September 2015

September 27, 2015

●9/28の満月・月食 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

今週のメリマン・コラムはお休みさせていただいてます。m(_"_)m

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化し、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで9月28日12:09前後、北海道周辺で12:15前後、関西方面は11:49頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で11:20前後に牡羊座04°40’で満月となります。

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 牡羊座4°~5° + 太陽 天秤座4°~5° 】
 "Two lovers strolling through a secluded walk" +
 "A group around a campfire"
「人目につかない歩道を二人で散歩する恋人達」 +
 「キャンプファイヤーを囲む集団」 

 "A triangle with wings"+
 "A man teaching the true inner knowledge"
「翼を持つ三角形」 +
  「真の内的知識を教える人」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期9/28~10/12】
→★アイデンティティが揺らぐ中で自分自身のより深い部分が露わになる
→★溶け込もうとして感じる疎外感、または誰も寄せ付けたくない気持ち
→★一歩踏み出せない勇気の欠如を誰かの存在で埋めようとする欲望
→★自分が属する社会集団や人間関係と同一化することで活力を得る
→★社会の常識やモラルに従わない秘密の行為や裏切りに注意
→★自分の物の見方にこだわり他者の気持ちが理解出来ない傾向
→★自分を犠牲にする硬直した関係性を離れる必要
→★関わることの葛藤と逡巡を経て自分が行くべき道を見出す
→★自分はこうだ…という古い気付きや観念を超えていく必要
→★たとえ自爆しても自らの真の姿を見ようとする意志
→★セルフィーの中で笑う自分というステレオタイプに気付く
→★自己の本分を犠牲にせずにピンチを切り抜けるための政治力
→★突然浮上する不和や争いの火種を抑え遠ざかる必要
→★社会や周囲のコンセンサスとは少し離れた立ち位置に安寧を感じる
→★全ての行為の結果がより深く自己を探求するための道となることを知る…→

エネルギーのポイント:『 葛藤の中で自分の真の "核" を再発見する 』 

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        さぁ満月・月蝕、それも強力なスーパー・ムーンの皆既月蝕がやってきます。スーパームーンとは月が地球を回る軌道上で地球に一番近くなる近地点で起きる満月のこと。残念ながら日本で食の様子は見られないけれど、もし天気さえ良ければ、夜にはいつもよりかな~り大きな満月が見られるはず(予報だと関東あたりは27日未明に晴れてくるとか…って書いてたけど、今見たら雲間にくっきり大きなお月様が!^^)。


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        これだけ近い距離で起きる満月はその潮汐力も大きく、地球の大気、地殻、海に及ぼす影響も強力です。そんなわけで、地震や噴火などの地殻変動や大嵐、高潮などなど、大自然 ー 大地の母が痙攣を起こす…なんて昔から言われてきました。もちろん、こうした力はわたし達人間の内面にも大きなストレスを与えます。突発的な衝動や攻撃性、感情の抑制が効かなくなる傾向(お酒にも気を付けてね!)、原因不明の発熱や倦怠感、落ち込み、妙な落ち着きの無さなどもスーパームーン・シンドロームとして挙げることが出来ます。また、こういうときの盛り場は多種多様なサイキック・エネルギーが乱反射しがち。感受性の強いひとは、うっかり変な色のエネルギーを拾ってしまわないよう気を付けたいですね。

とりあえず、自分に向かっても誰かに対しても、ふとしたことで自ら引き金を引かないようにしたい… どうせ引くなら、ほころびかかった今の観念や世界観に、幕を!(^_^ なので心身共に、何かいつもと違うぞ?変だな…なんて思ったら、なるべく休息をとって静かにほんわり過ごしましょう。天体(もちろん、風邪など病気による発熱もあり得ます。いつも言うことだけど、そんなときは早めに信頼出来る専門家に相談してくださいね。)

そうそう、今このブログを読んでくれているひとの中で、アストロロジーを勉強し始めたよ…なんてひとがもしいるなら。この月蝕(牡羊座4°~5°)がネイタルのどのハウスで起きるか、そしてネイタルの惑星とのアスペクトはどうかをチェックしておくと良いと思います(特にコンジャンクション、スクエア、オポジション)。手持ちの本やネットを見ればハウスの意味は大体掴めるはず。この月蝕が自分にとってどんな領域を刺激しやすいのかをまず知っておく。そして、自分の内面、そして自分が外に向かって出しているエネルギーを観察してみる…そんな感覚を持つことで、このスーパーなエネルギーに絡め取られる危険をちょっぴり防ぐことが出来ます。またアスペクトがタイトな場合は、これから半年ほど(強力だと稀に3年ほど)のスパンで起きそうな変化や進展のヒントがそこに潜んでいるかもしれません。 アストロロジーってとても重層的なものです。例えば同じハウスやサインでも、十人十色の世界が拡がっています。時間をかけて深く深く。自分や周囲の親しいひとを見つめていくには、きっと良いきっかけになるのではないでしょうか。


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       さて前回の日蝕、エネルギー・ポイントは『全ての側面で内面の変革を志す』でしたね。その結実を見る月蝕ですが、引き続き、惑星のアスペクトはかなりハードです。その上、今回の食はサウスノード・イクリプス。つまり、どちらかといえば過去を手放すことへのプレッシャーが大きく働くと言われる食です。いきなり「手放せ」なんて言われてもなぁ…。けれどサウスノード・イクリプスは、そんなわたし達のこころに「何かが否応なく終わっていく」「奪い取られる」「崩壊していく」という感覚を与えます。でも、それは古いこだわりを手放すことによる解放…。依存していた何かからの解放を暗示しています。ただ古くなった何かを手放すだけじゃなく、それによって「自分の人生に空きスペースを創る」こと。最初はぽっかり穴が開いて、どうしていいかわからないかもしれない。けれどそのことによって初めて、これから踏み出す新しい領域に気付く…そんな可能性を秘めた節目なんですね。ひとそれぞれの人生の中で、ひそかにささやかに、または大胆に勇気をもって。だから、何があろうと無かろうと、何を得ようと失おうと、こだわらず負けず。自分の前に拓かれた "未知だらけの道" を信じて進むしかありません。

とは言うものの、今回の満月、アスペクト的には侮れない要素がいっぱいです。それに水星も絶賛逆行中。その水星が小惑星ニッポニア(文字通り、日本)と共にピタリMCに乗っているというのも、政治や社会を覆う行き違いやら不信感やら不審な流れなど、「何でこうなるんだ?」的な混沌を表しているように思えます。この満月期は表面上でいくら合意出来たように見えても、後で何やらよくわからない理由でうやむやになったり、自分も相手も気が変わって全く違うことを言い出したり…なんてことが起こりそう。仕事やプライベートの対人関係でとりあえず物事を進めなくちゃいけないときは、あまりガチガチに決め込まないほうが良さそうです。フレキシブルな要素を残し、後で急展開が起きても慌てずに済むよう心の準備をしておくくらいで丁度いいかも?


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        牡羊座/天秤座軸で起きる満月は、いつも自分自身と外の世界=社会や他者との関係性をわたし達に問いかけてきます。今回、牡羊座の月は小惑星ヴェスタとコンジャンクト。これは自分の内なるビジョンにあくまで忠実であろうとする気持ち、内側に燃え続ける炎、大切にしている何かを何が何でも護ろうとする心理として顕れるかもしれません。「これが自分なんだ」と感じられる何かを。。 対する天秤座の太陽は、小惑星ジュノー、カサノバ、シジフォス、タンタルス、それにブラックムーン・リリスと、とても賑やかな面子に囲まれています。うーん、これはなかなか複雑。

たとえば、こんな感じ・・・論理的に説明出来るようなものじゃない、ただこれが自分なんだ!・・・と、ことばにならないギリギリのところで叫ぶような気持ちを抱えながら周囲を見渡す。するとそこには、遠くに、近くに、人間同士のエゴが様々な形でぶつかり合う姿が見えてきます。やりたい放題、自分の欲望のままに突き進もうとする姿。反対に、手に入りそうに見えて絶対入らないものを追い続けて袋小路にはまる姿。自分の楽しみのために人を操ろうとしたり、逆に頑なな思いに囚われて報復しようとする姿。延々と、とうに壊れてしまった議論を繰り返す姿。。 誰も互いを本当には見ていない。表面上はにこやかで優しげに見えていても、なぜか棘のあるバイブレーションが伝わって来る…。もしかしたら、そこには受け入れられようと懸命に払ってきた努力が報われないことに対する何とも言えない怒りや、孤立と疎外を怖れる気持ちが隠されているのかもしれません。そのエネルギーは、強いプレッシャーとなってそんな光景を見ている自分に突き刺さります。なぜならそれって自分の中にも、また存在するものだから。これは牡羊座と天秤座の、せめぎ合い....。


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  素適なひとと二人きりのデートもしてみた。キャンプファイヤーで大勢のひと達と同じ火を囲み、声を合わせて歌ってもみた。楽しかった。。 結局、それは自分を探す旅でもあった。でも今、自分に忠実でありたいと願いながら、ありとあらゆる人間の思いの混沌に触れてしまったとき。「もういいよ…沢山だ。。」 ひととき全てから離れ、荷物も持たずにふらりと旅に出たくなるかもしれない。もしそうなら、それも、ヨシ。実際にどこかに行けなくたって、今なら内的な旅に出かけることが出来そうです。

たったひとつ、小さな荷物をたずさえて出かけなければならないとしたら、自分は何を持っていくだろう? 一冊の本? それとも…?(とりあえずスマホとかは無しでw) どんな喧噪の中でも。どんなバイブレーションに囲まれていても。ただひたすら、「わたし達自身の体を生きる意志」への信頼に拠って立つとき、その体と重なる位置に・・・きっと「真の内的知識を教える人」が存在します。わたし達の中で荒れ狂う、あらゆる感情の軋轢をとことん知り尽くしながら、それでも静かに真っ直ぐ立ち。ことばにならない道をそっと指さしている存在が。


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        サウスノード・イクリプスの月蝕の下、一度よけいなもの全てをそぎ落とされるかもしれないわたし達。じわじわ、ひたひたと、まるで潮が満ちてくるような...押してくるような...そんなエネルギーを感じているひと、いるでしょうか? そんなとき、わたし達は寂しくて怖くて抵抗するかもしれません。けれど、もしそれが起きるなら、潮が引いた跡には真新しいスペースが用意されています。そっと翼を拡げ、次なる景色を求めて内的な旅に飛び立つためのスペースが。。  それは自由への旅でしょうか? もしそうなら、それはひょっとすると、ひととき「わたし」という窮屈な存在から解き放たれるための旅になるかもしれません。

        三角形は、多角形の最初のカタチです。これがこの満月期のわたし達だとしたら、これからもいろんなものにぶつかって、四角形になり五角形になり…うん、いつの日か翼の生えた真円にもなれるのかな?  太陽や月や…もしかしたら果てしない宇宙みたいに。。 けどそれはまだまだ先のこと。この満月図を彩る三角形は、金星・エリス(と天王星)それにフォルス、イクシオン、パラス、イカルスというこれまたクセ者揃いで形成されています(^_^;。 食の強力なエネルギーに猛ってブイブイっと飛びすぎたら危険もいっぱい。これ、人によっては「どこからでもかかって来なさ〜い!」的な怖い物なしの万能感も生み出すフォーメーションですが、やり過ぎると、イカルスやファエトン(海王星とスクエア)のように大地に叩き落とされるなんてことも。。特に月が天王星〜エリスを通る29日〜30日は水星の逆行中間日でもあり、注意が必要かもしれません。 飛びたくなったら、冒険したくなったら、頼れる地図とサバイバル・キットを携えて、ね (^_~)-☆

  もうひとつ、火星がジャストを過ぎてはいるものの、射手座の土星・魚座のネッソス・乙女座入りした火星のTスクエアもまだまだ侮れないかな。。 ネッソスが絡むと、どこかし らセクシャルな因縁の絡むトラブルや性暴力が起きやすいと言われています。また、報復的な心理が刺激されることもあります。こうした心理は、具体的な理由を持って特定の相手に向かうとは限りません。突然どこからともなく噴出してくる怒りや熱狂のマグマが、出会い頭に暴発するケースも。このところずっと背景で働いてきたエネルギーなので、何らかの理由で抑制力が損なわれていれば、プレッシャーに動かされてしまうひとも出て来るかもしれません。魚座、射手座、乙女座の初期度数に重要な惑星や感受点を持つひとは、そういうエネルギーが来ていることをちょっぴりこころに留めておいてくださいね。土星の用心深さと抑える力を意識して、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。


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またこのエネルギーは、鬱屈したフラストレーションや、これといって理由のみつからないブルーな気持ち、重たい哀しみとなって経験される場合もあります。その源は、もしかしたら遥か遠くに置いてきたはずの、そしてもう忘れてしまったはずの、鋭い痛みの残り火かもしれません。それが本当に自分のものだったかさえも、もう定かではないような。。 あるいは、この地球を常に取り巻いている、哀しみの因果の帯に触れてしまったのかもしれません。 わたし達はそんなとき、必死に理由探しをします。それを周囲の現実の中に探すなら、今はきっといくらでも見つかることでしょう。でも、それは後付けの理屈に過ぎないかも?

もし...ブルーな思いをことばにすることを止めて、ただ深く内在する海にダイブしていったなら。。 ネッソスの抱く因果や怨嗟の声を癒やす機会に出逢えるかもしれません。それが自分の過去からの木魂であろうと、見知らぬ人々の哀しみの化石であろうと。 ケンタウルス族の惑星は、どんなに凄惨な象意を持っていようとも、その本質は生死を超えた究極の癒やしと解放にあります。もしかしたら、現実世界の変革でさえも、わたし達自身がそれだけ深いところから意識を変容させていくことによってのみ、初めてゆっくりと動き出すのかもしれません。

いずれにしても、もしそんな感覚を味わうようなら、まずエネルギーが先にやって来ることを知っておきましょう。そのエネルギーをキャッチしてどう使うかはわたし達次第です。 創造的に表現したり、ポジティブに使いこなせないもんかな?…なんてことを(鬱々として転がりながらも同時に)考えてみる。。 生きのびる者としての、そんなしたたかさに挑戦してみるのもひとつの手かもしれません。だってネガティブだろうがポジティブだろうが、わたし達は皆、そのエネルギーを使ってこの一瞬一瞬を創っているんだもの。


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        まだまだ本当に沢山のエネルギーが錯綜する満月/月蝕。いろんな方向に引っ張られて、何が何だかわからないまま、モヤモヤした気持ちでいるひとも多いかもしれません。その一方で、前回の日蝕から引き続き、火・水・爆発・分裂のエネルギーが発効中です。世の中全般、そんなうねりに動かされていくひとも多いと思います。 それでも、ここで何度目かのリニューアルという洗礼を受け、人・人・人の中で生きる自分を見つめるわたし達。 さて、ちっぽけな自分の核からそれぞれに小さな翼を得て、想像していた未来にクリアボタンを押してみましょうか。

怖れずに翼を拡げてみよう。それぞれの ささやかで大切な "内的知識" を宣言してみよう。それがどんなことであれ、ここからまた新たな道は拓かれていくから......。



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have a great trek!!!★

hiyoka(^_^

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メリマンさんから、『フォーキャスト2016』の12星座宮運気予測、3サイン分の第一稿が届きました! 今年は少し早めかな? 嬉しいことに『マンデーン2016』も出していただけることになったので、マンデン・アストロロジーに興味ある方も楽しみにしていてくださいね。(今度こそ、もう少し早めに出るのではないかと思います)

さあ、10月からいよいよ怒濤の2カ月が始まります。体調整えて頑張らなくては。。
そんなわけで、もしかしたらブログも短めになったり、急にお休みさせていただくときもあるかもしれません。楽しみにしてくださってる方、すみません!どうかよろしくお願いします。m(_"_)m


September 20, 2015

レイモンド・メリマン 週間コメント9/21【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2015年9月21日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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来週、9月28日付けのコラムは都合によりお休みとさせていただきます。
m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

        7月25日〜9月6日の金星逆行が終わり、現在は水星が9月17日〜10月9日までの逆行の旅を始めている。私達が終えたばかりの金星逆行期は決して楽なものではなかった。そして私達が今 迎えている時間帯もまた生易しいものではない。これは今までとは違っている。異種の挑戦が続き、しかも待ち受ける未来はこれまでよりずっと確実性に乏しい。

        9月17日には水星が逆行に転じただけではない。同日、木星が海王星にオポジションとなり、一旦蠍座に戻っていた土星が2年にわたる射手座の旅を開始したのだ。そしてまるで宇宙の采配であるかのように、その同じ日に、長く待たれていたFRBの短期金利に関する発表が行われた。多くの人々にとって喜ばしいことに、最近のZIRP(ゼロ金利政策)からの利上げは行われなかった。世界の株式市場は喜んだ。発表から1時間のうちに、ダウ工業平均は16,665から4週間ぶりの高値16,933まで跳ね上がった。木星・海王星パーティの始まりだ! 

だが宇宙にはまた別の考えがあったらしい。投資家達は疑問を感じ始めた。『何故FRBは金利を上げなかったんだ? 引き上げのための基準は全て満たしていたはずだ。きっと経済にはFRBが再び後ずさりするだけの何やら悪しき事情が潜んでいるに違いない...』。水星逆行の典型例に従って、投資家達は1時間後には考えを変え、急落が始まった。それは去る5月19日、前回の水星逆行時にダウ平均が史上最高値をつけていた時に起きたのと同様の動きだった。金曜の午後までに、ダウ平均は木曜午後の高値から600ポイント近くも下落した。「*不合理な活性化」は、またたく間に重苦しい現実に取って代わられた。
*不合理な活性化:木星・海王星オポジションの象意のひとつ。どう考えても合理的とは言えないような理由、論拠、または期待感に基づいて興奮状態や空騒ぎが起きること。

これは今までとは種類の異なる課題であり、FRBはその管理・制御能力と(または)信頼性を失いつつある。彼らは魔法の力を失おうとしているのだ。土星は今や射手座に在り、そして射手座の支配星である木星は、土星にスクエアを形成しようとしている。もう何事も簡単には運ばない。何事もタダでは手に入らない。地平にむくむくと集積しつつある、あの黒雲は一体何だろう?

        継続するFRBの優柔不断による犠牲となったのは、株式市場だけではなかった。米ドルもまた他国の通貨に対して下落した。だがこれは商品にとってはプラスだった。金と銀は素晴らしい週を過ごした。さぁこの直近の反騰が果たして本物かどうかを見極めるテストの時だ。水星が逆行中であることから、この反騰は騙しの可能性があり、トレーダーがドルや商品の長期見通しをめぐって強気と弱気の間を右往左往することになるかもしれない。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

        ファイナンシャル&マンデーン・アストロロジーの原理から見て、今週がまた再び興味深い週になることは請け合いだ。とはいえ、ユーモアのセンスを保つのは困難だろう。何故なら今週のアスペクトはかなりシリアスな様相を呈するだからだ。土星は今射手座に入っている。これはポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)ー そして独善的な正義の境界線 ー を侵害する行為に対する結果が、大衆にとっての苛立ちや過度に声高な主張をする少数派の攻撃という、新たな高みに達する時だ。今週はこの力学の一例を目にすることになるかもしれない。

というのも9月24日木曜、*天のターミネーター冥王星が順行する(つまり逆行を終えるわけで、いつもより影響力が強い)。そしてまさにその次の日、*攻撃者たる火星が頑固者の土星とスクエアを形成するのだ。もし争いの種があるなら、マズイ場所でマズイ相手にマズイことを言うには決して良いタイミングとは言えない。あなたがこの脅威を生き延びたいなら、あなた自身の内に湧き起こる衝動を抑えることだ。だがもし闘うつもりなら、少なくとも援護に付いてくれる味方がいるかどうかを確認した方が良い。
*冥王星順行:日本時間9月25日16時ごろ
*火星・土星スクエア:日本時間9月26日09:40前後にジャスト

        水星逆行(9月17日〜10月9日)もまた、水星の支配する星座宮(双子座と乙女座)に自分の太陽を持つ大統領候補者(例えばドナルド・トランプ、ベン・カーソン、カーリー・フィオリナ、マルコ・ルビオ、クリス・クリスティ、そしてバーニー・サンダースなど)にとっては大きな影響を及ぼしそうだ。もし彼らが「政治的正しさ」の御旗を掲げて進軍する集団の引いた境界線を犯さぬよう注意を払わないなら、刺々しい砲撃の的になる側に立つかもしれない。それは望みもしない予想外の爆発を引き起こす。言葉の選び方の失敗、または他者に対する過度に好戦的な攻撃によって、彼らの人気は突然真っ逆さまに降下する可能性がある。支持率 ー 順位 ー は、今後3週間の内に驚くような展開で変化するはずだ。過去2回の大統領選サイクルに起きた水星逆行のさなかに、ニュート・ギングリッジとジョン・マケイン(双子座と乙女座)の幸運が突如として消滅した時のことを考えてみると良い。上手く泥仕合を避けた者が勝者となるだろう。

        では、これは株式市場にどう影響するだろう? 9月28日は高度にチャージされた月食であり、同時に*水星逆行の中間点圏内でもある。もし砲身が爆発するのなら、最近の水星逆行中間期がそうであったように、またさらなる急落がありそうだ。ところがだ。これは特別な買いチャンスもまた提示するかもしれない。それはひょっとすると、爆発(もし起きるならだが)のすぐ後になる可能性がある。今のところこの時間帯は気味悪くも見えるが、同時に重要な安値の出現に近付きつつあるようにも見える。おそらくそれが起きるのは今後5週間以内のことで、そこから世界の株式市場にかなりの反騰が見込めそうだ。もしかするとFRBがその行動基準に沿って動き出す勇気を得るのかもしれない。
* 水星逆行中間点:日本時間9月30日深夜
ひょっとすると私は、不合理な活性化という木星・海王星のテーマを少しばかりこの身に感じているのか ー または少なくとも、空でも落ちてきそうなほど驚きに満ちた今の世界に、いくばくかの希望を抱いているのかもしれない。何故なら、落ち来る空の向こうには大宇宙が拡がっており、天の兆しは常に変化するドラマを描き続けることを私は知っている。そしてそれが、太陽の下に生きる者達に究極の創造的な解を示すだろうことを、私は知っているからだ。



≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー ≫

        “私が言ったとあなたが思っている内容をあなたが理解したのはわかる。だが、あなたが聴き取ったことは私の意味した内容ではない、ということをあなたが理解しているかどうか、私には確信出来ない”

ー アラン・グリーンスパン 元FRB議長

        “米経済はこのところ良い状況にある”。 FRB議長ジャネット・イエレンはこう言った。しかし経済は、短期金利においてほんの25ベーシスポイントの引き上げに耐えられるほどの成長もしていはいない。これはゼロ金利(ZIRP)時代という際限の無いパターンに入ったことを意味する。その中で、自らの政策が上手く機能していると言うにせよ、十分とは行かなかったと言うにせよ、いずれにしてもそれを理由に中央銀行はZIRPを続行しなければならないということだ。

ー『ゼロ金利の袋小路』ウォールストリートジャーナル社説 9.18.2015


        “これらの研究はFRBがその低金利と緩和的な金利政策を2015年の殆どの期間、そしてゆうに2016年に入ってまで続行しそうなことを示唆している。”

ー『フォーキャスト2015』R.メリマン(2014年11月執筆)



        中国人は彼らの望んでいたものを手に入れた。FRBは短期金利の引き上げから後退した。それは数週間前、元を切り下げるという、中国人にとっては至上の目的の下で行われた。だがFRBがいったい何を、いつ行うのか、そして将来において果たして何かを実施するのかどうか?という困惑が高まる中、想定外の結果が生まれつつある。これは木星・海王星オポジションと9月17日の水星逆行によって描かれた絵図の通りだった。その日の発表は、 米国経済のために、さらに重要なことには弱体化した中流層のために、現状を打破する戦略を試そうという話ではなく、むしろ諦めるという選択の発表だった。貯蓄者は相変わらず痛めつけられ、よりリスキーな投資へと追い込まれる。低金利が続く国債の代わりに、以前のように騰がり続けるのではなく今や下落途上の株式市場へと追い込まれていく。

        それでも、ここ2年にわたって私達が述べてきたことに照らしてみるなら、この歴史的かつ過度の緩和的な期間は終焉に近付いている。そして次なる金利上昇期は2016年の早い時期に訪れようとしている。こうしたアスペクトは時に、正確な形成の直前、または最も強い力を発揮する期間、あるいは形成の少し後に、その力学を象徴するような出来事をあからさまに提示し始めることがある。

今回の場合、私達は2015年11月26日に最初の正確なアスペクトを形成し、2016年9月10日に全3回のうち最後の形成を果たす、土星・海王星のウェイニングスクエアに注目している。この36年周期のジオコズミック・サインは、米国における長期の金利サイクルの終了、及び新たな長期トレンドの始まりとの例外的とも言える相関関係を持っているからだ。これについては最近イタリアのトスカナで開催したMMA投資・リゾートセミナーにおいて、幾人かのMMA卒業生によりその詳細が論じられた。

        他にも土星と海王星に関しては、金融市場や世界で起きる事象との長期の相関関係が数多く存在する。来年の『フォーキャスト2016』はもちろん、今後のコラムにおいてもこれについては述べるつもりだ。来たるべき年間見通しの執筆がいよいよ始まる。






訳文ここまで
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September 13, 2015

レイモンド・メリマン 週間コメント9/14【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2015年9月14日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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今週は≪ 先週をふり返って ≫ の一部(相場の動きをふり返る部分)を省略させていただきます。今後しばらくはこのような形の抄訳とさせていただきます。m(_"_)m

『9月13日の新月』は一つ下の記事になります。


≪ 先週をふり返って ≫

前半では世界の市場の値動きをふり返り、締めとして今週の動向が「トレンド・インディケータ・ウィーク」として非常に重要であると述べています。


        8月24日~26日の安値からの反騰は勢いを失いつつあるように見える。反騰が確かに始まったというわけでもない。いや、確かに急騰も見せたが、殆ど全てのケースで(先週のように)すぐに急落が続いた。これまでのところ、この反騰を支持するものは何も無い。皆はジャネット(イエレン)待ちの態勢だし、私達は木星・海王星オポジションと結び付いた水星逆行を待っている。しかも同じ日に権威主義的力学の持ち主である土星が、宗教的熱狂の星座宮、射手座に再入場して今後2年間滞在するのだ。

「政治的正しさ」にそぐわない者に対する魔女狩り精神の発露という観点からすれば、面白いものが見られるだろう。一部の世界的指導者達が行ってきた政策や言動が、もし手厳しく批判的だと感じているなら、あなたははまだ何もわかっていない。これからあなたがまさに目撃しようとしている物事は、2016年、いや2017年に入ってさえも続いていくだろう。今私の頭には、この時期の巷で常よりずっと多く聞こえてきそうな物言いとして「独善的」「激怒」という言葉が浮かんでくる。

  さて経済に話を戻そう。射手座の土星は収縮(土星)と誇張(射手座)の原理を結び付ける。それに加えて射手座の支配星であり、従ってやはり誇張と関連する木星は、正と邪、善と悪をかっちり定義する境界線(私達が突入しようとしているのはこれほどまでに厳しく批判的な時期だ)の護り手(土星)とはスクエア関係にある。経済面から見てこれは、希望が湧き起こった後に鈍さやゼロ成長への失望感がやって来て、行きつ戻りつすることを示している。これが景気後退へと導く可能性はあるが、ひょっとしたらまだそれほど悪くはないのかもしれない。一部の領域には成長の兆候が見られ、他の領域は鈍化している。複数半期をならして見ればフラットだ。


≪短期ジオコズミクス≫

        9月6日の金星順行後、先週の株式市場に見られた全ての反騰(と下落)が持続力に欠けるものだったからといって、今週も同じ様に方向性の定まらない動きが続くと思うなら、それは間違いかもしれない。反対に、今週のジオコズミック・サインはかなりの潜在力を持っている。そしてこれらが9月17日木曜のFOMC(連邦公開市場委員会)と同期するというのが何より興味深い。市場がドラマチックな動きを見せる結果になりそうだ。こうした盛り上がりもまだ短命なものかもしれないが、どちらの方向へもその振れ幅は大きく急激で、1日では終わらない可能性がある。おそらく今回は2日ないし3日は続くのではないだろうか。

        では金星の動向をふり返ってみよう。金星は現在逆行運動(7月24日〜9月6日)を終えているが、これはまさに、いつも中央銀行の決定に関して彼女がもたらす予測通りのサプライズに関連していた。中国人民銀行が元の切り下げを行ったのだ(ドルから少しだけデペッグした)。おそらく中国の指導者達はFRBに金利を上げて欲しくなかったのだろう。米国のより高い金利はより高いドルを意味する。米ドルと緊密な結び付きを持つ通貨の国は、どこも彼らの通貨が今騰がることなど望まない。私達はいまだに通貨価値の世界的底値争いのただ中にある。私達はいまだにカーディナル・クライマックスの通貨戦争(ゼロ金利政策時代)のただ中にあるのだ。戦争はまだ終わっていない。通貨が騰がることは、国の貿易収支を損なうように見える。したがって、中国による予期せぬサプライズの動きとなり、それは上手くいった。予想されていたFRBの利上げ行動を麻痺させたのだ。

        利上げの可能性が再び真剣に検討されている。今や殆どのアナリストが、今週中にFRBが利上げを発表するだろうと予測している。だが過去18カ月間、私達はこういった筋書きを繰り返し見てこなかったか? 私は彼らが今すぐにでも利上げを行うという確信をそれほど持ってはいない。今週、水星が逆行に転じ(9月17日)、それと日を同じくして木星が海王星にオポジションを形成するのだから。水星が逆行に転じる時、物事が予測や計画の通りに運ぶことはめったに無い。何故ならそれは、肩透かしをくらうか、または "上手く運ぶために必要な全ての情報と事実の集積抜きに行われる決定" の悪名高いシグナルだからだ。

2008年以来、水星逆行下で議会はいったい何回法案を通したろう。そのどれもが上手くいかないか、または期待通りの結果とはならなかった。「その法案の内容がどうであるかを知る前に、それを通さねばならない」これは2009年以来の伝統となった、水星逆行の決まり文句だ。そして私達は今一度、精神と思考に傲慢な傾向を持つ風性の星座宮で、今にも水星が逆行しようとしている瀬戸際にやってきた。これは経済において7年ごとにやって来る、物事があまり計画通りには運ばない時期だ。

        それに加えて、9月17日には木星が海王星にオポジションとなる。この14年サイクルは、希望のマイスターであり、同時に失望、幻滅、そして混乱の頭領でもある海王星を抱えている。木星もまたもう一つの希望の惑星でもあることから、この2つは相性が良い。だが木星は誇張の原理を支配している。これほど重要な発表を行う日に起きる惑星コンビネーションとして、それは、曖昧な言い回しと真の問題から注意が逸れていくという筋書きの完璧な一例だと私には見える。私からすれば、それは真の決定とは言えず、むしろ機能するにあたっての確実性が麻痺していながら、それでもなお確実であると口走りつつ行動に移すようなものだ。もし実際に決定が為されるとすれば、実際にどうすれば良いのか誰にも判断出来ないだろう。何故なら、免責事項と修飾語句が内容自体を事実上不鮮明にするからだ。一見非常に賢明に見えながら実際にはぼやけて明確さに欠ける、というのはよくある事だ。そのメッセージは混乱して不透明だ。

これは強力な価格変動の要因になるかもしれない。何故ならそれは、木星のいつもながらのやり口だからだ。だがどちらに動くだろう? もし市場が完全に意味を解することの無いまま、これを非常に良いニュースと受け取るなら、多幸症的な動きとなるだろう。あるいは、もし本当に混乱と矛盾に満ちた発表であれば、その結果としてパニックとヒステリーが席巻するだろう。

率直に言わせてもらうなら、投資コミュニティは多幸症と楽観主義よりは、パニックとヒステリーの方にずっと近いところに在るように見える。市場を落胆させるのに手間はかからないだろう。一方、市場に自信を持たせ、FRBがコーナーの一つ先を読んで移行をスムーズに管理するだろうと安心させ、それによって経済と市場の未来について多幸症的幸福感を感じさせるには、多くの事を為さねばならない。もし仮にスタートしたとしても、私はあまりそれが長続きするとは思えない… しかも今後8カ月にわたって木星が土星にスクエアを形成するのだ。これは引力の無い外宇宙に向かって爆発していく動きではない。沼にはまりながら、沈むまいとしてもがくようなものだ。

        もう一つ、私が懸念しているのはトランシットの火星だ。9月13日〜21日、火星はニューヨーク証券取引所設立図に示されるTスクエア、すなわち太陽と水星に対する冥王星のスクエアを通過する。通常、これは突然の価格急落の結果として示現する、安値に関連しやすい。またこの週末、9月13日には日食が起きることにも留意したい。これに続いて9月27日には強力な月食が起きる。「食」は発効中の惑星シグナルが持つ力学を強調する。ぬかるみは粘着質の泥地と化し、騎手(射手座)は目的地までの泥道が、足を取られるほど重く荒れているのに気付くだろう。とにもかくにも進行を遅らせる障害があまりにも多い。それはいかなる合意にも達することが出来ない、という議員達の無能さにも起因している。何も新しい事ではない。例によって冬眠の季節がまたやって来たのだ。誰も望んでいないがお金で買うことは出来る候補者達が、過去からやって来て選挙戦に入っていく。



≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー ≫

        イタリアでのMMA投資リトリートが先週終了し、非常に素晴らしかったことを簡単にご報告したい。様々な講演者が提供した資料は大変優れたもので、1日に2回開かれた講師と参加者によるインタラクティブな丸テーブルでの議論はダイナミックなものだった。そしてもちろん、開催地 ー トスカナの歴史に残る12世紀に立てられた城 ー は、地球上で訪れることの出来る場所では殆ど天国に近かった。私達は似たような催しを2017年にも企画している。場所は可能であればアリゾナ州セドナになるだろう。

        これからやって来る土星・海王星のウェイニングスクエア(今から2017年中盤まで発効)に関連する長期投資サイクルの予測に関しては、金利、通貨、原油、国債と穀物市場との歴史的相関性がこれまでに無いほど明確になっている。これについては多くの事を次の『フォーキャスト2016』で解説するつもりだ。今年もまもなく執筆シーズンの到来だ。







訳文ここまで
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○9/13の新月・日食―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  9月13日 16:00前後、北海道周辺で  16:06前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は  15:41 前後、沖縄周辺では 15:11前後に 乙女座 20°10’で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマ 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 乙女座20°~21°ー9/13~10/12 】
   "An automobile caravan"
『自動車のキャラバン隊』

   "A girls' basketball team"
『少女達のバスケットボール・チーム』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★人と足並みを揃えながらも全く異質の自分を意識する
→★個人それぞれの欲望を原動力として動く集合体のシステム
→★イージーな見返りをアテにして裏切られる危険
→★内に燃える精神の活力と足許の砂が崩れゆく感覚との葛藤
→★一つの目的のために自己意識を捧げてきた行為への解答を得る
→★走り続けて来た道の途上でひと息入れる必要
→★心地良さを選ぶのか、志を選ぶのかで分かれる将来の展望
→★他者との繫がりの中でアイデンティティを保つこと、
  しかもフェアであることへの挑戦
→★"公平な条件"が不公平を生む現実を見る
→★自己の中、または集団の中に潜在する新たな芽を育てる必要
→★世間知らずが生み出す不満や攻撃的な表現を見抜く
→★無邪気さや未熟さを温かく見守る、または巧みに利用する
→★他者または自己の内なる子供を導くために必要な膨大な忍耐の力
→★プライドと自己正当化によって自ら招く闘争からの脱却
→★異質な物事の光景を見てどう解釈するかの中に自分を見る
→★なすべき事に集中しひたすら磨き、変化することを"楽しむ"・・・→

エネルギーのポイント:『全ての側面で内面の変革を志す』

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 主な惑星スケジュール
 木星・海王星オポジション:9月17日15時40分ごろ
 水星逆行開始:9月18日03時(前後数日ストームフェーズ)
 土星射手座イングレス:9月18日11時50分ごろ
 太陽天秤座イングレス(秋分)月Nノード合:9月23日17時20分ごろ
 火星・Tプルート・土星・ネッソスTスクエア:9月26日〜27日前後
 逆行水星・冥王星スクエア:9月25日
 皆既月食:9月28日11時50分ごろ
 金星・エリス・フォルス・イクシオンGトライン:9月29日前後
 水星逆行中間点通過:9月30日 23時40分ごろ
 水星順行開始:10月9日1時ごろ(前後数日ストームフェーズ)
 金星シャドウ抜け:10月9日
 天秤座の新月:10月13日
 水星シャドウ抜け:10月25日1時ごろ



        9月9日に上陸した台風18号は、関東〜東北に大きな爪痕を残していきました。画面で見たリアルタイムの光景は、どうしても4年前のあの津波とオーバーラップしてしまい、何とも言えない気持ちになりました。そして12日の朝には東京湾を震源とする震度5.3の地震。これも2011年のあの日を思い出せと言わんばかりで、不安を感じたひとも多かったのではないでしょうか。 その少し前、イスラムの聖地メッカのグランドモスクでは、大嵐の中でクレーンが倒れ、100人以上の方が亡くなったそうです。天災、人災、爆発そして衝突、闘争…まるで世界が少しずつ地滑りを起こしているようにも見えます。

この新月図で、月のノースノードは天秤座1°台に入って来ています(別のエフェメリスではギリギリ0°台)。そして、春分図と満月/月蝕図では、0°台に来ます。カーディナル・サインの0°〜1°台はエリーズ・ポイント。それは個人の内面と社会の様相が十字路のど真ん中で出逢う場所です。つまり、外の世界(世界、社会、自分が属する集合体やグループ)と内なる世界(自我/精神)が切り結び、互いのエネルギーが交差し、内と外とが深い部分でダイナミックに影響しあうと言われる領域です。今回はそのノースノードにKBO(カイパーベルト天体)のロゴス、そしてブラックムーン・リリス(BMリリス)がコンジャンクト。さらに牡羊座のサウスノードには、小惑星スフィンクスがコンジャンクトしています。(掲載した新月図には表示されていないのですが...)


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ここでロゴスが示唆するのは 『反響し、共鳴していく 言霊 』。また、BMリリスは 『自立した魂の主張』。 そして対向するスフィンクスは…『立ちはだかる謎』。 今、目の前に立ちはだかる様々な疑問、謎、もやもやとした不安。手に入りそうで入らない、安らぎ。これは自分自身が「世界」というリアリティの中で占めている場所を見失いそうな不安、または、常に揺らぐアイデンティティにまつわる「謎」を指しているのかもしれません。

ならばその謎に対し、新たな門出となる乙女座の日蝕の下、自分に向かって小さな宣言 ー 「反響し、共鳴していく言霊」を発してみてはどうでしょう。「こう変わりたい」と思うことを。たとえば『わたしはすでにこんな風に変わったし、今も変わりつつある。わたしは変化であり、創造そのものだから』 と。 今回の新月は日蝕です。それもノースノード・イクリプス、つまり未来志向が強いエネルギー。 まだ見ぬ未来、想像を超えた未来を意識して、要らないものをそぎ落とし、変容を促すエネルギーです。ただし今回は宣言するだけでなく、ほんの小さなことでいいから何か実際にフックとなるようなこと(身振り)を行い、「宣言を体で裏付けていく」のが良いと思います。乙女座は「手を下し、現実に機能していく」星座宮だからです。 (これ、トライするなら新月の時間帯がベストです。けれど無理であれば、満月までに試してみて。宣言とそれに伴う現実の行動は、わたし達のエネルギー・フィールドに種子を埋め込む行為です。なのでバックラッシュを避けるには、その言霊に全責任を負うぞ!くらいの気概は持ったほうがいいかな。。  食のエネルギーはとても強いですから)

一方、この新月/日蝕にオポジションを形成する魚座のカイロン、そしてケンタウルス族のエケクルスは、ともすると全てが混沌の中にぼやけていく魚座の霧のただ中で、何かしっかり触れるもの、カタチを持つ「目的」を探し当てようとしています。 エケクルスはケンタウルス族だけに、こうと思ったら何を(誰を)蹴散らしてでも貫徹しようという、激しいエネルギーです。これに寄り添うケンタウルスの賢者カイロンは、エケクルスの暴力的なまでのエネルギーが霧に迷って無謀に血を流すことの無いよう、忍耐強く手綱を引いている感じです。そこにはきっと葛藤も生まれるでしょう。けれどカイロンは、ひとつひとつの謎を丁寧に整理し、時間をかけてこころの奥深くに取り込み、ファイリングしていきます。深い理解に至るために。彼は理解こそが癒やしとなることを知っています。 これまで探っても探っても満足出来ず、あちこちさまよってきたひとは、何か些細なことでもいいのでたった一つの謎に絞って立ち向かってみるといいかもしれません。拡げるのではなく、深く降りていく。どこまでも、どこまでも。 地球の、いえ宇宙の裏側に出て、わたし達の『後ろの正面』に向かい合うまで…!!(^_^


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        さて、カーディナル・クライマックスが始まって以来、沢山のことが起き、今も様々な波が生まれては寄せてきます。世界は音を立てて変化しつつあるし、惑星達を見る限り、これは動きがおさまれば元に戻るというような変化ではなさそう。人間も、社会も、大地も。 『この世でただ一つ、変わらないのは変化するということだけ…』メリマンさんはだいぶ以前のコラムで、カーディナル・クライマックスを評し、こう言っていました。 これを本当の意味で体感する5年という月日はもう始まっています(そしてその後に続く試行の4年への道も…)。周囲の状況や出来事が、そしてわたし達自身の内面までもが日々 "変わってしまうこと" を、わたし達はごく普通の日常だと感じ始め、受け入れていくようになるでしょうか? 

きっと「良いこと」も起きれば「悪いこと」も起きる。個人的にも、社会的にも。もちろん、これまでもそうでした。けれど今までと決定的に異なるのは、カーディナル・クライマックスの惑星配置を背景として、そこに「根こそぎ」感覚が潜んでいることです。そのせいもあって、敏感な感受性を持つひと達は、言葉に出来ない大きな不安を感じるのではないかと思います。言葉に出来ない不安。それをわたし達は必死に説明しようとします。「きっと○○が××だから不安なんだ…それさえ何とかなれば…」 そのひとの信条によって、いろんなバージョンの理屈づけが出来るでしょう。けれど、それでこころが本当に休まるかどうかはわかりません。 なぜなら、星々がわたし達に示唆しているのは 『解など無い』 という場所からもう一度出発し直すことだから。。

だからこそわたし達は、何かが起きたとき、または感情が刺激されたとき、今まで慣れてきた考え方、やり方、方法論にしがみつきたくなります。それをどこまで見切り、そぎ落としていけるか? これってわかっていても、けっこう難しいですよね。。 何度も何度も同じことを繰り返してしまう自分がいます。でも、それでもあきらめず、行くしかない。。 幸福を知るために。けっして安全とはいえない世界に生まれ、生病老死の道を歩み、やがては必ず消えゆく身だという事実を、本当に体の奥深く受け入れながら。お腹にエネルギーを溜め、胸をはって、此処に居ることを愛しながら、ちゃんと生きていけるんだろうか? 生来、黒でも白でもない、限りなくグレーな存在 ー ひとりの生き物として。 

ロゴスとBMリリスのコンジャンクションは、究極の問いを投げかけていると思います。これから先、長期にわたってその問いが浮かんでは消え、浮かんでは消えていくのではないでしょうか。


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        余談ですが、BMリリスはよく男女関係のトラブルに関わる感受点として扱われることがあります。またセックスにまつわる問題、そして親 ー 特に母親との関係にまつわる困難なテーマにも関連することがあります。それは結果的に母性の否定や拒絶として顕れたりします。BMリリスは一種独特の魅力を与えるポイントでもありますが、もしかしたらそれは、本来の自分の姿「真に自立した魂」を取り戻すことが出来ないまま彷徨っているリリスの、無意識の叫びが持つ力かもしれません。自分の本質にまだ気付いていない手探りのリリスは、そうと気付かずに多くの相手を惹きつけることがあります。自分の捜し物を求めて相手への依存(または支配)を試み、そして見切り、捨て、渡り歩くかもしれません。そこでは双方に、あるいはどちらか一方に、激しい感情が生まれます。あるいは最初から触れあいを怖れて拒絶することもあります。

けれど、そこに彼女の捜し物はありません。彼女の本質部分は覚えています。太古、透明な神がこの世界に立ち現れることにより灰色の世界が顕現し、その果てしないグレーな世界がまがい物の「白」と「黒」の粒子に二分していったことを。その原点に、まさに自分が立ち会い、そしてそれを拒否することによって、この世界を追われたことを。 彼女は人間の "グレーっぷり" をイヤというほど理解し、それを一身に引き受けています。 そして今、まがい物の「黒」の衣をまとっています。彼女に魅力を感じるわたし達は、「本質を見て!」と叫ぶ孤独な魂が見えるでしょうか?  彼女が負った因果を解いていくには、微細な白と黒の粒子が際限なく飛び交っては対象滅し、永遠のダンスを踊る ー グレーな存在である自分に気付くことから始まります。そして、その原初に いったい何があったのかを直観していくしかないかもしれません。

たぶんグレーな存在だからこそ、ひとは絶対的な安寧や安心や生き甲斐という名の下に、明確な自我を追い求めるのかもしれません。けれどそれも常に移り変わり、何も頼りになるものはありません。絶対は得られないし、運が良い・悪いだってその時々の感覚に拠って変わってきます。そして今、あらゆる物事に疑問符がつき始めています。


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        今読んでいる本の中で、印象に残ったことばがひとつあります。それは『ヒューマニティ」(humanity)の語源はラテン語の「腐蝕土」(humus)から来ている』という一節です。犯罪加害者へのカウンセリングも行ってきた著者は、『人間はもともと良くも悪くも様々な要素の交じり合った「腐蝕土」であり、どうしようもない存在』なのだと感じるそうです。でも、そこから美しい花が咲くこともあります。例えばその本では、徹底したカウンセリングによってひねくれた腐蝕土の中に「芽」を探し出し、ついには開花させることも可能だとしています。けれどそこに至るには、本当に並々ならぬ修羅場をくぐり抜ける経験と危機への覚悟が要ると思うし、そこまで出来るひとはどれだけいるだろう?とも感じます。けれど、そのひとが「無理」を重ねているとは思いません。わたし達もまた、それぞれに見合ったレベルで、それぞれの探求の仕方で、腐蝕土から自分という幻の花を美しく咲かせようとしているのですから。

人間の肉体を持つ以上、グレーから脱却出来るとは思いません。でも、人・非・人を目指すことは出来ます。ひとでありながらひとでなし。これ、スフィンクスの謎かなw。けっして道徳的な意味の「人でなし」とかニンピニンじゃなく、たとえば中世のヨーロッパに生きていたなら、今なら考えられない残酷な公開拷問を楽しんだ無邪気な民衆のひとりだったかもしれない自分。そんな自分のグレーさが、今なおこの体の内に拡がっているのを、罪悪感抜きに徹底的に見てみる。ひとでなしになるには、そういうことが必要なのだろうと思います。

ケンタウルス族の父、TNOイクシオンの象意の中には「どんな人間も、何だってやってのけられる」ということばがあります。平穏なときには互いに思いやり、助け合う同じ人々が、極端な飢えや命が脅かされた時、激しい絶望や恨みなど、強い負の感情に憑依されたとき、または頑なな信条で結び付いた集合体として動く時....あらゆる理屈付けの下にどんなタブーも犯せるようになります。イクシオンはこのところずっと射手座の21°台にあって、ケンタウルス族のフォルス(小さな要因が蓄積して突然大きな結果が噴出する)と行動を共にしています。つまり乙女座の新月/日蝕とはスクエアの関係になっています。それに加えて双子座のTNOカオス(創造の混沌)、乙女座の小惑星ネメシス(カルマの支払い)、魚座のKBOマンウェ(風の知による変革)を入れると、新月とサブリミナルな惑星達によるタイトなグランドスクエアが成立します。このフォーメーションもまた、今回の日蝕のポイント『内面の本格的な変革を志す』 にある種の明確な色彩を添えているのではないでしょうか。


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        さて、 この新月/日蝕の度数。これは2011年3月11日に太陽が位置していた魚座20°18'のちょうど対向になります。もしかしたら、食に近付くにつれて3.11を思い起こさせるような出来事が立て続けに起きたのも偶然ではないのかな…なんて思ってしまいます。今、震災のイベント図を詳しく見直し、大小様々な星達の声を聞いてみると、人間と大地の相との間には長い年月の間にいつのまにか大きなひずみが生じていたんだなぁと今更のように感じます。わたし達の足下、地下世界とも言えるIC上には、日本の創造神であるイザナギ、イザナミ2柱の名を冠した2つの小惑星がしっかりと抱き合っていました。そして2柱の神の座となったMC/IC軸にTスクエアとなる位置では、小惑星イカルス(高すぎた飛翔、カルマの代償としての墜落)とゴールドフィンガー(無慈悲)がコンジャンクトしていました。 あれから4年と6カ月。わたし達は、どれほど変われたのかな。。

そうそう、新月/日蝕図に話を戻せば、もう一つ忘れてはならないアスペクトが木星・海王星のオポジションです(正確なオポジションは日本時間9月17日)。この組み合わせ、象意のひとつに豪雨や水害があります。今回関東、東北を襲った豪雨やメッカのモスクに大きな被害をもたらした強い風雨も、このアスペクトが背景にあってのことだと思います。これも掲載した新月図には表示されていませんが、木星と小惑星ストームのコンジャンクションはまだオーブ1°半ほど。また、天王星とタイフォン(台風、嵐)のコンジャンクト、フラッド(大水)とのスクエアもまだオーブ圏内です。今後も土砂災害や低気圧の動き等には警戒が必要かもしれません。(タイフォンは他に「支配権争い」や「内輪もめ」という象意も持っています。天王星との組み合わせなので、こちらも観察の必要がありそう。)

また木星とKBOオルクス(懲罰意識、厳しい制裁)も、オーブ1°でコンジャンクトしています。これは「敵」を叩きのめす行為や報復的な心理を増幅する組み合わせです。また海王星との対向では、過剰な自己批判や自嘲的な感情、強い罪悪感に悩むような心理も考えられます。あるいは、潜在的な罪悪感を標的となる誰かに投影することによって、自分と同じ "罪" を着せて対象を貶めたり叩いたりする行為となって顕れるかもしれません。たとえば「全てはアイツのせいだ! 引きずり下ろしてやる〜!」みたいな感じかな。

海王星もまた、オーブ1°圏内に小惑星クヴィエ(消失、喪失)やライ(嘘)を付き従えて、なかなか一筋縄ではいかなそう。。 木星・海王星の組み合わせは、一般に何かに駆り立てられるようなエネルギーを生み出します。乙女座/魚座軸で生まれるこのエネルギーは、今にもこの手でつかみ取れそうなのに、結局何もつかめない…なんて、悶えるような渇望として顕れるかもしれません。 また、そんな渇望の心理を敏感に察知し、巧みに操ろうとするひともいそうです。それを殆ど無意識でやってしまうひとだっているかもしれません。

だから、よく注意して。 話すときは、同時に今自分が何を言っているかを注意深く聞いていましょう。そして、相手が言っていること、書いてきたことの細部に注目しましょう。この時期は、ぼんやり見聞きしていると気付かずに『あぁ、なるほど。その通りだな…』なんて思ってしまうような、微妙な引っかけが頻繁に見られます。 故意の場合も多いけど、話している本人さえ気付いていない、なんて場合もあります。それでも注意していれば、必ず後で何か "釈然としない感覚" が残るんじゃないかな。。 今はその感覚を信頼してくださいね。


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        この新月期~満月期を通して、土星・ネッソス・トランスプルートのTスクエアが続きます。そして今、このフォーメーションには小惑星ガイア(母なる大地)が参加しています。大自然も、ひとのこころも、母なる大地の影響を受けて揺れ動くかもしれません。また、うずうずカッカするような火の要素をいっぱいに含んだエネルギーも強くなってきそうです。だからやっぱり先へと進むしかない。変わっていくしかない。支払うべきものは支払い、自分の中に遠い昔に誰かから刷り込まれた信条があるのを見つけたなら、それを思い切って払い落としながら。

そうしながら、自分の掲げた信条によって創り出されたリアリティの本質が何なのかを、見ていくしかないのだと思います。 自己批判や他者叩きのサイクルから抜けて、自分も他のひとも、裏切り続けずに済むように。 今、あらためて新月図を見ていたら、全体に何だか水と火と爆発と分裂のフォーメーションにも見えてきました。そしていつの日か、真新しい世界観との邂逅が待っている…とでもいうような。。 うーん、水と火と爆発と分裂…か。秋口だというのに…世界も日本もわたし達も、あんまりしっとりしてないかも。。(^_^;

        そしていよいよまた。9月18日からは水星逆行開始です。この前後はステキなインスピレーションが舞い降りるチャンスでもあるけど、木星・海王星のオポジションも同時進行となると…大事なことの伝達にはちょっとダブル・パンチかも…(^_^;。水星が順行に転じるのは10月9日、そして逆行中間日は月蝕の後、9月30日深夜です。この中間地点では太陽・水星・タンタルスのコンジャンクションが起き、同時に金星・エリス・フォルス(&イクシオン)のグランドトラインも発効中。なので慌てず・騒がず・苛立たずの精神でいきましょう。のんびり秋の夜を楽しめるといいな。いつもながら、あらゆる種類の乗り物事故や電子機器の故障にも気を付けてね。


 これから先、満月/月蝕に向かってこれらのエネルギーは増大していきます。そして次の月蝕、サウスノード・イクリプスでは、さらにもう一度過去をふり返り、変えるべき物事を変え、捨てるべき道を外れ、より本質に近い自分を立ち上げていくような動きを促されるかもしれません。世界と自分が交わる交差点の真ん中で。他者を抑圧することなく自己のアイデンティティを貫けるかどうかの勝負。今回の月蝕のエネルギー、けっこう強力だと思います。


        じゃ、最後に軽くサビアン・シンボルに触れてみましょう。
『自動車のキャラバン隊』は進みます。一列になって、どこか共通の目的地を目指して。一台一台がそれぞれの炎と爆発力を自前で持ち、それそれの希望と祈りと欲望とを燃料に、それを原動力に変えて走り続けます。隊列を組めば自由にルートを決めることは出来ません。止まりたくないところで止まらなければならないかもしれません。イヤならいつだって抜けることは出来ます。けれど誰も列から離れようとはしません。それは安全のため。まさかのときに助け合うため。でも、もし自分に力があるのなら、何故みんなの後を付いていくのだろう? でも、もしそれぞれに力があるのなら、みんなの力を合わせればもっと素晴らしいゴールにたどり着くことが出来るかもしれない。少しくらいイヤなことがあったとしても、それは単独の旅にしても同じこと。この先に何が待ち受けているかはわからない。でもみんなと一緒に進んでみよう。こうしてキャラバン隊は土埃をあげながらひたすら進んで行きます。その土埃の中で後ろを走るひとの何人かは、その内なんとかして先頭を走りたい...なんて思っているかもしれません。そしてそれは.....わたし達集合体の姿、そのものかもしれません。 


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        一方、『少女達のバスケットボール・チーム』の方は、まとめるのがちょっと大変だったりするかも? 米国の女子バスケットボールの歴史は19世紀末から大学対抗試合として始まりました。参加者はモダンでお転婆なお嬢様方だったのかな。。当時はまだまだ飛んだり跳ねたりするのはレディのする事ではない!という風潮が強く、チームを作るだけでもまずは偏見と闘い、競い合う権利を勝ち取る必要があったそうです。だからきっと、このチームの選手達はそれぞれに個性が強く、自分の意見や主張をはっきり持っていたのではないでしょうか。

先進的な考えを持つ彼女達は、抑えつけられるのを良しとはしなかったかもしれません。必死にドリブルの練習を続ける子、恋の悩みに苦しむ子、親にも兄弟にも内緒で参加した子、戦うことが自己表現になっている子…それぞれの思いを抱えた少女達。誰かが笛を吹いても、最初から足並みを揃えるのは大変だったことでしょう。 でも、試合が決まれば話は別です。やっと勝ち取った「試合する権利」ですもの。 それぞれの悩みをひととき忘れ、「敵チームに勝つ」という共通の目的の下、それぞれに割り当てられた役割を果たすために、技を磨かなければなりません。参加した目的はそれぞれ異なるかもしれない。それに最初から上手な子もいれば、どんなに練習してもヘタクソな子もいます。そうでなくても少ないメンバーです。技量の差が歴然としていても、チームに期待することが全然違っていても、カバーしあって共に働く必要があります。その過程では沢山の問題が起きるかもしれません。でも、自分自身のプライドとアイデンティティをかけて、彼女達は厳しい練習に励んだのではないでしょうか。

 「純白のレディ」というまがい物の衣装を脱ぎ捨て、自分の体で、自分の力と技で、アイデンティティをつかみ取ろうとする……そう、これもまた、集合体の一部として生きるわたし達の姿です。

せいいっぱい戦い、試合を終えた彼女達はとても楽しげです。勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。レディとは思えないくらい、大声で泣き出すかもしれません。だけどやっぱり楽しい! だって彼女達は黒でも白でもなく、ただひたすら自分の本質を出し切って勝負したのだから。。 1920年代のモダン・ガール達の面影は、どこかBMリリスの片鱗を感じさせるものがあります。 たぶんそれは、時代の風潮に先んじ、豊かな陰影のグレーに彩られた生き物としてひととき輝いた少女達だからかもしれません。


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        こうしてまた、いろんなことが内にも外にも起こりそうな新月/日蝕期。書き切れないほど沢山の象徴に満ちた、この新月/日蝕期。けれど、すでに2015年期も春と夏を過ぎ越し、わたし達はここまで来ました。 そしてこれからもいろんなことがあるのを知っています。でも、変化に次ぐ変化を受け入れ、それを楽しんでしまえるとしたら、それが一番いい。もちろん言うほど簡単じゃありません。けど生きてる限り、旅は続きます。だから、何度でもせいいっぱいの深みからそう言い放ち、動いてみようと思うのです。

  わたし達ひとりひとりの眼差しの奥には、どんなに世界が、自分が変容してしまっても…少しも変わることのない何か ー なんだろう…ただ在る、としか言いようのないもの ー が存在します。生きているのは「わたし」じゃない、生きることそのものなんだ…とでもいうように。きっとそこから射してくる想いの光だけが、ここに在ることへの愛となって輝いているのかもしれません。。





なんだか全然まとまらなかったけれど...
とにもかくにも have a great trek!!!★

hiyoka(^_^


September 06, 2015

今週のメリマンコラムは休載です。

先週のコラムはお休みさせていただきましたが、今回9月7日付けのメリマン・コラムはイタリアでの投資セミナーのため休載だそうです。念のため、先週Twitterでツイートした8/31付けの概要をUPしておきます。

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8月31日付メリマンコラムの概要、連投します。今後のマーケットに関しては日本時間9月18日未明の水星逆行に関する記述が主体で、その他は前回のコラム内容を継承。ひと言、ドルはウェビナーで予想した通りの動きだが、結局商品市場はドルの価値が鍵と。(なお来週のコラムは休載だそうです)

1)金と銀に異市場間強気ダイバージェンスが示現中。金・銀は木星を嫌うが、その木星も乙女座に入り、現在は重要な長期サイクル(10月中が目処)が底値の示現と共に完了しようとしている。先週の安値がそれであった可能性はあるが、Pサイクルとしては少し時期尚早か。だが時に市場は歪みを見せる。


2)結局のところ昨今の相場は、9月6日迄の驚くべき金星逆行効果に尽きるだろう。だがそれが終わっても祝うのはまだ早い。9月17日の水星逆行が控え、 同時に木星が海王星に14年ぶりのオポジションを形成する。9月17日の前後2週間は、先月見られたようなワイルドな動きが戻る可能性もある。


3)「制御不能」「誰にもコントロール出来ない」状況を示唆する象意としては、海王星または天王星にハードアスペクトを形成する木星以上のものはなかなか思い付かない。まぁ土星による天王星へのハードアスペクト(2008年11月〜2010年7月)くらいのものだろう。


4)これは何も世界が崩壊するとか、株式市場が暴落するという意味ではない。それも可能性としてはあるものの、実際、木星・海王星の組み合わせは株価が騰 がる際に見せる不合理なまでの活気としばしば合致する。過去2回の水星逆行期はサイクルの天井と一致し、そしてその後株価は激しい下落をみた。


5)風性サインの水星逆行サイクル3度目にして最後の今回と、海王星にオポジションの木星との結び付きは、誤解、伝達ミス、ひょっとすると国際的なデマや 虚偽情報も考えられる。無実の人物を傷付け陥れるために捏造された噂話やデマが流されるかもしれない。陥れる側は非常にずる賢い方法をとるだろう。


6)またこの時期は、常日頃は賢明な人々でも悪質な詐欺に引っかかりやすい。甘い考え(あるいは世間知らず)の人達ならなおさらだ。誰かにお金を出す時、あるいは話を聞く時、喜んで信じ込む前に、いつもより入念に情報のソースとその信憑性をチェックし、または証拠を要求するべきだ。決める前の熟慮をお薦めする。


7)金星が9月6日に順行する。これは獅子座の金星なのでお金と特に愛情に関わる。恋をしたりスリリングな出逢いを楽しむには良い時だが、まだ婚約指輪を 用意するには早い。まずは相手のスマホのログを調べたり、流出した出会いサイトの登録リストに名前が載っていないかチェックしてみるべきだろう。


8)なお「長期的考察」は先週のコラムで提示したダウ長期週足+サイクル+惑星サイクルのチャートに関する話。あれはMMTA卒業生の制作物で、去年初め てMMAリポートに掲載されたもの。見れば今年8月〜11月の米国株がいかに危険期に入りつつあるかが確認出来るだろうというニュアンスでした。


9)以下、締めくくりの一節です。「長年にわたって研究が深まれば深まるほど、惑星サイクルと人間活動のサイクルとの合致ぶりを目のあたりにし、粛然と頭 を垂れる思いだ。そのメカニズムの謎、そしてその働きが持つ対称性の美に打たれ、畏敬の念と歓びを持ってその解明にあたろうと努力を続けている」


10)宇宙の聖なる智恵が放射され、私達の誰をも隔てなく永遠へと繋げていく。そのイデアにこれほど近付くことの出来る学問を私は他に知らない。宇宙の フォースによって天に投影される兆しを発見し理解することは、永遠に終わることの無い挑戦だ。その事実を前に私は限りなく謙虚な気持ちになるのだ』


およそ以上のような内容でした。