。そしてまたも、世界の主要株式市場はどれ一つとしてこれらの動きにならうものは無かった。3回目の天王星・冥王星スクエアの下でつけた5月20日~23日の高値を、世界の殆どの市場が最高値として維持しているのだ。実際、同じ米国のナスダック総合までもが前週につけた高値には届いておらず、したがって、異市場間弱気ダイバージェンスが依然として世界の株式指数に示現し続けている。この事実は、ベン・バーナンキとFRBによって続けられる緩和的な金融政策が、こうした市場の上げ基調を維持出来るのではないかと思わせるものだ。だが、オバマ大統領がバーナンキの来期留任は無いと明言している通り、来年初めに彼の任期が終わればどうなるのか? 市場は概してこの種の変化を好まないものだ。

        他の市場では、金と銀が前向きな上昇を果たし、新たな強気相場の始まりという見方が好まれつつある。先週、金は1350を試した。およそ1ヶ月ほど前、金は1179まで下げていた。これについてはMMAの購読者向けリポートで言及するつもりだ。これからの1~3週間は、金と銀の両市場にとって、長期の方向性を左右する重要な期間となりそうだ。そうした意味では、おそらく米ドルに対してのユーロ通貨にとっても重要となるだろう。

        現在、取り立てて言及するに足る商品部門があるとすれば、それは穀物市場だ。このところは特にコーンが興味深い。拙著『フォーキャスト2013』(2012年11月執筆)において、水性星座宮に在泊する木星・土星そして海王星のグランドトラインの下、2013年の生育期は非常に豊作に繋がりやすく、したがって値は下がるとした。この稀な惑星配置は先週7月17日~19日に完了したが、そのわずか2週間前にあたる7月12日、コーン期近物は1ブッシェルあたり4.90ドルをつけた。今やアナリスト達の見通しは大豊作だ。これが起きる8カ月前にその可能性を知っているというのは素適なことだ。農業関連を扱う私達のクライエントは大いに満足している。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        私達は現在、15個もの重要なジオコズミック・サインを含む強力な時間帯である7月27日~8月7日のちょうど中間点に来ている。そのピークを迎えるのは今であり、トランシットの火星は7月27日~31日、アストロロジャー達がカーディナルTスクエアと呼ぶところの天王星・冥王星スクエアをトランスレートしていく。通常、これは危険で爆発力を持つコンビネーションだ。社会的な観点からみて、危機をはらんでいる。それは人種的差別感または政治/思想の相違に端を発する暴力沙汰へと駆り立てる可能性を持つのだ。ファイナンシャル・アストロロジーから言えば、多くの場合、激烈な価格反転が生じる。例えば、先週の日本株市場の引け方にその始まりが見られた可能性がある。

        しかしながら、多くの金融市場は8月2日金曜に発表される米国の雇用統計までは休止状態となるかもしれない。その日は気まぐれで変わり身の早い双子座を月が運行することを考えれば、金融市場はちょっとした花火大会に備えているのかもしれない。


≪ 長期的考察 ≫

        ここに来て、私達はダブル・グランドトライン(水性星座宮における火星・木星のコンジャンクションから土星と海王星へのグランドトライン、そして地性星座宮における月・金星そして冥王星のグランドトライン)を経験している。これはまたグランドセクスタイルまたは六芒星ダビデの星としても知られるものだ。そしてそれは、希望を内包し、「世界平和」への兆しを意味する。そう、その通りだ。新たな中東和平交渉が再開されるべくジョン・ケリー国務長官とバラク・オバマ大統領の仲介で合意に達した。これはグランドトライン、特に水性星座宮(理想主義のサイン)に在泊する木星と海王星 — 理想家肌の惑星 — を含むそれがもたらす明るい兆しだ。

        その一方で私達は、同じ蟹座の火星・木星コンジャンクションが山羊座の冥王星にオポジションを形成し、そしてその両方が牡羊座の天王星にスクエアを形成するというTスクエアをも経験している。これは「世界規模の負債爆発と破産」への回帰だ。そうだ。これもまたその通りだ。すでに私達は、デトロイト市が米国史上最大規模の破産へと向かうのを目の当たりにしている。わずか数年ほど前にオバマ大統領が、「救済策が始まるずっと前から自動車会社に金を貸しそれを維持してきた強欲な債権者達から自動車産業を "救った" のと同じようには、デトロイトを破産させるわけにはいかない」 と宣言したことなど、この際どうでもいい。結局のところ、現在、連邦政府によるデトロイトの救済は行われていない。
大統領がクライスラーに連邦破産法11条を適用すると発表した際、民主党の支持基盤である労働組合は倒産に反対していた。その理解を取り付けるために、強欲な債権者=経営破綻の主犯として厳しく糾弾したのが投資会社やヘッジファンドなどの金融資本だったと言われている。ここで  "救った" とカッコ付きで書かれているのは、"倒産させる"ことによって救ったという皮肉だと思われる。
だが、私が言いたいのはそのことではない。政治家による約束破りや虚しい公約など、デトロイトにとっては何も目新しいことではない。デトロイトは肝っ玉の据わった街だ。そして再生するとすれば、その力は純粋にそこに住むことを愛し、進んで留まろうとする善き人々の力をこそ基盤とするだろう。自ら共同体だと名乗っているだけの地方自治体とは反対に、彼らは共同体の力を信じているからだ。

だが、私が話したいのはそのことでもない。おっと!さしずめ皆さんは、私がいつまでも話の要点にたどり着かずあちこちに話が飛ぶので、今日はもう月が双子座に入ったのかと思われたかもしれない。

        さて話の要点はこうだ。グランドトラインは終わった。「サマー・オブ・ラブ」は過ぎ去った。野放図な負債の増大に対する、緊縮策と成長戦略を含む聡明なアプローチもまた終わりを告げた。世界の国々(ドイツを除く)は、バランスの取れた経済政策への道としての緊縮策を完全に断念することに合意し、負債から抜け出すために、ただ " 自らを成長させる " という策を支持した。そう、その通りだ。世界は今や、『成長』に焦点を絞ろうとしているのだ! ・・・いや失礼ですが、それは2007年~2009年の経済破綻へと導いたやり方と、いったいどう違うと仰るんですかね?
米国におけるヒッピー・ムーブメントの頂点を象徴する言葉。特に1967年、無数のヒッピーがサンフランシスコに集った現象を指す。
        いや、何も違いはしない。今日の社会・政治・経済世界において、ヘビー級の王座を争うものの一つがこの木星・天王星・冥王星という負債—破裂—拒絶トリオであるという理由がこれだ。私達は、いや世界は、今再び自分自身を消費することで負債を抜け出し、繁栄へと至る道を確信しようとしている。それは確実に… 選挙には勝つが、人々を失望させる財政政策だ。表面上はその全てが中流階層の福利のためとなっている。しかし、こういったカーディナルTスクエアの下で過去にみられた同種の政府発表の結果はといえば、全くの正反対だった。

前回、木星・天王星・冥王星がTスクエアを形成した時に起きたことを振り返るために、前の事例に立ち戻ってみるといい。それは1930年代初頭のことだ。当時の私達もまた、今日推進されているのと同じ政府主導の政策に投資して、自分自身を消費することで負債を抜け出し、繁栄へと至ろうとしていたのだ。その道は私達が不況から抜け出るための世界大戦へと繋がっていった。

        そんな訳で、私達は今週、イスラエルとその近隣国との和平交渉が再開されるだろうことを知り、また米国においては、議会とホワイトハウスが9月に再び期限を迎える債務上限を控え、論争の土壇場に向かっていることを理解している。一方はより厳しい緊縮策を、そしてもう一方はより多くの支出をひたすら望んでいる。誰一人として後へ引こうとはしない。

        先週、私はこれから訪れる期間を "狂気" と表現した。今もまだその最中であり、今後はもっと正気を失っていくだろう。世界平和かそれとも世界破綻か? 皆さんのお近くの劇場にそんな演し物がやって来ようとしている。開演はもう間もなくだ。タイトルは『 グランドトラインの降伏、カーディナルスクエアの勝利 』か。さもなければ、『 象とロバの邂逅 』でもいい。

もし彼らがちょっとでも妥協し歩み寄れたなら… そうすればきっと私達は… いや、忘れよう。月はまだ週の半ばまで双子座には入らないのだから。

では、続きはまたの"再開"まで。


原文 "The Elephant Meets the Ass" : Elephant(象)は右派である共和党を象徴し、Ass(ロバ)は「生意気で強情なバカ」という意味を持っている。このタイトルは、2008年に米国で発表された短編コメディ映画『Ass & The Elephant 』にかけたジョークだと思われる。この映画は、もし"熱狂的保守"と"イカレたリベラル"が郊外の閑静な住宅街で隣同士に住んだらどうなるかをテーマに面白おかしく描いている。


訳文ここまで
-------------------------------------------------------------

"Ass & The Elephant" ----- part1/3のみ


会話の全てに超保守と超リベラルの特徴が余すところなく戯画化されていて笑える仕組み・・・と、思います...多分(^_^;
残りのパートはyoutubeでどうぞ。




July 21, 2013

●7/23の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

先週お知らせしたとおり、今週のメリマンコラムはお休みさせていただきます。
m(_"_)m
7/22 グランドセクスタイルの項目に追記しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのか を、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

満月タイムスケジュール
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで 7月23日 03:34前後、北海道周辺で03:40前後、関西方面は03:15頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で02:45前後に   水瓶座0°05’で満月となります。

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。

------------------------¨°☆¤☆„¸○¸„☆¤☆°¨--------------------------

サビアン・シンボルによる【満月のテーマ】 ― 7/23~8/6
*ここでは有名なデーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使いブレイン・ボヴィの解釈を参考にしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 山羊座30°~水瓶座1° + 太陽 蟹座30°~獅子座1°】
 "A secret business conference" + "A daughter of American Revolution"
 「秘密のビジネス会議」 +「アメリカ革命の娘」
 
 "An old adobe mission" + "A case of apoplexy"
  「日干し煉瓦造りの古い伝導所」 +「溢血症状」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
 →★些細なことが大きな結果に繋がっていく
 →★真の責任を負える者達が担う重荷に思いを馳せる必要性
 →★黙することにより危機を防ぐ
 →★自分の血に流れる呼び声に駆り立てられる
 →★人々と分かち合う感性や信条を熱狂的に推進する衝動
 →★今までの型を破りたいという強い欲望
 →★予期せぬ状況を自ら招き寄せる危険
 →★理想論が生み出す光と影
 →★頭に血が上って目的を見失う
 →★全体の進行ペースの遅さに苛立つ
 →★良くも悪くもど真ん中に切り込んでいこうとする
 →★何かを急ぎすぎることが持つエゴの破壊性を見ていく→ ・・・・
 
エネルギーのポイント:
 『人生への絶対的信頼』(基調)・・・>『"世界(自己)"の二面性を見抜く』

130723

        2013年半ばも過ぎ、日本ではひとつの区切りとしての参院選が終わりました。そして太陽は蟹座から獅子座へと入っていきます。今回は、その起点となる0°台で対向する水瓶座の満月が起きます。 わたし達に降り注ぐエネルギーは、5月に起きた3回目の天王星・冥王星スクエアから3つの蝕を経て、強力な惑星配置の秋分へ。そして、非常に複雑なアスペクトを伴う4回目の天王星・冥王星スクエアへと向かっていこうとしています。壮大な時代の変わり目。 これからが、そのコアな部分の本当の始まりかもしれません。

        ところで太陽・月が蟹座/山羊座から獅子座/水瓶座へと、それぞれサインの変わり目にあって満月を迎えるということって、何を意味するのでしょう。

サインの境界には目に見えないギャップが存在します。ちょうど車で未舗装の凸凹道から急になめらかな舗装道路に出た瞬間みたいに・・・またはその逆にドスン!ときたり。でも穏やかに過ぎ越すときは、どこかで微かにカチリと音が聞こえることもあります。。いつのまにかみんなの気分が微妙に変わり、見方がほのかに変わってる。わたし達のこころのフィルターを、色も材質も異なるものに交換するような感じでしょうか。

今回の新月期のスタート時、太陽と月は蟹座の中間地点、16°〜17°にありました。このあたりは蟹座のテーマがピークを迎えるとき。そう...「沈黙の中に育つ可能性を大切に扱う必要性」 が今も引き続き問われています。あれから約2週間。。。 サインの境界に辿り着いてこのテーマを深く内在化した太陽と月は、次の道程、獅子座と水瓶座の最初のエネルギーを拾うにあたり、ちょっとしたギャップを乗り超えることになりそうです。

bd


        ではでは、サビアン・シンボルにいきましょう。 まず月がとっていくのは 『秘密のビジネス会議』 です。 これは太陽が位置する対向の『アメリカ革命の娘』と並行して理解していくとわかりやすいかもしれません。  この2つのシンボルには、米国の建国史が色濃く関わっています。米国の独立戦争は1775年〜1783年。その間、フランスとイギリスの争いと密接に関わりながら、「代表なくして課税なし」を合い言葉に、植民地支配からの自由と独立を目指して独立戦争が進められていきました。

アメリカといえば自由主義、そして共和主義を国の基盤とすると言われていますが、それはこの独立戦争を通して支持された思想であり、アメリカ建国の父と呼ばれるひと達(ベンジャミン・フランクリンやジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソンなど)によって強く信奉されていたのだそうです。 もちろん当時の女性達も、革命とその思想を支えるにあたっては、大きな役割を果たしたと言われています。地球上の沢山の国がそうであるように、アメリカという国もまた、多くの人々の血の犠牲と銃弾によって産声を上げた歴史を持っているんですね。

米国の独立から100年ほど経った1890年、ワシントン・D.Cに 「 アメリカ革命の娘達(DAR) 」という女性団体が設立されました。この組織は今も活動を続けています。 その趣旨は、独立時に燃え上がった純粋な愛国精神を再び鼓舞すること。そして、米国建国の歴史を保持し、未来を担う子供達に伝統を伝えるべく、より良い教育の機会を与えること。 この精神はそのまま、革命当時の女性達が担ったと言われる役割そのものです。このシンボルを降ろした当時、チャネラーのエルシィがこの団体のことを知っていた可能性は高いと思います。

ph


        こうしてみると、今回の満月のベースとなるシンボル 『秘密のビジネス会議』 は、アメリカ建国の父達が秘密裡に開いた戦略会議や独立宣言のための会議というイメージが重なってきます。 ひとによっては、いわゆる「陰謀論」に描かれる"陰の支配者達"を思い浮かべるかもしれません。 いずれにしても、とてつもなく大きな時代の流れとそれを貫く精神のただ中で、人々の集合体をひとつの運動や組織としてまとめ導いていくには、あらゆるレベルにおいてそれだけの力、思考力、行動力が必要だったはずです。 そして多分、純粋な理念の裏側で清も濁も呑み干し、秘密を護り、必要なら冷酷にもなり得るだけの、大きくて複雑な器を持つ人格も…。 

建国の歴史はそのまま、国と国、集団と集団との利害関係のぶつかり合いでもあります。あるひとにとっては美しい理想が、他のひとにとっては幸福を脅かす悪にもなり得る。・・・これって、今もわたし達の歴史の中で、日々の生活の中で、繰り返されている事実ではないでしょうか。 もしそのぶつかり合いを「悪」とするなら、悪もまた善と同じように、わたし達ひとりひとりの中に存在しています。 ちょっとしたことで、善と悪は簡単に入れ替わります。それが現実なら、仕方のないことでしょうか? それとも、"優しさ"があればこれを乗り超えられるのでしょうか? それとも.......

山羊座30° 『秘密のビジネス会議』 は、山羊座の終わりでもあり、水瓶座の入り口でもある度数です。活動宮から固定宮へ。 山羊座の旅において、「大人」として究極の責任のもとに秩序と安定の確立へと邁進した精神は、これから水瓶座に入って、その理想を広く伝え、他の人々や集団に変革をもたらそうとしています。( でも水瓶座は人々の意識を変革しても、自分だけは頑固に変わろうとしないかもしれません。魚座に至って自分を含めた全てが溶け始めるまでは...... ^_^;) 

wt


        こうした意識を支えているのが、太陽が位置する度数「アメリカ革命の娘達」を貫く精神です。今でこそ、彼女達は保守と伝統の権化のように見られているようですが、もともとは権力支配に反抗し、自由を求め、自分達の理想の国を創ろうとして闘う革命精神でした。 今も続くその血脈には不屈のプライドと強い感情が潜み流れています。"我の根底に正義あり・・・"と。 けれど、厳しい現実の日射しに耐え、着実に自分に課した使命を果たしていくには、おそらく持ち前の本質論に固執しているだけでは難しいのではないでしょうか。 

世界に新しい時代をもたらしたアメリカ革命の精神が、一方では奴隷制度を長らえさせ、先住民族の集団虐殺という歴史を生み落としたのも事実です。 敵か味方か? 奪うか奪われるか?  こういった心理は、水のグランドトラインがわたし達の情緒をしきりにかき立てる中、このところの選挙戦を通しても、身近に色濃く見られたように思います。

        閉じた扉の向こうで密やかに行われる 『秘密のビジネス会議』。ある種の権力、または少数のエリートを象徴するようなシンボルです。 全体が音を立てて動こうとするとき、それははたして悪か? それとも善か? そのどちらでもない "必要悪" または侵しがたい "現実" なのか? それとも、その内容によって評価が変わるべきものに過ぎないのか? 秘密はどんな理由があれ、全て暴露されるべきか? 何が正しく、何が誤りなのか? ・・・その答はこれから先の、わたし達ひとりひとりの思考レベルと想像力の中にしか存在しないのかもしれません。 秘密の会議の参加者に必要な資質とは何でしょうか? このシンボルに含まれるひとつの希望は、世界の真実をあるがままに見極めていく、その類い稀な理解力なのだと思います。

        さて、エネルギーは次のシンボル『日干し煉瓦造りの古い伝導所』に向かっていきます。「日干し煉瓦」は強い日射しの下で乾かし固めたブロックのこと。そして「伝導所」とは、ある特定の信念や信条を、まだ馴染みの無い地域に広く流布させるために設けられた場所を指します。燃えるような日射し、燃えるような情熱。これこそがやるべき正しいことだと信じ、伝道者は駆り立てられるように進みます。

けれど、新たな土地で馴染みのない文化を持つ人々に、馴染みのない信条や新しいものの見方を広めようとむやみに立ち入れば、その反動もまた大きいと思わねばなりません。怖れて誰も耳を貸してくれないかもしれません。また、たとえ良かれと思った行動でも、それが原因で、知らずに新しい病気を持ち込むことだってあり得ます。 不測の事態も起きるでしょう。 

そんなとき、熱意の伝道者はことを急がずにじっくり構えていられるでしょうか? 相手の立場に立ち、想像力を使い、こころを寄せながら信頼を勝ち得ることは出来るでしょうか? 

こんなに正しいことを言っているのに、何故わからないんだ? あなた方のためを思って苦労しているのに!  伝道者は頭に血が上る思いを何度も経験するはずです。 ・・・でも本当に? 本当に自分のためではなく、相手のために行動しているのでしょうか? 

古い日干し煉瓦の建物には、使命感を持ってそこにやって来た、多くのひとの様々な思いが刻まれています。理想は、使命は、その後どうなったでしょうか? 伝道者達は、どんな運命を辿ったのでしょう。。

quiet_time


        このシンボルは、ひとつの善意、ひとつの新しいアイデアを他者と分かち合おうとする人間の意識を象徴しています。水瓶座に入ったばかりの時点で、その意識は本来、とても純粋なものです。けれど同時に、その目的のために必要とされる忍耐力も試されるでしょう。ただの勢いではなく、自己陶酔でもなく、時間をかけて相手に納得してもらう。そのために、持続力や深い思考力が必要になるでしょう。水瓶座の支配星は天王星。束縛を嫌い、変革と革命を象徴する惑星です。でも、その天王星の影には、水瓶座のもう1つの支配星である、土星が控えています。 天王星と土星…。一見、相反する2惑星の力をバランス良く使えなければ、水瓶座が示唆する変革のテーマを現実化していくことは難しいでしょう。

この2惑星がもたらすエネルギーがぶつかり合い、運動バランスが崩れたとき、わたし達は大きなフラストレーションに見舞われます。フラストレーションは怒りを呼び覚まし、アタマに血がのぼります。もしかしたら、相手の琴線に触れるようなことを口走ってしまうかも・・・? または突然気が変わり、意欲を失ったりするかもしれません。暴力的な衝動に襲われるひともいるでしょう。太陽が位置するシンボルは、『溢血症状』です。 症状は突然起こってきます。もし先を急ぐあまり、下準備もせず衝動的に行動すれば、どんな結果が待っているかはわかりません。 もちろん、変化が全て!それこそがエキサイティング!と思えるなら、水瓶座にあってはそれもヨシです。 でも、その影響は周囲のひと達を巻き込んで増幅していくでしょう。 それでも前に進み続けるのか?  はたして当初の目的を達することは出来るのか・・・?  

        今回の新月期がもたらす大きなテーマは、わたし達ひとりひとりの中に、いまだ形としては見えていない純粋な可能性が存在すること。それを知って大切に育んでいくことでした。そして満月。今、わたし達は幾年もの日射しに耐えてきた古い伝導所の前に佇んでいます。。

        革新的な精神の高揚と革命の激動に揺れた1960年代。当時のコンジャンクションで新しい意識の種子を身ごもった天王星・冥王星ペアは、今、挑戦的なスクエアとしてわたし達の前に戻ってきました。時代精神が大きく展開していく中で、天王星はしばらくの間逆行を続け、現状への不満を刻々と募らせていきます。そのエネルギーをどう未来に活かし、土星の力をどう使っていくか。 "たゆまず変化し続けるという持続力"・・・水瓶座の持つこのパラドックスは、今年の後半、わたし達がそれぞれに歩む道を切り拓いていくにあたっての、重要なヒントのひとつかもしれません。

bridge


        参院選の喧噪も終わった満月前夜、わたし達は再び見えないスタートラインに立っています。変わりやすい天候や小さな地震が続く日々の中で、これからどうなるのかな? という不安を抱えているひとも少なくないかも。。 このところ、けっこう厳しめの星読みが多い気がして...どうかなぁ、もう少しパッと明るめの星読みを取り上げたほうがいいのかな...なんて迷ったりもします。でも、やっぱりココを読んでくださるのはきっとどこかで戦士サンの魂を持つひとなんだと思い直し、あえてシュガーレス風味で切り込んでみたいなと..... あれ?これって今回のエネルギーテーマを拾ってるのかな。(^_^;
 
       色々なことが大きなスケールで動きだしているのを感じる今。それが例え未来の希望に導くのだとしても、護るべきものを持っていて現状を維持したいこころから見れば、それは何かしらのカタチで痛みを伴うのかもしれません。

それでも、"わたし"という存在の中にはいつだって限りない可能性が宿っています。年齢も性別も思想もお金も善も悪も正も誤も、いっさいを踏み超えた深みの中に。。 だから、一度人生のすべてを信頼しつくしてみたらどうなるか・・・水瓶座の初期度数が持つドッキドキのエネルギーをいっぱいに孕んで輝く満月の下、そんなこころの冒険に出てみるのも悪くないんじゃないかな?    そこに待っているのは、きっと純粋な"解放"だから。(^_^


sh


今回はシンボル説明と意味的にかぶる部分が多いため、個々のアスペクトは省略します。 なので、ちょっとだけ。

21日に順行を開始した水星のエコーフェイズは8月4日までとなります。その間は、6月中旬から末ごろまでに考えたこと、感じたことが再浮上したりするかもしれません。水星逆行中(6月26日〜7月20日)に上手く行かなかったことがあれば、この時期は総合的な観点からいろいろ考え直してみる機会になると思います。

これから次の新月まで、水のグランドトラインに加えて火星・木星・冥王星・天王星のTスクエアなど、次々と複雑なアスペクトパターンが出現します。それは昂揚と緊張とショックが入り混じったエネルギーとなるでしょう。心地よさや安心感が脅かされるような経験をするひともいるかもしれません。また、今まで自分の中に存在するなんてけっして認められなかった部分、対応してこなかった事柄に直面するケースも考えられます。 もしそれが起きるなら、動転したり抗ったりせずにどうか受けとめてください。全ては起きるべくして起き、わたし達のエネルギーに風穴を開け、新しい方向へと導いていくでしょう。それはやがて、深いヒーリングとして意識されることになると思います。

        そして7月29日〜30日、天上にとても*稀なアスペクトが出現します。グランドセクスタイル、または六芒星(ダビデの星)ともよばれる正六角形です。そのフォーメーションには金星・火星・木星・土星・海王星・冥王星・カイロン、そして月と月のノードが含まれます。 この精妙なエネルギーは、火星・木星・冥王星・天王星のTスクエアやノード軸へのジュノーのTスクエアが共存する中で、ともすると、ただちょっとした心地良いエネルギーとして感じられるだけかもしれません。 

でも、このエネルギーの高いオクターブを捉えられたなら、それは素晴らしいコスモスの音色を奏でてくれるでしょう。 7月30日の0時前後〜夜明け前ごろ、もし可能であれば、心静かにこの稀なエネルギーを味わってみてください。そして、祈れるひとは祈りを、瞑想出来るひとは瞑想を、この天上の曼荼羅に捧げてみてください。 たとえ5分でも10分でも、たった1分であっても。 自分の中に存在する最善の部分から、天の六角形に思いを繋げるひととき....そして、この惑星に共に生きとし生けるもの達全てのために捧げるひとときを持てたなら。 それはきっと、わたし達ひとりひとりの力となって返ってくると思います...。


SC


*(7/22 追記:「ダビデの星」と聞いて「ん?」と思われる方に)
ユダヤ教の終末神学的な観点では、この六芒星のフォーメーション(ダビデの星)を1990年〜2013年まで13回起きる内の最終回としていて、その後は約100年間、顕れることが無いのだそうです。また、2014年〜15年にかけてテトラドと呼ばれる皆既月食が起きます。この一連の現象は終末戦争と関連付けて解釈されているようです。確かに中東・イスラエル地域の状況は流動的だし、世界は難題が山積。。 天王星・冥王星スクエアが今後示唆する意味合いの中には、暴動や戦争の危険も含まれています。なので、そういう見地が伝統的に存在することは、こころのどこかに留めておいたほうが良いかもしれません。

ただ、自分自身の感覚では、1990年以来続くとされるアスペクトが毎回有効なグランドセクスタイルを形成していたかというと、どうなんだろう... と感じる部分もあります。但し、これが起きたとされる年は、それぞれにエポックメイキングな年ではあります。なので、他の強力なアスペクト形成を伴うかどうかなど、調べてみる価値は大いにありそう。もし突出した出来事を示唆する強力な惑星アスペクトと共に、大背景としてそれぞれのグランドセクスタイルが存在していたとすれば、それは現象面だけではなく、1オクターブ上の意識の在りようを示唆する可能性もあると感じています。




have a great trek!!!★


hiyoka(^_^)


July 14, 2013

レイモンド・メリマン 週間コメント7/15 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2013年7月15日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
--------------------------------------------------------------------------

お知らせ:来週 7月22日付けのメリマン・コラムは都合によりお休みさせていただきます。m(_"_)m


≪ 先週を振り返って ≫

        先週のビッグニュースはまさしくこのコラムで述べた内容とピタリ一致した。つまり、以下の部分だ。

『もし皆さんがテレビに出て来る市場コメンテーターに耳を傾けるなら、彼らはこれが、9月または10月までにFRBが量的緩和策を終えるか、または徐々に減らすことを意味していると告げるだろう。これは明らかに(彼らにとっては)金利が上がることを意味するし、そんな時に金や銀のような無利息投資手段を維持したいと思う者はまず居ない。だが考えてもみてほしい。…… 水星逆行効果が一旦弱まれば、この問題についての投資家心理はドラマティックに変化するかもしれない.

特に、もしバーナンキが彼の緩和的方針に変化はないと再主張するなら(またはその時には)なおさらだ。彼がFRBによる毎月の国債購入を一時的に少し減らすことはあるかもしれない。だが、彼がこの時期に、いや任期を終える時点までは、それを完全に終わらせるという可能性は低い。また彼はゼロまたはゼロに近い短期金利政策を終わらせようともしていない。もし金利が上昇すれば株価が下がることを彼は知っているのだ。彼はその政策によって株式市場を暴落へと導いたFRB議長として退任するつもりはない。たとえ真実のところはFRBの政策によって株式市場が暴落するのではなく、政府の財政政策の賜物だったとしても、だ。

……もう1つの注目点としては、火星が7月13日に蟹座入りする。これはFRBの設立図(1913年12月23日設立)と関連するジオコズミック要因だ。FRBから何か予想外のニュースが聞こえてきたとしても驚かないことだ。これはしばしば国債市場にトレンド反転をもたらす。』

        7月10日水曜に市場が引けた後、バーナンキは確かにFRBの金融緩和策を再確認した。そして、彼が量的緩和策を完全に終わらせ、金利を上昇させるというシグナルに違いないと投資家達が誤って解釈した2週間前のコメントを覆した。今やまさに — 水星の逆行下にもかかわらず — たとえ失業率が6.5%以下に落ちようとも短期金利は上がらず量的緩和策も完全に終わることが無いと、彼は非常にはっきり示したのだ(これは水星逆行時特有の矛盾語法に違いない)。 水曜夕刻に発表された彼のコメントの直後から世界の株式、国債、そして貴金属市場は騰がった。国債市場はこの "FRBからの予期せぬニュース" を受けて、ここ4週間ほど続いた下げトレンドから反転した。このニュースは、火星が双子座から蟹座へと星座を移行するまであと3日もないという時に流れている。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        先週論じたように、7月13日土曜に火星が蟹座に入居する。これはFRBチャート(1913年12月23日設立)と関連している。水星が逆行していることから、今週、特にハンフリー・ホーキンズ法に基づく議会証言が予定されている7月19日には、FRBの話が本当は何を意味しているのかについて、もっと多くの "説明" がなされるはずだ。これは上院/下院銀行委員会の前にバーナンキが姿を現す半年に一度の機会なのだ。
ハンフリー・ホーキンズ法(通称):FRBが毎年2月と7月の2回、マネーサプライのと信用量の年間目標値や政府の経済見通しとの関連性について議会に示すことを義務づけた法律。法律そのものはすでに2000年に失効しているが、FRBの慣習として続けられている。
        また今週7月17日~19日、私達は非常に稀で強力な木星・土星・海王星のグランドトラインを目撃することになる。これについては以前のコラムで多くを述べてきたし、拙著『フォーキャスト2013』の中でも数ページにわたって論じている。ここでファイナンシャル・アストロロジャーにとって興味深い事実は、木星と海王星が原油を支配しており、これが現在2年ぶりの最高値レベルまで騰がりつつあるということかもしれない。今回、グランドトラインに関しては次の≪長期的考察≫でも取り上げるつもりだ。


≪ 長期的考察 ≫

        現在、地球中心に見て注目に値する2つの天体配置が進行している。最初は今週7月17日~19日に起きる木星・土星・海王星のグランドトラインだ。前回このパターンが展開したのは1967年2月のことだった。その前は1929年の1月となる。

        これから展開しようとしている中で2番目に重要な天体配置は、木星・天王星・冥王星のTスクエアで、2013年7月~2014年5月までオーブ範囲内を運行する。前回木星・天王星・冥王星が互いにハードアスペクトを形成したのは1931年~1934年のことだった。こう述べてくれば皆さんはおそらく、多くのファイナンシャル・アストロロジャーが大いに懸念している、ある状況に気付かれるだろう。

        さてここで、これらの稀で常ならぬ天体構成を物語る先週のニュース記事を2つほど振り返ってみよう。

        『米国政府は6月の財政黒字を発表した。これは公共財政の迅速な回復の兆しであり、連邦議会が国の債務上限引き上げのために合意に漕ぎ着ける喫緊の必要性を減少させるものだ。米国財務省は木曜、税収の増加、公共支出の削減、そして国の後押しによる住宅ローン会社の国債への資金投入という追い風を受けて、政府は先月1170億ドル以上の歳入超過を得たと述べた。6月の余剰金は同月の最高を記録した。』
        — Reuters news seervice経由CNBC, 2013年7月11日の記事
          " 驚愕! 米財政黒字、記録を塗り替える " より

        上の記事は、2012年11月に書き下ろした拙著『フォーキャスト2013』の中で、この天体配置(グランドトライン)について立てた予測そのままだ。当時は誰もが、差し迫った「財政の崖」によって起きる経済恐慌の方をより懸念していた。しかしながらこのグランドトラインの木星は、まさに米国始原図の蟹座初期度数に在泊する金星・木星コンジャンクションに乗る形となって、大いなる富と収入増加を示唆するものであり、したがって、これが米国にとっての記録的な税収と同期するかもしれないという判断になる。

        そして次は、木星・天王星・冥王星Tスクエアが象徴する物事に関連するニュースを挙げよう。

        『 "米国経済には予見し得る将来において高度の緩和的な金融政策が必要だと結論せざるを得ない" 彼(バーナンキ)は水曜にこう言った… 高い失業率、低いインフレ率、そして非常に "緊縮的な" 財政政策を引き合いに出しての言葉だった。』
        — ウォールストリート・ジャーナル紙 2013年7月11日付記事
          " FRB、低金利政策についての議論を確認 " より

        もう一度、バーナンキは穏やかに、しかし明確に、米国政府の財政政策が経済にとっては厄介な重荷であることを皆に知らしめた。彼は壮大な強気市場を維持するための道具に事欠きつつある。まだピンと来ない向きのために言えば、昨今の世界の株式市場における強気相場は、米国政府の経済・財政政策とは無関係なのだ。だがそれは、米国政府の政策という財政的重荷を中和するための、ベン・バーナンキとFRBによる緩和的金融政策とは切っても切れない関係にある。

不幸なことに、金融界及び政府の誰もが(少なくともそう見える)、問題の解決を拒むようになるほどFRBの緩和的金融政策の中毒になってしまっている。彼らはスリリングなお楽しみから身を退いたり、問題の根源に取り組むなどという考えには耐えられないのだ。このドラッグ供給が止まるという脅威にさらされる時、世界の市場は大動乱へと投げ込まれる。

        木星と天王星、または冥王星間のハードアスペクトは典型的な破産のシグナルだ。今回の場合、世界はこれらの内1つだけではなく2つを同時に経験する。それはリーダー達がもたらすよりはるかに多くを浪費する誘惑にかられる時だ。もちろん、彼らは税金を通して今までよりずっと多くの歳入を得つつある。だが問題は、彼らがいまだに入って来るより多くを使い、したがってその結果がより多大な負債となることだ。

        ファイナンシャル・アストロロジーの観点から見て、何故これが米国にとってそんなにも危険なのだろう? 何故なら、米国はネイタル(始原図上)の太陽(大統領)と土星(政府)をそれぞれ蟹座と天秤座の13°~14°に持っている。この位置はそのまま、来年にかけて木星・天王星・冥王星のTスクエアがハードアスペクトとして訪れる度数だからだ。

        米国にとって、今、多くの譲れない一線が ― 最後の一線までが ― 示されている。そして、行動を起こすにあたっての多くのデッドラインがあまたの領域で足早に接近しようとしている。何か大きな事(これが木星だ)が今にも起きようとしており、それは将来のこの国の在り方に影響を及ぼし、それゆえにその運命を左右するだろう。






訳文ここまで
---------------------------------------------------------------


July 07, 2013

○7/8の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

今週のメリマン・コラムはこの記事のひとつ下です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

新月タイムスケジュール
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで7月8日 16:34前後、北海道周辺で 16:39前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は 16:14前後、沖縄周辺では 15:45前後に 蟹座16°17’で新月となります。

前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

------------------------¨°☆¤☆„,○,„☆¤☆°¨--------------------------

Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 →7/8~8/6 】
*ここでは有名なデーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使いブレイン・ボヴィの解釈を参考にしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 蟹座 16°~17°】
"A man before a square with a manuscript scroll before him"
手書きの巻物を手前に正方形の前にいる男

"The germ grows into knowledge and life"
成長し知識と生命体になっていく胚芽

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★断片ではなく全体を見て起きていることを理解する必要
→★人生に欠けている部分を修復したいという願望
→★一番手に入れたいものに焦点をあわせた選択
→★既存のマニュアルに沿った問題解決法に潜む後退の危険
→★今後の自分に必要な新たなふるまいを探る
→★物事の裏に隠された大きな意味を熟考する
→★何か重要なものの萌芽を予感する
→★木ではなく森の中に潜む本質を繊細に見極めていく必要
→★まだ予想もつかない未来の存在を感じ取る
→★宇宙の壮大な理に沿って全てが展開していくことを信頼する
→★失うことの苦痛から新たな展望が生まれる
→★沈黙の中に育つ可能性を大切に扱う必要性・・・→

エネルギーのポイント:
「人生への信頼」

130708NM

        7月に入り、世界は相変わらず…というか、以前にも増して各地で騒然とした動きがあり、政治・経済・社会、そして人々の人生は揺れ動いています。成長を加速される、蟹座の新月。。 そんな中、日本はといえば、ちょうど次の満月手前となる日曜が参議院選挙の投票日ですね。無風選挙なんて言われているけれど、結果はどうあれ、少なくとも自分が社会の中で何を考え何を選びとるのかという設問に対する回答を自分自身に向かって表明するチャンスは大切にしたいなと思います。 

さて、5月~6月の蝕祭が終わってから、今後の重要な変化を控えてエネルギーのテーマは少しだけ内向きになり、自分のこころを深く探るような雰囲気になってきた気がします。 どちらかというと、今を生きるための世界観を問われているような感じかな。。 カーディナル・サイン(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)の最初の度数はカーディナル・ポイントと呼ばれ、各星座宮が支配するものごとの中で、個人の人生と社会全体との切っても切れない深い相互関係がクローズアップされます。特に蟹座/山羊座軸には、星座宮全体を通して、個と社会との葛藤という側面が強く顕れやすい構造があります。 今回の新月も、そのテーマはやはり、自分の内側に拡がる宇宙を深く見ていくこと。それによって外側に映る様々な出来事を理解し、行動に繋げていくよう促しているようです...。

stair


        ではでは、サビアン・シンボルをみていきましょう。 まずベースとなるエネルギーは 『手書きの巻物を手前に正方形の前にいる男』。 なんかちとヤヤコシイ訳ですが…(^_^;  ひとりの男が手前に一巻の巻物を置きながら四角形に対峙している図です。巻物というからには、多分とても古い手稿なのでしょう。そして、目の前にある正方形……。 ブレイン・ボヴィは原語の "square" を、 "city square" や "square board" と連想していって、広場を前に古地図を持って立つ光景や、ルールブックを片手にボードゲームに興じるシーンを思い浮かべることも出来ると言っています。広場を前に、これからどの方向を目指そうかと地図を覗き込む男…(今、広場っていうと革命で揺れるエジプトのタハリール広場を思い浮かべたりします…)。または攻略本を前に、20世紀初頭に米国で生まれたという資本主義ゲーム、モノポリーに興じようという男。。そんな風に想像してみると、この先を左右するような何かを読み解こうとする人間の姿が浮かび上がってきますよね。けれどこのシンボルの本質は、やはり正方形そのものが持つ原理にあると考えて良いのではないでしょうか。

        正方形が象徴するものは沢山あります。ブレイン・ボヴィは四つ組で表される宇宙、世界、生命の象徴として、まず曼荼羅の基本的なカタチを挙げています。ただ、曼荼羅の元となるサンスクリット語は「丸い」、つまり円の意味があるそうです。だとしたら、「完全」を意味する真円を究極の宇宙的精神の表れとして描く行為は、ヒンドゥー教や仏教だけでなく、キリスト教にも、そしてイスラム教のアラベスク模様の中にもかいま見られるように思えます。 この「円」が、わたし達の四肢では触れることの出来ない崇高な精神の顕れだとすれば、それを囲む正方形は、円である「精神」を地上に降ろし、「物質」として固めて身近に触れられる概念にするための方便なのかもしれません。 そう考えると、一枚の紙に描かれたアストロロジーの円形ホロスコープもまた、全体でひとつのコスモス=完全なる精神を象徴していると言えそうです。

circles


         そういえば、アストロロジーで正方形といえばハードアスペクトの大ボス格、グランドスクエアですね。古代ギリシャのアストロロジーではスクエアに火星の持つ性質を当てはめていたそうです。で、グランドスクエアは4つのスクエアの組み合わせ。そこには火星が互いにその勢いと方向性を殺し合う、どうにも動きが取れない一種の安定性があります。 でもそれは一触即発の暫定的な安定性。 一見動きが無いようにみえる4つの壁の中で、わたし達の精神は大きな抑圧を受けながら葛藤を起こします。そして、それ自体が新たなエネルギーを生みだし、突破口を探して四角い回廊を駆け巡ります。 これは確かに苦しいアスペクト。。でも、そのエネルギーがいつの日か大きな反撥力となり、新しい境地へとそのひとを突き動かしていきます。

        正方形―四角形が物質的なものの顕れだとすれば、そのカタチは、何かが壊れる痛み、失うことへの恐怖、そして哀しみの響きを包含しているようにも思えます。それでも、この世に生まれ落ちたわたし達の精神は、次の局面へ向かおうとします。そして、やがては完全な円の境地にたどり着くことを夢見て進もうとする衝動を内にたずさえています。その衝動こそがわたし達を生かそうとする見えない力の大本なのかもしれません。

と書いていて、ふとレオナルド・ダ・ヴィンチの有名な絵、「ウィトルウィウス的人体図」を思い出しました。 彼は人体図に正方形と円を組み合わせ、人体とこの世の自然との融合を表現したのだそうです。wikiによれば、描かれた正方形は物質的な存在を、円は精神的な存在を象徴しているという説もあるのだそうです。サビアン・シンボルの中で男が参照している巻物にはこの絵が描かれてたりして? な~んて、ちと考え過ぎかなw。 としても、この男が前にしているのは正方形。 ならば、もしかすると彼が読み解こうとしているのは、この世に存在する物質の究極の原理かもしれません。 まるで現代の科学者―物理学者が読み解こうとしているのと同じように。 そういえば去年、神の粒子と呼ばれる「ヒッグス粒子」が発見されたというニュースでネットが賑わったのを思い出します。それが解析出来れば、宇宙の謎を、神ならぬ人間の手で掴めるだろうという話題で盛り上がりましたっけ。その結果はまだ出ていないようですが、はたしてどうなるでしょうか?

Da_Vinci_Vitruve_Luc_Viatour
 Credit : Luc Viatour / www.Lucnix.be

        あ…何だか説明がとんでもない方向に跳ねてますね…(^_^;  もう少し本筋の話に戻すと… 多分、この男はこの世界、社会、人間を、今の姿にあらしめている原理を読み解こうとしているのだと思います。社会を成り立たせている仕組み、その中に生きる人間の心理や行動を分析したり解釈したり…。 そして、それにふさわしい自分のあり方を探求しているのかもしれません。

蟹座は自分のテリトリー(内面)の安定と安全を望みます。その中で、豊かな感性を実らせ、愛情をもって他を育もうとします。けれど、その途上では宿命的に外側の世界からの干渉や衝突が起きてきます。それが起きるとき、蟹座の精神はいっとき自分を閉じて引きこもります。でも、けっして外を見ていないわけではありません。彼は内側を通して外を見ています。自分のスペースを護るためには、外界を、自分とひととの関係性を、全体を把握し、その中でふさわしいふるまいを身に付け、成熟していくことを促されます。それが蟹座の求める安らかな感覚を創り出し、やがては感情的にも精神的にも自立した自己充足へと至る道だということを、蟹座はどこかで本能的に知っているのではないでしょうか。

        わたし達は元々、真円に至る精神のDNAを持って生まれてきました。けれど、まずはこの男のように、正方形で表される社会(山羊座に象徴されるような)が自分にとって一体何を意味するのか? 自分はどう関わればいいのか?・・・を学ぶことから始める必要がありそうです。それでも、ただ既存の古い方法論に頼ってそれを当てはめようとしても、どうにもならないかもしれません。今、自分を取り巻く社会から与えられている制服は、体にフィットするでしょうか? 自分はその中でよく機能出来るでしょうか?  正方形に向かって、これとどう関わり合えば良いのか? この男に示される命題はそこにありそうです。

ajisai

        おっと前半が長くなりすぎちゃった・・・(^_^;  というわけで、エネルギーが向かうのは次のシンボル、『成長し知識と生命体になっていく胚芽』です。 前の度数で巻物を頼りに正方形の謎を解こうと試みた男は、ここに来て植物の「胚」に変化しています。胚/胚芽とは、新しい生命へと発展していくことの出来る有機体、またはその一部を指すことば。植物の種の「核」にあたるものです。また、この "germ" という単語にはその他に、「何かが発展していく可能性を秘めた最初期の段階」という意味もあります。また、あまり歓迎出来ない意味では、特に病気を引き起こすような「微生物」を指す場合もあります。 また "knowledge" には「知っている状態」、「自覚や認識を持つ状態」という意味があります。 

このシンボルは、成長を重ね、単純な形態から徐々に複雑さを獲得していくこと。そして様々なレベルで自分自身を知るようになり、新たな生命体として存在し始める…そんな可能性を秘めた、生命のとってもデリケートな段階を示唆しています。ポテンシャルは凄く大きいのです。でも、まだまだカタチにもならない段階。ならばそっと大切に扱う必要がありそう。。 けれど大自然の力はわたし達の想像を超えています。植物にしても動物にしても、胚の段階から一個の「名」を持つ存在に成長するための原動力はどこから来るのでしょう? その力は、存在の本質の中に根本的に内在する、宇宙の理にあるのかもしれません。 もちろん、ひとつの命が生まれ、成長し、伸びようとする意志を、科学的に解読することも可能だと思います。けれど、それは正方形を分析して得られる知識にすぎません。方形に重なり合う円の存在を見出すことが無いとしたら、生命が携える本当の神秘を読み解くことなど不可能ではないでしょうか?

        このシンボルでは、生命そのもの、そして人生そのものが、他と相互に関わり合いながら、有機的に、そして自分自身の中に内在する原理に沿って、自然に展開していくことが示されています。そしてそれと同時に、そのこと自体を無条件で信頼出来るかどうか?と問われているようにも感じられます。自分自身の中に内在する原理。 たとえばこの世に生まれてきた真の目的など、ことばで「こうだ」とはっきり掴めるひと、論理的に表現出来るひとは殆どいないでしょう。もし感じることが出来たとしても、それは本来、言語表現の限界を超えた場所に属することだから...。それでも、自分の中に、計り知れない何かに向かって伸びよう、生きようとする意思の原理が働いていることを信頼出来たなら、わたし達はどんな状況にあっても不屈でいられるし…もしかしたら、他の命に対しても、ただ限りなく優しくなれるのかもしれません。 

        ひたすら成長しようとする植物は、固い岩にも根をはり、やがて花を咲かせます。生き延びるための智恵は、生きる意志を伝って内に宿ります。いえ、もしかしたら、自我としてのわたし達が意志を保てなくなっても、息しようとする自分を抱きしめていさえすれば、やがてはそこから…自然に世界そのものがほどけてくるのかもしれません。そして、いつのまにか新しい物の見方にトライしている自分を発見することだってあるかも? 自らひらけていく道=未知…発芽の力。
もう目の前になにも無いと感じるとき、それでもわたし達は、自分に宿る名も無い力、自分を超えた意思の力をただ「知っている状態」でいられるでしょうか?  感情が深く揺れ動くとき、わたし達はこれを理屈抜きに信頼出来るでしょうか? 

water


        ここで一番避けておきたい行為があるとすれば、それは、もうやり尽くしたはずの四角四面のやり方に固執すること。いつもいつも使ってきた「考え方の道筋」をたどり、結果はこうなるに違いない、なんて決めてしまうこと。使い古した物語は自分や他のひとを縛りつけ、せっかくの発芽力を削いでしまいます。もし何か障害が出てきたら、それに新しい光をあてて捉え直し、今までとは異なる意味を与えてみる。たとえば、笑っちゃうようなことだってOK。そして自分の内面がどう感じるかを試してみてはどうでしょう。今回の新月のエネルギーは、そんなこころの実験をしてみる良い機会だと思います。

あ、それと、気に入らない状況や相手を操作して、何とかしようとするのもオススメ出来ません。特にコッソリ感情的に操作する、なんてのは後に響きそう。。。「微生物」は人類が手を下すことによって新たな病原体にもなり得ます。そうなれば伝染性も強く、わたし達の未来に不必要な恐怖や摩擦を生み出すでしょう。もしそんなひとが周囲にいたら、この強力な新月にヤラレてるな?と思って身をかわした方が安全かも。 今はそんなことに巻き込まれるより、まだ見えない未来にエネルギーの貯金をして置いた方が良さそうです。まずは、一個の「胚」として、裸の、無垢な自分でいること。 そぉっと、可能性を沢山秘めた、ダイナミックな沈黙に包まれて歩みながら……。

sky


アスペクトから少し…

        天王星・冥王星スクエアは2°あまりのオーブを保ちながら、今も背景で世の中の激しい動きを司っています。それに重なるように、いよいよこの夏のハイライト、木星・土星・海王星の水性グランドトラインがはっきりと姿を現してきます。まずは6月初めから、露払い的な働きとして水星、金星、そして太陽が蟹座の4°~5°を通りました。そして7月中旬に真打ち登場。ここから先は全体的に、見えない不安と、見えないからこその希望、そしてしっとりした心地よさを求める気持ちとが入り混じり、もろもろ混沌っていう感じかな。。

グランドトラインは、一般に最も好ましいアスペクトだとされています。関わり合う惑星のエネルギーがスムーズに調和して働き、良い結果を生みやすいと。確かにその通りで、今回の三つ組はパートナーとの絆を固めるにも良いとき♥。 感情の深いところで自分と、ひとと、そして様々な物事と触れあえるとき。

それでも、一方では落とし穴もあります。たとえばこれがトランシットで来たときは、それまでどうにも出来なかった障害が、まるで雪解けみたいにスーッと消えていくこともあります。そしてやっと物事が動き出す!自然に動ける! (^_^

…つまりそれって、何かを堰き止めていた堤防が取り払われるようなもの。なので、その堰き止められていたものが何なのかによっても感じ方は変わってきます。たとえば、ずっとやりたかったことがある。なのに色々な事情でどうしても出来なかったことに突破口がみつかるなら、すごく嬉しいですよね。やる気も湧いてきます。 けれど、一歩進まなければならないのにずっと見ないフリをしてたことがあったら?  または、何かにこだわるあまりに無理をしていたり、我慢し続けていたら? そんな時は堰を切ったように物事が動いて、自分もいつの間にか押し出される…なんて可能性もあると思います。

木星・土星・海王星の組み合わせは、毎週のメリマン・コラムでも何度か触れられてきました。思いやりの精神、全体を見渡した上で責任をもって歩み寄ろうとする気持ち、弱い者を守り育むこころ、理想と愛…。でも、世の中も、わたし達自身も、今、もし内側に満水状態のダムを抱えていたら…。天王星・冥王星スクエアが大背景となって展開していることを思えば、ひとにより度合いの大小はあったとしても、きっと放水は起きるでしょう。それは自分が深いところで望んでいて、でも自分からは出来なかったことだから。 

そんな時、海王星は夢と理想の大盤振る舞いが止まらずアサッテの方角に逃避し、木星は気分屋で身内第一の自己中心的なふるまいに走り、土星はそれを苦々しく横目で睨みながら、スケープゴートを探して責任を取らせようと策を巡らす...... 

惑星のどれかが後ろ向きに働けば、そのエネルギーは他の2惑星にもスムーズに伝送され、力を合わせて堰を切ってくれそう。

そんなわけで、本来は夢やロマンを現実化し得るエネルギーでありながら —上辺の現象を見る限り— 理想とは正反対の怒りと排除の感情が目立つ場合もあるでしょう。一部のひと達にとっては、これが涙に繋がることもあるかもしれません。今回のグランドトラインは、どこかに「聖なる犠牲」というテーマが見え隠れしています。。

でも、そこはやっぱりトライン。 発芽を邪魔する壁を少しずつ自分の手で打ち壊していくのって、大きな忍耐と持続力が要ります。これはもっぱらスクエアの仕事。けれど、もしもグランドトラインでダムに穴が開くのなら、わたし達はジタバタせずにその流れに身を任せて、調和に向かうために全てが起きていることをどこかで本当に知っていればいい。そして、聖なる三角形が宿す一枚上の優しさを目指して、日々を誠実に生きていけばいい。。 ちょっとした触れあいの中に、生の実感やひとの温かさを感じられる日もきっとある。それは必ず未来に繋がっていく…人間って、本当に謎に満ちてるから。。

・・・こんな展開はちと老婆心かもしれないけど、天王星・冥王星スクエアをバックに起きる今回のグランドトラインって、場合によってはそんな出方をすることもあるんじゃないかなって、思います。

今回のメリマン・コラムにもある通り、この後は天王星・冥王星スクエアに対する木星のTスクエアが控え、11月には4回目の天王星・冥王星スクエアが起きるなど、ハードなアスペクトが待っています。でも、もし綻びがあるなら、早い内に経験した方がずっといい。もしも転んだらしばらくそのまんま空を眺め、やおら起きて、ホコリをポンポンと払ってため息ひとつ。あはは(エヘヘかも)と笑って歩き出す.....。

今回の水のグランドトライン、この稀なヒーリング・エネルギーをどう使えるかな? 楽しく優しくしっとりとw、実験してみたいと思います。


蟹座の新月に小惑星アトランティスが超タイトなコンジャンクション、プラス逆行の水星

( ´ ▽ ` )
自分本来のものではない生き方に気付いて手放す/過去の楽しい思い出の中に未来へのヒントを見出す/地球資源、自分が今持っている物や人間関係に感謝する気持ち/自分の身の程を知った上で技術を使いこなす/太古の知識に触れてインスピレーションを得る/鉱物の力に活力を見出す/物事の結果に向かい合う勇気/誤りを正す力/強い倫理観 etc.

(´・ω・`)
死&若さを失うことに対する怖れ/自分の器を超えた技術に使われることの危険/経済的な不安に駆られる/テクニカルなミスによる損失/力を自己中心的に使う/被害者意識から生まれる復讐心/あの頃は良かったのに…的な後ろ向きな心理/強い側に立ち弱さを排除したい心理/行き過ぎたプライド/事故や天災/護るべき機密が漏れる etc.

牡羊座の天王星・小惑星ネメシス・小惑星スフィンクスのコンジャンクションに獅子座の金星・射手座のアラクネがグランドトライン、魚座のカイロンとアラクネがスクエア

( ´ ▽ ` )
解けない謎への果敢な知的挑戦/運命的な出来事に立ち向かう勇気/スリリングな愛の冒険/巧みな自己表現/神秘の追求/不思議な出逢い/クサイものの蓋を開けて解放する/独自の個性で人気を得る etc.

(´・ω・`)
死の恐怖/責任感や倫理観の欠如/粉飾された自分語り/不安の伝播/ゴシップと尾ひれの増大/過度に陰謀論的な物の見方/ネットイナゴ現象/懲罰的な気分/ジェラシー/過去の行いが自分に還ってくる/情報操作がもたらす危機 etc.


7月8日、ちょうど新月の日の午後2時過ぎに、土星が長かった逆行を終えて順行を開始し、10月の中旬までエコーフェイズに入ります。この期間は、シャドウフェイズが始まった去年の11月中旬~逆行が始まった今年2月中頃までの3カ月間にわたし達が経験したテーマが熟し、再び立ち現れやすい時期です。蠍座の土星のテーマは「支払いの時」。 ツケを払い、無駄を省き、こころも体も(銀行口座も?)身ぎれいにするべく働きかけてきた土星。 これからはゆっくりとその結果 or 成果が表面に顕れてきそう。

少し先の話だけど、11月3日のハイブリッド日蝕は、ちょうどこの土星が逆行を開始し始めた位置で起こり、その時エコーフェイズを抜けたばかりの土星とはコンジャンクションになります。とすると、このあたりで…社会的にも、わたし達個人にとっても、何らかの回答が見えてくるのかもしれません。


Orion


        こうして新月の星読みを書いている土曜の夜明け前、外では風が吹き荒れています。自分はといえば、ホッとひと息ついて椅子にもたれ、過ぎ越して来た季節を振り返ってみたり。でも、あまりにもいろいろあり過ぎて、まるで何も無かったみたい.....。

それでも、ここまで歩いてきた。きっとこれからも。向かう先は、いつだって 未知。 だから新月前の七夕の夜 — 水のグランドトラインの下で — わたし達の、どんな人生にも・・・乾杯!


have a great trek!!!★



hiyoka(^_^)

レイモンド・メリマン 週間コメント7/8 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2013年7月8日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
--------------------------------------------------------------------------

お知らせ:来週7月15日付け、または再来週7月22日付けのどちらかのコラムをお休みさせていただきます。また、抄訳になる可能性も・・・ 楽しみにしてくださる方、すみません。寸前まで予定が判然としなくて(^_^;  またお知らせしますので、よろしくお願いいたします。

あ、もう少し後で新月の星読みもUPしますね☆


 ≪ 先週を振り返って ≫

        米国ではまだホリデイ・ウィークということから、今週のコラムは短くて気軽なものにするつもりだ。テクニカルな観点から見ると、ホリデイ・ウィークというのは通常より少ない出来高のせいで人を惑わすとの悪評が高い。だが先週は水星も逆行に転じ(6月26日~7月20日)、加えて雇用統計の週だったことから、いつもよりもっとアテにならなかったかもしれない。

        雇用統計は非常に良かった。失業者数は安定して7.6%に留まる一方で、非農業部門雇用者数は195,000人増加した。株式市場は朗報に沸いたが、国債と貴金属は急落した。もし皆さんがテレビに出て来る市場コメンテーターに耳を傾けるなら、彼らはこれが、9月または10月までにFRBが量的緩和策を終えるか、または徐々に減らすことを意味していると告げるだろう。これは明らかに(彼らにとっては)金利が上がることを意味するし、そんな時に金や銀のような無利息投資手段を維持したいと思う者はまず居ない。だが考えてもみてほしい。10年物の利息はどれだけ高くなったというのか? おそらく3%程度か? あなたは3%の見返りが素晴らしいからといって自分の資金を10年物国債に置いておこうなどと本気で思うだろうか? 3%だって?

        水星逆行効果が一旦弱まれば、この問題についての投資家心理はドラマティックに変化するかもしれない。特に、もしバーナンキが彼の緩和的方針に変化はないと再主張するなら(またはその時には)なおさらだ。彼がFRBによる毎月の国債購入を一時的に少し減らすことはあるかもしれない。だが、彼がこの時期に、いや任期を終える時点までは、それを完全に終わらせるという可能性は低い。また彼はゼロまたはゼロに近い短期金利政策を終わらせようともしていない。もし金利が上昇すれば株価が下がることを彼は知っているのだ。彼はその政策によって株式市場を暴落へと導いたFRB議長として退任するつもりはない。たとえ真実のところはFRBの政策によって株式市場が暴落するのではなく、政府の財政政策の賜物だったとしても、だ。

        さてトリックスターの水星はと言えば、またもやってくれている。たったの一週間前、そして水星が逆行に転じてからたったの2日後、今にも急落しようかという株式市場を横目に、金と銀は新しい強気相場への態勢が整ったように見えた。多くの市場解説者は貴金属に対して強気の見方をとり始めていた。それが今や完全にひっくり返ってしまった。貴金属は弱気に見え、株式は強気に見え、市場専門家は再び見通しを覆した(私自身もまた自分が専門家の立場上、少しばかり目眩を感じたものだ)。けれども金と銀は、ちょうど6月28日付けの購読者向けMMAスペシャル・リポートで示した予測どおりの動きをしている。筋書きはまさに期待通りに展開し、それはいまだに有効だ。

        先週を締め括るにあたり、金は1トロイオンスあたり1220ドル以下、銀は19ドル以下、そしてダウ工業平均は15,000以上に戻して引けた。これらの市場はたった1週間前の状況からいま一度トンボ返りを打ったわけだが、これはトリックスターたる水星好みのやり口だ。彼はまるでロードランナーのようだ。最初にこの道を通ったかと思えば、その後突然反対側に飛び移る。彼は天王星によく似ており、きちんと秩序だった物事を好む人々に慰めを与えるようなことは殆ど無いだろう。その天王星は7月17日に逆行を開始する。もう少し経てばもっと面白くなるかも — いやつまり、もしあなたがジェットコースターや**デーモンドロップがお好きならの話だが。結局のところ、季節はもう夏というわけで、遊園地が大人気だ — これはまあ昨今のドル指数が大賑わいなのと同じようなものだろう。
ロードランナー:1949年に登場したワーナー社のアニメーションでミチバシリという鳥(Roadrunner)のキャラクター。いつもお腹を空かせたコヨーテに追いかけられている。

**デーモンドロップ:箱状の座席に座って高い塔からの垂直落下を楽しむ遊園地の遊具



≪ 短期ジオコズミクス ≫

        まだだ。まだ終わっていない。ジオコズミック活動から言えば、今週もまたもう1つの重要な週だ。水星逆行期の中間点は7月8日月曜となる。水星の逆行開始時期(6月26日)近辺に1つのサイクルが完成しなかった市場は、逆行期の中間地点でそれを起こす筆頭候補だ。それに加えて7月7日、土星が進行方向を変え、逆行から順行に転じる。これは市場心理に酔い醒まし効果を与える可能性がある。というのも、土星は酒が半分入ったグラスを見れば、まだ半分しか満たしてないからもっと注げ、というよりは、まだ半分しか空になってないからもっと減らせ!と思うからだ。蠍座の土星の下ではグラスが割れることさえあるかもしれない。

これは「審判の時」であり、土星に焦点が当たる時はいつも、負債と赤字の問題が表面化してくる。とはいえ、今回はそれほど悪くは出ないか、緊急の問題にはならないかもしれない。何故なら土星は7月17日~19日に起きる、あの海王星と木星へのグランドトライン形成に近付きつつある。もし土星が低金利という薬物からの脱却から起きる禁断症状に似ているとするなら、木星と海王星は次にこっそりと手に入れる麻薬そのものだ。まぁ言ってみれば第二のチャンスというところか。

        しかしながら、7月20日には水星が順行に転じ、グランドトラインはオーブ範囲を抜けていく。ではここで何が残されているか? この後に木星が、天王星と冥王星へのTスクエア形成へと向かっていくのだ。ファイナンシャル・アストロロジーには3つの古典的な破産のアスペクトが存在する。それは木星による天王星か海王星、または冥王星へのハードアスペクトだ。7月20日以降、私達は3つの内の2つのアスペクトが発効し続ける9カ月の旅に出ることになる。
水星順行:日本時間 7月21日 02:53ごろ
        もう1つの注目点としては、火星が7月13日に蟹座入りする。これはFRBの設立図(1913年12月23日設立)と関連するジオコズミック要因だ。FRBから何か予想外のニュースが聞こえてきたとしても驚かないことだ。これはしばしば国債市場にトレンド反転をもたらす。
FRBの設立図はネイタルで12室(秘密裡の行動・思惑)蟹座の0°に冥王星があり、6室山羊座1°の太陽とはオポジションを形成、MC/IC軸はそれぞれ牡羊座と天秤座0°なので、もともとグランドスクエアの関係になっている。この冥王星にトランシットの火星が乗り、火星・冥王星・太陽のオポジション、そしてMC・ICを含めるとグランドスクエアが出来上がる。


なお今回≪ 長期的展望 ≫は休載とし、来週から再開させていただく。





訳文ここまで
--------------------------------------------------