November 2014

November 30, 2014

レイモンド・メリマン 週間コメント12/1【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2014年12月1日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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【お知らせ】
今週もコラムは相場に関する部分のみの抄訳とさせていただきます。m(_"_)m
なお、来週のコラムはお休みさせていただくかもしれません。


 ≪ 先週をふり返って/抄訳 ≫

今回はコラムの半分強がミズーリ州ファーガソンで起きた黒人少年射殺事件にまつわる人種暴動と、その背景となる天王星・冥王星スクエアについての記事でした。また、テロリズムや斬首、大量殺人や誘拐などの残忍な所業は増える傾向にあり、特に今後3カ月は目立つかもしれないこと、そしてこれから5年の間に徐々に収まっていく可能性があること、2020年に木星、土星、冥王星が山羊座に集結する時が節目になるだろう事等に触れています。

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        さて、マーケットの話をしよう。原油が11月28日金曜に4年来の最安値65.69まで落ち込んだことに関しては述べる事も沢山ある。これは同日、金と銀を道連れにした。銀はオンスあたり1.00$、7%近くの下げとなった。これもまた天王星・冥王星が持つ特質で、天王星が強調される時は常に、支持帯や抵抗帯は難なく破られる。天王星は境界を尊重しないし、一旦活性化されれば今回のような大きな価格変動は当然のように起きる。だが誰もそれを予期出来ないーファイナンシャル・アストロロジャー以外は。大変興味深いことに、こうした動きは今月私が予測してきた事ーしかも書いてきた事ーだったが、それは株式指数についての話だった。だが株式ではこのところ穏やかな強気が続行しており、他の市場で見られるような激しい急落は全く見られない。

OPECが原油を減産しないという決定に関連して崩れた金と銀については、こうした下落は例えばスイスの “我々の金を守れ” 国民投票が日曜に可決されたなら突如として反転するかもしれない。天王星・冥王星スクエアの下では、狼狽や驚きの結果はあり得る。それが木曜のOPECの決定の全てだった。それは多くの人々を驚かせた。しかしながら、世論調査では、スイスの国民投票は否決されることを示唆しており、12月4日〜14日にやって来る木星のトランシットの下、金と銀の価格には助けになりそうもない。歴史的に見て、金と銀は木星が強調されている間はあまり調子は良くないのだ。

今後2週間(12月4日〜14日)は、12月15日に起きる6回目の天王星・冥王星スクエアに向かって進む中、木星のジオコズミック・サインが束になってやって来る。この時期は例年株高の季節だが、それと共に訪れる木星のシグナルは世界の株式指数の一層の反騰を示すものだ。木星はまた原油の副支配星でもある。だから原油(木星)の大きな価格変動は続行しそうだ。木星は多幸症になるかヒステリックになるかだ。天王星も同様だ。今後2週間に地球が進む道の天空でこの両惑星が共に轟き渡ることで、金融市場は非常に非合理的な動きをする可能性がある。今は投機で大きな利益を上げることが可能な時だ。もちろん、大損をするリスクもそれ以上に高いことを意味するのだが。




訳文ここまで
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November 21, 2014

○11/22の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

今週のメリマンコラムはお休みさせていただきます。m(_"_)m

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで 11月22日 21:51前後、北海道周辺で21:57前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は 21:32 前後、沖縄周辺では 21:03前後に  射手座 0°07’で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマ 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 射手座 0°~1° (11 /22~12 /21 )】

 "A Halloween jester"
『ハロウィンの道化師』

 "A Grand Army of the Republic campfire"
『南北戦争北軍退役軍人会のキャンプファイヤー』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★現実の重さを忘れて想像力に遊ぶひととき
→★行き過ぎたウケ狙いやバカ騒ぎが思わぬ結果を呼ぶ
→★権力や支配力争いを乗り越えて協調する力の必要性
→★自分を笑い飛ばす能力の必要性
→★全ての物事の奥底に潜む聖なるユーモアへの気付き
→★他者と共に分かち合う情熱を原動力にする
→★何らかの形で世の中に影響を及ぼしたいという衝動
→★自分達の利益第一主義で集団を作る傾向
→★姑息な手段や逃げ口上への誘惑
→★感情的な雰囲気の中に居ながら同時に観察者である訓練
→★知的ストレスから自分を解放する必要
→★昔を切なく思い起こしつつ、今の現実に立ち向かう
→★護ること、護り合うことの大切さ
→★音楽、言葉、ビジュアルなど五感を鼓舞する力の再確認
→★戦闘的なエネルギーを建設的な目的に集約して使う・・・→

エネルギーのポイント:「内なる力のコントロールを学ぶ」

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        木々がとりどりに色付いて、しんと寒い夜が多くなりました。空も木々も、そして空気の匂いも、もう初冬を感じさせます。この張りつめた感じと、閑けさが好き……なんだけど、今年はどことなく落ち着かないような? 世の中は解散総選挙だし、世界は相変わらず騒然としていて、こんな透明な空気の中なのに、あまり先が見通せない状況です。来月は選挙投票日の翌日に6回目の天王星・冥王星カーディナル・スクエアが起き、そして冬至と同じ日に起きる次の新月。カーディナル・クライマックスも終盤に入り、その結果が少しずつ見えて来る激動?の2015年を前にして、宇宙はわたし達に何を告げようとしているのでしょう。。

そんな中で迎える11月の新月。今回もちと焦りつつ…勢いにまかせていってみます!

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        まず最初に取っていくエネルギーは『ハロウィンの道化師』。 ハロウィンと言えば、今年の都心は仮装したひと達が沢山繰り出してすごい賑わいだったとか。。日本でもストレス解消?の楽しい仮装パーティみたいな感じで盛り上がっているようですが、もともとは古代ケルト信仰の収穫祭ーサムヘインを迎える祭りから来ているのだそうです。サムヘインとは、「成長の時の終わり」、そして成長したその結果を収穫する時のことです。その時、世界を覆い、「こちら側」と「あちら側」を隔てていた薄膜…ヴェールが取り払われ、精霊や妖精達が舞い降りてきます。 穀物も木の実も、芽吹いて、実を付けて、枯れて、眠って、再び生まれて…と、毎年のように生と死の回廊をぐるぐると巡っています。うーん、結局、わたし達も同じだなぁ…。

春から夏にかけて、よく働き、よく頑張った! さあ、この世もあの世も一緒になってお祝いです。永遠に巡るいのちの旅の中、このサムヘインの日だけは死の世界だって友達。…だから、本当は仮装というより、死者も生者も日頃のヴェールを脱いで、本質のところで付き合える日なんですね。

そんなところから、無礼講っぽいイメージも出てきます。厳かな生と死への崇敬の念と、いつも着ている鎧を脱ぎ捨てて、隠されていた世界の自分になって大騒ぎ・・・そんな解放感にひたるこころ。 このシンボルには道化師が出て来ますが、原文の "jester" というのは、もともとは宮廷道化師のことでした。 ん、道化師のシンボルは蟹座11°にも出てきましたね。あの道化師はしかめっ面をしていたけど、今回の道化師さんが出て来るのはハロウィンのさなかです。もう、絶好調で羽目を外しているかもしれません。 けど、やっぱり道化師である以上、どんなおふざけだってお仕事です。危うい一線を踏み越えない程度に巧みなジョークや悪ふざけを繰り出して、王侯貴族を楽しませないといけません。 ヘタして不興を買ったら、クビどころか命だって危ないかも...?  だから彼は、煌びやかな宮廷に繰り広げられる酒池肉林?の無礼講の中、派手な道化師の仮面の下に、冷徹な観察者の目を鋭く光らせていたはず….。よく耳を澄ませば「フフっ」と皮肉な笑いさえ聞こえてきそう...。


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        この度数は射手座の0°、つまり蠍座の30°です。射手座の入り口は蠍座の集大成でもあるんですね。そして射手座の対向は双子座。この射手座/双子座軸の持つ共通項は、ある種の二重性です。ただ、双子座の二重性が左右に分かれる感じだとすれば、射手座の二重性は上下に分かれる感じかな。最高を目指して飛ぶか、最低の底にダイブするか? みたいな。 そんな中でフッと、「結局どっちも同じだったりしてな..」なんて感覚も持っていそう。

蠍座で培った、じぃっと物事を見る深い眼差し。それが極まって…そして旅する意識がサインの境界線/ギャップを越えたとき、ゴツンというショックがあります。その時一瞬...彼/彼女は、蠍座と射手座の境界に潜む裂け目から、壮大な虚無をかいま見てしまうのかもしれません。そして、それを訳もわからないままグッと呑み込みます。そこから射手座の旅が始まるんですね。。それは新しい世界観を求める旅。また霊的には双子座と同じように、抱え込んだ二重性を突破していくための旅でもあります。 
そんなわけで、このエネルギーも一種の二重性を秘めています。思い詰めたり、ストレスやフラストレーションを溜めているとき、そんなエネルギーを解放するために必要な儀式。他愛ないジョークにお腹をかかえて笑ったり、バカ騒ぎしたり、非日常のロマンや想像(妄想もw)の世界にひたったり。解放の儀式。 と同時に、それを何処かで見ている目。「いったい何なんだ?これは」 そんな目。でも、見ているのは自分の足許じゃありません。 彼が見たいのは、把握したいのは、世界全体なんです。きっとその視座こそが、本物の自由を保証してくれるに違いないから! 旅する意識はそう感じてワクワクしています。けど、射手座の旅は始まったばかり。羽目を外しすぎれば広大な世界に燃え続ける火の情動に触れて、一瞬のうちに大やけどすることだってあり得ます。イカロスみたいに大空から真っ逆さまに落ちて燃え尽きてしまうかも...。 サムヘインのヴェール、ハロウィンのマスク。その薄皮一枚には危うさもあることを知っておきましょう。


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        さて、そんな背景のエネルギーから、シンボルは『南北戦争北軍退役軍人会のキャンプファイヤー』に移っていきます。 何やら長ったらしい名前ですが、この "Grand Army of the Republic" (略称GAR)というのは、1950年代半ばまで実在した団体なんです。この度数はサビアン・シンボルの中でも史実に忠実なイメージなんですね。そして、ここにチャージされているのはかなり戦闘的な火のエネルギーです。

GARは、南北戦争で北軍として戦い、生き残って退役した元軍人達の友愛会です。この組織は1866年、戦争が終わった翌年にイリノイ州ジケーターで創設されました。イリノイ州といえば、北軍であるアメリカ合衆国の大統領リンカーンが選出された地です。南北戦争はアメリカ合衆国(北軍)と、そこから脱退した南部の州によって作られたアメリカ連合国(南軍)との戦いでした。工業の北、農業の南。保護貿易を求める北、自由貿易を旨とする南。そしてリンカーンの唱える奴隷解放の精神と、南部の生き方を貫きたいとする連合国。 南北戦争では、北軍、南軍合わせて50万人近くの人々が命を落としたそうです。

ハイテク戦争の時代とは違い、きっと当時は今よりずっと人対人のぶつかり合いがあったことでしょう。北軍を脱退し、南軍の将校として闘った有能な将兵も多く存在したそうです。敵方には知り合いや親戚だっていたかもしれません。 見知らぬ敵と戦う戦争も怖ろしく凄まじいと思うけれど、この戦争は、わたし達日本人にはなかなか理解出来ない深く複雑な感情のうねりが伴っていたのではないでしょうか。

アメリカ合衆国は世界のあちこちから新天地を求めて集まった人々が、独立戦争を経て建国した国です。そして建国から約80年経って起きた市民戦争。 同じアメリカを名乗る土地で、政治、経済、人種など、様々な問題に絡んで、生き方と生き方が壮絶にぶつかりあった…。歴史も国民性も何もかも違っているわたし達が遠くから見るときは、想像上の手探りをするしかありません。けれど、今も米国的な精神というものがあるとすれば、そこには「自分達が銃を取り、血を流して勝ち取った国と権利だ」という意識が奥深く力強く息づいているように感じられます。


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        さて、そんな明日をも知れぬ激しい戦闘の中で生死を共にした戦友同士には、何かしら強い絆が結ばれても不思議ではありません。もちろん、血で繋がった家族とは違う。けど、流された血で繋がった絆は、もしかしたらそれより強い時だってあるかも知れません。 GARは単なる友愛会ではなく、政治的にも大きな力を持ち、米国初の権利擁護団体になっていきました。そして、退役軍人達への恩給の制度化や、共に戦った黒人兵に選挙権を与える運動など、政界に影響を与えるロビー団体、そして最大の共和党支援者としても、隠然たる力を誇っていたのだそうです。また、かつての戦友同士が一年に一回集まる恒例のナショナル・キャンプファイヤーは、盛大で有名な行事だったそうです。

信念と旗印のもとに命を預けあった者同士が、年に一度火を囲み、栄誉を称え合い、互いの無事な顔を見て思い出話に花を咲かせます。激しかった戦闘、亡くなった戦友への思い、共に歌った郷土の歌…。今の境遇はそれぞれ違っていても、メラメラと燃えるかがり火を目の前にすれば、時の流れなど一瞬に戻ってしまうでしょう。彼らは大きな意義のある戦争を戦い抜き、今の繁栄する米国に確かに貢献したのですから。。

すでに銃剣の戦いは終わりました。でも、兵士達は今も現実との戦いを続けています。「国のために命をかけた我々への福祉を!」  「戦友だった黒人兵達にも選挙権を! 」 死と真っ向から対峙し、戻ってきた男達は意気盛んです。「共に戦って生死を共にした者でなければわからん物事もあるのだ!」 戦場で灯された火は絶えることなく、あらゆる感情のうねりと共に、彼らの原動力になっていきます。北軍退役軍人。勝利した彼らの顔は、炎に照らされ、誇りに満ちています。

けれど、それほど絶大な勢力を誇ったGARも、今はもう存在しません。共に戦った仲間という定義を厳格に守っていたため、年月と共に高齢の人々が世を去り、少しずつ消滅に向かっていったのです。メンバーの最後のひとりが亡くなったのは1956年のことでした。


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        じゃ、サビアン・シンボルが降ろされた1925年のGARキャンプファイヤーはどんなだったのでしょう。。 終戦時に20歳の人でもそろそろ60歳を迎えることを考えると、まだ力は十分あったにしても、やはり徐々に寂しくなってきたころかもしれません。 それでも、年に一度の特別な炎を前にして、集まった人々の胸は、蘇る懐かしさと誇りに満たされたのではないかと思います。そこに集えば、若かりしころの血気盛んな自分に逢えるのですから。 そこに集えば、大義に出逢え、そして思い出の戦友達と熱い友情をわかち合えるのですから。 それは残されたメンバーにとって、本当に大切な生命力の源、自分達が帰るべき場所だったかもしれません。

こうして、恵まれない仲間達を助けるために手を差し伸べたGARだったけれど、一方では北軍兵士だけの利権団体だったという側面は否めません。そして、その組織力で政界に隠然たる力を及ぼしていました。 利益を護るための闘い。 平和という大義によって敵を倒す、そんな闘い。 だから、あくまで自分だけが、自分達だけが正しいと考え、敵と見なした相手を倒すための言葉や行動に走ることもあるでしょう。人生もまた戦場であるなら、それもアリかもしれません。 

けれど、このエネルギーの使い道はそれだけではないと思います。彼らがその後の米国発展の歩みに貢献していった勇敢な兵士達であることには変わりは無いのです。最初に灯る火は、それが人間の意識を通して鋳型を造っていくまでは、とてもシンプルで純粋なものです。

この、生々しく燃えるような火の原動力。ー 過去をふり返り、何かを自らの内に確認する力。そして、湧き起こるあらゆる種類の感情を糧として、ひとつの鋳型…ゴールに集約し、前進しようとする力。 蠍座から一歩離れ、射手座の領域に踏み込んだわたし達が直面する、最初の赤裸々な力。 この不屈の闘争精神を、自分自身の内側に見るか外界に見るか?  そして、この力をわたし達は何に、どう使っていくのか? このエネルギーの使い方は、わたし達次第。 それはチャレンジにもギフトにも、その両方にもなっていくのだと思います。


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        そうそう、余談だけれどちょっと面白かったことがひとつ。米国の独立や南北戦争、そして今の米国に至るまでの歴史には、遅い惑星同士のサイクルが見事に絡んでいます。(もちろん米国だけではなく、日本も、世界もですが。特に米国については 『フォーキャスト2015』 のマンデーン部分でメリマンさんがテクニカルに解説していて、とても面白いです)で、今回の新月も米国史が絡むので気になって調べてみました。 すると、南北戦争もその始まりと終わりには木星、土星、天王星、冥王星のサイクルが明確に絡んでいました。その中でもちょっと目を引いたのは、木星・冥王星のサイクルです。この2惑星は南北戦争の遠因のひとつでもあると言われる "1857年恐慌" の時にコンジャンクトし、サイクルをスタートさせました。そして1860年、リンカーンが大統領になった時にスクエアを形成しています。 また、1864年にオポジションを形成したころには、北軍の勝利が決定的になりました。 翌年になって南北戦争が終わり、その後木星・冥王星がトラインを結んだ年にGARが結成されています。 そして何度かのサイクルが巡って1925年、このサビアン・シンボルがマーク・エドモンド・ジョーンズとエルシィ・フィーラーによって降ろされた年は、木星・冥王星がオポジションを形成する年でもありました。 その後1956年、木星・冥王星のコンジャンクションの下でGARの最後のメンバーが亡くなり、組織は消滅していきました。

この2惑星の周期は、遅い惑星の中でとても短い約12.5年です。なのでもっとはるかに長い土星・天王星や冥王星とのサイクル間に生まれるサブ・サイクルと見ることも出来ます。 それでも、8回のサイクルが巡る間に生まれ、活動した組織の興隆と消滅に合致し、サビアン・シンボルへの出現にも関連するというのは...何だかとても興味深い符合に思えてなりません。木星と冥王星。それを一番シンプルに表現すれば、「力による拡大の原理」と読めます。けれど、この「力」とはいったい何なのか? それはもっと長いサイクルの惑星ペア達の動きと共に、わたし達の意識の中でゆっくりと変化していくのだと思います。


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        今年も終盤に入っての射手座の新月。この新月と次の双子座の満月は、2012年5月21日に起きた金環日蝕とそれに続く月蝕ペアの対向度数で起きます。これは、月のサイクルに当てはめれば、ちょうど「満月」にあたる位置で起きるということ。なのでアストロロジー的には、この新月期に生まれる流れは、あの日本を縦断した金環蝕の時期(2012年5月21日〜6月19日)に創り出され、今に至り、今後も続いていくだろう流れの中で節目となる小さな回答 ー ささやかな結果なのだとも考えられます。そして、その結実がまたひとつ、次の方向性を決めていきます。 今から2年半前、社会の雰囲気はどんなだったろう? みんな、何を考え、何をしていたかな? いずれにしても、これから次の新月(冬至)までにわたし達それぞれが取る行動や選択って、今、自分で意識している以上に大切かもしれません。 

        なんとなく気ぜわしい中(わたしだけかな…?^_^;) で迎えるこの新月。熱い闘志を燃やすひともいれば、疲れてヘコたれてるひとだっていると思います。よっしゃー!というひとには…うん、今回の火星はなかなかの荒馬かも。。水星とのミッドポイントにイクシオンとフォルスを挟み、結果はどうあれ徹底的にやったる!的なエネルギーを放ちやすくなっています。そしてまもなく不和のエリスとスクエアに、木星とはクインカンクスを形成します。 火星も、そして頼みになりそうな蠍座の土星も、今回の新月ではかなり激しく、鼓舞するようなサビアン・シンボルの度数に在泊しています。また、何やら一種の爆発性エネルギーも感じられます。なので、色んな側面で行き過ぎ、やり過ぎには十分注意してください。そして出会い頭の接触ミス、争いや事故にも用心しつつ。 ハートの火で自分も周囲もあっためて。建設的なゴールにエネルギーを集約しながら行きましょう。

そして、元気の無いひとは…たとえひとときでも、ゆっくり休むことが出来ますように。いつだって自分の中に燃え続けているかがり火を再び見つけ、その熱い炎に触れられますように。。 

この新月で天頂に輝き、太陽系辺縁からひっそりとわたし達を見守っている1192QB1。わたし達はこの星のこと、まだよく知らないけれど、おそらく彼・彼女はわたし達のことを良く知っています。両性具有で誰でもない者であるこの星は、わたし達の誰でもありながら、同時に宇宙という得体の知れない何かを体現している者。わたし達のこころにけっして土足で踏み込むことなく、無言で包んでくれる真円/深淵のエネルギーです。この新月とはクインカンクス。だからこそ、そっと触れてくるものがあるかもしれません。このひんやりと優しく透明なエネルギーを、感じられたらいいな...。


それでは、今年ももうあと1カ月と1週間あまり。がんばって行きましょう!(わたしも追い込み、がんばらないと…です^_^;)


あまり見直す時間も無くて、書きっぱなしでUPします。
 誤字脱字書き間違い、読みにくさ、お許しを…! m(_"_)m
 あったら見つけ次第、直します。。



have a great trek!!!★


hiyoka(^_^

November 16, 2014

レイモンド・メリマン 週間コメント11/17【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2014年11月17日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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【お知らせ】
メリマンさんが「フォーキャスト2015」執筆中のため、今回もイレギュラーな構成のコラムになっています。来週からはかなり短いバージョンになるとのことでした。また、今回は内容をメモ的にまとめてお届けします。

今回、相場の動きに関する記述は12月初旬の木星くらいで特にありませんでした。おそらく今週は、火星が天王星・冥王星スクエアを離れつつあることもあって、主要惑星同士を見る限りは、先週までの顕著なジオコズミック・サインほどのアスペクトが顕れていないこともあるかもしれません。あと、きっと時間が足りなかったとか...?(^_^;(木星を含む準惑星・ケンタウルスの火のグランドトラインが長い期間背景に存在するため、あいかわらず集合的な心理自体はちょっとした刺激に反応する下地があります。)

なお、来週はコラムの翻訳をお休みさせていただきます。
また、フォーキャスト日本語版翻訳のスケジュールがかなり厳しいため、今月〜来月初めまでは抄訳になるか場合によってはイレギュラーなお休みをいただくかもしれません。スミマセンm(_"_;)m


≪ 先週をふり返って ≫

(以下はメモ的まとめであり、文面は意訳です)

        世界の株式市場はジオコズミック研究に基づいて懸念されたほどには激しい上下動を示さなかった。とはいえ、先週の火星による天王星・冥王星スクエアのトランスレートを含む強力なラインナップが人間活動の他の領域でも不発弾のように静かだったかというと、全くそんなことはなかった。米国においてその爆発力は特に顕著であり、数多くの問題が浮上して国民感情は沸き立った。

1.オバマ大統領が移民制度改革の大統領命令を準備中  

        大統領命令そのものには十分人道的な響きがある。例えば密入国した人々の強制送還は家族を引き離す不幸を生み出すので止めるなど。しかしそれと同じくらい重要な問題は、大統領が議会の承認無しにこれを強引に進めようとしていること。今回、この問題について大統領にそれだけの法的権限があるかは甚だ疑問視されている。これまでのところ全く合意に達しているとはいえない議会の対応が注目される。
2014年12月23日射手座入りする土星は移民制度改革にまつわる闘争にとっては脅威。木星(射手座の支配星)が2015年8月3日〜2016年5月26日に土星に対して非常に困難なアスペクト。土星は物事を進めるにあたって忍耐と時間をかけることを要求。大統領命令を強行することはこのエネルギーに反する。大統領にしてみれば十分忍耐をしてきて、もう自分には時間が無いと感じているだろうが。

2.医療保険制度改革法案の成立に関連して誤魔化しがあったとの告発

        先週ビデオが発表され、その中で医療保険改革ではコンサルタントとしてオバマ大統領を支えてきたマサチューセッツ工科大教授のジョナサン・グルーバーが、国民に対してこの法案を説明する際に意図的な情報隠しがあったことを認めた。 グルーバー氏曰く「この法案を通すためには、米国有権者のアホさ加減もその鍵だった…」 要するにオバマ政権は法案の中に書いてあることを国民に全て説明すれば法案は通らないと考えていた可能性がある。
欺瞞、裏切り、盲信を司る海王星の一つの典型例が読み取れる。過去に起きた大統領の出生図に対する海王星のハードアスペクトの結果が浮上している。大統領のネイタルの月に海王星がスクエアを形成した後、現在、彼のネイタルのカイロンに海王星がコンジャンクト、同時にネイタルの冥王星にスクエア。トランシットの海王星はしばしば欺瞞やスキャンダルに関連することがある。運行する海王星の影響を強く受ける時は、完全に公明正大で誠実であることが肝要。さもないと結局は明るみに出て大きな代償を払うことになる。

3.米国民の携帯電話を秘密裡に監視、スパイしていた米国司法省の行為が暴かれる
秘密裡の行動を司る冥王星
  連邦通信委員会(FCC)によるインターネット規制の動き
天王星(インターネット)・冥王星(統制)スクエア

4.複合エネルギーの顕れとして、米国、NATO、ロシア間の緊張

        NATOの司令長官フィリップ・ブリードラブ曰く『ロシア軍が再び南東ウクライナ国境を越えて侵入。これは9月のミンスク停戦合意()を踏みにじるものだ(実は最初から遵守の意志など無かっただろ!的な雰囲気で)』


        米国と世界の社会・政治ではこれだけの混乱がありながら、株式市場は反騰して多くの市場が史上最高値や数年ぶりの高値を更新中。天王星効果もあいまって、よじ登るというよりはハードルを高々と越えていくように見えるほど、このところ上昇の足が強くなっている。「懸念の壁」を登る株価とはよく言うが、12月初めの2週間は木星による非常に調和的なアスペクトが生じることもあり、ことによると株価に対する私達の記述法も「懸念の壁を棒高跳びで越える」などと少し変える必要があるかもしれない。

株式指数が最高値を書き換えた割りには静かな動きだったのに比べて貴金属は火星・天王星・冥王星のエネルギーが示す通り上下動が激しかった。(価格変動など詳細略)

貴金属市場の上昇分はロシアによるウクライナ関連の作戦行動を含む世界の政治的緊張に依るところが大きいが、それと共に、ロシアがヨーロッパやカリブ海、メキシコ湾を爆撃機によって警戒飛行するというロシア国防相による発表も物議をかもした。但し、冥王星が関与していることから、物事は何につけても上辺通りに受け取るべきではない。事の全てが正確に報じられているとか、適切な文脈で(都合の良い切り貼りではなく)報じられているかは非常に怪しい。

それでも火星の関与は「最後の一兵卒まで闘う」意志を付け加える。火星と冥王星が対峙すれば、ウィン/ウィンの取引など死んでもするもんか!と拒絶するような雰囲気が漂いがち。勝者と敗者がくっきり別れる。誰が一番のワルで、最強・無慈悲で、「どんな犠牲を払ってでも勝ってやる!」という感性と根性が据わっているか…という問題になりそう。(スポ根的エネルギーでもある)


(結論的に)
        私達は牡羊座の天王星と山羊座の冥王星がスクエアを形成する下で危険な時期に来ている。本当にこれが、人類としての私達が辿り着くべきゴールなのか? これではまるで原人類のようだ。だが信じよう。今は天王星・冥王星スクエアの最終局面に来ている。もう少しで過ぎ越せる。一旦これを乗り越えることが出来たなら、宇宙の恩寵と共に私達は経験を通じてもっと賢くなれるだろう。






翻訳メモここまで
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海王星に関しての余談

        米国の始原図ーメリマン氏推奨の独立宣言図の他、シブリーチャート、デビッド・ソルトチャートの3つを比べても、米国始原図の海王星には調和的なアスペクトが見られず、不調和な位相が目立ちます。トランシットの海王星もこれから来年前半にかけて3図とも厳しい位置に来ます(ネッソスも絡む)。海王星は優柔不断などの悪い意味ばかりではなく、数々の誘惑や試練を乗り越えた後に到達する高い精神性も意味しますが、今後米国が海王星的な側面にどう立ち向かうかが問われるのかもしれません。ただ、始原図と共に大統領にこれほどの影響を与えるとなると、一時的に混乱が起きやすくなるのは否めません。オバマ大統領の出生図を見ていると、彼は米国のこうした潮目変わりを否応もなく導く船長役を果たすために選ばれたひとだったのかもしれないと思えます。たとえご本人や投票したひと達の意図とは違っていたとしても、"Change" はゆっくりと成就しつつあるのですから。

メリマンさんが以前指摘していましたが、米国のプログレッションでは火星が超長期の逆行に入っています。これは世界の "番長" や "警察" としての米国の行動力と立場が決定的に後退し、内向きになっていくことを示唆しています。また、米国始原図に小さな惑星達を加味してみると、来年は近隣諸国との関係性、コミュニケーション等に潜むカルミックな要因を意味するネッソスに、プログレッションの太陽がコンジャンクトします。こうした潜在的な試練にオバマ政権がどう立ち向かうかは、わたしなどには知る由もありません。いずれにしても、今後の米国は、たとえ大統領が替わってもこれまでのイメージからは脱皮していくのでしょう。

もちろん、米国が大国であることには変わりないし、国のような集合体の変化は個人と比べたら気が遠くなるほど遅いものですが、土星以遠の惑星達はわたし達人類にとって大きく深い意味での成長を促すものです。もしかしたら、わたし達の意識の中では「成長」という言葉の持つ意味さえ徐々に変わっていくのかもしれません。何がどうあれ、天王星・冥王星スクエア期の終盤にあって、米国が自国の変容と再生を迫られていることは確かです。そして、同盟国の一員である日本もまた同じ試練の下にあります。

        ここからは全くの余談と私見になりますが、わたしがメインで使っている日本の戦後始原図2種は、米国と違って非常に海王星が強いです。(1つはASCのルーラー、もう1つはMCに合)おそらく国家、国民性としては海王星の高い精神性(霊性)の側面を活かしやすい "下地" はあるものの、同じ海王星が持つあらゆるネガティブな側面にも気を付ける必要はあるだろうと思います。また始原図のひとつ、憲法衆院可決図ではASCのルーラーである海王星が7室にあることから、他者(他国)の目に映る自分の姿を自己のアイデンティティとしがちで、そこに理想を見ようとすること、そしてそれと同時に、健全でバランスの取れた自我意識を自己の内側に取り戻すための試練が示唆されていることを見て取れます。

もう一つの戦後主権回復図では、MCに乗って孤高に輝く逆行の海王星が目立ちます。そして4室金星とはオポジション。これもかなり重い意味があるかもしれません。海王星は金星の1オクターブ高い顕れです。牡羊座の金星は品位がデトリメントであり、4室にあっては視野が限られがち。内向きの平和、身の回りの美を求めるという姿勢もあるけれど、それと同時に国政(10室)を "見上げる" 時、ともすると共に創り上げる参加意識は薄くなり、 "お上" に対して高い理想を求めつつ、同時に不信やひそやかな反撥心が生じて、自分達を護らねばならない…という意識に向かいやすいことを示しているかもしれません。

金星が自分より1オクターブ高い、しかも逆行の海王星と互いに姿を映しあい、個と全体が補い合っていくには? 集合意識という面から言えば、海王星は外惑星の中でも一番扱いが難しい惑星です。 高い霊性や創造性を示す代わり、甘く見て裏目に出れば、現実離れして覚悟を持たないお人好しや、箸にも棒にもかからない存在にだってなり得ます。また外惑星が逆行の場合は、その惑星が司る事柄に対する世界の現状や一般的定義には決して満足出来ず、まだ見ぬものを求め続けるそのフラストレーションが内在化し深化すると言われます。(外惑星の逆行期間は長く、個人ならその内のどれかをネイタルに持つひとはおそらく人口の半分近いかもしれません。そして、その潜在力が人類の文明を進歩させる原動力となるとJ.W.グリーンは指摘しています。)これが精神的進歩への爆発力になっていくか、単に世をすねて閉鎖的になるかは二つにひとつです。けれど日本という国は、志としてその課題をどうしても目指さないといけないのかもしれません。

        外惑星は皆そうですが、無意識を刺激する莫大な力に踊らされず、そのエネルギーを活かしていくには、識閾への第1関門である土星のポジティブな側面(忍耐力、持続力、地道に構築していく力、現実を直視する力、自・他の境界線を定義する力、責任を全うする力、誠意を貫く強さ、孤独に耐える力 etc.)を借りる必要がありそうです。 理想や展望は基盤としてもちろん必要だけれど、集合体として生きるには、今すぐの足許をどう固めるかを無視することは出来ません。また、国家のような重たくて大きな存在は、動かすにしろ止まるにしろ方向転換するにしろ、莫大なエネルギーを必要とするし、どこかに必ずリスクと犠牲を伴います。

土星は憲法成立図では6室獅子座(デトリメント&トリプリシティ)にあって、海王星とはセクスタイル。主権回復図では9室天秤座にあって、逆行ながら高い品位(ライズ&トリプリシティ)を保っています。 ちなみに6室、9室のマンデーン的意味は沢山ありますが、それをふまえつつ、あえて精神的特質を拾い出すとすれば、6室は自己犠牲と自虐の同一化を脱して現実に即した理想を見出し、全体の中の個として働いていくこと、そして9室は世界に広く生起する様々な現象を俯瞰し、それを統合した上でドグマに陥らず、独自の世界観を打ち立てて世界に先んじていくことを示唆するのではないかと考えています。 今、綻びも沢山見られる民主主義と資本主義経済の中で、集合体としてのわたし達は海王星をどんな風に活かしていけるでしょうか? 

        いずれにしても険しい道ではあるけれど、始原図に備わった各要素の中でも、日本が海王星を背負う国だという側面は否めません。そのエネルギーの中で生きることに、健全な誇りを持てるようになれたらいいな、とこころから思います。


hiyoka


November 09, 2014

レイモンド・メリマン 週間コメント11/10【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2014年11月10日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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今週も時間の都合により抄訳とさせていただきます。m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

今回はこのコーナーにいつもの ≪短期ジオコズミクス≫ 的な内容が入っており、次の短期・長期ミックスのコーナーは実質的に ≪ 長期的考察 ≫ でした。なので、"ふり返っている" 部分を割愛させていただき、今週以降の動きに触れている部分を訳していきます。
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        11月は非常に強力なジオコズミック・サインとファンダメンタルな事象とのコンビネーションが詰まってる。11月4日は米国の中間選挙だったが、共和党が民主党に大勝して下院と上院両方の主導権を握った。この事は今後のワシントンD.C.における手詰まり状況を確実にするもので、米国株式市場にとっては強気の要因だと先週このコラムで予測した。その3日後、11月7日に出された重要な雇用統計では、新規雇用者数が214,000に増加し、一方失業率は5.8%に下落した。しかしながら、実際の労働参加率は62.8%と沈滞しており、過去数十年来の低い水準だ。とすれば実際の失業率は12%前後になるはずで、これも先週の中間選挙で民主党がああも惨敗した理由の一つだ。人々は仕事を欲している。それはフルタイムで週40時間働けて、適切な給料を貰える仕事だ。平均年間世帯所得の中央値はいまだに2000年のそれより4000ドル少ない。

        今週は今年全てのジオコズミック・サイン中、最強のコンビネーションが起きる。火星が冥王星とコンジャンクトし、天王星にスクエアを形成するのだ(11月10日〜12日)。その翌日11月13日、太陽が木星にスクエアとなる。先週のコラムで論じた様に、“ 火星、木星、そして天王星の全てが短期間の内に形成されるアスペクトに含まれる時は、多くの場合、通常より大きな価格の上下動が明確に観察される。金融市場に打ち上がる、さらなる印象深い花火を期待しよう ”。

これを追って、次に海王星が逆行を終える。11月15日土曜、海王星は順行に転じる。これは重要だ。拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 3: Geocosmic Correlations to trading Cycles』の中で私達の研究は、このジオコズミック・サインがたった5取引日の内に米国株式市場における50週かそれ以上のサイクルと41%の関連を持ってきたことを示した。私はこのサイクルが、世界の殆どの指数においてちょうど10月15日〜17日につけた安値からスタートしたと考えている。それでもなお、海王星順行はこの新規50週サイクルにおける最初の修正安と同期する可能性はあるだろう。


--------------------------------以下割愛--------------------------------------

なお、先週言及のあったスイスの金準備についての国民投票(11月30日)は、世論調査では否決されるという見方が大勢を占めるようです。ただし今後天王星・冥王星スクエアの最後の2回が展開し、それにともなう激しい星回りも続くため、政治、経済、金融面で状況のシフトは必定で、トレンドの転換があるだろうとのニュアンスでした。



≪長期的考察≫

“ 年末までに、私は自分が考えるどんな合法的手段でも取るつもりだ。それが破綻した我々の移民制度を改善する道だと信じている。”

 ー バラク・オバマ大統領
  2014年11月7日付 ウォールストリートジャーナル第1面より



“ マッチで遊べば火傷するリスクを負う。彼がもしこのまま突き進むなら、自ら進んで身を焼くことになるだろう。”

 ー 下院議長 ジョン・ボーナー
  2014年11月7日付 ウォールストリートジャーナル第1面より



“「酷いものだった。取り繕うすべも無い。」民主党大統領選と議会選挙運動に携わってきたストラテジストのスティーブ・エレメンドーフは言う。「我々が考えを改める必要はない、などと口にする者は誰であろうとクビにすべきだ。」”

 ージャネット・フーク & ベス・ラインハート
   “民主党、今後の教訓へ敗戦処理”
  2014年11月7日付 ウォールストリートジャーナルより



“ 新しく選出された共和党の議員達は、2010年スタイル(茶会系)のような扇動者ではない。彼らは殆どの場面で自分達の信念に基づきながらも現実的だった。”

ーキンバリー・ストラッセル
 “上院への人材投入”
 2014年11月7日付 ウォールストリートジャーナルより



        これからの2年間は、どちらの党にとっても自らのゴールを達成するのは困難な挑戦となるだろう。以前2回にわたってこのコラムで述べたように、この2年で建設的かつ長期の政策が実施されるという希望はある。水星逆行のサイクルが風性星座宮から地性星座宮へとシフトし始めるからだ。そこで示唆したように、風の星座宮は新しい卓越したアイデアを意味するが、実際的でもなければ実証されたことさえ無い可能性がある。

しかしながら、地の星座宮は実務的かつ現実的であり、風の星座宮と結び付いた時、昨今の問題への対処法に、新しい卓越したアイデアと成熟した実際的な運用というコンビネーションをもたらす。ウォールストリートジャーナルによれば、今回選挙に勝ったのは “現実主義” だ。さて、もし2政党が歩み寄って、「懸案となっている物事をとにかく前進させる」という米国有権者の意志を叶えることが出来るなら、これは新しい時代 ー より敵対的ではない、協働の時代のスタートとなる可能性を秘めている。

        一方、もし移民政策が今後2年間の重要な議題になるなら、抗争 ー 敵対的闘争の時代になるだろう。まず始めに、殆どの世論調査によれば、この選挙の争点は雇用と行政機関の行き過ぎた関与の問題だった。殆ど70%の投票者が、現在米国が進もうとしている方向性を認めておらず、またその方向性は殆どこれら二つの問題と関わっている。当然移民制度も問題だが、経済と行政機関の行き過ぎほどには争点にならなかった。移民改革法案の策定プロセスが今や行政側の一方的な措置として見なされる怖れがあり、多くの人々がこれも行政機関の行き過ぎと見るだろうことを除いては。

        もし移民制度が主要な論議になっていくとして、それが何故厄介な問題になるかについては、今現在もう一つ理由がある。マンデーン・アストロロジーの研究において、海外や移民に関連する物事は木星と射手座の領域だ。土星は障害、遅滞、フラストレーションに関連する。土星が活発な時に慌てて無理に事を進めようとしても、大きな抵抗に遭うか、終いには失敗に終わるリスクを負う。もし忍耐強く熟考を重ね、政策を注意深く検討し尽くせば、土星はその努力に応じて報酬を与える。確実で実行可能な結果を得て、その業績は長い時の試練を持ちこたえるだろう。

        そこに2015年(と2016年)に起き得る問題がある。土星は射手座(移民と外交)に入居し(2014年12月23日)、2017年12月までの殆どの期間を過ごす。それだけではなく2015年8月〜2016年5月、木星(これも移民と外交)が土星にスクエア(困難)を形成する。米国の(または世界のどんな国でも)移民制度に関わる、明確で建設的かつ合意に基づく政策は、その策定のプロセスを急いだり強行突破しようとすれば上手くは運ばない。だが、議員達が現実的でなく忍耐強くもないとしたら… 今回はそう上手く行きそうにない。

これは彼らがこの問題を避けるべきだと言っているのではない。また今すぐ着手するなということでもない。もちろん着手するべきだ。しかし2015年〜2016年に発効するジオコズミック・サインの性質にのっとって言うなら、彼らが優先すべきなのは、実用的で明確に定義されたゴールを達成することなのだ。

        現在、移民制度改革にはコンセンサスも無ければ明確に定義されたゴールも無い。あるのはただ政治的駆け引きと大きな吠え声のみだ。そんなものは誰も望んでいない。それは敵対的で、全ての努力を頓挫させる恐れがある。弾劾の声が上がる恐れさえある。そうなれば国情を悪化させ、世界をも巻き込むだろう。そして2016年が過ぎるまでは、他に何も成し遂げることなど出来なくなるかもしれない。

        いつものように、ジオコズミック・サインは私達の前に選択肢を提示し、選ぶ自由を認めている。宇宙はその結果がどうなるかは告げない。それはひとえに私達が ー 私達のリーダーや議員達が ー これらの選択肢をどう扱うかにかかっているからだ。土星が絡むからには、性急な行動や力頼みによって得るものは皆無だ。油断の無い思慮深さこそが報われる。

風性と地性の原理を結びつけた2015年の水星逆行シリーズの下で、この問題に関する素晴らしい新機軸のアイデアと、それを実施するための実際的で実務的な方法論が浮上して来る可能性はある。このようなジオコズミック・サインの下では、それこそが前向きな行動の選択というものだ。





訳文ここまで
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November 06, 2014

●11/7の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのか を、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで11月7日07:41前後、北海道周辺で07:47前後、関西方面は07:22頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で06:52前後に牡牛座14°25’で満月となります。

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月のテーマ ― 11/7~11/21】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 牡牛座14°~15° + 太陽 蠍座14°~15°】
"Shellfish groping and children playing" +
"Telephone linemen at work"
「砂に潜ろうとする貝と遊ぶ子供達」 + 
 「電話の架線工事をしている作業員達」 

"A man muffled up, with a rakish silk hat" +
"Children playing around five mounds of sand"
「厚着して粋なシルクハットを被った男」 +
 「五つの砂山の周りで遊ぶ子供達」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★新たな領域、分野、方法に手を伸ばしていく挑戦
→★見通しの利かない中で道をみつけていく
→★過剰な執着や心配、または過度の無関心に注意
→★不確定な何か、まだ隠された何かに背中を押される
→★思いも寄らぬショックまたは刺激で始まる縁の不思議
→★対人関係で明・暗両側面を経験し新しい発見をする
→★潮目が変わるまで他者の無理解に耐える
→★変化の渦中で代謝を繰り返しながらも変わらぬ自己の芯を確認する
→★崩壊していく場から一歩抜け出て超然と構える必要
→★逃避願望、中途で投げ出す誘惑に注意
→★自分が自分であるために、安全な社会認識から距離を置く
→★頂上に辿り着くまでは気配を消すという挑戦
→★慣れない状況の中で自分なりの世界を創っていく
→★感性を生かした言・動で遊ぶ楽しみ
→★肩の力を抜き風に向かって立つ・・・→

エネルギーのポイント:『 社会の鏡に映る自分を超然と見る 』 

141107FM

        このところ、いつもこの時期になると仕事の緊張感で心身共にバリッとなっているはずなのに…不覚にも風邪を引いてしまいました。。 ぁ、確かにこの新月期、あまり体に無理をかけてはいけない星回りでしたよね(^_^;。 もう少し睡眠時間を取らねば…というわけで、今回はあまりまとめることを考えず、思いのままに書いてみます。 いつもは何となく決まっていった"カタチ"に則って内容を考えて来たけど、今回は満月のテーマも意識して、違うやり方で行ってみようかな。 うーん書き出してみないとわからないけれど、もしかしたら話がまとまらなくて羽根が生えて飛んでいくかも…。リピートして来てくださってる方、すみません!m(_"_)m

内的実践の満月
       
        前回の新月は蠍座0°の日蝕でした。蠍座という、一段深いコミュニケーションをテーマとするサインに足を踏み入れ、「わたし」から「わたし達」への旅が始まりました。 それは「わたし」という感覚が持つ今の「限界」を拡げていく旅でもあります。 またエネルギーのポイントは『自分の鏡としての外界を理解する』でした。 それに答えていく牡牛座の満月。なんだか一歩踏み込んだ実践の満月になりそうです。 

自分が選んだ流れの中で、誰かとの交流の中で、人と人との集まりの中で…外の世界と繋がって一体となって動いていこうとする「自分」と、その自分が感じる「わたし」との、ちょっとヒリっとするような葛藤も起こりそう。立場の違いによる様々な見解や価値観にさらされ、わたし達はその都度怒ったり呆れたり悲しくなったりします。けれど、結局はそのどれもが今、自分と同じように 「わたし」 という井戸の底から世界を見ているひと達の、それぞれの目に確かに宿った光景なのだという実感。。

社会のこと、家庭のこと、または愛情問題などをきっかけとして、それぞれの生き方の違いがクローズアップされ、そんな経験がきっかけとなって問題意識が深まるひともいるかもしれません。


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社会の鏡に映る自分を超然と見る

        今回満月が起きる牡牛座の中間度数は、エリーズポイントである牡羊座0°~1°と蟹座0°~1°のミッドポイントになります。太陽が在泊する蠍座の中間度数は、やはりエリーズポイントである天秤座0°~1°、山羊座0°~1°のミッドポイントです。 これらはエリーズポイントに準じる重要感受点。つまり、「社会・政治」と「個人の心理・生活」が密接に結び合い、真っ向から渡り合う度数です。

全体に留まることのない変化が常態となっている中、ともすると日々の刺激に足を取られそうになるわたし達は、ここでもう一度、"自分なりのスタイル"を確認する必要に迫られそうです。それはけっして不変のものではありません。 他のひと達や日々のエネルギー変化の過程で様々に代謝を繰り返しながら変容し、それでも自分の生の根本に変わらず存在する「何か」。 そこに降りたってみて、そこから選択して、初めて「これだ」と言えるようなもの。 それが牡牛座・蠍座中間度数でハイライトされる "自分なりのスタイル" です。

なので、中には時代の流れに逆らい(または先駆けて)、あえて孤高であることを選ぶひともいるかもしれません。 会社、家庭、グループワークなど組織や団体、または特定の絆の中に生きるひとも、この満月が潜在意識に与える刺激が孤独感や孤立感として感じられるかもしれません。あぁもう疲れた!どうでもいいや…なんて。

でも、それは良い事です。疲れたら休めばいい。ひとに声をかけ、助けてもらえばいい。美味しいものを食べるのもいい。月や自然を愛でるのもいい。。

そしてただ、黙々と準備しましょう。 何を? 何のために?  これからますます、大きな変化の潮流が現実味を帯びてわたし達の暮らしの層に滲出してくると思います。連鎖する不信感や怒りの声、嘆きの声も高まるかもしれません。 でも、いくら不信が世の中を覆ったとしても、そして、自分自身もまた何かへの、誰かへの不信に囚われるときがあったとしても。それでも溶け合おうとする精神、愛するこころを体の一番奥で守り抜くために。わたし達の小さな炎を消さないために。 

  毎回ルナーサイクルが巡って来るたびに言っていることだけれど...牡牛座の固い大地の下には煮えたぎるマグマが隠されています。表面を覆う大地の層が厚く重なり堅固であればあるほど、その下に燃える火炎は凄まじいエネルギーを秘めています。そうえいば、牡牛座のひとをあんまり追い詰めたりすると、いつもは温厚なひとでも突然爆発することがありますよね。。 あれはもしかしたら、内面のマグマが刺激されて、思わぬところからいきなり噴出したりするのかも?(^_^;  牡牛座の固い地層の奥底…霊の住まう場所には、もくもくと煙立つたたら製鐵の炉があります。そして、そこには黙々とたたらを踏み続ける者の姿が見えます。その炉から溶け出した玉鋼は、人生という場で匠によって厳しく鍛えられ、いつの日か美しい一振りの剣となって生まれ変わる日を夢見ているんですね...。


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  今回のエネルギーポイントは 『社会の鏡に映る自分を超然と見る』。 社会の鏡、それはわたし達をぐるっと取り囲む外界のスクリーンです。そこにはそれを見ているわたし達の心象もまたそのまま映し出されます。見ていると、まるでチラチラと休みなく移ろっていく水面のよう。 それはわたし達人間の、五感の全てが絶え間なくうごめき続けるさまを映す鏡です。 わたし達はともすると、そこに映る自分の姿を自分だと思い込みます。 そして、そこに映る自分の眼を通して他のひとを見ます。 

その視線を、もう一度自分の側に取り戻すとしたら? そしてなお、目を逸らすことなく真っ直ぐ対象を見ていくのだとしたら? それは、外界の寒さに備えて分厚いコートを着込み、マフラーで首元を覆いながら、それでも小粋なシルクハットを被って自分の本当の出自を証し続けることに似ているかもしれません。 どんな環境にあっても自らのスタイルを護り、ひとり立つ男の姿。 もしかしたら彼は、万華鏡のように常に流動し時の風に散っていく五感の全てをマスターしているのかもしれません。 そして、自分の五感が世界と共に紡ぎ上げる物語を、楽しく遊ぶことさえ出来るのだと思います。 けれど、それはこの度数の達人の姿。 その域に達するまでは、少しの間寒風に耐え、そっと息をひそめる時間も必要になりそうです。 黙々と、超然と、自分に似合うコートや帽子を探しながら…。


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たとえ誰も信じられなくても愛することだけは出来る?

        この満月では、生命について考えるひと、何かの、誰かの、命を守ることを思うひともいるかもしれません。 生きるって何だろう?なんて、根本的なこと。誰でも一度は考えたことがあるかもしれないこと。それは、死って何だろう? という問いの裏返しです。 いのちって、この人生で経験することの全て。だとすれば、死もまたいのちの一部なのかもしれません。 太陽が在る蠍座的な深みから見れば、あらゆるものに対する不信の気持ちは、死というものへの恐怖から生まれて来ると言ってもいいと思います。 恐れはこころを殺すもの…。 そしてわたし達は、恐れたものに引き寄せられます。

誰でもがいつか必ず通る道なのはわかってる。 でも、やっぱり怖い。だって失うことは敗北で、死はその敗北の最大のものだから。 自分が居なくなる。  懸命に生きた人生が無くなってしまう。そして、大好きな誰かが居なくなる…。そんなの、考えるだけでも辛すぎるから。…もしわたしがそう思うなら、そう感じる限り、その通りなのだと思います。プラスをひたすら目指して生きるわたし達が、ゼロになっていく、その痛み。 それでも。 だ生きて今息をしてるというシンプルな事実と、いつかは必ず死ぬのだという定めの二つは、わたし達みんなを繋ぐ平等な絆、大切な原点かもしれないのです。

いつか本当にそこに立ってみたとき、そこから見つめてみたとき、もしかして…依るべき木陰も無ければ信じられる相手も存在せず、スコーンと何も無いシンプルな荒野にひとつだけ、残るものがあるとしたら...それは何だろう? それはきっと、名付けようも無い何か。"存在" という大きな大きな謎。

その謎をみつめ、その謎にみつめ返されるとき、その視線の中に ーもしかしたらー 放射されてくるものがある。 ことばが生まれる以前から、すでにあまねく拡がっていたもの。それを "愛" と名付けてもいいのかもしれません。 求める必要もなく、ただ、在るもの。自分の視線と、それが向かう全ての対象との真ん中から放射されてくるもの。 本当はそこに、自分が、居る。

牡牛座のど真ん中では、生も死も性も、そして愛も、自らの内なる炎から溶けて流れ出します。そしてその愛は、必ず自らの内に還ってきます。だから、たとえ何も信じられなくなったとしても、愛を求める相手なんて誰一人いないと感じても……愛することだけは出来る。 自分の中の、達人が住む場所に辿り着くことさえ出来たなら。自分にとって価値ある全てのものを火にくべて、絶対の炎が燃えさかる地下深くに降りていけるなら。。。 きっとそこから放射される歓びは、他から与えられたものとは比べようもないと思います。

牡牛座の月が捧げる犠牲の美は、そこにこそ、ある…今回の満月が囁きかける最高度の挑戦はそれかもしれません。


lotus




        今回はシンボルの象意に遠い星々の囁きをミックスしてお話してみました。でも、ことばって難しいですね。。伝えたいことは確かにココにあるのに、うまくことばになりません。。。 何がありそうとか、そういうのも無しになりました。 

ただ、この冬から来年春過ぎまで、世の中に起きてくることは ー まだはっきりとカタチを取っていないとしても ー 全体をとても流動的な状態にすると思います。今はきっと、そんな中で自分の人生をしっかり歩んでいくために、実践的な準備を整えるとき。 直近では11月11日朝、火星・冥王星がコンジャンクトします。 13日の朝には火星と天王星がスクエアを形成し、金星・土星のコンジャンクションも起きます。これは怒りや衝動性を高め、一方で何か価値あるものを失うことへの恐怖も生じやすい星回り。また背景に木星、フォルス・イクシオン、エリスの火のグランドトラインが拡がっています。これも不和や争いの種を増幅しやすいフォーメーションです。けれど、起きていることの渦中から一歩身を引き、物事が起きている舞台全体をとらえる視線を保つことが出来れば、逆に波風を収めていくためにプラスとなるようなインスピレーションが湧いてくるかもしれません。 

太陽活動は一時ほどの勢いは無いもののMクラスのフレアが続き、4日〜5日には地磁気嵐が起きていたようです。地球もわたし達の心身も、こんな刺激が続くときは不安定になりがちです。この満月期全般に相反する要素がぶつかりやすく、報復したい気持ちや上から目線の批判、八つ当たりなど、互いに不和の火を煽るような行為が周囲に目立つかも。特に姑息な手段を使って敵を叩くようなやり方は後で自分に降りかかります。もし何かあったなら超然としつつ、本当に必要があるときは忍耐力をもって冷静に対処してください。自分の内部に自分の手でダークな染みを作らないことって大事かもしれません。また、特に後半あたりは何かやり残したことの決断や、大きな責任を負うことを迫られるひともいるかもしれません。「これは自分で納得のいく内容なのか? 」全ての要素を足し引きして本当にプラスになるなら、思いきってやってみましょう。得るものはきっと大きいはず。


Cats_Eye_Nebula


        月蝕と日蝕を経て、6回目の天王星・冥王星スクエアへと突き進む毎日。 けどこんな時だからこそ、大きな社会と小さな個が鋭く交差する十字路の真ん中で起きるこの満月を、わたし達なりの過ごし方で、ハートに根ざした絆をみつめて、大切に過ぎ越していきたいと思います。

この満月図で東の地平線にぴたりと乗り、「あなたは誰か?」と問いかける小惑星ヘカテ。(掲載したチャートには表示されてないのですが...)  彼女もこれまでに何度か出てきましたよね。 そう、人生の "こちら" と "あちら"、既知と未知とを分ける十字路に立ち、選んだ道への覚悟を訊ねる魔女の星です。あ、もしかしたら、シルクハットを被った男ってヘカテが化けた姿なのかな? それともヘカテに導かれる戦士サンの姿でしょうか?


        まぁいずれにしても。みんな風邪引かないよう寒さに備えてあったかくして。そして、ちょっと自分らしくお洒落してみたり。。 ヘカテの月の下、どんなときにも遊び心を忘れずにいきましょう!




have a great trek!!!★


hiyoka.(^_^


November 02, 2014

レイモンド・メリマン 週間コメント11/3【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2014年11月3日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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今週も時間の都合により ≪先週をふり返って≫ を
 割愛させていただきます。m(_"_)m


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

“ 経済学が持つ興味深い役割は、自分達が思考によって創出し得ると思い込んでいる物事について、実際にはどれほど無知であるかを人々に描いてみせることだ。”

ー フリードリヒ・ハイエク “ The Fatal Conceit(致命的なうぬぼれ)” より
  University of Chicago Press, USA, 1988
“ 最近の政府による介入は、今日の政治家と官僚が、自分達はまさにどんな物事でも案出可能だと考えていることを示唆している。このような無知が裏目に出て、経済学者が呼ぶところの「想定外の結果」をもたらしたのだ。….. 傲慢さは我々をさらなる貧困に導くのみならず、自由を失わせもするというのが著書の中心的なテーマであった。”

ードナルド・ブードロー & タッド・ツウィッキ 
  “A Nobel economists Caution About Government
 (ノーベル賞経済学者による政府への警鐘)” より
  F.ハイエクの著書への言及部分 
  2014年10月13日付 ウォールストリートジャーナル


        先週のコラムでは、このコーナーを次のようなシンプルなひと言でスタートした。“さぁ 狂乱の時が始まった”。 私達は単にこれを天王星・冥王星ワクシングスクエアのみではなく、およそ7年ごとに起きる宇宙的現象である風性星座宮の水星逆行にも関連付けた。皆さんは2009年10月の暴落以前、世界の株式指数が史上最高値をつけたのが2007年10月だったことを覚えておられるかもしれない。そしてその前の史上最高値が2000年1月〜3月で、これが2002年10月〜2003年3月に起きた暴落に先行して示現したものだということも。こうした事象についてはもうすぐ上梓予定の「フォーキャスト2015」で詳説するつもりだ。

        さて、大変興味深くまた目を見張らせるほどの動き(ピークはより高く そして/または 谷底はより深く)になる可能性を秘めた相場付きが11月7日金曜の満月にスタートし、11月26日まで続く。また、今週と来週はファンダメンタルの面から見ても爆発性を秘めている。今週火曜は米国の中間選挙だ。巷では民主党が上院の主導権を失い、共和党が下院の大多数を占めて支配力を強めるだろうと広く予想されている。そのような結果は事実上の行き詰まりを保証するものであり、おそらく株式市場が騰がっている理由の一つかもしれない。連邦政府の活動が麻痺するような状態は、ビジネス界のマインドにとってはポジティブな現象と映っている可能性がある。つまり、“民間部門への政府の介入は少なければ少ないほど良い” という考え方だ。金曜の満月には、米国労働省からこのところ気まぐれな数字を示してきた雇用統計の発表がある。事前予想によれば、275,000の新規雇用が見込まれている。

        来週11月10日〜12日には火星が冥王星にコンジャンクトし、天王星にスクエアを形成する。*翌日の13日、太陽が木星にスクエアを形成する。これら全てが、株式市場におけるリバーサルに関連するレベル1(最強)のジオコズミック・サインだ。火星、木星、そして天王星の全てが短期間の内に形成されるアスペクトに含まれる時は、多くの場合、通常より大きな価格の上下動が明確に観察される。金融市場に打ち上がる、さらなる印象深い花火を予期しておこう。
日本時間:14日12:09前後
また、上記の件は次の事象とも関連があるかもしれない。すなわち、この時(11月10日)水星が蠍座の2°を過ぎるが、この度数は10月4日(前回銀と金が安値をつけた3日と6日の間に挟まる週末)に水星が逆行を開始した地点だ。これは “シャドウ期の終了” として知られている現象だ。また、11月5日〜6日も関連を持つ可能性がある。この時順行の水星が直近の逆行中間地点である天秤座25°に戻って来るが、逆行時にこの位置を通った時、株式指数はドシンドシンと音を立てるような下げを終了している。また逆行前にこの度数を通ったのは9月22日だが、この日は米国と日本の株式指数がそれぞれ前回の高値をつけた日付の中間にあたる。さて、水星が今週この度数を3度目に通ろうという現在、日米両国の株式市場は前回の高値を上回っている。そしてその日はちょうど中間選挙(11月4日)と雇用統計(11月7日)に挟まれた中間日だ。

        また今後、多くの注目を集めそうなのが11月30日、 “我らのスイス・ゴールドを護れ” というスローガンの下に実施されるスイスの国民投票だろう。これはスイス中央銀行が全資産の内最低でも20%を金準備として保有するという義務付けに対する国民投票だ。それにはさらなる約束事項があり、スイスは金の売却が出来ず、その保管は国内でなければならない(その多くが米国の保管所にあると推定されるが、何らかの理由で国内に戻すことが出来ないドイツの金とは対照的だ)。 

もし投票によってこれが成立すれば、スイスは今後5年の間に大量の金を買い入れることになるだろう。まぁこれは深読みし過ぎかもしれないが、*この件は米国の強引な戦略に対するある種の報復という可能性も無いとは言えない。米国は自国民の脱税行為を阻止しようとして、スイス政府が数世紀にもわたって保持してきた銀行顧客の守秘義務に関する法律を破るよう強制したのだ。スイスの銀行家は米国人顧客の氏名を明かさない場合、米国内に入れば逮捕され、拘留の上実刑判決を受ける怖れがある。こうして、少なくとも米国人にとってのスイスの銀行機密と守秘義務法は終焉を迎えた。だがこれは **“ 味方を獲得して敵を操る ” という方法論に関する限りはなかなか上手くいかなかった。最終的に、スイスの国民投票は米国中央銀行の利益にとって非常に高くつくことになるかもしれない。
この国民投票を実施するための署名を必要数集めたのは中道右派とされる保守政党で現与党のスイス国民党。また2月に行われて過半数を獲得した移民規制の法制化動議も同じ国民党によるもの。

**原文  “How to Win Friends and Influence Enemies”:大規模多人数同時参加型オンライン・ロールプレイングゲーム「ワールド・オブ・ウォークラフト(WOW)」で、プレーヤーのステイタスごとに受け取る「クエスト」と呼ばれる課題の一つ。(何故か糞クエストと呼ばれることもあるらしい)このクエスト名はもともと1937年に出版されたデール・カーネギーの著書で精神世界系ハウツー物のはしりとも言われる “How to Win Friends and Influence People” (邦題「人を動かす」)をもじったものとも言われている。

        金を再び通貨のように扱う(あるいは少なくとも金を通貨の裏付けとして必須とする)ことは、他国の中央銀行(FRBなど)に脅威を与える。彼らにとって世界の金融支配力を維持しようという切望の行く末は、「紙(不換紙幣)こそが真の王者だ」と世界に納得させる自らの能力にかかっているかもしれないのだ。これらの銀行にとっては、金に対する信条を棚上げすることによってのみ、世界を動かしはすれども決して帳尻が合うことの無い信用拡大(いや、負債か)を続行することが出来る。言葉を換えれば、政府と銀行は、収入を超えた支出は経済にとって良い事であり、もっともっと多くの紙幣を刷ることが健全な経済成長を促すという筋書きを世界の人々に植え付けねばならない。しかしながら、現実には上手くいかなかったし、私達の生きている限り、二度と上手くはいかないだろう。

どんどん支出を増やしていくことは確かにより多くの歳入を生み出すポテンシャルを持つ。しかし今、世界の負債はあまりにも大きく、増加する支出は赤字の拡大を呼び、もたらされる歳入を超えていく。だが誰一人としてそれに直面したがらない。いや今、ひょっとすると…スイスを除いて...ということになるだろうか。もしスイスが金準備に関する国民投票でこれを成立させれば、王様(中央銀行)は裸だと暴露される怖れがある。もし他の国、例えば中国のような国がまもなくスイスの後を追ったら? もしそうなれば、不換紙幣の価値は、徐々にそれが印刷されている紙の値段と変わらなくなっていくだろう。

        これもまた、天王星・冥王星ワクシングスクエアの最後の2回が展開していくにつれて金融市場で目撃されるショーの一部となる可能性がある。それが起きるなら、その爆発力は壮観だろう。しかしながら、今のところ米ドルとそれが印刷された紙は王様だ。歴史的にも、民主党がホワイトハウスの主である時は常に米ドルがキングのように見える…. 過去2回のフォーキャスト本で明示してきたように、それが終焉を迎えるまでは...。





訳文ここまで
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マンデーン・アストロロジーと個人の運気予測のパートを担当させて頂いている『フォーキャスト2015』の予約販売が投資日報社さんのサイトで始まりました。12月1日までの予約申し込みにはMMAスペシャルレポートの特典があるそうです。興味のある方はどうぞこちらをご覧ください。

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