April 2016

April 24, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント4/25【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年4月25日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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★お知らせ★
来週5月2日付のコラムはお休みさせていただきます。m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

        “ドラギ氏は「もし必要であればECBは新たなアクションを起こす準備がある。そして、より大幅な金利引き下げを含む全ての政策ツールは机上に用意されている」と語った。これは先月、まさに彼自身が除外したはずの政策だ。 ”

ー Tom Fairless
  “ECB Reopens Door to Further Cuts”
  ウォールストリートジャーナル
  2016年4月22日付


        うち続く土星・海王星スクエアのサーガ『読む物、聞く物、見る物、全てが信じられない物語』のただ中で、ECB(ヨーロッパ中央銀行)は今やFRBに追従した。これはほんの数週間前に発表した彼らのいわゆる「政策方針」からの、またさらなるリバーサルだ。

またこれは、現行の木星・土星・海王星ミュータブルTスクエアのもたらす症状でもある。その下では全てが素速く変化し、今日誰かが言ったこと、合意された内容は、そのすぐ後に もし個人的な力や利益の上でもっと良い機会に出くわせば何の重要性も無くなる。このように変わりやすい影響力の下では、今日のトレンドや「世間一般の社会通念」は1週間〜3週間の命というのが典型的で、その後正反対の投資家心理が浮上し始める。

        この事はまた、3月中旬にスタートした私達のYoutubeビデオシリーズの中で概要を述べた前提をも支持するものだ。特にシリーズのPart2では、何故世界の中央銀行(特に米国とヨーロッパ)が、2016年11月の大統領選シーズンに向け、自ら管轄する地域の経済を確実に持ち上げようと持てる力の全てを使おうとするかという問いへのジオコズミックな基盤を提示した。彼らは自国民の富が爆発する(株式市場の上昇により)ことで、対抗する候補者が経済の弱さを主張して有利になるような機会を失うよう望んでいる。

先週はまた、
1)火星と冥王星が4月17日〜18日に逆行に転じた 
2)金星が天王星・冥王星スクエアをトランスレートした
という二点によって注目に値する週となった。後者はリバーサルの強力なジオコズミック・サインで、あたかも目覚まし時計がセットされていたかのように、先週は多くの金融市場が確実に、それもかなり目を見張るような様相を呈して予測通りの動きを見せた。

金星と冥王星は、とりわけ通貨と大豆に強い歴史的相関関係を持っている。4月21木曜にミュータブルな(変わりやすい)マリオ・ドラギがECBの金利政策の未来に関する彼の気持ちを変えた時、米ドルは直近の下落から反転し、他の全ての主要通貨に対して急騰した。例えば日本円に対しては、先週初め(4月18日)は2014年10月以来の安値水準である108円以下で取引されていた。だが金曜までに111.81まで急騰した。これはこの市場では大きな動きだ。

またユーロが下落するにつれて大豆のような商品も下がった。何故ならこれらの価格はドルの価値が基盤になっているからだ。一般的な言い方をするなら、米ドルが強くなってくるとドルをベースとした商品は弱くなる。乙女座のドラギが彼の変わりやすくジレンマに満ちた発表を行う直前、大豆の旧穀と新穀(5月限と11月限)は2014年11月以来の最高値水準である10.20ドル/ブッシェルで取引されていた。これは『フォーキャスト2016』で大豆は2016年に再び2桁に達するという予測と合致していた。そしてその後24時間以内に大豆は50セント以上下げて、この市場にとっては大きな下落となった。

        金と銀も似たような動きを見せた。ECBのチーフによる4月21日(4月19日~22日の金星トランスレーション中間日)の「気持ちの変化」以前、銀は殆ど1年ぶりの最高値レベルであり、またわずか4ヶ月前の2015年12月につけた数年ぶりの安値13.62からは30%の上昇となる17.72ドル/トロイオンスで取引されていた。だがその日の引けまでに、銀は高値から1.00近く下落した。

        世界の一部の株式市場もまた、先週の水曜〜木曜、金星トランスレーションの中間部付近でつけたサイクル新高値から反転下落した。しかしながら、これらの下落は株よりドル価格に依拠している商品市場に起きたそれのようにはドラマチックではなかった。一つの例外は日本の日経で、金曜の引けまでに数週間ぶりの新高値に舞い上がった。これは2月12日につけたプライマリー・サイクルの安値から実に2500ポイント以上の上昇だ。

        今はは金融市場にとってワイルドな時期だ。そして宇宙にとってもワイルドな時だ。これは2016年3月〜6月まで展開する『ジオコズミック・サインの驚くべき春のラインナップ』の一部なのだ。待て!それはまだ終わっていない。




≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        “多数ではあるが過半数には達しない代議員を得て党大会に臨む候補者が指名候補となるのは正しくない… 1976年、ロナルド・レーガンには予備選において、フォード大統領より百万票も多い支持を集めた。しかし、レーガンは代議員の過半数を勝ち取る事は無かった。フォード大統領が勝ち、それによって指名候補の座を得たのだ。レーガンはルールを解っていた。そして文句を言うことも無く、勝者のサポートに回った。これがあるべき姿だ。”

ー “Let’s Get This Straight About the Convention”
  ウォールストリートジャーナル “Opinion”より
  共和党全国大会議長経験者数人の声を総括して
  2016年4月21日付


        “ビル・クリントンは第二次世界大戦以来のどの大統領をも凌ぐ高い支持率を維持して大統領職を終えた。クリントン夫人はといえば、言うなれば彼のした事全てが軟弱で、まやかしであり、誤りだったと言い続けながら過去6ヶ月を費やしてきた… そしてヒラリーのこうした手の平返しは、クリントンというブランド自体への高い代償にもなってしまった。サンダース支持の純粋主義者達は、彼女の左傾ぶりを偽物と見ており、これが彼女を信頼してはならないもう一つの理由だとしている。特にこれが彼女の金銭への貪欲さとウォールストリートとの絆に対するサンダース氏の容赦無い批判と結び付けば、なおさら顕著になる。”

ー Kimberley A. Strassel
  “Berning the Clinton Establishment”
  ウォールストリートジャーナル 2016年4月22日付



        先週はちょうど『春の驚くべきジオコズミック・サインのラインナップ』における、火星と冥王星逆行の週だった。今週は水星が逆行に転じる週だ。火星と冥王星は無慈悲であり、誰であれ、過度に攻撃的になった者にはブーメランが飛んでくる。ここでは攻撃者の側が敗北するという傾向があり、この流れは6月29日(日本時間30日)まで続く。民主・共和両党の候補者達が、それぞれの党大会に向けて必要な数の代議員を確実に押さえようと躍起になるにしたがい、敵対的な雰囲気はますます強まるだろう。

        この、明晰さの欠如と泣き言を伴う対立的な物腰は、今週4月28日(日本時間29日午前2時過ぎ)水星が逆行に転じて火星と冥王星(そして土星と木星)に加わることにより、また一段と強調されることだろう。この逆行は5月22日まで続く。しかも、これは普通の水星逆行ではない。私達の最新のYoutubeビデオPart4で論じたように、この水星逆行では、珍しい「水星の日面通過(内合)*」が起きるのだ。これは5月9日、世界の多くの地域において6〜7時間の間、太陽表面を横切るように移動する小さな黒い点として観察出来る(太陽フィルター付の小型望遠鏡を要するが)。火星もまた冥王星と共に逆行中であり、これが事故や怪我を支配することから、世界中でどれほど多くの人々がこの約7年に1度の宇宙スペクタクルを見ようとして状況を把握せずに行動し、目を痛めることになるだろうかと心配せざるを得ない。

* 水星の日面通過:日本時間5月9日20:12〜10日3:42。南北米大陸、ヨーロッパ、アフリカ、アジアの一部地域で観察可能だが、残念ながら日本からは見ることが出来ない。


“Incredible Spring Lineup of Geocosmic Signatures Part 4”


        水星は逆行期間中の全てを牡牛座で過ごす。牡牛座は銀行とお金を支配する。したがって、今の時期でさえ、中央銀行が自分達の以前の宣言を否定するような新政策を発表したところで驚くにはあたらない。今はミュータブルTスクエアの時でもある。これは誰がどんな発言をするにせよ、それが長続きすることなどアテに出来ない時だ。全ては変化していく。ここで再び念を押すが、あなたが読んだ事、見た事、または耳にした事はどれも信じることは出来ない。おそらく最近は、全ての物事の中で「真実」が最も価値ある資産だろう。何故ならそれは今現在 ー そしてこれからも ー あまりにも欠乏しているからだ。

        ではこれが金融市場にどう影響するだろう? さて、ミュータブルとはどんなトレンドも長続きしないことを意味する。強気のセンチメントは1週間〜3週間といった短い間に弱気に転じる。水星逆行もまた似たような力学を持っているが、その影響力はより短期に留まる。つまり、予期せぬ出来事や政界、金融界のリーダーからの矛盾した発表を受けて、1日〜4日おきに市場心理の転換が起き、価格は上下に行きつ戻りつするということだ。

それに加え、この時期はチャート分析やテクニカルにおける「騙し」が頻発しやすい。強気シグナルが出た直後に弱気シグナルが顕れたり、その反対が起きたりする。また価格の抵抗線や支持線が破られて、そのトレンドの勢いが続くという錯覚を助長する。水星はしばしば「トリックスター」と呼ばれるが、これがその理由の一つだ。あなたが「見る」ものは、あなたが「得る」ものではない。1日〜4日の内に価格の動きは突如として転換し、それまでの買いシグナルまたは売りシグナルを否定する。これは超短期のトレーダーにとっては夢のような相場環境かもしれない。しかしながらポジション・トレーダーは、相場の出入りに際し、買ったら下がり売ったら騰がるような目に遭って損失を出さないよう注意しなければならない。

        水星はまたコミュニケーションを支配する。売買注文の際は自分が正しいオーダーを入れたかどうか、よく確認した方が良い。自分が意味していたのは買いなのか売りなのか、確実に伝えることだ。コンピュータや携帯電話(コミュニケーション・ツール)に生じる問題にも注意しなければならないだろう。そうしていも、牡牛座での水星逆行時はあなたの残高照会に計算違いが起きたりする。こうした間違いが起きないよう、自分の銀行口座やクレジットカードのアカウントを厳密に監視しておくことだ。

        私達は、ダウ工業平均のように最近ブレークアウトが起きた株式市場を注意深く見守るつもりだ。17,600〜17,700というブレークアウト・エリアを果たして維持出来るのか? もし出来たなら、それは中央銀行が巧みに統御されており、強い株式市場と純資産の増加を操縦しているという考え方を支持するものとなる。そうでないなら、もしかすると中央銀行が経済と金融市場の面倒を見るための弾薬は尽きたのかもしれないという警鐘の発動が秒読みに入るだろう。

現在火星が逆行に転じている中、米ドルに強気相場が再び始まり、商品市場を深刻な下落に追いやって最近の強気な動きが単なる騙しであったという見方が浮上して来るのか? これらの全て、そしてより多くのサプライズと変化が、今後の可能性の内にひしめきあっている。

        これらを消化吸収していくにしても、すでにあまりに多くの物事が存在している。したがって最善のアドバイスは、今もって以前のアドバイスと同じ内容だ。
『ゆったり座り、目の前で繰り広げられる演し物を楽しむ...そんな余裕を自分に与えよう。この現実世界と人生のコメディ、そして(または)悲劇がもたらす深刻さに、あまりに囚われ過ぎないようにしよう』。

こうした強烈な惑星の力学がその力をふるう下で、「パープル・レイン」の創り手のような素晴らしいアーティスト達が私達の惑星を去っていく今という時は、感情的にもハードな時期かもしれない。こうした事が起きた時は、彼 ー そして他の次元へと旅立った全ての人々 ー が、自らの人生を生きる途上で生み出した全ての偉大な美を心に映してみよう。このような創造性を人生で体験出来た私達は、やはり祝福の中に生きているのだ。







訳文ここまで
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April 21, 2016

●4/22の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化し、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで4月22日14:42前後、北海道周辺で14:48前後、関西方面は14:23頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で13:53前後に蠍座2°30’で満月となります。

今回のテーマのベースとなる新月の大テーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 蠍座2°~3° + 太陽 牡牛座2°~3°】
 "A broken bottle and spilled perfume" +
 "An electrical storm"
「割れた瓶とこぼれ出た香水」 +
 「激しい雷雨」 

 "A house-raising"+
 "Steps up to a lawn blooming with clover"
「家の棟上げ」 +
  「クローバーの花咲く芝地へと昇る階段」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期4/22~5/6】

→★突然の破壊的な状況に遭遇する
→★古く忘れかけていた何かが急によみがえり、引き戻される
→★進行していた物事が急に止まる、または思いもかけない邪魔が入る
→★物、状況や心理に溜まったエネルギーが出口を得て放出される
→★ドラマチックに変化していく感情に動かされる危険
→★分裂や分離への衝動、または独立や自立の時が迫ることへの気付き
→★極度の緊張によって直感や五感が研ぎ澄まされる
→★一歩一歩進まざるを得ない状況に耐える中で調和を維持する必要
→★わたしだ!わたしはここにいる!と叫ぶ強い自己主張への衝動
→★言葉にならないエネルギーが全体をまとめ、強く浅い言葉が分裂を招く
→★自分の状況を徐々に理解し、現実に適応することによって立ち上がる
→★コミュニティの結束力がもたらす光を浴び、影をも見据えながら行動する
→★自己の内部で感じ取る「自然の秩序」や「自然発生的序列」に従い行動する
→★他者との協働に必要な自制心と忍耐の力を身に付けていく必要
→★長く心にわだかまる問題を乗り超えるために助け合う精神
→★自分の理解を超えた物事への畏敬の念と謙虚さを知って生まれるユーモア
→★画一化された夢や形骸化した伝統を脱し、今持てるものから始める…→


エネルギーのポイント:『さらなる脱皮と自立へ』 

160422FM


        さて、何から始めましょう。。4月14日夜に起きた平成28年熊本地震は今の時点でも収まりを見せず、小さなものを含めると600回を越える余震が続いているようです。被災された方々の不安、ご家族を亡くされた方の悲しみを思うと本当に胸が塞がります。

また、日を置かずにエクアドルでもM7.8の大地震が起き、今までに600人近い方々が亡くなりました。世界を震撼させたパナマ文書とマネーロンダリングの問題を巡って様々な憶測が流れる中、凄惨なテロや毒ガス兵器による戦闘が止まない中東では産油国会議が合意に至らず、移民問題に揺れるEUと離脱へと揺れる英国。そして混迷を極める米国大統領選。。 この数日間に世界中で起きている事柄は、そのままわたし達の内部でもひそかに起きていることなのだと思います。たとえ幸運にも災害に見舞われてなくても、ニュースやネットを見ていなくても、無意識のうちに強いストレスを感じているひとは多いはず。みんな、可能な限りの睡眠と栄養をしっかり取って、頭と体、そしてこころを休めるようにしてくださいね。


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        今、わたし達は蠍座の満月を迎えようとしています。現在、冥王星、土星、木星、火星が逆行し、水星は逆行前のシャドウフェーズ入り。水星の逆行開始は4月29日午前2:20ごろなので、来週明け~中盤はそろそろ方向転換前のストームフェーズになります。すでに逆行中の3惑星(木星、土星、冥王星)に加え、マインドを支配する水星もそれに参加するこの時期は、いろんな意味で要注意期。各惑星の逆行については前回の新月記事の後半でざっと触れたけれど、それに水星逆行が加わることで様々な混乱が増すことも予想されます。伝達ミスや誤解(ことばを交わすとき、文章を読むときは、急がずに前後の文脈を正しく捉えるなど)、散漫さから来るあらゆる種類の事故や怪我、機械や電子機器の故障&データ喪失、アサッテな思い込みによる軽率な行動や舌禍にも十分気をつけたいと思います。

それにこの週末は、6月7日~9日にコンジャンクトする天王星とエリスを金星がトランスレートしていきます(4月23日~25日)。天王星とエリスのコンジャンクションについては、2月8日の新月記事に書きました。その時も少し触れたけど、この取り合わせを含めてエリスが遅い惑星と主要なアスペクトを形成する時に社会的な面でどう影響するかを調べてみると、戦争や内戦、革命や凄惨な暴動に関わる事例が多く見受けられます。また興味深いことに、経済が天井や底を打つときにも頻繁に顕れるんですね。もしかしたら、時代の節目に顕れるある種のスティグマの役割を果たしているのかもしれません。

エリスと正式に命名される前、この準惑星は「XENA」と呼ばれていました。ズィーナはウォリアー・プリンセス、女戦士です。血塗られた悪の世界から目覚め、喪われた自分を再生させるために贖罪の旅を続け、覚悟の死を遂げることによって彼女の長い物語は終わるのですが…やはりとても厳しくて強く、そして複雑な美しさのある発見チャートを持っています。まるで怒り狂う女神と両性具有の聖母という両面を持つような感じ。けれどわたし達が集合体としてエリスの聖なる側面を使えるようになるには、やはり長い長い旅路を辿らないといけないのかもしれません。アストロロジャーのマリナ・マカーリオが今回の満月のことを、まるで飢えたカーリー女神のようなエネルギーだと評していましたが、わたしは天王星と抱き合うエリスにも似たような雰囲気を感じます。そしてエリスは今ちょうど、発見チャートで火星リターンを迎えているところです。。。


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        なのでこの満月期は、わたし達の心理の奥底から掻き出される澱みや怒り、未解決の叫びのようなものが浮上してくるかもしれません。それは突き詰めれば現状の自分自身を含めた既存の全ての事物にNo!を突き付けたくなるような感じに似ているかも…。 けれどそれと同時に、この満月ではこれまでずっと自分のアイデンティティとなってきた(あるいは必死に同一化してきた)信条 ー 自分はこういう人間で世の中はこういうものなんだ的な ー や、過去からずっと抱いてきた情念 ー またはプライド ー を手放すまいとする頑なさ、その中に引き籠もろうとする心理も生まれ、それが居ても立ってもいられないような焦燥感や葛藤を生み出すかもしれません。これはひとによって、死の恐怖や大事なものを失うことへの怖れとなって顕れる可能性もあると思います。

一方で、逆行中の土星は再び海王星とのスクエア(6月)に向かって進んでおり、見渡せば外の世界は首をかしげるようなことばかり。。 何を信じて良いのか規範となるような価値基準もあやふやになってきています。360°いろんな物事が圧倒的に動いていく。誰かを糾弾する声も聞こえる。でもいったい誰が魔女で誰がスケープゴートなのか? ねじれた視界は疑心暗鬼を呼び起こし、人々はますますセンシティブになっていきそう。誰もが外に目を向けているように見えて、本当は自分を手探りしてる…そんなエネルギー。魚座の日蝕の残り香もまだ漂う中、自分が頼ってきた信条を必死に護ろうとする叫び声、あるいは抑圧を撥ねのけようともがくこころの声が、巷にもネットの世界にも溢れるような気がします。

そして、火星は天の蠍座のハート、赤く輝く戦いの星アンタレス(ある意味火星の親分格)へあと1°という距離まで迫りつつ滞留し、4月17日に射手座から蠍座へ戻る旅を開始しました。そう、まだアンタレスとは会えない。たぶん、今の火星にはまだまだ準備が出来ていないから…。


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  じゃ、火星はこれからどんな旅をするのかな? ......射手座は世界を現象としてみつめる星座宮です。そしてその世界という現象を、自分の経験を通して理解し、自分なりの法を導き出し、直観的な信条にまとめ、その道を一直線に進もうとします。宗教やイデオロギーを支配する射手座。これから先には少し前に射手座入りした土星が待ち受け、目を光らせています。けれど射手座の第1ディーカンに入って足踏みした火星は、自分が支配する蠍座にまだやり残したことがありそう。うーん…じゃ、それって何だろう?

        もしかしたらそれは、自分が内奥に抱える「本音の欲望」をもう一度見つめ直すことかもしれません。それは生きるためのモチベーションの、そのまた核にあるものでしょうか。まだイズム ー 主義主張や世界観にもなり得ていない、もっとずっとナマなもの。誰の内部にも渦巻く純粋な欲望のエネルギー。おそらく、もう長いこと覗いてもみなかった仄暗い地下室。「わたしは何を欲してこの世に生まれてきたのか?」それはとても純粋ないのちの問いかけです。そして次に「わたしは何故今、これをやろうとするのか?」が来ます。 たぶん今のわたし達はその答を、余計なマインドや小賢しい精神を剥ぎ取った(または剥ぎ取られてしまった)裸のこころで、もう一度体の芯から感じ取ることが必要なのかもしれません。そしてそこから放射される純粋な欲望をエネルギーに変え、再び新たなそれぞれの世界観を創り直していく…この逆行には、そんな深い仕組みが隠されているのではないでしょうか。 

火星は6月30日に順行に転じ、もう一度射手座に入り直します。そして真夏も終わり間近の8月24日、逆行を終えた土星とコンジャンクションを果たします。火星と土星が出会う場所、そこは射手座9°52'。まさに戦士とその闘いの星、アンタレスが在泊する度数です。 定めた目的に勇気をもって飛び込んでいけるか? 大胆にノーズダイブ出来るか? とてつもない集中力を保って、確実な目的のために、ゆるがない気持ちで立ち向かっていけるか? 攻撃と防御を取り違えず、ジャストのタイミングで行動出来るか…? 


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  射手座の火星に余計な理屈は要りません。必要なのは、曲がらない、ねじれない、そして硬直することのない、ピュアな目的です。その本能的ともいえるエネルギーが土星という壁に相対したとき、その壁を、ただ自分を抑え圧し邪魔する者→敵としか捉えられないなら、わたし達は分裂と怒りと逆上に囚われるかもしれません。悪くすれば、肉体または心理的な暴力を生み出すか招き寄せることになるでしょう。そうなればいつしか目的を見失い、気付くと不毛な争いの中に身を置くことになりそうです。あるいは焦燥感とフラストレーションに身を焦がすあまり、疲れ果てたり注意力を失って思わぬ怪我をするかもしれません。6月と9月に形成される土星・海王星スクエアの影響を受けていれば、ひそやかで確信犯的な裏切り行為への誘惑が生じないとも限りません(そこに嵌まって良いことは無いと思います)。

自分の中にそんな側面を見るとき、ともするとわたし達は怖れます。けど、怒りだろうと焦燥感だろうと、もし何かに刺激されて出て来るなら、今の自分はそこまで。それって仕方無いと思います。わたし自身も、これを読んでくれている大半のひとも、ひとりの人間。悟りを開いているわけじゃないと思うし。。(^_^;
 
ただ、そんな感情が自分の中に生まれるのは何故なのか?その理由を深く知り、理解しているなら。そして土星が要求する現実の重みとそれに沿った手順(法)、見切り、そして責任を引き受ける覚悟があるのなら。この組み合わせとアンタレスのエネルギーが生み出す闘争的な力でさえ(というか、だからこそ)目的成就のために使っていくことが出来るはずです。そのときは、自分でも驚くくらい莫大な集中力を使えるかもしれません。もし、自分の生そのものに存在する欲望の「核」を理解していたなら。火星よりずっと遠い、土星の軌道に視座を置いて状況を眺め、手綱をとることが出来るなら。もしひととき痛みを感じたとしても、やがて素晴らしい成果に繋がる可能性があります。

火星は2年に一度、逆行します。なのでけっして珍しいことではありません。でも、多くの惑星が参加するこの逆行期にリニューアルのためのふり返りを行い、自分の中に渦巻く本能と欲望の再吟味そして再設定を試してみることは、わたし達それぞれにとって(そして集合的にも)これから先のために何かしら大切な意味を持つんじゃないかなと思います。。  この満月はちょうど火星〜水星のストームフェーズが相次ぐ時期。しかも火星は少し前から、サバイバルを象徴するケンタウルス、アスボルスとオポジションを形成しています。心理的な嵐が起きやすいこの時期は、わたし達自身にとって本格的な逆行の旅の始まりになるでしょう。道中気をつけて、Good Luck!!!(^_^


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        ・・・って、まだ終わるわけはいきませんね(^_^;。 じゃ、サビアン・シンボルをさらっと見ていきましょう。まず満月のベースとなる度数は蠍座2°『割れた瓶とこぼれ出た香水』です。美しい香水瓶が床に落ちて割れたとき…鋭い音と共に飛び散るガラスの破片。そしてあたり一面に立ちこめる濃厚な香り。。。 それが大切にしていた香水なら、とてもショックです。。 香水は、高価な香料を様々にブレンドし、わずかな量をそっと身に付けて楽しむもの。そのひとの体臭と混ざり合い、独自の個性を創り上げるもの。けれど割れ落ちて床に拡がった香水からは濃厚な香りが立ちのぼり、香りというより「匂い」という感じに変わってしまうかも? その匂いは超強力で、掃除をしてもなかなか取れずいつまでも残り続けます。当分の間、近寄るとむせてしまいそう。。 それが自分の香水だったり、少なくとも好みの香りならまぁ、まだ我慢出来るかもしれないけど、もしそうじゃなかったら?

この度数の一つ手前、蠍座に入ったばかりの1°のシンボルは『観光バス』です。いろいろな所から集まってきた何十人ものひと達が1台のバスに乗り込んで、ハイウェイを走っています。ワクワクするような雰囲気の中、何かの拍子に棚の荷物から転げ落ちた香水瓶が割れて、あたり一面に濃厚な香りが漂い始めました。バスの中はいわば密室。そんなところに大量の香水が撒かれたら、気分が悪くなるひとが出そうです。せっかくの楽しげな雰囲気は一変し、誰もが落とし主を白い目で見始めるかも? 瓶が落ちたのは本人のせいじゃないかもしれない。でも、思いもかけない出来事が起きて、そのひとのアイデンティティの一部、あるいはそのひと独自のエネルギーを物語るような何かが拡散し、他のひと達の神経を刺激してしまう。互いによく知らない人々が一時的に集まるような状況では、そういうことって起こりがちではないでしょうか。


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  蠍座はひとつ前の天秤座の対人関係よりもう一歩踏み込んだ、深い関わり合いを持つことをテーマに持つ星座宮です。そのとば口で観光バスに乗り合わせた人々は、まっさらな関係性を物語っています。まだ始まってもいない、全てがオープンでこれからの関係。2°に入ると、そこに突然小さな事件が起きます。それはみんなの生理的な反応や個人的な不快感を刺激するかもしれない、ちょっとした挑戦です。さぁ、どうしましょう? 「そんなもの持って来るな!」怒り狂い、ブツブツ文句を言い続けるひと。せっかく乗り合わせたバスを黙って降りてしまうひと。顔をしかめながらも、窓を開けて風に当たり、耐えるひと。ひたすら恐縮する落とし主を慰めるひと。わたし達ならどうするだろう? そしてもしわたし達がウッカリな落とし主だったら…? この観光旅行を、最後に楽しい思い出にすることは出来るでしょうか?

この度数の対向、牡牛座2°には月に光を送る太陽が在泊しています。そのシンボルは『激しい雷雨』。ひとり散歩していたら、突然湧き起こる黒雲、パチパチと音を立てて光る稲妻、そして落雷と激しい雨に見舞われるわたし達。突如として大自然のエネルギーが放出されます。そのショックは、ぼんやりしていたわたし達を目覚めさせます。では何に? 散歩を邪魔され、「なんでこうなるんだ!」と怒りに目覚める? それとも、濡れそぼったみじめな自分に目覚める? それとも… 眼を見開き、状況を見極めて雨宿りにぴったりな軒下を探す? この度数に見られる大自然の予期せぬ動き。そして蠍座2°の、予期せぬアクシデント ー 自分とひととの、感覚の違いや摩擦。何か起きたときに露わになる「わたし」と「他者達」との気持ちのズレ、その隔たり。それを互いにどう捉え、昇華していくのか? この度数はそう問いかけています。ひととひととの絆、深く繋がるための関係性を司る蠍座で遭遇する、この最初の挑戦を、わたし達はどう乗り超えていくでしょうか?


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        そして... 今回の満月がとっていく度数は、蠍座3°の『家の棟上げ』です。この度数は以前にも出て来たので、覚えているひともいるのではないでしょうか。その昔、まだ開拓時代の米国の家屋は巨大な材木を使う必要があり、まだ釘も使わずに組み立てる工法だったそうです。なので人々は大きな森のある北米東海岸地域に集落を作って住み、誰かの家や教会、大きな納屋を建てるときは何百人ものひと達が総出で共に働いたそうです。(ちなみに1800年代後半からは2×4工法が発明されて細い木材でも家が建てられるようになり、西部にも人が住めるようになったそうです。その頃からシカゴが木材の集積地兼取引所となり、それが今のシカゴ商品取引所CBTの前身なのだとか。)

前の度数から一歩進み、このシンボルでは明確に一つのコミュニティが出来上がっています。きっと彼らはバスの中で誰かが香水瓶を割っても、憤然とバスを降りたりはしないでしょう。また、ここでは生きていくためにもそうするわけにはいかない事情があります。誰もがこころを揃え、必要なときに助け合う。それが厳しい開拓地で暮らしていくための不文律であり、鉄則です。

今、皆が総出で家の棟上げを行っているところです。棟上げとは、基礎作りが終わった段階で柱を立て、一番高いところに水平にわたる棟木を取り付けることを言います。それって家の骨格や構造、建物の一番大切な部分が出来上がるということ。…あとは壁や屋根をつけるだけの段階までいくことですよね。


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  つまり、家を建てるー その大地で生きるための基盤を作るためには、まずしっかりとした「構造」を造り上げることが必要。その途上では、周囲のひと達の力を借りる必要がど うしても出て来ます。このシンボルは、互いに目的を共有するひと達が力を出し合い助け合うことによって、自然派生的な集合体がやがてはひとつのまとまったコミュニティへと成長して いくことを示唆しているのだと思います。もちろん、その過程では楽しいことばかりじゃないかもしれません。イヤなことを引き受けなくてはならなかっ たり、ウマの合わないひとと一緒に働いたりすることもあるでしょう。それに、ルールを守ることで、個としての自由を束縛される面もあると思います。どう努力したって必ずどこかに不満は起きてくるし、リーダーシップを巡って争いが起きるかもしれません。


  わたし達がここで面と向かわなくてはならないのは壮大な力を持つ大自然じゃなく、それぞれに違う個性、長所、そして欠点を持つナマのちっぽけな人間なんですね。。 だからわたし達は、ともすると相手を抑えつけたりコントロール出来ると思いがちです。自分が正しい、という大前提の下で。そしてその意識は争いの種を蒔き、分裂を生み、コミュニティの構造基盤を弱め、気付かないうちに滅びへと導いていきます。

楽しいときもあれば、辛いときもある。互いに公平に、我慢しあうことが必要なときだってある。それでも、とにかく今はここで、みんなと一緒に生きていかなくちゃ...。 わたし達は超人じゃない。大なり小なり、ひとつのコミュニティという構造に支えられているからこそ、ひとは厳しい大自然と折り合いをつけ、こうして大地に立っていられるんだもの。


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        一方、月に光を与える太陽のシンボルは、階段を昇っていった先に開けているはずの『クローバーの花咲く芝地』です。クローバーは豊かさと幸運の象徴です。ひとによって思い描く幸福の形は様々だけど、とにかく今よりもっと解放されていて、自由で、のんびり寝そべったり走り回ったり歌を歌ったり、何の心配も無く好きなことが出来そうな空間。とても居心地の良い場所。可憐な花が咲き乱れる芝地は美しく手入れされて、何より安全です。そこでなら、自分のために咲いた四つ葉のクローバーが見つかるかも…? わたし達は希望をこめて、それぞれの素適な芝地、夢のスペースを思い描きます。「あぁ、こんな風だったらなぁ……」

けれど今はまだ、蠍座に入ったばかりの度数。魔法はまだ使えない。ただ丘の上にあるはずの美しい庭を目指し、一歩、また一歩と長い階段を上がっていくところです。段をひとつ昇るごとに、ほんの少しだけ景色も変わる。この先何段か上がっていくうちに、頭の中に描いている花園の景色だって変わってくるかもしれません。そして、最終的に辿り着く頂上の芝地がどんなところなのかも、本当はわからないのです。未知。だって、今まで誰も見たことがないのだから。だからこそ、わたし達は目指すのだから!

        今、わたし達はその階段を昇ろうとしています。一歩一歩、踏みしめながら。互いに励まし合いながら。今出来ることをひとつ、またひとつと積み重ね、いつか必ず夢に辿り着くことを信頼しながら。。



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        この後、今回の満月が宿る蠍座の「原型」について、もう数年前に書いた記事の中から該当する部分を抜粋し、まとめたものを載せてみますね(ひとつ下の記事に分けました)。この満月を彩る なかなかに強烈な味わいの一端を、その雰囲気を、なんとなく掴めるかもしれません。


have a great trek!!!★


hiyoka(^_^


★ 蠍座の霊的原型ー死と再生・変容と統合の観点から

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        .... 地性宮である牡牛座の対向サインである蠍座は、水性の星座宮です。けれど蠍は、湿潤な土地に棲むもの、熱く乾ききった砂漠に生きるものなど、多様なありか たをする生きものです。 同じ水性のサイン、蟹座や魚座の持つ、常に水に囲まれたイメージとはどこか違っています。

蠍座の水は「内なるもの」です。 蠍座は、その存在の中に燃えさかる炎と豊かな水の両方を同時に抱えているんですね。火と水は内側で溶け合ってひとつになるのではなく、また どちらかが一方を消してしまうこともありません。 存在ある限り、この互いに異なる要素は生と死の永遠のダンスを踊り続けます。ある時は背中合わせに、またある時は抱き合いながら。。 そして、そのダイナミズムが、時にこのサイン特有の強烈な感情を生み出します。

        牡牛座の中心核にも、激しいマグマがありました。 それは地表を温め、生命を保存し、自己増殖していこうという本能に基づくものでした。対向の蠍座では、生殖というテーマが出てきます。黄道12宮の8番目のサイン。ここまで成長してきた意識の中で、ここに来て初めて「他者」と一体となって新しい生命を生み出そうという欲望が出てきます。 けれど象徴的に言えば、地球の生き物にとって生殖とは「小さな死」を積み重ねていくということでもあります。多くの生き物たちにとって、命を次代に伝えることは、自らの肉体としての死期が近付いたことを意味します。 他者とひとつになる悦びや快楽の奥底に は、自らが限られた命であることを存在のどこかで知り抜いていて、その宿命から生まれる悦びも哀しみも怒りも全てを闇に溶かして燃え尽きること... そして、 やがて真っ白な灰の中から起ち上がり、全く新しい「自己」に生まれ変わりたいという切望があると言えるのかもしれません。そこから生まれ落ちた可愛い子供たち は、その真新しい自己の象徴でもあります。 (それは人間にとって、また新たな悦びと苦闘の始まりでもあるのですが・・・)

        エボリューショナリー・アストロロジャー、故ジェフリー・W・グリーンはその著書『PLUTO — The Evolutionary Journey of the Soul』 の中で、蠍座と冥王星のもたらすこうした性のダイナミズムを究極の『エゴの死・・・そして再生の象徴』と表現しています。それは、成長して強大な他者の存在と出会い、自分という自我の限界をイヤというほど知った意識が、どんな犠牲を払ってでも変容し、限界を超えて進化したい、本物の「力」と一体となりたいと願う意識です。それは傷つくこともいとわずに他者との関係に入っていこうとする、蠍座の勇気。それは支配・被支配、サディズム・マゾヒズム、ルサンチマンや報復願望、自己否定、貪欲さや罪悪感など、人間が創り上げた関係性の百花繚乱を踏み越え、その先を目指すこと。その原動力となっているのは、火と水の永遠のダンスから醸成されるパワフルな精神と情念の力 — パッションに他なりません。

けれど、その反面蠍座はとても大きな怖れも抱いています。彼/彼女の背中には、いつも無意識のうちに「死」が宿命の友として寄り添っています。その友は蠍座に大きな力を与えてくれるけれど、もしこちらが背を向ければ、それは振り払ってもまとわりつく見えない虚無となります。傷つくこと、失うことを怖れるあまり、自然な感情の力を抑圧し過度にコントロールしたり、マゾヒスティックにその虚無を受け入れたふりをしていると、その力はねじれ、毒針となって自分と他者の両方を刺すことになるかもしれません。

        以前メリマンさんは『牡牛座は無理に押しまくられると報復的になる』と説明していました。これは、牡牛座にとって自己保存のためにひとつひとつ対象を吟味し、納得することが必要だという意味です。つまり、あくまで自分の世界を邪魔されることに対する報復でした。ある意味、そこにはまだ自分しか存在しません。言い換えればそこに在るのは自分と、自分の生命力を維持・拡大するための能力・資源・資産です。

けれど蠍座の報復は、他者との関係性とその葛藤の中で起こってきます。対象と対等に溶け合い再生していくことが叶わず、自他の限界と無理解によって「支配するか・されるか」のパワーゲームに陥ってしまったとき。 そしてその結果裏切られたと感じたとき、深い傷を負ったとき、蠍座の抱く火と水は、容赦無い氷の炎に変容します。 また蠍座は、「他者の能力・資源・ 資産」を司るとも言われています。 蠍座が「これは自分自身を超える「力」だ」と認めた何か。それと一体になること、真に溶け合うということは、能力や物質的なリソースをも他者と分かち合い、そこから何か全く新しいもの、新しい価値を創造していくことを意味します。

お互いに本当の意味でこころを開き、対等に信頼し、変容し合う関係。 現時点のわたし達人間にとって、それはとても難しいことです。 蠍座のように、対象を深く貫き熱く感じようとする魂を持ったまま、他者と深くふれあっていくことを本気で試みるなら、それは莫大なエネルギーと集中力を必要とすするでしょう。その意味で、蠍座の本質はなかなかのチャレンジャーだとも言えます。そしてだからこそ、そのぶん怖れるこころもまた強いのかもしれません。その深い部分に抱かれた怖れこそが、蠍座を秘密主義のサインとしているようにも思えます。 

でもこの先、集合体としてのわたし達がそんな難しいチャレンジに成功し得るとしたら…? 変容と統合の至福を通し、これまでとは異なる視座を生み出すために、わたし達はまず、マジカルな永遠の挑戦者、蠍座という星座宮の壁を突破していかなければならないでしょう。

蠍座は、流血の闘技場に咲く慈愛の花です。その一輪の花を咲かすには、たとえ先が見えなくても、これだと感じたらひるまず深淵にダイブするしかありません。

わたし達全員が、チャートのどこかに蠍座を持っています。たとえ主要な惑星が入っていなくても、そこは空ではありません。そこには無数の小さな星々がひしめきあい、暗黒の彼方から囁きかけています。その囁き声は、ルネーションやトランシット、プログレッションでハイライトされるとき、きっと何処からともなくこころに滲透してくることでしょう。それもまた、わたし達の内なる大切な声です。

普段はこころから消してしまいがちな この死と再生の歌声に、そのときそっと耳を傾けることが出来るなら…。




have a great trek!!!★


hiyoka

April 17, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント4/18【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年4月18日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

        先週は前の週に起きた天王星とコンジャンクトした新月に続き、金融市場にとってまたもう一つの興味深い週となった。天王星が持つ不安定な行きつ戻りつの力は先週初めまで続いたが、その後天王星の影響力が徐々に衰えると共に、世界の多くの株式市場は羽ばたいた ― だが全てではなかった。

        米国では、ダウ工業平均が4月14日木曜に17,962に達したが、これは11月3日につけた前回のプライマリー・サイクルの天井に非常に近い。そのラインを破ることが、新たな強気相場への私達の公式なシグナルだ。しかしながら、これは今や2015年5月の史上最高値と11月の高値を結んだ下降トレンドライン17,650を堂々と破っている。つまりすでに非常に強気を示しているのだ。これについてはYoutubeビデオのPart2で予測していた。そして現在、Part3が視聴可能だ。その中で私達は、世界の国々とその指導者、そして個人(皆さん)レベルにおいてミュータブルTスクエアと火星/冥王星逆行の影響を受ける人々について論じている。また、火星のトランシットに基づいて金が辿るであろう道筋についても述べている。

        株式市場に興奮が見られた地域は米国だけではなかった。日本の日経は、前の週に重要なハーフプライマリー・サイクルの底をつけた後、1000ポイント以上も舞い上がった。ブラジルのボヴェスパは2015年6月以来の高値水準まで高騰した。ロシアのMICEXは先週爆発的な上昇を見せ、2008年5月につけた1966年以来の史上最高値にあと20ポイントまで迫った。

さてこれは何やら奇妙な成り行きだ。何故ならYoutubeビデオのPart3でも示唆したように、ロシアとブラジル両国の指導者達は現在ある深刻な冥王星トランシットの影響下にあるからだ。ウラジーミル・プーチンは最近のパナマ文書において話題の主となっているし(彼自身は直接的に何の関係も無いと否定しているが)、デルマ・ルセフはブラジル大統領の座を今にも追われようとしている。あるいはそうはならないのか? もしかしたら市場は彼女が弾劾されないと言っているのかもしれない。だが冥王星が今週、彼女の出生図の月・金星の上で逆行に転じるという事実は、脅威が本物であることを示唆している。

        先週は他の金融市場にも注目すべき動きが見られた。例えば銀だが、これは騰がって2015年6月以来初めて1640を試している。それに引き換え、金の方は月の高値さえつけることはなかった。これは異市場間弱気ダイバージェンスが浮上している。原油は4月13日水曜に11月以来の高値水準42.42まで騰がった。だがその後木曜〜金曜には下げ戻している。ドル/円は4月11日月曜に2014年10月以来の安値水準である107.61まで落ち込んだ。一方ユーロはその1日後に2015年10月以来の最高値1.1464まで上昇している。

        現在私達は冥王星逆行の1日前となる4月17日の火星逆行に向かっている。それはまるで、自分が突如として速度制限をはるかに超えて走っていることに気付いた後でおもむろにブレーキを踏むような感じだろう。さぁ前方を走るパトカーもそれに気付いている。突然のスピードオーバーに対する説明を考え出さねばならない ― それも素速く。素速く頭を冷やし、けっしてカッとしてはならない。警官があなたの車に近付いてくる。彼は笑っていない。これはウィン―ウィンとなり得るような甘い状況ではないかもしれない。だから不必要な状況悪化を招かないよう注意すべきだ。地元警察が主宰する募金集めパーティのチケットを買うからなどと提案してはならない。宥和策や懐柔策は上手くいかないだろう。相手は山羊座の冥王星だ。それは過去からのカルマでもある。これはちょうどパナマ文書に象徴されるように、あなたが過去に犯した全てのバカげたことが浮上し表面化してくるということなのだ。



≪短期ジオコズミクスと長期的考察≫

        宇宙空間における動きから見れば、今は非常に激しく強烈な時だ。米国では所得税の申告期限を迎える週であり、火星と冥王星がそれぞれ4月17日と18日に逆行に転じる。冥王星は毎年この時期周辺で逆行する。火星は約27〜28ヶ月ごとに逆行に転じる。では、この2つの事象が共に1日〜2日の内に相次いで起きる時、どんな可能性が生じるだろう? 前回、火星が逆行に転じたのは2014年5月1日〜5月19日だった。おそらく皆さんは、この期間がロシアのクリミア併合とISISの台頭と符合するのを思い出すことだろう。

        だが今は、それ以前の火星逆行時に起きた面白い事柄について話すことにしよう。例えば1980年1月に火星が乙女座で逆行した当時のことだ。その時、2つの重要な事件が起きた。まず最初は、あのハント兄弟*が銀市場で買い占めを行い、金と銀が当時の史上最高値をつけて彼らが世界一の大富豪になったことだ。

        ところがその後4月6日に火星は順行に転じ、その時までに兄弟は世界一貧しくなってしまった。COMEX(銀を扱う世界最大の商品先物取引所)が証拠金引き上げ等の新しい規制を実施し、結局銀は80%もの暴落をみたのだった。新しい規則は新たな銀のロング(買い)を誰にも許さず、可能なのはショート(売り)のみだった。これは、あなたが制限速度をはるかに超えるまでアクセルを踏み抜いた時、警察に追われて捕まるという状況をCOMEXを舞台に翻案した筋書きだ。これはロングを持つ誰からも銀を「奪う」という、COMEXというシステムを通した顕れなのだ。

ハント兄弟は莫大な量の銀(何千トンかもしない)を保有していた。しかも取引所はストップ安が数日間続き、彼らが銀を売って市場から出ることを許さなかった。ようやく抜けることが出来た時には、利益が全て飛んだばかりか、当然もっと大きな損失を出すことになった。彼らは現在の米国政府が抱える負債にも似た巨大な借金を抱えたのだ。こうして商品市場は救われた。ハント兄弟の富は崩壊し、その直後に規制は解かれて市場は再び通常に戻った。現在、私達は50ドル/トロイオンスから再び下がった銀を10ドル台で売買することが出来る。

*ハント兄弟:バンカー・ハントと弟のウィリアム・ハントは、石油事業で蓄えた一族の資金力を背景に、1970年代より商品先物取引市場で投機を行うようになった。70年代末にはシカゴ商品取引所で大豆の買占めに乗り出し、資金力にまかせて価格を吊り上げ、作柄から大豆は過剰価格と判断して売り向かった新興穀物メジャーのクック・インダストリーズを倒産に追い込んでいる。

その後、ハント兄弟は貴金属市場に着目し、大量の銀先物の買い建てを始める。1979年には、世界の銀在庫をほぼ独占するほどのポジションを持っていた。兄弟は銀投機により1979年12月までの9か月間で推定20億から40億ドルの利益を得ており、推定銀保有量は1億オンス、90億ドル相当(現在のレートで約8500億円)であった。 ハント兄弟が銀の買占めをはじめた1979年から、銀先物取引と現物の銀価格は、79年9月の1オンス11ドルから1980年1月の50ドルまで値上がり した。しかしその後、シカゴ取引所の証拠金引き上げなどの対策でハント一族は買いポジションを維持できなくなり、銀価格は暴落に転じる。1980年3月27日の取引は「シルバー・サーズデー(銀の木曜日)」と呼ばれる史上最大の暴落を記録した。最終的に銀価格は数ヶ月で80%以上下落し、同年の9月には1オンス11ドル以下になった

その後、ハント兄弟は銀投機の損失と、関係して起こされた訴訟費用の調達に窮し、連邦倒産法第11章に基づく破産を申請した。(wikipediaより抜粋)


        だが次に、当時もっと重要な出来事が起こった(まぁ少なくとも私自身にとってはより重要だったということだが)。その年の1月15日夕刻、私はツーソンでスピーチを行った。その聴衆の中には、伝説的なマーケット・タイマーでサイクル分析家のウォルター・ブレッサートがいた。彼はアストロロジーに関心を持っており、そして私の話に興味を示した。彼は私を自宅に招き、夕食を共にしようと誘った(彼の家のコックはマクロビオティック専門だと聞いてどうして断れようか?)。彼は広大なランチスタイル・ハウスの裏にあるオフィスに私を連れていったが、その壁には沢山の金相場のチャートが貼ってあった。

『レイ、』と彼は私に呼びかけた。『私はアストロロジーについては殆ど何も知らないんだが、気付いたことが一つある。金が自由に取引され始めてから(1971年)というもの、毎回火星が逆行に転じる度に金はトレンドを反転し、順行するまで逆方向に動き始める。この何枚ものチャートを見てごらん。日付けにチェックを入れておいたから。』 

実際、それは正確に過去3回の逆行で起きたことだった。金がそれまで騰がっていれば逆行に伴いその騰勢が止まり、順行になるまで下がっていた。そしてその後また反転して元の強気トレンドに戻っていた。もし金が逆行に向けて下がっていたら、反転後順行になるまでの間急反騰し、その後再び弱気に戻るのだった。3回の逆行と3回の順行、どのケースでも動きが起きていたのは前後4取引日以内だった。これを見せられて感銘を受けないわけにはいかない。

        しかしながら、私の人生を変えたのは次に起きたことだった。

『レイ、この火星の逆行と順行の他に、金価格の変化をピンポイントで示すようなアストロロジー上の要因があると君は思うかい?』

『そうですね、』私は考えた。『ありそうだぞ…』と。

    次に私はウォルターがこういうのを聞いた。

『もし私が君に、自由取引が始まって以来の金の日足チャートを渡したら、他の相関関係を発見出来るかどうか見てくれるかい? もし君に興味があるなら、私は自分のワークショップやセミナー全てのゲストとして招待する。そしてサイクル理論とそれが金価格の変化にどう関連するのかを学んでほしい。』

彼が実際にそう言ったことを私は記憶しているのだが、私の心にはこう聞こえていた。

『もし君がこの市場サイクルに関する研究をやる気があるなら、金融市場分析に関しては喜んで君のメンターになろう。』

        そしてここから私のマーケット・アナリスト、マーケット・タイマーとしてのキャリアが始まったのだった。

それから2年後、私は金の価格反転に高い相関関係を持つ60種のジオコズミック指標に関する研究を本にまとめた。それが『The Gold Book: Geocosmic Correlations to Gold Price Cycles』(1982年)だった。ウォルターはこの本を気に入り、それをファイナンシャルニューズネットワーク(FNN)に送り、私は彼らのインタビューを2回受けた。それ以前、前の年にスタートした金に関する私のリポートの購読者は約35人だった。だがこのインタビューからたった1週間の内に、350件を超える購読申し込みがあり、その後私はFNN(現在のCNBC)のレギュラーゲストになった。当時までの私はコンサルティング・アストロロジャーを本業として実績を積んでいたが、その種の仕事を手放さざるを得なくなり、まもなくウォールストリートの大規模な会社のいくつかと契約して新たなキャリアをスタートしたのだった。そして9年の後にまた一社、そして一社と徐々に彼らと離れていった。それらのタイミングは高い確実性をもって、火星逆行の時期だった。

        つまり、こういうことなのだ。火星逆行時にはいつもいつも冷たい風が吹きすさぶわけではない。私にとってはこの時期は好ましい。何故ならそれは私の人生に良い変化をもたらしたからだ(ハント兄弟にとって同じ事が言えないのは残念だが)。それは私の人生において愛すべき物事 ―ファイナンシャル・マーケット研究― に導いてくれた。この場合、それは金についての研究だ。金との出会いは私の人生に最大の影響を与えた注目すべき人物 ― 私のメンター、サイクル研究のキングであるウォルター・ブレッサートとの出会いに導いてくれたのだ。私などはおそらく彼の影の中に佇むプリンスでしかないだろう。

        もしあなたが調査研究を好むなら、今後10日間は常に無い洞察力が働くかもしれない。調査と研究に携わる全ての人々に幸あれ。特に火星が冥王星と1日違いで逆行に転じようという今は、何かを発見するための時だ。深く深く掘り下げることだ。そして諦めず、厳しくあれ。きっと自分でも信じがたい発見が待っているかもしれない。

        おっと! 残念ながら、火星の方向転換と金価格との間の相関関係は1984年以来、それほど確実ではなくなった。もう100%の相関性を保っているとは言えない。それでも、逆行と(または)順行周辺のタイミングでつけた高値または安値がその年の終わりまで(その年一番の)高値または安値として維持されるということはしばしば起きている。私達は今回もそれが起きるかどうか、12取引日の猶予をもって見ていくことになるだろう。





訳文ここまで
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April 07, 2016

○4/7の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  4月7日 20:42前後、北海道周辺で  20:49前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は 20:24 前後、沖縄周辺では 19:53前後に牡羊座 18°04’25”で新月となります。


前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマ 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています


【太陽・月 牡羊座18°~19°ー4/7~5/6 】
  "An empty hammock"
『空っぽのハンモック』

  "The magic carpet"
『魔法の絨毯』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★やるべきこと、やらねばならない事を前に一時的な真空地帯に入る
→★抱きしめてきた物事や考えを疑い再吟味していく必要
→★決断の重圧が前進のエネルギーを奪うことへの気付き
→★肩に力を入れず、相容れない物事の中間地点を探る
→★目に見えにくい疲労の蓄積が逃避願望となって顕れる
→★自分を縛るルールや立場からの絶対的解放を求める
→★渦中を一度出て外側から物事を眺めることで開ける新たな視野…
→★...または当事者を顧みずに発する無意識の上から目線の言動
→★...あるいは止まらない自分語りの中にかいま見える欠乏感
→★「これが自分の旗印だ!」と宣言したい気持ちの高まり
→★行き詰まりを誤魔化すためのレッテル貼りや断定的な物言いに注意
→★虚しい争いから抜けて上手に着地するタイミングを掴む知恵
→★殻を破って羽ばたきたい思いを成就するために必要な忍耐と誠実さ
→★超法規的な行為やあらゆる規則を逸脱した存在に本能的に惹かれる
→★衝動的な逃避願望を創造的な迂回路に変えるという挑戦
→★思うようにいかない状況に焦らず情熱を内なる飛翔に向ける必要
→★ぐっとアクセルを踏みたい気持ちと先送りにしたい気持ちとの葛藤
→★「生きている実感を感じる」「自分が何者かを知る」ための賭けに出る
→★...または、自分らしくあり続けるためにあえて気配を消す
→★緊急のとき、必要なエネルギーがやってくることへの信頼
→★単なる反撥心を超えて包括的で自由な精神を目指す・・・→

エネルギーのポイント:『真の自立への歩み』 

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        日食と月食を過ぎ越し、本格的な春。関東はこのところぐずついたお天気だけど、桜はもう満開です。前回の新月〜満月期は心身の調子を崩したひとも多かったようですが、ピークは過ぎ去ったでしょうか? まだまだ世界は不安定なエネルギーに覆われています。けれど頑張っているひとも、今ひとつ調子が出ないひとも、この新月期は何らかのキックが入るかもしれません。 どーんと自分を解放し、もっともっとまっすぐ打ちだしていきたい思いが湧いてきそう。また、外界からの締め付けやプレッシャーに「もう沢山!これからは自分らしい道を行く!」という声も聞こえてきそうです。

このところ、メリマン・コラムでも「今は見るもの、聞くもの、読むもの、全てをそのまま信じてはならない時節だ…」と書かれていますね。新月のチャートからも、「あれも違う、これも違う…信じられるのは自分の内側の声だけ。。」 という強い想いのエネルギーが感じられます。


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  それと呼応するように、世界には何か未解決の問題が明るみに出たり、古くからの「ねじれ」が浮上して波紋を拡げるようなことがあるかもしれません。天王星は、電気ショックにも似た効果をこの新月に与えるのではないかと思います。また天王星の接近を待つエリスは、フタをして誰もが見ないふりをしてきた歪みや不和にハイライトを当ててくるかもしれません。世の中にはリニューアルが必要な物事が沢山溜まっているようです。 また個人レベルでは、前に進もうとする力と後ろに引っ張る力の両方のプレッシャーを受けてひととき立ち止まるひと、根深い現実とこれから進む道に思いを馳せて、不安に思うひともいるかもしれません。

巷では世の中に起きている出来事を良くも悪くも面白おかしく眺める風潮が強まりそうだし、一種の自己表現として、蚊帳の外から出来事の表層を論じるような流れも目立ちそうです。みんなそれぞれに「何かがおかしい?」と感じながら。魚座の支配力が強かった昨今(それは今でも続いていますが)、みんなが無意識に感じる足許の不安定さがそうした流れを何とはなしに加速させているのかも?

けれど、世界が迎えた新しい旅路の途上で物事が本当に動いてくるのは多分、これから。 それがわたし達ひとりひとりにとってどんな道になるかはまだ見えていません。 ならば今は、このダイナミックな新月から湧いてくる自己探求のエネルギーを思う存分に使い、今の自分が立っている場所で、今しか体験出来ない出来事を通し、これまでの物の見方、とらえ方を再構築していくこと。 そこに重点を置いてみる。これが結局はこの先の鍵になりそうな気がします。


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  この新月で太陽と月がとっていくシンボルは「魔法の絨毯」です。ふわりと浮かぶマジック・カーペット ー イメージの翼に乗って、空高く舞い上るわたし達。 自分が住んでいた場所がどんどん小さくなり、段々と広大な世界が視野に拡がってきます。視点が拡がるってことは、「自分」というアイデンティティもまた拡がっていくということ。 きっと美しい花園も見えれば、凄惨な戦いの現場だって目に入るかもしれません。 魔法の絨毯は、異次元の世界から魔術によって一時的にわたし達の世界にやってきた何か ー 「常ならざるもの」です。わたし達のちっぽけな自我でコントロール出来るものではありません。だからきっと、見たくないものの上を飛ぶときだってあるでしょう。 けれど魔法とつき合うときは、その力を自分の力と混同してはいけない…これは鉄則。 何故ならそれは、必要なときに天(あるいは何かとてつもなく壮大なシステム)からわたし達に与えられる、イマジネーションのツールだからです。ならば問題は、空飛ぶ絨毯の上 ー 今までとは異なる視点から見えるものをつぶさに見て、そして無事にこの現実に着地すること... そして、その後です。 たった今味わった経験、かいま見た光景をどう消化し、どこまで精神を拡げていけるのか? いやでもその前に、わたし達、何が起きてもずっと目を見開いていられるのかな?(^_^;


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  今夜は、たとえば滑空する絨毯の上から 「わたしはココにいるよ!」 と大声で叫んでみるのもヨシ。その前に「空っぽのハンモック」を前にひとり立ち止まり、靄の中に響く内なる声に耳を澄ませてもヨシ。 

今回の新月は、わたし達のマインドとスピリットに大きな飛翔のエネルギーを与えてくれます。だからきっと、よぉし!と一歩踏み出すひともいるでしょう。 けれど、ただやみくもに強いエネルギーに押されて賭けに出ても、今はあまり報われないかもしれません。何故なら、おそらくこの先には大小様々な変化が待っているからです。 その変化はわたし達を高みに押し上げてくれるビッグウェーブになるかもしれないし、産みの苦しみの中で成長を促す見えない激流となるかもしれません。 いえ、もしかしたら、その両方を兼ねているのかも? (惑星の力はいつだってそんなふうに働きます。けどそれは、わたし達自身が二つの方向に引き裂かれた存在だからかもしれません)

また、変化の流れに乗って成長していこうというとき、一番避けたいのは「自縄自縛」になることです。勇気を持って、よし!と踏み出す戦士さんは、自分の言動が後になって強い自縄自縛を招かないよう気をつけてね。 …と言っても当然これは、あらかじめ逃げ道をつくるとか、責任を追及されないように伏線をはっておくという意味じゃありません(今の星回りの下で、それはかえって自滅の元になりそう…)。

ただ、自分で決めたはずのことが、後になって(いつのまにか)より良い変化の可能性を自ら妨げる手枷足枷になるかもしれない。そんな可能性があるということ。それにいち早く気付けるよう、柔軟なこころを持ち続けよう…ということなんです。 牡羊座のこの領域は、縛られるのが大嫌いです。でも自分を一番強く縛り付けているのは、他の誰より自分自身だったりすることって、とても多いのではないでしょうか。 過去の成功体験からも軽々と自由になっていく。これもまた、この先のエネルギーに備えるには必要な精神ではないでしょうか。


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         …というわけでこの新月期は、太陽と月の贈り物「魔法の絨毯」のエネルギーに乗って、空から景色を眺めてみるのも良さそうです。 高く飛ぶなんてちょっと…と思うなら、ささやかな飛翔体験はどうでしょう。…イメージの中で1mくらい浮かび上がり、自分が誰と何をして、何を話しているのか、聞き耳を立て、観察してみる。今、惑星エネルギーは複雑に絡みあって、感情を刺激してくるかもしれません。でも、1m浮かび上がって見ているもうひとりの「わたし」は、そんなこころ模様に縛られることなく気配を消した観察者 ー 魔法使いの弟子です。

それとも....こんな感じはどうかな。ここまで辿り着いたわたし達の目前に今、2本の異なる木を支柱とし、その間に吊された「空っぽのハンモック」があります。 その2本の支柱は、わたし達の内奥で常に闘っている二元の世界 ー「行くべきか? 戻るべきか?」「YesかNoか?」という葛藤を象徴しているのかもしれません。 その二元の支柱にゆったりとぶら下がり、わたし達を誘うハンモック。 ん、春の風を受けてかすかに揺れてるような。。。 じゃ、まずはそこにゆったり寝そべってそっと目を閉じ、魔法の絨毯がやって来るのを待ちましょうか?

力を抜いて、リラックス。目を閉じて深い呼吸をしてみる。 やがて闇の彼方から、一片の空飛ぶ四角い領域が立ち現れる。。 もしかしたら、そこにはガイド役の魔法使いが乗っているかも? (ぁ、そういえば魔術師アレイスター・クロウリーはこの度数の対向でペアを組む、天秤座19°に太陽を持っていましたっけ…) 彼/彼女の顔は朧気でよく見えないけれど…何故だか親しみを感じる。。 そして目の前に拡がったエネルギーの絨毯。大丈夫、惑星達から贈られたこのチャンスを使って、思考を自由に飛ばしてみよう…! そう感じ、絨毯に包まれるわたし達。体はここに居ながら、鋭くなった第二の視線を通して様々な景色、情報が脳裡に飛び込んでくる。そう、たとえ目を閉じていたとしても。。

...浮かぶ思い、湧き出ることば。つぶさに味わい、調べてみる。見るもの聞くもの、眺める景色、全てに自分の姿が反映していることを知りながら。 一時的に魔法のエネルギーに包まれた、無邪気な "アウトサイダー" の視点を使い、全てをただ、見てみる。。 今は性別も年齢もステイタスも血統も体制も反体制も関係ありません。もしかしたら、わたし達は初めて地球を訪れた宇宙からの観光客……。「美しくて、しかも不思議なところだね、地球って。健気で、ちょっぴり哀しくて、でも面白いね、人類って」 そして.....けっこう笑えるよね、「自分」っていう存在。。。


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  この新月期から先は、新しいアイデンティティの確認を経て、再び周囲の人々との協調へと探求のテーマが変わっていきます。その流れに乗っていくには、自分らしさを大切にしながら、しっかりと二本の足で立つことが必要になるでしょう。 牡羊座の第二ディーカンは何より縛られることを嫌う領域だと言いました。その一方で、本物の自由と自立の獲得には、ことばと行動への責任が伴います。それを引き受けるこころを持って。リラックスしつつ、あとはちょこっと腹筋に力を入れてw。この、何者かになろう!なろう!と燃え立ってやまない内なる火のエネルギーを、あえて楽しみながら使っていきたいと思います。何故なら、これからピークを迎える惑星逆行の季節を乗り超えるためにも、そんなこころの在りようがきっと一番の訓練になるから...。


        天王星とコンジャンクトし、冥王星とはスクエアとなるこの新月は、天・冥スクエアの残照を色濃く受けています。そして土星とはトライン。また、やがて天王星とコンジャンクトするエリスもオーブの効力圏内に。火星・海王星はスクエアを形成し、木星・土星スクエアもまた、いまだにオーブ圏内にあります。 前回、満月のエネルギーポイントは『脱皮のとき』でした。新しい季節、新しいアイデンティティを求め、気付こうと気付くまいと、またひとつ上の螺旋回路を歩み始めたわたし達。複雑に絡みあうエネルギーの下で本当の脱皮を果たし、新しい自分を見出す挑戦の本番は、これからかもしれません。

(そんなこともあって、今回はキーワードがいつもより多めになりました。あまり沢山ありすぎてもまとまりを欠くかな…とは思ったのだけど^_^;)。


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        さて、3月25日から始まった土星の逆行。これは8月13日まで続きます。木星はすでに1月から逆行中で、5月9日夜に順行になります。そして4月17日夜からは火星が逆行を開始し、6月30日まで続きます。 それぞれの逆行について、最後に少し触れてみますね。

水星の逆行
(シャドウ入り4月15日〜4月29日逆行5月10日中間日5月22日順行〜6月7日シャドウ(エコー)抜け)→同日、天王星・エリスのコンジャンクション

水星逆行、シャドウ期とその原理について、初めての方は過去記事 『2014年の3惑星逆行―カーディナルクライマックスの序章として』を参照してください。(火星の逆行が持つ原理についても触れています) なお、今回は4月15日03:10ごろからシャドウ期に入ります。


火星の逆行
(シャドウ入り2月19日〜4月17日夜逆行5月27日夜蠍座入り6月30日朝順行〜8月3日早朝射手座入り〜8月23日シャドウ抜け[24日に火星・土星コンジャンクション])

        物事を進めていくための原動力である火星は、考えるより先に動くといった性急な行動を促してくる力。逆行と順行の前後、いわゆるストーム・フェーズは、火星が持つ好戦的で積極的な特質が強調されやすく、ケンカ、口論、紛争の要注意期です。また、推進エネルギーがいったん内向きになるため、すでに進行中だった物事はこの時期に低迷したり、壁にぶつかりやすくなります。この時期に新しい計画を実行に移すのは可能なら避けた方が良いでしょう。また、過去の問題やスキャンダルが蘇ってブレーキとなったり、争いが再燃することも。。 こうして滞ったエネルギーは凝縮され、何かのキッカケで暴発することがあります。怒りにまかせた暴挙、紛争、焦りによる事故や事件にまきこまれないよう、十分に注意しましょう。緊急でなければ手術も避けた方が良いと言われています。

一方ではその同じ凝縮のエネルギーが莫大な集中力として使われるケースもあります。問題を解決するための調査や研究、モチベーションや情熱の見直し、問題箇所の整理・修復にエネルギーを集約させていくことが出来るなら、現行のプロジェクトを維持し、改善することが出来るかもしれません。一般に、何か(機械のような)を修理する仕事は忙しくなると言われています。

今回、射手座を逆行して蠍座に入り、また射手座に戻る火星。 射手座は宗教やイデオロギー、法律や学問、遠方への旅、そして現象学的な世界観を支配する星座宮です。また蠍座は生と死、セックス、魔術、力の獲得、魂レベルの融合、他者のお金、負債などを支配します。 イデオロギーや信条に基づく紛争、テロや権力闘争、軍事衝突、抑圧されていると感じるひとびとの抗議、経済や財政に関わる問題の浮上、事件、事故や力の解放としてのなんらかの爆発など、考えられることは沢山あります。この時期は天に描かれた危険期として、無謀な冒険は避けた方が良さそうです。

(『マンデーン2016』では射手座〜蠍座へと戻る火星逆行の原理、現象的にどんなことが起きやすいかなどについてかなり詳しく解説されています。本をお持ちの方は、そちらを参照してください。)


木星の逆行(1月8日〜5月9日夜)
(木星以降の惑星は速度も遅く逆行している期間も長いため、シャドウ期は考慮に入れません。また、アストロロジャーによっては地球より内側を公転する水星と金星のみにシャドウ期を考慮するケースもあります)

        木星の逆行時は、外へ外へと拡大し膨張し成長していこうとする精神が逆転し、内へ内へと向いていく運動性を象徴します。それは精神の回路を過去へと辿るとき。たとえばふと記憶が蘇り、「あの頃は良かったな…」と感じる。ではいったい何が良かったのか? 何がどうであれば自分は幸福を感じるのか? そんな疑問にあらてめて目を向け、絶え間ない変化の中に生きる自分という存在の本質を掘り下げていくときだと言えるかもしれません。いわば傷付いた「世界観」の修復のとき。 そして自分の一番純粋な部分に光をあて、それを大切にするとき。そこから出発して、現実的で具体的な「何か」を修復していくとき。過去に霊的な至福を体験したひとなら、そこに常に還っていくことを自分の核として生きる…そんな時間帯。無条件の内的信頼を回復するためのときです。 また、過去に何らかの事情で離れてしまった学問を学び直したり、学校に入り直すにも良い時期だと言われます。

木星は寛大さと楽観主義を司る惑星ですが、そのエネルギーが内向きになるときは、物質面での大きな発展はあまり望めないかもしれません。なので、火星とはまた別の意味で新しいビジネスやプロジェクトの立ち上げに向いているとは言えません。ヒーリングや人道的な意義を持つビジネス、チャリティのプロデュースには良いと言われていますが、いずれにしてもきちんと締めるところは締めてかからないと、寛大さや楽観主義が裏目に出て経費が多大にかさんだり、思わぬトラブルに遭遇する…なんてことにもなりかねません。これは政治や地政学的状況にも言えることです。


土星の逆行(3月25日〜8月13日)

        おおまかに言って、今人生の基盤となっている構造(暮らしの立て方、日々の過ごし方、健康、栄養状態、人間関係などすべての基本的な物事)を徹底的に、抜本的に見直し、不具合があれば基礎から構築し直す時期と言えるでしょう。ほころびがあれば浮上しやすい時期なので、自分が護ってきたルール、人と人との間の社会的な境界線、依存的な人間関係、負っている責任範囲の再吟味にも適した時期です。過去からの関係も、切るべきものは切り、修復すべきものは修復する。理不尽な物事、身の丈に合わない責任は軽減出来るよう再交渉してみる。 過去から続いている問題に決着がつかない限りは、新しい責任を引き受けるのは出来るだけ避けた方が良さそうです。また、自縄自縛の大元になっている信条が無いかもチェックしてみるといいでしょう。この時期は順行時に比べ、出来るだけ休養を多く取った方が良いと言われます。そうすることで人生全般を顧みる余裕が生まれ、今後の人生のために「弱い部分」(体も含めて)をみつけて早めに対処することが出来るからです。


冥王星の逆行(4月18日〜9月27日)

        深い無意識レベル(あるいは魂レベル)の浄化作用やデトックスが行われる期間。霊的なエネルギーが外側に向かおうとせず、精神の内面に向かい渦巻くとき、深奥に溜まった澱が表層に浮かんできます。冥王星は徹底的な破壊とその後の再生を支配しますが、無意識レベル、魂レベルで定期的に行われるその解毒作用は、ひそやかな混乱と名状しがたい孤独感をわたし達に与えてきます。その感覚が自我を通して翻訳されるとき、「現状」に決して満足することのない精神として顕れるかもしれません。 それは現実がどうだから、とかこれがこうなったから…という理屈では説明出来ない感覚です。そして、折りに触れてフッと射してくる不安や怒り、哀しみは、その都度自分自身に立ち帰り、幾度も内面を探っていくような行為に誘ってきます。そして「わたし」という存在のコアとも呼べる暗黒に閉じ込められ、見ることさえ拒否してきた力を解き放つよう働きかけてきます。 それは強烈な力ではあるけれど、その全てを理性で把握できるようなものではありません。なので善悪の判断をはるかに超えた力と考えて良いでしょう。 

無意識レベル、または魂レベルに働く強烈な力が現実世界に影響するとき、そこに魔術的なねじれが生じることがあります。霊的な破壊と再生の力を、それと知らずに密度の粗い意識で使うとき、人間関係には支配権をめぐる争いが起き、社会的な権力闘争や力の抗争、破壊的な現象が増加すると言われています。そして、その灰の中から再び新たな生命が生み出されていきます。

遠い惑星は、一年の半分かそれ以上を逆行状態で過ごす星が殆どです。過去記事にも書きましたが、出生図にそうした惑星の逆行を持つ人々は沢山います。おそらくトランシットの冥王星が逆行するとき、そのプレッシャーを感知しやすいのはそういうひと達かもしれません。 こころの奥底で、一般社会の現状に満足することのないひと達。そして、そのひと達の存在が、人類の次の進化への起爆剤として集合的に働く。故ジェフリー・ウルフ・グリーンはそう指摘しています。


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        さて、こうしてみると、惑星逆行が重なる4月〜5月〜6月あたりはわたし達の上にかなり強いプレッシャーがかかりそう。。。「こういう事はなるべく避けた方がいいとか言われたってなぁ。仕事で避けられない場合もあるし、そんなの無理…!」 って、思いますよね。。

でも、どう考え直しても、何をしても避けられないときは、それを受け入れて進んでみるのも一つの手だと思います。わたし達ひとりひとりのホロスコープが異なるのは、それぞれのテーマが違うからです。どんなに努力を払っても避けられない事態が出て来たときは、その出来事がわたし達の課題やテーマに沿った物事だからかもしれません。それに挑戦し、克服していくことで、何か大きく得るものがあるのかもしれません。 ならば、そこにはきっと意味がある。 各逆行の注意点を吟味し、よく理解した上で、挑戦してみてはどうでしょう? 眼を見開いて、そして無条件の信頼を胸に。注意深く、慎重さをもって。 

物事って、それが何を意味するかを知った上で行動するときと そうでないときとでは、結果に大きな違いが出ます。吉も凶も、結局は自分が意味を与え、様々な視点を通して創り出していくもの。そしてその意味と「何故?」を知り、それぞれの人生を引き受けていく。そのための類い稀なツール。そのことこそが、アストロロジーの持つ一番の価値なのだと思います。


あ!そろそろ新月の朝です。。。

火と勇気のマジカルなエネルギーが、今夜 皆に沢山降り注ぎますように…!



have a great trek!!!★


hiyoka(^_^



April 03, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント4/4【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年4月4日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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【お知らせ】
 『マンデーン2016』がアマゾンKindleストアで発売になりました。今回、この記事の最後でメリマンさんも言及してくださっていますが、マンデーン・アストロロジーに興味をお持ちの方にはとても面白い内容だと思います。またアストロロジーや経済・金融用語などの解説も付録として掲載していますので、よろしければぜひご一読ください。

来週、4月11日付のコラムはお休みさせていただく予定です。m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

        “非農業部門雇用者数は3月に215,000に増加し、このところ鈍化を見せてきた経済の先行きに明るさを提供した。雇用の伸びは、失業率が2015年5月以来初めて5%に達したという見出しと共に報じられた。この米国失業者数の増加は、2月には782万人で今回は797万人に上昇した労働人口の一部をなすと見られる。経済的理由からパートタイムの仕事をしている人、仕事を探していない人を含めた別の調査でも0.1%悪化して9.8%となった。”

ー Jeff Cox, CNBC.com
  2016年4月1日


        今回の失業率悪化を受けて株は急落、ダウ工業平均は寄り後まもなくの間に100ポイント以上も下げた。そして1時間後、その下げ幅を全て取り戻した。引けまでにはまた100ポイント以上騰げて、2016年の新高値をつけていた。実際、金曜につけた17,811は12月7日以来の高値水準だった。これは山羊座の終盤度数に月が在泊する時に始まる市場に典型的に見られる動きだ。木曜夜に発信される金曜の購読者版デイリーリポートで「今日は月のサイクルの関係で弱気に始まるが、後に強気に転じて終わるかもしれない」と述べた通りとなった。ちょうどエイプリルフールと重なったが、株式にとってはパーフェクトなルナー・サイクルの1日だった。

        しかしながら、エイプリルフールは世界の他の地域にはあまり嬉しくない結果をもたらした。アジアと環太平洋地域では、オーストラリアと日本に株式市場の大幅な急落が見られ、両市場とも4週間ぶりの最安値水準に落ち込んだ。だが他の市場、たとえば中国の上海、香港のハンセン、インドのニフティなどには同種の修羅場は起きなかった。これらの市場は先週の殆どで騰げきており、地域別ダイバージェンスが示現している。

        ヨーロッパの市場にも先週はダイバージェンスの様相が浮かび上がった。オランダのAEX、ドイツのDAX、スイスのSMIは金曜にどれも窓を開けて下落し、数週間ぶりの新安値に沈んだ。一方、同日ロンドンのFTSEは週の安値さえつけることはなかった。

        他の市場はかなり奇妙な動きを示した。たとえば、ユーロ通貨は10月15日以来の最高値水準まで舞い上がった。また金と銀は米ドルの安値にともなって反騰するだろうという大方の思惑をよそに、先週は両市場とも大きく下落した。特に銀は弱く、3月22日につけたサイクル高値の16.17から下げて金曜の取引時間中には14.78をつけた。原油はもっと悲惨で、金曜には36.63まで下げた。これは前週につけた直近高値41.90から12.5%の下落となる。


        先週は実に混乱に満ちた週だった。ちょうど国家間や人と人との間に交わされた約束が反故になるのと同じように、各市場間に通常見られる関係性は壊れ去った。だがそれは、木星、土星、そして海王星との間に形成された驚くべきミュータブルTスクエアが発効している時に一貫して起きる事柄なのだ。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        最近のYoutubeビデオ “The Incredible Spring Lineup of Geocosmic Signatures” (一つ前の記事下に転載)で述べたように、私達は現在、全部で4段階ある内、第一と第二の狭間に来ている。第二ステージは4月17日〜18日±10日で、火星と冥王星の両方が逆行に転じるタイミングだ。これは特に大きな挑戦を意味するコンビネーションで、両方とも強硬さと容赦のなさという原理を象徴している。火星は好戦的なエネルギーを持ち攻撃的になりやすいが、特に射手座に在って近隣に土星が在泊している時はよけいにその傾向が強まる。

射手座は例えば宗教教義のようなイデオロギーを象徴する星座宮であり、また中東における紛争の激化とも関連している。少しの事で爆発しやすい状況が考えられる。これは人命が再び暴力的な行動によって危険に曝される時期となる怖れがある。火星と土星が共にある時、彼らは妥協や歩み寄りには興味が無い。むしろ「敗者には死を」だ。ここには「ウィン-ウィン」の解決法を探そうなどという意欲は無い。誰かが斃れ、代価 ー 重い代価を支払わねばならない。射手座はまた旅を支配する。この期間に旅行を計画している人は、安全の確保に特に注意を払うべきだ。

        ではこの時期に何かポジティブな要素はあるだろうか? もちろんだ。こうしたエネルギーには常に前向きな使い道が存在する。とりわけ調査研究に携わる人々、そして人類に貢献するような重要な発見のとば口に立っているような人々にとっては助けになる。また、世界記録を破ろうとするような運動選手にもポジティブなエネルギーとなり得る。金融界においては、このコンビネーションは負債、税金、支出をめぐる論争や対立に関連している。うむ、またしても...か。私達はまたもや何処かの政府機関の閉鎖などといった崖っぷちに立つのだろうか? 破産と(または)大規模な金融救済措置の必要が生じるというのか? もし中央銀行が彼らの財政政策に関して最近ほのめかした物事に手の平を返すような驚きの発表を(またもや)行って、再び世界を当惑させたとしても驚いてはいけない。一部の金融市場はそれに従って反応 ー 反転 ー するだろう。

        私達はこの驚くべき春の様相について取り上げたYoutubeビデオのパート3をこの期間の幕開け直前にリリースするつもりでいる。



≪ 長期ジオコズミック・サインと
 ファイナンシャル/マンデーン・アストロロジー ≫


        “FRB議長ジャネット・イエレンは火曜、明確な口調で自分が米国の金利政策の手綱を握っているというメッセージを送った…. それは殆ど確実に4月の引き上げは無く、また6月についてはクエスチョンマークであることを意味し… 市場は二人の重要なFRB当局者が先週「今年初めの下落の後で金融市場が落ち着いてきたことをふまえ、早ければ4月にも指標金利を引き上げるかもしれない」と述べた後、神経質な動きとなっていた… イエレンが「もし経済が低迷すれば、FRBには長期金利を下げるための国債購入のような道具がある」と言明したことは特筆に値した。”

ー Paul Davidson
  “Yellen Rides to the Rescue of Markets”
  USA Today, 2016年3月30日付


        “イランの最高指導者は、イランの核開発計画を制限する去年の合意の後で高まる国際的圧力にもかかわらず、弾道ミサイル計画を捨てることは無いと述べた。”

ー Aresu Eqbali, Asa Fitch
  “Ayatollah Stands by Iran Missile Program”
  ウォールストリートジャーナル 2016年3月30日付



        ミュータブルTスクエア(木星、土星、海王星)が再び効力を発揮した。ここ数ヶ月にわたってこのコラムでも何度か論じたように、「ミュータブル」には「変化しやすい」という意味がある。今日重要な物事は、明日には変化する。海王星と土星がこの惑星構造に関与していれば、読んだ事、耳にした事、あるいは目にする事の何事も信じることは出来ない。この状況は2016年9月に入るまで続くが、特に3月〜6月はピークとなる。

先週、FRBの要人達は12月の公式表明(2016年中に4回の引き上げを行う予定)を受けて、金利引き上げを支持する立場で話をしていた。FRBが3月に引き上げを行わず、その代わりに2016年の利上げに関する自らの見通しを4回から2回に引き下げたのは、それから1週間後のことだ。そして今、先週水曜にイエレンが、彼女自身は利上げを急いでいないと明言したのだ。事態は行きつ戻りつしており、これはまさに、起きそうな事として前回のYoutubeビデオの中で挙げた事例と合致する。また同ビデオの中でも論じたように、FRBのこうした状況には政治的な意図も働いていると思われる。

        だが、気持ちを変えたり、以前表明した取り決めや立場と格闘しているのはFRBばかりではない。米国最高裁では *二つの裁判において審議が膠着状態に陥っている(土星・木星スクエアが象徴する例の一つであり、これについてはYoutubeビデオのパート1で述べた)。そしてイランは自身が最近交わした「核弾頭搭載可能なミサイル開発を8年間控える」という合意に反旗を翻そうとしている。

*二つの裁判:非営利の宗教団体が避妊薬に関わるオバマケアの保障からの特例除外を求める信教の自由問題と、従業員が十分な補償を受ける権利との間で争われている裁判。前最高裁判事だったアントニン・スカリア氏が先月死去して以来ずっと膠着状態が続き、判事が真っ二つに割れた状態だという。

また、もしかするとこの記述には「DCマダム事件」が含まれているのかもしれない。これはワシントンDCのエリート層を顧客とした性的エスコートサービス会社を経営していた通称DCマダム、デボラ・ジーン・パーフリーの1000人近い顧客リストを巡る事件。彼女の死後に箝口令を受けた元顧問弁護士モンゴメリー・シブリーが、連邦下級裁判所によって封印されたリストに関し、これを闇に葬ることは選挙の際に有権者が候補者の情報を正しく知る権利を妨害することだとして最高裁に訴えており、これを扱うか却下するかで政界に利害関係を持つ判事達が窮地に陥っているという。このリストには大統領選の候補者も名を連ねていると言われ、シブリー氏はもし自分の身に何かあれば自動的にリストがネットに流れることになっていると発表するなど、米国TVドラマを地で行くような展開になっているという。


        これらのアスペクトの下では、読むもの、聞くもの、見るもの全てを信用することは出来ない。土星は真実、正直さ、そして責任を負うことを求める。海王星は文字通りの言葉を、何か全く意図とはかけ離れた意味に再翻訳する。そしてそれが誤魔化し、裏切り、または意図的な誤りとして解釈される。その結果は ー 少なくとも原理と精神において ー 合意したつもりの物事が、一方の側にとっては合意に当てはまらない条件だと希望的に見なした物事との軋轢が生じ、結局は確固としたものではなくなるというわけだ。

忠実さや約束履行の誉れなど問題ではない。大事なのは底に秘めた計略を前進させることだ。そしてこれをクリントン夫人と彼女のEメールサーバーの問題に関して当てはめれば、どう対応するのか取り組みは未だに始まってさえいない。あるいは、妊娠中絶とそれを望んだ女性への処罰の可能性など、ころころと自分の立場を変えるドナルド・トランプが、今度は ー いや待てよ? ー 現代では中絶手術を提供することによって処罰の対象となり得るのは本来は医師達であり、女性ではないはずなのだが。

        つまるところ、海王星は思い違い、妄想、混乱を支配する。私達はそれを、中央銀行、最高裁判所、政界から地政学的相克まで、世界のあらゆるところで経験しつつある。私達は誰もが自分がどこに向かっているかを知っていると思うのだが、実は誰も正しい方向(または行動の結果への理解)を指し示す地図を持ってはいない。誰もが自分の責任を顧みず、誰か他の人間のせいにする(リベラル、保守、メディアなど)。今の米国において、その構成人数の増加速度が最も増しているのが無党派層だというのは明らかだ。今は何処を見ても、リーダーとなる資質の有無を問い、誰かを選択するという行為自体に皆が幻滅を感じている。

        ではどうすれば良いのだろう? まぁ、海王星は常に、ただゆったり腰をかけてリラックスし、観客として面白い演し物を楽しむ時に一番幸せを感じるだろう。あるいは、ただ深い呼吸をするのだ。それが癒やしになる。もしあなたが周囲で演じられている演し物にあまりに深入りすれば、本来の複雑さの中でいや増しに肥大化していく未解決の問題という沼地にはまり込んで、ストレスが増大するだけだろう。手放すことだ。そしてショーを見物するのだ。そしてこれを頭に置いておくと良い。9月9日〜10日以降は来年に向けて木星が乙女座から天秤座に移行する。そして土星は海王星に対する最後のウェイニングスクエアを形成する。正気と信頼が戻り始め、最高裁は次期判事を迎えて恐怖の暗礁を無事にやり過ごし、そして人が口にする言葉の価値がもう一度、ご都合主義者の気まぐれや欲望より重要視されるようになるかもしれない。

今はいかなる合意もうのみにしてまとめたり、真面目に受けとめて良い時ではない。その時は9月以降にやって来る。今のところは、身を低くかまえてトラブルや危険を回避するべき時だ。また4月15日までの税申告期限が終わってもまだ資産が残っているなら、それを活かすために何らかの調査を行ったり、税金対策や不動産プランでも立てるのが良いかもしれない。



≪ 告知 ≫

        このほど日本において、私達MMAの現地エージェントである投資日報社から『マンデーン2016』という新しい本が電子版として刊行された。この本はマンデーン・アストロロジーに関わる私の多くの記事の中から、フォーキャスト・シリーズやコラムで書いてきたことなどを、日本語への翻訳者である秋山日瑶香の手によりまとめ、出版されたものだ。日本の購読者の皆さんは、こちらでそのエキサイティングな本の概要を知ることが出来る。私も日本語を読めたならどんなに良かったろうと思う。きっとこの新しい本をとても楽しみに手に取ることだろう。






訳文ここまで
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