September 2013

September 29, 2013

レイモンド・メリマン 週間コメント9/30 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2013年9月30日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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告知:
10月12日~14日に開催されるワークショップ『金融市場の短期トレードにおけるリバーサルと太陽・月の相関関係』の準備のため、今週と来週のコラムは通常より短いものとなる。また10月14日のコラムはワークショップ当日となるため休載させていただく。


≪ 先週を振り返って ≫

        先週、再び訪れた合意に達するための絶好のチャンスは過ぎ去ってしまった。米国の債務上限と差し迫った政府機関の閉鎖に関する協定は実現しなかった。実際、ホワイトハウスは相変わらず債務上限の引き上げに関して連邦議会とは一切交渉しないという呪文を唱え続け、一方共和党が幅をきかせる下院はといえば、オバマケア(医療保険制度改革)の国営体制は維持し続けるものの、そのための資金は凍結するという法案を可決し、しかもそれに関する議論は何一つ起こらずじまいだったのだ。下院共和党は不人気が目立ってきたオバマケアを廃止したがっているが、成功はしないだろう。こうして、双方がつまらない小競り合いを続けている内に、9月26日の好ましい金星・木星トラインは水の泡となり、米国の予算危機は今一度、刻々と増大していく。

        その一方で、先週ドイツは圧倒的な得票数でアンジェラ・メルケルを再び首相に選んだ。9月24日付けのウォールストリート・ジャーナル紙によれば、

        "彼女がユーロ危機に対してドイツの富を護ることに成功したことが…… ドイツ首相への敬愛とは行かないまでも、信頼を勝ち取り…… 他のヨーロッパ各国政府首脳が自国の財政の行方やその他の問題に関して国内の強烈な批判にさらされている一方で、メルケル氏は国民の強い信任を得て事実上のひとり勝ちとなっている。" 

また後の記事の中で、メルケルはこう言ったとされている。

            "全員の声を聞くことによってのみ、ヨーロッパは上手くいくのです。私を知っている人々は、私が妥協点を探し求め、物事に対して創造的に取り組み、そして他の人々の利害を理解しようと努める人間だということを知っています。"

        さて、上記の記事を木曜の同紙に載った『フランス 来年度予算案で増税』と題された記事と比べてみよう。

        "フランス政府は2014年度の予算案を公表した。増税に依存した内容で、家計の購買力を損なう怖れがある上に、記録的な低さに落ち込んでいるフランソワ・オランド大統領の支持率もなお悪化しそうだ…… すでにヨーロッパでも最高水準となった税の重みを増やすという手段により…… フランスの企業と家計は、オランド氏が選出された16カ月前から確実に増え続ける税金に手ひどく痛めつけられてきた…… これまでのところ、彼のプランは期待されたような結果を生み出せずにいる。"

        これはまるで『二都物語』、いや…… 二種類の統治哲学を主題とした『二国物語』とでも呼ぶべきか。それは有権者に誓った約束を果たすことによって生まれる信頼度の違い、そして人々の利害に対して誠実に気を配っているという感覚を与えているかどうかの違いだ。それは "妥協点を探し求め、物事に対して創造的に取り組み、そして他の人々の利害を理解しようと努める" ことによって達成される。苦境に立つ他国の指導者達は、この事例から何か学べるのではないだろうか。
フランス革命を題材にしたチャールズ・ディケンズの長編小説
        米国政府機関閉鎖と債務不履行の天王山が10月半ばと迫ってきた危機感を受けて、先週、世界の株式市場は下落した。ほんの数日前の9月19日には殆どの市場が史上新高値もしくは数年ぶりの高値をつけていた。こうした下落のたった一つの例外はオーストラリアで、オールオーディナリーズは先週末に5年ぶりの新高値まで駆け上った。また金と銀が前週以来レンジ内の上下動を続けている一方で、原油は7月5日以来の最安値水準まで下落した。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        今週は雇用統計と失業率が10月4日金曜に発表されることから、多くの金融市場にとって重要な週となるだろう。もっとも今週にも一部の政府機関が閉鎖されて発表が延期されない限りはだが。もし雇用統計が発表されるなら、投資家はこれを非常に注意深く吟味するだろう。何故ならそれは、FRBが量的緩和策の縮小に踏み切るのか、それともインフレ率が2%に戻り雇用率が高まるという希望の下に超緩和的であり続けるのかという疑問への手掛かりとなるからだ。

        これらの発表は10月4日夕方に起きる新月の直前に予定されている。この新月は多くの理由から、非常に重要だ。まずはそれが天秤座で起きるということだ。私達の研究によれば、天秤座に太陽が在泊する時に起きる月との位相の内で、歴史的にみて米株市場の急激なリバーサルと最も高い相関関係を持つのが天秤座の新月なのだ。さらに、この新月は天王星・冥王星スクエアとTスクエアを形成する。つまり、太陽は10月1日に冥王星にウェイニングスクエアを形成し、10月3日には天王星に対しオポジションとなる。天王星・冥王星スクエアが、太陽のような別のトランシットによって既存の火に油を注がれる時、政府機関閉鎖の危機はがぜん現実味を増してくる。
日本時間:10月5日09:34頃
しかしながら、来週はトランシットの火星もまたすこぶる重要だ。何故なら、これはボタンウッドチャートとして知られるニューヨーク証券取引所設立図が持つ水星・冥王星スクエアを刺激して引き金となるからだ。通常のケースなら、株価の急落はこの近辺で終了する。もしかしたら、これは雇用統計が好調なことを意味するのかもしれない。もしかしたら、連邦議会とホワイトハウスが債務上限の引き上げについての折り合いをつけるのかもしれない。だが、天王星と冥王星にハードアスペクトを形成する天秤座の新月の下で、私はそんな有終の美にはあまり期待出来ないと思う。


        ≪ 長期的考察 ≫ は2週間後の10月12日~14日に開催されるダウ平均と銀のトレーディングに関するMMTAワークショップの後に再開する予定だ。その間、私は皆さんに9月16日付けのアリゾナ・リパブリック紙に掲載された『成功への大きな鍵は感情を扱う技術だ』と題する記事から次の引用文をお贈りしよう。

        "人々はあなたがどれだけ物を知っているかなどどうでもいいのだ。あなたが彼らをどれだけ気に懸けているかを知るまでは。






訳文ここまで
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September 18, 2013

●9/19の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのか を、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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満月タイムスケジュール
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで9月19日20:32前後、北海道周辺で20:40前後、関西方面は20:12頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で19:43前後に   魚座26°41’で満月となります

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月のテーマ】 ― 9/19~10/4
*ここでは有名なデーン・ルディアー(ルージャー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使いブレイン・ボヴィの解釈を参考にしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 魚座26°~27° + 太陽 乙女座26°~27°】
 "A new moon divides its influence" + "A boy with a censer"
「その影響が多岐にわたる新月」 +「香炉を持つ少年」

"A harvest moon" + "A Grande dames at tea"
「ハーヴェスト・ムーン(収穫の満月)」 +「茶会に集う貴婦人達」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
 →★取るに足らないと思えた事柄が大きな意味を持っていく
 →★潜在していた生き方の違いが浮かび上がる
 →★再び巡り来る岐路の予感
 →★淀んだ気を一新する新鮮な香気の静かなひろがり
 →★自分の持つ方向性を再確認しつつ新たな一歩を踏み出す
 →★心理にくすぶり続ける不公平感の問題
 →★それぞれの立場に対して敬意と尊敬をはらうことの効果
 →★物事の細部に注意を払いながら識別していく
 →★物の見方やふるまいを洗練させていく
 →★自分自身の来し方に相応しいものを受け取る
 →★ひとつの仕組みの中で全員が繋がっていることへの気付き
 →★他者の努力の結晶から目に見えない恩恵を受けていることを知る→ ・・・・
 

エネルギーのポイント:
 『自らの深い内面に培ってきたものの確認』

130919FM

        9月も半ばを過ぎて、あんなに力一杯鳴いていたセミの声はいつのまにか虫の音に変わりました。列島を縦断して各地に爪痕を残した台風が去った後は、気温も急に涼しくなりましたね。ふと気付くと、今年ももうあと3カ月ちょっとしかない!なんて、ちょっと焦ってしまいます。 

この新月期は、日本のノーダル・ディグリー、そして来年4月に起きる5回目の天王星・冥王星スクエアが刺激する度数でもある、13°台で起きました。それは日本にとっても、そこに暮らすわたし達にとっても、将来へのカナメとなるような大事な時期になるかも知れないと前回のブログに書きました。そして・・・満月がやってきます。この2週間、けっこう濃密なエネルギーが降り注いできたけれど・・・心理的に、または現象的に、いろいろ体験したひとも多かったのではないでしょうか。

新月から間もない9月8日早朝、2020年オリンピックの開催地が日本に決まりました。 各候補地にはそれぞれに内外の問題が山積し、賛否両論が渦巻いていたようです。そんな中で、とにもかくにも決定した事実。 この決定は多分、多くのひと達の脳裏に刻み込まれ、日本に7年間、新しい重心・・・またはオヘソwを生み出したような気がします。 天王星・冥王星スクエアを抜けた7年後の世界がどうなっているかは今はだま想像つかないけれど、日本という国に新しく打ち込まれた時のくさびをめぐる集団のエネルギーは、わたし達ひとりひとりの暮らしとも交互に影響しあいながら、一歩ずつ現実を創っていくでしょう。 そんな、目に見えないくさびを新たに共有しながら迎える魚座の満月。 今回はどんな感じかな? 早速サビアン・シンボルをのぞいてみましょう。

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        前回、新月のエネルギーポイントは『自分の意志を超えた様々な力への気付き』でした。 自分という存在の中に連綿と生き続けてきた、今まで気付くことのなかった一筋の流れ。あるときは知らずにそれに動かされ、またあるときは助けられてきた声、または力、ものの捉え方・・・。  わたし達それぞれにとって、自分だけの「聖なる剣」とも言うべき意識の力をかいま見るような体験はあったでしょうか?

この満月で最初にとっていく月のエネルギーは 「その影響が多岐にわたる新月」 。ちょっとこなれない訳になってしまいましたが。。(^_^;。 今回のシンボルは面白いことに前半が新月、そして後半が満月なんですね。新月は新たな種子が宿ることを意味しますが、今回の度数では、同時に開花を意味する満月の意味が重なってきます。12宮最後の魚座も終盤の度数に来て、ここでは29°で出て来る光線のシンボルに至るまで、ダメ押しのように月のサイクルが展開していきます。まるで長いときをかけてここまでたどり着いたわたし達の成長過程を、もう一度早回しで見せられているよう。でもその光景は、人生の終わりに見ると言われる過去の走馬燈ではありません。 まだおぼろげではあっても、遠い未来へと旅するための新しい視座が、確かに自分に宿っていることを確認する・・・ そんな心理的体験を表しているように思います。そう、要らなくなったものに最後の別れを告げた後で……。

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        新月は光として目に見えることはありません。そのテーマは暗い夜空でひそやかに受胎されます。 多くのひとは、新月のときには月の存在を意識することさえないかもしれません。けれど、人知れず宿ったエネルギーは、やがて、様々な影響をわたし達に与えていきます。 その影響のあり方は本当に千差万別です。 ひとつのテーマがひとにより、あるいはそのひとが生まれ持ったホロスコープという翻訳器を通して、様々な心理や体験となっていきます。どれひとつとして同じ経験はありません。 みんなが同じエネルギーを分かち合いながら、この世に2つとない体験を、人生を、創りあげていきます。 それは小さな発見の連続です。

この時、太陽は乙女座26°にあって「香炉を持つ少年」のエネルギーを月に送っています。香炉を持っているということは、教会のミサか、何かのセレモニーでしょうか? 儀式に香りは付き物です。それは何でもない場所を、特別の場所に変えるマジックです。 香炉から流れる香りを嗅ぐことは、それを携えて儀式に参加する少年にとっては、自分に課された役割を果たす、その一部であるかもしれません。 その香りと自分の務めとは、彼の中で密接に結び付いていることでしょう。 でも、彼は気付いているでしょうか? 自分が振りまく香りがその儀式にどれだけ大きな影響を与えているか? 自分と、その手にある香炉の存在が、本当はいったいどんな意味を持つのかを……?

ここに来て、今までだったら些細なことと気にも留めなかったような事柄に対して 「ん???」 と気付くようなことがあったら…… その小さな発見は、やがてこれからの人生に大きな意味を持ち始めるかもしれませんん。 それは、パートナーや友人、職場の人間関係だけでなく、大きくは社会の中での自分の立ち位置に関することになるかもしれません。 もし何か気付くことがあったり、ふと浮かんできたことがあれば、それは日記にでも書き留めておく価値がありそうです。

bamboo


        さて、エネルギーは魚座27°の 『ハーヴェスト・ムーン』 をとっていきます。これ、日本語だと「中秋の名月」と訳されることも多いけど、シンボルとしてはまんま 「収穫のとき」 という意味になります。

秋・・・頭を垂れるほど実った穀物! いよいよ刈り入れの時がやってきました。 畑を耕し、種を蒔き、草をとり、手入れをして、やっと迎えた収穫。 そして、刈り入れた穀物は大きさや出来映えによって子細に区分けされ、整理されます。その内、あるものは出荷され、またあるものは長い冬越えのために取り置かれることでしょう。 けれど、「ハーヴェスト・ムーン」という言葉が定着した昔には、刈り取られた作物は領主や貴婦人への年貢や貢ぎ物として差し出されたのかもしれません。

ブレイン・ボヴィによれば、古の時代、"Harvest" という言葉は"秋"と同義語で、沢山の単語のルーツとなるものだったそうです。例えば「敬意を表する」という意味のトリビュート・・・ "paying tribute" は、忍耐や信仰を試される「苦痛」や「苦難」という意味の "tribulation" から来ていて、その大元はハーヴェスト=秋の収穫時に穀物が臼で挽かれることを意味する古代ローマの言葉、"tribulum" なのだそうです。

このシンボルが降ろされた1925年の米国では、大規模農業や農場経営が一般化する中で、1930年代の大恐慌を前にして一足早く急激な農業不況に陥る過程にあったそうです。貧富の差も激しく、白人大規模農場主に対して土地を借りて耕す小作人や季節労働に従事する黒人労働者、そして中国人や日本人移民など、多くのひと達がわずかな収入のために過酷な労働に明け暮れていました。 ハーヴェスト・ムーンの時期は、この時代を生きた人々にとって、その立場によって悲喜こもごも、様々な体験をもたらしたのではないでしょうか。

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このシンボルの対向に位置する太陽のエネルギーは、「茶会に集う貴婦人達」です。 この光景は、英国貴族階級の女性が社交の場やお作法を学ぶ場として集ったお茶の会「アフタヌーン・ティー」や、夕食を兼ねて開かれた「ハイ・ティー」を思い起こさせます。 また米国で「ハイ・ティー」 と言う場合は、かなり気取って儀式張ったお茶会を指すそうで、裕福な女性達がここぞとばかりに最新流行のフォーマルドレスに身を包んで上品な会話を楽しむ・・・といったイメージがあります。 アメリカ独立戦争の契機とも言われる「ボストン茶会事件」以来、米国では紅茶よりコーヒーが飲まれるようになったとも聞きますが、やはり貴族階級や特権階級のイメージは「紅茶を嗜むこと」 にあるのかもしれません。(現代のセレブリティと呼ばれるひと達はどうかわからないけれど… ^_^;)

きっとこの茶会に集まった女性達は、ハーヴェスト・ムーンには沢山の収穫物やそれに代わる金銭を当然のように受け取る立場にあったことでしょう。 1920年代中盤の米国で迎えるハーヴェスト・ムーンを思うとき、この2つのシンボルには世の中の光と影がくっきりと投影されているように思えます。 

        一国の社会・経済を織りなすひとつの仕組みの中には、様々な立場のひと達が、様々な人生を送りながら、ひとつの社会としての歴史を創りあげています。太陽が月に向かって投げかける、「お茶会」というイメージひとつをとっても、その中には沢山の不公平や偏見、欺瞞が渦巻いています。 

それでも、これを俯瞰で見たとき、香り高い一枚のお茶の葉を通して、秋の満月の優しい光を透過して、底辺の過酷な労働にあえぐ移民女性から上品な会話を嗜む特権階級の女性まで、あらゆる階層の人々と、彼らにまつわる個々の人生の物語が、人類というタピストリーの一部として実は密接に結び付いているのだと思えてなりません。。
(ちなみに原語の"grand dames"は、貴婦人という意味の他に「何かの分野に秀でて一家言を持つ女性」という意味もあります。)

魚座ももう終盤度数に来ての収穫の満月。その真に意味するものは、単にこれまで育んできたものを刈り取って収めるという意味だけではないと思います。 そのイメージの一層も二層も下には、善も悪も生も邪も、あらゆる差異をその霧に溶かし込んで、果てしない彼岸に届こうと希求する精神、真の慈悲の眼差しを持ちたいと願う、至高の魚座精神がひっそりと生きているのではないでしょうか……。

        日々の暮らしの中で、わたし達はこの度数がもたらす深い命題に良くも悪くも無意識に触れているのではないかと思います。

 例えば、わたし達は自分が被害者であると感じたり、被害者を護る特別な存在であるという観点を選んだとき、不公平や不正を正したいと思い声をあげます。または誰かに悪意を抱いたりします。 でも、そこには同時に、いつのまにか気付かぬうちに誰か見知らぬひとにとって加害者になっていたり、誰かを傷付けているかもしれないという落とし穴も存在します。わたし達は、自分の意識に引っかからないような誰かにとっては、他ならぬ特権階級かもしれないのです。 それを知った上で、その矛盾を引き受けて闘うべき理由を見出せるなら、それは十分にひとつの道だと言えます。ただし、今、その道を行くには見聞きした物事を簡単に受け入れず、必ず自分の目と耳と頭脳で深く細かい部分を精査し、それに基づいて言葉や行動を決めるという責任のとり方が必要になるでしょう。その過程では、今まで気付かなかった物事が見えてきて、思わぬ失望や別れがあるかもしれません。

けれど、もしそんなことが起きるなら、それもまた、魚座の満月からのひとつの祝福だと思います。 これから先の新月期は、しばらくの間社会的な星座宮で起きてきます。 天王星・冥王星スクエアのピークに向かって流動性を高めていく世の中にあって、自分の持つエネルギーをより良く使っていくには、今、ここでいろいろな物事を見ておくのってとても助けになるはず。本当の強さと、本当のしなやかさを身に付けていくこと・・・とてつもなく広大な構造の中で生かされている自分に気付くこと。そして……共存と排除、両方の論理が実は紙一重なのはいったい何故なのか?・・・蠍座でコンジャンクト中の金星・土星・月のノースノード、そして乙女座・魚座で対峙するセレスとカイロン。 どの惑星も、自分の真の動機を見抜いて、それを1オクターブ上に向かって変換するようわたし達を励ましています。

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        魚座のミルク色の霧に潜む至高の門。。その究極の合い言葉は、『全ての物事に対して一度死ぬこと』 です。 もちろん本当の死じゃありません。でも、わたし達はみんな必ずいつか死ぬ運命でありながら、いつだって死を怖れているように思います。 自由の死、安全の死、豊かさの死、健康の死、人間関係の死、そして、肉体の死。 殆どの争いや憎しみがその怖れから生まれ、その結果として多くの死を招いているといってもいいくらいに。。 

わたし達は必然の死に向かって生きる、人間という種です。そして、宇宙は常に変化し続けています。それなのにわたし達は、今まであったものが、今持っているものが、ずっとずっと続くべきだとどこかで思ってはいないでしょうか?  その思いを手放したら、秩序は失われ、この大地はカオスに覆われてしまうのでしょうか? 死は敗北でしょうか?  ならばわたし達はいつか必ず負けるのです。 でも、それっていったい誰が決めたのでしょう?  わたし達は何故大昔から、ずっと同じような歴史を繰り返してきたのでしょうか? 今度こそは違う? 道を求めるひとは「アセンション」という言葉を耳にタコができるくらい聞いていると思います。それは本当に起きているのでしょうか? 魚座の究極の門を、わたし達は本当にくぐり抜けることが出来ているのでしょうか?・・・あは、満月を目前に控えて、なんだか疑問がいっぱい湧いてきます(^_^;。

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        今回のエネルギーポイントは 『自らの深い内面に培ってきたものの確認』 。 澄んだ秋の夜空に冴え渡る月光の下、魚座の月と乙女座の太陽は、射手座の銀河中心、そして双子座の小惑星クルースンとグランドスクエアを形成しています。なんてミステリアスな組み合わせ……! 

銀河中心は太陽にとっての太陽のようなもの。太陽をわたし達地球に棲むものの親に例えるなら、銀河中心はご先祖さまみたいなものかな? そしてクルースンは、部族としての系譜や魂の繫がりを認識していくという意味を持っています。新月のシンボルを覚えていますか? "A familly tree" 「家系図」でしたよね。 乙女座の新月で、「家」や「属する共同体」が保持する思考の枠組みに影響されながら生きている自分に気付いたわたし達は、この魚座の満月で、より広大な宇宙構造と自分との関係に目覚めるよう促されているのかもしれません。

ちなみに銀河アストロロジャーと呼ばれているフィリップ・セジウィックによれば、「銀河中心はその赤外線エネルギーによってわたし達の潜在意識に影響を与え、特に感情的トラウマの解放に向けて働きかけると同時に、脳の潜在的感受性に作用して、わたし達の現実よりオクターブ上の精妙な情報を与える」のだそうです。うーん・・・それはもしかしたら、はるかに遠い銀河誕生の記憶かな……(^_^?

そうそう、フィリップ・セジウィックは銀河中心からの圧力を受けてインスピレーションが生まれるとき、頭皮がムズムズするような感覚、手の平の熱、胃が動いて音を立てる、首の後ろや尾てい骨あたりの熱感、頭頂への圧迫やうずき、そしてカフェインや糖分の取りすぎに似た茫洋とした感覚があるとしています。

またそれ以外に も、このところずっと天空からのプレッシャーがキツイ日々が続いてきたため、ひとによっては体の弱い部分にいろいろな症状が出ているケースもあると思いま す。一般的に風邪と見なされる症状や極度の倦怠感、あらゆる部分に生じる痛み、記憶力の減退、むくみや原因不明の熱など、涙が止まらないなど、細胞レベルでエネルギーをこなしていくための浄化作用が顕れているような感じです。もちろん原因がはっきりしている場合も多いので、いつも言うように辛いときは専門家の診断を仰いでください。でも、それでも心因性?なんて言われてしまう場合もあります。そんなときは、不安よりもリラックス。良質な水を沢山とって、今は出来るだけ体を休めるようにしましょう。自分に合ったヒーリングを受けるのもいいし、穏やかなエクササイズが効く場合もあるようです。でも、一番は体を休めること。多分23日の春分あたりからはギアが入れ替わって、また少しずつ新しいエネルギーが入ってくるのではないかと思います。それまでは、深い北海の底に生きる女神セドナのように、そっと自らを癒やす時間をとりましょう。

milkyway


        広大な宇宙の片隅に、たったひととき存在するちっぽけなわたし達。でも、わたし達には皆、それぞれに存在する理由があります。それは自らの深い内面に培ってきたもの。
『たとえ今は言葉に表すことが出来ず、まとう衣装がその身に合わなくても、あなたの沈黙の内に、その苦闘の内に、それは育っている。今までも、そしてこれからも……』  満月時に天頂に昇るジュノー、そして天底でそれを受けるパラス。彼女達は、こんな風に囁きかけています。

ハーヴェスト・ムーンが放つ銀色の光。その仄かな光線に照らされて、全ての一部として繫がりながら、同時にたったひとり立つ者……きっとそれが、わたし達の真の姿なのかもしれませんね...。





have a great trek!!!★




hiyoka(^_^)

September 15, 2013

レイモンド・メリマン 週間コメント9/16 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2013年9月16日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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来週、9月23日付けのメリマン・コラムは訳者の都合によりお休みさせていただきます。m(_"_)m


≪ 先週を振り返って ≫

        世界の株式市場は先週、危機迫るシリアへの軍事介入から米国が後退したことを受けて殆ど騰がっていた。これは他ならぬロシアのウラジミール・プーチンによって打ち出された和平提案の結果として起きたことだった。先週始めの3日間、ダウ工業平均は連続して3ケタの上昇を示した。これは新たなプライマリー・サイクルにおいて典型的に起きる市場の動きであり、また先週のコラムで述べた、ジオコズミックな観点からの以下の解説とも合致している。

" 次の土曜、9月14日は火星が天王星にトラインを形成し、金星が海王星にトラインとなる。アストロロジーの研究において、トラインは一般的に好ましいと考えられていることから、おそらく株式(金星)はこの時期、すなわち14日から+/-3取引日の間は反騰が続くかもしれない。"

        金と銀の運命はそう幸運ではなかった。ロシアによる和平提案が打ち出され—その後米国により条件付きで受諾された後、どちらも急激に下落した。先週末には金は1300を試していた。たった2週間前には1434の天井をつけていたというのに。また銀はといえば、先週終盤には2150以下に落ちていた。これも8月28日には2500以上だった。だが金曜遅くには、両市場ともに印象的な反転がみられた。原油もまた、シリアが保持する化学兵器の全てを国連安保理の代表に委ねることに同意し、それによって中東紛争が確実かつ即座に回避されるという希望のもとに下落した(だが金と銀ほどの急落ではなかった)。

これは相当に興味深い。何故なら、和平仲介役のプーチンはいまだにアサドは化学兵器など保持していないと主張しているにもかかわらず、アサド自身は、もし米国が軍事介入という — たとえそれがジョン・ケリー国務長官言うところの信じがたいほど小規模な介入だとしても — 彼への脅迫を撤回するなら、(化学兵器の)国際管理に同意するとしていることだ。次回の天王星・冥王星ワクシングスクエアが11月1日と急速に迫る中、いつまでこの "悪あがき" が続くのか…… いつまでこの "不可侵の全き境界線" パート2が尊重されるのやらと、私達は問うべきだろう。

        先週の市場判断では、投資家はこのプーチンによる和平提案を真剣かつ肯定的に受けとめているようだ。だが私が思うに、殆どのマンデーン・アストロロジャーは同意しかねるのではないか。さて、アンジェラ・メルケルはどう考えているだろうか? もうそう日を置かぬ9月22日、ドイツで総選挙が行われることを私達は頭に入れておかねばならない。また、FRBの動向を観察するというのも興味深い。誰もが今、FRBに注目している。2010年夏、カーディナル・クライマックスがフル回転に入って以来、過去3年にわたる月ごとの債券買い入れプログラムから、FRB自身が撤退を開始すると実際に発表するのかどうかと皆が見守っているのだ。もしそうなれば、市場は…… 仮に買い入れ縮小したとしても、荒れるかどうかはまぁ、その規模にもよるだろう。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        9月14日の調和的なトラインのアスペクトは9月18日に金星・土星間に形成される厳しいコンジャンクションに道を譲り、続いて9月20日にはもっと手強い冥王星の滞留/順行が控えている。またその間、9月19日には満月が起きる。それに加えてさらに強力なのは土星・月のノースノードのコンジャンクションで、これは9月25日、**蠍座の初期度数で起きる。
日本時間:9月19日05時53分ごろ
**日本時間 : 9月25日21時58分ごろ at 蠍座9°25’/ミーン・ノード使用。場合によっては月の軌道の見かけ上のぐらつきを計算に入れた位置であるトゥル・ノードを使うケースもある。(ネイタルなど)参考までに、トゥルー・ノードはこれより早く17日午後2時ごろに蠍座8°35’で土星とコンジャンクションとなる。
        土星によるトランシット全てがそうであるように、金星・土星のコンジャンクションは、正確なアスペクトを形成する日付けの前後2取引日の時間帯に向けて下落してきた市場ならどんなジャンルであれ、買い場を提供する(貴金属など)。折しもその日 — 9月18日 — ヘリオセントリックの水星が射手座入りするが、これは数十年前にファイナンシャル・アストロロジャーのジャン・ロングが、金と銀の市場にとって特別にボラタイルな時期となることを確認している。この時どんな動きが予測出来るかについては、金と銀のトレーダー向けに購読者特別リポートを送付したところだ。
日本時間:9月19日01時40分ごろ
ジャン・ロング:著名なファイナンシャル・アストロロジャーでトレーダー。アストロロジーを駆使するトレーダーにとって定番ソフトとも言える「ギャラクティック・トレーダー」の開発にも関わっている。
しかしながら、1980年代にロング女史がこのジオコズミック・サインについて発表した研究以来、私達は貴金属以外の市場、例えば通貨や大豆市場などが、同様に大きな価格変動が生じるのを観測してきた。翌9月19日は満月で、これも大豆市場に今週、急激なトレンド反転を起こす可能性を含んでいる。またその翌日9月20日は冥王星が滞留から順行へと移行するが、このシグナルも1週間以内に農作物への被害報告が出される可能性を示唆している。

        さらに冥王星の順行は、後に続く9月25日の土星・月のノースノードのコンジャンクションと共に、世界の他の課題……例えばシリア、ロシア、そして米国が抱える問題への非常に重大な指針でもある。

先週述べたように:
"土星と月のノースノードとのコンジャンクションはおおよそ11年周期だ。前回これが起きたのは2002年6月6日だった。世界の株式市場をみると、米国は2002年10月に、世界のその他の市場は2003年3月に4年サイクルの底をつけるまで下落している。またこれは、米国がサダム・フセインを打ち倒すための国際包囲網を打ち立てようと企てていた時とも重なる。当時の申し立ては、フセインとイラクが大量破壊用の化学兵器を保有しているということだった。
マンデーン・アストロロジーではこのようなテーマが過去幾度となく繰り返されてきた。皆さんは不思議に思うだろう。「何故 "彼ら" はその事実を見ようとしないのか?」と。"

さて先週、おそらく "彼ら" はその事実を確かに見たのかもしれない。真相は誰にもわからない。まぁもしかしたら、モスクワかワシントン・DCの誰かが、2002年当時と現在との関係性にやっと気付いたのかもしれないが。


≪ 長期的考察 ≫

        今週は付加すべき長期的考察はない。上記で語ったことが全てとなる。






訳文ここまで
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September 08, 2013

レイモンド・メリマン 週間コメント9/9 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2013年9月9日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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【お知らせ】
投資日報社さんが9月26日木曜の午後から『投資日報フェスティバル』を開催されるそうです。関係各社を含めた5人の講師の方が、MMAレポート分析の他、投資手法、株式、為替、株・金相場、サイクルとパターンによる相場分析など濃い内容になるようです。創立50周年を前にしての無料記念セミナーで、参加者全員に最新のMMAレポートをプレゼントという特典の他、抽選プレゼントもアリとのことです。定員に達し次第締切とのことなので、都合の合う方はぜひどうぞ。


≪ 先週を振り返って ≫

        祝日で取引日数が短かった先週(米国)、株式と原油市場は反騰し、貴金属は金曜の雇用統計前に下落した。そして統計内容が発表された後、突然カオスが巻き起こった。非農業部門の雇用者数増が20万人の予想に反してたった16万9千人だったからだ。それだけではない。6、7月の雇用者数は大幅に下方修正された。CNBCはこう伝えている。" 7月の雇用者数は18万8千人から17万2千人に転落し、6月分は16万2千人から10万4千人へと暴落… 就労率は63.2%に落ち込んで35年ぶりの最低水準となった。" これを受けて株式は急落、貴金属と原油は共に反騰した。FRBが量的緩和策に基づいた月ごとの債券買い入れを縮小するという大方の見通しは、突如として怪しいものとなった。

        FRBが毎月の債券買い入れを縮小するかもしれないとバーナンキ議長がほのめかした時、経済は5月当時ほどの強さを見せてはいなかった。だが再三言うが、この事態はファイナンシャル・アストロロジーの研究をもってすれば、想定内のことではなかったか? 少なくとも、このコラムでは予測していた。私達は木星・土星そして海王星間の水性グランドトラインのひと時ををあっけなく離れ、数週間後の8月に突如として木星・天王星そして冥王星のカーディナルTスクエアへと移行した。これは2014年春いっぱいまで続く。これはまるで夏から冬へ、昼から夜へと突然変化するようなものだ。もしくは金融用語で言うなら、楽観と繁栄から不安と破産の脅威へシフトするようなものだろう。

        だが新たな経済金融政策への懸念をよそに、投資家は当初の急落の後、ただちに株式市場へと戻ってきた。先週の終わりには、世界の殆どの株式市場が、8月28日につけた直近のサイクル安値以来の最高値水準に達していた。金と銀の下落は金曜朝には終わり(少なくとも一時的には)、雇用統計が出た後は値を戻し始めた。前の週、金は8月28日につけた1434の高値から9月6日朝につけた安値1358まで下がった。銀は8月28日の2512から9月5日の安値2300まで下落した。原油はといえば、シリアが化学兵器を使ったとされることへの対応として、オバマ大統領がシリアに介入したがったり、いやむしろまずは米国議会の支持を取り付けたほうが良いと決意したり、結局 "不可侵の境界線" を引くのは世界の役目だ(彼ではなく)という考えに傾いたりと、コロコロ態度を変えたり行きつ戻りつするのに呼応して、右往左往していた。

        それは本当に私達の集合知としての "不可侵の境界線" だったのだろうか? とにかく、原油は前週オバマ大統領の "不可侵の境界線" が破られたという発表を受けてつけた112を超える高値から、いや破られたのは "我々の境界線" だったというのがわかった先週初めには104.21の安値まで急落した。彼はまさに世界の意志を背負って… まぁ、世界の他の国々がどうあろうと断固としてシリアのアサドを支持するロシアのプーチン首相を除く、殆どの世界ということだが。これはもう、獅子座の火星が蠍座の土星にスクエアを形成する時の典型的な顕れで、いったい誰が最高度の男性ホルモン値を叩き出すかを見るテストだ。多分彼らにとって、地球上で最も多くの人々が真に信頼する一人の世界的リーダーが女性、すなわちアンジェラ・メルケルであるという現実を受け入れるのは全くもって困難なことなのだろう。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        9月9日月曜、9つの重要なジオコズミック・サインが展開する24日間がスタートする。口火を切るアスペクトは獅子座の火星による蠍座の土星へのスクエア形成であり、9月9日に起きる。このアスペクトは通常、あまり愉快なものではない。実際、殆どの場合は桁外れにシリアスだ。徹底して抑鬱的、抑圧的、そして弾圧的にもなり得る。この日は全ての約束事をキャンセルし、ケガや争い事になりそうな状況を避け、そして長い間ぐずぐずと先延ばしにしていたせいで今や押しつぶされそうになっている仕事に追い着き、遅れを取り戻す必要がある。これは "追い着く" ための時なのだ。何か新しくて凄いアイデアを進めていくような時ではない。誰も気に懸けてくれない。誰一人あなたに共感せず、あなたがずっと長い間何もせずにいたこと — 彼らに言わせればあまりにも長くほったらかしていたこと — を理由に、ずっと前に終わらせる必要があったのに今頃やるなんて、と批判的になる。それでも、これは土星のアスペクトだという訳で、土星のアスペクト(+/-1日)で下落した市場はどんなジャンルでも買いの候補だというのが私達のルールだ。
日本時間:9月9日20時07分頃 火星・土星:各獅子座と蠍座の7°52’(土星より速く運行する火星は8日~11日午前中くらいまでオーブ1°台の範囲にあって効力を発揮)
        9月11日水曜日、金星が相性の良い天秤座(金星の支配宮)の領域を離れ、不調和な星座宮、蠍座に移行する。これもまた調和から好意的でない雰囲気へのシフトを示すと予測されるが、蠍座に金星を持つ身として、正直なところ古代の人々は勘違いをしていたのだと思っている。私は金星を蠍座に持って満足だ(だがまぁ、山羊座の太陽なら当然か?) いずれにせよ、信用と負債という主題が舞台の中央に再びせり上がってくることになる。その期間は金星(お金と信用)が蠍座(負債)に在泊する9月11日~10月7日だ。
日本時間:9月11日15:16頃
        次の土曜、9月14日は火星が天王星にトラインを形成し、金星が海王星にトラインとなる。アストロロジーの研究において、トラインは一般的に好ましいと考えられていることから、おそらく株式(金星)はこの時期、すなわち14日から+/-3取引日の間は反騰が続くかもしれない。そうなるよう期待しよう。何故なら、次の週は金星が土星とコンジャンクトし、また冥王星が滞留から順行に転じる。この時期は上述の蠍座の金星が持つディトリメントという質を強調する(冥王星が蠍座を支配している)ことから、もう少しシリアスな雰囲気となる。


≪ 長期的考察 ≫

        "野心は君から子供時代を奪う"
        —ジョン・アーヴィング 『In One Person』より


        今週は獅子座の火星から蠍座の土星へのスクエアで始まる。火星・土星のハードアスペクトは、それが獅子座や蠍座のような不動宮で形成される場合、単にちょっと頑固だなどという範疇を超えた影響力を及ぼしていく(ビル&ヒラリー・クリントンの関係性)。
ビル・クリントン元大統領は獅子座、ヒラリー・クリントン元国務長官は蠍座生まれ
両惑星の考え方は凝り固まっていて、いかに非生産的な態度をとっているかを明確に示されたとしても聞く耳を持たないという典型的な行動を示す。彼らは耳を貸さない。彼らは既に決意した物事の筋道を逸らすような話は何であれ、聞きたがらない。たとえそれが面倒を引き起こすと解っていてもだ。まるで喜んで喧嘩したがっているかのようだ。彼らは "不可侵の境界線" を引く。そして、それを越えた者は贖わなければならない。獅子座の火星が関わる時は普通、誰が主導権を握っているかを示そうとして争いが起きる。しかしながらまぁ半分以上の確率で、彼らが勝利しようと争う戦いそのものが、通常は彼ら自身に向かって押し寄せるさらに大きな闘争の潮流へと変化していくのだ。

        この時期は自分の強さや力を駆使して誰かを攻撃したり、他者を脅かしてやろうと企てるには良い時ではない。獅子座の火星は — いや実際、獅子座に在泊する惑星ならどれもが — 若さと無邪気さの永遠の探求に他ならず、大衆の憧れの目の中で "ヒーロー" となることを目指すものだ。だが土星、特に蠍座の土星とハードアスペクトを形成した時は、盲目的な力と主導権への野望が、結果として大きな衝突を引き起こしていく。そして、達成可能に思えた闘いの勝利が、今やそう簡単には手に入らないとわかる。何故なら、単に期待していたような支持が得られないからだ。

もしも周囲にとって、あなたの野心が共感出来るものではなく、または理解出来ない、見えにくいような動機に結び付いていると感じられるなら、自分の理想に他者の支持を取り付けることは出来ない。事を焦ったり、あるいは、目的達成の手段や目的そのものにさえ同意していないような相手方の口から出る言葉をこちらが一切聞こうとしないなら、この組み合わせは政治的失望感の典型的アスペクトとなる。

        野心の追求を通して純粋さと若さを喪失するという含意は、今月いっぱい天上に宿り続ける。9月25日には、土星と月のノースノードが蠍座でコンジャンクションを形成する。これは主導権を握りたいという野望のもう一つのシグナルで、しかも自らの行動がもとで大規模な報復を受ける可能性をも示すものだ。

蠍座と土星の要素がこれほど強く作用する今月は、ウィン・ウィン精神に基づく決定に漕ぎ着けるのは困難だろう。これはどちらかといえば「勝者が全てを取る」ような時期であり、その後は勝者自体も、破滅させようと仕掛けてくる他者の猛攻の中、勝ちを維持するのに死にもの狂いとなる。そして誰かが敗者となる。これが蠍座の土星の下にみられる通常の結末だ。ちょうど2年ほど前、土星が天秤座に在泊していた頃の方が物事はもっと容易だった。何故なら、少なくとも誰もが痛みと利益を共に分かち合ったし、あるいは少なくとも、当時はそう "信じた" からだ(まず「アラブの春」、そして今日のエジプトとシリアを想起してみよう)。
日本時間:9月25日21:58頃(ミーン・ノード)蠍座9°25’ 動きが遅いので25日を中心に21日~10月1日くらいまで9°台でコンジャンクションとなる。
        土星と月のノースノードとのコンジャンクションはおおよそ11年周期だ。前回これが起きたのは2002年6月6日だった。世界の株式市場をみると、米国は2002年10月に、世界のその他の市場は2003年3月に、4年サイクルの底をつけるまで下落している。またこれは、米国がサダム・フセインを打ち倒すための国際包囲網を打ち立てようと企てていた時とも重なる。当時の申し立ては、フセインとイラクが大量破壊用の化学兵器を保有しているということだった。

マンデーン・アストロロジーではこのようなテーマが過去幾度となく繰り返されてきた。皆さんは不思議に思うだろう。「何故 "彼ら" はその事実を見ようとしないのか?」と。その理由はおそらく、"野心が君から子供時代を奪う" からだろう。不幸なことに、一部の人々のこういった野心は、多くの人々 — 罪無き人々 — の子供時代までも奪い去るのだ。

        続いてまもなく次のシグナルがやって来る。アストロロジャーならそれについて考えねばならない。夜空にアイソン彗星が顕れようとしているのだ。アイソンは「世紀の彗星」とうたわれており、ちょうど火星周辺を過ぎたところだ。そして11月末頃には近地点(とは言っても直近で火星に近付いた程ではないが)に達する。アストロロジャーにとって、彗星とは言うなれば宇宙のメッセンジャー、あるいは神々の使いだ。彼らは指導者の凋落と権力のシフトを暗示する。アイソンが火星近傍を通過すると共に可視化するというのは注目に値する要素だ。これはおそらく、この彗星が2014年の世界に火星的なインパクトを与えるだろうことを意味している。

        やれやれ、それでも有り難いことに海王星が魚座に在る。ならば全てが好戦的と決まったわけでもない。解決への道は存在する。40年前、ジョン・レノンはこう歌った。" Give Peace a Chance"。

我らのリーダー達が、彼らの野心と子供時代の純粋さとの適切なバランスを見出し、そして自分自身のためのみならず、自分を選んだ人々のニーズに奉仕することを胸に刻んで行動することを願おうではないか。






訳文ここまで
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September 04, 2013

○9/5の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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新月タイムスケジュール
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで9月5日 20:55前後、北海道周辺で 21:01前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は 20:36前後、沖縄周辺では 20:07前後に 乙女座13°04’で新月となります


前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦】 9/5~10/4
*ここでは有名なデーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使いブレイン・ボヴィの解釈を参考にしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 乙女座 13°~14° 】
"A strong hand supplanting political hysteria"
「政治的ヒステリー状況に取って代わる強い力」

"A family tree"
「家系図」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★持てる力をふり絞って混乱状態を制する必要
→★ここぞという時に隠れていた能力を使う
→★事態を自分のコントロール下に取り戻そうとする
→★現実に裏打ちされた自信を持つ者のみに許される無防備
→★状況のバランスを見ながら対処していく必要
→★逃げ出したい気持ちを抑えて踏みとどまる
→★生まれながらに受け継いだ視座を社会的環境の中で維持する
→★家の重みと個の価値の葛藤
→★普段は目に見えにくい構造に護られて生きていることへの気付き
→★血統主義と先鋭的なワイルドさとの共存
→★自分が属するグループの思考の枠組みに影響される
→★周囲に合わせながらも内部に膨らむフラストレーション
→★物事を様々に角度を変えて見ていく訓練・・・→

エネルギーのポイント:
「自分の意志を超えた様々な力への気付き」

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        前回、8月7日に獅子座で迎えた新月から約1カ月。 木星が参加したカーディナルTスクエア、金星が参加したカーディナル・グランドスクエアの影響もあって、世の中には沢山のことが起きたし、それは今も続行中です。。8月21日の満月にはシリアでの化学兵器使用のニュースが流れ、福島第1原発の汚染水漏れについて、第一報がもたらされました。そして9月2日には関東で竜巻が起こり、多くの被害が出ています。天災、人災、大小の争い・・・。 天王星・冥王星ワクシングスクエアを大背景に、魚座の海王星が生み出す霧の中で、何が真実なのかが本当に見えにくいまま物事はスピーディに進行し、蠍座の土星はわたし達それぞれに対し、今目の前にある責任をキチンと果たせと迫ってきます。。

そんな中、迎える乙女座の新月。さっそくサビアンシンボルを見てみましょう。

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        まず基盤となるシンボルは『政治的ヒステリー状況に取って代わる強い力』。  なんか、カオスですね。。やはり今だとどうしても、吹き荒れる抵抗の嵐とか暴力的なデモに対して強権的に取り締まるポリスや軍隊・・・そして独裁的な権力・・・なんて構図を思い浮かべてしまいます。 天王星・冥王星のサイクルが始まった1960年代半ばは、日本でも欧米と時を同じくして学生運動が盛んになり、今では考えられないような荒れたデモが繰り広げられたようです。まさに「ポリティカル・ヒステリア」が席巻した時代。。抗議内容も学費値上げ反対、日米安保条約反対、ベトナム反戦運動に女性解放運動など、様々。。世界中で、それぞれの地域の事情とひずみの中から不満を様々に取り込んで大きな動きが創られていきました。 けれど、やがて経済が豊かになるにつれて安定と成長を望む人々の気持ちは先鋭化した運動から離れ、抗議のうねりは下火になっていったとされています。 でも、当時の人々が感じていたひずみが社会の成長と共に解決されたとはとても言えないと思います。その火種はカタチを変えて今に受け継がれています。 少なくとも天王星・冥王星がスクエア局面に入った今、日本でも再び、わたし達が追い求めてきた豊かさや成長とは何だったのか? 理想のために是としてきた身体的、精神的暴力は乗り超えられるのか? と問い直さなければならないときが来ているのではないでしょうか。

ところで、原文の"supplanting"は 「取って代わる」とか「置き換える」という意味があります。 力によって・・・という意味合いも強いようです。 目の前に混乱状態があって、もうどうしていいかワケがわからない。例え最初の内は正義とか悪とか良いとか悪いとか、何らかの判断や反応から起きてきた物事でも、一度混乱状態になってしまえば、わたし達は「とにかく何とかして秩序を取り戻さなくては…」と望み始めます。 もうそうしなければ、解決の糸口さえ見つからないでしょう。何でもいいからひとまず落ち着きたい…。 それには「強い力」が必要です。 ヒステリーを抑え、混乱に取って代わる強い力。 政治的ヒステリー状況が続く中では、強権を諸手を挙げて歓迎する心理の土壌が徐々に出来上がります。 そんな下地のもとに、「強い力」は混乱に取って代わることが出来るのだろうと思います。強者と弱者、制する者とそれを仰ぐ者。そこにはカリスマを生み出す全員一致の共同創造システムが見え隠れしています。でも....真のコントロールはいったい誰の手に?

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        では、このシンボルは個人的にはどんな表れ方をしやすいでしょう? 目の前に混乱があります。それはパートナーや周囲のひと達とのこじれた関係かもしれないし、仕事のゴタゴタかもしれません。もしかしたら、自分のアイデンティティや信じていた事がゆらいで気持ちが混乱しているのかもしれません。 でも、このままでは先へ進めない…。 とにかく、目の前のゴタゴタを何とかしなくては! 待ったなし、理屈抜きの瀬戸際に追い込まれたとき、わたし達には「逃げる」という選択肢だってあります。 でも、このシンボルではその選択はたぶん無いでしょう。 逃げても逃げ切れないこと、ますます混乱することはわかりきっているから。。 

わたし達は、とにかく持てる力をふり絞ります。何とか物事を整理してカタチを創る。 たとえ覚束なくても、とにかく今、正しいと思ったことを実行する。 そうしていく内に、現実という結果が混乱に取って代わってきます。それがとりあえず吉と出るか、凶と出るか? そのバランスはまだ危ういかもしれません。それでも、今使える注意力をめいっぱい使って行動するとき、やがて少しずつリズムが出てきて、思考のバランスがスッと取れてきます。 たとえそうと意識出来なかったとしても。。おそらく、今すぐ目に見えるような結果はさほど問題ではないのです。 まず、少しでも自分の中に落ち着きと秩序を取り戻すこと。 何かしら、カタチを創っていくこと。するとその先に、見えてくるものがきっとあります。 とにかく自分自身をコントロール出来た。それは、もしかしたら「個」としての静かな自信に繋がるかもしれません。または、自分の中に潜む、今まであまり意識することもなかった「力」の発見かもしれません。 対向の魚座13°が暗示するように、誰でもみな、自分だけの「聖なる剣」を存在のどこかに隠し持っているものです。このシンボルは、今こそそれを発見してごらん?と語りかけているんじゃないかな。。想・造・力のチャージはOK?

        さて、エネルギーは次のシンボル、『家系図』 をとっていきます。 家系図かぁ。。普通、家系図ってそこそこの家柄のお家のものってイメージがありますよね。名家とか、ちょっと貴族的な感じ。それはその血脈に繋がって今の自分が存在することの証明でもあり、家というブランドの印でもあり、プライドや誇りの源泉であり、そして束縛でもあります。 家や家族だけではありません。民族的な系譜、社会的な先達との繫がり、会社や組織、派閥との連なり、そして宗教や思想的な系譜。。 わたし達は様々な血脈の中で生きています。  普段はあまり意識していなくても、それは何処かでわたし達を支えてくれています。乙女座も中盤に来て、ここでは獅子座が持っていた理屈抜きの「わたしだ!」というアイデンティティではなく、ある種の客観性が出てきます。 何かの一部として存在し、支えられている「自分」です。 それはもしかしたら、「魂のふるさと」みたいなものかもしれません。 

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たとえ家族や「家」を持たなかったとしても、また直接的なふれ合いは無かったとしても、遠い祖先達が培ってきた智恵はわたし達の細胞に組み込まれています。 さぁ、今の自分にとって、真の「ファミリー・ツリー」とは何でしょう?  どこにも居場所が無い、自分はエイリアンのようなものだと感じているひともきっといると思います。 けれど、文字通りの家系ではなくても、同じようなマインドや魂を持つひと達はどこかにきっと存在します。また、わたし達が歩もうとする道を先に生きて切り拓いていった先達者達は、精神の、魂の血族と言えそうです。 彼らの足跡は、わたし達に豊かな智恵と栄養を与えてくれます。 それをあらためて意識し、受け取り、自分の中に彼らの息吹が生きていることを見出す…それは今のわたし達に、未知へと進む「力」を与えてくれるはずです。

もちろん、「家系」が異なれば、わたし達と対立する「系譜」のひと達もいます。 社会は様々な系譜が入り乱れ、より合わさって動いています。血の違い、信じるものの違いは時に深刻な対立を生みかねません。 このシンボルは自分を支え育んでくれる繫がりに裏打ちされたアイデンティティを意識させると共に、世界の中で、社会生活の中で、それを護り維持しながらどう折り合いをつけていくかを問いかけてもいます。 自分の出自に誇りを持ちながら、他のひと達の「家系」も同じように尊重することが出来るか?  それには慎重さと賢いふるまいが必要になりそうです。 

また、今回の新月では獅子座の火星・水瓶座のジュノーがオポジション。 先へと進みたい自分と、テンポの違う周囲や社会とのギャップでフラストレーションが溜まりやすい感じです。 自分が属する系譜の中で、全体の大きな力に圧倒されて息が詰まる思いをするひともいるかもしれません。 思ったことを言ってしまいたい。でも、立場を考えると言いたくても言えない。黙っていた方がたぶん、良さそう。どう転んだって失うものは少なくて済む。。

けれど、「家系図」はわたし達を埋もれさせるために在るのではない筈です。 過去の素晴らしい蓄積に支えられている自分を知り、その上でその系譜をさらに進化させるためにこそ、わたし達はここにいます。 持てる力と情報をフルに使い、伝えるべきことを表現していけるかどうか、新しいやり方を探ってみるにはとても良い機会だと思います。 古いものに新しい表現を与え、新しいものを古い伝統で支える…。 そんな方法論をみつけて、そっと伝えていけたら・・・今後に向けて、ひとつの突破口になるかもしれません。

sunset


        天王星・冥王星スクエアのエネルギーは、今年11月1日に起きる4回目のジャスト形成を経て、来年4月22日、カーディナルサインの13°~14°で起きる5回目でそのピークを迎えると言われています。 カーディナルサインの13°台、これってかなり強烈にチャージされた度数です。 ・・・覚えてるひと、いるかな? 東北関東大震災の手前、2011年1月4日の日食は山羊座の13°38'で起きました。これは日本始原図(日本国憲法衆院通過時)の ノーダル・ディグリー(とMC/IC軸)であり、このとき日食は日本の太陽とスクエアを形成していました。 またこの日食は、今も混迷し続ける中東の動乱「アラブの春」とも同期しています。 食の研究で知られるセレステ・ティールは、日食の影響力は半年から3年と定義しています。 おそらく、これほど強力な食の影響力はまだ発効中だと考えていいのではないでしょうか。
ノーダル・ディグリー:例えば月のノード軸を牡羊座・山羊座の13°台に持つひとの場合、各サインの13°台はセンシティブ・ポイント、つまり感受性の高い領域となり、ネイタルで惑星があれば光も影も強化されるしトランシットやプログレスで惑星が来た場合も表面化しやすいと言われる
そんなわけで今回は、ややこしく言っちゃうと 『クリティカルポイントに冥王星を迎えて起きる5回目の天王星・冥王星スクエアを来年に控えて、その位置に対しトラインとなり、また日本始原図の月のノードとはスクエアの位置で起きる、ノーダル・ディグリーの新月』 てなことに(^_^; 。 うーん、つまり、けっこうカナメとなりそうな大事な時期じゃないかと思うのです。

        前回の新月からひとつ新しい冒険に踏み出したわたし達ですが、早速精神的な難所?・・・でなければ、ちょっとした勝負時にかかってきたかもしれません。 2011年初頭の日食で、わたし達の社会は天上から挑戦状と招待状の両方を受け取りました。溜まりに溜まった世の中のひずみをどうするの?っていう挑戦状。そして、希望を現実にしていく道への招待状。 それに対して、わたし達はいったいどんな返事が出来るのか・・・ これからの約8カ月の間に、ほんの少しでも、なんらかの方向性を見出す必要がありそうです。 または何かが動き、それにつれて、今回の「スクエア局面」の行き着く先がほの見えてくるのかもしれません。それはわたし達ひとりひとりの生活や生き方を根底から変えるものになっていく可能性もあると思います。すでにそんな経験をしているひと達もいます。 

lines


社会的にも、個人生活でも、行き詰まったものがあるなら壊れていく。それを止めることは出来ないかもしれません。でも、2011年の日食はノースノード・イクリプスでした。そこからは新しいものが生まれてきます。天王星と冥王星のエネルギーは、たとえ現実に起きてくることは不公平に見えても、結局はみんなに平等に降り注ぎます。ただ、見え方が異なるだけ。わたし達は、長い間にひずんでしまった物の見え方を変えていくことが出来るでしょうか? 今も行く手にぬめっと立ちはだかり、わたし達を翻弄し続ける魚座の海王星。そこからは濃い霧が立ちこめています。たぶん、コントロールは効きません。 でも、それをキラキラとクリアな光の粒に変えることが出来るとしたら・・・それはたったひとり、今、ココに居る自分だけです。

        またこの新月は、何かまだ隠されている要素や未知の思わぬ要因に導かれて新しい状況にたどり着くような雰囲気もあります。そして、たとえば富と貧困、祝福と怒り、褒賞と責任・・・そんな、両極に分かれて見える物事の隙間をどう埋めながら進めていくか、繊細にバランス取りをしながら対処していくよう促されています。その一方で、「テクノロジーの誤用とその精算」というちょっと厄介なテーマも引き続き新月図に顕れていることから、技術面の運用やその責任に関することには注意が必要かも? 

おりしも蟹座の木星は恒星シリウスとコンジャンクト中。シリウスは自信と勇気と華やぎを与え、同時にひとをひととも思わぬ大胆さを兼ね備えると言われています。コミュニケーションでは自分のテリトリー、自分が属する系譜を護ろうとする気持ちが昂じて過剰防衛に走りがちな蟹座の木星ですが、このシリウスの剛胆さをうまく使えたらいいな。 ただしダイアナ・ローゼンバーグによれば、シリウスのプラスの力は活かすも殺すも自制心と自己鍛錬にかかっているのだそう。。はぁ、キモに銘じておかなくちゃ…(^_^;。

        ・・・と言っても、いつも肩に力を入れてたらソク疲れてしまいますよね。 最近はいつもこころのどこかに地震だの災害だの事故だのって、警戒心が点滅してるひとも多いと思うし、残暑に加えて荒れ気味のお天気が続いています。そろそろみんな疲れが出る頃。。  「知」に足をつけて現実を掴んでいく乙女座の新月にあって、踏ん張るときと休むとき、2つのバランスはとても大事。自分の身丈に合わせて人生の緩急を探りながら.....あえて対向する魚座の海王星にそっと体を預けて。この類い稀な冒険のときを、遠い銀河の招命のリズムに乗って過ぎ越していけたらな。。この文章を書き終えて、ふとそんなふうに思う新月前夜です.....。


eso1122a



have a great trek!!!★


hiyoka(^_^)


September 01, 2013

レイモンド・メリマン 週間コメント9/2 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2013年9月2日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って  ≫

        先週は、米国(及び他の国々)がシリアに軍事介入するだろうとの懸念の拡がりを受けて、世界の株式市場には下押し圧力がかかった。皮肉なことに(あるいは警戒すべきことか?)この展開はアサド大統領が化学兵器を使ったという申し立てを基盤とするもので、これは10年前にイラクのサダム・フセインに対して申し立てられた疑いと全く同種の主張だ。

        あらためて言えば、シリアに首を突っ込む本当の理由が10年前にイラクに関与した時の真の理由と同じだということは誰でも知っている。要はオイルだ。でなければ何故ロシアが関与するのか? 何故米国が手を出すのか? そうだ、人権問題は当然その理由となる。これは魚座の海王星が持つ二つの側面を表す。魚座と海王星は両方とも原油を支配し、そして苦しむ人々への同情をも支配している。
シリア自体はもともと産油量も小さく、3年にわたる内戦により石油産業も疲弊しているが、そのシリアに最大のバックアップを与えているのがイランで、米国と西側諸国の真の標的はイランという見方も
参考記事:The Independent紙 記事 by Robert Fisk
    「シリア内戦の見取り図」on SYNODOS
しかしながら、それ以上にこの問題は天然資源の支配権をめぐる世界的な力の争いであり、マンデーン・アストロロジャーなら明確に理解しているように、山羊座の冥王星とスクエアを形成する牡羊座の天王星によって象徴されるものだ。

        さらにマンデーン・アストロロジャーは、これらのアスペクトの下に、まさに大きな危険が潜むことを知っている。人命が危機に曝されているのだ。それが他国の油田の支配権を握ることより重要ではないというのか? 通常ならそんなことはない。だが天王星・冥王星スクエアの下では事情が違う。介入に伴う人命の損失は二の次となるが、指導者達はそれを決して認めはしないだろう。そんなことをしては選挙に勝てない。国力と経済成長を賭けた、政治的・企業体的覇権闘争を裏に秘めながら、人権保護はよりふさわしい大義名分となる。

        先週、最も重要だった日付けは下弦の月となる8月28日水曜だった。この時、世界の多くの指数が8月の最安値をつけ、これには14,760まで下落したダウ工業平均も含まれていた。ダウ平均の史上最高値は去る8月2日につけた15,658だった。   

        ヨーロッパ、インド、香港、そして日本も同じ道を辿った。先週、これら全ての株式市場が下落したが、中でも特にインドはSensex指数が2012年9月6日以来の最安値水準まで落ち込んだ。

        原油と同様に金と銀、そして大豆もまた8月28日、注目に値する下弦の月を迎えた。全市場が数ヵ月ぶりの新高値をつけた後、金曜にかけて急落した。この日は銀が4月の暴落以来初めて2500以上に戻した日だった。金は1434まで騰がっていた。しかしながら金曜には、金は1400以下に下げ戻り、銀は2350以下まで下落した。原油は8月28日のザラ場中、112.00/バレルで天井をつけた。それが金曜には107以下だった。大豆新穀は8月7日につけた年初来安値1162から8月27日には1409まで舞い上がった。だが金曜、大豆11月限は1350以下に戻っていた。

        総じて金融市場にとってはかなり荒れ気味の休日前の週となったが、これは金星による天王星・冥王星・木星へのカーディナル・グランドスクエア形成、そして双子座における下弦の月が持つ性質を全面的に表している。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        直近でたった一つの重要なアスペクトは、9月9日月曜に起きる火星・土星のウェイニングスクエアだ。これは好戦的なアスペクトであり、また季節的な高温をも示唆することから、2週間の内に穀物の高騰と同期する可能性がある。またこの日は24日間にわたって9つの重要なジオコズミック・サインが展開していく期間の始まりでもある。この時期には、再び世界中のあちこちで火種が燃え始めるだろう。
日本時間:9日20時6分頃。なお現地時間31日午後にオバマ大統領はシリアへの介入を宣言したが、これを議会に諮るとしており、通常ペースであれば9日かそれ以降に討議されることになりそう。しかし早まる可能性もあるという。
        私達は来週、これらの物事について論じるつもりだ。今はホリデイウィークを楽しみ、そして9月5日に起きる乙女座の新月に向かって進んでいる状況を享受しようではないか。これは理性的に考え、将来に向けて実際的な計画 — 適切な筋道を通して考え抜かれた、有効な計画を立てるべき時なのだ。
日本時間:5日20時36分頃

        ≪ 長期的考察 ≫ については、天上と政界に繰り広げられる他のドラマと共に次週には再開するつもりだ。それまで私は『フォーキャスト2014』に着手しつつ、オランダのザントフォールト(北海に面したシーサイドリゾート)及びアムステルダムへの滞在をエンジョイしようと思う。
皆さんもどうか良い週を!






訳文ここまで
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