March 2016

March 27, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント3/28【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年3月28日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪先週をふり返って≫


        世界の殆どの株式市場は3月14日〜21日の間に数ヶ月ぶりの高値をつけ、その後先週終わりにかけて後ずさりを見せた。

        原油は株式に続いて反騰し、3月22日火曜に41.90まで騰がって2月11日につけた10年来の安値26.05からは実に60%の上昇となった。これは12月4日につけた高値以来の最高値であり、『フォーキャスト2016』で述べたように、土星・海王星スクエアと木星・土星スクエアの下で予測された長期サイクルの安値が示現した可能性がある。この安値の示現は2015年11月〜2016年6月の間が理想的なタイミングだった。それでも株式と同様に、原油もまた1日短いホリデー・ウィークの最後の取引日だった木曜には下落して終わった。

        金と銀はそれほど調子良くはなかった。金は3月11日に1287.80に達し、1年ぶり以上の最高値まで舞い上がった。だが3月24日木曜には、1211まで下がっている。銀は金より1週間遅れて3月18日に1617をつけてトップアウトした。その1週間後の3月24日木曜、銀は1510まで下がっている。そうだ。今や火星は蠍座を去って射手座を運行している。射手座の火星は歴史的に見て、蠍座に在る時ほど貴金属にとって強気とはならない。火星は(冥王星と共に)4月17日〜18日に逆行に転じ、5月27日以降は蠍座に戻る。今年の貴金属市場には、まだこれからも良い取引チャンスがありそうだ。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        私達が最近のYoutubeビデオで論じた「驚くべきジオコズミック・サインのラインナップ」の最初のパートが終了した。この第一の波は3月6日〜26日に発効したもので、このような短期間に10種もの重要なジオコズミック・サインを含んでいた。それは3月8日、乙女座の木星とはまさにオポジションとなる魚座の日食から幕を開けた。そして3月23日水曜、木星・土星スクエアの2回目の正確な形成と同日に起きた月食と共に終わった。それはベルギーの同時テロ事件の翌日のことだった。3月25日金曜には土星が逆行に転じた(これは木星・土星スクエアの一部をなすものであり、したがって世界にとっては木星よりも土星的な影響が強かった)。そして同じ3月25日、金星が木星・土星スクエアに対してミュータブルTスクエアを形成した。これによって「驚くべきジオコズミック・サインのラインナップ」初期ラウンドが完了したことになる。3月25日金曜は世界の殆どの金融市場が休場であったが、木曜の引けには株式、貴金属、原油、通貨など多くの市場が下落していた。ひょっとすると、先週の取引日が1日手前で終わって良かったのかもしれない。


≪ 長期のジオコズミック・サインと
 ファイナンシャル/マンデーン・アストロロジー ≫


        “我々がこの選挙を動かしている抗えない力の存在について真に理解するには数ヶ月、いや数年かかるかもしれない…  米国政治を支える2本の支柱の内、1本がグラグラと揺れ動いている。共和党はストレスに苦しみ、崩壊の淵に立たされている…  自由なインターネットとそれが保証する無限の選択肢を要求する、時流に敏感な若い学生達が、何故に連邦政府とその権限を巨大化させようとしている年老いた社会主義者を信奉するのか? 彼は若者達の価値観の正反対を行うように見えるというのに…  何故 *連邦議会の嫌われ者である上院議員が、本来の共和党を支持する投票者にとって唯一の現実的な選択肢になり得たのか? そしてまた、実質的に彼女の個的・公的人生の全てにおいてこんなにもスキャンダルに見舞われている女性が何故ホワイトハウス行きの本命となっているのか?”

ー アリゾナ・リパブリック紙 2016年3月22日付 社説
   “A Political Year That Changed Everything”

*ティーパーティ運動をバックに議会でも長々と強弁を繰り返し、同じ共和党議員からも批判されてきたテッド・クルーズ氏のこと。共和党内の反トランプ派には現状、クルーズ氏しか選択肢が残っていない。

        彼らはマンデーン・アストロロジーを理解していない、ただそれだけのことだ。彼らは今 天上で展開している強力なミュータブルTスクエアに気付いていない。それは2016年3月〜6月をピークとして2015年8月〜2016年9月の間発効し続ける。そして人類の集合的な傲慢さ(または単なる無知)のただ中で、宇宙のサイクルと人間活動のサイクルとの間に存在する繫がりへの気付きや受容性は殆ど見受けられない。『上なる如く、下もまた然り』ー もしあなたが何か嫌な予感を感じるとするならこれが答だ。だがこれを理解するのは生易しいことではない。

        先週の強力な土星の影響による損失(土星は損失を支配する)が生じる以前、金融市場はジオコズミック・サインの春のラインナップに向かって非常に順調な動きを見せていた。株式市場は2月11日の安値から手堅くリバウンドし、先週初めには数ヶ月ぶりの高値をつけた。貴金属は12月の安値から急騰し、3月11日(金)と3月18日(銀)に数ヶ月ぶりの高値をつけている。原油は2月11日の安値から先週3月22日につけた直近高値まで爆発的な上昇を見せた。

        こうした上昇の多くは、世界の中央銀行による非常に強気の決定に起因するところが大きい。ECBは3月10日、予想された刺激策の内容をはるかに上回る発表を行って金融界を驚かせた。それから1週間後、FRBは短期金利の引き上げを行わないかもしれないと発表した。2016年中に4回の金利引き上げを行うと彼らが強く示唆したのはたった3ヶ月前のことだ。今やそのプランは縮小され、おそらく今年2回の引き上げとなるかもしれない。

        なぜ立場を変えるのか? 世界経済があまりに弱く、中央銀行はさらなる景気後退を怖れているのか? それとも他に理由があるのか?     また中央銀行によるこういった金融刺激策の効果とは何なのか?    言うまでもなく、彼らは経済成長を望んでいる。インフレーションが望みだ。そしてもし彼らが過去7年にわたって維持してきた力(と独立性)があれば、望み通りのものを手に入れるだろう。木星・海王星オポジションの下で株式と商品が再び強気になるにつれて、彼らは資産インフレを手に入れるだろう。彼らは米国の大統領選に向かって富の爆発を創り上げるだろう(これはいったい誰を利するのか?)。

もちろん、株式市場のチャートは今もって弱気だ。だが同時に重要なトレンドラインに近付いてもいる。これは ― もし破られるなら ― 突如としてすこぶる強気と化す可能性がある。その時に起きる問題は、オーバーヒートした経済と株式市場をどうクールダウンさせ着地させるかだ。しかしそれこそは、中央銀行を率いる者達にとって大統領選が "終わる" まで、すなわち彼らにとっては * かつてアンドリュー・ジャクソンによって取り上げられて以来、自分達の独立性と権力への最も大きな脅威が待っているかもしれないその時までは、直面したくないと願ってやまない問題なのだ。

* アンドリュー・ジャクソン(第七代米国大統領, 任期1829~1837): 一切の特権を否定し全ての人々に機会均等・平等をという主義主張の下に、いわゆる既存政界の外部から来て初めて大統領となった。「ニューオーリンズの英雄」と呼ばれた人物。米国史中、彼の施政期を「ジャクソニアン・デモクラシー」と呼ぶ。これは実際には白人のための平等であり、先住民の大虐殺や強制移住、黒人差別を大統領自らの信念に基づいて率先して行ったため、60年代の公民権運動の拡がりの中ではジャクソニアン・デモクラシーに対する見直しが行われた。しかし公職の民主化など、信念のために強権をふるった強い大統領のイメージとして米国史の中では一種のノスタルジーをもってジャクソン時代が懐かしまれることもあるとされる。ジャクソンは、当時の中央銀行の役割を果たしていた第二合衆国銀行への歳入預託を悪徳とインフレ助長の根源として拒否、各州の銀行(多くがジャクソン民主党支配の銀行だったと言われる)に預けることとした。また、民衆の代表というイメージや息の掛かった新聞などの後ろ盾によって大統領権限を拡大し、議会や司法との力の争いを繰り広げたとされる。米国史で唯一議会から不信任決議を出された大統領でもあった。(参考:wikipediaほか)

また、最近ではドナルド・トランプ氏をアンドリュー・ジャクソンの再来としてイメージするケースも見受けられる。

        今は春だ。これから6月にかけ、私達の太陽系において最も強烈な惑星達が非常に強力な配置を形成していく。その最初のパートは完了した。2番目のパートは4月17日〜18日の週にやって来る。それは火星と冥王星の両方が逆行に転じる時だ。3番目のパートは5月26日〜30日近辺になるだろう。これは3回目にして最後の木星・土星スクエアが起きる時で、同時に火星が逆行しながら蠍座に戻っていく。そしてその後、4回目にして最後の宇宙的パズル、土星・海王星スクエアと海王星の逆行が6月13日〜17日に起きる。これに続いて6月29日には火星が順行に転じる。

        この宇宙の様相は、平常時とは言えない。そして同様に、人類が歩む道にとっても決して通常の時ではない。本当に特別な時だ。まさに『驚くべきジオコズミック・サインの春のラインナップ』なのだ。市場も非常に激しい様相を呈しそうだが、世界の政治や社会的な出来事にしても同じことだ。このなんとも "魅惑的" な時を、それと知って楽しむことだ。だが、危険に足を踏み入れてはいけない。


        私達は3月24日、ドイツのジャーナリスト/アストロロジャーのアントニア・ラングスドルフとの第2回目のインタビュー動画をYoutubeにUPした。『3月23日〜6月29日、驚くべき春のジオコズミック・サインのラインナップ』についての第2弾だ。私はこの騒々しくも揺れ動く時期に、読者の皆さん、特に投資家やトレーダーの皆さんのガイド役を果たす義務感を感じている。ぜひご覧いただきたい。



Incredible Spring Geocosmic Lineup Part II





訳文ここまで
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March 23, 2016

●3/23の満月・月食 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化し、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで3月23日21:20前後、北海道周辺で21:26前後、関西方面は21:00頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で20:31前後に天秤座3°17’で満月となります。(月蝕のタイミングとは異なります)

今回のテーマのベースとなる新月の大テーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 天秤座3°~4° + 太陽 牡羊座3°~4°】
   "Dawn of a new day, everything changed" +
   "A cameo profile of a man in the outline of his country"
「全てが変わった新しい日の夜明け」 +
 「その国のあらましを印象づけるカメオ細工の男の横顔」 

   "A group around a campfire"+
   "Two lovers strolling through a secluded walk"
「キャンプファイヤーを囲む一団」 +
  「人目につかない歩道を二人で散歩する恋人達」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期3/23~4/6】
→★世界と自分自身に対して持ってきたイメージが変わる体験
→★または古いイメージを手放すまいとする葛藤や闘争
→★周囲が思い描く人間像と自分自身とのギャップが鮮明になる
→★物事は光の当て方や解釈の仕方で全く異なって見えることに気付く
→★自分が帰属する集団(家族、集団~民族や国)との一体化で活力を得る
→★同じ目的を持ちながらそれぞれ違う世界を見ていることへの気付き
→★自らの手でアイデンティティの再構築をしていく必要
→★必死に溶け込もうとして感じる疎外感、または誰かを排除したい気持ち
→★周囲に合わせた行動を取る中で譲れない自分の境界を知る
→★自分のことばと行動、想いや魂の食い違いに注意する必要
→★思い描く「自画像」に潜む多くのステレオタイプに気付く
→★自分の中の「世間から外れた部分」に安らぎを感じる
→★仲間意識の居心地の良さと窮屈さのギャップに自分の欲望を見る
→★個としての自分と社会の一部としての自分のバランスを取る挑戦
→★一度アイデンティティが崩れることによって見えてくる新たな可能性
→★"前向きな気楽さ"を通して嘘の無い自分を表現していく智恵
→★「自分」も含めた全てがより壮大な変化の途上にあることを知る…→

エネルギーのポイント:『 脱皮のとき』 

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        3月9日の日蝕に続いて、今夜は天秤座の半影月蝕ですね。この食のサロス・ファミリーは142、その誕生は1709年9月。誕生以来、9日の食が属しているサロス130とはペアを組んで起きてきました。いつものように1709年を軽く調べてみると、この年は英国の覇権やヨーロッパ資本主義の確立へと繋がる産業革命の流れを創った様々な技術革新のうち、コークス製鉄法が発明された年だったようです。石炭産業が花形になったんですね。前回日蝕のサロス・ファミリーが対イスラム十字軍遠征の始まった年に誕生していることを考え合わせると、ちと興味深いです。。 一方、日本では将軍綱吉の時代から6代将軍家宣の時代に変わり、新井白石が正徳の治と呼ばれる様々な政治改革を行い始めた年にあたります。その中でも、通貨を金銀含有率の低い元禄金銀からそれ以前の水準まで純度を高めた正徳金銀に変えたことが、後にデフレーションを引き起こしたというのは面白いと思いました。食のサロス・ファミリーは誕生の年にその「質」が出ると言われているけれど、このペアは経済の節目に顕れる食のひとつなのかな...。(サロス・シリーズに関しては先人の研究をもっと詳細にあたらないと何とも言えませんが、毎回少し調べるだけでもなかなか面白いです。)


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        さて、と。何から始めようかな。。じつは前回の日蝕以来、これという顕著な理由もなく体調の乱れが続いています(わたしはわりとタフな方だと思うのですが…^_^;)。たとえば熱、頭痛、胃痛、だるさ(凝りやむくみ)と、何より集中力が全然続かないというのが困ったところ。熱以外は日替わりのように毎日違う症状が出るのが不思議といえば不思議かな。けれど病気かというと、そういうことでもなさそうです(もちろん、ある境界を超えるようなら病院に行かなければなりませんが)。

で、星回りとしては... カルマがもたらすブロックを浮上させ、同時にそれを燃やすエネルギーでもある火星とネッソスのスクエアが依然としてオーブ圏内にあること、そして日と月、二つの食が自分のネイタルの惑星直近で起きていることがひとつのきっかけになっていると思います。

また、その食が「火」と「水」の強力なエネルギーを持ち、一種の強い浄化作用、または「移行促進作用」とでもいうような爆発的性質を帯びているからかもしれません。「爆発」と「分裂」は世界に起きているのと同じ様に、自分の中にも起きている。たとえ顕在意識でそれとはっきりは掴めないとしても。。 今はただ、起きることそれ自体に任せてゆっくりと見ていくしかない… たぶん今「こうだ」と無理に結論づけても、その見解は日々変化していくと思うから (というわけで、体調の件はこの食がピークになるかな?と考えています)。

  きっと今、こころ、体、またはその両面でどこか似たような経験をしているひとは、他にも沢山いるのではないでしょうか。 たとえばこころの場合は、まったく理由も無いのに突然哀しみに襲われたじることがあります。希望などどこにも無いと感じることもあれば、前兆として全方向的な怒りが生まれることもあると思います。まるで目に見えない黒い高圧線にでも触れてしまったみたいに、いつも出口の無い漠とした不安を感じるひともいるかもしれません。

その顕れはひとそれぞれだし、タイミングも対処のしかたにも(病院や服薬も含めて)それぞれの道があるはずです。ただ、今この時期に「火」と「水」のエネルギー(比喩的ですが)が自分の中で暴れていると感じる…もしそんなひとがいるなら、それは今、あるいはこれからの数ヶ月を特別な脱皮のときとして設定しているんじゃないかな?  

今週のメリマン・コラムに『大地から足が離れている状態にうまく適応するためのレッスンなら何でも良いだろう…』なんてことばがありました。ならば今は、必要な対処を適切に行った上で、あえて地面からちょっぴり離れ(たまにこれを言うときより少し高く…15cmくらいかな?w)この先、自分と世界がどう変わっていくのかを黙して眺めていくのも良いんじゃないかと思います。


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        ・・・そんなわけで、今回は今まで以上にまとまりを欠くかもしれないけど、ちょっと雑談っぽく書きだしてみますね。。


  今、音を消したTV画面では、キューバでのオバマ大統領の歴史的な演説と、ブリュッセルで起きた同時テロ事件の模様が同じ画面の中に映し出されています。まるで今の世界を象徴するよう。。 厳しく凄惨な現実と、その彼方にほの見える、希望。そこに辿り着くにはまだいくつもの山や谷、狂気を越えなければならないとしても、けっして捨ててはならない希望。おそらく変化は足早にやってくるでしょう。 それが何処に行き着くかは、たぶんまだ誰にも見えていないけれど...。


        ところで、惑星がサインの境界をまたぐとき、特にあらかじめその時間を知っているときなど・・・なんとはなしにゴツッとでもいうようなギャップを感じることがあります。 特にミュータブル・サインとカーディナル・サインの境界(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座の各0°〜1°)に入るときは、そんなふうに感じやすいかも? そこは「エリーズポイント」と呼ばれる特異点。社会の中で、あるいはひとりの人間の中で、「個」と「公」が切り結び、交差するポイントとされています。アストロロジャー、E.フランシスはこれを『リビングルームで起きる世界大戦』なんて言っていました。これ、『お茶の間に見る世界情勢』って言ってもいいのかな… つまり、世界で起きていることの本質は、実はフラクタルのように個人の人生にも起きていて、その逆もまたしかりってこと。その二重性というか、同時性が強く表面に顕れるのがエリーズポイント、「新しい季節」の始まりなんですね。

特に太陽が魚座から牡羊座に移行する際は、ひとつの大きな周期、ひとつの人生の終わりと、次のサイクルの始まりを象徴します。 人生を生ききり、やがて滅びに向かい、そしてまた新たないのちとなって、この世に生まれてくる。真っさらなアイデンティティを求めて、また旅が始まる。そんな壮大な変わり目。 それが黄道上の1つのポイントにギュッと凝縮してるって、実は凄いことだな…と思うのです。。(そういえば、各サインの29°台(サビアン・シンボルでは30°の意味をメインにとる)が複数の顔を持つヤヌス度数だという話を以前ツイートしたけれど、エリーズポイント手前の29°台(魚座、双子座、乙女座、射手座)は、特にその傾向が強く出やすいように思います。一見華やかに見えたとしても、そのエネルギーにはなんらかの形で滅びや犠牲というニュアンスが絡みあっているんですね。それはこの先の成長と新生のための必然だし、渦中にあるのでなければ美しくも見えるのだけれど…。そういえば去年の春の日蝕はこの度数で起きましたね。。)


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        さて、今回の日蝕と月蝕は、この滅びと新生の象徴的な境界線、エリーズポイントをまたいで起きます。古い旅の終わりと、新しい旅の始まり。新しい顔、新しいアイデンティティの探求。。 

前回の日蝕のシンボルは『教え子を指導する師』でした。そしてそのテーマが結実をみるこの月蝕は、天秤座3°台。シンボルは『キャンプファイヤーを囲む一団』です。

智恵や神聖なエネルギーの伝達を介して「個」と「個」の関係性が問われた新月・日蝕でしたが、この満月・月蝕では、中央に燃えるたき火をみんなで囲んでいる・・・というイメージ。 たき火を囲んでバーベキューにビール、でもって誰かがギターでも弾いてるのかな? それとも何か儀式めいたことをするキャンプかしら? それにしても、この構図の中央に燃える火って何を意味するんだろう? 

それは…もしかしたら集まった人々が抱く信条や感情、目的、それともステイタス、理想、情熱… もしかしたらその一団、その社会が無意識のうちに共有するアイデンティティでしょうか。 その炎が持つ熱とエネルギーが仲間を引き寄せ、活気を与えているようです。うん、みんなの一員であることはとても心強い。。 同じ炎を見つめていられる仲間の存在は本当に貴重。そこに身を置き、仲間と認められたら少なくとも安全だし、なにより心地良い。。

天秤座の第1ディーカン、特にエリーズポイントの影響圏内である天秤座初期度数は「良いひと」であろうとするエネルギーが強く顕れます。それは手前の星座宮、乙女座の記憶が強く残っているからかもしれません。

これを各星座宮を巡る魂の旅に例えるなら.....たとえば獅子座に入り、個としての創造に向かって膨らみきった自我は、いわばピラミッドの頂点にいるような感覚。対向にある水瓶座の「グループ」を視野に入れながら、その中心にいる自分を思い描く。 それが乙女座に入ると頂点から一転し、底に足をつけている自分を発見していきます。そして、同時に対向の魚座が象徴する未知の暗黒世界の存在を直感します。そこに何かとてつもないものが存在することは十分感知しながら、畏怖の気持ちを持って目を逸らし、もう一度足下を見つめる魂。そこで乙女座は、手で触れることが出来る物事、ちいさくても確実なデータやクリアに見通せる事実をひとつひとつ確かめ、実務的に構築していくことによって、頂点から底にひっくり返る過程である種の抑圧を抱えてしまった自我を癒やし、回復していきます。「全体への貢献」は乙女座のテーマのひとつだけど、それは獅子座的なエゴを犠牲にしながら自分の内面に集中し、その核心を回復していく過程でもある...そんな気がします。


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  こうして魂の旅は、エリーズポイントを超えて天秤座入りします。。  そこからは本格的な他者との関係が始まり、もう一度自我と世界との関係を構築していくというテーマが始まります。それはバランスを "学んでいく" 過程です。けれど、まだ初期度数だと、ちょっと慣れていない感じかな(^_^; 緻密な自己世界の内部から急に開けた場所に出てきたわたし達のエゴは、内心おそるおそる広大な関係性の世界に踏み込んでいきます。

        その場に、そのグループに上手くフィットしたい、帰属したいという願望は、出来るだけ「良いひと」であることをわたし達に課してきます。でもそれは、下手をすると自分に嘘をつくことになりかねません。本当の意味で寄り添えるパートナーや仲間と出会えたなら、こんなに良いことはありません。けど、このひとが、この場こそが…と思っていても、チクリと感じる何とも言えない違和感。。 みんなと、あのひとと、同じ火をみつめているのだと自分に納得させるために、または他の人達に信じてもらうために、あるいはその場を穏便に平穏に、心地良くするために、罪の無い(と思われる)小さな嘘を重ねていったとき、わたし達は自己の内側から燃え上がる、思いも寄らない衝動的な炎が燃え上がるのを感じることがあります。

それは、どんなに頑張っても何処にもフィット出来ないことに対する「何故だ!?」という怒りの感情かもしれません。また、その同じエネルギーを誰か他のひとから受ける仕打ちとして体験することもありそうです。こうした動きは集合的には米国に見られるトランプ旋風のような、ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)への反動として顕現しつつあるように思えます。

天秤座は争いを好まない星座宮ですが、正面からのぶつかり合いの代わりにその場や相手から自分を断ち切ることはします。また、こじれたときは、求められているときに与えないという形で報復することもあります。それは天秤座の支配星、金星の持つもう一つの顔。それをルシファーに当てはめても良いけれど、アストロロジャー、マリナ・マカーリオの言うように、エリス的な側面と考えた方がしっくりくるかもしれませんね。


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  今回月蝕が起きる天秤座3°台のエネルギーは、挑戦の側面を強く持っています。ひととき同じ火をみつめながら、笑いあったり共に歌ったりする人々。本当に自分はそこにいるべきなのか? いてもいいのか? その炎の源を ー 周囲のみんなが、グループが、社会が掲げる「わたし達」というアイデンティティを、自分は共有出来ているのか? 自分はこれからいったいどこに向かっていきたいのか? きっとひとりでは生きられない。ならば、あのひとと、周囲と、あるいは社会と、どんな関係を構築していきたいのか? 何が出来るのか?

たとえ永遠に燃えさかる火であっても、炎は一瞬たりともその形を留めることはありません。みんなその中に少しずつ異なる色、異なる熱、異なる理想を見ているのだと思います。それを理解した上で、どこまで許容していけるのか? 自分も他者も誤魔化すことなく、しかも歩み寄る形を通して手を繋ぐことは出来るのか? それには真の正直さと誠実さ、それに、何より伝える勇気が要ることでしょう。

こうした問いかけの答を本当に見つけるためには、一度中央のキャンプファイヤーから目を逸らし、背後に茫漠と拡がる暗闇に視線を向ける必要があるのかもしれません。


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        さて、月に光を送る太陽には、水星とケンタウルス族のエケクルスがコンジャンクトしています。この取り合わせは、この月蝕に複雑で強力な陰影を与えそう。牡羊座2°台の水星は、ともするとステレオタイプな焼き印を目に入る全てに押したがるかもしれません。そして「自分はこうなんだ!でもってあいつらはこうなの!」という結論を性急に出したがるかも? あるいは、エケクルスのエネルギーと呼応して、空気を読まずに自分を乱暴に貫くような論理をかざし、突っ張るかもしれません。

エケクルスはケンタウルス族の常で、先端的なパイオニアや創造性に富んだひとを生み出す反面、残酷な犯罪にもよくからむ小惑星です。 彼は、どんな犠牲を払おうとも自分のターゲットに向かっていこうとする闘争的なエネルギーを持っています。今回、エケクルスは山羊座のレクイエムとスクエア、水瓶座のパラス(ナイーヴに派手な幻を追うか、地味ながら覚醒しているかの選択)とセミスクエア。ひょっとしたら政治絡みの死のニュースが流れるのかな?と思っていたのですが…。

牡羊座にはこの太陽・水星・エケクルスの他にも天王星とエリスが在泊しています。また、魚座には支配星の海王星、ネッソス(カルミックな体験)、金星(家系や血縁、または自分が属する伝統からの縛りを意味する位置に)、セレス(母の嘆き、公正さを求める叫び)・カイロン(深い傷口を浮上させ変容を促進する)・月のサウスノード(エネルギーの噴出口)のコンジャンクション(自己正当化の危険、社会的に声が大きい者達が振りかざす特権を示す位置)。そして6月に2回目のスクエアを形成する海王星と射手座の土星。この、強力な「火」と「水」のエネルギーの爆発は、「この辺でそろそろ本当に新しいアイデンティティの獲得を目指したらどうか?」と囁きながら、わたし達に揺さぶりをかけてくるのかもしれません。。


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        ちなみに再び悲しい事件の起きたブリュッセルのイベント・チャートを見ると、水星はちょうど牡羊座0°のエリーズポイントにはいったところ。そして太陽とコンジャンクトしたエケクルスは射手座の火星とトライン、乙女座のオルクス(裁き)とはクインカンクスで小惑星レクイエムとスクエア。最初の爆発時のチャートではMCに冥王星が乗り、牡羊座の天王星、天秤座のブラックムーン・リリスとTスクエアを形成。そして月は、ちょうど前回の日蝕とはオポジションの位置、当時木星が在泊していた乙女座18°に来ていました。

また、同時に目に付くのが射手座の土星と乙女座の木星とのタイトなスクエアです。これは今回の月蝕図でも鮮明で、23日の夕刻に正確なスクエアを形成します(25日には魚座の金星とTスクエアに!)。このアスペクトについてはメリマンさんもコラムやフォーキャスト(そして「マンデーン2016」)で触れていますが、先日、Twitterである方から特に木星が位置する乙女座16°台についてご質問がありましたので、少しお話してみますね。

この度数のシンボルは『噴火する火山』です。これは文字通り、地表という薄皮一枚下に潜む爆発的な力を示唆するシンボル。無意識の領域に潜在するその力を、わたし達人間が自我でコントロールすることはおそらく不可能でしょう。また、違う観点からすれば、噴火する前の火山は「そこに存在するものにフタがされている状態」「覆い隠されている状態」を指すとも言えます。しっかりフタをされているように見える休火山は、いつ何時噴火して恐ろしい災害をもたらすかもしれません。でも、すさまじいエネルギーがそこにあることを知っていても、もし何百年も噴火する様子が無ければ、わたし達は危険を忘れて(忘れたふりをして…かな)その麓に家を建てます。あるいは、そうしなければならない事情のほうが、危機感より勝るのかもしれません。


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  けれどB.ボヴィは、このシンボルが非常にクリエイティブであるとも指摘しています。地球では太古から多くの火山が爆発し、それによって新しい大地が生まれ、新しい生命がもたらされてきました。もちろん、それには大きな破壊が付き物です。ひとつの種が滅びと絶滅を迎え、新しい環境に適応する新しい種がもたらされる。火山はそんな地球規模の新陳代謝と密接な関係を持ってきた存在です。地下に渦巻くすべてのエネルギーを、善も悪もなく全て解放するという最高のカタルシス。。 けれど、肉体を持つ人間の内部にそんな力が潜んでいるとしたらどうでしょう? ある日突然ワイルドな力が湧き起こり、狂気にかられて暴れ回るのでしょうか?

このシンボルがこころの動きとして顕れるときは、みんなが足下に迫る危機を忘れて(あるいは見ることを拒否して)平穏な日々に浸っているようなときに、突然のインスピレーションを得て恐怖にかられ、大多数とは異なる方向に走り出すような心理が考えられます。 あるいは、危機を理解しない人々への激しい怒りを抱くようなケースもあります。

それは言うなれば「いのち」そのものが持つ力に動かされていく状態です。なので、理屈やアタマで手なずけることは出来ません。もともとは善も悪もない、大地というシステムそれ自体から受け継いだ純粋なパワーなのですから。ただ、社会に生きる人間としてその力を預かったとき、そのひとがそれをどういう経路で解放していくか、どう表現するかにかかっているとも言えます。

この度数に個人的な惑星があるひとの中には、一見クールに見えるたたずまいの下に、とても戦闘的な面を隠し持つひともいます。また、危険や闘争がつきまとう仕事や趣味(レーサーや格闘技、あるいは戦場に関わるような)を持つケースも見受けられます。一方、集合的には突然湧き起こる騒乱など、その社会の懐の深さを試されるような出来事を示唆する場合もあります。いずれにしてもこのエネルギーは、生命体としての人間をこの世界に生み出し、支えても来た力であると同時に、被造物であるわたし達が居眠りを始めそうになると、そのいのちを脅かす力にもなるという…まるで「創造性そのもの」を表すようなフォースだと言えるかもしれません。

その類い稀なフォースが欲するのはただひとつ。「刷新」です。ではその爆発的刷新の火花をどう咲かせるのか? それはわたし達の精神、いえ、魂の方向性次第ではないでしょうか。 そして今、この度数には大神ゼウスたる木星が在泊し、その力を増幅させています。


stair


        一方、土星が位置するのは射手座16°台。これについても少しだけ触れておきますね。シンボルは『復活祭の日の出に行われる奉仕』。(面白いことに、木星が位置している乙女座16°の対向度数、魚座16°のシンボルにも『復活祭』が出てきます。)

復活祭も日の出も、やはり象徴的な死を過ぎ越して「刷新」に辿り着くシンボルです。そして奉仕は自分が持つ何か(時間、エネルギー、物質など)を全体のために捧げる行為を指します。復活祭といえば色とりどりに彩色されたイースターエッグを思い出すのですが、もともとは「いのち」を意味する真っ赤に塗られていたのだとか。。 

射手座に象徴される信仰や信条、哲学や世界観。そしてそれを刷新していくために捧げる真っ赤ないのちの力。ここには理想を実現するためにわたし達が費やす努力やエネルギーと共に、そこに辿り着くために何かを解体したり分裂させたりするような力が働くことも暗示しているように思います。わたし達はこのエネルギーを、信仰や信条、イデオロギーを通して「敵」とみなした相手を生贄とし、斃すために使うでしょうか? それとも、たとえ一時的に自分の大切な一部(それはもしかすると「体」かもしれません)を犠牲にすることがあっても、古く枯渇した大地を去り、未知の大地へと向う勇気と信頼をもってこの挑戦を受けるでしょうか? 集合体として、ひとりの個として。いつかわたし達は、自我と魂、そして生きものとして自分に備わった力を統合し、新しいアイデンティティを獲得することが出来るでしょうか?

今、木星と土星のスクエアが意味するもの。その問いかけは、とても重要に思えます。二つの巨大な惑星がぶつかりあい、互いを探り合うその葛藤は、実はわたし達という存在の内部で起きていることだから。。


NGC1300


        ふぅ。と、ため息ひとつw。調子が悪いとかなんとか言いながら、気付くとまた長々と書いてました。書き出す前は、もうキーワードだけにしようかな…なんて思ってたのに(^_^;。

けど、出来るうちはきっと続けていくと思います。もしかしたら自分を通して流れていく情報を、何かの役に立ててくれるひとがいるかもしれない。けど、もしそうでなくても、たぶん。いつの日か岐路がやってくるそのときまで。

さぁもうすぐ月蝕。ひとつのエネルギーがピークを迎える祭の夜。 半影の微かな影を感じながら、立ち昇る熱の中で目を閉じ、蒼い火を夢に見る......。

まぁそんなこんなで知らないうちに、するりと脱皮出来たらいいな…w。

火・水・爆発・分裂…そして刷新の月蝕に。
 そしてこれを読んでくれたみんなに……乾杯!〜☆



have a great trek!!!★


hiyoka(^_^


March 20, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント3/21【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年3月21日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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【告知】
  今週のコラムは休暇旅行からの帰途と重なるため短縮版とさせていただく。


 ≪ コラム短縮版 ≫


        春が弾けた! 1月20日と2月11日にプライマリー・サイクルの安値をつけた後、世界の多くの株式指数がサイクル新高値をつけるまで反騰するなど、春は明るい音色に乗って始まった。

先週の良いニュースはFRBが「何もしない」と発表したことだった。つまりミュータブル・サインの典型例として、3カ月前、2016年中に4回金利引き上げを行うと発表したFRBは今、短期金利を上げないと決定したわけだ。この件に関する現在の見通しは2016年に2回の利上げになるかもしれないとトーンダウンしている。

        金利引き上げを行わないという発表は3月16日水曜に行われた。これはおおらかで気前の良い木星が、(金利のような)負債に関わる全ての物事を支配する冥王星に120°の調和的なトラインを形成した日だった。

FRBは引き締め、すなわちより土星的であったろう決定を選ばなかった。ところでこれは、先週のECBによるマイナス圏への金利引き下げ、そして新たな量的緩和策としての債券購入プログラム実施決定の後だった。この気前の良い中央銀行による刺激は確実に狙った効果 ー 世界中の株式市場と国債が値上がりすること ー に貢献した。これは当然ながら、中央銀行が欲してきたと思われる2%のインフレ目標を結果として達成し始めない限り、世界中の負債もまた増大へと向かうことを意味する。

昨今いよいよ鮮明になってきたのは、中央銀行が世界の負債から抜け出る道としての自らの方法論を 「誰よりも早く最低の貨幣価値を達成する」という通貨戦争の続行によって拡大するつもりでいることだ。直近のラウンドでは、米国の中央銀行(FRB)が明確な勝利を収めている。米ドルは下がり、ヨーロッパにおけるマイナス金利と新たな量的緩和策にもかかわらず、ユーロは騰がっている。

        しかしながら、これら世界の市場にとって良いニュースには、またさらなる変化が待っているかもしれない。なぜならそれは、主要な惑星達がミュータブル・サインに在泊する時に見られる特質だからだ。ミュータブル・サインは「変化」に関連する。ミュータブル・サイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)が支配的な時、何事も計画やトレンドに沿った形で長続きすることはない。今 世界は、木星、土星、海王星による途方も無いミュータブルTスクエアの、3カ月に及ぶピークの時間帯に入ろうとしているのだ(3月23日〜6月29日)。

以下太字表記

        先週3月16日の木星・冥王星トラインを過ぎて、現在私達は3月23日に起きる、全3回の内2回目の木星・土星スクエアに向かっている。その2日後、3月25日に土星は逆行に転じる。そして同日、金星が木星と土星にTスクエアを形成する。こうしたトランスレーションの動き全体が何処で起きるかといえば ー そう、ミュータブル・サインだ。それでもこれはまだ、6月まで続くこの春の強力かつ驚くべきジオコズミック・サイン、そのラインナップの始まりに過ぎない。

        どんな事でも起こり得る。特に決定、合意、条約に関しては全てが変化し、行きつ戻りつするだろう。取引が決まったって? 考え直したほうがいい。何も決まっていない。決まっているのはただ、私達が決め事に合意したとしても、実は何も決まっていないという事だ。

取り決めに対する相手側の理解はこちら側の理解と同じではない。もしどちらか一方のみでも、これは変更を加えた方が良い取引になると思えば(もう一方がどう考えるかなど問題ではない)取り決めは常に変わる可能性がある。ここで問題となるのは選択肢の欠如ではない。問題は、合意にたどり着いたその後でさえ、選択肢や方法論が尽きることなく出て来ることだ。あなたはこのミュータブルTスクエアを『まさに絵に描いたような不安定性』だと考えるかもしれない。道義に反し倫理に欠ける欺瞞行為を申し立てる声が当然のように今、高まりゆく流れにある。

            これはより大きな背景である土星・海王星スクエア(当然ながらミュータブル・サインだ)が持つ象意の一つであり、目にする物も、耳に入る物も、読む物も(まぁ、もしかしたらこのコラムさえも)、また誰の事も、真には信頼出来ないことを意味する。

私達が今、日食と月食の狭間にあって、この期間がミュータブル・サインである魚座の日食から始まっていることなど言うまでもないだろう。現況は全てがミュータブル(変わりやすい)であり、不安定であり、私達の足下はそれほど堅固な土台ではない。だから私達は皆、泳ぎ方を習うか飛行機の操縦レッスンを受けることを考えるべきかもしれない。大地から足が離れている状態にうまく適応するためのレッスンなら何でも良いだろう。

ところで月食は今週、3月23日に牡羊座・天秤座軸の初期度数で起きる。これらはミュータブル・サインではない。だがこれは月食であるため、人々の気分が変わり直近で交わされた合意の許容範囲を越えた行動を取りがちで、それが摩擦を起こすという傾向には拍車がかかりそうだ。今週のジオコズミック・サインのラインナップ(月食を含む)は、多くの市場において強力な価格反転を起こすだけのパワーを持つ。とりわけ木星が副支配するエネルギー・セクターは注視すべきだろう。

        もしあなたがこの流れのままに漂い、しかも吹き飛ばされずにいられるなら、実際この時期は楽しく面白い3カ月となる可能性がある。だがもし何かプランがあってそれを実行するのなら、他の人達との共同作業が必要なプロジェクトを完遂するにあたっては、まるで操縦する飛行機が狂気のただ中に突っ込んでいくような感じがするかもしれない。


        なお、この時期についての詳細は前回のコラムでお知らせした私達のYoutubeビデオでも触れているのでぜひご覧いただきたい。
(先週のコラム記事に転載したものと同じです。)







訳文ここまで
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March 13, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント3/14【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年3月14日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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こんな時節なので、もしかしたら原稿が来るかも?と思っていたらやはり短縮版が届きました。なので日曜の夜にはUPするつもりです。


【ー告知ー】
3月13日から1週間の休暇を取るため、来週のコラムは休載させていただくことになると思う。離島のため天候やインターネット環境、さらに自分自身が休暇中にコラムを書く気になるかどうかにもよるのだが、一応休載ということでご了承いただきたい。
Ray Merriman


≪ 先週をふり返って ≫

        “ウォールストリートがすぐそこに迫り来る世界の終わりに備えていたまさにその翌週、金利引き上げには今が良いタイミングではないかという話題が飛び交った… だがCMEのFEDトラッカー・ツールによる調べでは、実際にそれが起きる見込みは無い ー 文字通りゼロだ。しかしながら、巷ではFRBが機会を逸しつつあるとする声がまだ小さいながら拡がり始めている。彼らは2015年中盤から2016年2月初めまで金融市場を襲ったボラティリティはもう過ぎ去ったと強く主張している。”

ーJeff Cox,
 “Calls Grow for Fed to Hike Rates in March”
 2016年3月10日付 www.cnbc.com

        なんと真逆に振れる意見、投資家心理の極端さを物語る解説だろうか。それでも、これは今から6月まで発効中のジオコズミックな天体気象には合致している。私達はジオコズミックな観点から見て今年最も活動的な時間帯に入ろうとしており、そこには非常に重要で長期にわたる惑星コンビネーションが控えている。このユニークな期間が予感される今、私達は『驚くべき春のジオコズミック・ラインナップ』と題したインタビュー番組をYoutubeチャンネルにUPした。インタビュアーはドイツのジャーナリスト/アストロロジャーのアントニア・ラングスドルフだ。


 The Incredible Spring Line Up of Geocosmic Signatures uploaded : 2016.3.8
 ※このインタビューで語られるアスペクトや解説の基礎となる部分は3月末に発売予定の『マンデーン2016』の中で「季節的なテーマ」その他の項目として掲載されていますので、ぜひご一読ください。



  このインタビューをUPした直後にイランが米国との核合意に違反したが、これはこのインタビューの中でも触れた問題だった。これは木星・土星・海王星によるミュータブル・Tスクエアがもたらす典型的な事象だった。金融市場に関しては、これはた非合理的な活気とそれに続くパニック、怖れ、ヒステリーの中で短期間の内に(ひょっとすると2週間ごとに)起きる急激な反騰を意味する。


        金融市場において、先週の魚座の日蝕は注目に値するものだった。世界の多くの株式市場が1月20日と(または)2月11日につけた安値の後で現サイクルの高値をつけた。金とユーロにとってもまた重要な週となった。

        ヨーロッパでは、私達が追っている全ての指数が先週は反騰し、数週間ぶりの最高値水準に達した。オランダのAEXは3月10日に449.62をつけ、2月11日のプライマリー・サイクルの安値378.53から18.7%の上昇を見せた。ドイツのDAXは3月10日に9995に届き、2月11日の安値8699から15%近く騰げた。ロンドンのFTSEは3月7日月曜に6216でトップアウトしたが、これは2月11日の安値5499から13%の上昇となっている。そしてチューリヒのSMIは2月11日の安値7425から9%の反騰となる8095をつけた。そしてヨーロッパのスター・プレイヤーはやはりロシアのMICEXで、3月7日1902まで舞い上がった。これは2008年6月(殆ど8年前)以来の最高値水準だ。

思うに、彼らはドナルド・トランプ大統領がウラジーミル・プーチンと共闘するというアイデアを気に入るのではないだろうか。

        極東と環太平洋地域では、反騰はあまり見事とは言えなかった。例外はオーストラリアで、ASXは1月6日以来の最高値レベルまで上昇し、また香港も、ハンセン指数が1月8以来の最高値を記録した。その一方で日本、中国、インドでは、反騰はしたが目覚ましいものではなかった。日本の日経は前週3月4日、ちょうど私達MMAによるジオコズミック重要変化日3月4日〜7日のタイミングでつけた高値を超えられなかった。

        アメリカ大陸のパフォーマンスはそれよりはるかに良かった。ダウ平均、S&P、ナスダック総合は全て金曜にサイクル新高値をつけた。ブラジルのボヴェスパは2015年8月以来の最高値を記録するまで反騰した。アルゼンチンのメルヴァルもまた強く、14,450と11月23日につけた史上最高値15,260を試すところまで舞い上がった。メルヴァルは1月20日には9812まで下落していた。したがって、現行の反騰では2ヶ月も経たない内に50%近く上昇していることになる。*以前と比べ、人気のある新政権下の市場は何と大きな違いがあることか。
*アルゼンチンは12月にそれまでの反米左派フェルナンデス政権に代わって中道右派のマウリシオ・マクリ氏率いる新政権が誕生した。マクリ氏はアルゼンチンでも有数の富豪の出身で、投資環境の改善や経済再建に取り組むことを公約としている。

        先週は金もまた強く、3月11日金曜のザラ場で2015年1月28日以来の高値1287.80まで反騰した。その一方で銀は、2月11日につけた1600の水準に届かない1575をつけたのみで、異市場間弱気ダイバージェンスの様相が浮上した。これは火星が自らにとって快適な領域である蠍座を離れ射手座入りした事象と合致している。歴史的に見て貴金属は火星が蠍座に在泊している時に強気となるが、今回もその例に漏れず、3ヶ月も経たないうちに20%以上の反騰を見せた。原油も先週は強気で金曜には39.02まで騰がり、2月11日の安値26.05からは50%近く上昇している。これも『フォーキャスト2016』及び1月に開催したウェビナーで述べた通り、土星・海王星スクエアの影響下で私達の予測と一致している。だが今、私達は木星・土星スクエアの2度目の形成に向かって進んでおり、これはYoutubeのインタビュー中でも触れたように、原油価格と世界の出来事におけるトレンドが転換する可能性を示している。



≪ 短期&長期的ジオコズミクス ≫

        さぁ、出発だ。3月6日〜3月26日の間、10を数える重要なジオコズミック・サインが展開していく。その一部には、たとえば今週3月16日の木星・冥王星トライン、そして3月23日の木星・土星スクエアのように、長期の惑星間アスペクトが含まれている。長期の惑星が関わるジオコズミック・サインの場合、そのアスペクトの正確な形成日に市場が常に反転するとは限らないが、それでもこれらの宇宙イベントは9ヶ月以内の長期サイクルのタイミングを計るにあたって有用だ。しかも通常は、たった3ヶ月かそれ以内で具現化してくる。またそれらは世界の市場が注目する事柄と同時に世界の政治や銀行の指導者達の心理的な力学を理解するにも役立つものだ。

        政治の世界では、その力学が急速に変化することは疑う余地も無いだろう。特に米国ではそうだ。ドナルド・トランプは共和党に大変革をもたらしている。保守派は彼らの力を失いつつあり、無党派層と不満を抱えた民衆党支持層という新しい血が彼の支持層へと移りつつある。だが他の人々は共和党を離れ、おそらくはこの選挙には参加しないだろう。人は彼を愛するか憎むかしか無い。彼の支持率と不支持率は、民主党の大統領候補ヒラリー・クリントンと同様に極端に分かれている。

ミュータブルTスクエアの典型として、大衆は11月の選挙当日までとはいわないまでも、9月に入るまではずっと、ある候補者からまた別の候補者へとその支持対象を著しく変えるだろう。9月に入ると、土星・海王星の最後の正確なスクエア形成が起きる。そしてその前日(9月9日)、木星は乙女座を離れ、来年に向けて天秤座入りする。政界に正気が戻って来始めるだろう。あるいは、政治リーダー達がより成熟したふるまいを見せ始めるのかもしれない。選挙戦も大詰めとなる最後の2ヶ月間に彼らがそうなるというのは奇妙に思えるが、これが宇宙による示唆なのだ。もっとも9月初めに起きる海王星とはオポジションの日蝕がこのエネルギーを上書きしない限りは、だが。

        しかしながら、ワイルドな昨今の振り子はなにも政治の領域のみを揺り動かすというわけではない。これは世界の経済に、ひいては金融市場にも適用可能だ。ヨーロッパは先週、マイナス金利の領域へとさらに足を踏み入れ、同時にまた追加緩和としての債券購入プログラムに乗り出した。今回はこれに社債も含まれる(おっと、この坂道は滑りやすそうだ)。これを受けてユーロ通貨は初めのうち数週間ぶりの安値に下落し、その後ECB総裁マリオ・ドラギが会見で「一段の金利引き下げが必要になるとは思わない」と述べた後、数週間ぶりの高値をつけた。これは同じ日の内に起きている(3月10日)。彼はミュータブル・サインの乙女座に太陽を持つが、木星・土星・海王星のTスクエアもまたミュータブル・サインに在る。

こうしたミュータブル・エネルギーの影響で、物事は今や矢継ぎ早に変化していく。そしていずれのミュータブル・サインも正直なところ、自分が短期的に物事を変更するのはこれが最後だ…などとはとても言えない。彼らは自らの見通しを ー 決断を ー 数週間ごとに変えるだろう。そして世界の株式市場がそれを受けて動く。ミュータブル・エネルギーは不安定だ。フィクスト・サインや大方の地性星座宮(現在の乙女座を除く)とは質が異なり、非常に変わりやすい。

この期間を過ごすにあたり、人は柔軟であらねばならない。だがそれと同時に、自分がいったん口にした事に対して忘れっぽく移り気だと受け取られることにも用心せねばらない。

        今週水曜の木星・冥王星トラインは、株式と原油市場をあともう1日か2日ほど持ち上げるかもしれない。その後、3月23日には木星・土星スクエアへとエネルギーがシフトし、3月25日の土星逆行がそれを追う。今は3月の狂気の時であり、この時期にはその狂気が政治と経済の両方の土壌において拡大する可能性がある。

今週を過ぎると、希望と楽観は土星のリアリティという強力な一服の投与で試練に曝されるかもしれない。とりわけ世界の指導者の間で交わされた協定(たとえばイランと米国など)などは懸念される。これは信頼が試される時であり、約束を違えた者はアウトを宣告されるのだ。また、この時期はオバマ大統領が次期最高裁判事に誰を選定したかが明らかになるかもしれない。おそらくそれは上手くいかない可能性が高い。

        そんな訳で、皆さんはくつろいで政治エンターテインメントを楽しむ方が良いだろう。良い大人になった男女が自分達の承認願望を満たすために公衆の面前でもう一人の自分を演じようと心に決めて動く時、私達にはそれを楽しむ他に出来ることなどそうは無いだろう。








訳文ここまで
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March 08, 2016

○3/9の新月・日食―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】食の時間帯とは異なります。
東京・関東ローカルで  3月9日 11:14前後、北海道周辺で  11:20前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は 10:55 前後、沖縄周辺では 10:24前後に 魚座 18°55’43”で新月となります。

前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマ 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 魚座18°~19°ー3/9~4/6 】
  "A gigantic tent"
『巨大なテント』

  "A master instructing his pupil"
『教え子を指導する師』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★ど真ん中というより周辺部に起きることが意外な影響力を持つ
→★変わった思考や非日常のイメージが普段の意識に射し込んでくる
→★理屈よりも信じたい気持ちに沿って動く心情
→★強力かつ奇矯な思考やアイデアにハイライトが当たる
→★楽観的な気分、または疑うことを面倒がる気持ち
→★先の見えない不安から心惹かれる情報に飛びつきたくなる心情
→★技巧やスキルの華麗さにこころ奪われる体験
→★圧倒的な力の差に支配されるか…
→★…または良い面を吸収しながらも自己を保つかの差異
→★全ては一過性だと知りつつ、今一番大事なことを尊重していく
→★格差のある立場同士における度量の広い交流と熱狂
→★正しいタイミングで正しい行動を過不足無い程度に取る必要
→★一時的に幻惑されて無駄なアクションを起こす危険
→★これが正しい、これが真実だと思い込むことから来る上から目線に注意
→★他者が提示する「真実」に無感覚なまま付き従う危険
→★自分には何かが決定的に足りないのではないか?という怖れを抱く
→★「尊い犠牲」「霊的な捨身」という言い訳の下になされる自己放棄
→★自分を見失わないために時折視点を変えていくというスキル・・・→

エネルギーのポイント:『信じる行為が "神" を創造する』 

160309SE


        さぁ今年も日蝕の新月がやってきます。今回は皆既日食だけど、日本からは部分日食として観察出来るんですね。お天気はどうかな?  ところで今回の日蝕はサロス・シリーズ130。全73回にわたるシリーズの内、52回目になります。また現在同時進行しているサロス・シリーズは223あり、各サロスごとにその影響力には何らかの特徴を持つと言われています。アストロロジャー、セレステ・ティールは食についての著書 "ECLIPSES"の中で、各サロスの本質は、まずそのファミリー最初の食が起きた年に顕れると言っています。で…今回のサロス130が生まれたのは1096年。ヨーロッパのキリスト教国が聖地エルサレムをイスラム諸国から奪還する名目で派遣した十字軍の第一回遠征の年でした(直近でサロス130の食が起きたのは1998年8月です)。 もちろん、世界には他にも色々なことが起きていたでしょうし、これだけで何かが明確になるわけではないけれど、この日蝕に押された歴史的な刻印と言える出来事なのかもしれません。


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  それにしても、この日蝕は魚座のエネルギー満載です。東京ローカルの日蝕図では魚座に社会性の極みとなるMCが来るし、その上にケンタウルス族のネッソスが鎮座しています。ネッソスはカルマの返済、それも性的なニュアンスを含む力の濫用や裏切りに関わるテーマを持つ星です。そして社会性のハウスとなる魚座の太陽、月、それにコンジャンクトしているカイロン、サウス・ノード、海王星、水星、セレス。。 また新月と全く同じ度数に在泊する小さな惑星まで見ると、メモリア(ある記憶が鮮明に蘇る)、ボラシシ(信条による呪縛、環境とテクノロジーの相克)、ラスト(性的欲望/それを刺激する文化)、インターコスモス(立場の変化/向こう岸へ渡る)などユニークな顔ぶれが集まっているし、特にメモリアとボラシシは太陽・月とぴたりパラレルという強力な関係にあるんですね。。そして12日の夜には金星も魚座入りします。

これをたとえるなら、さしずめ魚座の霧に覆われた大海原を進む大船団ってところかな。その船の主(ロード)は海王星、そしてカイロン、それに多分セレスも。それはたとえば…どこまで行ってもガツンとした手応えの無い霧の中に木霊する母の呼び声(セレス)。そしてこころの奥底にうずくまる、遺棄され傷付いた子供の記憶(カイロン)。。 あるいは子供達や弱い者を守ろうとする、殆ど衝動的なまでの強い思い(セレス)、全体のために、周囲のために、または誰かのために、自分の身をどれほど削れるのか ー 妥協出来るのかという問いかけ(カイロン)でしょうか。。 (日蝕がもたらす影響力は短くて3ヶ月〜半年、長いときは5〜6年も続くことがあります。今回ロードの一角を担うセレスが発する母性の叫びは、6月に起きる天王星・エリスのコンジャンクトによって他の要素と共に再びハイライトされるのではないでしょうか。)


P1050086



  また、船の上から遠く大地を望めば、対向する乙女座には逆行中の木星と月のノースノードが見えます。このコンビネーションは魚座の大船団が持つ欲求を増大させるかもしれません。 その対象は愛、お金、力、様々な食物、知識・・・ひとにより色々だけど、今回の日蝕ではその欲求が何であれ、究極は「やすらぎたい」という想いに行き着くような気がします。それを求めて、いつもより過剰にお喋りしたり、愛を求めたり、食べ過ぎたり飲み過ぎたり陽気に騒いでみたり、あるいは強い態度に出てみたり… 自分でも気付かないうちに、「なんとなく」 何かをやり過ぎてしまった…... なんて可能性もありそうです。

でも、それだけじゃありません。同時に東からはキュビワノ族カオス(多様性と混沌の中で落ち着き所を探す苦闘)の風が吹き、西には火の座からニラミを利かす土星(支払いの時/ポジティブな崩壊)が…… というわけで、日蝕図には密やかなグランドクロスが浮上してきます。これに加えて、新月と木星のオポジションを調停する位置にある冥王星は、いまだに天王星とのスクエアとはオーブ2°以内。


  うーん。。 これほど相克するテーマを持つ多様なエネルギー源が濃密なフォーメーションを組んでいるこの日蝕は、ひとことでは語れない複雑さを持っているんじゃないかな。 


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  この時期は日蝕効果もあいまって、色んなインスピレーションが大いに湧きそう。。 けれど同時に感じやすくもなり、そのときどきの刺激によって嬉しさ楽しさから寂しさや哀しみ、ジェラシーや怒りや苛立ち、肥大したエゴのぶつかり合いまで、あらゆる感情が湧き起こってくるかもしれません。

一方、この日蝕に強く影響を受けるひと達の中で特に感受性の強いケースでは、逆に 「なにも感じられない」 とか 「なんとなく平坦な感覚」 だと感じるひともいると思います。もしそうだとしたら、それは何も感じられないのではなく、あまりにも全方向的に開かれた感覚が同時に沢山の刺激を受けて、結果的に全てが平坦に感じられているのかもしれません。なのでひととき集中すれば、フッフッと沢山の思いやアイデアが湧いてくるでしょう。

でも、それはあっという間に霧の中に消えていくかもしれません。何かをしているときに別のアイデアが湧いてきて、そっちに気が行ってしまったり。目の前で繰り広げられる人間ドラマも、周囲の人々や出来事も、まるで映画でも観ているみたいな感覚。。。いつもなら引っかかる物事でも 「なんとなく」 やり過ごしてしまうような…。


        今回の日蝕は、一方で強く自己のあり方や自分の道を問われるような刺激をもたらしながら、もう一方ではこの魚座チックな「なんとなく」の感覚がついてまわるかもしれません。 それはある種ラクな感覚ではあるのだけど、同時に 「なんとなくやってしまうこと」 に対しては用心も必要かな。 心ココにあらずみたいな状態で理屈も理由もなく、責任も取れないままにフッと何かに乗っかってしまう、やらかしてしまう。 「あれ? 何してたっけ?」みたいな。 小さな失敗なら気にすることもないけれど、事故の危険もあるので気をつけてね。

それにお酒やドラッグなど、依存的な物事への耽溺にも十分注意が必要です。なぜなら射手座入りした火星とケンタウルス族のエケクルスのトライン、小惑星レクイエムとのスクエア(駆け巡る本能的なエネルギーの脈動/エロスとタナトス)などもチラっと自己主張しているし、自己規制の土星VS混沌の行動力ーカオスもガチでぶつかりあってる今日このごろ。。。 よっぽど自制心が無いと、ついつい度が過ぎて抜けられなくなるかも?(^_^;


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        と…惑星達のフォーメーションだけ見ても、霧に霞む灯火の中、なかなか一筋縄ではいかない感じのこの日蝕期。では早速サビアン・シンボルを見てみましょう。今回は太陽・月のエネルギーが向かう魚座19°のみを取り上げてみますね。

シンボルは『教え子を指導する師』です。 これ、「弟子を指導する師」でも良かったのですが、それだとイメージが狭くなりすぎるような気がして「教え子」としてみました。こうしたシチュエーションはスピリチュアル・マスターとその弟子から学校の先生と生徒まで、あらゆる関係性を含むからです。そう、これは「教える者」 と 「教えられる者」 、ある知識や技術に熟達した境地にある者とまだ真っさらな状態の者との間に存在する関係性を問うシンボルなんです。

原語の「master」ということばには、「精通する」 「極める」 「使いこなす」 そして「征服する」という意味があります。 それが人を指す名詞になったとき「教師」 「導師」 「親方」 「家長」 などという意味になるし、「精通すること」 や 「極めること」、 「征服すること」 を指すなら 「mastery」 になります。 B.ボヴィはこのことばが「mister」 (総合的な敬称)と 「magistery」 (ある物質を他の物質に変える錬金術的な質=賢者の石) から派生したことを指摘していました。 そして、これはある種の偉大さと同時に支配的な影響を与える能力を意味するとも。。 面白いことに、「magisterial」 という単語になると「権威がある」 とか 「高圧的な」 という意味を持つんですね。。


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  一方、「pupil」には 「児童」、「生徒」、「見習い」、「弟子」という意味の他、同じことばが 「ひとみ」 「瞳孔」を意味します。まだ海のものとも山のものともつかない、まっさらな子供や年若い弟子。そのひとみに映る偉大な教師。 右も左もわからない弟子の眼に、偉大なマスター、熟練の境地にあるはずの師の姿はどんな風に映るでしょう?  もしかしたら、師の支配的なオーラに圧倒されて萎縮しているかもしれません。 あるいは、憧れに満ちた眼差しの中で身も心も預けようと決心しているのかもしれません。 それとも、何とか先生のお気に入りになりたいとあれこれ考えて緊張しているでしょうか? いえもしかしたら、師がどれほどの達人か試してやろうなんて、こころ密かに何か企んでいたりするのかな?

それが知識であれ技術であれ、あるいは何らかの奥義であれ、本当に価値ある何かを伝達しようとするとき、そこには互いの間に真っさらな「受け渡しの道」が作られる必要があるのだと思います。 威厳や権威で誰かを圧倒し、力で魅了したとしても、それは依存を生み、党派が誕生するだけです。けっして本物の「知」が伝わることはないでしょう。師と弟子は互いに別の場所、別のときに生まれ、別の人生を生きて、あるとき、出会いました。そして二人の間にはひととき純粋な「技」または「知」の道が生まれ、やがてまた別れのときがやってきます。弟子はそこから、受け継がれた「知」を自分の人生を通し、責任をもってより良いものに育てていくことになります。


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  こうした関係性において、本当の主役 「マスター」 は…受け継がれる 「知」や「技」、または名付けようもない前進のエネルギー そのものです。 師も弟子も、「伝達されるもの」 「純粋なコンテンツ」 の前では互いにひとりの人間であり、「智恵の乗り物」であるに過ぎません。 そこにもし互いのエゴを混在させるなら、教え学ぶことの純粋な喜びは失われるでしょう。 

その上で、師は弟子を圧倒し萎縮させることなく、適度な緊張関係を保ちながら指導していく必要があります。 また、弟子や生徒は師や先生にふさわしい尊敬をもって接しながら、師からあふれ出るインスピレーションを自分の内部で消化・吸収していく必要があります。それは見方を変えれば師と弟子の切磋琢磨であり、知る者と知らない者同士、お互いの人生が交差し切り結ぶことで創造される、純粋なアルケミーのチャネルです。



        霊的、宗教的なニュアンスを色濃く持ち、「信じること」 の光と影が集約された魚座の第2ディーカン。その終わりに挑戦として顕れるこのシンボルは、ともすると自我の肥大ー搾取と依存の関係に陥りがちな師弟関係、そしてカウンセラーやアストロロジャー、ヒーラーなど、ひとのこころに触れる仕事を含む、全ての多様な人間関係に対する深淵からの警鐘として置かれているのではないかと感じます。 圧倒し、依存させること。 あるいは責任を放棄し、依存すること。 その関係がビジネスであれ、政治であれ、愛であれ、何であれ、わたし達の周囲にはそんな構図がたくさんあるのではないでしょうか。その奥底には、互いに搾取しあう関係性が存在します。


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  え〜でも、そんなことを言ったってそんなの理想論。師だって生きていく必要があるし、ナマイキな生徒に出会ったら力で圧倒する場面だってあるよね? そう、先生だって人間だもの。感情がむき出しになることだってあり得ます。生徒にしても、先生を信じてこのひとに付いていきたいと思うからこそ、学ぶ意欲も湧いてきます。でも。おそらく、ただ信じ込むことと、本当に信頼することは違う。。 ここにたったひとつの真実があるとするなら、それは、伝えられる「生きた智恵」そのものが一番大切だということ。 そして、自分にとっての真のマスターになれるのは、結局、自分自身しかいないということ。 本当の信頼とは、お互いにそれをよく知りながら、互いに敬意をもって結ばれる関係性の中にこそ存在するのではないでしょうか? 人間同士のぶつかりあいは、そこでこそ互いに生きた経験として昇華し得るのだと思います。


  肉体を持った者同士の関係、目に見えない存在との関係。わたし達と他者との関係には様々なカタチがあります。 そしてわたし達は、力を持った他者を見て 「あのひとに付いていけば、こんな自分を引き上げてもらえるかも?」 と感じます。「言うとおりにすれば願いが叶うかもしれない」と思ったりします。 そう思わせるようにふるまう他者も存在するし、「ここは従わないととマズイかな?」と感じてしまうわたし達も存在します。 そこに介在するのは「知」でも「技」でも「信頼」でもなく、教える者と教えられる者、互いのエゴと保身です。

けれど、結局は誰も自分の代わりに息をし、人生を生きてはくれません。 もしそれが、こころから愛する相手であったとしても。。 そして、それを知ったときわたし達は失望します。「なんだ、こんなに尽くしたのに何も見返りが無いなんてどういうこと…?」 その失望は別離へと繫がり、その後また同じことが繰り返されていきます。


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  このシンボルはひとりの師とその弟子を描いています。けれどそれは、"全体" という名の漠としたイメージと自分自身との関係に置き換えることも出来そうです。

なんとなく感じる大きな流れの中で、その流れと共に生き、歩もうとする自分。でもあるとき、ふと水面に顔を出して感じる違和感。どう理由をつけても胸の奥から消え去ることのないその感覚は、もしかして、何か重要なことを伝えようとしているのではないでしょうか。

  ……道はまだまだ続く。けど、あるとき立ち止まって荷物を置くわたし達。見渡すと、狭い一本の道だと思っていたら、なんと広大な宇宙空間のど真ん中だった。自分の周囲、上下左右360°、どんな方角にだって歩き出せるのか!? 色とりどり、沢山の幻。だとしたら、今まで前進だと思っていた方向は、本当にわたしにとって「前」なんだろうか?

もしそうなら、迷うことはない。行ってみるしかない。やがて再び立ち止まるそのときまで。沢山の景色を消化し、吸収し、要らない荷物を後にしながら。でも、確信を持てなかったら....


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  この度数の対向には、ちょうど乙女座の木星が在泊しています。逆行の木星は、魚座の夢や欲望を増大させながら、わたし達の姿をその巨大なガスの渦にじわりと映してこう言っているかもしれません。 
『あなたの夢を満たすために、信頼と裏切りの深い海に潜っていくがいい。そこでの経験はあなたを成長させるだろう。だが常に頭を真っ直ぐもたげていなさい。そして時折は息継ぎのために水面に顔を出すことだ。自分が今どこに居るのかを知るために。 自分が自分でしかないことを、けっして見失わないように。』

そして、日蝕のロードである賢者カイロンはこう言い添えるかもしれません。
『もし霧のさなかで迷ったなら、その都度あなた自身の手を見なさい。環境の中でたとえ妥協を強いられることがあっても、その手で自分を抱きしめながら、目の前の問題をひとつひとつ、ゆっくりと整理していけば良い。水星の合理的なマインドは今あまり頼りにならないだろう。しかし、だからこそ、深い直観があなたを導いてくれるはずだ』 と。。。

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        日蝕は常に「リニューアル」という意味を持ちますが、今回はサウスノード・イクリプス。なので何かが新しく生み出される前に、何かを完了し、手放す必要があるかもしれません。 大きなこと? 小さなこと? 果たしてそれが何であるかはひとそれぞれだし、持って生まれたホロスコープ次第とも言えます。あ、もしかしたらそれは、まるで街外れに突如出現した巨大なテントのようなものかもしれません。一切の先入観を捨て、直観に導かれて中に入る。。 そこで目にするものは、壮大なスペクタクルの華やかなサーカスかもしれないし、もしかしたら災害を逃れてきたひと達が一時的に肩を寄せ合って暮らす姿なのかもしれません。けれどわたし達に訪れる食の経験がどんなものであるにせよ、きっとその光景は「解放への希望」を象徴しているのではないでしょうか?

また、食が起きるときはいつも、わたし達人間の奥底にひそむ漠とした死への不安、崩壊や喪失への怖れをふとした拍子にかき立ててくることがあります。終わりと始まりの狭間を象徴する魚座では、それが特に強く起きるかもしれません。もしそんな感覚を抱くなら、きっとそれもまた、全ては永遠に繋がる自然なサイクルとして生起していくのだという真実をわたし達に見せてくれる、天の配慮なのかもしれませんね。。 


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  でも、もしかしたら。。 この、ちょっと奇妙でミステリアスな魚座の新月/日蝕は、自分が自分でしかないことの豊かさと かけがえの無さ、その無限の可能性をかいま見せてくれるのかもしれません。 だって食がもたらす光と影は、全てわたし達の内側で起きているのだから。。






have a great trek!!!★


hiyoka(^_^


March 06, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント3/7【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年3月7日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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今週のコラムはお休みする予定でしたが、取り急ぎ≪短期ジオコズミクス≫のみUPしてみます。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

        3月の狂気と興奮は、年の初めに誰もが予想していたようなあり方を遥かに超え、金融市場と政治討論の両方において爆発した。とはいえ、これらの出来事は天上の力学からすれば全てその守備範囲内におさまる。私達は現在、誇張という質を持つ木星、ファンタジー好きの海王星、そして心配性な土星が形成するミュータブル・Tスクエアがもたらす狂気のただ中にいる。それに加え今月は、現在のところ太陽が、次は水星、そして金星が、全て魚座の海王星にコンジャンクトしていくのだ。これは瞬く間にパニックやヒステリーと化す可能性を持つ非合理的な活気の火に油を注ぐものだ。私達はこの主要なアスペクト構造がそのピークを通過する2016年3月〜6月までの間、活気とヒステリー/パニックの両極を右往左往することになりそうだ。

常に変化し続けるというミュータブル・サインの特質からみて、行く手に単純な上昇や下降が続くというようなことは殆ど起こりそうにない。むしろシーソーとでも言うか、いったい何をしたいのか決めようとして伸びたり縮んだりするゴムバンドを想起すれば良いだろう。あるいは、いつも彼/彼女が本当に優柔不断なのかどうか決めようと試み続ける天秤座のようなものか。

  先週のコラムで述べたように、

『3月は爆発音で始まる。燃える太陽が迫り来る木星・土星・海王星のミュータブルTスクエアをトランスレーションするからだ。このワイルドなコンビネーションはすこぶる不安定だ…また、私達は世界の政治指導者や米国大統領候補者が何らかの形で大変な窮地に立たされる光景を目にすることになるかもしれない。…この強力な太陽によるトランスレーションは2月28日~3月8日に起きる。その見通しとして、世界の株式市場と多くの商品市場が非常に急激なリバーサルを起こす可能性がある… 2つの理由から、価格の変動幅は大きくなるかもしれない。…そして特に太陽・木星オポジション(3/8)というジオコズミック・サインだ。…太陽・木星のオポジションは、ちょうど金星の逆行と順行がそうであるように、それ単体で特別なリバーサル・シグナルの一つだ。最も強力で信頼度の高いジオコズミック・サインのトップ5に入り、プライマリー・サイクルとは前後10取引日の内に75%の相関性を持っている。』

こうして私達は今、貴金属と株式市場の両方がこのジオコズミック・リバーサルゾーンに向かって急上昇してきた地点に立っている。これらと他の市場は反転するのだろうか? さて、それがマーケット・タイミングツールとしてのファイナンシャル・アストロロジーが持つ美しさ(とユニークな価値)だ。これらのジオコズミック変化ゾーンに入った時、市場は82%の確率をもって確かに反転する。

        先週のコラムではこうも述べた。

『3月4日~7日もまた、火星が3月5日に蠍座を出て逆行により5月27日に戻るまで射手座に在泊するという意味で重要だ。射手座の初期度数が金価格への試練に関連しているというだけでなく、射手座と山羊座に火星が在泊する全期間が中東、とりわけイスラエル周辺に関して通常レベルを超える危険、軍事衝突、政治的な危機の勃発を象徴しているからだ。』

こうしたジオコズミック・タイミングメソッドを使うトレーダーには、この時間帯に起きた金価格の上昇と蠍座の火星との相関性に失望させられた者などいなかったろう。この法則は不気味なほどよく発効し、火星が蠍座入りする前後10°のオーブ範囲内でつけた安値(12月17日の安値)から上昇し、まさに蠍座の火星最後の取引日にトップアウトしている(現在までを見る限りは)。このトレードに参加しなかった人は金市場における2013年以来最高の相場を逃したことになる。MMA購読者はこれを逃すことはなかった。

        とは言うものの、格言でも「人の価値は最後のかけ声で決まる」とされている。私達にはこれから先3月23日〜6月27日にかけて、重要な挑戦が待っているのだ。

私達はドイツのジャーナリスト/アストロロジャー、アントニア・ラングスドルフとの再インタビューを今週3月8日に行い、3月23日〜6月29日に展開する驚くべきジオコズミック・ラインナップと金融市場および世界の出来事との関連性について論じることにした。今回またテクニカル面での支障が起きるようなことが無ければ、このインタビュー映像を私達のYouTubeチャンネル(Raymond Merriman)に来週金曜3月11日にはアップロード出来るだろう。これについては準備が整い次第、私達のウェブサイト
www.mmacycles.com において告知するつもりだ。(原文太字表記)






訳文ここまで
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