January 2016

January 24, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント1/25【金融アストロロジー】

満月の星読みは1つ下の記事になります。

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年1月25日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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※お知らせ
 今週のメリマン・コラムは ≪ 短期ジオコズミクス ≫ 以外は抄訳になります。また来週2月1日付のメリマン・コラムはお休みさせていただきます。2月はもしかしたらずっと抄訳になるかもしれません。
m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

         先週は世界の株式市場にとって、いまだかつて無いほど不可思議な時間帯だった。週が終わりに近付くほどに、世界中の株式市場が暴落するという強力かつ不吉な予感が覆っていったのだ。実際それは顕現した。1月20日水曜までに、世界の多くの指数が年初来安値をつけ、その内のいくつかは20%ラインの下まで落ち込んだ。これは弱気相場の特定に使われていた定義だ(実際は全く使えない定義だが)。その様相は1月3日〜18日まで発効していたジオコズミック・サインとあまりにも合致しており、またテクニカル指標と経済報告のどちらもが信頼性を欠く水星逆行期(1月5日〜25日)のことでもあった。つまり、先週の株式市場に首尾一貫するものは何も無かったということになる。その代わりに、世界中を異市場間ダイバージェンスの津波が襲ったのだ。


※この後、世界の各市場の動きを追う記述が続きます。


        現在、誰もが首をかしげている。『これは株式市場下落の終わりなのか? 株はまた強気に戻るのか?』 9月まで土星・海王星スクエアが続き、5月に木星・土星スクエアが待ち受ける下で、私はそこまでの期待はしない。

しかしながら、先週半ばまでの崩落の損失からまずは健全な反騰があったとしても驚きはしないだろう。ここでの反騰が単なる「デッド・キャット・バウンス/跳ね返り」とは思わない。私達は水瓶座の季節に入っており、これは新たに太陽が入居した風性の星座宮だ。この跳ね返りはある程度は続く可能性がある。もしそうならないなら、これまで私達が登ってきた山にはまだここから下へと深い谷が続いている。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        先週水曜、1月20日につけた株式市場の安値は、ジオコズミックな時間帯が交差する非常に興味深いポイントで示現した。水星逆行期中間点から2取引日を過ぎ、水星順行日(1月25日月曜)の3取引日手前だったのだ。またそれは、太陽が水瓶座入りするまさにその当日でもあった。先週のコラムで来たるべき日々に臨み述べたように『もし株式市場が反騰しようとするなら、タイミング的には良い時だ。まだに誰もが先を争って船から飛び降りている。水星逆行中間期のリバーサル・エネルギーか、あるいは土星・海王星スクエアがもたらす恐怖、すなわち船は真っ直ぐ氷山に向かい、タイタニック号はもう衝突を避けるために進路を変えることは出来ないと人々が信じる力か、どちらの力が支配的かを観察するのは興味深い。しかしながら、今私達が注視しているのはS&P500が8月24日の安値を割ったのに対し、ダウ平均がいまだに尾辻の安値より600ポイント上にあるという点だ。ターニング・ポイントとしての水星逆行中間地点は、ギリギリではあるが、まだ無視するには早いと考えられる』。   

        ファイナンシャル・アストロロジーの観点から見れば、月が双子座を運行中に株式市場がボトムをつけ、その後月が木曜〜金曜に蟹座に入ったあたりで反騰したのは有望な材料だ。蟹座の月は通常、株にとっては弱気なのだが、新たなプライマリー・サイクルがスタートする時は強気であり、月と星座宮のどんな組み合わせの象意よりもずっと強力だ。したがって、こうした研究から見れば、これは強気を示す展開だといえる。

        これから先、ジオコズミックな活動は2月5日〜6日に金星が天王星・冥王星の乖離していくスクエアのトランスレーションを開始するまでは邪魔が入らない可能性がある。2月5日はまた次の非農業部門雇用者数が発表される日だ。

        一方、1月23日(24日)土曜は満月で、同日金星が星座宮を移る(これは「イングレス」と呼ばれている)。この満月は、現在米国北東部を襲っているブリザードのような厳しい気象条件との関連性を持っている。また金融市場における価格変動の振幅(ボラティリティ)は、お金と愛の惑星、金星が増幅の原理を持つ射手座から収縮がテーマである山羊座に移行するにつれて減少しやすい。1月25日月曜、水星がまた一つ注目に値することとなったこの逆行期を終える。市場の注意が次のビッグイベントに再び集中するまでにはあと数日かかるだろう。それは、米国なら2月5日の雇用統計、そして2月9日にアイオワとニューハンプシャーで開かれる大統領予備選だ。



≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー ≫

※冒頭は原油価格と経済の関係について、前FRB議長アラン・ビンダー氏の言葉など以前のコラムからいくつかの引用文が添えられています。


    1月10日に開催したウェビナーの時、原油は数年ぶりの安値33.16で週を終えていた。その時、こんな質問があった。『あなたはここで原油を買いますか?』 私は『原油が30以下になるまで待つだろう。理想的には次の2週間の間に期近の27.56周辺をつければ買うだろう』と答えた。そして先週は32.19で終わっている。悪くはない。だが友人で同僚でもあるデューク・オニールならこう言うだろう。『レイ、しくじったじゃないか。君は6セント外してるぞ』。

        ダブル山羊座*の人間として言うなら、この種の仕事で尊敬を勝ち取るのは容易なことではない。しかし真面目な話、アストロロジーを分析ツールの一つとして使う職業はどんなものであろうと、敬意を得られないという事実がついてまわる。あなたには選択肢がある。真実(知識)か、または社会からの敬意かだ。昔、私は真実と知識の方が自分にとって重要だという選択をした。社会からどう見られるかなどくそくらえだと。まぁそんなわけで、全て承知の上でその選択を行った以上、私は敬意の喪失について文句は言えない。
* ダブル山羊座:メリマン氏の出生図では太陽と月が共に山羊座にある

だが私は自分が可能だと考えていた以上の敬意を、私と同じように真実に高い価値を置く人々から受け取れる専門分野を創り上げることが出来た。それは非常に報われることでもあり、また謙虚な気持ちにもさせられる。この職業に対して敬意に欠ける態度を取るのは、宇宙のサイクルと人間活動のサイクルへの経験や理解が全く無い人々のみだ。別の言い方をすれば、それは自分の意見をあたかも事実であるように信じている人々だ。そういう人々には引力の法則で有名なアイザック・ニュートンの言葉を借りてこう答えよう。『サー, 私はこの問題を研究してきたのです。だがあなたはそうではない』と。

        土星・海王星の36年サイクルについて、あなたが頼りに出来る指針を一つ挙げるならこれだ。真実と事実に対して敬意を払うこと。これは人を裁いたり批難したりすることに躍起になったり、当てこすりやバイアス、偏狭な思い込みによって誰かの評判を傷つける行為のはるか先を行く地点にあなたを置くだろう。

今年は魔女狩り、裏切り、そして集合的・集団的な愚かさが発動しやすい。個人的な説明責任の所在よりも、上手く行かない物事や鬱憤に対するスケープゴート探しが流行するだろう。だからこそ、正しく事実を把握し、または伝えようと誰もが努力する必要がある。間違った思い込みや誤解に基づいて人を裁くようなことがあってはならない。その努力を払わなければ、後に厳しい結果が待つだろう。他者から見聞きした物事をそのまま信じることは出来ない。あなた自身の良識こそが鍵だ。今のように集合意識が傷つきやすく、土星・海王星スクエアの影響でヒステリーさえ起きかねない環境にある時、それは難しいかもしれない。だが、不可能ではない。

土星と海王星がアスペクトする時は「信頼」が全てだ。そして、何かを伝達する役割を果たす者が真実と正確さの持つ大きな価値によって導かれる時、信頼はいともたやすく向こうからやって来るのだ。






訳文ここまで
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January 22, 2016

●1/24の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化し、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】

東京・関東ローカルで1月24日午前11:05前後、北海道周辺で11:10前後、関西方面は10:46頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で10:16前後に獅子座3°29’で満月となります。

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 獅子座3°~4° + 太陽 水瓶座3°~4°】
  "A woman having her hair bobbed" +
  "A deserter from the navy"
「髪型をボブスタイルにした女」 +
 「海軍からの脱走兵」 

  "A formally dressed man and a deer with its horns folded"+
  "A Hindu healer"
「正装した男と折り曲げられた角を持つ鹿」 +
  「ヒンドゥーの治療師」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期1/24~2/7】
→★新しくやり直すために浄化と解放を求める心理
→★思うにまかせない相手や変化する状況を受け入れる
→★物事がもつれて意図せぬ方向に行く傾向に注意
→★自分らしさを活かせない環境や関係性をいったん精算する
→★または、関係を維持するために傷つくプライドに耐える
→★一度行った選択、口にした言葉、こうだと解釈した事を見直す必要
→★掛け違ったボタンに気付いてゲームを降りる
→★これまで築いてきた物事に縛られて前進出来なくなる危険
→★矛盾だらけの情報を前に迷うこころ
→★何が飛び出すかわからない人生を面白がり愛する精神
→★または、どんな選択肢にも気が乗らず拒否する精神
→★手出し不可能なことにこだわって争う馬鹿馬鹿しさを知る
→★イチかバチかの時、胸を張って断崖に立つことの醍醐味を知る
→★混沌の中で今までとは違う角度から物事を見ていく挑戦
→★例外的な物事を受け入れ新しい発想と出逢う…→

エネルギーのポイント:『 新生への勇気』 

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        毎年、元旦からの1ヶ月ってわりと長く感じるのだけど、気付くとあと1週間で1月も終わり。うーん、今年もあっという間に過ぎ去るのかしら…なんて言うのはまだ早いですが(^_^;。 けどこの新月期が始まって以来、世界では本当に沢山の波乱が起きています。金融市場は新年から荒れているし、また、いろいろなジャンルでひとつの世界を築き上げ、多くの人々のこころに足跡を残したひと達がこの世界から旅立っていきました。日本でも毎日えっ?と思うようなことが報道されています。そして、わたし達の身近な周囲にも、苦闘を続けているひとが沢山います。その顕れ方は様々だけど、どれも皆、今年の大テーマである土星・海王星ウェイニングスクエアの直撃や背景からの放射を受けて苦悶するこころを表しているのかもしれません。

この組み合わせには、ふとした拍子にじわじわと寄せてくる漠とした不安を生み出す作用があります。今は何とかなってるけど、明日はどうなるんだろう...。どちらの惑星もそれを超えた先には希望があるのだけど…渦中にいるときは分厚い霧(海王星)の壁(土星)が立ちはだかるように感じられるんですね。なにげない日常を見れば、嬉しいこと、ほっと心温まることだって沢山あると思うけれど…今はふとした折に、曇りガラスの巨大なドームで覆われた世界に生きてるような気がするひと、多いかもしれません。


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       さて、この新月期全体(満月期の終わりまで)のエネルギー・ポイントは『惑わず・乗らず・乗り超える』でした。その挑戦は、24日の満月前後でひとつのピークに達するのではないかと思います。こころの中に、はっきりと浮き彫りになった自分の「今の/本当の」姿(性別・年齢・国籍・星籍・次元籍を問わずw)が映し出されているひと、いるかな? そうじゃないひとも、これから必要に応じて段々くっきりした姿カタチが浮かび上がってくるかもしれません。今みたいにいくつも脇道のある凸凹道を歩くときは、きっとその姿がひとつの指針になるような気がします。

今年初めの新月期からオーブ約1°を保っている天王星・冥王星スクエア。この組み合わせが蘇らせる激しさは、あと1ヶ月ほどその間隔を保ち、2月の満月あたりから徐々に離れていきます。そしてその中間期に起きるこの満月のチャートを何より強く彩っているのは、MCに来ている冥王星・水星のコンジャンクション(小惑星タンタルス、クルースンも)と天王星、そしてブラックムーン・リリス(ミーン)のTスクエアです。また、蟹座のICに位置するケンタウルス族キラルスも入れるなら、これはグランドスクエアとなります。折しも水星は、速度をぐっと落として順行前のストームフェーズ入り。気分や情緒、記憶や知的な働きが不安定になりやすいときでもあります。


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  そんな影響の下で左脳と右脳がカチカチっと噛み合ったとき、思いがけないインスピレーションや斬新な発想が降りて来るひとがいるかも? けれど同時に、強い思い込みから誰かを罰したい気持ちになったり、世間知らずや甘えた態度、無責任さや傲慢さが許せないという苛立ちを生み出すこともあるでしょう。また、BMリリスがハードアスペクトで絡むときは、エネルギーがえもいわれぬダークな色彩を帯びることがあります。彼女は暗黒の世界をけっして怖れません。セクシャルな欲望や支配欲など、皆がフタをしたがるタブーをあえて突き付けてくるところがあります。そんな暗黒もまた、わたし達人間に備わった不可欠の要素だということをよく知っているのがリリスです。

なので、世間の常識の外にある "異常な" 物事、「魔」とされている様々な物事に光を当ててきます。彼女は偽善を嫌い、「公正さ」の不公平を暴き、わたし達が最も見たくない部分を目の前に曝します。または、それを暗い物陰からじっと見つめています。その「魔」なるもの、妖しさや狂おしい部分を、わたし達が自分の一部として完全に認め、鎮魂し、抱きしめることが出来るようになるまで。。 そうして、存在する者としての正当な権利を主張しているんですね。
BMリリスは、母なる大地が伸ばす恵みの手から最も遠いところにあるときでも、常に「本物の自分」として自立していくことを促してきます。


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  一方、トゥルーのBMリリスは満月図でDC上に来ています。これもまた、人間関係でのちょっとした葛藤を誘発する要素になるかもしれません。この満月図では、今まで高く飛んでいたひとが墜落したりその瀬戸際に立つような感じ、またはそうなるよう追い詰めたり謀ったりするような心理も生まれやすい感じ。そこには性的な罠が含まれる可能性もあります。また、BMリリスが直接手を下すようなことは無くても、射手座の土星が狙いを定めてくるかもしれません。タロットカードで言えば「塔」に似た雰囲気かな。

なので、もしこの時期前後に塔から落とされるような思いをするひとがいたら、この期間を、自分に対しても誰に対しても恥じない態度で貫いてみて。凹む気持ちに丸呑みにされないで。ダークな部分があれば怖れずそれを認め、身に覚えの無いことがあれば怖れず闘ってみて。それは射手座土星の挑戦に応える最善の力 ー 忍耐強い実証能力を身に付け、確固とした自分の世界観を構築していく行程に繋がると思います。バベルの塔が崩れても、魂が崩れることはありません。結果がどうあろうと、周囲がどう見ようと、自分の中に本物の芯が通っていればそれでOK。これはアイデンティティを賭けた闘いだと思います。長いものに巻かれている内は、ダークな女神BMリリスが本来持つ清冽な力を発揮することは出来ません。何故なら彼女は、"本物" のプライドを探求する者だから。。

        もともと射手座の土星・魚座の海王星スクエアには「スケープゴート」「魔女狩り」「裏切り」という象意もあります。そんな雰囲気を背景として、満月図に浮かび上がる海王星・オルクス・アスボルスのTスクエアも、欺瞞 ー 今まで避けたり誤魔化してきたことに対する「結果」の顕れという面を強調してくるかも? そんなとき、アスボルスが語りかけるサバイバルの合い言葉は「変化」です。ふつふつと煮えたぎるマグマのエネルギーが頂点に達したとき、何かが起こる。すでに避けられない回路は出来上がった。でも、その爆発が変化を呼ぶ。そして、どうしても取り除けなかった重石が吹き飛ぶ。。 たとえ少しやけどしたとしても、かさぶたが剥がれて血を流したとしても。そこからまた、新生の旅が始まります。何を受け入れて何を捨てていくか。それは爆発を祝祭に変えていく道程、新たな選択の旅です。


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        水星・冥王星にコンジャンクトしている小惑星クルースンは、自分が属している家族や血縁、民族、精神的または宗教的絆、部族的な繫がりなど、「血」的な繫がりを持つ系譜への献身や探求という意味を持っています。水星順行前にぐっと力を溜めるこの時期、そんなテーマで今の自分をふり返ってみるにはすごく良い機会かも!? 何か新鮮な発見があるかもしれません。 

けれど集合意識として見ると、MC上の小惑星タンタルスはちょっとクセ者かな。。 世間的な雰囲気としては、とりあえず目先の悪者を徹底的に罰するような風潮とそれにゲンナリする気持ちの両方に分かれるかもしれません。今にも見えそうでなかなか見えてこない真実に苛立つような雰囲気もありそうです。そこには血の絆で縛ろうとする抑圧や、それに反抗する者を力で抑えつけようとするような構図も考えられます。IC上のキラルスは、逆行の影響でこれまでにも何度か冥王星にオポジションを形成してきました。これは世界に起きてきたテロ事件やその多くの犠牲者とも重なるものでした。そして再び前回の新月あたりから効力を発揮しています。キラルスは若さ、豪放さ、輝き、自信(または甘えや甘さ)、創造性、そしてそれらが突然失われることの痛みというテーマを持っています。なので、キラルスのハードアスペクトは「なぜあの人が…」と思うようなひとが偶然のいたずらにも見える原因ー事故や事件で命を落とすようなときに、背景としてよく顕れます。これはすでに現象として発現しているのかもしれません。


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        全体に、この満月図にはある種の激しさがあります。チャートの色々な箇所に爆発の火種がありそう…。そのどれかが、もしこころに作用するなら...それが自分を縛りつけている何かに対して「もう黙っていられない!」という気持ちであろうと、ただ何となく落ち込んでブルーなのであろうと、その感覚に素直に付き合っていくのも手だと思います。ガラスの天井に頭をしたたかにぶつけ、一度マジで波間深く沈んだ体は、ありったけの力を出してもがき、浮かび上がろうとするでしょう。それもまた、爆発です。生命力の爆発。

土星・海王星スクエアが立ちはだかるとき、一番必要になるのはこの、"ナマの生命力" を維持していくことではないでしょうか。たとえ溢れる感情にいっとき翻弄されたとしても、その後には綺麗な虹が立つ可能性があります。偶然とも思えるささやかな触れあいが、こころをもう一度あたためてくれるかもしれません。たとえ外界の景色は変わらなくても、受け入れるべきものを受け入れ、捨てるべきものを捨てた後、目の前に自分の道が見えてきます。


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  1920年代に淑女の印とも言える髪を潔く切って短いスカートを身にまとい、異物を見るような目で見られても構わず堂々と街を歩いた女達。彼女達はやがて、威厳たっぷりにカチリと正装し、固い表情で立つ紳士になるのでしょうか? それとも、生の紆余曲折を通り抜けた証しの折り曲げられた角を持つ、二つと無いアノマリー…異形の鹿、雄々しい野性の鹿となるでしょうか? 獅子座の満月に象徴される本物のプライドは、いったいどちらに宿っているんだろう?


        ...今回の満月の星読みは、特に今の時期、何らかの巡り合わせで苦しい思いを抱えているひとに捧げたいな...と思います。 抱える事情はそれぞれだし、この星読みとは関わりの無い物事で悩んでいるひとも多いでしょう。けれど、今の自分を生きている、「いのちの力」を忘れずにいきましょう。それは宇宙でたったひとつ、「あなた」や「わたし」を生きている力。 たとえ誰も、何も、自分さえも全てを頼れず信頼出来なくなったとしても、ただ黙ってわたし達を支え続け、何も求めることなく、ただここに在ることを愛している力です。 獅子座の本物のプライドは、気高さに通じるもの。そしてその気高さも愛も、たったひとつ、そのいのちにこそ宿っています。  いのちの音を聴いてみて。それは、誰かと、何かと、今もひと知れず繋がっています。



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        あ、もう一つだけ。。太陽系に第9惑星が!というニュースが流れましたね。まだ実証的に確認するには至っていないけれど、新しい世界がそこに存在することは紛れもない事実のようです。銀河アストロロジャー、フィリップ・セジウィックが昨夜の記事でこんなことを言っていました。

『数年前、エリスの発見者で結果的に冥王星キラーとも呼ばれるようになった天文学者、マイク・ブラウンとカイパーベルト天体について話をする機会に恵まれた。その時、ブラウンは1/60の確率で、そこにはまだ発見されていない惑星…おそらく火星くらいの大きさの惑星が存在するだろうと言った。だが彼はいかにも双子的なアプローチで、今言ったような憶測的な見解はけっして漏らすべきじゃないんだけどね、とも言い添えたのだった。

そして今、第9惑星が確実になったとの報せが届いた!』


ところが、少なくとも米国界隈では、この惑星が悪名高い惑星「二ビル」ー 世界を破滅させる凶兆の星 ー だ、とうとう姿を現すのだ!として一部で大騒ぎになっているそうです。(他にもあのX-ファイルシリーズ再登場を受けた宣伝の一環では?なんていう噂も)これに対してセジウィックは

『No, This is NOT Nibiru!!!!』と全否定しています。
そしてこんな風に言っています。

『こういったプロセスは海王星の発見に繋がっていった天王星発見当時の様子とよく似た現象に過ぎない。…天王星の軌道が不安定なことはここ何年もの間知られてきた。そこで1970年代に仮想された惑星トランスプルートの存在はその後の研究によって否定されたが、カイパーベルト天体達の位置取りの異形性から、重要な惑星がそこに存在する見込みが高まっていたのだ。それを私達がこの目に見るにはまだ時間がかかるだろう。

だが心の準備はいいかい? 天文学とアストロロジーは共に永遠の変化を遂げるだろう。

これは二ビルではない。政府の陰謀によって隠された禍々しい惑星二ビルなど存在しない。カイパーベルトに存在する重要な惑星の発見は、世界の終わりではないのだ!

しかし、カイパーベルト内の重要な惑星の発見は、これまで私達がアストロロジー、占星術として知っていた知的体系の終焉を告げるものだ。新たな理論に基づいた惑星モデル、惑星の新たな基準、そしてアストロロジー上惑星が持つ意味と太陽系というシステムのシンボリズム自体が変わっていくだろう。より多くの情報と知がそこに入って来る事になる。』


  ね、ちょっとワクワクするような話… 新たな惑星軌道の異形性とそのバランスの妙は、この満月のサビアン・シンボルが象徴するアノマリーとも符合します。この惑星の存在とその研究によって、太陽系の辺縁を周回する小さな存在達とわたし達の意識との関係性もまた、より明確に定義出来るようになるかもしれません。

これから徐々に伝えられるだろう惑星の実体がどんなものであろうと、彼らのように天文学とアストロロジーの垣根を超えていこうとする人々の直観は、わたし達人間の知覚を拡げてくれるかもしれない希望を含んでいます。 今の世界が続くなら、その究極には暗黒がほの見えて...小さな地球に平和が訪れることさえ想像出来ない感じだけど… でも、もしかしたら?





ちなみにこの映像の冒頭に出て来る今回の功労者の一人Konstantin Batygin氏は、マイク・ブラウン氏の説によるとロシア語と日本語が堪能だとか。。





have a great trek!!!★

hiyoka(^_^


January 17, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント1/18【金融アストロロジー】

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レイモンド・メリマン・コラム  2016年1月18日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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【お知らせ】
 来週1月25日付、再来週2月1日付のメリマン・コラムは、『マンデーン2016』準備のため抄訳とさせていただきます。(もしかしたら、どちらか臨時にお休みさせていただくかもしれません)
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1/18 ≪短期ジオコズミクス≫で「満月」とすべき箇所が「新月」になっていましたので訂正しました。
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≪ 先週をふり返って ≫

        米国株式市場はキング牧師の記念日に当たる月曜は休場となるが、火曜の寄りに備え、この株式下落の分析を掲載したMMAサイクルズ・レポートを月曜に発行する。


        世界の株式市場は先週、反騰しようと試みた。そして息をはずませて頑張ったが結局はエネルギー切れに陥り、崩れ落ちていった。

        新年は良い方向へのスタートとはならなかった。実際、世界の多くの株式市場にとって、これは新年にとしては類を見ない最悪のスタートだったかもしれない。木星と海王星が絡むジオコズミック・サイン群の下で、以前はあまりにも明確に顕現していた非合理なまでの活況の代わりに、世界の株式市場に参加する投資家達は明らかなパニックを起こしつつある。これは木星、土星、海王星のTスクエアが持つ裏の顔だ。このフォーメーションは去年の晩夏に浮上し、そして2016年の大半、金融市場と選挙運動シーズンたけなわの政界が落とす影の中にひっそりと隠れ、待ち受けている。(大統領が遺す)政治遺産(海王星を伴う土星の一側面)は今や危機に瀕している。

        先週、ダウ工業平均は有望な始まり方をした。1月8日金曜に起きた金星・土星コンジャンクションの後、ダウ平均は上昇し始めた。1月11日月曜、ダウは52ポイント騰がり、翌火曜には再び117ポイントの上昇を見せた。しかし水曜に至って崩れ、365ポイント下落した。だがその後木曜には跳ね返って227ポイント騰げて引けを迎えた。投資家達は最悪の時期が過ぎたと考え始めた。いずれにせよ市場は先週、最初の4日間の内3日間上げたことになる。それは金星・土星コンジャンクションの後であり、通常であれば、それまで株式市場が下がっていれば反騰に移るというタイミングだった。これはこのアスペクトが乖離に向かう課程で起きていた。

        しかしながらこれはまた、水星逆行下に起きていることでもあった。そしてこのトリックスターが持てる最大の力をふるう中、最悪の事態はまだ先に待ち受けていた。金曜になって、ダウ平均は400ポイント近く下げ、2014年2月以来初めて16,000以下で週の取引を終えた。海王星の夢は、土星の黒煙の中に跡形もなく消え去った。現実が希望を打ちのめした。そして不吉な未来に対する怖れが浮上し始めた。これは土星が海王星に対してハードアスペクトを形成する時にしばしば見られる様相ではないか? それは怖れの感情に同期する質を持つ。そして木星もまたこれに絡んでいることから(2015年〜2016年、現行の土星・海王星に対してミュータブルTスクエア)こうした恐怖心は肥大化し、過剰になっていく。

だが現在株式市場に資産の多くを投資している人々にそれを言ったところで、彼らは『私はどうすれば良いのか?』と首をかしげるばかりだろう。海王星もまた混乱と不確実性に関連するのだ。米国の雇用情勢が期待値よりずっと高かったのは、わずか1週間前のことではなかったか? また、大統領がテレビで『米国の経済が衰退しているなどと言う人は作り話を広めているのです』と言ったのは、たったの2日前ではなかったか? あなたはいったい誰を信用するのか? 何を目に留め、何に耳を傾けているのか? あなたの内なる声が囁く声は果たして本物なのか?

        銀行家達はエネルギー価格が下がったせいで株式市場が下落していると説明する。それは本当か? 彼らはエネルギー関連企業が倒産し、無数の人々が職を失い失業率が上がると主張している。本当に? 雇用統計は無数の人々が新規に雇用されることを示していたが、そこにはエネルギー産業が全く入らないのか? 土星・海王星スクエアの下で、いったい誰の言うことを信じようというのか? テレビで見たこと、ネットで読んだ話、それとも利害関係の下に何か広めたいことを持つ人々が書く新聞記事か? あるいはあなた自身の常識か? 原油は金曜に29.13まで下落し、12年ぶりの新安値に落ち込んだ。これは実のところ、そろそろ魅力的な価格になってきている。海王星は原油を支配しており、先週末のウェビナーで詳説したように、私は原油が今年中に長期サイクルの底をつけるのではないかと見ている。

        株式市場は下落しており、貴金属は戻りつつある。先週日曜に開催した『フォーキャスト2016ウェビナー』の中で、私は金価格と太陽・月のサイクルについて論じた。そして、直近の上昇局面に乗れなかった人にとっても、1月13日〜14日(水曜〜木曜)に訪れるだろう再度の下落場面に買いチャンスがあるだろうと話した。これは最近刊行した本『Solar/Lunar Keys to Gold Prices 』中で論じたセオリーに基づくものだった。そして案の定、金価格は1月7日木曜につけた1113の高値から下がって1月14日木曜には1071.10をつけた。翌金曜、金は15.00ドル上昇し、取引時間中に1100を試していた。

さて、ウェビナーでも論じたように、天井が顕現するタイミングの蠍座火星の下でこの動きが続行するかどうかを見てみようではないか。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

        現在、水星はちょうど逆行期間(1月5日〜25日)の中間地点に来ている。もし株式市場が反騰しようとするなら、タイミング的には良い時だ。まさに誰もが先を争って船から飛び降りている。水星逆行中間期のリバーサル・エネルギーか、あるいは土星・海王星スクエアがもたらす恐怖、すなわち船は氷山に真っ直ぐ向かい、タイタニック号はもう衝突を避けるために進路を変えることは出来ないと人々が信じるか、どちらの力が支配的かを観察するのは興味深い。しかしながら、今私達が注視しているのは、S&P500が8月24日の安値を割ったのに対し、ダウ平均がいまだに当時の安値より600ポイント上にあるという点だ。ターニング・ポイントとしての水星逆行中間地点は、ギリギリではあるが、まだ無視するには早いと考えられる。

        さて今週は、月曜の金星・木星スクエア、火星・海王星トラインの後は宇宙の出来事としてそう目立つものはない。水曜には太陽がテクノロジー関連株を支配する水瓶座入りする。1月23日土曜、満月と共に金星が山羊座入りする(日本時間では24日日曜午前中)。その後1月25日月曜には、水星が山羊座中盤度数で順行に転じ(日本時間26日朝、山羊座15°〜16°)冥王星とコンジャンクトする。水星は情報を支配する。また冥王星と結び付いた時、水星は調査に関連し、また何らかの爆発的な物事を引き起こすよう企図された隠密裡の仕事(スパイ的な意味も含まれる)をも意味する。それはまるで、突然活動を始める火山のようなものだ。



≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー…. ≫

     “下院議長ポール・ライアンは、水曜、オバマ大統領の一般教書演説を酷評するにあたって本紙にこう語った。『スピーチの政治的トーンは….  “大統領職の崇高さを貶めるもの” だった…. 大統領は、良く統御された米国を脅かすような考えやグループを迎えた時、米国の過去の栄光を取り戻すと約束する人々を非米国的で誤っていると罵倒したのだ。』”

― スーザン・ペイジ
 “State of the Union Degrades the Presidency, Ryan Says,”
 USAトゥデー, 2016年1月14日付


        “我々は直接民主制に向かって進んでいます… そして今後もそれを続行するでしょう。民主主義には型にはまった同一性など存在しません ― 米国であろうと、ヨーロッパ(ドイツ)、ロシア、あるいはインドであろうと、それぞれの道があるのです。米国史において、マイノリティの有権者を代表する選挙人の大半によって大統領が選ばれたのは2回だったことを知っていますか? ならばそれは民主主義の不在を意味するのでしょうか? 勿論違いますね。しかし、そういった事柄はたった一つの、あるいは最も重要な問題というわけではありません。あるヨーロッパの指導者がかつて私にこう言いました。『米国では自分の懐に数十億ドル持っていないと大統領選に立候補するのは不可能だ』と。… ロシアが国内でテロリズムと戦っていた1990年代〜2000年代初頭、大変な苦難の時だったにもかかわらず、我々は死刑を廃止しました。現在、ロシアに死刑は存在しません。現在、特定の国々が死刑制度を維持しています。それはサウジアラビア、米国、そして他のいくつかの国々です。”(サウジアラビア・イラン危機に関するプーチンのインタビューから)

―ウラジーミル・プーチン
 ドイツの新聞 Bildに掲載されたインタビュー記事より



        何とも不可思議な感覚に襲われている読者の方々のために、土星・海王星スクエアは、そのテーマとトーンの顕現という意味では激しく活動中だと言っておこう。この36年周期のウェイニングスクエアは、2015年11月〜2016年9月という発効期の中央部に入っているが、そのテーマとトーン自体は、アスペクト発効期の前後9ヶ月間にわたって明白に顕現し続けるだろう。したがって、誰もがこのハードアスペクトがもたらす前向きな希望と、それに対する困難だが現実味のある挑戦の両方を経験中ということになる。ハードアスペクトは、物事が避けがたく悪化するという意味を持つのではない。それはただ、含まれる惑星達のエネルギーを正しく使うのが難しいということを意味する。その挑戦の困難さは、もし世界の指導者達が難局にあたって立ち上がり手腕を振るわなければ、よけいに増大していく。もし抵抗の少ない道、最も楽な道を選ぶなら、人間の精神はこの惑星コンビネーションに付随する、より次元の低い感情表現へと落ち込んでいくだろう。

        しかし、このエネルギーが最善の形で顕現する場合は、土星と海王星の力学が非常に良く統合される結果として、最も普遍的に受け入れられる形を通じて「美徳」が顕現してくる。土星は名誉と誠実さを表し、規則に従って役割を果たしたいという衝動を意味する(時にはその規則を自ら定める必要がある)。海王星は「正しいことをする」ため、または少なくとも正しいこと、高潔なことをしていように見えるための探求を体現する。これらを統合すれば、平和への合意を創造したい、誰にとっても安全な環境を作りたい、そして他者を傷つけたり法を犯したりする者を罰し、投獄したいという欲求になる。またこれは、困難な問題を解くための実際的な方法を見つけたいという衝動でもある。つまりそれは、大衆が彼らのリーダーに進んで欲しいと望む道なのだ。

        しかしながら、スクエアは困難なアスペクトだ。土星・海王星スクエアの落とし穴を避けるのは簡単なことではない。それは自分に責任のある物事が上手く行かなくなった時、そんな事態を誰か他者のせいにしたくなるという誘惑だ。これは非常に操縦的な行為に繋がりやすい。自分自身を何の罪も無い聖者のように見せかけ、敵と見なした相手を諸悪の根源 ― 上手く行かない物事の原因に仕立て上げて不当に罰しようという企てになる可能性がある。

        最も重要な挑戦、そして土星・海王星スクエアの下で成功裡に歩んでいくための鍵は、ひと言の内に凝縮させることが出来る。それは「信頼」だ。名実共に信頼に値する者は、このアスペクトの下で卓越した力を発揮するだろう。もし他の人々が彼らの人格(と意図)を傷つけようとも、だ。このアスペクトの下では、裏切り、妨害行為への誘惑が強くなる。また、もし自分が何らかの欺瞞行為を行ってきた場合は、自分自身の誤った行為や選択が発覚しないように他者を陥れたいという誘惑に曝される。

ジオコズミックの原理を理解するにあたって重要なことは、「選択」が全てだということだ。そして土星・海王星の下で為されるこの選択が、あなた自身を信頼に足る存在にするか、信用されない存在にするかの分かれ道となる。このアスペクトの下で選択を誤れば苦しむことになる。そして正しい選択をすれば、あなたは生き延びるのだ。







訳文ここまで
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January 09, 2016

○1/10の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生き るわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々 ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読 みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造してい ると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  1月10日 10:50前後、北海道周辺で  10:55前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は  10:30 前後、沖縄周辺では 10:01前後に 山羊座 19°13’16”で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマ 】
* ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き 写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 山羊座19°~20°ー1/10~1/23 】
  "A child of about five with a huge shopping bag"
『巨大なショッピングバッグを持つ5歳くらいの子供』

  "A hidden choir singing"
『隠された場所で歌う聖歌隊』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★今背負っている重荷から感じるプレッシャー
→★物事の進行状況や自他の能力の読みが曖昧になる傾向
→★あれもこれも、とかき集めたものを前に途方にくれる状況
→★自分の中に棲む「傷ついた子供」との再会
→★他者のために自分のエゴの欲望を抑える状況
→★一番伝えたかった言葉を胸におさめて大人としてふるまう
→★成熟した知恵と若々しい活力を併せ持つための規律
→★自分に向いたストレス軽減法を身に付ける必要
→★浮かれ騒ぎとは一線を画す霊的な歓びの体験
→★情緒に訴えかける口調や優しげな誘いに注意
→★ひそやかに他者の感情を操る、または操られる
→★思い込みの強さに足許をすくわれる危険
→★ある「音色」への細やかな感受性・識別力が身を助ける可能性
→★束の間の狂騒に乗るか、本物の精神的高揚かを識別する
→★身を切って何かを破壊することによる解放と前進
→★耳を澄まして万物の中に美の音を聴く力
→★「自分の歌」を歌うときが至るまで力を溜めていく・・・→

エネルギーのポイント:『惑わず・乗らず・乗り超える』 

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        さぁ、2016年最初の新月です。けど、まだ年が明けてから1週間だというのに、世界はちょっと不穏な雲行き。今これを書いている時点でも、 サウジアラビアとイランとの対立激化、インド・パキスタンの関係改善をはばむ空軍基地襲撃、そして北朝鮮による "水爆" 実験成功の発表など、世界を揺るがすようなニュースが続いています。

北朝鮮がどうして突然そんな事をしたのかについては、天王星的な驚きが世界を駆け巡りました。内部の権力基盤を固めるためとか、サウジアラビア・イランの対立下、ビジネス相手であるイランへの小型核兵器輸出のために、デモンストレーションをしたのでは?とか、 本当に様々な憶測が流れています。今年は中東だけでなく、南西・東アジアも熱を持ってきそう。一方、銃乱射による悲劇が続く米国では、オバマ大統領が銃規制強化の大統領令を出すにあたり、涙を流しながら理解を訴え ました。良いスピーチではあってもやはり大統領令という一方的な手段を使うしかなかったわけで、わたしがフォローする限りの共和党支持者の方々は、感情に訴える大統領を"弱い" "卑怯" と感じているようでした…。土星・海王星の下で、「正しさ」 と 「現実」 との間に立ちはだかる 「ポリティカル・コレクトネス」 という名のジェリー状の壁。その壁にヤリで立ち向かうドン・キホーテにも見えるドナルド・トランプさんの人気が衰えないのも、そこにひとつの要因があるのでしょうか。そして再びISISフォロワーによる警官襲撃事件が起きています。


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        また、自然現象では米国中西部に記録的な大雨による洪水被害が出ており、先月末に起きたカリフォルニア州の山火事に続いてスペイン北部では暮れから今までに453件もの山火事が起こり、1万ヘクタール以上の森林が焼き尽くされたそうです。そしてエチオピアではここ50年で最悪の干ばつで多くのひと達が食糧難や飢餓に苦しんでいるというニュースも流れています。これは今年の特質として『フォーキャスト2016』でも触れられていましたね。天王星・冥王星スクエアはこれから徐々に乖離していきますが、土星・海王星ペアが2度目の正確なスクエアを形成するのは日本時間で6月18日。3回目は9月10日です。その時、天王星はエリスとコンジャンクト。わたし達はいよいよ 「火・水・爆発・分裂」 というキーワードで象徴される時間帯に足を踏み入れたかもしれません。

(あ、冬場の乾燥期ということもあるけど…この新月期は火災を象徴する小惑星が比較的強い位置にあります。水星逆行下でもあり、事故も増えそう。なので念のため火気にも十分気を付けてね!)

そんな今だって、世界中に温かな暮らしや笑いはある。泣いたり怒ったり微笑んだりしながら、みんな揃って食卓を囲めるっていうのは、今さらだけど貴重なことなんだなって、思います。


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        さて。大きな世界の出来事はもちろんだけど、わたし達の日常でも、今、表に出て来る話が本当はどんな意味を持つのか、とても見えにくい時だと思います。思い込みで反射的に動く前に、深呼吸してまずは多方向から観察し、複数回の確認を。今、これはいつもの水星逆行時よりずっと重い意味を持つかもしれません。 

今回の水星逆行っ て、水瓶座の息吹を感じ新しい発想でGoGo!となる前に、もう一度やり直すことがあるぞ!と言われているような気がします。 おそらくそれは、わたし達が山羊座的な環境の中で否応なく負ってきた社会的役割(親・子、働くひと、管理するひと、パートナーなどなど…何かに属し何かをするひと)を再吟味・再調整していく機会。 今ここにいて、自分には何が出来るのか? 自分はどこまで責任を負えるのか? 自分はいったい何をしたいのか…?  社会の中で生きる以上、多少なりとも何かの役割を期待されるところはあります。そこには、物事をまとめ、完成させるために必要な妥協も沢山あるでしょう。けれど同時に、ひとりの人間として人生を愛し楽しむことだって、良い社会を創るための重要な "仕事" のひとつです。

今回水星が逆行を終えて順行に転じるのは1月26日朝、山羊座14°台。その とき、水星は15°台の冥王星とコンジャンクトしています。この位置が象徴するテーマは、楽しみと規律のバランスを取ること。自分に対しても、他のひと達 に対しても、臨機応変で柔軟な姿勢を手に入れること。人生全体をもう一度赤裸々に見直すこと。自分の"分"または"限界"を一度知ること。その上でまだ見ぬ未来の可能性に向かい、新しい衣装、新しい場、新たなスキルを思い描くこと。。 そして、何より 「自分」 という 「謎」 を解いていくこと…。 


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        騒がしい世の中、忙しい日々。でも、ふとした一瞬に目を閉じてひと呼吸。 …気付けば、そこにはいつだって自由な世界が拡がってる。それは、良いとか悪いとかいう判断の要らない世界。。 たとえほんのひとときでも、内なる感覚を使って過去・現在・未来を創り直していけるとしたら…もしかしたら、そんなちょっとした試みが、未来に向かう選択の分水嶺になる可能性だってあります。その意志と意図を維持出来るなら、 呼吸するごとに世界が(自分が)変化する、それを "知っている状態でいる" というスキルは、かなり実践的な方法でもあります。

あ、そうそう! 1月14日 の23時ごろ、水星は太陽とコンジャンクトして逆行の中間ポイントに来ます。その時太陽・水星が位置する度数には 「喧噪を離れて自己の内部を探求する」 という意味があります。これは「拒絶と防御」という意味に出ることもあるけれど、そのあたりは意志の使い方次第かな。また、月は魚座23°台に位置するサウスノード(過去をのぞき見る/エネルギーの噴出口)と小惑星シヴァ(破壊と再生のダンス)を通り、対向のノースノードにコ ンジャンクトする逆行の木星(未来を仰ぎ見る/エネルギーの吸入口)(無垢であることの価値)とオポジションに。そしてTNOイクシオンがTスクエアです。イクシオンはワルの親玉みたいに捉えられがちだし、実際、社会を逸脱した怪物を創り出します。なので、この時期前後に世界のどこかで人騒がせな事件が増える可能性はあるでしょう。 けれど、イクシオンは 「社会的なモラルに一切囚われない存在」 というところにその本質があります。他の遠い惑星と同じように本来はネガでもポジでもないけれど、ただ土星の輪 ー 「人間の鋳型」 ー で縛ることが出来ないファントム。または氷結した炎みたいなもの。もしわたし達がこれをイマジネーションの起爆剤に使うことが出来るなら、自分という存在を徹底的に解体・解放し、無垢な粒子として見ることだって可能かもしれません。 というわけで、これを読んでくださる "フツウの戦士さん達" が、自らの内的世界(多分本当は外の世界よりずっと広いはず)を冒険するタイミングとしては、なかなか良さげに思えます。。(^_~)


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        この新月期の背景には、今年の「顔」となる土星・海王星ウェイニングスクエアがうっそりと発効しています。そして、まるでリターンマッチのようなニアミ ス状態にある天王星・冥王星スクエア。…彼ら、ほんとにリターンマッチをする気十分っぽいかも? 何というか、過去に正確なスクエアを形成したときのダメ押しをする、またはわたし達にちょっと遅めの追試を受けさせにやって来る…そんな感じでしょうか。それに加えて現在進行中の水星逆行。。こうした背景の下で起きる、新月直前 9日午後の金星・土星コンジャンクション。

この金星・土星コンジャンクションが起きる位置は、社会や人間関係で過去の何かが明るみに出るという意味を含む度数です。 実際、何かが暴露されたり情報が漏れたり、ということが起きる可能性もあるでしょう。けれど、とりあえずは「過去」に関わる何かが浮上する、または思い出す、発見する。それはある感情を喚起する。そして、それを深く感じ取ることによって、その過去が本当は自分にとって何だったか?という意味をあらためて発見し、理解していく。そんな雰囲気があります。また、もし対人関係でヒミツにしていたことが明るみに出るような場合は、過去の事実は事実として、本人が、そしてそれを知ったひとの両方が、どう直面するのか問われるような感じかな。

それは何か大きな意味を持つことかもしれないし、ただちょっとした失敗談やバツの悪い出来事だったりするかもしれません。または、何か周囲のひとを感嘆させたり、同情を誘うような体験が明らかになるのかもしれません。その余韻は新月期に入っても続くのではないかと思います。


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        ただこの新月期は、明るみに出たことがたとえネガな事実だったとしても、それを上手に使ってステキな物語に創り上げ、相手や周囲を味方につけるような "ワザ" を発揮するひともいそうです。 反対に、判明した情報を使って誰かの印象を悪くするような噂話を流すひとだっているかもしれません。いずれにしても、何かの目的で意図的に感情に訴えかけ、ひとを思い通りに操るようなことをするひと(達)が出てくる可能性はあります。 また、場合によっては目的のためにセクシャルな要素が使われるケースもありそう。…そんな誘惑者や操縦者達も、結局は自分のネガティブな欲望を惑星エネルギーに操られているのだけど。。

でも、伝えることばがもし嘘で固めた物語であれば、やがてはそれもまた明るみに出ます。なので、たとえば自分に起きた過去の出来事を告白し、それを創造的に整理し物語化していくようなプロセスでも、 言い訳や美化はしない方が良いでしょう。 

山羊座の新月の下で求められること、それは掛け値無い事実を明確さをもって認めること、自分にも、相手にも、嘘をつかない率直さと誠実さではないでしょうか。ここで語られる「物語」とは、幻想小説ではありません。それは今の自分を創り上げてきた一編のドキュメンタリー。納得と、ある覚悟と、そして何より痛みを鎮魂するための物語です。だから…万一そんな状況に直面したら、自分も、他のひと達も、一緒に過去から解放するための物語を考えてみて。 溜め込んだ感情の放出と共に、再び 新しい関係を築いていけるように。 あるいは、そこから旅立っていけるように。(それにはまず、自分と深く向き合うことが必要になるけれど…)

水星逆行中の金星・土星コンジャンクション。土星は怖れの引き金を引くかもしれません。でも、もしそんな体験をするなら、今までフタをしてきた 「あれ」 についてもう一度吟味し、新しい光をあてる良い機会になると思います。 それがどんな些細なことであれ、蘇るものには皆、理由があります。たぶん、もう呪縛 から解放していい頃合いなのかも?  この水星逆行中にゆっくり自分の中身を整理していく。 そして土星がもたらす怖れや境界を、丁寧に誠実に突破していく。 また、自分が当事者ではなく、周囲の誰かが過去に関する悩みを抱えているなら、どんな内容であっても思い込みで即座に判断せずによく耳を傾け、互いにこころが整理されるまで待ってみると良いかもしれません。 ジャッジするのはそれからでも遅くないはず。

背景を彩る土星・海王星ペアは、結局のところ『酔いが醒める』ことを意味します。 惑わず・乗らず・乗り超える。それは誰にとって も貴重な経験になるんじゃないかな。


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        でも、そうは言うものの....。この新月期前後、わたし達にかかるコズミック・エネルギーのストレスはとても大きいと思います。特に何か大変な出来事を経験していなくても、無意識レベルにかかる圧力はかなり高いはず。 何となく調子が悪い、元気が出ない、頭痛や胃の調子が悪い、精神的に落ち込む、イライラする、不安、眠れない、またはいつも眠くてスッキリしない、そして自分にも他のひとにも優しくなれないなど…こころや体に溜まった疲労で悲鳴をあげるひと、いるんじゃないかな。。 そんなときは不安定になりがちだし、他のひとのちょっとした態度やことば、外から聞こえてくる刺激にも過敏になります。 

なので、この時期はまず第一に体の声、こころの芯の声をよく聞いてあげてください。そしてその声を何より大切に、休息と活動のリズムを調整していきましょう。場合によっては抱えている荷物を誰かに預けることも大切です。

またそれと同時に、忘れていたはずのこころの傷がヒョイッと浮上したり、こころの 奥底でひざを抱えてうずくまっていた小さな子供 ー 忘れられた子供 ー が目を覚まして泣き出す…なんてこともあるかもしれません。もしそんなことがあったら、出来るだけその子供と一緒にいてあげてください。その子供はきっと、わたし達が生きるために背負ってきた何か、当然だと思って引き受けてきた重さのために、我慢を重ねてきたのかもしれません。彼/彼女を癒やすことが出来るのは、他の誰でもない、わたし達自身だけ。自分の分身であり、いつも共にいるその子供に光をあて、声を、話を、よく聞いてあげてください。

        老若男女を問わず、わたし達の中にはいつも子供が棲んでいます。その子は一生の大切な友人であり、やがてわたし達がこの世界から旅立つときも、共にいてくれる存在です。ときにはインスピレーションの通路にもなってくれます。水星逆行下、彼/彼女と再会し、「放っておいてゴメン!」と仲直りするにはとても良い機会じゃないかな。(そうそう、わたし達の中に棲む内なる子供は、ひとによっては異性の場合もあります。)......何故、どうしてわたしとキミはココにいるんだろう?いなければいけないんだろう? 誰がそれを選んでいるの?


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      今回の新月は山羊座19°~20°で起きます。ここは第2ディーカンから第3ディーカンへと移ろうとするところ。移行ポイントにはいつも何かゴツンというギャップが存在します。これまでも、山羊座ー蟹座軸は成長が加速される場所だと言ってきたけれど、今回の新月が起きる度数はまさにその成長へのプレッシャー と、それを乗り超えるときの分岐点 ー 選択のありようが示されている気がします。 

        新月のシンボルは 『巨大なショッピングバッグを持つ5歳くらいの子供』 。 ここでのわたし達は、まだ世の中を知らない幼い子供です。 ここは広くて大きなスーパーマーケット。ありとあらゆる品物がディスプレイされています。小さなわたし達は、あれもこれも!と好奇心いっぱい。  目をキラキラさせて欲しいものを探します。大人と同じように買い物しなくちゃ!って頑張っているんですね。荷物を抱えたその足取りはちょっと危なっか しいけど、緊張と同時にちょっぴり誇らしい表情も浮かんでいます。

けど、もし巨大なショッピングバッグに一杯の買い物をしてしまったら?  幼い子はその重さを支えきれず、転んでしまうかも。。 一生懸命荷物を抱えてレジに辿り着いても、お小遣いでは全部買えないことを知ってショックを受けるかもしれません。彼/彼女は、自分が持ちきれるだけの重さを知り、支払えるだけの金額を学ぶ必要があります。そしてその中で、自分が一番ステキだと感じ るもの、歓びを感じるものを選び取り、代価を支払うことを覚えていきます。 それは社会の一員として生きる上で、得ること、与えることの間に存在する微妙なバランスを学ぶことでもあります。


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 けど、身の丈に合わないショッピングバッグを持った子供は、もしかしたら頑張り過ぎてしまうかもしれません。 まだ未成熟な子供が社会の一員として、大人としてふるま うことを要求されるとき、それは大きなプレッシャーだと思います。この幼い子はその試練を乗り越え、成長の証と自信を手に入れるでしょうか? それとも、ヨシヨシと手を差 し伸べてくれるママやパパを探して、大声で泣き出すかな? ね、慌てなくていいんだよ。オモチャもお菓子も逃げたりしないから。ゆっくり、ゆっくり、歩いてごらん。だって一歩一歩が冒険なんだから。 今現実に、世界でも日本の中でも、様々な理由から本当に幼くして大人のように生きなければならない子供達が沢山います。 けれど、無事に大人になり、ごく普通に暮らしているわたし達もまた、いつのまにか荷物でいっぱいになった巨大なショッピングバッグをこころの内に抱え、よろける子供にすぎないのかもしれません。  でも...その重荷の中には、きっと次の春に咲く花の種子が入っています。


        さて、次のシンボルは 『隠された場所で歌う聖歌隊』 です。 実はわたし達、この度数を前にも経験しています。それは、5回目と6回目の天王星・冥王星スクエアの狭間のことでした。そして、次の満月もまたその時期に通った度数で起きます。天王星・冥王星スクエアのリターンマッチというタイミングで再び同じテーマが訪れるのも、何かしらの意味があるのかな…。じゃ、そのとき書いた記事から抜粋してみますね(今回に合わせて少しだけ変えてあります)。

        ……ここは荘厳な雰囲気の古い教会。 外の光を様々な色に染め変え、空間に深々とした奥行きを与えるステンドグラス。ミサが始まっているのでしょうか。大 勢の人々が集まり、どこからともなくこの世のものとは思えない美しい賛美歌が聞こえてきます。 聖歌隊は階上の格子に隠されているんですね。。 その歌声は教会の高い天井に木霊します。まるで天上から天使の声が舞い降りてくるみたい! 特に信心深くなくても、こんな雰囲気の中では自然にこころを打たれてうっとりと耳をかたむけてしまいそう。 もちろん強い信仰心を持つひとなら、そのこころは一筋に神に向かうことでしょう。。


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        このシンボルは、ある一つの目的を持った空間、どこからともなく聞こえてくる音…美しい響きを持った音に共鳴し、動かされていくこころを描いています。または、一つの流れに向かってまとめられていく人間の意識と言えばいいでしょうか。ブレイン・ボヴィは 「聖歌隊が隠されている」 という構図がある種の隔離された環境である 「修 道院」 を暗示するかもしれないと指摘していました。

どこからともなく聞こえてくる歌、または音色。。 その音色が美しければ美しいほど、わたし達のこころを捉え動かします。その効果は絶大かも? 「教会」に象徴される、安全でこころ安らぐ環境にあって、わたし達は想像力の翼を大きくひろげ、自分の見たい夢、叶えたい夢をその美しい音色に重ね合わせます。
      
ロマンティックな雰囲気、美しい音楽、叶えたい夢。そして荘厳な建物、天使の歌声、一切の汚れを忘れひたすら祈りを捧げたくなるようなひととき。日頃、プレッシャーの下でなかなか思うにまかせない日々を送っているわたし達、特にこのところの厳しいエネルギーの下をかいくぐってきたひとにとっては、そろそろ何かウットリするようなひとときを持ちたいなぁ…なんて思いがあっても不思議じゃないかも?  

このエネルギーには、二つの表れ方が考えられます。たとえば、「これこそがこの先向かうべき理想かも!」 なんて思えるようなアイデアや人物、生き方に出会い、とても元気付けられるかもしれません。 あるいはみんなが調和して一つにまとまるような昂揚感を感じるかもしれないし、自分にとっての 「天の音楽」 を聴くことによって、本当にやりたかったことを思い出すかもしれません。または、目に見えない不思議な力に導かれて宇宙的な至福を感じる… 霊的な道を歩む戦士さんならそんな体験だって、出来るかもしれません。このところ激しいエネルギーが続いてきたし、わたし達のこころはともすると防御の壁で固く締め付けられがち。でも、そろそろ解き放つ準備をしたいなぁ…。

…そして、わたし達が味わう素晴らしい気分の全ては、人知れず広大な世界へと繋がっていきます。それはやがて、気付かないうちに周囲を綺麗な色に染めていくでしょう。 でも、もしかしたら…ひとときの美しい幻想が醒めたとき、何の変化もなくそこにあり続ける現実にわたし達は愕然とし、幻滅してしまうのでは? けどここまで来たら、それもヨシかも! たとえそれが幻だったとしても、酔い醒めの道をトボトボ歩いて帰るそのときこそ、ふいに本物の天の音楽が聞こえてくるかもしれないのですから。


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        またもう 一つの表れは、自分の考えや目標を押し進めるために、関わる物事や人々全体をひとつにまとめていこうとする心理です。その目的のために、あくまでも目立たず周到な雰囲気作りをしていくような感じ。もちろん、その動機は自分のためというより、全体を底上げし、もっともっと大きな力に育てていくことにあるのかも しれません。それには自分一人に注目が集まっては不都合です。 

けれど、このエネルギーの使い道はそれだけではなさそう。。 自分がどうしても実現したいこと、何としてでも叶えたい欲望のために、ひそかにひとを操るような心理から使われる場合もあります。美しい音楽、素晴らしい言葉。そのどれもが、 二つの側面、二つの顔を持っています。 影に隠れて自分自身を護りながら、優しい微笑みと断乎としたエネルギーによってその場をじわっと支配していくことも、山羊座・蟹座ラインのこの段階では可能です(山羊座と蟹座では動機の核が異なりますが)。

動かす側になるか、動かされる側になるか。それとも?  天の音楽を聴かされて酔いしれるか、こころとスキルを磨き、人知れず美しい音楽を奏でるのか。それとも?  このエネルギーの下でわたし達が選ぶ道は、結局、自分の精神から立ち上がる動機次第。それがどんな方向を指しているかにかかっているのだと思います。


        プレッシャーやストレスに耐えながら、もう一度自分らしいバランスの妙を学ぼうとするわたし達。そして、天の音楽を聴き、背負っている重みから解き放たれようとするわたし達。

今、外から聞こえてくる音には沢山のノイズが混じっています。だからこそ… この新月期、逆行する水星の下で、わたし達は自分にとって真実だと言える 「天の音楽」 を聴き取る必要があるのかもしれません。 その音色はきっと…大人としてのわたし達と、こころの何処かに棲んでいる幼いわたし達を再会させ、共に歓びで満たしてくれるのではないでしょうか… 。   


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        クリスマスから年明けと、気付いたら何だかバタバタと過ごしてしまった気がします…。そうだ!ひさびさに長いこと触ってなかったCDラックを出してみようかな。。 忘れてた懐かしい曲に再会出来るかも...けど、自分にとって「天の音楽」って何だろう? 

あれ? それってもしかしたら…たった今も、この空間に鳴り響いてるのかもしれない。ただ、わたしが耳を塞いで聴こうとしなかっただけ……。




have a great trek!!!★

hiyoka(^_^

January 03, 2016

『フォーキャスト2016』&『マンデーン2016』について

メリマン・コラムは一つ下の記事になります。
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  去年12月25日に発売された『フォーキャスト2016』。そして今年2月にアマゾンのkindle本として発売予定の『マンデーン2016』。今年もその中身を、章立てのご紹介という形でご紹介してみます。なお、『マンデーン2016』については、もしかしたらまた発売日近くに書き足しするかもしれません。

『フォーキャスト2016』は、各金融市場・相場の動きを予測した「相場編」と、米国を中心に世界の政治・経済・社会の動きをアストロロジーによって予測する「マンデーン編」、そして「12星座別1年の運気予測」と3つのパートに分かれています。

その内、「マンデーン編」と「12星座別の1年の運気予測」を抜粋して電子本にまとめ、用語その他の解説を付録に付けたものが『マンデーン2016』です。ボリュームとしては、『フォーキャスト』本のおよそ2/3を占める内容になります。

『マンデーン2016』に収録される章にはを付けました。

政治・経済・金融用語で耳慣れないものにはなるべく訳注を付けるようにしました。『マンデーン2016』には巻末により詳しい用語解説集が付きます。

「相場編」に関しては、そのポイントを投資日報社アナリストの林さんが記事を寄せてくださいました。ひとつにまとめようと思ったのですが、長くなりすぎるのでやはり別立てとさせていただきます。まだの方はどうぞこちらをご覧ください。


FORECASTS2016mundane2016


フォーキャスト2016


 フォーキャスト2016のハイライト

  今回のフォーキャストは、まず最初にイントロダクションとして2016年の世界を読んでいくにあたりポイントとなる項目(出来事)の数々を列挙し、それらが何故起き得ると予測出来るのか、そのベースとなるアストロロジー的な考え方について簡単に触れています。

今回翻訳していて感じたのは、メリマンさんはただ予測を伝えるというだけでなく、「教える」という部分により重点を置き始めているのかも?ということでした。それは特に前回のフォーキャストあたりから感じていたことでしたが、特に今回の本ではそれが顕著に現れているように思います(これはわたしが担当したマンデーン・アストロロジーのパートで感じたことです。翻訳作業中はまるでメリマンさんの特別講義を受けているような感覚がありました)。この本で解説されるアストロロジーは主に米国社会をその対象としていますが、アストロロジー中級程度の方なら日本の始原図などを見る際にすぐに応用が利くと思います。ただ注意点としては、米国と日本では国の成り立ちや国民性、政治経済の構造にも全く異なる点があり、日本の特殊性や歴史をふまえつつ見ていく必要があるということでしょうか。

  そしてこの後 順を追って、2016年に訪れる惑星達からのエネルギーと世界、そしてわたし達の集合意識との関係を掘り下げる仕組みになっています。2016年のハイライトは何といっても36年サイクルの土星・海王星ウェイニングスクエア。このアスペクトを世界が、わたし達それぞれが、どうキャッチしどう立ち向かい、使っていけるか。それがこれからの世界を創っていく…政治・経済・社会の出来事はけっして日々の生活と無関係ではあり得ない。だからこそ、少しでも知り学んでいく必要があることをあらためて痛感させられる内容でした。

確かにメリマンさんのマンデーン・アストロロジーには一種の厳しさがあります。それは日々刻々と変化する相場、予測結果の成否がはっきりと出る金融市場と格闘するファイナンシャル・アストロロジャーとして、今年世界が直面する現実が天王星・冥王星スクエア期とはまた別の側面で十分に厳しいことを、メリマンさんが明確に予測しているからだと思います。けれど、土星と海王星という、もともと相反する特質を持った惑星同士のスクエア・アスペクトを乗り切っていくには、おそらく「何が真実かわからない」ような世界と直面し、ときには自分が「こうだ」と信じてきたことを白紙に戻して謙虚に現実をかえりみることが必要なのだと思います。でも、どんなに厳しい予測や警告が書いてあったとしても、かんで含めるように、生徒達に直に教えているかのように書かれている文章の行間からは、不思議なほど希望と勇気…そしていくばくかの覚悟が立ち上がってきます。(それをどれだけ日本語で表現出来たのか…と、いつも後になって思うのですが。。)


  それでは、以下が章立ての全てです。きっとこれだけでも、何となく内容の感じを掴んでいただけるかと思います。


 カーディナル・クライマックスからの生還
  ―意図せぬ結果との直面ー

 土星・海王星ウェイニングスクエア
  "世界無責任時代"(ただし、もれなくスケープゴート付き)

 土星・海王星ウェイニングスクエアの経済史

  ・現行の土星・海王星 惑星サイクルとその局面
  ・ロシアと土星・海王星

 金利と土星・海王星ウェイニングスクエア

 2016~2018年:戦争の脅威、そして干ばつ
  ―今日、世界は安全ではない―

 2016年の水星逆行期
  (逆行期の特徴、2016年の注意点など)

 2016年の火星逆行期
  (逆行期の特徴、2016年の注意点など)

 2016年の米国

  ・米国始原図に対する2016年の主なトランシット
  ・冥王星のトランシット:
    パワー・トゥ・ザ・ピープル、そしてテロリズムと暴力の脅威
  ・土星・海王星スクエアとサイバー・スパイの脅威
  ・天王星:テクノロジーの機能不全/同時発生、
    そしてメディアによるバイアス
  ・土星と火星:外交手腕 VS 戦争の脅威
  ・木星とノースノード:前進的なビジネス・サイクル

 2016年の米国大統領選を読む

  ・各候補者のチャートを一瞥して

 2016年の米国Tノート(米国10年債)及び金利

  ・回顧・サイクルズ ・ジオコスミックス
  ・サイクル及びジオコスミックスの概要・連邦準備制度理事会(FRB) 
  ・結論・重要変化日

 2016年の米国株式

  ・回顧・米国株価の長期サイクル・6.5年サイクル
  ・4年サイクル ・50週サイクル・ジオコスミックス
  ・NYSEの始原図・株価のセクタ・結論・重要変化日

 2016年の外国通貨
  (米ドル指数、ドル/円、スイスフラン/ドル、ユーロ/ドル)

  ・米ドル指数:回顧・サイクルズ
  ・ドル/円相場:回顧 ・サイクルズ
  ・スイスフラン/ドル:回 顧・サイクルズ
  ・ユーロ/ドル相場:回 顧・サイクルズ
  ・ジオコスミックス・結論・重要変化日

 2016年の日経平均株価

  ・回顧・サイクルズ・ジオコスミックス
  ・結論・重要変化日

 2016年の金と銀

  ・回顧・金のサイクルズ・銀のサイクルズ
  ・ジオコスミックス・結論・重要変化日

 2016年の原油相場

  ・回顧・サイクルズ ・ジオコスミックス
  ・結論・重要変化日

 2016年の天候パターン

  (穀物相場に関連して)

 2016年の穀物相場(コーン・大豆)

  コーン:
  ・回顧・サイクルズ ・ジオコスミックス
  ・結論・重要変化日

  大豆:
  ・回顧・サイクルズ ・ジオコスミックス
  ・結論・重要変化日

 ★2016年の調和の日/試練の日

 ★2016年の季節的なテーマ

  (米国の冬至図、春分図、夏至図、秋分図から見る世相)
  冬:2015年12月21日~2016年3月20日
  春:2016年3月20日~6月21日
  夏:2016年6月21日~9月22日
  秋:2016年9月22日~12月21日

 ★2016年 星座宮別 個人の運気予測

  牡羊座/牡牛座/双子座/蟹座/獅子座/乙女座
  /天秤座/蠍座/射手座/山羊座/水瓶座/魚座

  毎年巻末に掲載されるこのパートは太陽占星術ですが、それぞれの星座宮に毎回かなりのボリュームを割いてい ます。投資日報社さんから聞いたお話では、フォーキャストを買われる投資家さん達は毎年真っ先にこのパートを読まれるのだとか。ここでも、今年の主要なア スペクトである土星・海王星スクエアを主題に、「仕事とお金」「人間関係」についてわたし達それぞれに与えられる課題と挑戦、チャンスとそれを活かすための心構えが励ましの言葉と共に詳しく解説されています。



以上、とても簡単なご紹介ですが...
興味ある方はぜひ『フォーキャスト2016』(紙の本)、または2月発売予定の『マンデーン2016』(電子本)をお読みになってみてください。m(_"_)m

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レイモンド・メリマン 週間コメント1/4【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年1月4日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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来週1月10日付けのコラムは訳者の都合によりお休みさせていただきます。
m(_"_)m

今回のコラムは≪先週をふり返って≫の一部を省略させていただきました。


≪ 先週をふり返って ≫

    “どんなアスペクトも、それらをいかに統合していくかが全てだ。いわゆる「凶角=悪いアスペクト」というのは、単に統合へのプロセスがよりハードだというだけである。それは厳しいかもしれないが、決して「悪い」訳ではない。”

― スティーブン・フォレスト, アストロロジャー
  The Mountain Astrologer, 2016年12月/1月号より


        読者の皆さん、ハッピー・ニュー・イヤー!2016年が皆さんにとって歓びと繁栄の年でありますように。また、『フォーキャスト2016』の読者の皆さん、そして嬉しい感想を送って下さった多くの方々にも心から御礼を申し上げたい。

        ここMMAにおいて、私達は強力な36年周期の土星・海王星ウェイニングスクエアに基づき多くの金融市場と商品市場が主要な長期サイクルを完了する態勢が整うのを待っている。これには原油、穀物、食糧、通貨、国債、そして金利変更に関連する市場が含まれる。これらの市場については1月10日日曜、東部時間午後3時半に開催する「フォーキャスト2016ウェビナー」において詳説する予定だ。


(この後、世界の株式市場と金・銀の動きについて動きをふり返る記述が続きます。)


        2015年は過ぎ去った。それは天王星・冥王星ワクシングスクエアという、現人生の体験上ほぼ間違いなく最も深遠で強力なジオコズミック・サインの7回にわたるシリーズの終焉を意味する。またそれは、2016年9月まで3回にわたって続く、土星・海王星ウェイニングスクエアの始まりでもある。これは世界の出来事に対する、もう一つの深遠で強力な宇宙的相関性だ。現在、世界はこれら二つの力の渦の間を移行する途上にある。これはけっして生易しい移行ではない。しかし、もし世界の指導者達が懸命に働き(土星)、互いに交わした合意事項を信じて裏切らない(海王星)なら、それは希望をもたらしもする組み合わせだ。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    この新年は、週が明けて日が経つほどに、宇宙からのエキサイティングなエネルギーに事欠かなくなる。

    まず、火星が1月3日に蠍座入りし、3月6日まで在泊する。アストロロジーの研究では、火星は蠍座の副支配星であり、その本来のテーマ(攻撃的ー積極的、先駆的、競争的ー戦闘的、時に論争や闘争を好む)が "強調" される。だが蠍座の火星はある種の矛盾も抱えている。例えば、火星は物事を始めたがるが、蠍座は終わらせたがるのだ。場合によっては、新しい物事を始める前に現在の物事を終わらせる必要がある。だからこのコンビネーションは、改革を要求してくる。それは、収穫逓減の法則* が明らかになり始めたところで自由選択(自発的)による変化を生み出すか、あるいはプロジェクトや人間関係の行方が破滅的な方向に悪化してくるがゆえに変化を余儀なくされるか、どちらかだ。

    経済がらみで見れば、このコンビネーションは国際社会での競争力を保持するために国の(おそらくは多くの国々の)税制改革が必要であることへの気付きに導く可能性がある。金融市場に関しては、このコンビネーションがその他の要因と合致した場合、70%の確率をもって金価格の上昇との歴史的相関性を示している。去年12月2日につけた1045の安値が維持される限り、まず第一の条件は満たされる。だがこれは、2015年を終えたばかりの現時点においてはまだ大きな「IF」だ。

        その2日後(1月5日)、水星が2016年最初の逆行運動を開始する。これは水瓶座(風性星座宮)1°から始まり、1月25日に山羊座(地性星座宮)14°で終わる。このコラムの読者の皆さんは、多分水星逆行のテーマについてはすでによくご存知だろう。理解と誤解にまつわる困難、十分な情報を基に知的判断を下すのに必要な正しい知識を得る前に決定を下す危険、そして政府や中央銀行に見られる、後になって修正や撤廃が必要になるような変更を主要な政策に加える傾向などがそれだ。

一つ実例を挙げるなら、前回水星の逆行が始まったのは9月17日で、この日はFRBがここ数年で初めての金利引き上げを行うと予測されていた。しかしながら、その直前に中国が米ドルから自国通貨をデペッグすると、FRBは後ずさりして金利を上げない決定を行い、投資家を愕然とさせた。それから3カ月後に彼らはその決定を覆し、結局は金利引き上げを実施すると発表した。水星が風性星座宮での逆行をもう一度繰り返す今後3週間に、いったいどんなサプライズが待っているだろう。しかも今回は予期せぬ出来事を得意とする星座宮ー水瓶座での逆行だ。

だが私は希望を持っている。何故なら、この逆行は地性星座宮である山羊座でその運動を終えるからだ。私の持論では、世界が抱える現状の諸問題に対して革新的かつ機能し得る解決策をもたらすには、地性と風性のコンビネーションがベストの取り合わせだ。おそらくそうした新しいプランを実施するにあたっては、初めのうちは相応の痛みを伴うだろう。だが長期的観点から見れば、それは建設的な成果に繋がるものだ。

        水星逆行の喫緊のインパクトがどう出るかを見るなら、それは非常に混乱を招きやすく、多くの金融市場に突然のボラティリティを生み出す可能性がある。水星が逆行に転じるその同じ日に、金星が土星・海王星スクエアのトランスレーションを開始するのだ。1月5日、まず金星は海王星にスクエアを形成し、そしてその後1月8日に土星にコンジャンクションとなる。これは混乱と、さらには金融市場における失望というテーマを示唆するものだ(愛情問題に関してもこれは言える)。

また同じ期間に太陽が冥王星にコンジャンクトし天王星にスクエアを形成、これも市場のボラティリティを生みやすい。驚きの発表があり、その内容が何を意味するか、そしてそれが今後も維持されるのか、それとも再び変更されるのかを投資家が評価するにあたって混乱が生じる。この時期は何らかの政策を立案したり発表するにはけっして良い時とは言えない。しかしそれが不可能だということではない。ただ、多くの人々が、合意事項やそれに付随して自らが為すべき事に関してそれぞれに異なる理解を抱きながら動くような時に、皆をまとめて同じ方向に導くことには相当な困難が伴うことを覚悟する必要がある。目的と役割の明確さが不足する時期なのだ。

        だがそれでも希望の兆しはある。同時期の1月7日、木星が逆行に転じる。木星が滞留(方向転換中)する時は常に、この太陽系のビッグ・ダディ(木星)に関連する希望と楽観が強調される。何が発表されるにせよ決定されるにせよ、それは大きな支持を得るか… または刺激的に喧伝される。木星が通商を支配することから、もしかすると貿易や通商上の好ましい協定が合意に至るのかもしれない。また木星が乙女座に在泊し、乙女座が労働力を支配することを考えれば、雇用や労働市場に良いニュースが流れる可能性もある。米国の就労状況に関する月次報告は金曜に発表される。雇用状況は拡大傾向が続くのかもしれない。

しかし、木星には別の顔もある。とりわけ天王星と海王星もまた強調される週にハイライトが当たることを考慮すれば、別の顔を見せる確率も高くなる。その別の顔とは、希望が誇張されて挙げ句の果てにヒステリーとパニックに変わる怖れだ。もし何らかの発表がなされ、それが徹底した混乱と抵抗に導くなら、金融市場は過剰反応するかもしれない。要するに、これから始まる週は非常に強力な価格変動が見られる可能性があり、それらは短期間の間に上にも下にも、その両方向にも動く可能性があるということだ。


≪ 長期的考察とマンデーン・アストロロジー…. ≫

 “物事というのは正しい方向に走り、全てが同じ方向に向かうことが必要なのだ。”

― マーク・ダントニオ
  ミシガン州立大学 フットボール・コーチ
  Detroit Free Press, 2015年12月31日付


        今週のコラムの冒頭で、私は強力な土星・海王星の36年サイクルに触れ、関連する金融市場における長期トレンド・リバーサルの潜在的可能性について言及した。土星と海王星は気象状況にも関連している。例えば土星は寒冷であるのに対し、海王星は湿気を支配している。これは平均より寒い気温 ― 霜や凍結もあり得る ― を示唆し、例えばオレンジやオレンジジュースのように、凍結まで至らない程度の気温を必要とする栽培地が寒冷化する怖れを示している。

オレンジジュースの先物は11月26日に起きた初回の土星・海王星スクエアに向かって、すでに9月29日の時点で103.45をつけるなど大きな価格上昇を見せている。そして11月13日、わずか2カ月の内に価格は160.70の高値に達し、殆ど60%近い上昇となった。その後は下落して12月30日時点で138.35をつけている。この冬の間、同じアスペクトが影響し続けると考えれば、またもう一度凍結の懸念(あるいは現実)が生じるかもしれない。

        土星はまた、アスペクトを形成する対象の惑星が支配するセクターにおける損失、または “欠乏” も支配する。海王星は降雨を支配することを考慮すると、現在ミシシッピ河周辺に記録的な洪水が起きており、多大な損害が出ている事態は興味深い。これらの洪水は穀物輸送の障害となることから、先週終盤の穀物市場にわずかな上昇が見られた。

土星・海王星スクエアは、数ヶ月にわたる大雨がもたらす損失、そして他の地域では降雨の欠乏(干ばつ)による損害との関わりを持つ。したがって、今年は食料品価格の高騰が予測される。同じ事は、木星と海王星によって支配される原油にも言えるかもしれない。土星は両惑星に対してTスクエアだ。原油の過剰供給は2016年には必要な時の供給不足へと道を譲るか、または流通経路の崩壊による突然の途絶という可能性もある。

    集合心理の面から言えば、土星・海王星スクエアは大衆にとっての多大な困難を意味する。土星は明確さを追求するし、ゴールを定義する能力としても知られている。海王星はちょうどその反対だ。抽象とイマジネーションが得意で、利他主義と理想主義に生きている。正しい方向に走り、関わる全ての要素を繋げて同じ方向に走らせることにはおそらく困難を伴うだろう。もちろん不可能ではない。多くの人々の内には意志がある。ただ、いつもより脱線しやすい。道を逸れずにいることが困難になるのだ。

だが皆さん、私達MMAはそのためにここに存在する。私達はこの挑戦について、この一年しつこく皆さんにクギを刺し続けるだろう。何故なら、行動を確実にするには「繰り返し」こそがとても効果的なツールだからだ。



* 収穫逓減の法則:経済学用語。簡単な例としては「1キログラムの種をある一定面積の土地に作付けすることで、1トンの作物が収穫できるとする。同じ面積にもう1キログラムの種を植えれば、収穫も2トンに なると期待されるかもしれない。しかし、ここに収穫逓減が発生するとしたら、種を1キロ増やしても、収穫できる量の増加は1トンよりも少なくなる(同じ土地で、同じ季節で、単に植える種を増やしただけの場合)。例えば、種を1キロ増やしても、収穫量は0.5トンしか増えないということになる。収穫逓減の法則によれば、さらに種を1キロ増やして合計3キロを植えた場合、それによって増える収穫量は0.5トンよりも少なくなる。例えば、0.25トンになる。」ということになる。(wikipediaより)

ここではこれを一般化して、物事の拡大傾向が限界点に達してそれ以上の効率が望めなくなり、費用対効果の点でも衰えを示すようになることを指していると思われる。



訳文ここまで
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January 01, 2016

Happy New Year!!!★

REM2016blog

 
2016年 ー また新しい旅が始まります。

遠い惑星達が唱う未知の詩。近い惑星達が奏でる新しい唄。

歓び 哀しみ  ときには 激しい怒り そしてそれを爆破する痛み

さあ 行こう。沢山の物語が待っている わたし達それぞれの道を

瞬きごとの破快の意志を友に

まるで火のように笑いながら!



みなさま、昨年一年間ありがとうございました。
これからの一年も、この場が沢山のフツウの戦士さん達にとって しばしのやすらぎとささやかな栄養補給の場となれますように。。

2016年も、どうかよろしくお願いいたします。

hiyoka(^_^



hiyoka_blue at 00:00|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 星読み随想 | お知らせ