October 2015

October 26, 2015

●10/27の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化し、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで10月27日21:24前後、北海道周辺で21:30前後、関西方面は21:05頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で20:35前後に牡牛座03°44’で満月となります。

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 牡牛座3°~4° + 太陽 蠍座3°~4°】
 "Steps up to a lawn blooming with clover" +
 "A house-raising"
「クローバーの花咲く芝地へと昇る階段」 +
 「家の棟上げ」 

 "The rainbow's pot of gold"+
 "A youth holding a lighted candle"
「虹のたもとの黄金入りの壺」 +
  「火を灯した蝋燭を持つ若者」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期10/27~11/11】
→★思い描く何かに向かって今出来る努力を続ける
→★必要不可欠な協働のための必要不可欠な忍耐力
→★全員をまとめる、または行動を起こすために必須の明確なプラン
→★自分の中に存在する「自然の秩序」との繫がりを大事にする
→★確かな手順を積み重ねることの重要性に気付く
→★共同体が課してくる重圧を乗り越えるために必要な視座の転換
→★忙殺される中で芽生える自然の流れに任せようという気持ち
→★理想を描きながらも常に足許を見ていく必要
→★今すでに自分の手中にあるものが未来を創ることへの信頼
→★人と共におおらかに楽しむことで得られる高揚感と…
→★(または)画一化した祝祭では満たされない自分自身の本質
→★手が届かないと感じるものへの苛立ち
→★功を焦った行動による無駄なエネルギーの消費に注意
→★真の夢、本物の構想を時が来るまで秘めておく必要
→★見えつつあるものの灯火を頼りに一歩踏み出す…→

エネルギーのポイント:『 次のステップの予感 』 

151027FM

        Twitterでも言ったけれど、10月25日の午前1時ごろ、水星が順行後のシャドウ期をやっと抜けました。そして27日、時間的には満月の少し前に、水星が前回の新月の位置を通ります。まるで新月のテーマを確認するかのように...。新月期のエネルギーポイントは『やって来るものの予感』でした。そして、その結実となる満月のポイントは『次のステップの予感』。なんだ、予感ばっかりじゃない…ってw。でも『何かがやって来る』という感覚は、この新月期の大きな基盤となっています。そしてこの満月では、個人と社会が交差する十字路の真ん中で、動きがちょっと能動的になってくるのかもしれません。

まだ今の時点では、次の具体的なゴールは掴めていない感じがします。何かが見えていたとしても、その像はもうしばらく流動的かもしれません。 

今回最初に月が拾うエネルギーは、階段を昇っていった先に開けているはずの『クローバーの花咲く芝地』。これは豊かさと幸運の象徴です。ひとによって思い描く理想の形は様々だけど、とにかく今よりもっと解放されていて、自由が利いて、のんびり寝そべったり走り回ったり歌を歌ったり、何の心配も無く好きなことが出来そうな空間。とても居心地の良い場所。可憐な花が咲き乱れる芝地は美しく手入れされて、とても安全です。そこでなら、自分だけの四つ葉のクローバーが見つかるかも…? わたし達は希望をこめて、それぞれの素適な芝地、夢のスペースを思い描いています。「こんな風になったらいいなぁ......」


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けれど今はまだ、丘の上にあるはずの美しい庭に向かい、一歩一歩長い階段を上がっていくところです。段をひとつ昇るごとに、ほんの少し景色も変わる。この先何段か上がっていくうちに、もしかしたら頭の中に描いていた花園の景色が変わってくる可能性だってあります。そして、最終的に辿り着く頂上の芝地がどんなところなのかも、本当はわからないのです。

それでも、わたし達はその階段を昇ろうとしています。一歩一歩、踏みしめながら。今出来ることを積み重ねて、いつか夢に辿り着くことを信頼しながら。苦しいときも、きっとある。ガマンが必要なときもあれば、途中で息切れすることだって。。(今ちょっと息切れしてるひともいるかも?)  

さて太陽が月に送る最初のエネルギーは『家の棟上げ』です。米国でも昔は村や町のコミュニティに属する誰かの家を新築するとき、近隣のひと達が総出で手伝ったそうです。棟上げとは、基礎作りが終わった段階で柱を立て、一番高いところに水平にわたる棟木を取り付けることを言います。それって家の骨格や構造、建物の一番大切な部分が出来上がること。…あとは壁や屋根をつけるだけの段階までいくことですよね。

つまり、マイホームという「夢」を現実化していくためには、まずしっかりとした「構造」を創ることが必要。その途上では、周囲のひと達の力を借りる必要がどうしても出て来ます。このシンボルは、きっと互いに目的を共有するひと達が助け合うことによって、やがてはひとつのまとまったコミュニティが出来上がっていくことを示唆しているのではないでしょうか。 もちろん、その過程では楽しいことばかりじゃないかもしれません。嫌なことを引き受けなくてはならなかったり、ウマの合わないひとと一緒に働いたり。何より自由を束縛される可能性があります。何か起きたら、実際に行動出来る範囲で最善の策を考え、対応しなければなりません。ゴールに近付くためには忍耐強くひとつひとつ問題を解決し、誰もが歩み寄れる方法を考え出すことが必要です。

月と太陽の初めの一歩がこの度数ということは......今はまだ、"魔法" は使えない。まだ羽根を大きく広げて飛び立つときじゃない。足許をよく見て、出来ることからやっていくとき。でも、この先には必ず自分が自分らしく活躍出来る場、ふさわしい庭が待っている。それがどんな風景であろうとも、その時の自分にとってはきっとパーフェクト。それだけを信頼して、少しでも前に進むときなのだと思います。


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        そして月は、次のシンボル『虹のたもとの黄金の壺』を拾っていきます。雨上がりの空にかかる美しい虹の架け橋。。 そのたもとに埋まっているという、黄金がたっぷり詰まった壺。こうした言い伝えは世界各地にあるそうですが、ここではおそらくアイルランドの民話からきているイメージが元になっているのではないでしょうか。その民話によると、この金の壺は "レプラコーン" と呼ばれる妖精 ー 小人の靴職人が隠したもの。レプラコーン達が壺のありかを教えてくれることもあるけれど、殆どは徒労に終わってしまうのだそうです。なのでそこから「見果てぬ夢」とか「期待しても手に入らないもの」を意味する慣用句になったのだとか。。

実際、「虹」はこの世のものとして見えながら、この世には無いもの。空気中の水滴が太陽の光を反射して七色に輝く「現象」を、わたし達は虹として見ているんですね。どこまで追いかけても、なかなかそのたもとには辿り着けません。それにもし辿り着いたとしても、この手で掴めるものではありません。それはわたし達が外の世界に思い描く「夢」そのもの。このシンボルを見ていると、メーテルリンクの「青い鳥」の物語が思い出されます。 幸せの青い鳥を探して旅に出た兄妹が、長い旅の結果に理解したのは…青い鳥がもうすでに自分達の鳥かごの中にいたということ。。。そんな、夢。

たぶん、虹のたもとは外の世界のどこにも無い。なぜなら、虹のたもとは常にわたし達の居るところ、「ここ」なのだから。虹はわたし達のこころの力が創り出す七色の煌めき。わたし達ひとりひとりが持っている可能性。それは地球を、宇宙を、ぐるりと駆けめぐってわたし達のところに再び帰ってくる。今もひとの数だけ無数の見えない虹の帯が、きっとこの星を取り巻いてる。あるものは強く、色濃く。あるものは弱くはかなげに。脈動する無数の虹の糸。 ならばその端に埋まっている黄金の壺もまた、ここにある。わたし達という、存在の中に。その奥深くに。それを見つけ、育み、現実世界に生み出せるのは、わたし達だけ….。


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        一方、月に光を与える太陽のシンボルは『火を灯した蝋燭を持つ若者』です。B.ボヴィは原文の「holding a lighted candle」から、「can't hold a candle to ~」という言い回しが「~とは比べものにならない」という、ちょっと一方を卑下する意味があることを示唆していました。これは街灯が一般的になる前の英国で、道行く人の足許をトーチやローソクの灯りで照らすために雇われた「リンクボーイ」と呼ばれる少年達から来たことばだそうです。「can't hold a candle 」「ローソクを持てない」というのは、自分はリンクボーイにさえなれない…ということを意味するんですね。この習慣は、やがて米国にも伝わってきたのだそうです。 けれど、このシンボルの少年は、その手にしっかり蝋燭を掴んでいます。じゃ、それは生活を支えるためでしょうか? それとも誰か他のひと達を安全に導くため? もしかしたら、その両方かもしれません。 また、"candle" の語源であるラテン語は「キラリと輝くこと」を意味します。少年がその手に掴んでいるのは、彼が灯したきらめきです。ならば、今その手に掴んでいるきらめきこそ貴重かもしれません。日々の糧のための炎でもあり、誰かの足許を照らし、そして少年がひとり歩む道をもまた照らす、仄かな明かりなのですから….。


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        蠍座に入った太陽は、自分の世界と他者の世界とがぶつかり合い、溶け合い、変容していくプロセスを辿ります。その光を受けて、月は ー 牡牛座が持つ、足許を固めて安定させ、自給自足しながら価値を高めていこうとする意志を具体化していきます。特に牡牛座の第1ディーカンは、頑固さと強い意志を持つと言われる激しい領域 ー レイジングブルの大地。(余談ですが、"Taurus Raging Bull" と言えば、強力で大型のリボルバー式拳銃の名前だったり...)それに今回の満月が起きる牡牛座3°台は、ケンタウルス族のカイロンが発見された当時に位置していた度数です。

それに加えて、ここには知るひとぞ知る恒星アル・シェラタン(シャラタン)が。。 この星は犯罪に関わるという説もあり、何故か悪名高いんですよね。。たとえばエルスベス・エバーティンは、このシェラタンを「無謀なまでに怖いもの知らず」「衝動的な行動が危機を呼ぶ」という象意を与えています。このあたりの度数には強権的なタイプのリーダーになっていく人が多いと言われるのもうなずけるけれど、牡牛座の安全志向とは程遠い感じがします。また、ダイアナ・K・ローゼンバーグは、やはり膨大なフィールドワークからこの星を、大火、戦争、テロ、地震などと関連付けています。けれども同時に、「歴史的な伝説になり得る変革的な出来事」「手を使うこと」とも関わるとしているんですね。この位置がカイロンのテーマとも関連する発見時の度数だというのは、本当に興味深いです。

カイロンは、輪廻の回廊を幾重にも巡る中で溜めてきた澱みをひとつひとつ手ですくい上げ、浮かび上がらせます。わたし達の深いところに潜む、火に焼かれるような傷の痛みに耐える経験。それを通して大きな変革をもたらすことを約束する小さくて大きな星です。彼はまた、手を使うヒーリングにも関わるとされています。けれどその癒やしに到達するには、一朝一夕にはいきません。うずくような衝動に負けず、背負うものの重みに潰されず、少しずつ、確実に自分の内奥と直面してく作業を必要とします。すべてを空に戻し、新しいエネルギーに変えるために。......それは結局、わたし達自身の中に存在する虹のたもとを、黄金の壺を、はっきりと「見る」ことなのかもしれません。それはたぶん、「信じる」ことを超えた行為です。


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        そうそう、今回の満月にはもうひとつ、1992QB1という、キュビワノ族の親分格とも言えるカイパーベルト天体がコンジャンクトしています。彼女は名も無き者。無意識レベルを通して「地下世界と創造世界を繋ぐ架け橋」。「識閾に立つ者」。自ら意志する者だけに、既知から未知への橋渡しをする者です。そして、伝統的な縛りの外から次の時代をもたらす原動力になるとも言われています。でもそれは、派手なふるまいで歴史に名を残すような地上的な行為というより(他のアスペクトによる例外を除いて)おそらく殆どは無名の先駆者としてこそ生きるエネルギーかもしれません。

この星がチャートで力を持っている場合、無意識レベルから「何か」に向かおうとする強い方向性が創られることがあります。それは信念とかイデオロギーとかいう概念を越えた、霊的な層からの衝動だと言えます。けれどそのエネルギーは、それと知った上で意志を持ち、注意深く使う必要があります。その原動力に地上的な欲を加えて動けば、あまり良い結果は出ないかもしれません。その一例が、1990年代に米国で多数の信者達を毒殺し、自らも命を絶ったカルト教団ヘブンズ・ゲートの教祖、マーシャル・アップルホワイトでしょうか。彼はMCに1992QB1を持っていました。


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        アル・シェラタンの力と、1992QB1の原動力。共に非凡な要素のある星/小惑星です。それに射手座の土星がこの満月にクインカンクス。これ、社会的には挑戦的な要素を満月に添えてきそうです。元々のシンボルは一見地道に見えます。けれどもしかしたら、その根底には「本当に夢を現実するには、日々を生きることの中で大きな圧力と葛藤を乗り越えていく必要がある」という意味が含まれているのではないでしょうか? だとすれば、一歩一歩確実に出来ることを積み重ねるといっても、もう今まで慣れてきた古いやり方ではなかなか通用しないかも?

ならば自分に対しても、周囲の状況に対しても、何か少しでも新しい視点、解釈のしかたを取り入れていく。階段を昇る自分を、時には上から、時にははるか下から眺めてみたり。自分の中に存在する、「何処でもないところ」を覗き込んでみたり。そうやって「わたしという思い」にいつも新風を吹き込みながら、同時に足許を支えていく必要がありそうです。

周囲には様々な思惑が渦巻きます。自分が属する様々なコミュニティ、血の繋がり。。 そんな中で、変わりたい・変わりたくない。助けたい・助けたくない。頼りたい・頼りたくない。受け入れたい・受け入れたくない。。。  いろんな方向の気持ちがぶつかりあって、つい極論に飛びつきたくなるひともいると思います(それ自体が訓練かもしれないけど)。また、一歩進んで二歩下がるみたいな、ちょっとイライラしてしまうような経験をするひともいるでしょう。嘘やいい加減なひとに対して厳し過ぎる態度になったり、目には目を!みたいな意識が強まることもありそうです。


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そんなときは、乙女座に集合する木星・金星・火星のコンジャンクションが生むエネルギーを使い、いっとき何もかも忘れて楽しく過ごすのもひとつの手です。本でも映画でも音楽でも散歩でもドライブでも。何か自分を細胞レベルで元気にしてくれるものがあれば何でもOK。受け取って、出す。出して、受け取る。ホッと自分を解放する時間を作って。。 今、金星は魚座のカイロンとオポジションです。だからもしかするとポップど真ん中じゃなくて、少しアウトサイダー寄りのニュアンスを持った物事がいいのかもしれません(もし趣味に合えば)。今までなら通り過ぎていたものでも、フッと気になったら試してみてください。何か新しい発見があるかも? そして、もし出来たら…その「自分を元気にしてくれるもの」に浸る行為の中で、何が自分をそうさせるのか?  何故それが理屈抜きに自分の火をかき立てるのか? について、思いを巡らすのも良いと思います。今までより深く、感じてみる。見てみる。もしかしたらそこには、まだ見ぬ「黄金の壺」の深みへと導く新たな道が通じているかもしれないから…。

また月のノード軸には、射手座28°に集合するケンタウルス族のヒュロノメ、カリクロ、小惑星パラスとイカルスが揃ってTスクエア。これからしばらくの間は地震の可能性も高まるかもしれません。あるいは、未来と過去の狭間で自分の本質とは何処か異質なひと達や物事にぶつかるのかもしれません。それを受け入れるのか拒絶するのか、いったいどこで線引きをするかの葛藤や再定義を迫られるひともいるかも? それは共に未来に向かうための本当の意味の助け合いと、過去から引きずってきた相互依存との線引きかもしれません。鍵となるのはたぶん「新しい視点」を見つけ出すことです。


        さぁてと。次の新月はまたまたダイナミックになりそう! それでも焦らず急がずに。高く飛ばなくてもいい。でも、想像力はいっぱい羽ばたかせて。進んでも下がっても、その一歩一歩を大切に踏みしめ、今この手の中にあるもの、体の中に流れる水と火の河を慈しみながら。 この満月の下、いまだに火と水と爆発と分裂が覆うこの星に今在ることを、そっと感謝しながら。手の中に灯った小さな小さな煌めきを、みつめていたいと思います。うん、もし出来たら新しい眼差しを通して!!(^_^;


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have a great trek!!!★


hiyoka(^_^


October 18, 2015

レイモンド・メリマン 週間コメント10/19【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2015年10月19日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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当分の間抄訳とさせていただきます。
来週10月26日付けのコラムは月イチのお休みになります。
m(_"_)m


≪先週をふり返って≫

        世界の株式市場は先週、殆どが水星順行に伴って再び上昇した。多くの指数が8月24日~26日につけた長期サイクル安値への急落直前だった8月18日〜19日以来の最高値レベルまで舞い上がった。それはMMAが提示した直近の★★★ジオコズミック重要変化日だった。しかしながら、全ての株式指数が月の最高値をつけたわけではなかった。一部の指数は前週の高値を抜けることが出来なかった。

        米国ではダウ平均とS&P先物が週の全般にわたって反騰し、8月20日以来の最高値水準に達した。しかしながら、ナスダック総合は反騰はしたものの、9月17日の高値を超えることはなかった。この日付けは次の2つの理由で重要だ。1)FRBが短期金利引き上げをしなかったことで皆を驚かせ、大いに物議を醸した。 2)水星が逆行し木星が海王星にオポジションを形成した。世界の株式指数は殆どがその後9月29日に向けて下落した。一部は8月24日〜26日の安値以下まで落ち込んだ。

以下、世界各地の相場をふり返る記述が続きます。

….一方ロシアのMICEXは直近高値をつけた3月6日以来の最高値を記録した。シリアへの介入によってロシアが世界の石油備蓄のコントロールをより大きく掌握するとの見方から、投資家達(とドナルド・トランプ)は、これを長期目線での大熊(ロシア)への投資機会(そして米国の機会失墜)だと捉えている。

…ただ日経のみが遅れをとっているものの、このパターンは以前にも見ている。実際、1年前ー2014年10月15日かその近辺に、世界の多くの指数が急落を終えてその後大きく反騰した。これも水星逆行の中間点だった。プライマリー・サイクルはまだ初期段階にあることから、こうした場面が再び起きる可能性はある。サイクルの初期段階は殆ど常に強気だ。

        貴金属もまた先週は調子を上げた。しかし、株式市場と貴金属には異なる点がある。貴金属はサイクルの初期段階にはない。それでも金は先週、重要な上値抵抗ラインを突破している。これに従い、私達は10月14日に購読者向けのスペシャルレポートを発行した。

    結局のところ、先週は金融市場が活発に動いた週だった。今週もまた同様に動きのある週になるかもしれない。   



≪ 短期ジオコズミクス ≫

        今週の金融市場はジオコズミック・サイン群が展開する長い時間帯のちょうど中間点となる。この時間帯は10月6日に始まり、11月2日まで続く。したがってその中間点は10月19日月曜〜20日火曜となるわけだ。

        2種類の惑星間シグナルが互いに関わり合いながらこの期間に展開していく。まず10月11日〜10月17日、乙女座で火星が木星とコンジャンクトし、同時にこの2惑星が冥王星とトラインを形成。このコンビネーションが発効する前の最終取引日だった前週の金曜、原油は50.92まで騰がり、7月24日以来の最高値レベルに達した。その後価格は下落して、この時間帯の終わりに近い10月15日木曜には45.23をつけた。原油は木星が支配している(そして海王星は副支配星だ)。現在、金星が同じアスペクトを形成しようとしている。つまり、10月23日〜10月25日には、金星が木星にコンジャンクトし、この2惑星が共に冥王星と調和的なトラインを形成するのだ。原油にはまた再びの変化があるかもしれない。

        金星がもたらす影響は、この3日間で終わるわけではない。11月2日に火星とコンジャンクトする時点まで続く。金融市場において、金星は株式市場の他に大豆(乙女座の時は特に)のような穀物、そして通貨と関連している。したがって10月23日〜11月2日の全期間にわたり、それぞれの市場に重要な変化が起きる可能性がある。



≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー ≫

        “名目上の物価は下がったように見えるが、社会保障受給者(年金など)にとっての生活費は上昇し、生活の質は下がっている。シニア・シチズンズ・リーグの調べによると、社会保障受給者達は過去15年の間に1/4近くの購買力を失った… 彼らは今年、年間生活費調整を受けられない。これはこの40年間で3度目となる。”   

ー ロバート・パウウェル,
“No Benefit Boost for Seniors,”
USAトゥデイ, 2015年10月16日付


        “… 多くの人々に … 大不況が長引き景気の回復が遅れていることでFRBを責める声が高まっている。しかし木曜に発表された予算・政策優先事項センターの研究によれば、真実はその逆だ。「これらの非凡な政策が危機を終わらせ、他の殆どの国々よりも米国において顕著に見られる経済回復をもたらした … 金融危機から得られた教訓はこれだ。どんなに不快な事であろうと、金融システム(銀行)を安定させることは経済を安定させるための重要な第一歩である。もし一般世帯や企業が信用を供与されなければ(*借金が出来なければ)、経済は窒息する… もちろん、QE(量的緩和)にはネガティブな副作用の可能性はある。しかしその殆どの部分がいまだに具体化はしていない。”

ー アラン・S・ビンダー、 マーク・ザンディ
“Don’t Look Back In Anger at Bailouts and Stimulus,”
ウォールストリートジャーナル, 2015年10月16日付


        11月2日まで発効し続ける木星と金星のアスペクトと同じように興味深くまた重要なことは、2015年11月後半に不気味に迫る物事に関しては、社会、金融市場、あるいは世界に起きる強力な変化を誰も経験したことが無いということだ。

土星・海王星ウェイニングスクエアは36年周期を持ち、前回は1979年〜1980年に起きた。今回は2016年9月までに3回起きる。この重要な天体イベントが持つ影響力のオーブは現在すでに発効中だ。何故なら、2015年11月26日に起きる最初の正確な形成の9ヶ月前から私達はそのテーマを経験し始めており、それは最後の形成が起きる2016年9月以降、さらに9ヶ月の間続くからだ。

土星と海王星、そしてスクエアというアスペクトが持つ力学は、2016年の米国大統領選を支配するだろう。そしてまた、選挙年における金利政策の変更に関わる決定を下すにあたって起きるFRBの内部闘争とも同期しそうだ。土星が現在射手座に在泊していること、そして、2016年1月〜2018年1月の間に、FRB設立図の10惑星の内半分の5惑星にコンジャンクトまたはオポジションを形成することを考慮すれば、米国の一般大衆がFRBに対して、ビンダーとザンディの銀行業界分析記事と同様の寛大さを示すとは思えない。

米国の一般大衆は、政治リーダー達に対しても寛容ではないかもしれない。2016年の選挙はアメリカ人にとって、"実体的経済利益" という側面において、1980年のそれと多くの類似性を持っている。その年はちょうど土星と海王星が同じハードアスペクトを形成していた。土星は高齢者、年長者を支配する。海王星は高齢者、貧困層、そして政府や他者からの人道的支援を必要とする人々のための社会プログラムを支配する。FRBが2010年にZIRP(ゼロ金利政策)に乗り出すと共に、貯蓄者はこれがもたらす変化によって著しく傷付けられてきた。

当時このコラムで提示されたこのコンセプトは、主要な報道機関や政治家(誰がコラムを読んでいるかをを知ればあなたは驚くだろう)によって取り上げられてきた。上に引用した記事中の 『もちろん、QE(量的緩和)にはネガティブな副作用の可能性はある。しかしその殆どの部分がいまだに具体化はしていない』との示唆は、とりわけ高齢者や貯蓄者にとっては不可解極まりないだろう。しかしこれもまた、ハードアスペクトを持つ海王星が持つもう一つの特質なのだ。それは「現実からの乖離」そして「政治的情報操作」だ。




訳文ここまで
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October 12, 2015

○10/13の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  10月13日 09:25前後、北海道周辺で  09:31前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は  09:06 前後、沖縄周辺では 08:36前後に 天秤座 19°20’で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマ 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 天秤座19°~20° ー10/13~11/11 】
 "A gang of robbers hiding"
『身を潜める盗賊団』

 "A Jewish rabbi"
『ユダヤ教の律法学者』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★妥協や折り合いを余儀なくされる環境からの逃避願望
→★または妥協しながらも自他への誠実さをどう保つかの苦闘
→★「みんながそうだから」という壁を上手に避けて迂回路を見出す
→★目先の目的のためだけに一時的に結束しようとする
→★自分を縛りつけるくびきを断ち切って飛ぶ決意
→★自分が自分であり続けるためにひそかに仮面をつける
→★頑なな計算高さ、または柔軟でありながら超然とする
→★避けて先送りせず、突発的状況を耐えて「持ちこたえる」必要
→★慣れない環境や勝手の違う状況を通して助け合っていく
→★他者のゆるぎない後ろ姿に自分自身の未来を見る
→★アウトサイダー的な発想力を社会的に成熟させていく必要
→★独善的な知性へのプライドを捨てて世俗の中で機能していく
→★施しという名の逃げを打つか、ハートの血を流すかの選択
→★個と公の狭間で時には創造的にルールを逸脱する必要を知る
→★家族や血の繫がりが束縛と共に与える寛大さや受容力への気付き
→★自らの血に伝わる古くからの智恵を日常に生かしていく
→★清も濁もあわせ呑む器量と度量をもって難関を突破する手応え
→★潮目を待ちながらどこかにあるはずの第三の選択肢を探求する・・・→

エネルギーのポイント:『やって来るものへの予感』

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        富士山に冠雪のニュース!肌寒くなってきましたね。。 さてと。9月18日から10月9日まで続いた水星逆行…みんなどう過ごしたかな? 今回の水星逆行は強力だった!という声をあちこちで聞きます。わたし自身も予定の変更や遅延その他、いろいろふり回された感のある時期でした。もしかして今、逆行疲れを感じてるひと、けっこう多かったりして? 連休の間、こころと体をゆっくり休めることは出来たでしょうか? というわけで、今回はなるべくサラッと行ってみ……る..つもりです(^_^;。

あ、そうそう、水星逆行が終わった9日は、金星が以前の逆行からのシャドウをひっそりと抜けた日でもありました。そして、金星はケンタウルス族のネッソスとオポジションを形成し、土星とスクエアに。 7月25日〜9月6日の金星逆行期に起きてきたこと、体験したこと、感じたこと。その結論や結果めいたことが見えて来る時期でもあります。わたし達の中で何かがそっと終わり、新しい道への探求が始まっていくのかもしれません。。 


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        この新月で、水星順行にともなうストームフェーズもおおかた抜け、水星はリハビリ期に入ります。そして10月25日の午前1時ごろにはシャドウフェーズからも抜け出し、それからまもなく満月へ(27日)。 今回の新月は対人関係を軸として、個人と社会との関わりを、金星(感性、愛情、お金や物質面)と水星(思考、コミュニケーションのあり方)両方の側面から実際に立て直していく感じもあります。 新月の対向には天王星が来ているところを見ると、予測を超える何かが起きてくる可能性もありそう。また、火星の近日点付近で起きる新月なので、もしかしたら太陽活動に何らかの影響があるかもしれません。  

一方、ケンタウルスのキラルス(美や無垢なものの損失、理由無き死etc.)が新月と天王星にTスクエアを形成しています。なので、社会的にはまた何かショッキングな事件が起きそうな懸念もあります。 そして、離れつつはあるけれど金星・土星・ネッソスのTスクエアもまだオーブ圏内。このエネルギーをこころがネガティブに翻訳してしまうと、「自分が払ったと思う犠牲に対する報復的な感情」として使われることがあります。やはり愛に対する飢餓感やお金、裏切りの記憶などでしょうか。特定の誰かに対して感情が爆発することもありますが、時には鬱屈した感情の突然の噴出として、不特定に向けた行動になるときもあります。セクシャルな攻撃に関わる側面も持っているので、念のため、女性は夜道の一人歩きなど気を付けましょう。またリアルでもネットでも、衝動的な挑発行為などには関わらないよう注意してくださいね。


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        とは言っても…今回の新月、テーマとしてはけっしてネガティブというわけじゃありません。どちらかというと、自分らしさを護りながら世の中と、周囲と、折り合いを付けていく… 受け入れられなかったこと、壁を感じていたひと達との間に架け橋をかけて、互いの共通目的のために、あるいは自分が前に進むために、智恵を働かせる…そんな、テクニカルな側面を語っているようです。ただ、テクニカルと言っても、ただ上辺だけニッコリ♪とか、受け入れるフリをするとか、良いことを言ったりするということじゃありません。ここで示唆されるのは、コミュニティの中で果たすべき役割を引き受け、時には互いに支えになったり助けてもらったりするような経験をすること。それによってもう一段階、自分を大きくしていく。 「人として当たり前」の力、「伝統的な力」、自分の中に眠っている「慈愛」の価値をもう一度見直し、自分のこころの幅、人間の幅を拡げていくという意味があるように思います。 

当然、そこには窮屈さや葛藤があるかもしれません。面倒くさい思いや束縛への反動も出て来そうです。けれど、わたし達はひとりでは生きられません。たとえ周囲に誰もいなくたって、どこかに見えない誰かがいて、支えてくれています。 たとえ今、ひとりぼっちでコンビニ弁当を食べているのだとしても、それは見えない誰かが見えない誰かのために朝早くから工場に出勤してがんばって作ったごはんです。それは一瞬の作業かもしれない。顔の見えないひとのことなんか、誰も意識しないかもしれない。ただお金のために働いているのかもしれない。でも、結局みんな、知らないところで繋がってる。崖下だろうと、丘の上だろうと、みなこの大地の上で。それぞれの形で、ここにサヨナラするまで。社会って、究極はそういうところなのかもしれません。

嫌なこと、面倒なことは沢山あります。小さな家族の中でさえ、いろいろと大変。まして沢山のひと達に触れる仕事をしているなら、毎日もっと多くの有言無言のぶつかりあいがあるかもしれません。それぞれが自分の見たいものだけを見て、聞きたいことだけを聞いて、十人十色の世界を創って生きているのですから。 それでも、ひたすら自分を犠牲にするっていうのとは違うやり方が、きっとある。本当に自分のハートを使って背負った役割を果たすときに、多分その違いが、わかる。


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        たとえば『ユダヤ教の律法学者』っていうと何だか固いイメージだけど、ラビ達はユダヤ・コミュニティの中心的存在として、ユダヤ学の伝統にのっとった人生を生きています。ラビ達は身に付けてきたその智恵を人々に伝えるだけでなく、コミュニティをまとめるための柱として機能しているんですね。だから時には恋愛や仕事、子供達の育て方など、一般的な人生相談も引き受けるのだそうです。 

じゃ、ラビ達の中に生きている律法の伝統って何だろう? 深遠な宗教哲学? 厳しい戒律? わたし自身、律法の中身まで知っているわけではありません。ただ、B.ボヴィはそれを「人間として生きるための当たり前の智恵」と呼んでいました。たとえばそれは、目の前の問題に対処しなければならないときに、人間としての一番の基本に立ち返ること。『自分がされて嫌だと思うことは、人にもしてはならい』。 『人を上辺で判断してはならない。立場や身なりや年齢で一律に区別してはいけない。壺の蓋を開けなさい。つたないことばの奥から、芳醇なぶどう酒が香るときがある。立派な壺に、何も入っていないこともある』。 『約束には実行の義務がともなう』。…どれも当たり前のようでいて、ともすると忘れてしまいがちな社会生活の基本ですね。 そしてそれは、誰もが無理せず共に暮らすことが出来るよう定められた普遍的な社会法則、生きていくための智恵なのだと思います。

社会全体を大局的な見地から見て、そのコミュニティの普遍的な価値の下に、言うべきことをしっかり伝える。親身になってアドバイスを贈る。誰もはぐれて迷子にならないように。まるで渇いた小鳥に水を与えるようなこころの温もりをもって。。 ベタでいい。ただ品格を持って日々正しく生きる。それはきっと、わたし達それぞれの中に流れている血の中に刻まれた "法" でもあるような気がします。


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        一方、『身を潜める盗賊団』はといえば、世の中の良識から外れたならず者の寄り合いです。とりあえず目先の獲物を狙ってグループを組んでいるけど、たぶんひとりひとりは他にこころを許すことの無い、一匹狼かもしれません。"robber" には追いはぎとか強盗という含意もあります。さしずめ時代劇なら"急ぎばたらき" ってヤツかなw。なので証拠隠滅のためには人殺しだってしかねないし、目的を達したら、または失敗して追われたら、きっとバラバラになってしまいます。中には自分が助かるためにリーダーや仲間を裏切るメンバーがいるかもしれません。名前を捨て、故郷を捨てた彼らには、野放図な自我を縛る法などありません。利用出来るものは何でも利用して、スマートに勝ち残らなくちゃ。 物陰に身を潜めている盗賊は、いつも強い緊張感に曝されています。『俺たちはしょせん負け犬なんだ。だけど今に見てろ。一泡吹かせてやるぜ!』

たぶん『身を潜める盗賊団』もまた、わたし達の中に生きています。 疎外感を感じるとき。誰にもわかってもらえないと思うとき。虐げられたアウトサイダーのように感じるとき。周りのみんなが愚かに見えるとき。。 実際、どう考えても理不尽な目にあうことだって、生きていれば皆経験するのではないでしょうか。 そんなとき、わたし達は人に背を向け、どこか罪悪感に苛まれながらも 『なんでこんな目に遭うんだ!誰が自分をこんな風にした! 誰のせいだ!』と怒ります。『どうせ誰にも理解出来ないだろ』なんて言ってみます。 そして、猜疑と哀しみと自己憐憫の世界にいざなわれます。 

けれど 『身を潜める盗賊団』 というイメージには、「ロビン・フッドの物語」だってあります。世の中の良識から外れたアウトサイダー。でも、彼らには目的があります。何より、ひととしての誇りがあります。だって、それが彼らをアウトサイダーにしたのですから。そして、それが彼らの結束を固くしているのでしょう。異端者であることを自ら引き受けて、森に潜んでいる。けれど、村人達の社会を拒絶しているわけではない。拒絶されてもいない。もちろん、闘うときは闘う。けれどその闘いの根底には、彼らを人間として生かし続ける「法」があるのではないでしょうか。それは脅しとしての「掟」じゃない。それは多分、人間には限界があることを知り抜いた上で、フェアに生き抜くために培われた智恵、そしてもしかしたら、不屈の希望。。。 

わたし達の中に息づく「盗賊団」と「ラビ」。。 さぁこの新月、複雑なエネルギーのアミダ籤を引くわたし達は、どんなゴールにたどり着くでしょう?  もしかして、アウトサイダーでありながら孤立することなく、自分なりの目的を持ちつつ森深くじっと潜む、戦士さん達…....かな?(^_^。


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        ふと思います。人々を一つにまとめるラビ達の伝統的な智恵は、はるかに巡り巡って変容し、やがては大いなる大地の智恵へと繋がって行くのではないかしらって。今この瞬間も、生きとし生けるもの達全てを見えない糸で結び、沈黙の内にその懐に抱く女神ガイアの智恵の先....。

 水/火/爆発/分裂。。このところずっと言ってきた惑星達のキーワードは、まだしばらくの間、発効し続けると思います。それは女神ガイアの怒りでもあり、またある意味では祝福なのかもしれません。分裂の波は、一度起きたら行き着くところまで行かなければ反転しないでしょう。それまで、惑星達のエネルギーは分裂方向の原動力として働く傾向を維持すると思います。ではその究極の収束点、宇宙的祝祭の特異点に真っ先に行き着くのは、はたしてわたし達の精神でしょうか? それとも分裂と爆発のビッグ・ウェーブなのでしょうか…?


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        ところで今週のメリマン・コラムでも自然現象への注意が示唆されていました。この新月図もガイアのエネルギーが活性化されそうな雰囲気が出ています。 そういえば、火星と冥王星に「水」が発見されたとのニュースが流れましたね。それと時を同じくして、米国のサウスカロライナでは未曾有の大洪水が起きました。 火星、木星、冥王星……うーん、惑星達のエネルギーを受けたガイアの意志が、秋の紅葉でいっせいに色付く山々のように、素晴らしい祝祭として示現してくれたらいいなぁ。。。

そして10月16日12時32分前後、火星が冥王星とトラインを形成し、同時に木星とのコンジャンクション圏内に入ります。(木星との正確なコンジャンクションは18日)。 その前後数日は、感情の波に出来るだけ踊らされず、冷静に、実直に、今ある現実をみつめること。そして、『どこで引き、どこで前に出るか』を見極めることが必要になりそうです。小さな勝負に勝って大きな戦いに負けないように。 欲を出しすぎないこと。 冥王星の「深い意図」と火星の「行動」がうまくかみ合えば、何かとても大きな力を発揮出来る…そんな感じのエネルギーです。

ただその日、太陽は牡羊座のエリスとオポジションになります。なので、小さなプライドにこだわるあまり自己主張が過ぎると逆効果かも。 また、相手を厳しい批判の目で見てしまう傾向も出やすいです。もし誰かに挑発されてムカッときたら、ひとまず落ち着いて。疎外せず疎外されず。自分も大局のひとつのコマと見立てて視野を大きく持ち、もし伝えるべき話があるのなら伝えましょう。まるで、ちょっと話のわかる律法学者みたいに。または、緑の帽子のロビン・フッドみたいにw。そして、降り注ぐエネルギーを自分にとって、みんなにとって、一番大事な目的のために使いましょう。


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        10月25日の夜には金星と木星がコンジャンクトします。かたわらには火星が控え、対向にはケンタウルス族のエケクルスとカイロンが。 この日、もしかすると何か大きなインスピレーションをキャッチするひと、いるかも? 何かが本当に終わりを告げ、何かがやって来る。まだその全貌は掴めない。形として見えるわけじゃない。 でも、何かが来る。自分の中に、これから行く道に。

それはもしかしたら、本能的なセンサーが感知する「何か」かもしれません。なのでちょっと冒険したくなって、ウズウズするひともいるかな。。うん、腹を決めて思い切って飛び込むなら、そしてめいっぱい楽しめるなら、それもヨシ。でも忘れないで。今見えているのは予感と期待を投影したイリュージョンかもしれません。本当の本物はまだこれから先、少しずつ、自分のこの手で創っていく何かなのですから。

それでも。この時期に体験する物事の全ては、何かしら新しい「内側からの転機」に繋がっていきそうです。まだまだ紆余曲折はあるかもしれません。いえ、きっとあるでしょう。思いがけない出来事に慌てることだって。でも、本当はわたし達、すでに新しく生まれた大地に抱かれているんじゃないかと思います。そして、その大地ー女神ガイアは、わたし達がいつの日か「第三の選択肢」を見出す日をじっと待っているのかもしれません。


        コロコロと鳴く虫の音に包まれて、静かに迎える天秤座の新月前夜。なんだか久しぶりに、「人として、生きものとして、基本に立ち返る」ってことの意味を噛みしめています。それは…寒い夜に冷え切った体を温める飲み物…それとも空腹を慰めてくれる、一杯の熱々のうどんとか。。 ふわっと顔にかかる白い湯気の優しさに、なぜかふと涙ぐんでしまうような、小さな奇蹟。 本当は、そんな一瞬が時折訪れるだけで、わたし達はもう少し、この二元世界を生きていけるのかもしれない。そんな気がします (^_^。



andromeda-galaxy




have a great trek!!!★


hiyoka(^_^


October 11, 2015

レイモンド・メリマン 週間コメント10/12【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2015年10月12日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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『フォーキャスト2016』の翻訳作業その他の都合により当分の間 抄訳とさせていただきます。今週は ≪短期ジオコズミクス≫ と ≪長期的考察とマンデーン・アストロロジー≫ のみです。
m(_"_)m


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        今回の水星逆行(9月17日〜10月9日)は、顕著にその存在を主張した。私はいまだかつて、この短期間にこれほど多くの姿勢変化や政策変更を目撃したことはない。過去3週間にわたるFRBの右往左往についてはこのコラムでも述べてきたが、中東情勢の突然の変化によって、この地域に対する米国の主要な政策もまた変更を余儀なくされた。一方、下院議長ジョン・ベイナーの辞任に続き、有力な後任候補と見られていたケビン・マッカーシーの立候補辞退の発表もあった。これは共和党内の足並みの乱れを表すものだ。しかしながら、民主党は民主党で無秩序な様相を呈している。次期大統領候補の筆頭、ヒラリー・クリントンはTPA(貿易促進大統領権限)反対論者へと自らの立場を変えることによってオバマ大統領との結束を乱し、同時に副大統領ジョー・バイデンが民主党の大統領候補として参入する門戸を大きく開いた。

        水星が逆行運動を終えた10月9日は、多くの金融市場におけるリバーサルとの間に強い歴史的相関関係を持つ、いくつかのジオコズミック・サイン発効のただ中であった。10月8日木曜には金星が、大衆的に好まれやすく楽観的な星座宮である獅子座を離れて乙女座入りした。これはスポットライト志向から労働志向へのシフトを表す。さて、最近の米国を思い返してみれば、ローマ法王、習近平中国国家主席、そしてロシア大統領の訪米など、興味深い百花繚乱が見られた。これからはひょっとすると労働組合系の幹部達が私達の目を引くのかもしれない。

10月10日土曜、金星が土星にスクエアを形成する。これは地位や物的な価値を高めるのではなく、低くする傾向がある。その次の日(10月11日日曜)、太陽は天王星とのオポジションを形成することにより、天王星・冥王星スクエアのトランスレーションを終了する(10月6日〜11日)。これらの天体現象は、市場トレンドの突然のシフトと関わりやすい。トレンド変化が再び起きるとするなら、それは騰がってきた株式と商品には厄介な兆しとなるかもしれない。

先週のコラムにおいて、このトランスレーションに関連するもう一つの象意を指摘した。『自然現象という側面から言えば、これは洪水、地震、ハリケーン、竜巻、突風など大自然の力が噴出する現象との相関性を持つ』。先週はこれらの全てが示現したが、特にサウス・カロライナ州の洪水は、まるで聖書の1シーンかと思うほど大規模なものだった。こうした現象はまだ終わらない可能性がある。10月23日、土星が都合3回の内最後のセスキクォードレート(135°)を天王星に対して形成する。土星は大地(地球)と政府を支配し、天王星が突然の活動、混乱、分裂、そして振動を象徴することを考慮すれば、先週から続くイベントの影響力はまだ終わっていないだろう。こうしたエネルギーは、また異なるレベルの現象として示現する時を待っている。

        木星と海王星もまた重要な役割を演じつつある。これらは共に原油を支配する点で重要だ。先週論じたように『10月6日〜17日の11日間には木星・海王星のアスペクトもたっぷりと効いていることから、原油価格に再び変動が起きることも予測し得る』。 原油は騰がっており、7月22日以来初めて1バレルあたり50ドルを越えた。10月いっぱいは木星と海王星に対する調和的なアスペクトがあるので、中東における地政学的緊張が原油価格を今週少し過ぎまで維持する可能性はある。しかしながら、私達は11月終盤を懸念している。何故ならその時、土星が全3回の内最初のウェイニングスクエアを海王星に対して形成するからだ。ジオコズミックな観点から見れば、原油(そして金利)にとっては、こちらの方が今起きている天体現象よりはるかに重要な相関関係を持っているのだ。


 ≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー ≫

“独裁者を見れば…. そのパターンは常に同じだ。まず人民から銃を奪う。そうすれば押し入って彼らを支配出来るからだ”

ー ベン・カーソン, 共和党大統領候補者
     “カーソン、より多くの人々が銃で武装すべきだと示唆” より
     by Susan Page, USA Today, 2015年10月6日


    過去7年 ー そして特にこの3年間 ー は、非常に暴力的な日々だった。ファイナンシャルまたはマンデーン・アストロロジーの分野では、これは天王星と冥王星の原理と一致し、またこれらは強力なカーディナル・スクエアのオーブ圏内で推移してきた。このアスペクトは今年の終わりまで近接したままだが、その後分離し始める。これは、世界がこのところ経験してきた暴力の軽減という希望の兆しだ。

    もう一つ、あまり知られていないジオコズミックなエネルギーの相互作用がある。これは単に暴力の軽減だけでなく、特に米国における政治のプロセスを覆ってきた狂気の抑制にも寄与する可能性がある。これは黄道上を逆行する水星の動きに関するものだ。2015年の水星逆行は、風の星座宮に始まり風の星座宮で終わってきた。換言すれば、水星は風性の星座宮で過ごす期間が他のエレメントに比べてとてつもなく多い7年サイクルにあったということだ。以前これが起きたのは2008年、2001年、1998年etc. だ。当時、政治と世界経済は制御された状態とはほど遠かった。

        アストロロジーの研究において、水星は思考、知力、そしてコミュニケーションを支配する。こういった性質から、これもまたアイデア、知性、コミュニケートへの衝動を司る風の星座宮と水星は相性が良い。この二つが合体することで、風性星座宮の水星は、新しい卓越したアイデアが生まれ、知的セオリーに基づいた実験が行われる時期を示唆する。そこで問題となるのは、こうしたアイデアの典型として歴史的先例を持たないことだ。そのアイデアが上手くいくのかどうかは誰にもかわからない。だがその発案者達は自信たっぷりだ。結局のところ、彼らは "頭の良い" 人々だ。そして水星が風の星座宮で多くの時を過ごす時、非常に賢いアイデアを引っさげた "頭の良い" 人々の話題には事欠かない。私達はそれほど巧みに話の出来る人々を信じたいと思う。それに加え、そのアイデアは大いなる情熱をもって伝えられるので説得力がある。風性星座宮の水星は、セールスマンや販売業に人達にはうってつけの配置と言える。

        通常、風性の水星に欠けているのは常識あるいは社会通念だ。肝心なのは "アイデア" そのものであり、予測し得る結果ではない。結果は当然素晴らしいだろうというのがその信条となっている。ところが現実を見ると、結果は必ずしもそう素晴らしいものとはならない。通常、その結末は "頭の良い" 人々が全く予想もせず、考慮することもなかったような何かを生み出す。多くの場合、頭脳明晰な人々は彼らの凄いアイデアを実際に適用していくことには興味が無い(またはその能力に欠ける)。彼らはただそれについて話をするのみだ。だが、もともと風性星座宮は活動宮ではない。

        私達は "風の星座宮に在泊する水星" に彩られた年をもうすぐ抜け出ようとしている。2016年になると、水星逆行のスタート地点は "風性" から "地性" へと移行するのだ。地性は実務的だ。地性は伝統を重んじ、以前上手く機能した先例を大切にする。また地性は合意を形成し、チームのような協調体制を実際に確立しようと試みる。単にチームワークの重要性について語るだけでは終わらず、明確に定義されたゴールに向かって互いに協働するチーム作りに着手するのだ。

        さて、風性星座宮の水星的な "賢いアイデア" に辟易としている人には良いニュースだ。2016年、水星が逆行運動を地性星座宮からスタートする時、全体のムードは漠とした不安から「何が上手く機能するか?」「どうすれば物事を為し遂げることが出来るか?」というシリアスな思考へとシフトするだろう。結局のところ、売り込みが一番巧みだったり、最も頭の切れる人物が2016年の選挙に勝利するわけでもなさそうだ。反対に、実務的で、良識に沿ったやり方を通して物事を成し遂げることが出来ると大衆を説得し、納得させることの出来る人物が勝利を得るかもしれない。

        また投資家にとっても、水星が地性の気をより一層帯びてくることは、歓迎すべき安堵感に繋がる可能性がある。市場が社会的な事象に対して予測に沿った素直な反応を見せ始めるからだ。世界は水星が風の星座宮で逆行する最後の3週間をつぶさに見てきた。もう悪いニュースは必ずしも市場に取って良いニュースになるとは限らない。しかしながら、良いニュースは金融市場にとっても良いニュースとなりやすい。だが、そこで試練となるのは "良いニュース" を創り出すことだ。何故なら地性の星座宮において、私達は風の星座宮で下された決定の結果に対応せねばならず、そしてそれは、当時考えられていたほどには賢い決定とは限らないからだ。






訳文ここまで
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October 04, 2015

レイモンド・メリマン 週間コメント10/5【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2015年10月5日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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フォーキャストの翻訳作業その他のため、しばらくの間抄訳とさせていただきます。
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≪ 先週をふり返って ≫

    概要としては、トリックスターたる水星の働きが市場にどんな影響を及ぼしたか、特に金曜は水星が支配する双子座に月が入っていたことと連動して米国市場に興味深い動きが見られたことに言及。その他金と銀、Tノート、通貨などへの言及がありました。株式市場に関する限り、ここ7年の間で言われてきた屈折したアイデア「悪いニュースは買い」が今回も効いたと見てよいだろうとのこと。

いずれにしても全ては水星逆行中に起きたことであり、テクニカル上の買いサインや売りサインは殆ど信用出来ないという論調でした。


≪ 短期ジオコズミクス ≫


        今週はさらにまた、多くのジオコズミック活動を含む長期の時間帯が始まる。
10月6日〜11月2日の間、金融市場のリバーサルに関わる13のジオコズミック・サインが、その間隔を6日も開けずに立て続けに起きるのだ。またこの期間中、複数のジオコズミック・サインが4日と開けずにアスペクトを形成し続ける短期の時間帯がある。これらの内ひとつが10月6日〜17日に起きるが、その期間中には水星が逆行を終える10月7日が含まれている。その翌日には金星が土星にスクエアとなり、そのまた翌日、太陽が天王星に年に一度のオポジションを形成、そして木星が冥王星にトラインとなる。

この時間帯は太陽が冥王星にスクエアを形成する時点(10月6日)から始まる。したがって私達は、10月6日〜11日の5日間で太陽が天王星と冥王星にTスクエア(トランスレーション)を形成するのを目撃することになる。自然現象という側面から言えば、これは洪水、地震、ハリケーン、竜巻、突風など大自然の力が噴出する現象との相関性を持つ。金融市場から見るなら、突然のリバーサル(またもや)や激しい価格の上下動(再び)だ。また10月6日〜17日の11日間には木星・海王星のアスペクトもたっぷりと効いていることから、原油価格に再び変動が起きることも予測し得るだろう。

        テクニカルやチャート分析の面から見れば、多くの株式指数が再び良いイメージになり始めている。しかしながらジオコズミクスは、今後2週間はまだ危険が潜んでおり、状況が突如後退して再び懸念の急落が起きかねないことを示唆している。したがって私達は、ある研究では強気に転じながら、他の研究においてはいまだにさらなる急落の危機が警告されるという、興味深い時期に入りつつある。


≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー ≫

        政府の債務支払いのための資金は従来の予想より早い時期に尽きるだろう... 米国財務長官ジェイコブ・ルーは、11月5日前後に政府の手許現金が足りなくなると告げた... “十分な現金が用意出来なければ、米国政府は史上初めて自ら負うあらゆる義務を果たせなくなる” ルー氏は書簡でこう指摘した。

ー『債務上限、デッドラインは11月』Nick Timiraos, Kristina Peterson,
  ウォールストリートジャーナル, 2015年10月2日


        また今年も、いつものように政府による緊急嘆願 ー 米国債務上限の引き上げ要請が出された。いったい山羊座の冥王星(政府の負債)に終焉はあるのだろうか? 金融・財政政策が平常(あるいは正気と言う方がより正確か?)に戻る日は来るのだろうか? これはつまり、FRBがそのZIRP(ゼロ金利政策)を手放すに足る自信を獲得し、そして政治指導者達が選挙で負けることの恐怖を乗り越え、納税者が納めた金額以上の支出を止めるだけの勇気を持てるかどうかということだ。 そもそも米国民は、ただもっともっとと多くの "物事" を与える約束を連発するのではなく、ひたすら責任を持って国庫を扱おうとする人物に投票するだろうか? 

        さてここで、世界と国家の債務という側面から冥王星を理解するためのレッスンを行うとしよう。もし皆さんが形而上学的な解を求めるなら、これから述べる内容を拡大し「*カルマ的な負債」として見て取ることも出来る。例えば「蒔かぬ種は生えない」すなわち「収入を超えた支出をすれば赤字に陥る」といった具合だ。あなたの人生、あなたの資産は "バランスの崩壊"を迎える。そして自分自身が行った選択の結果として、支払いという結果が待つのだ。
* カルマ的な負債:Karmaは因縁や報いを指す言葉。山羊座に冥王星が在泊する2024年までのカーディナル・クライマックスでは、その何処かの時期で、個人それぞれの人生においても、これまでに選択してきたあらゆる行動の結果を体験し精算を行う機会が訪れる可能性があるということ。

        冥王星が山羊座入りした2008年1月、カーディナル・クライマックスがスタートした。そして2024年に冥王星が山羊座を去り水瓶座入りする時、ついにカーディナル・クライマックスの領域を抜ける。この期間中を通して、負債の封じ込めは困難な課題として存在し続けそうだ。それだけではない。今までもこれから先も、その時々に見られる負債抑制への無能力、やる気の無さ、または勇気の欠如が、より深刻な財政状況へと導く怖れがある。土星が海王星とのオポジションを形成する時(2016年11月〜2017年9月±9カ月)、こうした物事に対応する能力の欠如(機能不全)と優柔不断という問題がより鮮明に浮上してくるだろう。

        一方、こうした "冥王星マター" を着実に実行するにあたり、政府指導者達が示す無能さが招く結果の一つ、それが破産だ。土星が山羊座の冥王星と合となるのは2020年だ。その時、この問題は2009年〜2011年のカーディナル・クライマックス最盛期における体験よりもっと差し迫った形で取り沙汰されるだろう。当時から米国における(そして世界中至るところの)政府機関閉鎖という脅威は珍しいことでも無かった。そしてその脅威をもたらす原因が解決されることも無かった。政治指導者達が何度も何度も "缶を遠くに蹴り飛ばし"(状況を先延ばしにすること)続けた結果、それはいまだに私達と共にある。

さて、冥王星は何かを(あるいは誰かを)何度も何度も蹴り倒すゲームを好む上に、問題となる事象を取り除いてはくれない。冥王星は ー 経済の死神というその最も恐ろしい蠍座的な役割において ー ただ奇跡的に姿を消すことはあり得ない。政治家達が、負債の解決には単にもっと支出を増やせばよいという彼らのケインズ主義的呪文を皆に信じてほしいと思っても、そうはいかないのだ。彼らはそれが経済回復を刺激するだろうと信じている。だが負債の因果がここまで深みに達すれば話は別だ。全く逆の話になる。カーディナル・クライマックスに入って6年、ここに見られる経済回復の弱さを何よりの証拠としながら、負債はただ積み上がっていく。

        冥王星が強調されている間にこの惑星が支配する問題点(負債のように)がまず明確に宣言され、そして完全に解決されない限り、その後まもなくそれに関わる緊張が高まるのは確実と言ってよいだろう。冥王星(とその脅威)は決して死なない。彼はゾンビのようなものだ。あなたがどんなに葬り去ろうとしても、彼は何度となく戻って来る。それは彼が統轄する問題に、あなた自身の手によって適切な幕引き(解決)が行われるまで続く。彼がそれらを死に至らしめるのではない。何故冥王星が死と再生を支配するかの答がこれだ。そして山羊座に在る時、こうした原理は各国政府に関連してくる。国が(負債のせいで)その財布の紐を制御出来なくなれば、その国家の存在に関わる全ての側面に困難が生じる。その国は徐々に力を失い、生き残りは困難となり、そしてもはや通常の道理は通じなくなるだろう。

        とはいえ、絶望し過ぎないようにしよう。冥王星はその性質の全てがネガティブで困難なわけではない。冥王星が真に要求するのは、悪い方向に進んでいる物事に注意を向け、それを修復しようという意欲を持ち、改革し、正し、あるいは癒やすことなのだ。世界中でこうした事に対する気付きも生まれてきている。すなわち今、世界の財政において何かがバランスを崩しているという事への気付きが育ちつつあり、それに伴って解決に向かうためのより多くのアイデアが生まれ始めているということだ。

税制改革の問題、そして政府の無駄遣いを削減する問題についての議論は続いている。それは確実に一助となるだろう。だが、全ての局面において、おそらく最も重要な鍵となるのは人々を仕事に戻すことかもしれない。10月2日金曜に発表された米国の失業率は再び5.1%となった。しかし労働市場から完全に落ちこぼれた人々を勘定に入れるなら、その割合はおおよそ10%に上る。もっと悪いことに、働いている人々の労働時間は減らされ、賃金は停滞している。これは幸福で安全な未来のモデルではない。

その一方で、冥王星は現在山羊座の旅(2008年〜2024年)のちょうど中間点に来ている。中間点がしばしばそうであるように、これはもしかすると、何らかのターニングポイントを示唆しているのかもしれない。ひょっとすると物事は逆転しようとしているのかもしれない。その可能性はある。

逆転のために冥王星が必要としていることの全ては、上手く行っていない政策や行動を認識するにあたり、それに関わる皆が一致団結して努力すること ー そしてその後に続く是正だ。おそらくは何か新しいやり方で、暗礁に乗り上げた物事をもう一度、機能させるのだ。そうすれば冥王星は満足するだろう。そして彼は平和を見出し、世界をその平和の下に手放すことだろう。







訳文ここまで
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