May 2015

May 24, 2015

レイモンド・メリマン 週間コメント5/25【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2015年5月25日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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※お知らせ
 次週5月31日付のメリマン・コラムはお休みさせていただきます。
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ー告知ー
5月25日月曜は戦没者追悼記念日のため米国市場は休場となることに留意されたい。

≪ 先週をふり返って ≫

        水星逆行が再び金融市場を襲っているかもしれない。

        ザ・トリックスター、水星は5月19日に逆行に転じたが、これはまさに先物取引でダウ工業平均とS&P期近物が順に18,351と2134の史上新高値をつけた日だった。しかしながら、ナスダック総合はいまだに4月27日につけた史上最高値5119に届かず、異市場間弱気ダイバージェンスを示している。

        先週は中国と日本でも数年ぶりの新高値が明確に示現した。中国の上海インデックスは金星・冥王星オポジションと金星・天王星スクエアの狭間となる5月22日金曜、4658まで舞い上がった。これは2008年2月以来の最高値水準だ。東京の日経は5月21日木曜に20320まで反騰、15年ぶりの最高値水準に達した。

        世界の他の市場はどちらかというと平凡で、殆どが週の終わりまで反騰し続けたものの、特にヨーロッパ圏では4月に記録した史上最高値には遠く及ばなかった。興味深い例外はオーストラリアで、ASXが5月20日、前回の水星逆行サイクル中間日だった2月2日以来の最安値水準まで下落した。

        金と銀は水星逆行前日となる5月18日に3ヶ月ぶりの新高値をつけた。前回水星が逆行に転じたのは1月21日だったことから、これは重要かもしれない。当時も金と銀はそれぞれプライマリー・サイクルの天井をつけている。

        水星が3週間にわたる逆行の旅を開始するにつれて、各通貨対米ドルの方向性に関して市場の底流をなすセンチメントはシフトしてきた。先週前まで、ドルは他の通貨、例えばユーロが舞い上がると同時に数週間にわたる修正安を示現してきた。実際、ユーロは前週の終わり5月15日に1.1466の高値まで爆発的上昇を遂げた。これは3月16日につけた数年ぶりの安値1.0456からは10%近い上昇だ。この短期間でこれだけの動きは、通貨としては非常に大きいが、通貨における中期サイクルの研究とはまったくもって全面的に合致している。さらに、ユーロが反騰しドルが下落すると同時に金や原油のような商品もまた反騰した。しかし今現在、より強いドルへと市場センチメントが変わってくるにつれて、金と銀(そして他の商品)はユーロと共に再び下落しつつある。このセンチメントは *水星が順行に転じる6月11日近辺には再び変化して元に戻るだろう。
*水星順行:日本時間6月12日07:33頃
これはギリシャの金融支援延長期限である6月5日に全面的な一致を見せている。ユーロの動きから判断するに、ギリシャがこれに対応出来るとは思わない。しかしながら、6月11日以降は、何らかの形で再び “缶を道の彼方に蹴り出す(物事を先送りする)” 行為が実施され、夏の後半に向かってユーロが再び強さを取り戻す助けとなる可能性がある。だがその後、9月にはこれに急ブレーキがかかって突然止まるかもしれない。その場合、ギリシャが次の支払い期日にひどく遅れ(その時までに解決することを前提としながら)、木星が土星と海王星にTスクエアを形成し始めると同時に、世界はこれが絶望的な状況に向かいつつあるのを理解するという流れになる可能性がある。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        現在私達は、マーケットタイミング上注目すべき焦点を今週の終わりと来週初め(5月29日〜6月1日)にシフトしている。この期間は現行の水星逆行における中間点に合致する。水星が逆行に転じた日(5月19日)近辺に反転しなかった市場があれば、それは逆行の中間日前後に反転する可能性がある。これは米国株式市場が以前、2回プライマリー・サイクルの底をつけた時の10月15日と2月2日の事例において顕著に見られたことだ。その後、米国株はほんの数週間の間に史上新高値をつけるまで反騰した。

        しかしながら、水星逆行とその中間ポイントのみが現在展開中の重要なジオコズミック・サインというわけではない。**金星は5月21日〜25日、天王星と冥王星とのTスクエア形成期の半ばにある。これもまた歴史的に見て、前後4取引日の内に起きる世界の株式市場、特に日本市場のリバーサルと強い相関関係を持っている。5月21日木曜の日経の高値が重要な値であったと判明するかもしれない。
**この部分の訳注については長くなったのでこの項目の一番下に置きます。
        また、6月14日に迫る太陽・火星のコンジャンクションも重要だ。この重要な時期に向けて両天体が進むにつれて、どちらもそれぞれもう一つのトリックスター的惑星、海王星とスクエアを形成していくのだ(5月25日と5月31日)。それに加えて、*6月11日には海王星が逆行に転じる。これは水星の順行と同じ日だ。今後3週間の内に水星が逆行して海王星にハードアスペクトを形成し、そして海王星が逆行に転じるとなれば、市場は毒気にいぶされて走り回ることになるかもしれない。毒気ーすなわち希望と願望、噂、そして何が起きているかへの気付きあるいは真実を偽装するために使われる、あらゆる種類の誤情報だ。またこれは、銀行、企業、そして(または)政治上の権力構造に反旗を翻す中で特に目立つ著名な人物(例えば *エリザベス・ウォーレン上院議員など注目だ)の信用を貶めるための企てが為される時期ともなる可能性がある。さらに、洪水や(または)原油漏れが環境に危機をもたらす時期になるかもしれない。
* 海王星逆行:日本時間6月12日18:08頃

* エリザベス・ウォーレン上院議員:前回のコラム抄訳で割愛した長期的考察において触れられていた人物。オバマ大統領と同じ民主党(彼女は左派と目される)ながら、彼の通商政策(TPA、TPP)を舌鋒鋭く批判して一定の層に人気を得ているという。また米国中央銀行が持つ金融危機時の権限を制限する法案を提出したことを受けて、前FRB議長ベン・バーナンキ氏が彼女を批判するなど、近頃話題の人物(どちらかというと大衆迎合的なイメージで語られることも多い)。ヒラリー・クリントン氏に対抗して民主党次期大統領指名候補選に出馬するのではないかと取り沙汰されている。
        トレードに関して言えば、海王星のトランシットは原油に関連する。原油はこのところ数ヶ月ぶりの高値に近いところで取引されている。しかしながら、今後数週間は全ての市場に突然のリバーサルとかなり急激な価格の上下動が起こり得る。何故なら水星は逆行期の全期間を風性の星座宮で過ごす。風のエレメントは突然の意識変化と方向転換に関連するからだ。

とはいえ、これらは全て太陽と火星がどんどん近付いていく動きがもたらすより大きなドラマの一部をなすものだ。両天体は*6月11日にコンジャンクションに達する。この前後1ヶ月の時間帯に(ファイナンシャル・アストロロジーの実践者向けには前後8°のオーブをもって)世界の株式市場はしばしば10%またはそれ以上の価格幅の反転を起こす。金、銀そして原油も同様の動きになるかもしれない。これは決して100%の相関関係ではない。50%よりはほんの少し大きいという程度だ。だが、ダウ工業平均が2011年以来10%という価格変動に相関していないことを考慮し、そしてこの惑星サイクルが2年強というインターバルで起きること、前回は発動しなかったことを合わせて鑑みれば、これは注目すべき時期となる。
*分単位まで正確なコンジャンクションを調べると日本時間では6月15日午前0時頃となるが、この差異はアメリカン・エフェメリスとスイス・エフェメリスの計算上の相違にも起因するかもしれない。いずれにしても、日本時間6月11日午後からはオーブ1°を切る強力な状態が続く。また日本時間12日0時頃には太陽・火星と小惑星イカルスがコンジャンクトの状態で射手座のパラス・イクシオン合、魚座のカイロン・エケクルス合とのTスクエアが成立する。この前後は社会的な意味においても注目に値する時間帯かもしれない。
**金星・冥王星・天王星のTスクエア:
マンデーン的に見ると23日朝、東京品川区のマンションで起きた殺傷事件のイベント・チャートで金星(キラルスとコンジャンクト)・冥王星のオポジションがアングル(ASC/DSC)上で成立している。このチャートでは当然他にも暴力行為を示唆するアスペクトが形成されているが、金星・冥王星・天王星の組み合わせは心理的に強烈で抗しがたい情念的葛藤または衝動(または叫び)を示唆することからも、こうした期間は冷静さと沈着な行動の重要性が増すと言える。


また、この同じアスペクトの下にアイルランドでは22日、憲法改正に関わる国民投票が行われた。その結果、約62%の賛成票を得て世界で初めて国として同性婚を法的に認める改正案が承認された。各地で "異常に" 高い50〜60%を超える投票率が記録されたという。これは牡羊座の天王星・山羊座の冥王星(革新、改革)と蟹座の金星(関係性・感情)Tスクエアのまた別の側面を示唆している(家庭と社会、個のアイデンティティ・自由平等と規制のぶつかり合いetc.)。カトリック系保守主義が強いと言われるアイルランドは、1993年まで同性愛を、1996年まで離婚を違法としていた国だけに、今回の結果を衝撃的とする論調も見られた。

今回は若者(キラルスの1側面)の投票率の高さが際だったと言われている。アイルランドでは長期海外在住者からの国民投票が基本的に認められないため、各地の空港には続々と帰国者が降り立ち、街は久々の家族や友人との "再会"(惑星/水星逆行の1側面)という情緒的な光景が多く見られたというニュース記事も興味深い。 

この結果を受けてインタビューに答えたケニー首相の『これは寛容と尊重、そして理解と感受性に関わる問題だ』という言葉は、このアスペクトがもたらすまた別の方向性(あるいは使い方)を物語っているかもしれない。また現在、獅子座で木星(法、宗教、思想)とジュノー(パートナー関係)がコンジャンクト中であることも注目に値する。
ただ今回は水星逆行下での憲法改正法案だけに、今後具体的な施行面で紆余曲折はあるのかもしれない。 ちなみに同時国民投票となった「大統領被選挙権の年齢引き下げ」法案は無回答も多かったそうで、否決されている。


≪ 長期的考察 ≫

“「米国の金利引き上げは、2016年初頭に至るまで適切ではないと思われる」シカゴ連銀総裁チャールズ・エバンズは水曜にこう述べた。「インフレ率が低すぎる」。ミュンヘンで聴衆に対しエバンズは言った。「FOMC(連邦公開市場委員会)は、1年〜2年後のインフレ率が我々の目標値である2%に達している事についてもっと大きな自信を持てるまで、FF金利の引き上げを控えるべきだ」”

ー5月20日付 ロイターズ


        私達はもうずいぶん長い間この件について述べてきた。2015年第4四半期以降まで、いやひょっとすると2016年に入るまで金利引き上げは無さそうだと。ZIRP(ゼロ金利政策)は生きながらえる。市場の不安定化 ー 言うなれば中毒/強い麻薬への依存症からの脱却 ー への怖れがそうさせるのだ。長期的には、金利に関わる鍵は土星・海王星間の36年周期と関連付けられる。これは6月20日に行う年央の市場に関する特別ウェビナーで言及予定のサイクルであり、9月4日〜7日にイタリアのトスカナ州で開催するMMAインベストメント・リトリート(投資合宿)においては非常に詳細に検討・開示していく予定だ。このジオコズミック・サインは、多くの市場における長期サイクルの天井と底にすこぶる高い相関性を持っている。したがって、これらの機会に基づいて、新たな長期のポジションを構築するチャンスをもたらす。

        2015年11月20日〜2016年9月10日、土星は海王星への3回にわたるウェイニングスクエア形成のシリーズを展開する。このシグナルの重要性を理解してもらうには、単に前回2度これが起きた時、世界の金利、商品市場、そして軍事衝突という側面がどんな様相であったかを考えてみればいい。その時期は *1979年9月14日〜1980年6月22日、そして1944年7月2日〜1945年4月6日だ。さらに、今回のスクエア形成は二重の重要性を帯びている。何故なら木星がその時乙女座から**蠍座へと移行する道を進んでいるからだ。今年後半に刊行予定の最新の『ゴールド・ブック』に掲載する私の研究によれば、貴金属市場における最大の価格変動はこの時期に起きる。木星が黄道帯のこの領域を運行する時、何故貴金属がそれほど大きく飛び跳ねるのか? そして、それと同時に土星と海王星がスクエアを形成することが何故今回、金融市場および商品市場にとってそれほど重要なのか? さらに言うなら、この情報を長期の投資計画にどう活かせるか? こうした疑問に対し、私達はトスカナ州の合宿で回答していくことになる。

        今はただ、備えることだ。興味深いチャンスが地平線の先に見え隠れしている。


* この時期に起きた金融・軍事関連の出来事
1944年7月〜45年4月:第二次世界大戦。終結の翌年、米国では史上最低金利を記録。東西冷戦時代の幕開け。1944年7月、米国でブレントン・ウッズ協定成立(第二次世界大戦で疲弊・混乱した世界経済を安定化させる目的でIMF/国際通貨基金と国際復興開発銀行/IBRDの設立を決定)。「純金1オンス=35ドル」として各国の通貨との交換比率を定める(米ドルの基軸通貨化)。翌年には世界金融秩序の安定化を図るため世界銀行設立。日本では敗戦翌年の1946年2月、預金封鎖と新円切替が発表され戦時国債はその価値を失った。

1979年9月〜80年6月:米国金利、米国債利回りが史上最高値水準となる。8月、米国FRB(ボルカー議長)「新金融調節方式」と呼ばれる金融引き締め政策を実施。10月、米国株式市場が10%を超える急落(ボルカー・ショック)。11月、イラン米大使館人質事件。日本では79年9月に一般消費税に関わる増税解散。第2次大平内閣発足。11月、大幅赤字に加え石油に弱い円が独歩安となり対ドル250円をつける。79年12月ソビエト連邦によるアフガニスタン侵攻。これにより金価格が急騰。79年12月、日本が5項目の円安対策発表。1980年3月、円防衛策発表。4月以降ファンダメンタルの向上から円高傾向に。4月、中国がIMFに参加。5月WHOによる天然痘根絶宣言、韓国で光州事件勃発。日本で衆議院解散。6月大平首相急逝により内閣総辞職。etc.

** 原文ママ:2016年9月10日は木星が天秤座に入居する日であるため、蠍座ではなく天秤座とするのが正しいかもしれない。




訳文ここまで
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May 17, 2015

○5/18の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

5/18付けのメリマン・コラムは一つ下の記事になります。
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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで 5月18日 13:32前後、北海道周辺で13:38前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は 13:13 前後、沖縄周辺では 12:44前後に  牡牛座 26°55’で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマ 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 牡牛座26°~27°ー5/18~6/2 】
  "A Spaniard serenading his señorita"
『恋人にセレナーデを歌うスペインの男』

  "A squaw selling beads"
『ビーズを売るインディアンの女』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★自分が落ち着ける場所や着地点、足場を切望する気持ち
→★相手のレベルに合わせて物事を進める必要
→★ひとときの平和や平穏を求める
→★新しい状況に自分を合わせるための葛藤
→★浮かんだアイデアの源泉を常に見ていく必要
→★自己の内側と外側のギャップを見る
→★無害な笑顔に隠されたフラストレーション
→★家族や家系に対する責任と義務を果たす
→★もっと自分自身に正直でありたいという願い
→★自尊心を誇示する、または犠牲にする行為
→★公的な環境の中で密かに輝く猜疑の眼差し
→★上手く行かなかったことを異なる角度から修復する必要
→★一時的な平穏のために大事なものを売り渡す危険
→★差し迫る現実と夢を区別することで確保する安全
→★過去をふり返り新たなアプローチを見出す創造的挑戦
→★今理解されないものが後に認められる可能性を見る
→★どれだけ自分の内的真実を貫けるかのテスト・・・→

エネルギーのポイント:『譲れない一線を知る』

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        『留まり、踏み出す』 をエネルギーの核として過ごした前回の新月期を通り抜け、今、わたし達は牡牛座終盤度数の新月を迎えようとしています。 美と美食を愛し、どっしり落ち着いた印象を与えることの多い牡牛座だけど、その固い大地の下には熱いマグマが煮えたぎり、黒煙たなびくたたら場や鍛冶場の槌音が鳴り響いてる…なんて、このブログで何回か書いてきたように思います。 ゆるぎない、やすらぎの大地。そしてその下であらゆる資源(才能)を溶かし精錬し続ける、強烈な内的ダイナミズム。 今、わたし達が生きる二元の世界では、あらゆる星座宮が特有の「二重性」を持たざるをえない… とすれば、牡牛座が抱える二重性とは、この「穏やかさ」と「激しさ」とのバランスに関わるものかもしれません。 

そういえば、以前メリマンさんは 「牡牛座をあまりに追い詰めると報復的になる」 と指摘していました。「報復」というイメージは、対向する星座宮、蠍座の専売特許みたいによく言われます。けど、実は牡牛座もよく似た側面を持っているんですね(顕れ方は大分異なるけれど…)。 

蠍座の "報復" は殆どの場合、外の世界(他者)との交わりの中で、手ひどく裏切られたり傷付けられたと感じたときに発動します。 けれど牡牛座の場合、"報復" のきっかけとなる出来事がたとえ外界(人間関係など)で起きたように見えても、その原因はあくまで自分の内側に高まる膨大な圧力だと言えそうです。 

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        ゆるぎない安全と平穏な日々を求めてしっかり固めたつもりの大地。その養分を吸い上げて木々の緑は美しく、花は咲き乱れてる。綺麗だな。ずっとこのままだといい….....けどその足下では、あらゆるものが激しく変化しています。あるものは分解されていのちを育む養分となり、あるものは圧力により化石となり…またはいつしか宝石となり… 。そんなとてつもないエネルギーの火炎と、それを覆い隠す地殻との間に存在する無意識のバランスが崩れたとき、牡牛座は内側からの圧力によって爆発を起こします。 まるで地震や噴火みたいに…。 そして、いつになく思い切った行動に出ることがあります(みんなが足並みを揃えるとき、テコでも動かないなんてことも含めて…)。 この内部爆発は、牡牛座にとっては自衛的な感覚で起きることが多いかもしれません。 けれど結局のところ、それは先に進むための内的変化への促しです。 牡牛座はここでバランスの崩れてしまった箇所に気付き、自分が向かうべき方向とその価値とを再確認し、時には必要に迫られて合わないものを手放し、再び歩み出します。(これは必要な転換が起きるまで、様々なカタチをとって何度も繰り返されることがあります)。

        で、今回の新月。牡牛座も最終段階に入る26°〜27°あたりは、こうした圧力が大きく高まってくる領域といえます。 太陽と月のサビアン・シンボルは、下地となるのが26° 『恋人にセレナーデを歌うスペインの男』、そして取っていくエネルギー、27°が 『ビーズを売るインディアンの女』。 ん…情景からすると、そんなに激しそうには見えませんよね。。 最初のシンボルは、愛するひとの夜の窓辺に甘い愛の歌を届ける男…情熱的なイメージだし、まるで芝居や映画の一シーンみたいです。 けれどセレナーデそのものは、一般的にとても優しく穏やかで、ちょうど体を横たえてホッと休むようなときに向いた曲調です。 彼は愛するひとを慰めたいのかな? いえ、もしかしたら自分自身の恋の悩みを受けとめ、慰めてほしくて歌っているのかもしれません。 けっして声を張り上げるのではなく、そっと、優しく歌いかける。 昔ながらの型にはまった求愛は、自分にとっても、相手にとっても、とてもわかりやすい方法です。 周囲からは多少滑稽に見えても、「うるさい!」なんて無粋に咎めるひとはいないでしょう。その意味で、わかりやすいというのは安全に繋がるのかもしれません。 

前の度数(25°)では「公」がエネルギーの焦点となりました。けれどここでは自分が自分のままでいられるような場所 "ホーム" を見出して帰属したいという、夢とやすらぎを求める気持ちが出て来てます。けっして荒立つことの無い、誰もが認め、微笑むような安全なやり方を通して、彼は自分の切望を愛する恋人 ーやすらぎのシンボルー に伝えているんですね。。


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       そう、 戦士さんだってたまには休息が必要です。強力な新月を迎えるなら、なおのこと。明日からの旅、新しいサイクルの始まりにあたって英気を養わなくちゃ! それにはまず、こころの中に「ホーム」と言える場所を見つけなくてはなりません。ホッと錨を下ろせるところ。義務や責任、プレッシャーで固くなったアタマとこころをひとときほぐせる場所。もしかしたら...ただそこにひっそりと横たわって目を閉じ、なつかしい歌をそっと口ずさんでみるだけでもいいのかもしれません。。

        そして…エネルギーは次の度数27°を帯びていきます。 ここはあの悪名高い恒星アルゴルの位置するところ。 アルゴルは英雄ペルセウスによって討ち取られた怪物メドゥーサ(ゴーゴン)の首です。 この神話は何パターンかあるようですが、共通しているのはメドゥーサが元々は美しい乙女だったこと。そしてゼウスの娘である女神パラス・アテーナーの神殿で海神ポセイドンと交わった(またはレイプされた)ことによって女神の怒りを買い、怖ろしくも醜い怪物に変えられてしまったとされています。また、ポセイドンの愛人となったメドゥーサが 「わたしの髪はアテーナーよりずっと美しい」 と自慢したため、それを不快に思ったアテーナーが報復したのだという話も伝えられています。 怪物メドゥーサの目は爛々と宝石のように輝き、見る者をみんな石に変えてしまいます。その髪は1本1本が生きてうごめく蛇です。 (今のわたし達から見れば、なにもそんな事くらいでこれほど残酷な報復をしなくても…… なんて思ってしまいます。 けど、ギリシャ神話の神々の中でもパラス・アテーナーは甲冑をまとって生まれて来た処女神です。智恵と気高さを持つ戦士である半面、人間の傲慢さに対しては徹底的に罰して顧みない冷徹な性格を持っています。)

このアルゴルについては、以前こんな風に書きました。

“ 恒星アルゴルが関わるとき、そこには根源的な哀しみと憤怒、そして苦闘が存在すると言われます。アルゴルは神話のメドゥーサ。古来から大変恐ろしい星の代表格のような存在とされてきました。けれどアストロロジャー、M・ケリー・ハンターは、著書『Living Lilith : Four Dimensions of the Cosmic Feminine』 の中で、この星をザ・リリス・スターと呼んでいます。 アルゴルは、実はブラックムーン・リリス、ダークムーン・リリス、そして小惑星リリスからなる姉妹の長女のような存在だと定義しているんです。 ネガティブな面が出れば、不条理に貶められ追われたものたちの怒りの報復や、傲慢さや耽溺、カルミックな災厄や社会変動を誘うエネルギー となります。 何か強いインパクトによって暗黒面が刺激されると、アルゴルの怒りの眼は表面上、正義とされるものの醜さを暴き、死さえもたらすとされてい ます。” 


Medusa


“ 反面、真に力のあるものにとってこの星は、「人の限界を超えて進化する霊性の力」となってくれるのだそうです。では、ここで言うその「真に力のあるもの」とはどんな存在なのでしょうか? もしかしたらその第一歩となるのは、自分にも他者の中にも必ず存在する、怖れ、弱さ、醜さを、そのまま呑みほして抱きしめることの出来る、強い鎮魂の力なのかもしれません。” 

“ 前 にもちょこっと触れたと思いますが、このリリス4姉妹、もともとは「地球的」なるものの壁を越えて知覚を拡大し、霊性を高めるための「試しの門」のような 存在でもありました。リリスがとても蠱惑的な面を持ちながら、どこか非個人的で、誰のものにもならないような、捉えにくい側面をもっているのはそのため です。 地上の原則でもある2元性を踏み越えて進もうとする力。それを理解するのはとても難しいものです。だからわたし達人間は長い歴史の中で、そうした理解を超えたエネルギーを「魔」として解釈し、抑圧してきました。”

またアルコール(Alchohol)という単語はアルゴル(Algol)から来ているそうで、適量ならわたし達を解放する薬にもなるけれど、度を過ぎれば意識を解体し、人生から逃避させ、やがては死をもたらしさえします。アストロロジャー、マリナ・マカーリオによれば、薬(Medicine)もまたMedusaにルーツを持つことばだそうで、メドゥーサの首の左からしたたり落ちる血は猛毒であり、右から流れ落ちる血は癒やしの妙薬となったのだと伝えられています。

一方、恒星研究で大きな仕事を遺した故ダイアナ・ローゼンバーグはその著書『Secrets of the Ancient Skys Vol.1』の中でこんな風に語っています。「恒星アルゴルの下では死と暴力の影が常について回る。しかしこれは必ずしもアルゴルの影響下にある個人がそれを直接経験するということではない。ただ、世界にはびこる暴力や死や抑圧、トラウマなどの悲劇に無関心ではいられず、(間接的にでも)何らかの形で関わる可能性があるということだ。… アルゴルはこうした人間経験の過酷な現実に直面し、それらを吸収し、自己の内に消化融合していくことを強いる」と。

        なんだかアルゴルについての説明が長くなってしまいましたが、おそらく牡牛座27°『ビーズを売るインディアンの女』というシンボルの裏側には、この星の影響が色濃く存在するのではないかと思うのです。


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        ネイティブ・アメリカンの女性を指す "squaw"という単語には、多くの場合、ちょっと侮蔑的なニュアンスが含まれます。これはサビアン・シンボルを降ろしたチャネラーのエルシィが差別的だったということではありません。あくまで1925年を生きたひとりの白人女性の意識を通して伝えられた、時代性から来るものだと思います。それでもこのことばからは、自分達部族の文化的象徴であるビーズや細工物を並べて売るインディアンの女性が、当時米国の一般社会からどんな風に見られていたか、どんな立場であったかをうかがい知ることが出来ます。 彼女は日々のお金を稼ぐために、店を出しています。そこは地方の街のホリデー・マーケットでしょうか? それとも賑やかな観光地でしょうか? 

道行く人々に愛想良く微笑む彼女の顔は、幾分型にはまっているようにも見えます。もしかしたら、本心ではこんな商売はイヤだと思っているのかも知れません。それぞれの部族を象徴するビーズ細工は、彼らの誇りの象徴でもありました。けれど殆どの人々はそんなことに関心はありません。ちょっと変わった土産物をなるべく安く手に入れようと値切るひともいます。また散々手にとった挙げ句、何も買わずに去って行くひとも多いでしょう。彼女と彼女の部族が長い間培ってきた豊かな文化と歴史は、ここでは単なる商品に過ぎません。そして彼女自身もまた、ここでは名前を持たないただの売り子、"インディアン女" です。 それでも時には、先住民の歴史や文化に純粋な興味を持ち、その美しさに魅せられた誰か、彼女のビーズが持つ価値を知る誰かが買い物にやって来ることがあります。そんなときこそ、彼女は本当の笑顔を浮かべるのでしょうか? 北米大陸の土地と米国建国にまつわる先住民の歴史は、暴力と死と裏切りの歴史だったと言えます。彼女はその歴史を受け入れ、吸収し、消化したのでしょうか? それとも、不条理に貶められ追われた者達の怒りは、彼女という大地の足下でいまだに燃えたぎっているのでしょうか?

自分の体を流れる血脈の象徴、文化の象徴を土産物として売る。それは自分自身を売ることと何処か似ているように思えます。この世を生きていくには、自分を少しでも高く売ることが大切です。今もまた、セルフ・プロデュースが叫ばれる時代。けれど、それは一つ間違えれば自分を切り売りすること、名声やお金と共に少しずつ滅びていくことにもなりかねません。


        観光客相手にビーズを売るインディアンの女がいます。乾いた日常風景に溶け込んで、彼女の本当の顔を知る者は誰もいません。でも、もしかしたら... 女はけっして売りに出すことの無い、真に価値あるビーズ細工を隠し持っているのかもしれません。 自分の血と肉が辿った歴史、自分の真の名前が刻まれた一連のビーズ。それは、自分だけのもの。けっして誰にも譲れない「何か」です。

そしてこれは、たとえ今がどんなに惨めであっても、自分という存在には大切に扱うだけの価値があるのだと証明する「何か」です。


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        牡牛座が持つ二重性。牡牛座が併せ持つ、美と平穏の地表と、固い地殻の下で休みなく燃え上がる強烈ないのちの精錬場。それをどう扱っていくか。自分の内部でこの二面をどう融合し、消化しながら進むのか? 身の回りを美しいものや価値あるもので固めたとしても、それで真のやすらぎを得ることはありません。牡牛座は自己充足の星座宮です。あくまで自身の内的真実を知り、その価値に沿った道を行く必要があります。そうしなければ、いのちの炎はいつか怒りのマグマとなって噴火するでしょう。それは見る者全てを石に変える、怪物メデューサの激しい怒りに似ています。(アルゴルもまた、三つ組の連星の内、冷たい星と熱い星、二つの星が互いを巡りあう変光星です)。
また、恒星アルゴルは3人のリリス姉妹を傘下に収めるもう一人の長女格、いわば姐御です。そしてリリス3姉妹が象徴する究極のテーマは、『社会的な抑圧の中で断片化してしまった自分自身を拾い集め、もう一度統合し、回復させること』です。彼女達は皆、魔という仮面の下に隠された自分の本当の顔を探し求めているんですね。。

死、暴力、邪悪そして傲慢の星と言われてきたアルゴルですが、一方でポジティブに使えれば爆発的な創造性と強い志(時には強すぎるけど)を発揮すると言われています。この牡牛座27°に太陽を持つひと、主要な惑星を持つひとには軍事や政治関連のリーダーも多いのですが、音楽家やアーティスト(死や暴力をテーマとして昇華するような)、科学者やアストロロジャーも沢山います。その人達はみんな、人間経験の過酷な側面を直視し、それを吸収消化して自分の内的価値観をどんどん再生、精錬していったのではないでしょうか。......そしてわたし達もまた、この新月には個人として、あるいは集合体として、それぞれに似たような挑戦を受けるのかもしれません。


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        この新月は、26°のやすらぎへの希求から27°の内的な挑戦へと、ちょっとしたギャップを超えて進んでいく感じがします。それに加えて、19日には滞留していた水星が逆行を開始し、6月12日まで続きます。この逆行に関しては以前Twitterにも少し書いたけれど、もう一度整理してみましょう。今回は双子座13°台〜4°台への逆行です。なので、各サインの4°〜13°台、特に双子座、射手座、乙女座、魚座に個人惑星や感受点を持つひとは、より強く影響を受けるかもしれません。また、水星が逆行するハウスと乙女座が入るハウスが象徴する領域にも注意を払いましょう。

新月のテーマはちょっと厳しめだけど、見方によっては水星の逆行期と重なるのって心理的にちょうど良いタイミングなのかもしれません。焦らず、過剰期待もせず、肩の力を抜いてゆったり構えていきましょう。そして、自分と自分を取り巻く世界を観察するような気持ちを持てるといいな。逆行期は無理に前進しようとせず、何につけても「再」が付く物事をするのに向いています。再考や再検討、再吟味とか、再会もあるかも。例えば「自分はこの仕事をやるべき人間なのか?」「自分を誤魔化していないか?」「今抱いているビジョンはこれでいいのか?」「長期のプランが見えなくなってきた」「今のパートナーやグループと共にやっていけるのか?」「このままじゃダメかも?でも他に何も思い付かないし…」などなど。。 自分のアイデンティティや信条の中に、2本の平行線が存在するような感じを持つひともいるかもしれません。

もし葛藤が生まれるなら、そこにはきっと発見がある。でも早急に結論を出す必要はありません。今回の水星滞留・逆行の開始点は、内的洞察にとても適した度数です。そして、獅子座の木星とはセクスタイル、水瓶座のヘカテとはパータイルなトラインになります。 木星は何かを超えていこうとするエネルギーを、十字路の魔女ヘカテは選択の前に深く熟考するエネルギーを与えてくれそうです。

6月12日のちょっと刺激的な順行開始、そして6月27日に水星が逆行開始位置に戻ってシャドウを抜けるあたりまでに、少しずつ見えて来るものがあるとすれば、それはきっと何か大切なことじゃないかと思います。それまではなるべく背負う荷物は軽くして。慎重に、けど内的には赤裸々に…って感じでいきましょう!


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で…いつもながら、水星逆行の注意点としては:
舌禍や誤解による行き違い、注意力散漫によるミス、契約や決め事の遅延や変更、通信関連やPCの不具合、データ消失、交通事故、郵便や運送関連、飛ぶ物、その他あらゆる種類の事故、水・火が関わるアクシデントなど。

また全体にダークな色合いを帯びた新月期なので、思わぬ事件や出来事が起きることも考えられます。今回は特に「体に感じる信号」を大切にしましょう。たとえば「この道は通りたくないな…」とか、「今日はどうしても出かけたくない。。」とか。もしお腹や胸のあたりがざわついたり、何かしらイヤな感じがしたら、その感覚を今まで以上に信頼してください。神経質になりすぎる必要はないけど、体に感じる信号って今、すごく大事な気がします。 今から満月までは、ケンタウルス族も絡んで日々緊張感のあるアスペクトが続きます。これはそのひとのネイタルによっては潜在意識にボディブローのように効いてくるかもしれません。なので、なるべくゆったり構えてアタマとこころを解放し、体の声を聞けるよう感覚を研いでみてください。あ、お酒の飲み過ぎにも気を付けてね。

そうそう、逆行と言えば今回は双子座の水星と牡牛座の太陽の組み合わせで始まります。これは『フォーキャスト2015』(そして今後出る予定の『マンデーン2015』)で解説されていた、メリマン・セオリーで言うところの風・風・地の組み合わせ。水星逆行の組み合わせとして、風がもたらす理知や観念の世界に、地の現実味と経験知が加わる事を意味します。つまり、これからの世界は今までよりもっと現実に即して物事を解決していくような風潮に移行していく。そんな、新しい7年サイクルに入っていくということなんです。ならばそれは、世界の出来事だけじゃなく、わたし達個人の心理にもじわっと影響するはず。 惑星達のエネルギーを活かすには、その意味を知っておくことが一番大事です。なので、長期的な背景としてこのあたりもちょこっと頭に入れておくといいかも?(^_^



        と、、、うーん今回も盛り沢山の新月期になりそう (^_^;。 けどエネルギーがダイナミックなときほど、得るものは大きいと思います。それならトリックスター・水星の逆行もアルゴル姐さんの咆吼も、両手をひろげてお迎えしましょうか。 

何があろうとなかろうと、わたし達は自分という一束のビーズを胸に抱いて歩いていきます。その一束一束は、わたし達が気付こうと気付くまいと、夜空に光る星のように唯一無二の光を放っているはず。 だから、わたし達は歩いていきます。 …いつかその色が無色透明になる、そのときが来るまで…☆


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have a great trek!!!★


hiyoka(^_^


レイモンド・メリマン 週間コメント5/18【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2015年5月18日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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【お知らせ】
今回はお休みの予定でしたが、≪先週をふり返って≫ と ≪短期ジオコズミクス≫のみUPしました。

なお ≪長期的考察≫ は、民主党左派の有力上院議員で次期大統領選においてクリントン氏の対抗馬になるとされるエリザベス・ウォーレン氏についての考察でした。彼女が同じ民主党のヘッドであるオバマ大統領の通商政策(TPA,TPP)を派手に批判し、また米国中央銀行が持つ金融危機時の権限を制限する法案を提出したことを受けて、前FRB議長ベン・バーナンキ氏がウォーレン氏を批判した件を、ちょうどジオコズミック的に同期した火星・土星オポジションとその後の太陽・土星オポジションを背景として考察しています。また、彼女のネイタルチャートを分析して次期大統領選の可能性や今後の展開などにも触れています。(こちらも大変面白い内容ですが、力尽きました^_^;)

なお、新月の星読みはこの後UPします。


≪先週をふり返って≫

        先週は非常に興味深い週で、コミュニケーションの双子座に在泊する火星と、外交(通商)に関する重大な案件を示唆する射手座に在泊する土星のオポジションというプレッシャーの詰め合わせで幕を閉じた。こうした抵抗の閉じ蓋に逆らって、ダウ工業平均は2回目の木星・天王星トラインの正確な形成日のたった1日前である3月2日に記録した史上最高値18,288からわずか16ポイント下の18,272まで反騰して週を終えた。このワイルドなほど膨張性を持つ2惑星が、3回目にして最後の正確なアスペクトを形成するのは6月22日だ。これもまた、前後1週間の内にもう一度新たな史上最高値と同期し、そして前の2回がそうであったように、そこから株の急落を見ることになるだろうか?

        現在、S&P(金曜に史上最高値をつけた)と、史上新高値には遠く及ばないナスダック総合との間に異市場間弱気ダイバージェンスが成立した可能性がある。ダウ理論はすでに米国株市場における弱気ダイバージェンスの成立を示唆している。

金曜のCNBCは次のように言っている。
“2015年はこれまでのところ、ダウ運輸株平均はダウ工業平均の2%上昇に対して6%下げており、S&P500に対しては3%の上昇、ナスダック総合に対しては6%の上昇となっている。こうしたダイバージェンスは、ある種の投資家にとってはこれから先に起きる潜在的で重要な下落を示す坑道のカナリアかもしれない。”

ーCNBC “ダウ理論、再び警告を発する”
 Giovanny Moreano, 2015年5月15日
 殆どの指数が前週につけた月初来安値から回復したが、私達が子細に追っているどの指数も(S&Pを除いて)一つとして史上最高値をつけた物は無かった。

 貴金属は、前週にメジャー・サイクルの底を打った後、先週全般を通じて強かった。先週終わりには、金と銀の両方が現行プライマリー・サイクルの新高値をつけている。



≪ 短期ジオコズミクス ≫


        古い格言に曰く『5月に売って、さっさと退散(Sell in May and go away.)』

Stock Trader's Almanac(ストック・トレーダーズ年鑑)によれば、“1950年以来、5月〜10月のダウ工業平均の平均利益率はたったの0.3%に過ぎない。それに比べて11月〜翌年4月の平均利益率は7.5%に達する”。

私達が5月終盤の強力なジオコズミック変化ゾーンに向かいつつあること、それが *5月30日に起きる水星逆行(5月19日〜6月11日)の中間点通過と同期することを合わせ見るなら、今年もこの格言が当てはまるかもしれない。直近過去2回のケースをふり返ると、プライマリー・サイクルのボトムは水星逆行の中間点に非常に近いところで示現している(10月15日と2月2日)
*日本時間31日午前2時ごろ
今回の逆行は以前の時と同様に、水星の逆行〜順行が全て風性星座宮内で完結する。前回はそれが水瓶座であり、今回は双子座だ。これは新しい発想が生まれる時だ。それらのアイデアは知的だが、通常は意図通りに働かない。だが今回は様子が違うかもしれない。何故なら水星が逆行期間中ずっと風の星座宮を運行する一方で、太陽は水星逆行開始時の5月19日には牡牛座に在泊するからだ。

水星の知性に、いく分かの現実的側面が混ざり合う。特にその後木星が天王星にトラインを形成(6月22日)するとなれば、新しい発想は最終的に上手く働く可能性がある。これはとりわけ通商(木星)とテクノロジー(天王星)を含む分野における新たなアイデアが、新機軸で革新的でありながら同時によく考え抜かれたものである時、その成功を示唆する。しかしながら、株式市場に関する限り、この期間に向けて、またはその直後に急激な崩れが来る確率は依然として通常より高い。私達は6月14日の太陽・火星コンジャンクトの日を中心とした1ヶ月の内に、株式市場に10%かそれ以上のリバーサルが起きる可能性に注意しておく必要がある。







訳文ここまで
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May 10, 2015

レイモンド・メリマン 週間コメント5/11【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2015年5月11日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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※お知らせ

来週のメリマンコラムは時間の都合でお休みさせていただく予定です (....が、今週が短縮版でしたので、来週の内容にもし緊急または重要と思われる解説が含まれていた場合はその部分のみを抄訳・概要として掲載するかもしれません)。m(_"_)m
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ー告知ー


スペインはジローナで開かれる金融カンファレンスへの出席のため、今週のコラムは短縮版とさせていただく。

 ≪先週をふり返って≫

        株式市場は先週木曜寄りからしばらくは下げていたが、その後反転し、金曜の雇用統計で米国における非農業部門雇用者数変化が223,000となったのを受けて殆どが上昇の動きとなった。これは先週のコメントに合致した動きだった。“ 先週終盤にはもう一つ株価の急落と相関性を持つ指標があった。ニューヨーク証券取引所設立図(バトンウッド・チャート)上で冥王星にスクエアを形成してい る太陽・水星コンジャンクションに対し、トランシットの火星がコンジャンクトしたのだ(現在も継続中)。このトランシットはダウ工業平均の急落に関して歴 史的に非常に強力な合致性を持っている。これがもたらす現象は、このアスペクトのオーブ(効力の有効圏)が最強となる4月30日〜5月6日の間、いつ何時 でも終わる可能性を持っている”。ビンゴ!だ。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        さて私達の注意の的は現在、5月15日〜6月15日という期間だ。この間は重要なジオコズミック・サインが目白押しに展開するのだが、まずは5月15日の火星・土星によるオポジション形成によって口火が切られる。これは闘争的で軍事的な緊張との相関性を持つシグナルで、こうしたエネルギーは太陽・火星のコンジャンクションが起きると共にこの期間が終わるまで続きそうだ。

        これについては来週、ジローナで開催される金融カンファレンスから戻った後のコラムで詳説するつもりだ。






訳文ここまで
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May 03, 2015

●5/4の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

5月4日付のメリマン・コラムは一つ下の記事になります。
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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのか を、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで5月4日13:00前後、北海道周辺で13:07前後、関西方面は12:42頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で12:13前後に蠍座13°22’で満月となります。

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしてしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 蠍座13°~14° + 太陽 牡牛座13°~14°】
  "An inventor experimenting" +
  "A man handling baggage"
「実験している発明家」 + 「荷物を手にする男」 

  "Telephone linemen at work" +
  "Shellfish groping and children plyaing"
「電話の架線工事をする作業員達」 +
 「砂に潜ろうとする貝と遊ぶ子供達」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期5/4~5/17】
→★すでに進行中の物事を新しい光に照らした上で扱う必要
→★他の人にとって無価値な物やアイデアに新たな価値を見出す
→★一度手にした物や考え方を捨てられない傾向
→★十分とは言えない状況で人事を尽くす
→★同じことをやり続けるか、それとも区切りをつけるかの選択
→★後々重荷となるものを自ら招き寄せないよう注意する必要
→★見通しの利かない中で自分の行く道を "感じ取る"
→★自分の現実に即した新たなコミュニケーションの道を探る
→★気分の揺れの中で盲目的または衝動的な行動を取る危険
→★役割を果たす義務と内的世界に忠実でありたい気持ちとの葛藤
→★その場に帰属するか、孤立しても超然を選ぶかの選択
→★さわって確かめられる物にしがみつく
→★現実的または具体的なことばでメッセージを伝える
→★過剰な執着や心配、または過度の無関心に注意
→★一見両極に分かれてしまった物事や人々をまとめ直す中での発見
→★慣例や常識を超えた発想で新たな領域を目指す挑戦・・→

エネルギーのポイント:『 壁の確認とその乗り越え 』 

150504FM

        新緑の5月になったばかりなのに、日中はまるで初夏を思わせるような陽気が続いていますね。世の中はゴールデンウィーク入りして、全体に何となくのんびりしたお休みモード。 けれどそれと同時に、空中にはどこからか湧いてくる、ちょっとした緊張感が漂っているようにも感じます。 新月時のテーマとなったサビアン・シンボル 『失望する大聴衆』~『歌う天上の聖歌隊』 の下で、世の中には色々なことが起こりました。 4月25日に起きたネパールの大地震では現時点で6000人を超える方々が亡くなり、米国ボルチモアでは大規模な人種暴動が起きています。世界も日本も、あちこちで人も自然も沢山の動きがありますね。

今回のメリマン・コラムでも触れられていましたが、1960年代中盤に乙女座で起きた天王星・冥王星コンジャンクションと魚座の土星、そしてここ何年かのカーディナル・クライマックスでチャージされたエネルギーは、惑星間に生成されるエネルギーのピークを過ぎたあと、再び回帰してきています。以前と比べたらアスペクトとしては弱いかもしれません。でも、この世界に生まれ出る現象は、元のエネルギーが大きければ大きいほどワンテンポ遅れてくるのかも? … まるでアイデアが形になっていくときのように。物事が現実化する仕組みについて、近頃そんなことを考えたりします。 

新月の天空で奏でられたパラスとヒュロノメのデュエットは、場や状況によっては政治的闘い(パラス)と喪失の哀しみ(ヒュロノメ)の歌であったかもしれません。。 それでも、どんな状況にあっても、天球の音楽を聴き取るこころの耳と、現実を見据えるこころの目の両方を持っていたいと思います。日本は連休モードだけれど、まだまだ世界は激動の中。それを受け止めつつも、さあ満月を迎えましょう(^_^。


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        さて今期の新月エネルギーのポイントは 『留まり、そして踏み出す』 でした。そしてその結実としての満月を迎え、わたし達はそれぞれにひとつの「壁」を前にし、それに触れて確認し、また乗り越えていくために必要なちょっと思い切った観点をつかみ取る、または体感していく段階に来るようです。 (わたし自身は新月後からの体調不良がまだイマイチで、それも壁のひとつになってるような気がします。。あったかい 蜂蜜レモンで頑張らないと……いえ、休まないと..かな(^_^;


        今、太陽と月はそれぞれ牡牛座、蠍座の中間地点に迫っています。本来なら大地に足をつけ、梅雨手前の若葉の匂いに感応して体の芯からじわりと何かが動き始める…そんな季節ですよね。海外からは、ケルト由来のベルテーン祭の話題も聞こえてきます。

なのに何となく…どこから湧いてくるのかわからない、少しイラッとするようなエネルギーや、じりじりするようなフラストレーションを感じるひともいるかもしれません。 誰かor何かに対して、または自分に対して 『チッ、やらかしてくれるよなぁ..』 的な感じとか。 あるいは、自分の中にゆるぎない気持ちがあるのに、同時にそれを鼻で笑ってしまいたくなるような複雑な気分とか。。  何かすごく変化を求めている。何かに手を伸ばしている。どうなりたいかは何となくわかってる。けれどなかなか掴めない、見えない。 追っていくそばからサラサラと砂が崩れていく。 そうかと思うと、まるで自分の中に熱さと冷ややかさとが同居しているような、ヘンな感じで落ち着かない….. ひとによって、その顕れや強弱は様々だと思います。


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この満月は獅子座の木星とTスクエアです。そして今、双子座25°台の金星は射手座のフォルスにオポジション。牡牛座24°台の火星もフォルスに対しクインカンクスです。 フォルスには、触れてくるものは何でも暴走させるという一面があります。 ほんの小さな何気ないキッカケだったのに、それがどんどん大事になってしまうような。 そして金星もまた、今はいつになく束縛を嫌い、解き放たれたいという感覚が強まっています。その結果、やるべきことがあるのにあちこちに気が散ってしまったり、反対にひとつのことにこだわり始めたら後戻り出来なくなったり。何かをやり始めたら面白くもないのに止まらなくなる、なんてこともありそう。。 またセクシャルなエネルギーとして顕れることも多いので、なんとなくムズっと来るひともいるかもしれません。 それ自体はOKなのだけど、同時に怒りのエネルギーが混在する可能性もあるので、ホリデー気分の酔いにまかせて行くとこまで行ってやる…なんてのはちと危険かもしれません。。 今まで書いてきたような"症状"に少しでも自覚のあるひとは、ここでちょっと深呼吸しましょう!

そして、ゆっくりと。自分の本源を思い起こしてみて。体の声も聞いてみて。
今は単なる好奇心につられてあちこちエネルギーを注いで良い時じゃありません。何かに囚われたり耽溺すべき時でもありません。わたし達は、カーディナル・クライマックスのピークを抜け、いろいろ経験してここまで歩いてきました。 で、ちょっと強くなり、ちょびっと智恵もついた….はずw。今のわたし達のコアにある、意図、決意、モチベーション。 今やってること、それに沿っているかな?  

『え〜?そんなのわからないよ。まだハッキリ見えてもいないし..』というひとは、もちろんそれでもOK。けど、本当はわかってるんだと思うのです。体の奥底の、どこかでは。。


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        今、太陽が運行する牡牛座は、カタチあるもの、さわれるもの、または "大地=自分の体" の中に眠っている資源/能力/エネルギーをどう使うか?という命題を持っています。蠍座の月は、その光を目撃し、それを受けて輝きます。 

この満月で月と太陽が最初にとっていくシンボル『実験している発明家』 +『荷物を手にする男』 は、自分が今持っている物、背負っている荷物をどう扱うか? それらを取捨選択し、リサイクルし、目的に沿って改革したり、新しい使い方を探っていくようなニュアンスを持ちます。

そして次にとっていくエネルギーは 『電話の架線工事をする作業員達』 + 『砂に潜ろうとする貝と遊ぶ子供達』。 これは何か新しい領域に入ろうとしていること、けれどまだそこがどんな場所なのかはっきりとは見えていないこと、この先へと進むには、バラバラになったものを修復し、繋ぎ直していく過程が必要なことを示唆しています。 多くの場合、修復を必要とするのは他の誰かとのコミュニケーションだったり、自分の内側と外側の世界との接点だったりします。 けれど今回の満月では、自分の内なる世界をもう一度修復し、分散した意識を繋ぎなおす…なんて作業も必要になるのかもしれません。

そんな満月にTスクエアとなる獅子座の木星。 彼はとにかく前進しようとするエネルギーを増幅してくるでしょう。それもきっとわたし達が気付かないうちに。 『いつ何が起きるかなんて、結局誰にもわかりはしない。臨機応変と前向きな姿勢。常に有効に使える武器があるとすれば、実のところそれだけが全てだ。さて君に覚悟はあるか?』 なんて。 うーん、まぁ、そう言われちゃったら何も言い返せないなぁw。 けど何をするにしても、暴走モードのスイッチが入ると危険。。


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でも、このエネルギーは使いようだと思います。 たとえば、自分の前に壁がある。それは凝り固まったクセみたいに固い壁かもしれないし、もしかしたら、まるで半透明のジェリーみたいに確かめようとしてもぷよぷよとつかみ所が無いかもしれない。 でも木星のエネルギーは、一度目標が定まればダムを決壊させて迸る水のように、大自然のフォースのように、わたし達を行くべき方向へと押し出していくでしょう。 新月ではるか天球の調べを聴き、凜とした祝福の下に一歩踏み出したわたし達は、満月でそれぞれの壁をみつめます。 もしそこに壁があるのなら、越えていくしかありません。 疲れてほころびた意識を感じたら、それを淡々と繋ぎ直し、1本のラインにする。衝動と臨機応変の違いを自分に問いかけながら、次の領域を目指す。。 けど常識に囚われず、自分オリジナルの方法で!

        水星はこの満月から逆行前の*シャドウ・フェーズに入ります(5月19日から逆行)。これは観察期の始まりでもあります。そして今、射手座の土星・魚座のネッソスとTスクエア中。 土星は現在、「社会的なルールかそれとも革命か?」という、ちとキナ臭いテーマを持つ度数に入ろうとしているし、しかも牡羊座の天王星とセスキクォードレート(メリマンさんが最近コラムで触れていますよね)。ネッソスはそもそも、カルマの支払い時または受け取り時を象徴するケンタウルスです。満月図でディセンダント上にある彼は、今「自分のゴールに焦点を定めて歩め。そして、常に寛容なこころを忘れるな!」 と呼びかけています。
* 逆行運動とシャドウ・フェーズについては、過去記事「2014年の3惑星逆行」が参考になるかもしれません。

        うーん、こうしてみるとなかなか厳しい面も多そうな満月。。

 けど、ここで注目してみたいのは、牡牛座初期度数に在泊する1992QB1の存在です。 遠い遠い太陽系辺縁天体として最初に発見された1992QB1は、パラスとヒュロノメ、そして満月図のアセンダントとの間に束の間のグランドトラインを形成します。 この天体の発見と、いまだに名前を持たないという事実にまつわる話には、とても興味深いものがあります。1992QB1は "名付けられることのない者"。識閾に立つ者。今のわたし達の限界を超えたところにも、まだまだ新たな領域があることを示唆する者。そして、自分の内なる限界を超えていきたいと願う人々に手を差し伸べ、そっと背中を押す者です。 彼は今、わたし達に 『今まで見てきた悲劇も喜劇も、その全てを少しずつ… ゆっくりと理解していく段階に入っているよ』 と告げています。ゆっくりと。わたしたちそれぞれのペースで。それぞれのトーン、それぞれのリズムで。。 こうしてわたし達が創り上げるパルスもまた… 耳を澄ませばきっと天球の音楽となっていくのだと思います。


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        だから… 今いろいろ矛盾する思いや悩みをかかえているひとも、とりあえず元気いっぱいなひとも、この満月期は慎重に、けど自然体で丁寧に進んでいけたらいいなと思います。 起きてくる物事を、他のひとを、そして揺れる自分を優しく許しながら、でも毅然として。リニューアルの旅路は始まったばかりですもの。

じゃ、みんな素敵な満月期を過ごせますように!!


have a great trek!!!★


hiyoka(^_^


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【以下はオマケ?的な】

以前ちょこっとお知らせしたメリマンさんの『マンデーン2015』 ( 「フォーキャスト2015」からマンデーン・アストロロジー部分と12星座別運気予測を抜粋した電子書籍) は進行が遅れに遅れていましたが、今月中には出版されるそうです。 マンデーン・アストロロジー用の用語解説も付いて、きっと面白く読んでいただけると思います。正確な発行日が決まったらまたこのブログやTwitterで ご報告しますね。

別にだからというわけではないのですが、先日の安倍首相による米国議会スピーチのイベントチャートがちょっと面白かったのでメモと一緒に載せてみます。
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PM_Abe_speech
 ※開始時間には数分のズレがあるかもしれません。

        4月の新月図に漂っていた、全体的な『リニューアル』や『仕切り直し』というエネルギーの下で、安倍首相が日本の総理として初めて米国連邦議会の両院合同 会議でスピーチを行いました。これに関しては国内でも海外でも様々な意見が聞かれます。けれどその時のイベント・チャートを見る限り、 何か今という時代の場面 における、ひとつの必然として運ばれた物事のように見えました。(この前ヒラリー・クリントンさんが大統領選出馬をアナウンスした時、おそらくアストロロ ジャーが彼女に日時をアドバイスしたのではないか?という推測も出ていたようですが.....はて?)

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        ワシントンのイベント・チャートではMC/IC軸に牡羊座9°に位置する月のノードが乗り、テーマの中心軸が「過去」と「未来」に置かれるべき時間帯だっ たことが窺われます。ちなみに、サウスノード側(エネルギーの排出口/過去/カルマ)の度数のサビアン・シンボルは 『古くなったシンボルの新しい形態を教える教師』というもので、これには 「うまく行かなかったことをもう一度うまく行くようにする」 という象意があります。 またICに在泊するノースノード側(エネルギーの吸入口/未来/ダルマ)のシンボルは 『危険な水域を抜けて安全な領域に近付くカヌー』 というもので、これは薄氷を踏むような状況で細心のバランス感覚を持って物事に献身し、持てるスキルを振り絞り、高い順応性を発揮するよう促す意味を持っ ています。

このシンボルは、完全に安全な領域に入ったことを示しているわけではありません。その可能性を示すだけです。 ただ、「深淵に飛び込み・・浮かび上がる」 という度数にある射手座のVtx(縁を示すことが多い感受点)と、「承認・非承認、賛同・不賛同の間に存在するデリケートなポイント」という位置にある獅 子座のジュノー(経済・通商・政治判断)が参加してカイトを形成しているのはとても興味深いと思いました。 また1室獅子座のジュノーは木星に近付きつつ あり、5月中旬にコンジャンクトします。木星はゼウスでありジュノーはその妻ヘラを指すことを考慮すると、これは愛憎交えていろいろありながらも、なぜか 縁の切れないパートナー的関係性と捉えてよいかもしれません。

        また、牡牛座の太陽と魚座の海王星から月のノースノード(未来)に向かうYODも面白いです。 おそらくこれは、何があろうと内なるコアの部分では未来志 向の姿勢を貫くことが必要だと示唆しているように思います。 ただ射手座の土星(メリマンさんが指摘する「政治的正しさ」)とネッソス(カルマの具体的支 払い)とが困難なスクエアであること、魚座のカイロン、双子座の金星、乙女座の月が形成するTスクエア(多様な感情的期待感と否定的感情、美学の否定、誤 解や情報の混乱、古傷の掘り返し)など前途多難な面も多く、忍耐力と改革の志は必須です。 ただ、このチャートのアセンダントが位置する領域は蟹座の終盤 に入ろうとするあたりで、いずれにしても日本にとって 「個」 としての強靱さを要求される局面を意味します。その象意としては 「ある境界線を引いた上で明確に自己の力とアイデンティティを主張していく」「けっして油断しない」 「傷付くことを怖れない」などかな。


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ま た、太陽はその時の主要なテーマを示します。この時の太陽は牡牛座8°59’と微妙な位置を運行していましたが、おそらくスピーチ中に9°に入ったと思わ れ、そこで 『赤十字の看護師』 というシンボルをとっていきます。これはまさに戦場で敵味方の分け隔てなく奉仕する人々の志と癒やしを象徴するエネルギーなんですね。 手を触れ、体を使って実践的に手を差し伸べる行為というか。そういえば、硫黄島の戦いで生き残った方と日本将官のお孫さんとの握手の場面は象徴的でした。

また、このチャートのアングルはカーディナル・サインに来ており、このイベントが持つ、新しい一歩を踏み出す上での重要性という側面を補強しています。アセンダントのルーラーである月が、コミュニケケーションやスピーチを支配し、実務志向と謙譲の意味合いを帯びる3室乙女座に在泊し、そこからディスポジターを追っていくと、11室牡牛座の水星、双子座の金星とのミューチュアル・レセプションに行き当たります。そこからは安全保障、保守、情報交換、経済・金融上の思惑がうかがえ、また「議会」そして「希望」というキーワードが浮上します(ちなみにディスポジターとしてのミューチュアル・レセプションは、良くも悪くも惑星同士の依存が高まり明確になりにくいという説と、逆に補い合って象意が強調されるという説と、アストロロジャーによって意見が分かれるようです。また片方がアスペクトにより損傷がある時に一方がそれを補うという見方もあります)。

こうしてみると、このイベントチャートが示唆する内容は不思議なくらい、今回のスピーチの組み立てと合致しているように思えます。アストロロジーの正しさを確実に数値に表せるとしたら、それは金融分野だけかもしれません。それでも、その面白さ、そしていくら追っても尽きない深さを感じて粛然とするのはこんな時だったりします...。 

        今回のイベントは、形としては日本という集合体が米国という集合体に対して示した高度に政治的な儀礼/儀式です。その裏には双方のリーダー達、国民、諸外 国など様々な思惑が潜んでいることでしょう。ここから先は、地政学的にも経済や大自然の動きも、不透明な部分や不穏さが多くあることは否めません。また国 内でも否定から肯定まで、今後もいろいろな声が渦巻くと思います。これを読んでくださってるひとの中にも、いろんな意見があることでしょう。 

けれど、もしパーソナルなアストロロジーを実践するひとで、マンデーンにも興味があれば… たとえば今アタマにある一切の先入観をそぎ落として、天と地が織りなす世界の本質を探ってみたいと感じるとしたら… そして休日でもし時間があれば…。  降り注ぐ 『リニューアル』 のエネルギーの中で起きてきた、わたし達自身の現実としてこの出来事をとらえ(この事に限らずだけど)、しばらくの間こころを無にして、チャートから聞こえる惑星達の声を聞いてみる… そして、集合体としてのわたし達にとってこの出来事が本当は何を意味するのか? これがもたらすだろうエネルギーをどう(したたかに)活かしていけるか? なんてことをちょっぴり考察してみるのも悪くないかもしれません。 それってマンデーン・アストロロジーを学ぶ醍醐味のひとつだと思います。そして、実は何より、自分自身の世界観を明確に知る一番の方法かもしれない、とも。

わたしがここに書いたことは、多様な側面の内のたったひとつの見方であり、マンデーンとパーソナルの狭間から生まれるいくつかのヒントに過ぎません。この歴史的な儀式のイベントチャートには、まだまだ沢山の象意が隠されているのではないでしょうか。


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ではでは、残りのゴールデンウィーク、みんな無事に楽しく過ごせますように!(^_^

hiyoka★


レイモンド・メリマン 週間コメント5/4【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2015年5月4日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が"ファンキー"な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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ー告知ー
スペインで開催される金融会議への出席のため、
来週のコラムは短縮版となる予定だ。


≪ 先週をふり返って ≫

        米国株式市場はS&Pやナスダック総合が4月27日月曜に市場新高値をつけるなど、先週は強く始まった。しかしながら木曜には、2015年第一四半期における米国のGDP成長率が0.2%と憂慮すべき低さだったという経済分析局の発表を受けて、全ての指数がかなりハードに下落した。さぁ米国はリセッション入りするのだろうか? 明けて金曜、投資家達がこれをちょっとした例外的状況に過ぎないと決めた(望んだ)ことを反映し、米国株は下落のいくばくかを取り返した。

        しかしながら、GDPの結果が例外的状況だという見方は金市場においてもっと目立つ影響を与えたように見える。金は4月28日火曜に3週間ぶりの高値(1214.90)をつけた後、金曜に6週間ぶりの新安値(1168.40)まで下落した。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    “急成長をもたらすのではなく、年度末まで相変わらずの金利が維持されるだろう平凡な経済にウォールストリートは直面しつつある…. シティグループのエコノミスト達は金曜、12月のFOMC以前にFRBが主要政策金利を現行のゼロ近辺から上げるとは予測していないと語った。”

ー「ウォールストリート、経済の苦い現実を認識」より
   ジェフ・コックス 2015年5月1日 CNBC

 
       土星・天王星のセスキクォードレートのような長期の惑星パターンが働いている時、いくつかのジオコズミックな指標が突然そのパターンに触れてくることがある。その一つが現在発効中で、もう一つは5月終盤にやって来る。

先週論じたように、“短期的には、5月4日(±1日)もまた重要だ。何故ならこの日は満月であり、それが木星とTスクエアになるからだ。今現在、世界の株式市場が上を目指して 動きいているのを見て、市場はこのアスペクトを目指して騰がり続けるし、もしかしたらその当日を越えても勢いが続くかもしれないとあなたは考えるかもしれ ない。しかし、土星・天王星のセスキクォードレイトの下では何も前提としない方が賢明だろう。もしこの時期にこのアスペクトの真髄が襲うなら、木星にTス クエアとなる満月は歓喜よりむしろパニックの時となるかもしれない。木星が関わる時は、その時優勢な雰囲気が何であれ誇張される。 狂気じみたほど楽観的か、狂ったようにヒステリックで恐れおののくかだ。通常、この天体構成の下ではどちらも交代で起きてくる”。

先週初め、世界の株式市場にとっては全てが強気を指して見えた。木曜になり、土星・天王星セスキクォードレートと結合した満月・木星のTスクエアが近付くにつれて、それがほころび始めた。FOMCの結論として水曜に行われたFRBの発表では、利上げに関する時間軸の文言が削除されていた。これは、『フォーキャスト2015』を含めて去年何回かにわたって述べてきた「今年終盤または2016年初頭に至るまで、FRBによる利上げを示唆するジオコズミック・サインは見当たらない」という私達の分析内容を支持するものだ。

先週終盤にはもう一つ株価の急落と相関性を持つ指標があった。ニューヨーク証券取引所設立図(バトンウッド・チャート)上で冥王星にスクエアを形成している太陽・水星コンジャンクションに対し、トランシットの火星がコンジャンクトしたのだ(現在も継続中)。このトランシットはダウ工業平均の急落に関して歴史的に非常に強力な合致性を持っている。これがもたらす現象は、このアスペクトのオーブ(効力の有効圏)が最強となる4月30日〜5月6日の間、いつ何時でも終わる可能性を持っている。


≪ 長期的考察 ≫

        2週間前、私達はちょうど山羊座の中間度数で冥王星が逆行前の滞留に入ることの重要性について論じた。
“ ではいったい何が起きるだろうか? 冥王星は改革を要求する。そして違反行為を暴露し、それをきっかけに真剣な改革へと導く力(言うなれば潜在的合致性)を備えている。ここに冥王星が持つ、建設的な改革を願ってやまない全ての社会にとっての利点が存在する。それは "度を超えた" 生真面目さ ー 四角四面さ ー が支配する時となるかもしれない。だが企業、銀行、そして政府の指導者達がいかに自らを律して進むかについての突破口に繋がる可能性を持っている。冥王星の精神に鑑みれば、これは変革かそれとも死か?それが問題となる時だ… 「パワー・トゥ・ザ・ピープル」の概念が蘇ろうとしている。”

先週のコラムでは、さらに進んで土星・天王星間の225°分離アスペクトに触れた。これは先週発効し、今週もまだ続行中だ。私はこう述べた。
“土星は固い岩のような安定性と伝統を表す。天王星はその壁を破壊するような出来事による突然のショックを象徴する。こうしてこれまで保たれてきた状況が混乱に陥る…. 異常事態とは地震、 津波や他の自然現象… またひょっとすると大規模なサイバー・アタックが起きたり、コンピュータ内の重要なデータが消失す る(そして失ったと思われた重要データが後に発見され、損傷を回復した後に不利な証拠となる)のかもしれない。”

ではこれらの強力なジオコズミック・サインの下で何が起きたろうか? マグニチュード7.8の地震がネパールを襲った(5000人以上の人々が命を奪われた)。バルチモアの暴動では、警察官による拘束中に脊椎損傷を負った黒人男性の死に対する抗議者達が、警察に反抗し(“パワー・トゥ・ザ・ピープル”)、何百もの商店を破壊して街に多大な経済的損失を与えることとなった。そして元内国歳入庁(国税庁)幹部ロイス・ラーナーが関わる6400通ものeメールが突如として姿を現した。これらのメールは2012年の大統領選において保守系団体を標的とした税審査の厳格化についてIRSが調査された当時は消失したとされていたものだ(…企業、銀行、そして政府の指導者達がいかに自らを律して進んでいけるか… 失ったと思われた重要データが後に発見され、損傷を回復した後に不利な証拠となるのかもしれない… )。

        これは山羊座の中間度数に在泊する冥王星に対してセミスクエア(315°)を形成し、牡羊座の天王星に対してセスキクォードレートとなる射手座の土星が顕す兆候の一つだ。それは大自然の脅威が突然襲来することの象徴だ。そして当然の権利が認められない、もしくは尊重されていない人々に対して権力や権威が行う不正の事実、またはそう感じられる物事への人間の怒りが高まることの象徴でもある。これは1960年代中盤に起きた市民権、反戦、そして反体制運動(天王星・冥王星コンジャンクションが土星にオポジション)と、カーディナル・クライマックス最初のピーク期である2008年〜2010年(土星・天王星オポジションが冥王星にTスクエア)に起きた茶会運動およびオキュパイ・ウォールストリート運動当時に働いていた同じ3大惑星の回帰現象なのだ。根本的な原因に取り組んで正すことが無ければ、これはいともたやすく混沌と破壊へと陥る力の相乗効果を生み出す。これが山羊座中間度数に在泊する冥王星からのメッセージだ。彼が示す贖いと希望は、改革の原理 ー 建設的改革 ーの内にあり、破壊的暴力にあるのではない。

        ではこれが金融市場とどう関わるのか? 歴史的に見て、これは1966年に起きた土星・天王星オポジション(ダウ工業平均が初めて1000をつけた後25%の急落をみた)や2008年〜2010年(ダウ平均が2009年3月に世界大恐慌以来初めて最急降下し、72年サイクルの底をつけた)の時ほどに巨大な力ではない。しかしながら、このパターンが発効する間(2014年12月〜2015年10月)につける高値(または安値)からは、かなりの変動を伴うリバーサルが起きる可能性がある。




   

訳文ここまで
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